JPH0120084B2 - - Google Patents

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JPH0120084B2
JPH0120084B2 JP14018686A JP14018686A JPH0120084B2 JP H0120084 B2 JPH0120084 B2 JP H0120084B2 JP 14018686 A JP14018686 A JP 14018686A JP 14018686 A JP14018686 A JP 14018686A JP H0120084 B2 JPH0120084 B2 JP H0120084B2
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JP
Japan
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outlet
air
blower
cooling water
engine cooling
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JP14018686A
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Shigenori Doi
Toshiaki Nagayama
Katsumi Iida
Yoshihiko Sakurai
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Bosch Corp
Matsuda KK
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Diesel Kiki Co Ltd
Matsuda KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00314Arrangements permitting a rapid heating of the heating liquid

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車輌用空気調和装置に関し、詳言すれ
ば内燃機関冷却水を熱源とする熱交換手段を備え
た車輌用空気調和装置に関する。
(従来技術) 従来の車輌用空気調和装置においては、(イ)特開
昭59−20719号公報に示されている如く、内燃機
関冷却水温が末だ低く、加熱能力が要求値に満た
ない場合、車室へはデフロスト空気吹出口および
ビート空気吹出口を選択して該吹出口を通して送
風し、加熱能力が要求値に達した後はヒート吹出
口を選択するようにしたものが知られている。さ
らにまた、(ロ)実公昭50−20460に示されている如
く、冷却水温度を水温スイツチで検出し、水温ス
イツチが作動するまでの温度ではデフロスト空気
吹出口を、水温スイツチが作動すればヒート吹出
口を通して送風するしうにしたものも知られてい
る。また、(ハ)特開昭54−151234号公報に示されて
いる如く機関冷却水温度が所定値に達するまで機
関冷却水温度の上昇に応じて車室への送風量を
徐々に増加させ、機関冷却水温度が所定値に達し
た後は車室内検出温度と設定車室温度との差に関
連した値にしたがつて車室への送風量が制御され
いるものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来例において、上記(イ)および(ロ)によ
るときは、機関冷却水温度が、まだ低い状態時に
おいては湿度による車窓ガラスのくもりに対する
晴し効果および暖房感を増加さることに対しては
十分でなく、充分な車窓ガラスのくもり晴し効果
および暖房感が得られない問題点があつた。さら
にまた上記の(ハ)によれば機関冷却水温度の上昇に
応じて送風量を増加させるが、若し機関冷却水温
度が上昇した後、送風機をオフ状態からオン状態
にした時、急に送風量が増加し、乗員に不快感を
与える問題点があつた。
本発明は上記にかんがみなされたもので、上記
の問題点を解決した車輌用空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために本発明は第1図
に示す如く構成した。
送風機25と、機関冷却水を熱源とし、かつ送
風機25により送風されて車室30へ吹き込まれ
る空気を加熱する熱交換手段1と、吹き込まれる
空気を車室30へ導くデフロスト吹出口41、ベ
ント吹出口39およびヒート吹出口40とを備え
た車輌用空気調和装置において、暖房起動時に送
風起動制御が終了したか否かを判別する第1判別
