JPH01220438A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH01220438A JPH01220438A JP4561088A JP4561088A JPH01220438A JP H01220438 A JPH01220438 A JP H01220438A JP 4561088 A JP4561088 A JP 4561088A JP 4561088 A JP4561088 A JP 4561088A JP H01220438 A JPH01220438 A JP H01220438A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は半導体装置の製造方法に関し、特にイオン注
入のマスクとして使用される多結晶シリコン膜の改良に
関するものである。
入のマスクとして使用される多結晶シリコン膜の改良に
関するものである。
従来のMO3型半導体装置を一例として、その製造方法
を工程順に説明する。
を工程順に説明する。
まず第2図(alに示すように、半導体基板1の一主面
上に各素子分離の目的でフィールド酸化膜2を形成した
後、ゲート酸化膜3を熱酸化法で250人生成し、さら
に気相成長法によりゲート電極となる多結晶シリコン膜
4を4500人生成する。
上に各素子分離の目的でフィールド酸化膜2を形成した
後、ゲート酸化膜3を熱酸化法で250人生成し、さら
に気相成長法によりゲート電極となる多結晶シリコン膜
4を4500人生成する。
次にこの多結晶シリコン膜4の抵抗を下げる目的で多結
晶シリコン膜4の中にリン5などの不純物を約900℃
の温度で熱拡散し、多結晶シリコン膜4のシート抵抗値
を約25Ω/D程度にする。
晶シリコン膜4の中にリン5などの不純物を約900℃
の温度で熱拡散し、多結晶シリコン膜4のシート抵抗値
を約25Ω/D程度にする。
次に第2図(b)に示すようにレジストをマスクとして
多結晶シリコン膜4及びゲート酸化膜3をエツチングし
、半導体基Fi1のソース・ドレイン領域となる部分を
露出させ、前記レジストを除去する。次にゲート電極で
ある多結晶シリコン膜4及びフィールド酸化膜2をマス
クとしてイオン注入技術を用いて半導体基板lと反対導
電型の不純物6をソース・ドレイン領域に注入する。
多結晶シリコン膜4及びゲート酸化膜3をエツチングし
、半導体基Fi1のソース・ドレイン領域となる部分を
露出させ、前記レジストを除去する。次にゲート電極で
ある多結晶シリコン膜4及びフィールド酸化膜2をマス
クとしてイオン注入技術を用いて半導体基板lと反対導
電型の不純物6をソース・ドレイン領域に注入する。
しかる後、第2図(C)に示すように約900℃程度の
温度で熱処理することにより、注入した不純物6が半導
体基板1中で所定の深さに達するよう拡散し、ソース・
ドレイン層7を形成する。次に層間絶縁膜8を形成し、
コンタクトホール9を開口し、さらにアルミ配線10を
施す。
温度で熱処理することにより、注入した不純物6が半導
体基板1中で所定の深さに達するよう拡散し、ソース・
ドレイン層7を形成する。次に層間絶縁膜8を形成し、
コンタクトホール9を開口し、さらにアルミ配線10を
施す。
以上のように、従来の技術はゲート電極となる多結晶シ
リコン膜4を生成した後、抵抗値を下げるため、熱拡散
により不純物5を多結晶シリコン膜4中に拡散していた
。この際、多結晶シリコン膜4を気相成長法で生成する
のは400“C〜450℃程度の温度で行われるが、生
成した状態での多結晶シリコン膜4は結晶化しておらず
、シリコン原子がランダムに多結晶シリコンWid中に
存在している。この状態で多結晶シリコン膜4の抵抗値
を下げるため、リン5などの不純物を約900℃程度の
温度で多結晶シリコン膜4中に熱拡散すると、第3図に
示すように多結晶シリコン膜4はあるサイズ(例えば直
径0.5μ前後)のシリコン単結晶のかたまり (グレ
イン)1)の集まりとなる。
リコン膜4を生成した後、抵抗値を下げるため、熱拡散
により不純物5を多結晶シリコン膜4中に拡散していた
。この際、多結晶シリコン膜4を気相成長法で生成する
のは400“C〜450℃程度の温度で行われるが、生
成した状態での多結晶シリコン膜4は結晶化しておらず
、シリコン原子がランダムに多結晶シリコンWid中に
存在している。この状態で多結晶シリコン膜4の抵抗値
を下げるため、リン5などの不純物を約900℃程度の
温度で多結晶シリコン膜4中に熱拡散すると、第3図に
示すように多結晶シリコン膜4はあるサイズ(例えば直
径0.5μ前後)のシリコン単結晶のかたまり (グレ
イン)1)の集まりとなる。
このグレイン1)は多結晶シリコン膜4中に熱拡散させ
