JPH01243681A - 電話網通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電話網通信分野の端末装置に関するものである
。

従来の技術 近年、電話網通信に関しては、電話回線が解放されて以
来、音声はもとより文字伝送や画像伝送と巾広く利用さ
れてきている。特に、最近は、電話機とブラウン管等の
表示装置を組み合せて、電話の相手の顔を伝送するいわ
ゆるテレビ電話が注目を集めている。

以下図面を参照しながら、上述した従来のテレビ電話の
一例について説明する。

第２図を用いて従来のテレビ電話の一例について説明す
る。第２図において１はカメラで電話の相手側に伝送す
べき画像を撮るためのものである。

２はＡ／Ｄ変換器でカメラ１でとらえた画像を量子化す
るためのものである。３はメモリで、Ａ１０変換器２の
Ａ　／　Ｄ変換された信号を記憶するためのものである
。４はＤ／Ａ変換器で、メモリ３の出力をアナログ信号
に変換するためのものである。

カメラ１からＯ／　Ａ変換器４までの機能の目的は、画
像を一般電話回線で伝送するための帯域変換をすること
にある。つまり、カメラ１からの画像出力は数ＭＨｚの
帯域を有しているが、一般電話回線、の帯域は３．４に
Ｈｚであり、そのままでは画像を伝送することができな
い。そこで、これを可能にするために、画像信号をＡ／
Ｄ変換した後、メモリ３に蓄え、このメモリ３から取り
出す画像データを一般電話回線７で伝送すべくゆっくり
した時間で取り出す。例えば、画像データをＡ　／　Ｄ
変換する際、画像を水平方向１００ドツト、垂直方向１
６０ドツトで構成するとし、１ドツトの輝度成分を１ビ
ツトで表わすとすると、メモリ容量は６４にビット必要
となる。そしてメモリ出力は１ドツト分を０１５ｍ秒で
取り出すと、８０００ビット／秒となる。このメモリ３
の出力をＤ／Ａ変換すると、この出力の最大周波数は、
１ドツト０．５秒だから１にＨｚとなる。この信号をＡ
Ｍ変調器５で振巾変調する。このＡＭ変調器５のキャリ
ア周波数を例えば、一般電話回線の周波数帯域内である
２にＨｚに設定し、最大周波数１にＨｚのＤ／Ａ変換出
力を変調することは可能である。ＡＭ変調器５で振巾変
調された出力は、切換リレー８を介し、電話回線７を通
じて、相手側に伝送される。画像を伝送した後は、切換
リレー８を電話機６側に倒し、相手と通常に話ができる
ものである。尚、垂直偏向回路９と水平偏向回路１０は
それぞれカメラ１を水平及び垂直に走査させる駆動部で
ある。

また相手側では、伝送された画像を上述した処理とは逆
の処理を行い、伝送された画像をブラウン管上に再現す
るものであり、詳細な説明は省略する。

第３図に、テレビ電話の概念図を示す。第３図において
カメラ１でとらえた画像を電話回線を通じて伝送し、相
手側テレビ電話のブラウン管１１上にその画像を写し出
すことができるものである。

発明が解決しようとする課題 上記の従来技術の説明から明らかなように、従来の構成
では、特にテレビ電話に正体した画像のみをカメラ１で
とらえて伝送することしかできないという問題があった
。

本発明は上記問題点に鑑み、画像の中でも特に文字や図
形等を正常な方向で相手側に伝送することを可能とし、
画像と共に通話ができるテレビ電話を提供するものであ
る。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、カメラのアング
ルを変える機構と、前記カメラでとらえた映像信号を量
子化するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記Ａ／Ｄ変換器の出
力をメモリに加え、そのメモリの出力をＤ／Ａ変換し、
ＡＭ変調器にて電話回線の帯域周波数内で振巾変調して
伝送するようにするとともに、前記カメラアングル可変
機構に連動してまたは独立に前記カメラの水平及び垂直
走査の極性を切換えることができるように構成したもの
である。

