JPH0298293A - 画像送・受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、テレビ電話等に使用される画像送・受信装置
に関する。

〈従来の技術〉 テレビ電話等に使用される画像送・受信装置の従来例と
して以下のようなものがある。

すなわち、被写体をテレビ用カメラにて撮影し、この画
像をモニターに動画として表示させる。そして、撮影者
はモニターの画像を視認して気に入った画像になったと
きに、その画像を選択してメモリに記憶させる。そして
、記憶された画像（静止画像）を電話回線に乗せて相手
方のモニターに送信して表示させる。

また、相手方から送信された画像は、メモリに一旦記憶
させた後モニターに表示させるようにしている。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、テレビ電話は通常部屋の隅に配置されるので
、撮影者がテレビ電話に向かったときに、撮影者は部屋
の照明に背を向けることになるため、逆光となって鮮明
な画像を撮影しづらいという不具合があった。

本発明はこのような実状に鑑みてなされたもので、見や
すい画像を確保できる画像送・受信装置を提供すること
を目的とする。

〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明は、請求項１においては、被写体の画
像を撮影装置により撮影し、撮影された画像を相手方に
伝送する一方、相手方からの画像を受信しモニターに表
示させるようにしたものにおいて、照射方向が切り換わ
る照明装置を備えるようにした。

また請求項２においては、撮影装置を、その撮影方向が
切換わるように、装置本体に取付け、伝送される画像を
被写体に対して上下及び左右を反転させる画像反転手段
を備えるようにした。

〈作用〉 そして、請求項１においては、被写体を照明装置により
照射し、部屋の隅に配置されたときにも鮮明な画像を確
保できるようにすると共に照明装置の照明方向を切換わ
るようにし、もってメモ等を照射できるようにした。

また、請求項２においては、撮影装置の撮影方向を切換
ねるようにすると共に、伝送される画像を被写体に対し
て上下及び左右を反転させるようにし、装置の斜め下方
の被写体を撮影するときには、画像を反転させて見やす
い画像を送信できるようにした。

〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図は本発明の請求項１に対応する実施例
を示す。

図において、テレビ電話１の本体は、撮影装置としての
テレビ用カメラ２と、このテレビ用カメラ２により撮影
された画像を表示するＣＲＴ等のモニター３とが、取付
けられている。また、テレビ電話１の本体には照明装置
としてのランプ４が取付けられ、このランプ４はその照
射方向が水平方向とテレビ電話１の前部下方とに選択的
に切り換えられるように、テレビ電話１の本体に揺動自
由に取付けられている。５はテーブルである。

かかる構成によれば、撮影時には第１図に示すようにラ
ンプ６により被写体としての撮影者の顔を照らして鮮明
な画像を確保できる。また、撮影後あるいは撮影前には
第２図に示すようにランプ６によりテーブル５の上面を
照らすことができるので、テーブル５上のメモを読み易
くなるため、そのメモを見ながら電話をすることができ
、便利である。

第３図及び第４図は本発明の請求項１に対応する他の実
施例を示す。尚、以下の実施例においては、第１図の実
施例と同一要素には第１図と同一符号を付して説明を省
略する。

すなわち、ランプ６の照射方向を切換えられるようにテ
レビ電話１本体にランプ６を揺動自由に取付けである。

また、テレビ用カメラ７の撮影方向がランプ６の照射方
向と略同一方向に切換えられるように、テレビ用カメラ
７はテレビ電話１本体に揺動自由に取付けられている。

かかる構成によれば、ランプ６の照射方向とテレビ用カ
メラ７の撮影方向とを第３図及び第４図に示すように同
時に切換えることができ、特にメモの内容を送信したい
ときには、ランプ６とテレビ用カメラ７とを第４図に示
すようにテーブル５上のメモに向けることができ、便利
である。

このとき、テレビ用カメラ７から撮影者の顔までの距離
は５０〜６０ｃｍ程度であるのに対し、テレビ用カメラ
からテーブル５までの距離は２０ｃｍ程度であるので、
それらの両方を鮮明に撮影するために切換動作に連動し
てピントを変えるのが良い。また、撮影者の顔を撮影す
るときには、顔の全部及び肩の一部がモニター３の画面
−杯になるようにテレビ用カメラ７の撮影倍率を設定す
る一方、メモの内容を撮影するときにはメモの内容をテ
レビ電話１の機器の解像度で読みとれるようにテレビ用
カメラ７の撮影倍率を設定するのが望ましく、撮影方向
に応じてテレビ用カメラ７の焦点距離を変化させるのが
良い。

