JPH01185092A - ビデオ信号処理装置 - Google Patents

ビデオ信号処理装置

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JPH01185092A
JPH01185092A JP830688A JP830688A JPH01185092A JP H01185092 A JPH01185092 A JP H01185092A JP 830688 A JP830688 A JP 830688A JP 830688 A JP830688 A JP 830688A JP H01185092 A JPH01185092 A JP H01185092A
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JP
Japan
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signal
color
time
luminance
luminance signal
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Pending
Application number
JP830688A
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English (en)
Inventor
Eiji Moro
栄治 茂呂
Kuniaki Miura
三浦 邦昭
Hiroyuki Karasui
烏居 博之
Hitoshi Akamine
均 赤嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01185092A publication Critical patent/JPH01185092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー信号処理系にくし形フィルタを有するビ
デオ信号処理装置に係り、特に記録再生画面においてカ
ラー信号が輝度信号に対して下方へ重心低下するのを防
ぐ機能を有するビデオ信号処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、家庭用VTRのカラー信号処理においては、文献
r N HKホームビデオ技術(日本放送協会W)J第
87頁から第91頁に記載されているように、フェイズ
・インバーテツド方式(以下PI方式と略す)や、フェ
イズ・シフト方式(以下PS方式と略す)とカラーくし
形フィルタを組合わせた処理により、隣接トラックから
のカラー・クロストーク除去が行なわれていた。
第7図にカラーくし形フィルタの回路構成の一例を示す
。図において18はIH遅延素子、19は減算器、20
はアッテネータである。ただし、IHとは水平走査期間
を表わす。第7図の各点における信号波形の変化を第8
図に示す。第8図を用いて第7図のカラーくし形フィル
タの動作を説明する。f□(t)、は入力カラー信号で
ある。これを次式のように表わす。
f、(t) =A□sin (+)Cj””” (1)
ただし、ωCは入力カラー信号の角周波数、Aは入力カ
ラー信号の振幅を表わす定数である。
L(t)はfl(t)がIH遅延素子18を通過後の出
力を示し、f工(1)がIH毎に相関性がある場合には
次式で表わされる。
f2(t) =A、sinωc(t−r)=A1(si
nωct cosωCt−cosωctsinωCτ)
・・・・・・(2) ただし、τは18による遅延時間を表わす、すなわちτ
=LHである。f、(t)は減算器19にて、f□(1
)からf2(t)を減算した出力である。よって f3(t)=f□(t)−L(t) = A、sinωct−A、(sinωct cosω
at−cosωct sinωCτ) ・・・・・・ 
(3)と表わされる。ところで、カラー信号角周波数ω
Cとて(= I H)は輝度信号とカラー信号の周波数
スペクトラムをインターリーブする目的により。
特定の関係に選択されている。NTSC方式においては
、 R=平×÷ ・°・  ωCτ=455π ・・・・・・ (4)な
る関係がある。第(4)式を第(3)式に代入すれば。
f 、(t )= A15inωct −A1(sin
ωct cos(455c)−cosωct 5in(
455π) = 2 A15inωct −(5) となる。さらに、f3(t)が7ツテネータ20により
1/2の振幅に減衰した出力がf4(t)である。すな
わち、次式で表わされる。
−上 f4(t)   f3(t) =A、sinωct ・−−(6) 第8図の波形は、これらの関係を表わしている。
すなわち、入力カラー信号fl(t)がIH毎に相関が
ある場合には1式(1)、(6)に示すように f4(t)=f1(t)・・・・・・ (7)なる関係
が成立する。
次に、入力カラー信号にIH毎の相関性が無い場合を考
える。このときL H遅延素子18の出力f、(t)は
次式で表わされる。
L(t)=A2sinωc(t−τ) = A 2 (sin (1) Ct cos ωat
−cosωct sinωct)  ・・・・・・ (
8)ただし’ 、−1i−A zである。以下同様にし
て計算すれば、アッテネータ20の出力f4(t)は次
式の様に表わされる。
f4(t) =A、sinωct+A25inωct=
= + sxn (1)at ・−、(9)式(7)お
よび式(8)は次の事を意味する。入力信号f!(t)
がIH前の信号と相関性がある場合には第7図のくし形
フィルタ出力f、(t)は入力信号と同じ振幅を有する
。一方、入力信号f工(1)がIH前の信号と相関性が
無い場合には、出力f4(t)の振幅は入力信号f、(
t)の振幅A1とIH前の信号L(t)の振幅A2との