る不純物の濃度が多くなればなるほど、大きくなり、極
部的には多結晶シリコン膜の厚み方向に1つのグレイン
1)のみが存在するようになる。1つのグレイン1)は
シリコン単結晶であり、各々のグレイン1)はそれぞれ
別々のシリコン単結晶面方位を持っている。
る不純物の濃度が多くなればなるほど、大きくなり、極
部的には多結晶シリコン膜の厚み方向に1つのグレイン
1)のみが存在するようになる。1つのグレイン1)は
シリコン単結晶であり、各々のグレイン1)はそれぞれ
別々のシリコン単結晶面方位を持っている。
このためソース・ドレイン領域に半導体基板1と反対導
電型の不純物6をイオン注入技術を用いて注入する際、
突き抜け(チャネリング)しやすい面方位のグレイン1
)中に注入された不純物6は多結晶シリコン膜に深く侵
入し、半導体基板1の表面であるチャネル部に達するも
のがある。
電型の不純物6をイオン注入技術を用いて注入する際、
突き抜け(チャネリング)しやすい面方位のグレイン1
)中に注入された不純物6は多結晶シリコン膜に深く侵
入し、半導体基板1の表面であるチャネル部に達するも
のがある。
以前のMO3型トランジスタのようにソース・ドレイン
間隔が広い場合(例えば2.0μ以上の場合)には、チ
ャネル部まで達する不純物6の量が少ないため、問題と
ならなかったが、最近MO3型トランジスタのソース・
ドレイン間隔が小さく(例えば2.0μ以下)なったた
め、前記の微量のチャネル部に達した不純物6の影響が
大きくなり、MO3型トランジスタのしきい値電圧等の
電気特性をばらつかせるなどの問題が出てきている。
間隔が広い場合(例えば2.0μ以上の場合)には、チ
ャネル部まで達する不純物6の量が少ないため、問題と
ならなかったが、最近MO3型トランジスタのソース・
ドレイン間隔が小さく(例えば2.0μ以下)なったた
め、前記の微量のチャネル部に達した不純物6の影響が
大きくなり、MO3型トランジスタのしきい値電圧等の
電気特性をばらつかせるなどの問題が出てきている。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、イオン注入による突き抜けを防ぐことができ
、これにより安定な電気特性を有するMO3型半導体装
置を製造することができる半導体装置の製造方法を得る
ことを目的とする。
たもので、イオン注入による突き抜けを防ぐことができ
、これにより安定な電気特性を有するMO3型半導体装
置を製造することができる半導体装置の製造方法を得る
ことを目的とする。
この発明に係る半導体装置の製造方法は、多結晶シリコ
ン膜をマスクとしてイオン注入を行なう工程を、半導体
基板の一主面上に絶縁膜を形成した後その上に第1の多
結晶シリコン膜を生成する第1の工程と、この第1の多
結晶シリコン膜に不純物を熱拡散した後該第1の多結晶
シリコン膜上に第2の多結晶シリコン膜を生成する第2
の工程と、上記絶縁膜及び第1.第2の多結晶シリコン
膜をパターンニングした後これらの膜をマスクとして不
純物をイオン注入する第3の工程とから構成したもので
ある。
ン膜をマスクとしてイオン注入を行なう工程を、半導体
基板の一主面上に絶縁膜を形成した後その上に第1の多
結晶シリコン膜を生成する第1の工程と、この第1の多
結晶シリコン膜に不純物を熱拡散した後該第1の多結晶
シリコン膜上に第2の多結晶シリコン膜を生成する第2
の工程と、上記絶縁膜及び第1.第2の多結晶シリコン
膜をパターンニングした後これらの膜をマスクとして不
純物をイオン注入する第3の工程とから構成したもので
ある。
この発明においては、不純物を拡散した下層の多結晶シ
リコン膜上に、不純物を拡散していない上層の多結晶シ
リコン膜を形成した後、これらの多結晶シリコン層をマ
スクとしてイオン注入するから、イオン注入時のマスク
効果を向上してイオン注入による突き抜けを防止できる
。
リコン膜上に、不純物を拡散していない上層の多結晶シ
リコン膜を形成した後、これらの多結晶シリコン層をマ
スクとしてイオン注入するから、イオン注入時のマスク
効果を向上してイオン注入による突き抜けを防止できる
。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
をその工程順に説明するための断面図であり、図におい
て第2図と同一符号は同一のものを示し、12はゲート
電極の一部となる第1の多結晶シリコン膜、13は該膜
12上に形成された第2の多結晶シリコン膜である。
をその工程順に説明するための断面図であり、図におい
て第2図と同一符号は同一のものを示し、12はゲート
電極の一部となる第1の多結晶シリコン膜、13は該膜
12上に形成された第2の多結晶シリコン膜である。
