JPH01220748A - 内燃機関の捩り衝撃を補償するためのフライホイール - Google Patents

内燃機関の捩り衝撃を補償するためのフライホイール

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JPH01220748A
JPH01220748A JP1781289A JP1781289A JPH01220748A JP H01220748 A JPH01220748 A JP H01220748A JP 1781289 A JP1781289 A JP 1781289A JP 1781289 A JP1781289 A JP 1781289A JP H01220748 A JPH01220748 A JP H01220748A
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spring
flywheel
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sector
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Ietsukeru Yohan
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の捩り衝撃を補償するためのフライ
ホイールであって、2つの相対的に回動可能の慣性質量
体の間に所定の相対回動角度範囲に互って配置された、
捩り弾性を有するダンパ手段を有し、かつ上記の2つの
慣性質量体の一方の、第1の慣性質量体が内燃機関に結
合され、他方の、第2の慣性質量体がトランスミッショ
ン入力軸に結合されるようになっており、かつ両慣性質
量体の、少なくとも一方の方向での相対回動時に、慣性
質量体の休止位置若しくは中心位置範囲から最初の第1
の相対回動角度範囲に互って第1のダンパが比較的小さ
い捩り抵抗モーメントをもって、ほぼ単独で、作用し、
かつ少なくとも1つの別の、第2のダンパが、上記第1
の相対回動角度範囲に続く第2の相対回動角度範囲に亙
って比較的大きな捩り抵抗モーメントをもって、作用す
る形式のものに関する。
この形式の従来のフライホイールでは、実際上単独で第
1の相対回動角度範囲に亙って圧縮される第1のダンパ
の蓄力部材は、周方向でみて、第2のダンパのより尚い
ぼねこわさを有する蓄力部材の間に、該第2のダンパの
蓄力部材と同じ半径方向高さに配置されている。このよ
うな構造はしかし次のような欠点を有する。即ち第1の
ダンパの蓄力部材の周方向での所要スペースにより、主
ダンパをなす第2のダンパによってえられる、両慣性質
量体間の相対回動角度が小さく制限され、そのため、こ
のようなフライホイールは多くの用途に不都合を生じる
本発明の課題は、はじめに述べた形式のフライホイール
を改良して、アイドリング運転時にもまた負荷運転時に
も、内燃機関とトランスミッションとの間に発生する捩
り振動を申し分なく補償することにある。さらに、はじ
めに述べた形式の既に提案されているフライホイールを
改良し、これを特に簡単なかつコスト的に有利な形式で
製作することができるようにすることにある。
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形式のフラ
イホイールにおいて、第2のダンパの蓄力部材が第1の
慣性質量体の中心位置範囲に保持されており、かつ第1
のダンパの蓄力部材が、第2の慣性質量体に駆動接続さ
れたディスク状の第1の構造部分に保持されていてかつ
さらに別の第2の構造部分により負荷可能若しくは圧縮
可能であり、かつ上記の第2の構造部分がディスク状の
第1の構造部分に対して回動可能であると共に、周方向
両側で第2のダンパの蓄力部材に支持されていることに
よって、解決されている。フライホイールの捩り弾性を
有するダンパ手段のこのような構成によれば、慣性質量
体相互間の比較的小さい相対回動量に相応する第1の相
対回動角度範囲において、第2のダンパの蓄力部材に所
属する第1のダンパの蓄力部材が、慣性質量体間の両相
対回動方向で、第2のダンパの所属の蓄力部材によって
圧縮される。特に有利な構成によれば、第2の構造部分
が少なくとも1つのセクタ状の部分によって形成されて
いて、該部分が第2のダンパの蓄力部材のほぼ半径方向
内側に設けられており、かつ半径方向に延びている区分
を以て上記蓄力部材端部範囲に当接している。上記のセ
クタ状の部分はこの場合有利には第1のダンパの蓄力部
材のための、例えば窓のような少なくとも1つの受容部
を有している。
機能的に特に有利な構成によれば、ディスク状の構造部
分及びセクタ状の部分にある、第1ダンパの蓄力部材の
ための互いに所属する受容部が、同じ長さを有している
。これらの受容部の長さ及びこれらの内部に受容される
蓄力部材の長さはこの場合等しくすることができるが、
また、蓄力部材が弛緩した状態では受容部より長く、従
っである程度圧縮された状態で受容部内に受容されてい
るようにすることもできる。
セクタ状の部分は、有利には、ディスク状の構造部分に
