JPH01161237A - ハロゲン化銀感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀感光材料

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JPH01161237A JP62319989A JP31998987A JPH01161237A JP H01161237 A JPH01161237 A JP H01161237A JP 62319989 A JP62319989 A JP 62319989A JP 31998987 A JP31998987 A JP 31998987A JP H01161237 A JPH01161237 A JP H01161237A
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剛希 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり
、特に還元されることによって写1%的に有用な基を放
出する、まったく新規な化合物を含むハロゲン化銀写真
感光材料に関するものである。
(背景技術) 逆イメージワイズに写真的有用基を放出する化合物、つ
まりポジ作用化合物はハロゲン化銀写真感光材料におい
てこれまでのプレカーサーにない種々の働きが期待てぎ
、精力的に研究されている。
ポジ作用型化合物としては、ます、米国特許4゜199
.354シ3、同3,980./179号に開示されて
いる不動性化合物が考えられた。
これらの化合物は還元状態でアルカリの存在下に分子内
求核反応により写真試薬を放出することができ、一方、
感材中でレドックス反応により酸化されると写真試薬の
放出速度が低下するという性質がある。このような化合
物の性質を利用してイメージワイズに写真的に有用な基
を放出させる事ができる。しかし、例えば酸化とアルカ
リ性加水分解が競争するために、両者のタイミングのズ
レ管からくるカブリの発生やディスクリミネーションの
悪化、化合物そのものの安定性等、多くの問題を抱えて
いる。
るものとして、ポジ作用化合物白身を酸化体の形にし、
還元剤とのレドックス反応により写真有用基を放出させ
ることが考えられ、非常に多くのポジ作用化合物が開発
された。
米国ノ侍許l+、130,389シシ、同4.1:19
,379号、同4,564 、577号、特開昭59−
185333袷、特開昭57−84/15:1号に開示
されたように還元された後にづ)予肉の求核置換反応に
よって写真用試薬を放出ずろポジ作用型化合物や、米国
特許?1,232,107弓、特開昭59−10164
9号、リサーチ・ディスクロージャー(1984)rV
No、24025号あるいは、特開昭〔1l−8825
7号に開示されたことく還元された後に分子内の電子移
動反応により写真用試薬を離脱させるポジ作用型化合物
も挙げられる。
また更に、還元によって開裂する結合を利用して写真用
試薬を放出するポジ作用化合物も研究された。
このような反応を利用している例としては、ドイツ国特
許3008588弓 に開示さAしている窒素−流重結
合の還元開裂を利用した化合物や、米国特許46198
84号に開示されている窒素−窒素結合を利用した化合
物が挙げられる。更にドイツ国特許3207583号に
開示されている、電子受容後に炭素−へテロ原子−重結
合が開裂し、写真用試薬を放出するα−二1−ロ化合物
や、米国特許4,609,610号に記載された窒素−
窒素(二1・日長)結合の還元開裂後、写真用試薬をβ
−説離するジェミナルジニトロ化合物など炭素−へテロ
原子結合の還元開裂を利用した例もある。更に、炭素−
へテロ原子−重結合の還元開裂を利用した化合物として
は、米国特許4343893号に開示された二1〜ロベ
ンジル化合物が挙けられる。
また近年では、より優れた安定性と、処理時活性とを両
立させ、写真要素の作成および方法について設、ilと
寛容度の自由を更に高めたポジ作用化合物として、欧州