次に製造方法について説明する。
従来技術と同様にP型シリコン基板1の一主面上に各素
子分離の目的でフィールド酸化膜2を形成し、ゲート酸
化膜3を熱酸化法で250人生成し、さらに気相成長法
によりゲート電極の一部となる第1の多結晶シリコン膜
12を約2000人生成する。次にゲート電極の抵抗を
下げる目的で多結晶シリコン膜12中にリン5を約90
0℃の温度で熱拡散する。この熱拡散では膜厚2000
人の多結晶シリコン膜12の抵抗値は約30Ω/D程度
となった。
子分離の目的でフィールド酸化膜2を形成し、ゲート酸
化膜3を熱酸化法で250人生成し、さらに気相成長法
によりゲート電極の一部となる第1の多結晶シリコン膜
12を約2000人生成する。次にゲート電極の抵抗を
下げる目的で多結晶シリコン膜12中にリン5を約90
0℃の温度で熱拡散する。この熱拡散では膜厚2000
人の多結晶シリコン膜12の抵抗値は約30Ω/D程度
となった。
次にリン5を熱拡散した多結晶シリコン膜12上にさら
に同様の気相成長法で温度420℃程度で第2の多結晶
シリコン膜13を約2500人生成する。この多結晶シ
リコン膜13を生成する温度は420℃と低いため、す
でに多結晶シリコン膜12中に拡散しているリン5はほ
とんど拡散せず上側の多結晶シリコン膜13中にはリン
がほとんど存在していない。
に同様の気相成長法で温度420℃程度で第2の多結晶
シリコン膜13を約2500人生成する。この多結晶シ
リコン膜13を生成する温度は420℃と低いため、す
でに多結晶シリコン膜12中に拡散しているリン5はほ
とんど拡散せず上側の多結晶シリコン膜13中にはリン
がほとんど存在していない。
次に第1図(b)に示すように、従来技術と同様レジス
トをマスクに第2の多結晶シリコン[13゜第1の多結
晶シリコン膜12及びゲート酸化膜3をエツチングし、
半導体基板1の、ソース・ドレイン領域となる部分を露
出させ、前記レジストを除去する。この後特に上側の第
2の多結晶シリコン膜13及びフィールド酸化膜2をマ
スクとしてイオン注入技術を用いて砒素6を50Key
のエネルギーで4 X 10 lS/cd注入する。
トをマスクに第2の多結晶シリコン[13゜第1の多結
晶シリコン膜12及びゲート酸化膜3をエツチングし、
半導体基板1の、ソース・ドレイン領域となる部分を露
出させ、前記レジストを除去する。この後特に上側の第
2の多結晶シリコン膜13及びフィールド酸化膜2をマ
スクとしてイオン注入技術を用いて砒素6を50Key
のエネルギーで4 X 10 lS/cd注入する。
次に第1図(C)に示すように、従来技術と同様に、9
00℃の温度で40分間の熱処理をすることにより注入
した砒素を拡散し、ソース・ドレイン層7を形成する。
00℃の温度で40分間の熱処理をすることにより注入
した砒素を拡散し、ソース・ドレイン層7を形成する。
しかる後、眉間絶縁膜8.コンタクトホール9及びアル
ミ配線10を形成する。
ミ配線10を形成する。
ゲート電極の抵抗については、ソース・ドレイン層7を
形成する際の900℃、40分間の熱処理により、下側
の第1多結晶シリコン膜12中に存在するリン5が上側
の第2多結晶シリコン1)! 13中に十分熱拡散し、
最終仕上がり状態では、従来技術とほぼ同程度の25Ω
/Dが得られた。
形成する際の900℃、40分間の熱処理により、下側
の第1多結晶シリコン膜12中に存在するリン5が上側
の第2多結晶シリコン1)! 13中に十分熱拡散し、
最終仕上がり状態では、従来技術とほぼ同程度の25Ω
/Dが得られた。
以上のように製造されたMO3型半導体装置においては
、上側の多結晶シリコン膜13を生成してからソース・
ドレイン層6を形成するためのイオン注入をするまでの
間の熱処理の温度は上側の多結晶シリコン膜13を気相
成長法で生成する際の420℃が最も高い温度である。
、上側の多結晶シリコン膜13を生成してからソース・
ドレイン層6を形成するためのイオン注入をするまでの
間の熱処理の温度は上側の多結晶シリコン膜13を気相
成長法で生成する際の420℃が最も高い温度である。
この程度の温度では下側の多結晶シリコン膜12中のリ
ンなどの不純物はほとんど拡散せず、上側多結晶シリコ
ン膜13は非結晶状態のシリコン原子がランダムに存在
した状態で、ソース・ドレイン層6を形成するためのイ
オン注入のマスクとして使用できるため、従来技術のよ
うな極部的な不純物イオンのチャネル領域への突き抜け
が起こりにくくなる。
ンなどの不純物はほとんど拡散せず、上側多結晶シリコ
ン膜13は非結晶状態のシリコン原子がランダムに存在
した状態で、ソース・ドレイン層6を形成するためのイ
オン注入のマスクとして使用できるため、従来技術のよ
うな極部的な不純物イオンのチャネル領域への突き抜け