周方向で変位可能にガイドされているが、半径方向では
不動に支持されている。第1のダンパの蓄力部材を保持
しかつこれに負荷を及ぼすための有利な構成によれば、
第2のダンパの蓄力部材の内側の、ディスク状構造部分
の両側に、そのつど1つのセクタ状の部分が設けられ、
該セクタ状の部分がスペーサ手段を介して結合されてお
り、かつ該スペーサ手段がディスク状の構造部分中の周
方向で細長く延びている切欠きを軸方向で貫通して延び
ている。スペーサ手段はこの場合、該スペ−サ手段がセ
クタ状の部分を互いに不動に結合し、かつ遠心力の作用
時にはディスク状の部分に支持されるように構成するこ
とができる。
フライホイールの構造及び機能にとって特に有利な構成
によれば、第1のダンパが少なくとも2つの、直径方向
で互いに反対側に位置する蓄力部材を有し、該蓄力部材
が、慣性質量体の休止位置において、周方向でみて、そ
のつど少なくともほぼ、第2のダンパの著しく長い蓄力
部材の真中に位置するように設けられている。
第2のメンバはこの場合2つの緩衝段を有することがで
き、即ち、比較的大きな相対回動角度範囲に亙って比較
的低い捩り抵抗モーメントを以て作用する第1の緩衝段
と、第1の緩衝段に対して比較的小さい相対回動角度範
囲に亙って著しく大きな捩り抵抗モーメントを以て作用
する第2の緩衝段と、を有することができる。
捩り弾性を有するダンパ手段のこのような構成において
は、第1のダンパの蓄力部材を第2のダンパの第1の緩
衝段の蓄力部材の半径方向内側に配置するのが有利であ
る。さらに、第2のダンパの第1及び第2の緩衝段の蓄
力部材が周方向で交互に配置されているようにするのが
有利である。
さらに、フライホイールのダンパ手段の機能ニドっては
、第1のダンパと第2のダンパとを直列に配列するのが
特に有利である。
フライホイールの特に有利な構成によれば、ダンパ手段
が、一方の慣性質量体の構造部分によって形成されてい
る少なくとも1つの環状通路を有し、該環状通路内に第
2のダンパの蓄力部材が同一直径の仮想円円周上に配置
されていて負荷可能になっており、かつ環状通路が他方
の、第2の慣性質量体と相対回動不能に結合されている
、環状通路内へ半径方向で侵入しているディスク状の構
造部分、例えばフランジ体によって、少なくとも部分的
に閉鎖されており、該ディスク状の構造部分が第2のダ
ンパのばねのための別の支持範囲を形成している。ディ
スク状の構造部分若しくは7ラング体はこの場合外側範
囲に成形された半径方向突出部を有することができ、該
半径方向突出部は環状通路の半径方向範囲内へ侵入して
おり、かつこの部分に第2のダンパのばねが支持される
。フライホイールを簡単に製作できるようにするために
、環状通路は2つのシェル状の部材から成っており、こ
の場合これらのシェル状の部材の少なくとも一′方は薄
板成形部品であることができる。第2のダンパのばねの
ための支持部はこの場合シェル状の部材に設けられてい
て、環状通路を個々のセクタに分割しており、これらの
各セクタ内にばねが受容されている。第2のダンパのば
ねのための支持部はポケット状成形部によって簡単に形
成することができる。
さらに、フライホイールのダンパ手段の機能にとって有
利な構成によれば、7ラング体の半径方向突出部によっ
て形成された、第2のダンパのばねのための負荷範囲が
、環状通路内の、これらのばねの両側に設けられた支持
部に対して、周方向でずらして配置されている。
フライホイールの特に簡単な構造は次のようにすること
によってえられる。即ち、例えば7ラング体のようなデ
ィスク状の構造部分が、半径方向突出部によって周方向
で互いに隔てられた半径方向外側の切欠きを有し、該切
欠き内に第2のダンパのばねが受容されており、かつ上
記ディスク状の構造部分が半径方向でさらに内側に位置
する窓を有し、該窓内に第1のダンパのばねが設けられ
ている。第2のダンパの第1の緩衝段のばねを受容する
ためのディスク状の構造部分の切欠きはこの場合周方向
でみて、これらに所属する、環状通路のばね受容セクタ
よりも長く形成されている。さらに、第2のダンパの第
2の緩衝段のばねを受容するための、ディスク状構造部
分の切欠きは環状通路の所属のばね受容セクタよりも周
方向で著しく短く形成することができる。
フライホイールのダンパ手段の耐用寿命及び機能にとっ
て有利な構成によれば、慣性質量体間の相対回動を制限
するために第2のダンパの第2の緩衝段のばねがロック
する、要するに上記ばねの巻条が互いに密着するように
なっている。さらに、両ケーシング半部若しくはシェル
状部材によって形成された室内には粘性媒体を充填する
ことができ、この場合粘性媒体は第2のダンパの蓄力部
材の半径方向全長の少なくとも一部に亙るように充填す
ることができる。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図及び第2図に示されている、捩り衝撃を補償する
ためのトルク伝達装置lはフライホイール2を有し、こ
のフライホイール2は2つのフライホイールエレメント
3及び4に分割されている。フライホイールエレメント
3は図示されていない内燃機関のクランク軸に固定ボル