作　　用 本発明は上記した構成によって、カメラの走査方向を電
気的に切換えることにより、特に文字や図形情報などの
伝送したい画像の方向を書いたままの方向で撮像し、発
信側はもとより相手側のブラウン管上に書いたままの正
しい方向で伝送することができるものである。

実施例 以下本発明の一実施例の電話網通信装置につぃて、図面
を参照しながら説明する。第１図は本発明の実施例を示
すものである。

第１図において、第２図と同一番号を付しである部分は
同一機能を示すものであり、これらの説明は省略する。

第１図において、１２は垂直切換リレー、１３は水平切
換リレー、１４は両リレー１２．１３の切換駆動手段で
ある。

以上のように構成された画像、音声を伝送する電話網通
信装置について、以下第４図及び第１図を用いて説明す
る。第４図において従来技術では、カメラ１は図面上破
線で示すアングルをとるのみで、主にカメラ１の正面に
位置する発信人の画像のみ伝送するものであったが、本
構成では、カメラ１のアングルを破線の位置と実線の位
置（正面方向と下方向）に変えることのできる機構を設
けることで、従来にはない被伝送面１５のような、文字
や図形などメモ書きしたものを容易に伝送可能にしたも
のであり、さらに従来技術であれば、第４図のブラウン
管１１上に示すように、上下さかさまに発信側はもとよ
り相手側にも伝送されてしまい不都合を生じてしまう点
を、本構成では、第４図のカメラ１のアングルが実線時
であればこれに連動して、切換駆動手段１４によって第
１図の垂直切換リレー１２及び水平切換リレー１３を下
側に倒し、カメラ１の垂直及び水平走査方向をそれぞれ
逆にする。これにより、第４図のブラウン管１１及び相
手側に伝送されて映し出された画像もｔ下左右共に逆の
メモ書きした方向の正しい゛「いるは」が再現できるも
のである。

なお、上記実施例では、カメラ１のアングルを変える機
構としてカメラ本体を回転するものであったが、カメラ
の前面に鏡を用いてアングルを変えてもよい。また上記
カメラアングルにより第１図の水平切換リレー１３及び
垂直リレー１２を連動して切換えるとしたが、連動でな
くて手動でもよいものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、カメラアングルを変える
機構に加え、カメラの走査方向を水平及び垂直ともにそ
れぞれ切り換えることのできる手段を設けることにより
、一方向の簡単なアングル可変様溝および走査方向切換
手段にて、これまでの主に発信人の画像伝送に加え、メ
モ書きした文字や図形情報をメモ書きしたままの方向で
、発信側及び相手側のブラウン管上に正しい方向で画像
を再現することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像、音声伝送電話
網通信端末装置のブロック図、第２図は従来の画像、音
声伝送電話網通信端末装置のブロック図、第３図及び第
４図は画像伝送電話網通信端末の概念を示す斜視図およ
び略正面図である。 １・・・・・・カメラ、２・・・・・・Ａ１０変換器、
３・・川・メモリ、４・・・・・・Ｄ／Ａ変換器、５・
・・・・・ＡＭ変調器、６・・・・・・電話機、７・・
・・・・電話回線、１２・・・・・・垂直切換リレー、
１３・・・・・・水平切換リレー、１４・・川・切換駆
動手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラの出力信号を量子化するためのＡ／Ｄ変換器と、
   前記Ａ／Ｄ変換器の出力を記憶するためのメモリと、前
   記メモリの出力信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換器と、
   このＤ／Ａ変換器の出力信号を電話通信回線の帯域周波
   数内で振巾変調をする振巾変調器と、前記カメラのアン
   グルを変える機構的手段と、前記カメラの走査方向を切
   換える手段を設け、前記振巾変調器の出力及び音声信号
   を電話網を通して伝送することを特徴とした電話網通信
   装置。