手段2と、該第1判別手段2により送風機起動制
御が未終了と判別されている期間送風量を送風量
自動制御のときの送風量にまで順次増加させる第
1制御手段3と、前記第1制御手段3により制御
されている送風量が所定量に達したか否かを判別
する第2判別手段4と、送風量が前記所定量に達
しないときにおいて、機関冷却水温度が所定温度
以下のときデフロスト吹出口41を選択し、前記
機関冷却水温度が前記所定温度を超えかつ送風機
に駆動指示されているときはデフロスト吹出口4
1およびヒート吹出口40を選択し、かつ前記機
関冷却水温度が前記所定温度を超えると共に送風
機に駆動停止指示されているときはヒート吹出口
40を選択する吹出口選択制御手段5とを備え
た。
(作用) 上記の如き構成を備えた本発明において、暖房
起動時に送風機起動制御が終了したかが第1判別
手段2によつて判別される。この判別はたとえば
送風機のモータに印加される電圧が初めて自動制
御時における電圧に達したときにより判別され
る。第1判別手段により送風機起動制御(以下、
単に起動制御と記す)が未終了であると判別され
たときは、第1制御手段3により送風機送風量が
送風量自動制御のときの送風量にまで順次増加さ
れる。第1制御手段3による送風量制御の途中に
おいて送風量が所定量に達したか否かが第2判別
手段4により判別される。送風量が前記所定量に
達していない状態において、機関冷却水温度が所
定温度以下のときはデフロスト吹出口41が、機
関冷却水温度が前記所定温度を超えかつ送風機2
5に駆動指示が与えられているときはデフロスト
吹出口41およびヒート吹出口40が、機関冷却
水温度が前記所定温度を超えかつ送風機25に駆
動停止指示が与えられているときはヒート吹出口
41のみが、吹出口選択制御手段5によつて選択
され、開放される。
したがつて送風量が少なく制御されかつ機関冷
却水温度が低い場合にはデフロスト吹出口41が
選択され、機関冷却水温度が高くなりかつ送風機
25が駆動指示されているときはデフロスト吹出
口41およびヒート吹出口40が選択され、送風
機25が停止指示されているときはヒート吹出口
40が選択される。
この結果、吹出口はデフロスト吹出口41、デ
フロスト吹出口41およびヒート吹出口40と選
択が切替えられる間に送風量は増加して、くもり
晴し効果と足元の暖房感が得られる。さらに送風
機25が駆動停止させられておりかつ機関冷却水
温度が高いときにおいてはヒート吹出口40が選
択され、ラム圧によりデフロスト吹出口41より
暖風が吹き出して乗員に頭熱感を与えることもな
くなる効果が得られる。
(発明の実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
21は空気調和装置本体であり、22は空気調
和装置本体を制御する制御装置である。
空気調和装置本体21はダクト23の上流側か
ら下流側に向つて、吸込み空気を内気循環、一部
外気導入または全部外気導入にするかを制御する
インテークダンパ24、インテークダンパ24を
介して吸い込んだ空気を車室30へ送風する送風
機25、後記する冷却機36が動作中送風空気と
熱交換するエバポレータ26、エバポレータ26
を通過した空気中後記するヒータ28に分流する
空気量を制御するミツクスダンパ27、車載内燃
機関29の冷却水が循環されて加熱器とし作用し
通過空気を加熱するヒータコア28、車室30へ
の空気吹出口を選択するモード切替ダンパ311
312を備えている。
コンプレツサ32、コンデンサ33、レシーバ
タンク34、膨張弁35はエバポレータ26と共
に冷却機36を構成している。さらにまた車載内
燃機関29の出力軸の回転はプーリ37に伝達さ
れている。プーリ37の回転はマグネツトクラツ
チ38を介してコンプレツサ32に伝達され、こ
の伝達によりコンプレツサ32が駆動される。
車室30への空気吹出口は乗員の顔部方向へ空
気を吹き出すベント吹出口39、乗員の足元から
空気を吹き出すヒート吹出口40およびフロント
ガラス内面に沿つて空気を吹き出すデフロスト吹
出口41を備えており、モード切替ダンパ311
312によつて空気吹出口の1つまたは2つが開
放される。
インテークダンパ24はモータアクチユエータ
45により、ミツクスダンパ27はモータアクチ
ユエータ46、モード切替ダンパ311、および
312はモータアクチユエータ47によりそれぞ
れ駆動される。なお、第2図において48〜52
はそれぞれモータアクチユエータ45、送風機2
5、マグネツトクラツチ38、モータアクチユエ
ータ46,47を各別に駆動する駆動回路であ
る。
一方、車室内気温度を検出する内気温度センサ
53、日射量を検出する日射量検出センサ54、