トにより固定されている。フライホイールエレメント4
には公知の形式で(例えばDB−O53703123号
明細書)クラッチディスクを有する摩擦クラッチが取り
付けられ、該摩擦クラッチディスクはトランスミッショ
ン入力軸上に支持される。摩擦クラッチの操作によりフ
ライホイールエレメント4、ひいてはまたフライホイー
ル2若しくは内燃機関はトランスミッション入力軸と連
結又は遮断される。フライホイールエレメント3及び4
間には2つのダンパ13.14が設けられており、該ダ
ンパ13,14は両フライホイールエレメント3及び4
間の相対回動を可能にする。両フライホイールエにメン
ト3及び4は相対回動可能に軸受は部15により軸受け
されている。
フライホイールエレメント3は1つのケーシングを形成
し、このケーシングは、ダンパ13.14を受容する環
状室30を形成している。
環状室30を有するフライホイールエレメント3は実質
的に、2つのケーシング部分31゜32から成っており
、これらのケーシング部分は半径方向外側で互いに結合
されている。両ケーシング部分31.32は薄板成形部
品から製作されており、これらは外周部に沿って互いに
溶接部33、例えば突合わせ抵抗溶接部によって結合さ
れている。
ダンパ13の出力側部分は半径方向フランジ41によっ
て形成されており、これは軸方向で両ケーシング部分3
1.32の間に配置されている。このフランジ41はそ
の半径方向内側の範囲で、フライホイールエレメント4
の、内燃機関側のケーシング部分31に向いている軸方
向付加部43の端面42にリベット26によって固定さ
れている。
フランジ41はその外周に半径方向突出部44(第2図
)を有していて、これらは、ダンパ13のコイルばね4
5.45aの形の蓄力部材のばね負荷を受ける支持範囲
を形成している。
両ケーシング部分31.32は半径方向外側の部位に環
状通路状若しくはトーラス状の受容部51を形成し、こ
の受容部は個々の円弧状若しくはセグメント状の受容部
51a、51bに区切られており、これらの受容部内に
ばね45.45aが受容されている。ばね45.45a
のための環状通路状の受容部51は実質的に周方向に亙
って延びている軸方向の凹部若しくは切欠き部52.5
3により形成されている。これらの凹部若しくは切欠き
部は、薄板から製作されたケーシング部分31.32内
に加工されていて、これらの凹部若しくは切欠き部内に
は、ばね45,45aの、フランジ41の軸方向両側に
はみだしている部分が軸方向で入り込んでいる。フラン
ジ41の半径方向突出部44は周方向で隣り合う2つの
ばね45.45aの間に延びている。
第1図から判るように、軸方向切欠き部52.53の横
断面は、その円弧状に延びている部分が、ばね45.4
5aの横断面の外周に少なくともほぼ合致しているよう
に形成されている。切欠き部52.53の半径方向外側
の範囲は、従って、ばね45.45aが少なくとも遠心
力作用時に半径方向で支持される当接部若しくは案内部
を形成する。
ばね45.45aのための環状通路状の受容部51の半
径方向支持部の摩耗を少なくするために、図示の実施例
では、高い硬度を有する耐摩耗材81が設けられており
、これらは環状通路状の受容部51の外周に互って、少
なくともばね45.45aの範囲に、延びていて、ばね
45.45aを取囲んでいる。
ばね45.45aに周方向の負荷をかける部分として、
半径方向突出部44の軸方向両側に、周方向にストッパ
面を有する周方向ストッパ55.55aが設けられてい
る。
図示の実施例では、これらの周方向ストッパ55.55
aは薄板成形部分としてのケーシング部分31.32に
圧刻加工された成形部により形成され、該成形部は環状
通路状の受容部51内に軸方向突出部を形成している。
第2図から判るように、トルク伝達装置lが休止位置に
ある場合、フランジ41の半径方向突出部44及び周方
向ストッパ55,55aの、ばね45.45aに直接作
用する部分若しくは負荷を及ぼす部分(負荷範囲)は周
方向で互いにずれていて合致していない。
半径方向内°側に位置するダンパ14はばね27の形の
蓄力部材を有し、これらは周方向でみて、そのつど1つ
のばね45aに対してほぼその真中に配置されている。
ばね27は、それぞれ軸方向で距離をおいて位置する2
つのセクタ状構造部分34.35の窓29.29a並び
にフランジ41の切欠き28内にあり、上記セクタ状構
造部分34.35は軸方向でそれらの間にフランジ41
を受容している。周方向で湾曲したセクタ状構造部分3
4.35はスペーサリベット36により互いに軸方向で
不動に結合されている。図示の実施例では、周方向でみ
て、1つのばね27の両側に1つのスペーサリベット3
6が設けられている。スペーサリベット36は周方向に
細長く延びている切欠き37を軸方向で貫通して延びて
おり、上記切欠き37はフランジ41に加工されている
。スペーサリベット36及び細長い切欠き37は互いに
、セクタ状構造部分34.35がフランジ41に対して
周方向で回動可能に、しかし半径方向では移動不能に案
内されるように構成されており、これによりセクタ状構
