JPH0121045Y2 - - Google Patents

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JPH0121045Y2
JPH0121045Y2 JP1981025243U JP2524381U JPH0121045Y2 JP H0121045 Y2 JPH0121045 Y2 JP H0121045Y2 JP 1981025243 U JP1981025243 U JP 1981025243U JP 2524381 U JP2524381 U JP 2524381U JP H0121045 Y2 JPH0121045 Y2 JP H0121045Y2
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JP
Japan
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hub
wheel hub
diameter
cover
wheel
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JP1981025243U
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JPS57139404U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大型車両等に使用されるハブ減速装置
に関し特にホイールデイスクやブレーキドラム等
の着脱性を向上させたハブカバーの取付構造に関
する。
例えば大型トラツク等ではアクスルシヤフトと
ホイールハブとの間に減速装置を介在させてトラ
ンスミツシヨン及びデフ機構の負荷トルクを軽減
させるようにしたものがある。
例えば、実公昭40−23850号公報に示すような
ものが、従来一般的な構造として知られるが、こ
のように減速機構の伝達経路をアクスルシヤフト
に支持されたサンギヤから、その外側のプラネタ
リギヤを介して、その外側のリングギヤ及びこれ
に連結されたホイールハブに駆動力を伝達するも
のでは、外径が大きくなり、重量が大きくなると
いう問題がある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、小型軽量性を可及的に促進しつつ、
ホイールハブの外周に取りつけられるホイールデ
イスク、ブレーキドラムや減速機構を覆つて取り
つけられるハブカバーの脱着を容易に行えるよう
にした車両用ハブ減速装置を提供することを目的
とする。
このため本考案は、アクスルシヤフトを包持す
るアクスルチユーブにインナ及びアウタベアリン
グを介してホイールハブを軸支する一方、内周面
に歯を形成したリングギヤを該リングギヤ外径と
略同形又はこれより小径に形成されたアクスルシ
ヤフトの外端部に動力伝達される構造で連結し、
外周面に歯を形成したサンギヤをアクスルチユー
ブの外端部に装着すると共に、前記両ギヤを噛み
合い連動させるプラネタリギヤをホイールハブの
外側に配設したプラネタリキヤリアに軸着し、該
プラネタリキヤリアを前記リングギヤより内径側
に配設した締付部材を介してホイールハブの外端
面に締付固定し、かつ、前記ホイールハブのホイ
ールデイスクから外側に突出する部分及び該ホイ
ールハブの突出端部外周面に嵌着した薄肉プレス
成形金属板からなる円筒部を有するハブカバーの
全周面をホイールデイスク内径より小径に形成す
ると共に、該突出する部分は該ハブカバーの開放
端面が当接する段付部を備え、該ハブカバーはそ
の有底端部側に縮径したテーパ形状を備え、ハブ
カバーのホイールハブとの嵌合部に軸方向に孔径
一定の小孔を設け、ホイールハブ外周面に螺着し
たボルトの頭部を前記ハブカバーの小孔に係合さ
せてハブカバーを抜け止め固定した構成とした。
以下に本考案を図示実施例に基づいて詳細に説
明する。
図において、図示しないデフ機構等を介してト
ランスミツシヨンの出力軸に連結されたアクスル
シヤフト1の外端フランジ部2にはボルト3でギ
ヤ4を締付固定し、内周面に歯を形成したリング
ギヤ5を前記ギヤ4に噛合させてアクスルシヤフ
ト1とリングギヤ5とを一体回転させるようにし
ている。前記アクスルシヤフト1を被覆するアク
スルチユーブ6にはインナベアリング7及びアウ
タベアリング8を介してホイールハブ9を軸着す
る。
又、前記アクスルチユーブ6の外端部外周面に
はスプライン10を形成し該スプライン10にサ
ンギヤ11を挿着固定して該ギヤ11の外周面に
形成した歯とリングギヤ5の歯とを対向させてい
る。
そして、リングギヤ5とサンギヤ11とを噛み
合い連動させるプラネタリギヤ12をホイールハ
ブ9の外端面にボルト13で締結固定したプラネ
タリキヤリヤ14に支軸15を介して軸着するこ
とにより、リングギヤ5が回転するとプラネタリ
キヤリヤ14を介してホイールハブ9が減速駆動
されるようになつている。尚、前記ホイールハブ
9の外端面とプラネタリキヤリヤ14の内端面、
つまり両者の締付面にはそれぞれ断面半円状をな
す複数条の凹溝16を放射状に形成すると共に、
対向する凹溝16間に丸ピン17をそれぞれ嵌合
保持させることで該丸ピン17を介してプラネタ
リキヤリヤ14とホイールハブ9とを噛み合い係
合させている。
一方、前記ホイールハブ9にはハブカバー18
を嵌着してアクスルシヤフト1の外端部、リング
ギヤ5及びプラネタリギヤ12を覆つている。こ
のカバー18は図示のように薄肉の金属板でプレ
ス成型されたものであつて、ホイールハブ9に近
づくに従つてその外径が次第に大きくなるように
緩やかな角度θのテーパ状になつている。
そして、ホイールハブ9の内端フランジ部にハ
ブボルト19で取り付けられたブレーキドラム2
0及びホイールデイスク21から突出するハブ9
部分及びカバー18の最大径をプレーキドラム2
0及びホイールデイスク21の内径より小さくす
る。又、前記ハブカバー18のホイールハブ9と
の嵌合部周縁には複数(2〜3個程度)の小孔1
8aを設けると共に、カバー18装着時前記小孔
18aと重合するハブ9の外周面位置にねじ孔9
aを設け、該ねじ孔9aに螺着したボルト22の
頭部を前記小孔18aに係合させることによりハ
ブカバー18を抜け止め固定する。ここで、小孔
18aは抜け止め機能及び回り止めの機能のみ有
すればよいから、軸方向に孔径一定の孔でよく、
加工が容易である。23はホイールハブ9とハブ
カバー18との間をシールするシールリングであ
る。
次にかかる減速装置の作動を説明する。アクス
ルシヤフト1が回転すると該シヤフト1に固定さ