第５図〜第９図は本発明の請求項３に対応する実施例を
示す。尚、本実施例では、要部のみを説明し、他の部位
は第３図及び第４図と同様であるので説明を省略する。

すなわち、円板状の保持部材１１の前面には第５図に示
すようにＣＣＤ　（電荷結合素子）２が取付けられ、Ｃ
ＣＤ１２には光学レンズ１３を介して被写体の光学像が
結ばれるようになっている。また、保持部材１１の後面
中央部には、回転軸１４がボールジヨイント（図示せず
）を介して取付けられると共に、コイルばね１５の一端
が取付けられている。

前記保持部材１１の後面には突出部１１ａが突出形成さ
れている。

また、カメラ本体１６には孔１７が形成され、この孔１
７には前記回転軸１４とコイルばね１５とが第８図に示
すように挿入される。また、前記コイルばね１５の他端
はカメラ本体１６に係止される。

前記カメラ本体１６には第７図に示すように円弧状の溝
１８が前記孔１７を中心として形成され、この溝１８は
中央部が最も深く形成され、両端部になるに従って徐々
に浅くなるように形成されている。

この溝１８に前記保持部材１１の突出部材１１ａが挿入
されるようになっている。

そして、撮影者の顔等を撮影するときには、第８図に示
すように、ＣＣＤ１２が前方を向くように、突出部１１
ａを溝１８の最深部に位置させる。また、斜め下方にＣ
ＣＤ１２を向けるときには、保持部材１１を回転軸１４
と共に１８０°回転させると、第９図に示すように突出
部１１ａが溝１８から退出されて保持部材１１が傾動さ
れ、ＣＣＤ１２が斜め下方を向く。このとき、ＣＣＤ１
２は１８０”回転されているので、ＣＣＤ１２により撮
影された画像は被写体に対して上下と左右とが共に反転
する画像となる。

ここでは、保持部材１１とＣＣＤ１２とが画像反転手段
を構成する。

したがって、撮影者側から見て正規の向きなるようにメ
モをテーブル上に配設したときに、前記ＣＣＤ１２によ
りそのメモを撮影すると、ＣＣＤ１２により撮影されて
モニターに表示された画像は撮影者がその位置から直接
に見たメモの向き（正規の向き）と同様な向きとなる。

このため、モニターに見やすい画像を提供でき、また相
手方にも見やすい画像を送ることができる。

第１Ｏ図は請求項２に対応する他の実施例を示す。

すなわち、アドレスカウンタ２１のインクリ／アクリ端
子の切換えにより、インクリメント動作とデクリメント
動作とに切換えられる。具体的には、入力がＨレベルの
ときにインクリメント動作、Ｌレベルのときにデクリメ
ント動作が行われる。

そして、通常の向きで画像をメモリ２２に入力させると
きには、画像信号の入力タイミングを示すスタート信号
でアドレスカウンタ２１を零にして、画像データに同期
したクロック信号によってインクリメント動作を行う。

これにより、画像データは零から最終アドレスまで順に
メモリ２２のアドレスに記憶される。

また、逆に上下左右が反転した画像をメモリ２２に入力
させるときには、スタート信号でアドレスカウンタ２１
を最終アドレスにプリセットし、以後クロック信号に同
期させてデクリメント動作を行う。これにより、画像デ
ータは最終アドレスから零まで順にメモリ２２のアドレ
スに記憶される。したがって、アドレスカウンタ２１が
画像反転手段を構成する。

そして、メモリ２１に記憶された画像データを読出して
モニターに表示させるときには信号発生回路からの垂直
同期信号、クロック信号等を用いてリセット、インクリ
メント動作を行う。また、相手方に送信するときにはモ
デム（変復調回路）からスタート信号、クロック信号を
得て、メモリ２１に記憶された画像データを相手方に送
信する。

尚、メモリへの書込時には通常通り書込んで続出時に通
常と逆向きにメモリから読出すようにしてもよい。

かかる構成においても、同上の実施例と同様な効果を奏
する。

また、上記構成に加えて、第１１図〜第２４図に示すよ
うに以下のような工夫をなしても良い。

すなわち、第１１図に示すように、テレビ電話３１の本
体下部にテーブル３２を前方に突出させて一体形成する
。このようにすると、テーブル３２にメモを載置してそ
のメモをテレビ用カメラ７に撮影できるので、テレビ用
カメラ７からの距離或いは角度が一定する。このため、
テレビ用カメラ７の撮影条件をそれらに合わせおくこと
ができ、鮮明な画像を確保できる。尚、第１２図に示す
ようにテーブル３２の上面に撮影可能な範囲Ａを明示し
ても良い。また、テーブルの表面を書込用のホワイトボ
ードにしておけば、メモ紙を用意しなくてもよくなる。

また、第１３図及び第１４図に示すように、テーブル３
２上に回転テーブル３３を設け、メモを書く場合には回
転テーブル３３の前端部を第１３図に示すように下げて
書易くするようにする一方盪影するときには回転テーブ
ル３３の前端部を第１４図に示すように斜め上方に上げ
テレビ用カメラ７に相対させるようにしても良い。

