JPH0122707Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0122707Y2
JPH0122707Y2 JP1983165585U JP16558583U JPH0122707Y2 JP H0122707 Y2 JPH0122707 Y2 JP H0122707Y2 JP 1983165585 U JP1983165585 U JP 1983165585U JP 16558583 U JP16558583 U JP 16558583U JP H0122707 Y2 JPH0122707 Y2 JP H0122707Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
transmission shaft
chassis
fixed
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983165585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6073590U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16558583U priority Critical patent/JPS6073590U/ja
Publication of JPS6073590U publication Critical patent/JPS6073590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0122707Y2 publication Critical patent/JPH0122707Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業の利用分野) 本考案は、走行路面の凹凸に対応して車輪が接
地し、いわゆる独立懸架的な車軸の動きが得られ
て確実に走破できる全輪駆動走行玩具を提供する
ものである。
(従来の技術) 従来の全輪駆動走行玩具としては、シヤーシー
本体の底部中央に所要幅の凹欠部を設け、この凹
欠部にシヤーシー本体と別体の可動シヤーシーを
装置し、この可動シヤーシー内の中央で、シヤー
シー本体の長手方向中央軸線上に沿う位置に、軸
受けを設け、この軸受けに、シヤーシー本体の中
央軸線上に沿い、且つシヤーシー内に軸架される
伝動軸の中央部を軸支させ、伝動軸の後端は、後
車輪を両端に取り付けた駆動軸に関連させ、更に
駆動軸はシヤーシー本体の後部上面に装置した原
動機の出力歯車に関連させ、伝動軸の前端は前車
輪の駆動軸と関連させ、可動シヤーシー内の軸受
けに、左右に区分された車軸の内端を夫々軸支さ
せると共に、各車軸の外端に中間車軸を取り付け
で前車輪と後車輪との間に配設し、左右に区分さ
れた車軸の内端は、直接に伝動歯車を介して伝動
軸に関連させ、車軸の内端は、中間伝動ピニオン
を介し、伝動軸に関連させた全輪駆動走行玩具が
存在した(例えば、実開昭60−69190号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の全輪駆動走行玩具では駆
動軸、車軸、前車軸の取り付け位置が固定されて
いたことから、走行面に凹凸があるときに、走行
面と各車輪との間に隙間が生じやすかつた。
その結果、各車軸が回転した場合であつても、、
走行面と各車輪との間に隙間があるため、車輪が
空回りしてシヤーシー本体を確実に走行させるこ
とができなかつた。
そこで、本考案は、上述した問題点を解決する
ために案出されたものであり、走行路面の凹凸に
対応して車輪が接地し、いわゆる独立懸架的な車
軸の動きが得られて確実に走破できる全輪駆動走
行玩具を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述した問題店を解決するため、略
矩形箱体状の車台の長さ方向に直交する方向で、
両端に車輪が固着してある複数の車軸本体とこの
車軸本体と直交するよう伝達軸を軸支すると共
に、伝達軸と車軸本体とを歯車を介して連繋した
走行玩具において、車台に対し揺動することのな
い固定車軸を配設し、また、固定車軸と平行な鉛
直面内で長さ方向の中央部を中心として揺動する
揺動車軸を配設し、この揺動車軸を、車軸本体を
軸支する全体コ字状の揺動枠と、この揺動枠の中
央に車軸本体と直交するよう軸支した伝達軸と、
この伝達軸及び車軸本体夫々を連繋する小平歯車
及び冠歯車夫々とで構成し、この揺動車軸は車台
から突出した軸受板の軸受切欠に伝達軸を回動自
在に嵌入して形成したこととした。
(作用) 本考案は、上述のような技術的手段により、前
側の車輪が凸部に乗り上げたときは前側の揺動車
輪が上方に移動し、他の車輪は走行面に設置した
まま、前側の車輪のみが持ち上がる。
また、中間の車輪が凸部に乗り上げたときは前
側及び後側の揺動車軸が下方に移動し、他の車輪
は走行面に設置したまま、中間の車輪のみが持ち
上がる。
更に、後側の車輪が凸部に乗り上げたときは後
側の揺動車軸が上方に移動し、他の車輪は走行面
に設置したまま、後側の車輪のみが持ち上がる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。図において1は略矩形箱体状の車台であり、
この車台1にはその長さ方向つまり走行玩具を構
成した際の前後方向に直交する方向で車軸本体2
を軸支し、車台1に対し揺動することのない固定
車軸3としてある。また、前記車軸本体2には両
端に車輪4が固着してある。
また、この固定車軸3の前方及び後方の車台1
内には、固定車軸3と平行な鉛直面内で長さ方向
の中央線を中心として揺動車軸5を配設する。
揺動車軸5は、両端に車輪4を固着した車軸本