平均値人」」L どなる。
第5図は家庭用VTRの映像信号処理系の一例を示すブ
ロック図であり、第5図(A)は記録時の信号処理系、
第5図(B)は再生時の信号処理系をそれぞれ表わす。
第5図における信号の流れを以下、簡略に説明する。
入力ビデオ信号は直流成分から約5MHzまでの周波数
帯に分布する輝度信号と、約3.58MHz±500K
IIzの周波数帯に分布するカラー信号とが混合された
コンポジット信号より成る。記録時にはLPFIにより
約3MHz以下の輝度信号が取り出され、FM変調器3
によりFM変調された後記録増幅器8に入力される。一
方、カラーくし形フィルタ4およびBPF5により取り
出されたカラー信号は1周波数変換器6およびLPF7
により低域変換された後、記録増幅器8に入力される。
記録増幅器8において重畳されたFMI!il1度信号
と低域変換カラー信号はロータリートランス9を介して
磁気ヘッド10に送られ、磁気テープ11に記録される
。再生時には磁気テープ11に記録された信号は磁気ヘ
ッド10で検出され、ロータリートランス9を介して再
生前置増幅器12に伝えられ増幅される。増幅された信
号は一方ではHPF13に伝えられ、他方ではLPF7
へ伝えられる。HPF13により取り出された輝度FM
信号は、FM復調器14により復調され、LPFIによ
り帯域制限された後、混合器16に入力される。
LPF7により取り出された低域変換カラー信号は、周
波数変換器15およびBrF3により高域に再変換され
る。 3.58MHz±500に七の帯域に変換された
カラー信号はカラーくし形フィルタ4を通過することに
より隣接トラックからのクロストークの除去が行なわれ
た後に混合器16に入力される。混合器16にて輝度信
号とカラー信号が重畳されて、コンポジット信号として
出力される。
第6図は、第5図の信号処理系における、輝度信号とカ
ラー信号とのタイミングを表わす図である。第5図にお
いて(A)は原信号カラー成分、(B)は原信号輝度成
分、(C)は記録信号カラー成分、(D)は記録信号輝
度成分、(E)は再生信号カラー成分、(F)は再生信
号輝度成分をそれぞれ表わす。
原信号(A)および(B)に示すように、カラー成分お
よび輝度成分の両方とも時刻t□を境に信号が変化して
いる。すなわち、信号変化の境目はいずれも時刻t0に
ある。これに対し、記録信号カラー成分(C)では時刻
t□以前の信号レベルを1とした時に、時刻t4直後の
IH期間にレベル0.5のカラー成分がずれ込んできて
いる。これは、第5図(A)のカラーくし形フィルタ4
を通過した事により、LHごとの相関性の無い部分にお
いてはIH前の信号レベルとの平均値となるためである
。その原理は前述した通りである。同様 Iにして再生
時においてもカラー成分は第5図(B)゛のカラーくし
形フィルタ4を通過する事により第 ・6図(E)に示
すような波形となる。時刻t、面直後I H期間にレベ
ル0.75、 その次のIH期間にレベル0.25のカ
ラー成分がずれ込んでいる。
第6図(E)において再生カラー信号のレベルが1から
0へ変化する中心的時刻はt3である。第6図(F)の
再生輝度信号の変化する時刻はt□であり、これと比較
してカラー信号(E)は変化時刻がIH遅れた事になる
。実際、再生画面上ではカラー成分のみが下方に16分
にじんで見え、画質劣化となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、カラーくし形フィルタを通過する事に
よりカラー成分の変化時刻が遅れる、具体的に言えばカ
ラーくし形フィルタを1回通過する事により変化の中心
的時刻が0.5H遅れる点について配慮がされておらず
、記録再生後の出力においてカラー成分が輝度成分に対
して変化時刻が遅れてしまい画質劣化を生じるという課
題があった。
本発明の目的は、記録再生の過程においてカラーくシ形
フィルタに起因して生じる。カラー成分の変化と輝度成
分の変化時刻のタイミングずれを補正することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、輝度信号のみ通過する経路において、ライ
ン・メモリーやCCDなどを具体例とする遅延素子を挿
入し、記録時のみ輝度信号をカラー信号に対して相対的
にIH遅らせる、もしくは再生時のみ輝度信号をカラー
信号に対してIH遅らせることにより、達成される。
〔作用〕
一般に家庭用VTRでは、カラー信号処理において、記
録時および再生時の両方においてカラーくし形フィルタ
を通過させている。この時、カラー信号の変化時刻は1
回の記録再生過程にて、輝度信号に対してIH遅延する
。今回用いた手法では輝度信号を遅延回路に通して録再
にてIH期間遅延させるため、カラー信号の変化時刻と
輝度信号の変化時刻が相対的に一致することになり、タ
イミングのずれが補正される。また、遅延素子の遅延時
間をIHの整数倍を単位として選択する事により、本発
明を適用していない他のVTRとの互換においても、カ
ラー信号と輝度信号とのタイミングずれはIHの整数倍
という形でしか生じてこないために互換性を保つ事が可
能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図により説
明する。第1図は本発明を適用したVTR信号処理系の
一例を示すブロック図であり、前述の従来例ブロック図
である第5図に対してIH遅延素子2が追加挿入されて
いるが、他は全く同等である。遅延素子2は0〜5M)
Izの帯域を有する輝度信号をIH遅延させるための素
子であり、ライン・メモリーやCODなどが具体例とし
て考えられる。他の構成要素の説明および信号の流れの
説明に関しては第5図のそれと同様なので省略する。第
2図は、第1図の信号処理系における、輝度信号とカラ
ー信号とのタイミングを表わす図であり、各波形(A)