造部分はトルク伝達装置lの回転時に該セクタ状構造部
分に作用する遠心力に抗してフランジ41のところで確
保される。セクタ状構造部分34.35はそれらの周方
向端部範囲に半径方向外側へ向いた範囲34a、34b
若しくは35a、35bを有しており、これらの範囲を
以てセクタ状構造部分34゜35はばね45aの端部範
囲に遊びなしに係合している。図示の実施例ではフラン
ジ41にある切欠き28及びセクタ状構造部分34.3
5にある窓29,29aは周方向で等しい長さに構成さ
れており、従ってトルクがない場合、ばね27により、
フランジ41に対するセクタ状構造部分34.35の所
定の位置が保たれる。
ばね45aはこれらを受容するセクタ状受容部51bの
周方向全長に互っており、従ってばね45aの端部に支
持されるセクタ状構造部分34.35を介して、トルク
がない場合、やはりフライホイールエレメント3とフラ
ンジ41若しくはフライホイールエレメント4との間に
所定の角度位置が保たれる。ばね45aは所定のプレロ
ードを有する状態で切欠き若しくは受容部51b内に設
けられている。
第2図から判るように、トルク伝達装置1が出発位置に
ある場合、半径方向突出部44の負荷範囲、即ちエツジ
44a、44bと、ばね45aに対する周方向ストッパ
55.55aの負荷範囲、即ちエツジ46a、46bと
は、互いにずれた位置にあり、フランジ41の負荷範囲
としての44a、44bと、これらと協働する、ばね4
5aの端部との間では、ばね45が圧縮され始める前に
、一方の回動方向では回動遊び47aに相応する回動が
可能であり、他方の回動方向では回動遊び47bに対す
る回動が可能である。図示の実施例では、エンジンブレ
ーキ運転時のトルク伝達時、即ちトルクが車輪側からエ
ンジン側へ伝達されるときのために比較的に大きな回動
遊び47aが設定され、これに対して通常のトルク伝達
時のためには、比較的小さい回動遊び47bが設定され
ている。
さらに第2図から判るように、ばね45aは比較的大き
な角度範囲(図示の実施例では90度)に亙って配置さ
れており、従ってばね45aは、フランジ41若しくは
フライホイールエレメント4とフライホイールエレメン
ト3との間に比較的大きな角度に亙る回動を許容する。
ばね45aと比較してダンパ13の第2緩衝段のばね4
5は比較的短く構成されている。これらのばね46はそ
のつど1つの、フランジ41の半径方向外側の範囲に設
けられた切欠き48内′に受容されている。トルク伝達
装置lの出発 。
位置では、ばね45の端部と、これらの端部と協働する
、周方向ストッパ55.55aの負荷範囲との間には、
両回動方向で比較的大きな回動角度49若しくは49a
に亙る回動が、ばね45が圧縮される前に、可能である
。実際に可能な回動角度49若しくは49aは、第2図
に図示されている回動角度よりも幾分大きい。それとい
うのは、ばね45とこれらよりも幾分長い切欠き48と
の間の回動遊びがさらに加わるからである。上に述べた
可能な回動遊び49若しくは49aは次のように設定さ
れている。即ちばね45が、エンジンブレーキ運転時の
トルク伝達方向及び又は通常のトラクション運転時のト
ルク伝達方向において、可能な最大回動角度の端部範囲
ではじめて、例えば最後の2〜80に亙って、作用し、
かっばね45の巻条が互いに密着して、ブロックするこ
とにより両フライホイールエレメント3.4間の相対回
動が制限されるように、設定されている。
ばね27のばね定数はばね45aのばね定数よりも小さ
く、ばね45aのばね定数はばね45のばね定数よりも
小さい。個々のばねのばね定数のこのような設定により
、両フライホイールエレメント3.4間に相対回動が生
じた場合、ニュートラルの中心位置から出発してまずは
じめにばね27がほぼ単独で圧縮され、次いで所定の回
動角度、即ち回動遊び47a又は47bに相応する回動
角度に亙る回動が行われた後にはじめてばね45aが作
用し始め、この場合ばね27はもはやさらに圧縮されえ
ない状態になっている。エンジンブレーキ運転時及び又
は通常のトラクション運転時のトルク伝達方向での可能
な全回動角度の端部の範囲においてはじめてばね45が
ばね45aに対して付加的に作用する。
両フライホイールエレメント3及び4の間に直列的に接
続されているばね27及び45aがどのように用いられ
るかは、出発位置におけるばね45aの組付状態の選択
に依存する。従ってばね45aは、そのプレロードが零
又は小さい場合には、半径方向突出部44がばね45a
に当接する前に既に、ばね27を介しである所定の量だ
け圧縮されているようにすることも可能である。また、
ばね27がある所定の回動角度範囲に互ってまず単独で
圧縮され、次いで直列的に接続した形でさらに次の回動
角度範囲に互って、ばね45aと一緒に圧縮され、次い
で、さらに次の比較的大きな回動角度範囲ではばね45
aだけが単独で圧縮されるようにすることができる。こ
のような構成によれば、捩り特性曲線中における急激な
とび上がりを回避することができる。
環状通路状の受容部51の半径方向内側にケーシング部
分31.32は互いに向がい合った円環状の面を形成す