また、メモの書込・撮影を行わないときには、テーブル
を収納して小型化を図るのが良く、この−例として、第
１５図に示すようにテーブル３２Ａをテレビ電話３１の
本体下部に揺動自由に取付け、使用しないときにはテレ
ビ電話３１の前面下部に密着させるものが挙げられる。

また、他側として、第１６図に示すようにテーブル３２
Ｂをテレビ電話３１の本体下部に移動自由に取付け、使
用しないときにはテレビ電話３１の下部に収納させるも
のが挙げられる。

また、第１７図に示すように、テーブル３２の上面に、
多数のリード線が縦横に所定間隔で配設された圧力セン
サ３３を設ける。そして、この圧力センサ３２上に載置
されたメモ用紙に文字、図形等を書き、これらを圧力セ
ンサ３２が筆圧によって検知してモニターに表示させ或
いは相手方に送信するようにしても良い。この場合には
、テレビ用カメラ及びランプの向きを変える必要がない
ので構造が簡単になり、また筆圧を圧力センサ３３によ
り直接検出するので鮮明な画像を確保できる。

また、上記のものにおいて、メモに書き間違ったときに
消しゴムで消すとその消す圧力を感知してメモリに書込
まれて表示され或いは送信されるのでは困るので、第１
８図に示すようにモード切換えスイッチ３４を設ける。

そして、モード切換えスイッチ３４のモード選択により
、圧力が加わったときにその部分をメモリに書込むパタ
ーンとメモリの文字等を消去するパターンと書込み及び
消去を行わないパターンとを選択できるようにする。

また、第１９図に示すように、圧力センサ３３の一端部
に、メモ用紙を挟持するためのクリップ３５と、そのク
リップ３５にメモ用紙が挟持されたか否かを検出するマ
イクロスイッチ３６と、を設けても良い。

また、第２０図に示すように、テーブル３２の一側部に
テンキー等を印刷したプレート３７を回動自由に取付け
る。そして、前記プレート３７を圧力センサ３３上に重
ねたときにはマイクロスイッチ３８の切換操作によりプ
レート３７のテンキー操作を圧力センサ３３が感知して
その操作に応じてテレビ電話を動作させ、また重ねない
ときには圧力センサ３３を文字、図形等の画像読取りと
して使用する。

また、第２１図に示すように、テーブル３２の一端部に
ライン状の読取装置３９を前記圧力センサの代わりに取
付け、この読取装置３９によりメモ用紙の文字、図形等
を読取るようにしても良い。

また、第２２図に示すようにメモ用紙を収納する収納部
４０をテレビ電話３１の本体内に形成してもよく、また
第２３図に示すようにロール紙を収納する収納部４１を
テレビ電話３１の本体内に形成側る一方テーブル３２の
前端部にロール紙を切断するカッタ４２を設けるように
しても良い。さらに、第２４図に示すように、ライン状
の読取装置４３をテーブル３２の前端部に取付けるよう
にしても良い。

（発明の効果〉 本発明は、以上説明したように、請求項１においては、
照射方向が切り換わる照明装置を設けるようにしたので
、部屋の隅に置かれたときにも鮮明で見やすい画像を確
保できると共に下方のメモ等を照らすことができる。ま
た、請求項２においては、送信される画像を被写体に対
して上下及び左右を反転させるようにしたので、撮影装
置を斜め下方に向けて撮影するときにはメモ等を措影者
側に向けた状態でも搗影者側から見た画像を確保でき、
見やすい画像を送信できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の請求項１に対応する実施例を示す構成
図、第２図は同上の作用を説明するための図、第３図は
請求項１に対する他の実施例を示す構成図、第４図は同
上の作用を説明するための図、第５図は請求項２に対応
する実施例を示す構成図、第６図は同上の他の要部構成
図、第７図は同上の他の側面図、第８図及び第９図は同
上の作用を説明するための図、第１Ｏ図は請求項２に対
応する他の実施例を示す構成図、第１１図〜第２４図は
夫々同上の変形態様を示す構成図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被写体の画像を撮影装置により撮影し、撮影され
   た画像を相手方に伝送する一方、相手方からの画像を受
   信しモニターに表示させるようにした画像送・受信装置
   において、照射方向が切り換わる照明装置を備えたこと
   を特徴とする画像送・受信装置。
2. （２）被写体の画像を撮影装置により撮影し、撮影され
   た画像を相手方に伝送する一方、相手方からの画像を受
   信しモニターに表示させるようにした画像送・受信装置
   において、前記撮影装置を、その撮影方向が切換わるよ
   うに、装置本体に取付け、伝送される画像を被写体に対
   して上下及び左右を反転させる画像反転手段を備えたこ
   とを特徴とする画像送・受信装置。