特許220746A2号や公開波相87−6199に記
載された化合物が開発されている、。
今述へたような機能を有する化合物は、それぞれ多くの
利点を有してはいるが、ポジ作用型化合物の特性および
可能性を改良して、写真要素の作成および方法について
、設a1と寛容度の自由をさらに高めることは、−層好
ましいことである。処理前後の写真要素中にあって、よ
り優れた安定度を有している化合物を提供することが出
来才しばなお望ましいことである。写真的に有用な成分
の放出を制御するためのよりよい手段を提供することも
望ましいことである。
(発明の目的) したがって本発明の目的は、一般的写真処理条件におけ
る酸、アルカリ、求核剤、熱等に対しては安定であり、
写真的に通常用いら才している還元剤との組合せておい
て、写真的有用基が写真的に適度な速度で放出され、し
かも分子設計の自由度の大きな新規な化合物の提供とそ
れを含む写真感光材料を提供することにある。
(発明の構成) 本発明者は、酸、アルカリ、求核剤および熱に対して安
定で、かつ、還元によって写真的有用基を放出する新規
な化合物の研究を行った。
特に、還元性物質から電子を受容することが可能な部位
と、この受容された電子か写真的有用基の放出へと結び
つく為に必要な化学結合とについて鋭意研究を行なった
ところ、後述の如き電子受容部に列し、電子移動の自由
度の大きなπ電子を持つ二重結合を共役させ、ここに適
当な置換基を導入し、炭素−炭素二重結合の分極を制御
する分子設計をすることにより、写真用の還元剤として
知られている化合物によって、写真的有用基を放出させ
うろことを見出した。
すなわち、本発明の目的は以」二のような機能を有する
−・蔵人[1)で表される新規な化合物を含有するハロ
ゲン化銀感光材料によって達成された。
一般式〔I〕 式中、EAGは還元性物質から電子を受けとる芳香族基
を表す。R′は水素原子または、置換基を表し、R2は
電子吸引性の姑を表す。ただしR1、R2はR′、R′
は各々水素原子または炭化水素基を表す。
ETGは電子伝達可能な基を表し、eはOまたは1を表
す。
r i m cは式中のR3、R’を担持する炭素原子
との開裂をひきかねとして後続する反応を介してPUG
を放出する基を表し、t let、 Oまたは1を表す
PUGは写真的に有用な基を表す。
一般式(1)で表される化合物が、還元性の物質によっ
て写真有用基を放出する反応の詳細な機構は現在のとこ
ろ不明であるが、本発明者らは次の様な反応機構を推定
している。
即ち、本発明の化合物は還元性物質から電子受容部(E
AG)において−電子を受けとり、アニオンラジカルと
なる。次にこの電子受容部と共役した炭素−炭素二重結
合に大きな分極が生じ、R′を担持した炭素原子に電子
か局在化し、カルボアニオン様の状態となる。
この電子の移動により不可逆的にPIGが放出するとい
うものである。
次に一般式(1)で表される化合物について詳細に説明
する。
まず14AGについて説明する。
冒Gは還元性物質から電r−を受は取る芳香族基を表し
、炭素原子に結合する。IEAGとしては次の一般式(
A)で表される基が好ましい。
一般式[A] ■ 一般式(A)において、 VnはZよ、Z2どともに3ないし8員の芳香族を形成
する原子団を表し、nは3から8の整数を表す。
v、ニーy、3−1V、、ニーZ3−Z4−1\I、ニ
ーZ、−Z4−Z、−2v5ニー23−7.、−Z5−
Z、−5V、ニーZ、−Z4−Z5−Z6−Z−,−、
、V、: −ZJ−Z、−Z、−Z、−Z7−Z、−で
ある。
いは一5O2−を表し、Subはそれぞれが単なる結合
(パイ結合)、水素原子あるいは以下に記した置換基を
表す。Subはそれぞれが同しであっても、またそれぞ
れが異なっていても良く、またそれぞれ互いに結合して
3ないし8貝の飽和あるいは不飽和の炭素環あるいは複
素環を形成してもよい。
一般式〔A〕では、置換基のハメット置換基定数シグマ
パラの総和が+0.50以上、さらに好ましくは+0.