る範囲60.61を有し、これらの範囲の間にはフラン
ジ41のための円環状の間隙若しくは通路62が形成さ
れている。
この円環状の通路62の幅は、軸方向で隔たっているセ
クタ状構造部分34.35及びこれらの間にあるフラン
ジ41の、上記円環状通路内に受容されている範囲の幅
よりも大であり、従って該範囲の両側には間隙が形成さ
れているセクタ状構造部分34.35は軸方向で圧刻さ
れた圧刻部36aを有しており、これらはセクタ状構造
部分34.35の周方向全長に互って延びている。これ
らの圧刻部36aによりセクタ状構造部分34.35は
フランジ41に対して所定の軸方向間隔に保持されてお
り、従ってこれらのセクタ状構造部分とフランジ41と
の面接触が避けられる。このことは、粘性媒体若しくは
潤滑剤が環状室30内にある場合特に有利である。それ
というのは、上記の面接触が避けられることにより、セ
クタ状構造部分34.35とフランジ41との間で粘性
媒体が剪断されることにより、強力な付着力又は過度に
大きな緩衝力の発生が回避されるからである。このこと
は、両フライホイールエレメント3及び4間における、
小さいばね定数のばね27が圧縮される回動角度範囲に
おいては特に重要である。それというのはこのアイドル
回動範囲、換言すればばね緩衝範囲前の範囲においては
、たいがいの場合、大きな緩衝ヒステリシスの発生は望
ましくないからである。
室30内における粘性媒体は、少なくともトルク伝達装
置lが回転している場合、環状通路状の受容部51若し
くは円弧状受容部51a。
51bを少なくとも部分的に満たす。この場合、粘性媒
体の量は円弧状受容部51a、51bが粘性媒体で完全
に満たされるようにするのが特に有利である。
機関側にあるケーシング部分31は内側に軸方向付加部
20を有しており、この軸方向付加部20上に両フライ
ホイールエレメント3.4を互いに支承する転がり軸受
部15が設けられている。薄板成形部品としてのケーシ
ング部分31は軸方向付加部20の嵌合面20b上に嵌
合してセンタリングされている。
ケーシング部分31は外周に嵌合面39を有し、この嵌
合面上にスタータリングギヤ40が設けられている。機
関側のケーシング部分31はケーシング部分32よりも
大きな壁厚を有している。
環状通路30をシールするためにパツキン74が、ケー
シング部分32の半径方向内側範囲とフライホイールエ
レメント4との間に設けられている。
フライホイールエレメント3及び4の間にはさらに摩擦
装置80が設けられており、これはやはり環状通路30
内に受容されている。摩擦装置80はケーシング半部3
1の軸方向付加部20の周りに、軸方向で転がり軸受部
15とケーシング部分31の半径方向フランジ範囲31
aとの間に、設けられている。摩擦装置80は皿ばね8
2によって形成されている蓄力部材を有しており、これ
は軸方向付加部20の肩と圧力リング83との間に設け
られている。軸方向で、圧力リング83と半径方向フラ
ンジ状範囲31aとの間には、プラスチックより成る摩
擦ディスク84が締込まれている。摩擦ディスク84は
アーム若しくは半径方向範囲84a(第2図)を有して
おり、これはリベット26のヘッド26aを遊びをもっ
て周方向で挟んでいる。摩擦ディスク84はリベットの
ヘッド26aが半径方向突出部84aに当接することに
よりフライホイールエレメント3に対して、ばね45a
が圧縮される回動範囲内において、回動せしめられる。
セクタ状構造部分34.35内に加工された圧刻部36
aは、円弧状受容部51bを半径方向内側に対して良好
に密封する作用を有するが、このことは、半径方向突出
部44若しくは周方向ストッパ55,55aと、これら
の部分側にあるばね45aの端部との間に、例えば鉢形
ばね受けの形の中間部分が設けられる場合に、持に何利
である。この場合該鉢形ばね受けの外周は円弧状受容部
51bの横断面に適合していて、その結果該中間部分が
、両フライホイールエレメント3.4の相対回動時に円
弧状受容部51b内においてピストン状に作用する。上
記中間部分若しくは鉢形ばね受けは、第3図の鉢形ばね
受け59と同様の形に構成することができる。
第3図及び第4図に図示されている細部の構成は第1図
及び第2図の構成においても用いることができる。
第3図から判るように、周方向ストッパ155.155
aと、これらの側にあるばね145aの端部との間には
、鉢形ばね受け59が設けられており、その外周はばね
145aのための円弧状受容部151aの横断面に適合
している環状通路状の受容部151の半径方向内側にケ
ーシング部分131.132は互いに向かい合った円環
状の面を形成する範囲160.161を有しており、こ
れらの範囲の間にフランジ141を通すための通路16
2が形成されている(第4図)。円環状の通路162の
幅は、該通路に受容されているフランジ141の半径方
向範囲よりも大きく、従ってフランジ141の両側には
、該フランジと範、囲160.161との間に、間隙が
形成されている。
軸方向で、フランジ141と範囲160.161の面と
の間には、それぞれ1つのセクタ状構造部分134.1
35が配置されている。これらのセクタ状構造部分13