エバポレータ出口空気温度すなわちA点の温度を
検出するエバポレータ出口空気温度センサ55、
外気温度を検出する外気温度センサ56、車室内
温度を設定する設定器57、ミツクスダンパ開度
を検出するポテンシヨメータ58が設けてある。
各センサの出力、設定器57の出力およびポテン
シヨメータ58の出力は図示しないマルチプレツ
サを介してA/D変換器(以下ADCと記す)5
9に供給してデイジタルデータに変換し、ADC
59にて変換されたデイジタルデータはマイクロ
コンピユータ60に供給してある。
マイクロコンピユータ60は基本的にCPU、
プログラムを記憶させたROM、データを記憶す
るRAM、入力ポートおよび出力ポートを備えて
いる。ROMに記憶されているプログラムにした
がつてADC59から出力されるデイジタルデー
タ、手動指示スイツチ群61の出力および機関冷
却水温度スイツチ62の出力が入力ポートを介し
て読み込まれ、CPUで処理、演算されたデータ
は出力ポートを介して駆動回路48〜52に出力
され、インテークダンパ24の開度、送風機25
の送風量、マグネツトクラツチ38を介して制御
されるコンプレツサ32の稼動時期および期間、
ミツクスダンパ27の開度の制御がなされて車室
内温度を設定温度になすべく制御される。また、
吹出空気温度に対応した空気吹出口を選択して開
放するモード制御がなされる。
ここで機関冷却水温度スイツチ62は設定温度
以下の温度検出中はオン出力を、設定温度を超え
た温度検出中はオフ出力を発生するものとする。
ROMに記憶されているプログラムにしたがつ
て本発明の一実施例の作用を第3図のフローチヤ
ートにより説明する。
プログラムの実行が開始されると、RAMをク
リアする等の初期設定がなされ(ステツプa)、
入力ポートを介してADC59からの出力デイジ
タルデータ、手動指示スイツチ群61の出力およ
び機関冷却水温度スイツチ62の出力が読み込ま
れ、RAMの所定エリアに一旦記憶される(ステ
ツプb)。車室内温度制御信号(以下、綜合デー
タと記す)T=TR+k1TE+k2TA+k3TS−k4TD
k5が演算のうえ記憶される(ステツプc)。ここ
でTRは車室内気温度、TEはエバポレータを出口
空気温度、TAは外気温度、TSは日射量をそれぞ
れ示し、センサ53〜56により検出されてい
る。TDは設定器57にて設定された設定温度で
あり、k1〜k5は定数である。したがつて綜合デー
タTは設定車室温度と検出車室内気温度との偏差
に関連し、さらにエバポレータ出口空気温度TE
日射量TS、外気温度TAにより補正した値に対応
しており、車室内気温度を設定車室温度に制御す
るための熱負荷に関連した値とも言うことができ
る。
ステツプcに続いて吹出温度データTF=TE
k6θ+βが演算のうえ記憶される(ステツプd)。
ここでθはミツスダンパ27の開度を示してお
り、エバポレータ26を通過した全空気がヒータ
コア28を通過するようにしたときの開度をθ=
100%(フルヒート)としている。さらにk6およ
びβは定数である。したがつて吹出温度データ
TFは車室30へ吹き出される空気温度に対応し
ている。
ステツプdに続いて、綜合データTにもとづい
て公知の如く送風機25の送風量制御、ミツクス
ダンパ27の開度制御、コンプレツサ32の駆動
制御ならびにたとえば送風機送風量およびコンプ
レツサ32の駆動に関連してインテークダンパ2
4の開度を制御するインテークダンパ24の開度
制御によつて、車室内気温度が設定温度に制御さ
れる(ステツプe) ステツプeに次いで起動制御における送風量の
制御がなされ(ステツプf)、ステツプfに続い
て吹出温度データTFにともなつて空気吹出口を
選択して開放する吹出モード制御がなされ(ステ
ツプg)、ステツプfに続いてステツプbが再び
実行される。
ステツプfの起動制御は本実施例においては第
4図に示すフロチヤートの如くなされる。
起動制御に入ると吹出温度データTFが“TF2
以下か否かがチエツクされ(ステツプf1)、吹出
温度データTFがTF≧TF2のときは機関冷却水温度
スイツチ62の出力がチエツクされる(ステツプ
f2)。
ステツプf2における機関冷却水温度が所定値以
下のときはステツプf2に続いて送風機25のモー
タに印加する電圧BL0をS・Lowとする(ステツ
プf3)。ここでS・Low送風量を特に低い値とす
る電圧であり、ステツプf3の実行により送風量は
特に低風量に制御される。
ステツプf2における機関冷却水温度が所定値を
超えているときは後記するステツプf10にてセツ
トされる起動制御終了フラグの状態がチエツクさ
れ(ステツプf4)、起動制御終了フラグがセツト
されていないときすなわち起動制御が終了してい
ないときは検出車室内気温度TRと設定車室温度