70以上、最も好ましくは+0.85以」−になるよう
にSubを選択する。
Subが置換基の時の例を列挙する(炭素数はそれぞれ
Oないし40個が好ましい。) 二1・日長、ニトロソ基、シアノ基、カルボキシ基、ス
ルホ基、スルフィノ基、スルフェノ基、メルカプト用、
イソシアノ基、チオシアナト基、ヒドロキシ基、ハロゲ
ン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、など)、ヨードシル基、ヨージル基、ジアゾ
甚、アジド其、アルキル基、アラルキル基(置換されて
もよいアルキル基、アラルキル基。例えば、メチル基、
1−リフルオロメチル基、ヘンシル基、クロロメチル基
、ジメチルアミノメチル基、工1ヘキシカルボニルメチ
ル基、アミノメチル基、アセチルアミノメチル基、エチ
ル基、2−(4−1<テノノノイルアミノフェニル)エ
チル基、カルボキシエチル基、アリル基、3.:3,3
−1−リクロロプロピル基、ロープロピル基、1so−
プロピル基、n−ブチル基、1so−ブチル基、5ec
−ブチル基、t−ブチル基、「1−ベンジル基、S e
 C−ペンチル基、t−ペンチル基、シクロペンチル基
、n−ヘキシル基、5eC−ヘキシル基、t−へギシル
」人、シクロヘキシル基、n−オクチル基、5ec−オ
クチル基、t−オクチル基、n−アシル基、rドウンデ
シル基、n−14デシル基、[1−テトラゾリル基、[
1−ベンタテシル基、n−ヘキサデシル基、St’!(
ンヘキサデシル基、t−ヘキサデシル基、n−オクタデ
シル基、t−オクタデシル基、など)、 アルケニル基(1置換されてもよいアルケニル基。
例えは、ビニル基、2−クロロビニル基、1−メチルビ
ニル基、2−シアノビニル基、シクロヘキセン−1−イ
ル基、など)、 アルキニルJ、!;(置換されてもよいアルキニルj、
t、 、。
例えば、エチニルJ+(、I−プロピニル」、(,2−
工1〜ギシカルポニルエチニル基、など)、 アリール基(置換されてもよいアリール基。例えは、フ
ェニル基、ナフチルJ、C13−ヒ1〜ロキシフェニル
基、3−クロロフェニル基、4−アセチルアミノフェニ
ル基、4−ヘキサデカンスルホニルアミノフェニル基、
 2−メタンスルホニル−4−二1〜ロフェニル基、3
−二1へロフェニル基、4−メ1〜キシフェニル基、4
−アセチルアミノフェニル基、11−メタンスルホニル
フェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、4−テ1−
ラテシルオキシフェニル基、など)、複素環基(置換さ
れてもよい複素環基。例えば、1−イミダゾリル基、2
−フリル基、2−ピリジル基、5−二トロー2−ピリジ
ル基、3−ピリジル基、3,5−ジシアノ−2−ピリジ
ル基、5−テトラゾリル基、5−)工二ルー1−テトラ
ソ′リル基、2−ベンツチアゾリル基、2−ベンツイミ
ダゾリル基、2−ベンツオキサシリル基、2−オキサゾ
リン−2−イル基、モルホリノ基、など)、 アシルf&(置換されてもよいアシル基。例えは、アセ
チル基、プロピオニル、11(、フチロイル基、jso
−フチロイル基、2.2−ジメチルプロピオニル基、ヘ
ンジイル基、3,4−ジクロロヘンソイル法、3−アセ
チルアミノ−4−メ1−キシヘンゾイル基、4−メチル
ベンソイル轄、4−メ1−キシー:1−スルホヘンゾイ
ル基、など)、 スルホニル基(置換されてもよいスルホニル基。
例えば、メタンスルホニルノi(、エタンスルホニル基
、クロルメタンスルホニル基、〕0ロパンスルホニル八
、ブタンスルホニル基、n−オクタンスルホニル基、n
−ドデカンスルホニル基、n−ヘキザデカンスルホニル
井、ベンゼンスルホニル基、4−1へルエンスルホニル
基、/l−n−ドテシルオキシベンゼンスルホニル基、
など)、 アミノ基(置換されてもよいアミノ」ル。例えは、アミ
ノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミ
ノ基、 エチル−3−カルボキシプロピルアミノ基、 
エチル−2−スルホエチルアミノ基、フェニルアミノ蟻
、メチルフェニルアミノ基、メチルオクチルアミノJ、
1;、メチルヘキサデシルアミノ基、など)、 アルコキシ基1((置換さ、1シてもよいアルコキシ基
、。
例えは、メ1〜キシ基、エトキシ基、11−プロピルオ
キシ」、(、jso−プロピルオキシJl(、シクロへ
