JPH0123893Y2 - - Google Patents

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JPH0123893Y2
JPH0123893Y2 JP14835284U JP14835284U JPH0123893Y2 JP H0123893 Y2 JPH0123893 Y2 JP H0123893Y2 JP 14835284 U JP14835284 U JP 14835284U JP 14835284 U JP14835284 U JP 14835284U JP H0123893 Y2 JPH0123893 Y2 JP H0123893Y2
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rear side
side frame
cross
frame
section
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の後部車体構造、詳細にはリア
サイドフレームのクロスメンバ接合部付近の後部
車体構造に関するものである。
(従来技術) 自動車の車体後部のリアホイールハウスに沿つ
て配設されるリアサイドフレームは、例えば実公
昭52−20812号に開示されているように、リアホ
イールハウス前端部においてはリアサイドフレー
ムの車体外側の面はリアホイールハウスの形状に
合わせて極端に曲折、成形されており、よつてリ
アサイドフレームの形状、加工が複雑になり材料
の歩留まりが良くなかつた。
また、サスペンシヨンを取付けたクロスメンバ
がリアサイドフレームに接合される部位において
は、サスペンシヨンからの入力荷重に対するリア
サイドフレームの強度、剛性の確保のために従来
からリアサイドフレーム内にレインフオースメン
トを設ける等、種々の補強法が採られてきた。
(考案の目的) 本考案は、自動車の車体後部のリアホイールハ
ウスに沿つて配設され湾曲部を有するリアサイド
フレームで、サスペンシヨン支持部とクロスメン
バがリアホイールハウス前端部で該リアサイドフ
レームの上記湾曲部に取付けられる車体後部構造
において上記課題を解決するためになされたもの
である。その目的とするところは、リアサイドフ
レームのクロスメンバが取付られる部位に補強部
材を添設し該リアサイドフレームの断面内に節を
つくることで、リアサイドフレームの強度、剛性
を向上させ、かつ加工性、材料の歩留まりを改善
することである。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案は、車体サイ
ドシルから連続して後方に向かつて車体幅方向内
側かつ車体上下方向上側に湾曲する湾曲部を有し
リアホイールハウスに沿つて後方に延設され、サ
スペンシヨン支持部とクロスメンバが上記湾曲部
に取付けられるリアサイドフレームにおいて、該
リアサイドフレームは開口を車体幅方向外側に向
けた横向きハツト型断面であり、該開口をクロー
ジングプレートにより塞いで閉断面を形成し、該
クロージングプレートは上記リアサイドフレーム
と上記クロスメンバとの接合部まで後方へ延出し
該接合部近傍では開口を車体幅方向外側に向けた
横向きハツト断面型の補強部材を介して上記リア
サイドフレームと接合したことを特徴としてい
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る自動車の車体後
部を示している。フロアパネル1は第2図に拡大
詳示するように、前側フロアパネル(図示せず)
と後側フロアパネル2とを一体に結合してなり、
上記後側フロアパネル2は、前部水平部3と、そ
れよりも一段高い後部水平部4と、両水平部3,
4を連結するキツクアツプ部5とから成る。そし
て、上記フロアパネル1の左右両側部には車体前
後方向に延びるリアサイドフレーム6が接合され
ており、また該リアサイドフレーム6には第2図
で仮想線で示すようにリアホイールハウス7が上
方へ延びて設けられ該リアホイールハウス7に沿
つてリアサイドフレーム6が後方に向かつて車体
幅方向内側かつ車体上下方向上側に湾曲する湾曲
部20を有している。
第2図は第1図のキツクアツプ部5およびその
前方部分を拡大詳示した車体後部構造を示す斜示
図で、図中矢印“Front”の方向が車体前方を示
し第3図は第2図の矢印A−Aに沿つた断面図で
ある。なお、車体後部構造は車体左右で対称形な
ので第2図、第3図では車則左側のみを取り出し
て示してある。
後側フロアパネル2の左右両側部に接合された
リアサイドフレーム6は車体幅方向外側に向けて
開口する横向きハツト型断面のフレーム部材8と
該フレーム部材8に部分的に添設される開口を車
体幅方向外側に向けた横向きハツト型断面の補強
部材9と該フレーム部材8または該補強部材9の
側部開口を塞ぐ2枚に分割されたクロージングプ
レート10a,10bより構成されている。
また、上記フレーム部材8で補強部材9が添設
される部位には車体幅方向に延びるクロスメンバ
11が接合されており、該クロスメンバ11は開
口部を下方へ向けたハツト型断面のもので後側フ
ロアパネル2とで閉断面を構成しており、その端
部に形成したフランジ12a,12b,12cが
夫々リアサイドフレーム6のフレーム部材8の上
面および側壁面に接合されている。
さらにリアサイドフレーム6のフレーム部材8
の縦壁にはクロスメンバ11のフランジ12a,
12bとの間において高さ(上下)方向全域に延
びる円筒状の凹部13が設けられており、この高
さ方向全域に延びる凹部13を覆うようにサスペ
ンシヨンブラケツト14がフレーム部材8及び後
側フロアパネル2に接合される。サスペンシヨン
ブラケツト14の内側には第3図に示すようにサ
スペンシヨン取付ボルト15を保持するための円
筒状のスペーサ16が取付けられておりサスペン
シヨンブラケツト14がリアサイドフレーム6の
フレーム部材8及び後側フロアパネル2に接合さ
れるとスペーサ16はフレーム部材8の円筒状の