が起こりにくくなる。
第4図はMO3型トランジスタのしきい値電圧(Vto
)を、ソース・ドレイン層形成するだめの砒素のイオン
注入の注入エネルギーをパラメータとして示す。
)を、ソース・ドレイン層形成するだめの砒素のイオン
注入の注入エネルギーをパラメータとして示す。
従来技術の場合は、実線14であるが、本実施例によれ
ば、点線15のようになり、イオン注入によるチャネル
部へのイオンの突き抜けの防止に効果があることがわか
る。
ば、点線15のようになり、イオン注入によるチャネル
部へのイオンの突き抜けの防止に効果があることがわか
る。
第4図に示すサンプルは、ソース・ドレイン層形成の砒
素のイオン注入はすべて4 X 10 、”/ cIa
で行った。又、1つのパラメータ、つまり1つの注入エ
ネルギーに対するしきい値は500〜700個のMO3
型トランジスタのVtUを測定し、その平均値で示して
いる。またMO3型トランジスタはソース・ドレイン間
隔1.2μ、ソース・ドレイン幅20μである。
素のイオン注入はすべて4 X 10 、”/ cIa
で行った。又、1つのパラメータ、つまり1つの注入エ
ネルギーに対するしきい値は500〜700個のMO3
型トランジスタのVtUを測定し、その平均値で示して
いる。またMO3型トランジスタはソース・ドレイン間
隔1.2μ、ソース・ドレイン幅20μである。
このように本実施例によれば不純物を拡散した第1の多
結晶シリコン膜の上に、不純物を拡散していない第2の
多結晶シリコン膜を形成し、その後これらの多結晶シリ
コン膜をマスクとしてソース・ドレイン形成のためのイ
オン注入を行なうので、多結晶シリコン膜のマスク効果
を向上してイオン注入による突き抜けを防ぐことができ
る。
結晶シリコン膜の上に、不純物を拡散していない第2の
多結晶シリコン膜を形成し、その後これらの多結晶シリ
コン膜をマスクとしてソース・ドレイン形成のためのイ
オン注入を行なうので、多結晶シリコン膜のマスク効果
を向上してイオン注入による突き抜けを防ぐことができ
る。
なお、上記実施例ではP型シリコン基板を使用し、ソー
ス・ドレインの注入に砒素を用いたNチャネルMO3型
トランジスタの場合を示したが、これは当然のことなか
らPチャネルMO3型トランジスタでもよ(、又注入す
る不純物も程度の差はあるが、ボロン、リン等の他の不
純物でもよく、この場合も同様の効果を有する。
ス・ドレインの注入に砒素を用いたNチャネルMO3型
トランジスタの場合を示したが、これは当然のことなか
らPチャネルMO3型トランジスタでもよ(、又注入す
る不純物も程度の差はあるが、ボロン、リン等の他の不
純物でもよく、この場合も同様の効果を有する。
また、上記実施例ではMOS型トランジスタのソース・
ドレイン形成のためにイオン注入する場合について説明
したが、本発明は多結晶シリコン膜をマスクに不純物を
イオン注入する方法ならどのようなものにでも適用でき
、この場合も上記実施例と同様の効果を奏する。
ドレイン形成のためにイオン注入する場合について説明
したが、本発明は多結晶シリコン膜をマスクに不純物を
イオン注入する方法ならどのようなものにでも適用でき
、この場合も上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明に係る半導体装置の製造方法に
よれば、不純物を拡散した下層の多結晶シリコン膜上に
、不純物を拡散していない上層の多結晶シリコン膜を形
成した後、これらの多結晶シリコン層をマスクとしてイ
オン注入するので、イオン注入時のマスク効果を向上し
てイオン注入による突き抜けを防止でき、この結果電気
特性の良い半導体装置を製造することができる効果があ
る。
よれば、不純物を拡散した下層の多結晶シリコン膜上に
、不純物を拡散していない上層の多結晶シリコン膜を形
成した後、これらの多結晶シリコン層をマスクとしてイ
オン注入するので、イオン注入時のマスク効果を向上し
てイオン注入による突き抜けを防止でき、この結果電気
特性の良い半導体装置を製造することができる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
をその工程1)1f¥に説明するための断面図、第2図
は従来の半導体装置の製造方法をその工程順に説明する
ための断面図、第3図は従来の方法における問題点を説
明するための図、第4図はMOSトランジスタのしきい
値電圧と、ソース・ドレイン層形成のための不純物の注
入エネルギーとの関係を示す図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・フィールド酸化膜
、3・・・ゲート酸化膜、5・・・不純物のリン、12