キシルメ1〜キシ基、など)、 アリールオキシ基もしくは複素環オキシ基(置換基を有
するものを含む。例えば、フェノキシ、2.(。
ナフヂルオキシ基、4−アセチルアミノフェノキシ基、
ピリミジン−2−イルオキシ井、 2−ピリジルオキシ
基、など)、 アルキルチオ基(置換されてもよいアルキルチオ基。例
えば、メチルチオ基、エチルチオ基、n−ブチルチオ基
、n−オクチルチオ基、t−オクチルチオ基、n−ドデ
シルチオJ、(、[1−ヘキサデシルチオ基、工1〜キ
シカルボニルメチルチオ基、ベンジルチオ基、2−ヒド
ロキシエチルチオ基、など)、アリールチオ基もしくは
複素環チオ基(置換を有するものを含む。例えば、フェ
ニルチオ基、4−クロロフェニルチオ基、2−n−ブト
キシ−5−t−オクチルフェニルチオJ、(,4−二1
−ロフェニルチオ基、2−二1−ロフェニルチオ基、4
−アセチルアミノフェニルチオ基、]−]フェニルー5
−テ1−ランリルチオ井5−メタンスルホニルヘンソチ
アゾール−2−イルチオ基、など)、 アンモニオ:L’; (置換さJしてもよいアンモニオ
基。
例えは、アンモニオ基、1〜リメチルアンモニオ基、フ
エニルジメチルアンモニオ基、ジメチルベンジルアンモ
ニオ」害、 1〜リ−「1−ブチルアンモニオ基、など
)、 カルバモイル基(置換されてもよいカルバモイル基。例
えは、カルバモイル基、メチルカルバモイルJl(、ジ
メチルカルバモイル基、ビス=(2−メ1〜キシエチル
)カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロへ
キシルカルバモイル基、 ジ−n−オクチルカルバミル
J1(、:3−ドデシルオキシプロビルカルハモイル 3−(2.4−シーし一ペンチルフェノキシ)プロピル
カルバモイル基、3−オクタンスルホニルアミノフエニ
ルジカルバモイル井、 シーr1ーオクタデシルカルバ
モイルノ4(、など)、 スルファモイルノ,((置換されてもよいスルファモイ
ル基。例えは、スルファモイル基、メチルスルファモイ
ル基、ジメチルスルファモイル基、ジエチルスルファモ
イル ル)スルファモイル基、シボ1−ツチルスルフアモイル
裁、 メチルゴ1ーオクチルスルファモイルJ1(、[
〕−ヘキサデシルメチルスルファモイル基、3−工1ヘ
キシプロピルメチルスルファモイル基、N−フェニル−
N−メチルスルファモイル基、4−デシルオキシフ工二
ルスルファモイル基、メチルオクタデシルスルファモイ
ル基、など)、 アシルアミノ基(置換されてもよいアシルアミノ上(。
イ列えは、アセチルアミツノ1(、2−カルボキシベン
ソイルアミノ基、3−二1ーロペンゾイルアミノ基、3
−ジエチルアミノプロパノイルアミノ基、アクリロイル
アミノ基、など)、 アシルオキシ基(置換されてもよいアシルオキシ基1,
例えば、アセ1へキシJ1(、ヘンジイルオキシ基、2
−フチノイルオキシ基、2−メチルプロパノイルオギシ
基、3−(クロロ−4−テトラデシルオキシヘンゾイル
オギシ見、など)、 スルホニルアミノ基(置換されてもよいスルホニルアミ
ノ基。例えば、メタンスルボニルアミノ基、ペンセンス
ルホニルアミノ基。2−メ1ーキシー5ーnーメチルベ
ンゼンスルホニルアミノ基、 2−クロロ−5− 1〜
デカノイルアミノベンゼンスルホニルアミノ基、など)
、 アルコキシカルボニルアミノ基(置換されてもよいアル
コキシカルボニルアミノJJ。例えば、メ1ヘキシカル
ボニルアミノ基、工1ヘキシカルボニルアミノ基、2−
メ1〜キシエ1〜キシカルボニルアミノ基、」so−7
1−キジカルボニルアミノ基、ヘンシルオキシカルボニ
ルアミノ基、t−)薯−キジカルボニルアミノ基、2−
シアノエIーキシカルボニルアミノ基、など)、 アリールオキシノノルボニルアミノ基(置換されてもよ
いアリールオキシカルボニルアミノ見、例えは、フエノ
キシカルホニルアミノ上し2,11−シメチルフエノキ
シカルホニルアミノJル、4−二1〜ロフニノキシカル
ボニルアミノ基、4−1−ブ1ヘキシフェノキシカルボ
ニルアミノ基、など)、 アルコキシ力ルポニルオギシ井(置換されてもよいアル
コキシカルボニルオキシ基。例えば、メ1ヘキシカルホ
ニルオキシ基、1−ブ1〜キシカルボニルオキシ基、2
−ベンゼンスルホニルエ1ーキシカルボニルオキシ基、
n−テシルオギシ力ルポニルオキシ基、ヘンジルレオキ
シ力ルポニルオギシ基、など)、 アリールオキシカルボニルオキシ井(置換されてもよい