TDとの和m′(=TR+TD)が所定値δ以下かがチ
エツクされる(ステツプf5)。ステツプf5におい
てm′≧δの場合は送風機のモータに印加する電
圧BVSを所定勾配でこのステツプf6の実行毎に増
加させ(ステツプf6)、BVS≧BAutpかのチエツクが
なされる(ステツプf7)。こここでBAutpは自動制
御時において送風機25のモータに印加される電
圧であり、綜合データに対応している。またステ
ツプf5においてm′<δのときは送風機のモータに
印加する電圧BVSをm′およびタイマにより第2所
定勾配で増加させられる(ステツプf8)。ここで
m′およびタイマにより増加させたのは、たとえ
ば車扉が開いていてm′が増加して行かない様な
場合においても前記タイマにより増加させるよう
にするためである。ステツプf8に続いてステツプ
f7が実行される。ステツプf7においてBvs<BAutp
のときはBLO=RVSが実行される(ステツプf9)。
したがつてステツプf9が実行されるときは送風機
25の送風量がステツプf3による送風量からBAutp
の電圧が印加されたときの送風量にまで順次増加
して行くことになる。
ステツプf4にて起動制御終了フラグがセツトさ
れているときはステツプf10を介して、ステツプf7
においてBVS≧BAutpのときは起動制御終了フラグ
をセツトし(ステツプf10)、送風機25のモータ
に印加される電圧BLOがBLO=BAutpになされる
(ステツプf11)。
また起動制御終了フラグは初期設定(ステツプ
a)においてリセツトされる。
したがつて、ステツプf1において暖房状態であ
ることおよび起動制御終了フラグにより起動制御
未終了の期間であることが検出され、暖房起動の
とき、送風機25の送風量は第6図aに示した如
くになる。ここで起動制御終了はステツプf7にお
いてBVS≧BAutpとなり、起動制御フラグがセツト
されたときである。
吹出モード制御は本実施例においては第5図に
示すフローチヤートの如くである。
吹出モード制御に入ると手動指示スイツチ群6
1により吹出モード制御が手動か否かがチエツク
され(ステツプg1)、手動指示スイツチ群61に
より吹出モード制御が手動指示されているときは
ステツプg1に続いて、モード切替ダンパ311
312が手動制御され(ステツプg2)、続いてステ
ツプbが実行される。
ステツプg1において自動制御指示がなされてい
るときは、吹出温度データTFが“TF1”以下か否
かがチエツクされ(ステツプg3)、吹出温度デー
タTFがTF≦TF1のときは吹出温度データTF
“TF3”以下か否かがチエツクされ(ステツプ
g4)、吹出温度データTFがTF≦TF3のときはベン
ト吹出口39のみを開放状態にして空気をベント
吹出口39から出すベントモードに設定される
(ステツプg5)。またステツプg4においてTF>TF3
のときはベント吹出口39およびヒート吹出口4
0を開放状態にしてベント吹出口39およびヒー
ト吹出口40から空気を出すバイレベルモータに
設定される(ステツプg6)。
ステツプg3において吹出温度データTFがTF
TF1のときは、送風機25の起動制御が終了した
か否かがチエツクされる(ステツプg7)。送風機
25の起動制御の終了はステツプf10に示されて
いる起動制御終了フラグの状態によつて判別す
る。送風機25の起動制御が終了しているときは
ヒート吹出口40を開放状態にしてヒート吹出口
40から空気を吹き出すヒートモードに設定され
る(ステツプg8)。すなわち吹出温度データTF
TF>TF1でかつ送風機25の起動制御が終了して
いるときはヒートモードが選択される。
なお、第4図および第5図におけるステツプ
f1、ステツプg3、g4においてヒステリシスを設け
てもよい。第4図および第5図においてはヒステ
リシスΔTFa、ΔTFbをそれぞれ有する場合を図示
しており、ΔTFa、ΔTFa>0であり、TF2−ΔTFa
=TF1、TF4−ΔTFb=TF3である場合を示してい
る。
ステツプg7において送風機の起動制御が終了し
ていないときは、送風機25の駆動用モータに印
加する電圧BVSが所定電圧r(V)以上か否かを
判別し(ステツプg9)、BVS>γのときはステツプ
g9に続いてステツプg8が実行される。BVS≦γの
ときは機関冷却水温度スイツチ62の出力がチエ
ツクされ(ステツプg10)、機関冷却水温度が所定
値以下のときは、デフロスト吹出口41が開放状
態にされて、空気をデフロスト吹出口41から吹
き出すデフロストモードに設定される(ステツプ
g11)。ステツプg10において機関冷却水温度が所
定値を超えたときは、手動指示スイツチ群61に
より送風機25が手動停止指示されているか否か