・・・第1の多結晶シリコン膜、13・・・第2の多結
晶シリコン膜。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
をその工程1)1f¥に説明するための断面図、第2図
は従来の半導体装置の製造方法をその工程順に説明する
ための断面図、第3図は従来の方法における問題点を説
明するための図、第4図はMOSトランジスタのしきい
値電圧と、ソース・ドレイン層形成のための不純物の注
入エネルギーとの関係を示す図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・フィールド酸化膜
、3・・・ゲート酸化膜、5・・・不純物のリン、12
・・・第1の多結晶シリコン膜、13・・・第2の多結
晶シリコン膜。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)半導体基板上に選択的に多結晶シリコン膜を形成
し、これをマスクとしてイオン注入を行なう工程を含む
半導体装置の製造方法において、上記工程は、 上記半導体基板の一主面上に絶縁膜を形成した後その上
に第1の多結晶シリコン膜を生成する第1の工程と、 この第1の多結晶シリコン膜に不純物を熱拡散した後、
該第1の多結晶シリコン膜上に第2の多結晶シリコン膜
を生成する第2の工程と、 上記絶縁膜及び第1、第2の多結晶シリコン膜をパター
ンニングした後これらの膜をマスクとして不純物をイオ
ン注入する第3の工程とからなるものであることを特徴
とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4561088A JPH01220438A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4561088A JPH01220438A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01220438A true JPH01220438A (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=12724138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4561088A Pending JPH01220438A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01220438A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5177569A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having a two layered structure gate electrode |
US5202277A (en) * | 1989-12-08 | 1993-04-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor device |
US5221630A (en) * | 1990-11-19 | 1993-06-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device having a two layered structure gate electrode |
US5652156A (en) * | 1995-04-10 | 1997-07-29 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. | Layered polysilicon deposition method |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP4561088A patent/JPH01220438A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5202277A (en) * | 1989-12-08 | 1993-04-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor device |
US5177569A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having a two layered structure gate electrode |
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