アリールオキシカルボニルオキシ上(、イ列えば、フェ
ノキシ力ルホニルオキシ基、3−シアノフェノキシカル
ボニルオキシ基、4−アセ1−キシフェノキシカルボニ
ルオキシ基、4−1−ブトキシカルボニルアミノフェノ
キシカルボニルオキシ基、4−ヒドロキシ−3−ベンゼ
ンスルホニルアミノフェノキシカルボニルオキシ基、な
ど)、 アミノカルボニルアミノ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルアミノ基。例えば、メチルアミノ力ルホニルア
ミノ基、モルホリノ力ルボニルアミノ基、ジエチルアミ
ノスルホニルアミノ基、N−エチル−N−フェニルアミ
ノカルボニルアミノ基、4−シアノフェニルアミノカル
ボニルアミノ見、4−メタンスルホニルフェニルアミノ
カルボニルアミノ基、など)、 アミノカルボニルオキシ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルオキシ基。例えば、ジメチルアミノカルボニル
オキシ基、ピロリジノカルボニルオキシ基、4−ジプロ
ピルアミノフェニルアミノ力ルポニルオキシ基、など)
、 アミノスルホニルアミノ基(置換されてもよいアミノス
ルホニルアミノ基。例えば、ジエチルアミノスルホニル
アミノ基、 ジ−n−ブチルアミノスルホニルアミノ基
、フェニルアミノスルホニルアミノ基、など)が挙げら
れる。
EAGは、好ましくは、少なくとも一つの電子吸引性基
によって置換さ九たアリール基、あるいは複素環基であ
る。EAGのアリール栽あるいは複素環基に結合する置
換基は化合物全体の物性をiA節するために利用するこ
とが出来る。化合物全体の物性の例としては、電子の受
は取り易さを調節できる他、例えば水溶性、油溶性、拡
散性、昇華性、融点、ゼラチンなどのバインダーに対す
る分散性、求核性基に対する反応性、親電子性基に対す
る反応性等を調節するのに利用することが出来る。
次に[EAGの具体的な例を挙げる。
少なくとも一つ以上の電子吸引性基によって置換された
アリール基の例としては、例えば、4−二1−ロフェニ
ル基、2−ニトロフェニル基、2−二トロー4−N−メ
チル−N−n−ブチルスルファモイルフェニル基、2−
ニトロ−4−N−メチル−N−n−オクチルスルファモ
イルフェニル テシルスルファモイルフェニル基、2−ニトロ−4−N
−メチル−N−n−ヘキサデシルスルファモイルフェニ
ル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−n−オクタデ
シルスルファモイルフェニル基、2−二トロー4−N−
メチル−N− (3−カルボキシプロピル)スルファモ
イルフェニル基、2−ニトロ−4−N−エチル−N−(
2−スルホエチル)スルファモイルフェニル基、 2−
二1ーロー4ーNーnーヘキサテシルーN−(3−スル
ホプロピル)スルファモイルフェニル基、2−二I−ロ
ー4−N− (2−シアノエチル)−N−((2−ヒド
ロキシエトキシ)エチル)スルファモイルフェニル基、
2−ニトロ−4−ジエチルスルファモイルフェニル基、
2−ニトロ−4−ジーn−ブチルスルファモイルフェニ
ル基、2−ニトロ−4−ジ−n−オクチルスルファモイ
ルフェニル基、2−ニトロ−4−ジ−n−オクタデシル
スルファモイルフェニル基、2−ニトロ−4−メチルス
ルファモイルフェニル基、 2−ニトロ−4−n−ヘキ
サデシルスルファモイルフェニル基、2−ニトロ−4−
N−メチル−N−(4−ドデシルスルホニルフェニル)
スルファモイルフェニル基、2−ニトロ−4−(3−メ
チルスルファモイルフェニル)スルファモイルフェニル
基、4−ニトロ−2−N−メチル−N−n−ブチルスル
ファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−
N−n−オクチルスルファモイルフェニル基、4−二ト
ロー2−N−メチル−N−n−ドデシルスルファモイル
フェニル基、4−二1〜ロー2−N−メチル−N−n−
ヘキサデシルスルファモイルフェニル基、 4−ニトロ
−2−N−メチル−N−n−オクタデシルスルファモイ
ルフェニル基、 4−ニトロ−2−N−メチル−N−(
3−カルボキシプ=20= ロピル)スルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
N−エチル−N−(2−スルホエチル)スルファモイル