れたギヤ4を介してリングギヤ5が回転する。こ
れにより該リングギヤ5と前記サンギヤ11とに
噛合するプラネタリギヤ12が自転と共にリング
ギヤ5の回転即ちアクスルシヤフト1の回転速度
より減速されて公転し、該プラネタリギヤ12を
軸支するプラネタリキヤリヤ14及び該キヤリヤ
14に丸ピン17を介して係合するホイールハブ
9が前記プラネタリギヤ12の公転速度で減速駆
動されるのである。
そして、このようにして小型軽量化を図つた減
速機構を有すると共に、ブレーキドラム20及び
ホイールデイスク21から突出するホイールハブ
9部分及びこれに嵌着されるハブカバー18の外
周面は締結用フランジ部がなく外側方向に外径が
漸減する形状であるためハブカバー18を装着し
たままハブボルト19の着脱のみでブレーキドラ
ム20及びホイールデイスク21の着脱が行なえ
るのである。
又、ハブカバー18の着脱もボルト22の着脱
のみで簡単に行なえる。尚、このようにホイール
ハブ9がプラネタリキヤリヤ14の径を小さくし
ても前記丸ピン17の係合によりせん断面積及び
受圧面積を大きく採れるのでハブ9、キヤリヤ1
4間の伝達トルクは充分高くできる。但し本考案
はかかる丸ピン17を使用しないものにも適用で
きることはいうまでもない。
以上説明したように、本考案によれば減速機構
の改良により小型軽量性を可及的に促進できると
共にハブカバーをホイールハブの端部周面に嵌着
しハブ周面に螺着したボルト頭部をハブカバーに
形成した軸方向に孔径一定の加工の容易な小孔に
係合させて抜け止め固定しホイールデイスクから
の突出部分を該デイスクの内径より小径としたた
め、ホイールデイスク、ブレーキドラム等の着脱
がハブカバーを装着したまま行なえ、ハブカバー
の着脱も容易に行なえる等点検整備性を大幅に向
上させるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……アクスルシヤフト、5……リングギヤ、
6……アクスルチユーブ、9……ホイールハブ、
9a……ねじ孔、11……サンギヤ、12……プ
ラネタリギヤ、18……ハブカバー、18a……
小孔、20……ブレーキドラム、21……ホイー
ルデイスク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクスルシヤフトを包持するアクスルチユーブ
    にインナ及びアウタベアリングを介してホイール
    ハブを軸支する一方、内周面に歯を形成したリン
    グギヤを該リングギヤ外径と略同形又はこれより
    小径に形成されたアクスルシヤフトの外端部に動
    力伝達される構造で連結し、外周面に歯を形成し
    たサンギヤをアクスルチユーブの外端部に装着す
    ると共に、前記両ギヤを噛み合い連動させるプラ
    ネタリギヤをホイールハブの外側に配設したプラ
    ネタリキヤリアに軸着し、該プラネタリキヤリア
    を前記リングギヤより内径側に配設した締付部材
    を介してホイールハブの外端面に締付固定し、か
    つ、前記ホイールハブのホイールデイスクから外
    側に突出する部分及び該ホイールハブの突出端部
    外周面に嵌着した薄肉プレス成形金属板からなる
    円筒部を有するハブカバーの全周面をホイールデ
    イスク内径より小径に形成すると共に、該突出す
    る部分は該ハブカバーの開放端面が当接する段付
    部を備え、該ハブカバーはその有底端部側に縮径
    したテーパ形状を備え、ハブカバーのホイールハ
    ブとの嵌合部に軸方向に孔径一定の小孔を設け、
    ホイールハブ外周面に螺着したボルトの頭部を前
    記ハブカバーの小孔に係合させてハブカバーを抜
    け止め固定したことを特徴とする車両用ハブ減速
    装置。
JP1981025243U 1981-02-26 1981-02-26 Expired JPH0121045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981025243U JPH0121045Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981025243U JPH0121045Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57139404U JPS57139404U (ja) 1982-08-31
JPH0121045Y2 true JPH0121045Y2 (ja) 1989-06-23

Family

ID=29822945

Family Applications (1)

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JP1981025243U Expired JPH0121045Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26

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JP (1) JPH0121045Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044460A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyota Industries Corp ハブ構造及びハブの組付け方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4023850Y1 (ja) * 1964-04-27 1965-08-14

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4023850Y1 (ja) * 1964-04-27 1965-08-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044460A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyota Industries Corp ハブ構造及びハブの組付け方法

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JPS57139404U (ja) 1982-08-31

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