体2と、この車軸本体2を軸支する全体コ字状の
揺動枠6と、この揺動枠6の中央に車軸本体2と
直交するよう軸支した伝達軸7と、この伝達軸7
及び車軸本体2夫々を連繋する小平歯車8及び冠
歯車9夫々とで構成し、この揺動車軸5は車台1
から突出した軸受板10の軸受切欠11に伝達軸
7を回動自在に嵌入することで車台1に配設する
ものである。
前記揺動枠6における車軸本体2の軸支は、揺
動枠6の両先端部に軸受用切欠11を形成してこ
の軸受用切欠11内に車軸本体2を回動自在に嵌
入することで行う。
このように構成した揺動車軸5の伝達軸7の小
平歯車8固着端部とは反対側の端部には、前記小
平歯車8と同形の小平歯車8を固着する。一方、
前記固定車軸3には前記冠歯車9と同形の冠歯車
9を固着し、この冠歯車9と前記小平歯車8とを
噛合する。
尚、図中12は車軸本体2がその軸方向で移動
することのないよう規制する移動規制環であり、
揺動車軸5の車軸本体2の場合には揺動枠6の腕
部6A内面に当接するよう配設し、この移動規制
環12と冠歯車9の外面とを揺動枠6の腕部6A
内面に夫々当接することで軸方向で移動すること
のないようにしてある。また、固定車軸3の場合
には車台1の両側板1A内面に当接するように配
設して、軸方向で移動することのないようにして
ある。
揺動車軸5は、第2図に示すように車台1の中
央部に配設した固定車軸3の前方及び後方に夫々
配設して6輪が全て駆動輪となる6輪車としてあ
るが、これに限定するものではなく、固定車軸3
とこれに連繋する適数の揺動車軸5の組み合せで
よく、例えば4輪車や8輪、10輪、12輪等の多輪
車としても良い。
尚、固定車軸3の車軸本体2及び揺動車軸5の
車軸本体2夫々と各伝達軸7の連繋は、図示例に
あつては各車軸本体2に冠歯車9を伝達軸7に小
平歯車8を夫々固着して行うようにしてあるが、
他に図示は省略したが傘歯車どうしを組合せたも
のや、ウオーム及びウオームホイールを組合せた
もの等がある。しかし、図示例のものとすると、
揺動車軸5の車軸本体2の揺動が円滑であり、し
かも各車軸本体2と伝達軸7とが車台1の同一高
さ内に位置することから全体構成をコンパクトと
できる利点を有する。また、車台1の側板1Aに
は固定車軸3の車軸本体2を軸支すべく軸受用切
欠11が形成してあり、更に、側板1Aには揺動
車軸5の車軸本体2が揺動自在となるよう揺動用
切欠13が鉛直方向に長く形成してある。
そして、固定車軸3の車軸本体2若しくは揺動
車軸5の伝達軸7等の揺動しない軸のいずれかに
は、モータ14からの駆動を伝えるための従動歯
車15を固着する。そして、この従動歯車15に
は中枠16に設けた減速歯車17を噛合する。
中枠16は車台1に嵌着するよう略矩形箱体状
に形成したものであり、乾電池収納ボツクス1
8、モータ14、減速歯車17、及びモータ14
を作動スイツチ19が配設してある。前記減速歯
車17はモータ14の駆動歯車20に噛合する大
径の歯車で成る原動車17Aと前記従動歯車15
に噛合する小径歯車で成る従動車17Bとを並設
して構成したものである。
そして、車台1と中枠16とが嵌着して結合さ
れた玩具本体AにはフレームBを嵌着する。
(考案の効果) 本考案によれば、略矩形箱体状の車台1の長さ
方向に直交する方向で、両端に車輪4が固着して
ある複数の車軸本体2とこの車軸本体2と直交す
るよう伝達軸7を軸支すると共に、伝達軸7と車
軸本体2とを歯車を介して連繋した走行玩具にお
いて、車台1に対し揺動することのない固定車軸
3を配設し、また、固定車軸3と平行な鉛直面内
で長さ方向の中央部を中心として揺動する揺動車
軸5を配設し、この揺動車軸5を、車軸本体2を
軸支する全体コ字状の揺動枠6と、この揺動枠6
の中央に車軸本体2と直交するよう軸支した伝達
軸7と、この伝達軸7及び車軸本体2夫々を連繋
する小平歯車8及び冠歯車9夫々とで構成し、こ
の揺動車軸5は車台1から突出した軸受板10の
軸受切欠11に伝達軸7を回動自在に嵌入して形
成したことから、揺動枠66が伝達軸7を中心と
して揺動できる。具体的には、第5図に示すよう
に、前側の車輪4が凸部に乗り上げたときは前側
の揺動車軸5が上方に移動し、他の車輪4は走行
面に設置したまま、前側の車輪4のみが持ち上が
る。また、中間の車輪4が凸部に乗り上げたとき
は前側及び後側の揺動車軸5が下方に移動し、他
の車輪4は走行面に設置したまま、中間の車輪4
のみが持ち上がる。更に、後側の車輪4が凸部に
乗り上げたときは後側の揺動車軸5が上方に移動
し、他の車輪4は走行面に設置したまま、後側の
車輪4のみが持ち上がる。このように、揺動車軸
5の車軸本体2が車台1内で固定車軸3と平行な
鉛直面内で軸方向の中央部を中心として揺動でき
るものとなり、しかも車軸本体2は伝達軸7を介
し回転駆動が得られるものとなるから、走行時に
走行路面の凹凸に対応してこの揺動車軸5の車軸
本体2が揺動するものとなり、各車輪4の空回り
を防いで、接地性の高い駆動車輪となり、いわゆ
る本物の自動車で言う独立懸架的な作用がこの揺
動車軸5の構成から得られるものである。
加えて、この揺動車軸5は相互を単に連結して
いけば、全輪駆動の多輪車が構成簡素に且つ容易
に提供できる利点をも有する。
以上説明したように本考案によれば、走行路面
の凹凸に対応して車輪が接地し、いわゆる独立懸
架的な車軸の動きが得られて確実に路面を走破で
き、しかも構成簡素にして全輪駆動する走行玩具
が提供できるばかりか、4輪車に限ることなく6
輪、8輪等の多輪車が構成簡素でコンパクトに且
つ容易に提供できる等の実用上極めて有益な諸効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体斜視図、第2図は全体の分解縦断面図、
第3図は第2図におけるX―X線矢視図、第4図