フェニル基、4−ニトロ−2−N−n−ヘキサデシル−
N−(3−スルホプロピル)スルファモイルフェニル基
、4−二トロー2−N−(2−シアノエチル)−N− 
((2−ヒドロキシエトキシエチル)スルファモイルフ
ェニル基、4−二トロー2−ジエチルスルファモイルフ
ェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−ブチルスルファモ
イルフェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−オクチルス
ルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−オ
クタデシルスルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2
−メチルスルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
n−ヘキサデシルスルファモイルフェニル基、4−二ト
ロー2−N−メチル−N−(4−ドデシルスルホニルフ
ェニル)スルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
(3−メチルスルファモイルフェニル)スルファモイル
フェニル基、4−二1へロー2−クロロフェニル基、2
−ニトロ−4−クロロフェニル基、2−二1〜ロー4−
N−メチル−N−n−ブチルカルバモイルフェニル基、
2−ニトロ−4−N−メチル−N−n−オクチルカルバ
モイルフェニル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−
n−ドデシルカルバモイルフェニル基、2−二1−ロー
4−N−メチル−N−n−ヘキサデシルカルバモイルフ
ェニル基、2−二1〜ロー4−N−メチル−N−n−オ
クタデシルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−
N−メチル−N−(3−カルボキシプロピル)カルバモ
イルフェニル基、 2−ニトロ−4−N−エチル−N−
(2−スルホエチル)カルバモイルフェニル基、2−ニ
トロ−4−N−n−ヘキサデシル−N−(3−スルホプ
ロピル)カルバモイルフェニル基、2−二1〜ロー4−
N−(2−シアノエチル)−N−((2−ヒドロキシエ
トキシ)エチル)カルバモイルフェニル基、2−ニトロ
−4−ジエチルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−
4−ジ−n−ブチルカルバモイルフェニル基、2−二1
〜ロー4−ジーn−オクチルカルバモイルフェニル基、
2−二1〜ロー4−ジーn−オクタテシル力ルバモイル
フェニル基、 2−二I〜ロー4−メチルカルバモイル
フェニル ヘキサデシルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4
−N−メチル−N−(4−ドデシルスルホニルフェニル
)カルバモイルフェニル基、2−二1〜ロー4−(3−
メチルスルファモイルフェニル)カルバモイルフェニル
基、4−ニトロ−2−N−メチル−N−n−ブチルカル
バモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−N
−n−オクチルカルバモイルフェニル基、4−二]ーロ
ー2−N−メチル−N−n−I<デシルカルバモイルフ
ェニル基、4−二トロー2−N−メチル−N−n−ヘキ
サデシルカルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N
−メチル−N−n−オクタデシルカルバモイルフェニル
基、4−ニトロ−2−N−メチル−N−(3−カルボキ
シプロピル ェニル基、4−ニトロ−2−N−エチル−N−(2−ス
ルホエチル)カルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2
−N−n−ヘキサデシル−N−(3−スルホプロピル)
カルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−(2−
シアノエチル)−N−((2−ヒ1くロキシエ1〜キシ
)エチル)カルバモイルフェニル基、4−二1〜ロー2
ージエチルカルバモイルフェニル基、4−二1〜ロー2
ージーnーブチルカルバモイルフェニル基、4−二1〜