4.135は、第1図及び第2図におけるセクタ状構造
部分34.35と同様の形式で、スペーサリベット13
6により互いに結合されていると共に、フランジ141
に対してガイドされており、かつまたばね145aに周
方向で支持されている。ばね127は第1図及び第2図
のばね27と同様に、フランジ141若しくはセクタ状
構造部分134.135の切欠き若しくは窓内に受容さ
れており、かつ個々の構造部分の間においても作用する
両フライホイールエレメント間における可能な相対回動
角度の少なくとも一部において、環状通路151内に充
填された粘性媒体の緩衝作用が高められるようにするた
めに、第3図及び第4図に示された受容部151aは、
半径方向内側から、相応する形状に成形されたセクタ状
構造部分134.135によってシールされ若しくは閉
鎖されている。この目的でセクタ状構造部分134.1
35はその外側の、ばね145aに沿って延びている縁
範囲にそのつど1つの軸方向曲げ部136a、136b
を有しており、これらは互いに向かい合っていると共に
、それらの自由端面で互いに突合わされている。
図示の実施例では、軸方向曲げ1136a、136bは
ばね145aの全長に互って延びており1.かつ鉢形ば
ね受け59の下側に系合している。スペーサリベット1
36及び軸方向曲げ部136a、136bにより、両方
のセクタ状構造部分によって構成されるエレメントの軸
方向幅は円環状の両面若しくは両範囲160.161間
の軸方向間隔にほぼ等しく構成され、その結果たんに極
めて僅かな間隙乃至遊びだけが残されている。両範囲1
60,161の軸方向間隔と、両セクタ状構造部分13
4.135により構成されるエレメントの軸方向幅との
差が小さくなればなる程それだけ、円弧状受容部1Sl
a内に充填された粘性媒体の押出しによって生ぜしめら
れる液力的な若しくは媒体粘性による緩衝作用は高くな
る。両セクタ状構造部分134.135によって形成さ
れたエレメントは双方の面範囲160.161の間の軸
方向遊びに相応して軸方向で浮動的に受容されており、
要するに、上記エレメントの軸方向遊びに相応してフラ
ンジ141に対して軸方向で運動することができる。
少なくとも個々の鉢形ばね受けに切欠きを設けることに
より、かつ、範囲160.161とセクタ状構造部分1
34,135との間に存在する軸方向間隙の大きさを適
宜設定することにより、及び又は鉢形ばね受け59の外
周を適宜設計することにより、受容部151a内に受容
された粘性媒体によってばね145aの圧縮過程中に生
ぜしめられる緩衝作用を変化させ、その都度の用途に適
合させることができる。
トルク伝達装置llの緩衝特性はさらに、セクタ状構造
部分134.135の軸方向曲げ部136a、136b
が、1つのばね145aもしくは円弧状受容部151a
の円弧−長さのたんに一部に亙って延在しているように
することによって、変化させることができる。このよう
な構成では、ばね145aは、あまり高い液力的若しく
は粘性による緩衝作用を生ぜしめることなく、ばね14
5aの両端にある鉢形ばね受、け59間の角度的間隙が
相応するシール突起とじての軸方向曲げ部136a、1
36bの角度的間隔に等しくなるまで、圧縮される。回
動運動がさらに進行した時はじめて比較的高い緩衝作用
が生ぜしめられる。
第1図及び第2図のばね45は、第3図のばね145a
と同じ形式でばね端部に鉢形ばね受けを受容する゛こと
ができる。しかし該鉢形ばね受けの長さは適宜設計され
なければならない。
このようにすることにより、ばね45の圧縮時に、粘性
媒体の押出しによる緩衝作用が生じる。この緩衝作用は
、ばね45の半径方向内側にシールエレメント若しくは
閉鎖エレメントを設けることによって高めることができ
、上記エレメンビは上記ばね45の全長に亙って延びて
いるようにすることができる。このようなシールエレメ
ント若しくは閉鎖エレメントはフランジのところで半径
方向で固定し、かつ該フランジに対して軸方向では変位
可能であるようにすることができる。このようなシール
エレメント若しくは閉鎖エレメントの軸方向の厚さは両
方の円環状の面範囲60.61間の軸方向距離にほぼ等
しくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の断面図、第2図は第
1rI!Jの装置を矢印Hの方向からみた図、第3図は
本発明の別の一実施例の一部の詳細図、第4図は第3図
の装置のIV−IV線による断面図である。 1・・・トルク伝達装置、2・・・フライホイール、3
・・・フライホイールエレメント、4・・・フライホイ
ールエレメント、13・・・ダンパ、14・・・ダンパ
、15・・・軸受部、20・・・軸方向付加部、20b
・・・嵌合面、26・・・リベット、26a・・・ヘッ
ド、27・・・ばね(蓄力部材)、28・・・切欠き、
29・・・窓、29a・・・窓、30・・・環状室、3
I・・・ケーシング部分、31a・・・半径方向フラン
ジ範囲、32・・・ケーシング部分、33・・・溶接部
、34・・・セクタ状構造部分0.34a・・・範囲、
34b・・・範囲、35・・・セクタ状構造部分、35
