JP2508372Y2 - 自動車のバンパ装置 - Google Patents

自動車のバンパ装置

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JP2508372Y2 JP1990044966U JP4496690U JP2508372Y2 JP 2508372 Y2 JP2508372 Y2 JP 2508372Y2 JP 1990044966 U JP1990044966 U JP 1990044966U JP 4496690 U JP4496690 U JP 4496690U JP 2508372 Y2 JP2508372 Y2 JP 2508372Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のバンパ装置に関し、より詳しく
は、バンパを車体側に支持させる支持片と、同上バンパ
の補強リブとが設けられたものに関する。
(従来の技術) 上記自動車のバンパ装置には、従来、特開昭60-82465
号公報で示されたものがある。
これによれば、バンパを車体側に支持させる支持片が
上記バンパの背面に一体成形により突設され、かつ、同
上バンパを補強するリブが同上背面に一体成形により突
設されている。また、これら支持片とリブも互いに一体
成形されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記支持片とリブとは全体的に一体成形さ
れていて、これらは全体的にみて、上記バンパから突設
された片持ちのアーム形状となっている。
このため、上記バンパから支持片に負荷が与えられた
ときには、この支持片はリブで補強されてはいるが、こ
れらは容易に撓むおそれがあって、バンパの強固な支持
が得られないおそれがある。
そこで、上記した従来の技術では、上、下の二つの支
持片にバンパを支持させるようにしているが、これでは
バンパを支持させるための装置の構成が複雑である。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、バンパの支持が強固になされるようにし、また、
このような強固な支持が簡単な構成で得られるように
し、併せて、バンパの剛性が高められるようにすること
を目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするとこ
ろは、バンパを車体側に支持させる支持片を上記バンパ
の背面に一体成形により突設し、かつ、同上バンパを補
強するリブを同上背面に一体成形により突設した自動車
のバンパ装置において、側面視で、上記バンパ、支持
片、およびリブで囲まれた部分に空間が生じるように、
上記支持片の突出端と上記リブの突出端とを互いに一体
成形した点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
なお、下記した( )内の用語は、実用新案登録請求
の範囲の用語に対応するものである。
側面視で、上記リヤバンパ(バンパ)10、支持片15、
および横リブ(リブ)22で囲まれた部分に空間26が生じ
るように、上記支持片15の突出端15aと上記横リブ(リ
ブ)22の突出端23aとを互いに一体成形してある。
このため、上記リヤバンパ(バンパ)10、支持片15、
および横リブ(リブ)22の三部材によって剛性の高い枠
組構造が形成されることとなる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
図において、1は車体側たる自動車の後部車体で、こ
の後部車体1は車幅方向に延びるリヤクロスメンバ2を
有し、このリヤクロスメンバ2の下部前面にはリヤフロ
アパネル3の後端が溶接されている。また、上記リヤク
ロスメンバ2の後面にはロアバックアウタパネル4が溶
接されると共に、このロアバックアウタパネル4の上端
にロアバックインナパネル5が溶接されている。上記ロ
アバックインナパネル5の上方にはドア開口6が形成さ
れており、このドア開口6を開閉自在に閉じるバックド
ア7が設けられている。
上記ロアクバックアウタパネル4の後方近傍に樹脂製
のリヤバンパ10が設けられている。このリヤバンパ10は
断面ほぼコの字状をなし、上下に離れて対面する上部片
11と下部片12、およびこれら上部片11と下部片12の各後
縁を一体的に結ぶ中間部片13とで形成されている。
上記リヤバンパ10の背面である下部片12の前端から前
上方に向って左右一対の支持片15が一体的に突設され、
この各支持片15の突出端15aは、前記リヤクロスメンバ
2に突設されたブラケット板16にボルト17によってねじ
止めされている。そして、これによって、リヤバンパ10
が後部車体1に支持されている。
上記各支持片15に並んでそれぞれマッドガード19用の
支持片20が設けられ、これら各支持片20も上記下部片12
の前端から前上方に向って突設され、この支持片20の突
出端20aは上記支持片15の突出端15aよりも一段低い位置
で上記マッドガード19を支持するようになっている。ま
た、これら両支持片15,20は互いに一体成形されてい
る。更に、上記各支持片15,20を補強する三つの縦リブ2
1が設けられ、これら各縦リブ21も上記リヤバンパ10や
各支持片15,20に一体成形されている。
上記リヤバンパ10の下部背面には、このリヤバンパ10
を補強するため、車幅方向に沿って延びる横リブ22が一
体的に突設されている。この横リブ22はリヤバンパ10の
各側部に対応して設けられる側部リブ23,23と、同上リ
ヤバンパ10の左右中間部に対応して設けられる中間部リ
ブ24とで構成されている。
特に、第1図と第4図で示す側面視で、上記リヤバン
パ10、支持片15、および横リブ22の側部リブ23で囲まれ
た部分に空間26が生じるように、上記支持片15の突出端
15aと、上記横リブ22の側部リブ23の突出端23aとが互い
に一体成形されている。上記中間部リブ24の端部突出端
24aと前記マッドガード19の支持片20の突出端20aとが互
いに一体化されている。そして、これにより、上記リヤ
バンパ10、支持片15,20、および横リブ22が枠組構造を
形成し、このため、これら各部材は互いに相手方の補強
材として機能することとなっている。
なお、以上は図示の例によるが、上記構成をフロント
バンパに適用してもよい。また、支持片15は上部片11に
一体成形されたものであってもよい。
(考案の効果) この考案によれば、側面視で、バンパ、支持片、およ
びリブで囲まれた部分に空間が生じるように、上記支持
片の突出端と上記リブの突出端とを互いに一体成形して
ある。
このため、上記バンパ、支持片、およびリブの三部材
によって剛性の高い枠組構造が形成されることとなる。
よって、支持片とリブとを一体成形して単に片持ちの
アーム形状にした前記従来の技術に比べて、上記支持片
の変形が抑えられて効果的に補強され、このため、車体
側に対するバンパの支持が強固になされることとなる。
しかも、上記したバンパの強固な支持は、従来の技術
のように上、下の二つの支持片によるものではなく、単
一の支持片でも足り、よって、上記したバンパの強固な
支持は簡単な構成によって達成される。
また、上記枠組構造によって、リブも補強されること
から、バンパの剛性も更に向上する結果となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図のI-I線
矢視断面図、第2図はリヤバンパを車体の後方からみた
部分図、第3図は第2図で示したものの平面一部断面
図、第4図は同上第2図のIV-IV線矢視断面図、第5図
はリヤバンパをその背面側からみた斜視図である。 1……後部車体(車体側)、10……リヤバンパ(バン
パ)、15……支持片、15a……突出端、22……横リブ
(リブ)、23a……突出端、26……空間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパを車体側に支持させる支持片を上記
    バンパの背面に一体成形により突設し、かつ、同上バン
    パを補強するリブを同上背面に一体成形により突設した
    自動車のバンパ装置において、側面視で、上記バンパ、
    支持片、およびリブで囲まれた部分に空間が生じるよう
    に、上記支持片の突出端と上記リブの突出端とを互いに
    一体成形した自動車のバンパ装置。
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