〜(F)の意味するところは第6図のそれと同様なので
説明は省略する。第1図(A)において、記録時の輝度
信号処理系にIH遅延素子2を挿入した事により、第2
図(D)の記録時輝度信号の変化時刻は原信号(B)に
対してIH遅延した時刻、すなわち時刻t、となってい
る。再生時には特に遅延素子を挿入していないため、再
生輝度信号の変化時刻もt3である。よって記録再生出
力においてカラー信号の変化時刻と輝度信号の変化時刻
は相対的に一致する。
次に、本発明の他の一実施例を第3図および第4図によ
り説明する。第3図は本発明を適用したVTR信号処理
系の一例を示すブロック図であり、前述の従来例ブロッ
ク図である第5図に対してIH遅延素子17が追加挿入
されているが、他は全く同等である。遅延素子17は遅
延素子2と同様にライン・メモリーやCCDなどが具体
例として考えられる。他の構成要素の説明および信号の
流れの説明に関しては第5図のそれと同様なので省略す
る。第4図は、第3図の信号処理系における。
輝度信号とカラー信号とのタイミングを表すす図であり
、各波形(A)〜(F)の意味するところは第6図のそ
れと同様なので説明は省略する。第3図(B)において
、再生時の輝度信号処理系にL H遅延素子17を挿入
した事により、第4図(F)の再生輝度信号の変化時刻
は、原信号(B)および記録信号(D)に対してIH遅
延した時刻すなわち時刻t3となっている。よって記録
再生出力においてカラー信号の変化時刻と輝度信号の変
化時刻は相対的に一致する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カラーくし形フィルタを用いる事によ
り必然的に生じるカラー信号の変化時刻の遅延に対して
、輝度信号を遅延させる手段により、記録再生出力にお
けるカラー信号と輝度信号の変化時刻を相対的に一致さ
せる事が出来るので、カラー信号と輝度信号のタイミン
グずれにより生じていた画質劣化を軽減する効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の信号処理ブロック図、第2
図は第1図の処理系における信号波形図、第3図は本発
明の他の一実施例の信号処理ブロック図、第4図は第3
図の処理系における信号波形図、第5図は従来例の信号
処理ブロック図、第6図は第5図の処理系における信号
波形図、第7図はカラーくし形フィルタの構成を示すブ
ロック図、第8図はカラーくし形フィルタにより処理さ
れた信号の波形図である。 l・・・LPF、2・・・IH遅延素子、3・・・FM
変調器、4・・・カラーくし形フィルタ、5・・・BP
F、6・・・周波数変換器、7・・・LPF、8・・・
記録増幅器、9・・・ロータリートランス、10・・・
磁気ヘッド、11・・・磁気テープ、12・・・再生前
置増幅器、13・・・HPF、14・・・FM復調器、
15・・・周波数変換器、16・・・混合器、17・・
・IH遅延素子、18・・・IH遅延素子、19・・・
減算器、20・・・アッテネータ。 7、− 第 l 呂 7    /j    J     4寿2目 第 51!1 7    /J    J    4 %4I21 晃j口 l          り /               1 晃乙目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、記録時および再生時の両方もしくは少なくとも一方
    において、カラー信号処理系にくし形フィルタを構成要
    素として含むビデオ信号処理装置において、輝度信号を
    カラー信号に対して相対的にほぼ1水平走査期間だけ遅
    延させる機能を有する遅延回路と、該遅延機能を記録時
    のみ動作させ再生時は動作させない、あるいは再生時の
    み動作させ記録時は動作させない手段とを備えたことを
    特徴とするビデオ信号処理装置。
JP830688A 1988-01-20 1988-01-20 ビデオ信号処理装置 Pending JPH01185092A (ja)

Priority Applications (1)

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JP830688A JPH01185092A (ja) 1988-01-20 1988-01-20 ビデオ信号処理装置

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JP830688A JPH01185092A (ja) 1988-01-20 1988-01-20 ビデオ信号処理装置

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JP830688A Pending JPH01185092A (ja) 1988-01-20 1988-01-20 ビデオ信号処理装置

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JP (1) JPH01185092A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100873098B1 (ko) * 2001-04-25 2008-12-09 톰슨 라이센싱 비디오 장치, 비디오 장치에 관한 처리 방법 및 비디오 레코더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100873098B1 (ko) * 2001-04-25 2008-12-09 톰슨 라이센싱 비디오 장치, 비디오 장치에 관한 처리 방법 및 비디오 레코더

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