a・・・範囲、35b・・・範囲、36・・・スペーサ
リベット、36a・・・圧刻部、37・・・切欠き、3
9・・・嵌合面、40・・・スタータリングギヤ、41
・・・フランジ、42・・・端面、43・・・軸方向付
加部、44・・・半径方向突出部、44a・・・エツジ
、44b・・・エツジ、45・・・ばね(蓄力部材)、
45a・・・ばね(蓄力部材)、46a・・・エツジ、
46b・・・エツジ、47a・・・回動遊び、47b・
・・回動遊び、48・・・切欠き、49・・・回動角度
、49a・・・回動角度、51・・・受容部、51a・
・・受容部、51b・・・受容部、52・・・切欠き部
、55・・・周方向ストッパ、55a・・・周方向スト
ッパ、59・・・鉢形ばね受け、60・・・範囲、61
・・・範囲、62・・・通路、74・・・パツキン、8
0・・・摩擦装置、81・・・耐摩耗材、82・・・皿
ばね、83・・・圧力リング、84・・・摩擦ディスク
、84a・・・半径方向突出部、127・・・ばね、1
31・・・ケーシング部分、132・・・ケーシング部
分、134・・・セクタ状構造部分、135・・・セク
タ状構造部分、136・・・スペーサリベット、136
a・・・軸方向曲げ部、136b・・・軸方向曲げ部、
141・・・フランジ、145a・・・ばね、151・
・・受容部、151a・・・受容部、155・・・周方
向ストッパ、155a・・・周方向ストッパ、160・
・・範囲、161・・・範囲、162・・・通路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関の捩り衝撃を補償するためのフライホイー
    ルであって、2つの相対的に回動可能の慣性質量体の間
    に所定の相対回動角度範囲に亙って配置された、捩り弾
    性を有するダンパ手段を有し、かつ上記の2つの慣性質
    量体の一方の、第1の慣性質量体が内燃機関に結合され
    、他方の、第2の慣性質量体がトランスミッション入力
    軸に結合されるようになっており、かつ両慣性質量体の
    、少なくとも一方の方向での相対回動時に、慣性質量体
    の休止位置若しくは中心位置範囲から最初の第1の相対
    回動角度範囲に亙って第1のダンパが比較的小さい捩り
    抵抗モーメントをもって、ほぼ単独で、作用し、かつ少
    なくとも1つの別の、第2のダンパが、上記第1の相対
    回動角度範囲に続く第2の相対回動角度範囲に亙って比
    較的大きな捩り抵抗モーメントをもって、作用する形式
    のものにおいて、第2のダンパの蓄力部材が第1の慣性
    質量体の中心位置範囲に保持されており、かつ第1のダ
    ンパの蓄力部材が、第2の慣性質量体に駆動接続された
    ディスク状の第1の構造部分に保持されていてかつさら
    に別の第2の構造部分により負荷可能若しくは圧縮可能
    であり、かつ上記の第2の構造部分がディスク状の第1
    の構造部分に対して回動可能であると共に、周方向両側
    で第2のダンパの蓄力部材に支持されていることを特徴
    とする、内燃機関の捩り衝撃を補償するためのフライホ
    イール。 2、第2の構造部分が少なくとも1つのセクタ状構造部
    分によって形成されており、該部分が第2のダンパの蓄
    力部材のほぼ半径方向内側に設けられており、かつ半径
    方向に延びる範囲を以て上記蓄力部材端部範囲に当接し
    ていることを特徴とする、請求項1記載のフライホイー
    ル。 3、セクタ状構造部分が、第1のダンパの蓄力部材を受
    容するための、窓のような、少なくとも1つの受容部を
    有していることを特徴とする、請求項2記載のフライホ
    イール。 4、ディスク状の構造部分及びセクタ状構造部分中にあ
    る、第1のダンパの蓄力部材を受容する、互いに所属し
    合う受容部が等しい長さを有していることを特徴とする
    、請求項1から3までのいずれか1項記載のフライホイ
    ール。 5、セクタ状構造部分がディスク状の構造部分に周方向
    で変位可能に案内されており、かつ半径方向では不動に
    支持されていることを特徴とする、請求項2から4まで
    のいずれか1項記載のフライホイール。 6、第2のダンパの蓄力部材の内側の、ディスク状構造
    部分の両側に、そのつど1つのセクタ状構造部分が設け
    られており、該セクタ状構造部分がスペーサ手段を介し
    て結合されていることを特徴とする、請求項2から5ま
    でのいずれか1項記載のフライホイール。 7、スペーサ手段がディスク状の構造部分(41)中の
    周方向で細長く延びている切欠きを軸方向で貫通して延
    びていることを特徴とする、請求項6記載のフライホイ
    ール。 8、スペーサ手段がセクタ状構造部分を互いに不動に結
    合しており、かつ遠心力作用時にディスク状構造部分に
    支持されることを特徴とする、請求項7記載のフライホ
    イール。 9、第1のダンパが少なくとも2つの、直径方向で互い
    に反対側に位置する蓄力部材を有しており、該蓄力部材