は第2図におけるY―Y線断面図、第5図は使用
状態を示す全体側面図である。 A……玩具本体、B……フレーム、1……車
台、1A……側板、2……車軸本体、3……固定
車軸、4……車輪、5……揺動車軸、6……揺動
枠、6A……腕部、7……伝達軸、8……小平歯
車、9……冠歯車、10……軸受板、11……軸
受用切欠、12……移動規制環、13……揺動用
切欠、14……モータ、15……従動歯車、16
……中枠、17……減速歯車、17A……原動
車、17B……従動車、18……乾電池収納ボツ
クス、19……開閉スイツチ、20……駆動歯
車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略矩形箱体状の車台の長さ方向に直交する方向
    で、両端に車輪が固着してある複数の車軸本体と
    この車軸本体と直交するよう伝達軸を軸支すると
    共に、伝達軸と車軸本体とを歯車を介して連繋し
    た走行玩具において、車台に対し揺動することの
    ない固定車軸を配設し、また、固定車軸と平行な
    鉛直面内で長さ方向の中央部を中心として揺動す
    る揺動車軸を配設し、この揺動車軸を、車軸本体
    を軸支する全体コ字状の揺動枠と、この揺動枠の
    中央に車軸本体と直交するよう軸支した伝達軸
    と、この伝達軸及び車軸本体夫々を連繋する小平
    歯車及び冠歯車夫々とで構成し、この揺動車軸は
    車台から突出した軸受板の軸受切欠に伝達軸を回
    動自在に嵌入して形成したことを特徴とする全輪
    駆動走行玩具。
JP16558583U 1983-10-26 1983-10-26 全輪駆動走行玩具 Granted JPS6073590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16558583U JPS6073590U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 全輪駆動走行玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16558583U JPS6073590U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 全輪駆動走行玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6073590U JPS6073590U (ja) 1985-05-23
JPH0122707Y2 true JPH0122707Y2 (ja) 1989-07-07

Family

ID=30362732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16558583U Granted JPS6073590U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 全輪駆動走行玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6073590U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126593U (ja) * 1984-07-23 1986-02-17 株式会社 バンダイ 走行玩具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6069130U (ja) * 1983-10-17 1985-05-16 東 善彦 折畳み式サウナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6073590U (ja) 1985-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5980280A (ja) 浮動式の駆動軸を有するモ−タ駆動玩具
JPH05147445A (ja) 電気自動車
US3161250A (en) Multiple-wheel articulated drive axle and vehicle
JPS5939326B2 (ja) 前輪駆動車の前車軸懸架装置
JPH0122707Y2 (ja)
JP2000325671A (ja) リモートコントロールカー
US1149153A (en) Running-gear for vehicles.
US3659666A (en) Articulated vehicle
JP2777827B2 (ja) 電動三輪車
JPH03109191A (ja) 前部フレーム傾斜型電動三輪車
US3160220A (en) Vehicle transmission
JPH0122709Y2 (ja)
US2217816A (en) Steerable vehicle truck
US3860082A (en) Transmission system for driving wheels of heavy motor vehicles
JPS6327755Y2 (ja)
US4209072A (en) Vehicle drive and suspension system
JPH0748315Y2 (ja) 四輪駆動式車両玩具の動力伝達構造
CN212440039U (zh) 一种空心全向轮玩具车
JPH08244605A (ja) 電気車両用駆動装置
JPH0112854Y2 (ja)
US906936A (en) Gearing for motor-vehicles.
JPH03235Y2 (ja)
JP2591306Y2 (ja) 重量物無人搬送車
JPH0313050Y2 (ja)
JPS6334717Y2 (ja)