凹部13と嵌合するようになつており、これらに
よつてサスペンシヨン支持部が形成されている。
第4図は第2図の構造を明確にするため、第2
図の構造からフレーム部材8、補強部材9および
クロージングプレート10a,10bを取り出し
て示す斜視図である。ただしクロージングプレー
ト10a,10bは取り外した状態で図示してあ
る。フレーム部材8は補強部材9が添設される部
位前方から車体前方方向へはサイドシル(図示せ
ず)に沿つて直線状に延びているが、リアホイー
ルハウス7前端の補強部材9が添設される部位付
近、つまり湾曲部20では該ホイールハウス7の
形状に合わせて車体左右フレーム部材8が車体後
方に向つて互いに間隔が狭くなるように成形され
ている。また上記補強部材9はその開口に形成さ
れたフランジ9a,9bが、車体前方から直線状
に延び開口にフランジ8a,8bを形成したフレ
ーム部材8の該フランジ8a,8bの直線部を、
車体後方に延長するような形状に成形されてい
る。そして2枚のクロージングプレート10a,
10bで、クロージングプレート10aは車体前
方から後方に向つてフレーム部材8のフランジ8
a,8bに接合され該フレーム部材の側部開口を
覆い、補強部材9の添設される部位からは該補強
部材9の側部開口フランジ9a,9bに接合され
かつ、該フランジ9a,9bの後端部17a,1
7bより突出する突出面18を有して終わつてい
る。また、クロージングプレート10bはフレー
ム部材8の後方後端から車体前方に向つてフレー
ム部材8の側部開口を覆い、補強部材9の添設さ
れる部位からは該補強部材9の側部開口を覆い上
記クロージングプレート10aの突出面18に接
合され終わつている。
すなわちフレーム部材8の補強部材9が添設さ
れフレーム部材8とクロスメンバ11とが接合さ
れる接合部付近の断面では、第3図からもわかる
ようにリアサイドフレーム6のフレーム部材8は
補強部材9とで閉断面を形成し、さらに補強部材
9はクロージングプレート10aあるいは10b
とで閉断面を形成し、この閉断面でフレーム部材
8及び後側フロアパネル2接合されたサスペンシ
ヨンブラケツト14を支持している。
(考案の効果) 以上のように、本考案によればリアサイドフレ
ームのフレーム部材とクロスメンバとの接合部付
近においては車体前後方向に補強部材が添設され
該リアサイドフレームの閉断面が2つに分割され
て節が形成されている。したがつてサスペンシヨ
ンを支持するクロスメンバからリアサイドフレー
ムに加わる入力荷重を該リアサイドフレームのフ
レーム部材と補強部材により形成される節によつ
て受け、該入力荷重に対するリアサイドフレーム
の強度、剛性を増大させることができるので、リ
アサイドフレームの変形を防止できる。
また、リアサイドフレームのフレーム部材への
クロスメンバの接合部を補強部材を用いて2つに
分割して成形するので該接合部付近でフレーム部
材をリアホイールハウスの形状に合わせて特殊な
形状に成形する必要がなく補強部材の形状を工夫
することで見栄えの良いリアサイドフレームを形
成できかつ、フレーム部材の加工性、材料の歩留
まりを良くする効果も有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は車体後
部の概略側面図、第2図は第1図の要部を拡大し
て示した斜視図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は第2図の実施例からフレーム部材、
補強部材およびクロージングプレートを取り出し
た構造を示す斜視図である。 1……フロアパネル、2……後側フロアパネ
ル、6……リアサイドフレーム、8……フレーム
部材、9……補強部材、10a,10b……クロ
ージングプレート、11……クロスメンバ、15
……サスペンシヨン取付ボルト、20……湾曲
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体サイドシルから連続して後方に向かつて車
    体幅方向内側かつ車体上下方向上側に湾曲する湾
    曲部を有しリアホイールハウスに沿つて後方に延
    設され、サスペンシヨン支持部とクロスメンバが
    上記湾曲部に取付けられるリアサイドフレームに
    おいて、該リアサイドフレームは開口を車体幅方
    向外側に向けた横向きハツト断面であり、該開口
    をクロージングプレートにより塞いで閉断面を形
    成し、該クロージングプレートは上記リアサイド
    フレームと上記クロスメンバとの接合部まで後方
    へ延出し該接合部近傍では開口を車体幅方向外側
    に向けた横向きハツト断面部材を介して上記リア
    サイドフレームと接合したことを特徴とする車体
    後部構造。
JP14835284U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0123893Y2 (ja)

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JP14835284U JPH0123893Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP14835284U JPH0123893Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6162681U JPS6162681U (ja) 1986-04-26
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JPH078379Y2 (ja) * 1988-07-28 1995-03-01 マツダ株式会社 自動車の下部車体構造

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JPS6162681U (ja) 1986-04-26

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