がチエツクされる(ステツプg12)。送風機25が
手動停止させられているときはステツプg8が実行
され、送風機25が駆動指示されているときはス
テツプg12に次いで、ヒート吹出口40およびデ
フロスト吹出口41が開放されて、空気をヒート
吹出口40およびデフロスト吹出口41から吹き
出すように設定される(ステツプg13)。ステツプ
g5、g6、g8、g11、g13の実行に続いてステツプb
が再び実行される。
したがつて、第5図に示す如くスタート時から
起動制御終了後、吹出温度データTFによつてス
テツプg9にてヒートモード以外のモードに変化さ
れるまでは、(イ)送風機が自動制御されているとき
には第6図bに示す如く起動時から機関冷却水温
度が所定値を超えるまではデフロストモードに、
該所定値を超えたときから送風機駆動用モータに
印加する電圧BVSが所定電圧γ(V)を超えるま
ではデフロスト/ヒートモードに、前記電圧BVS
が所定電圧γ(V)を超えた後はヒートモードに
なされる。(ロ)送風機が手動制御(オフを省く)さ
れているときでも前記電圧BVSはマイクロコンピ
ユータ内で演算判断されており(イ)と同様にモード
制御される。(ハ)送風機が手動にてオフ状態に設定
されているときは第6図cに示す如く起動時から
機関冷却水温度が所定値を超えるまではデフロス
トモードに、所定値を超えるとヒートモードにな
される。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、暖房起動
時、送風量を自動制御のときの送風量にまで順
次、増加させるとともに、空気吹出口をデフロス
ト吹出口、デフロスト吹出口/ヒート吹出口を切
替えるようにしたため、デフロスト吹出口/ヒー
ト吹出口の選択のときには、送風量が増加しかつ
機関冷却水温度が上昇しているためくもり晴し効
果と足元暖房感とは一層向上する。
また、機関冷却水温度が所定値以上に上昇した
とき、送風機の作動をオン・オフさせた場合にお
いて、送風機オフ時は機関冷却水温度上昇後ヒー
トモードとしたためラム圧によるデフロスト吹出
口から吹き出される暖風による頭熱感を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロツク図。第2
図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図。
第3図、第4図および第5図は本発明の一実施例
の作用の説明に供するフローチヤート。第6図は
本発明の一実施例の作用の説明に供する線図。 1……熱交換手段、2……第1判別手段、3…
…第1制御手段、4……第2判別手段、5……吹
出口選択制御手段、25……送風機、30……車
室、40……ヒート吹出口、41……デフロスト
吹出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送風機と、機関冷却水を熱源とし、かつ送風
    機により送風されて車室へ吹き込まれる空気を加
    熱する熱交換手段と、吹き込まれる空気を車室へ
    導くデフロスト吹出口、ベント吹出口およびヒー
    ト吹出口とを備えた車輌用空気調和装置におい
    て、暖房起動時に送風機起動制御が終了したか否
    かを判別する第1判別手段と、該第1判別手段に
    より送風機起動制御が未終了と判別されている期
    間送風量を送風量自動制御のときの送風量にまで
    順次増加させる第1制御手段と、前記第1制御手
    段により制御されている送風量が所定量に達した
    か否かを判別する第2判別手段と、送風量が前記
    所定量に達しないときにおいて、機関冷却水温度
    が所定温度以下のときデフロスト吹出口を選択
    し、前記機関冷却水温度が前記所定温度を超えか
    つ送風機に駆動指示されているときはデフロスト
    吹出口およびヒート吹出口を選択し、かつ前記機
    関冷却水温度が前記所定温度を超えると共に送風
    機に駆動停止指示されているときはヒート吹出口
    を選択する吹出口選択制御手段とを備えたことを
    特徴とする車輌用空気調和装置。
JP14018686A 1986-06-18 1986-06-18 車輛用空気調和装置 Granted JPS62299422A (ja)

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JP5186795B2 (ja) * 2007-04-19 2013-04-24 株式会社デンソー 車両用空調装置

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