    がそれぞれ、両慣性質量体が休止位置にあるときに、第
    2のダンパの著しく長い蓄力部材の少なくともほぼ周方
    向中心部に位置するように設けられていることを特徴と
    する、請求項1から8までのいずれか1項記載のフライ
    ホイール。 10、第2のダンパが2つの緩衝段を有しており、即ち
    比較的大きな相対回動角度範囲に亙って比較的小さい捩
    り抵抗モーメントを以て作用する第1の緩衝段と、上記
    第1の相対回動角度範囲に対して比較的小さい相対回動
    角度範囲に亙って著しく大きな捩り抵抗モーメントを以
    て作用する第2の緩衝段と、を有していることを特徴と
    する、請求項1から9までのいずれか1項記載のフライ
    ホイール。 11、第1のダンパの蓄力部材が第2のダンパの第1の
    緩衝段の蓄力部材の半径方向内側に配置されていること
    を特徴とする、請求項9又は10記載のフライホイール
    。 12、第1の緩衝段及び第2の緩衝段の蓄力部材が周方
    向で交互に配置されていることを特徴とする、請求項1
    0又は11記載のフライホイール。 13、第1のダンパ及び第2のダンパが互いに直列的に
    配置されていることを特徴とする、請求項1から12ま
    でのいずれか1項記載のフライホイール。 14、ダンパ手段が、一方の慣性質量体の構造部分によ
    り形成される少なくとも1つの環状通路を有し、該環状
    通路内に、第2のダンパの蓄力部材が同一直径の仮想円
    円周上において内蔵されていて負荷可能であり、かつ上
    記環状通路が、第2の慣性質量体と相対回動不能に結合
    されている、環状通路内へ半径方向で侵入している構造
    部分、例えばフランジによって、少なくとも部分的に閉
    鎖されており、上記構造部分は第2のダンパのばねのた
    めの別の支持範囲を形成していることを特徴とする、請
    求項1から13までのいずれか1項記載のフライホイー
    ル。 15、ばねが、フランジによって形成された半径方向突
    出部に支持可能であり、該半径方向突出部は環状通路の
    半径方向範囲内へ侵入していることを特徴とする、請求
    項14記載のフライホイール。 16、環状通路が2つのシェル状の部材から形成されて
    いることを特徴とする、請求項14又は15記載のフラ
    イホイール。 17、2つのシェル状の部材の少なくとも一方が薄板成
    形部品であることを特徴とする、請求項14から16ま
    でのいずれか1項記載のフライホイール。 18、第2のダンパのばねのための支持部が環状通路を
    個々のセクタに分割しており、該セクタ内にばねが受容
    されていることを特徴とする、請求項14から17まで
    のいずれか1項記載のフライホイール。 19、第2のダンパのばねのための支持部がポケット状
    成形部によって形成されていることを特徴とする、請求
    項1から18までのいずれか1項記載のフライホイール
    。 20、フランジの半径方向突出部によって形成された、
    第2のダンパのばねに対する負荷範囲が、これらのばね
    の両側に設けられている、環状通路中の支持部に対して
    、周方向でずらして配置されていることを特徴とする、
    請求項1から19までのいずれか1項記載のフライホイ
    ール。 21、ディスク状構造部分、例えばフランジが、半径方
    向突出部によって周方向で互いに隔てられた半径方向外
    側の切欠きを有しており、該切欠き内に第2のダンパの
    ばねが受容されており、かつディスク状構造部分が半径
    方向でさらに内側に位置する窓を有しており、該窓内に
    第1のダンパのばねが設けられていることを特徴とする
    、請求項1から20までのいずれか1項記載のフライホ
    イール。 22、第2のダンパの第1の緩衝段のばねを受容するた
    めの、ディスク状の構造部分の切欠きが、環状通路の所
    属のばね受容セクタよりも周方向で長く形成されている
    ことを特徴とする、請求項1から21までのいずれか1
    項記載のフライホイール。 23、第2のダンパの第2の緩衝段のばねを受容するた
    めの、ディスク状の構造部分の切欠きが、環状通路の所
    属のばね受容セクタよりも周方向で著しく短く形成され
    ていることを特徴とする、請求項1から21までのいず
    れか1項記載のフライホイール。 24、両慣性質量体間の相対回動を制限するために第2
    のダンパの第2緩衝段のばねの巻条が互いに密着してロ
    ックすることを特徴とする、請求項1から23までのい
    ずれか1項記載のフライホイール。 25、両方のケーシング部分若しくは両方のシェル状の
    部材によって形成された室内に粘性媒体が受容されてい
    ることを特徴とする、請求項1から24までのいずれか
    1項記載のフライホイール。
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