ロー2〜ジーnーオクチルカルバモイルフェニル基、4
−二1〜ロー2ージーnーオクタデシルカルバモイルフ
ェニル基、4−ニトロ−2−メチルカルバモイルフェニ
ル基、4−二1〜ロー2ーnーヘキサデシルカルバモイ
ルフェニル基、4−二1−ロー2−N−メチル−N−(
4−ドデシルスルホニルフェニル)カルバモイルフェニ
ル基、4−ニトロ−2−(3−メチルスルファモイルフ
ェニル)カルバモイルフェニル基、2。
4−ジメタンスルホニルフェニル基、2−メタンスルホ
ニル−4−ベンゼンスルホニルフェニル基、2−n−オ
クタンスルホニル−4−メタンスルホニルフェニル基、
2−n−テトラデカンスルホニル−4−メタンスルホニ
ルフェニル基、2−n−ヘキサデカンスルホニル−4−
メタンスルホニルフェニル基、2,4−ジ−n−ドデカ
ンスルホニルフェニル基、2,4−シトデカンスルホニ
ル−5−トリフルオロメチルフェニル基、 2−n−デ
カンスルホニル− チルフェニル基、2−シアノ−4−メタンスルホニルフ
ェニル基、2,4.6−1−ジシアノフェニル基、2,
4−ジシアノフェニル基、 2−ニトロ−4−メタンス
ルホニルフェニル基、 2−ニトロ−4〜n−ドデカン
スルホニルフェニル基、2−ニトロ−4−(2−スルホ
エチルスルホニル)フェニル基、2−ニトロ−4−カル
ボキシメチルスルホニルフェニル基、 2−ニトロ−4
−カルボキシフェニル基、2−二1〜ロー4ーエトキシ
力ルポニルー5−n−ブトキシフェニル基、2−ニトロ
−4−エトキシカルボニル−5−n−ヘキサデシルオキ
シフェニル基、2−ニトロ−4−ジエチルカルバモイル
−5−n−ヘキサデシルオキシフェニル基、2−ニトロ
−4−シアノ−5−n−ドデシルフェニル基、2,4−
ジニトロフェニル基、2−ニトロ−4−n−デシルチオ
フェニル基、3,5−ジニトロフェニル基、2−ニトロ
−3,5−ジメチル−4−〇ーヘキサデカンスルホニル
フェニル基、4−メタンスルホニル−2−ベンゼンスル
ホニルフェニル基、4−n−オクタンスルホニル−2−
メタンスルホニルフェニル基、4−n−テトラデカンス
ルホニル−2−メタンスルホニルフェニル基、4−n−
ヘキサデカンスルホニル−2−メタンスルホニルフェニ
ル基、 2,5−シトデカンスルホニル−4−トリフル
オロメチルフェニル基、4−n−デカンスルホニル−2
−シアノ−5−トリフルオロメチルフェニル基、4−シ
アノ−2−メタンスルホニルフェニル基、4−ニトロ−
2−メタンスルホニルフェニル基、 4−ニトロ−2−
n− I〜デカンスルホニルフェニル基、4−二1〜ロ
ー2−(2−スルホエチルスルホニル)フェニル基、4
−ニトロ−2−カルボキシメチルスルホニルフェニル基
、4−ニトロ−2−カルボキシフェニル基、4−ニトロ
−2−エトキシカルボニル−5−n−フ1−キシフェニ
ル基、4−二1へロー2−エトキシカルボニル− ル基、4−ニトロ−2−ジエチルカルバモイル−5−n
−ヘキサデシルオキシフェニル基、4−ニトロ−2−シ
アノ−5−n−ドデシルフェニル基、4−ニトロ−2−
n−デシルチオフェニル基、4−二1〜ロー3,5−ジ
メチル−2−n−ヘキサデカンスルホニルフェニル基、
4−ニトロナフチル基、2,4−ジニトロナフチル基、
4−ニトロ−2−n−オクタデシルカルバモイルナフチ
ル基、4−二トロー2−ジオクチルカルバモイル−5−
(3−スルホベンゼンスルホニルアミノ)ナフチル基、
2,3,4,5。
6−ペンタフルオロフェニル基、 2−ニトロ−4−ベ
ンゾイルフェニル基、2,4−ジアセチルフェニル基、
2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル基、4−
ニトロ−2−トリフルオロメチルフェニル基、4−ニト
ロ−3−トリフルオロメチルフェニル基、2,4.5 
−トリシアノフェニル基、3,4−ジシアノフェニル基
、2−クロロ−4,5−ジシアノフェニル基、 2−ブ
ロモ−4。
5−ジシアノフェニル基、4−メタンスルホニルフェニ
ル基、4−n−ヘキサデカンスルホニルフェニル基、2
−デカンスルホニル−5−1ヘリフルオロメチルフェニ
ル栽、 2−ニトロ−5−メチルフェニル基、 2−二
1〜ロー5ーnーオクタデシルオキシフェニル基、2−
ニトロ−4−N− (ビニル、スルホニルエチル)−N
−メチルスルファモイルフェニル基、など。
複素環基の例としては、例えば、2−ピリジル基、3−
ピリジル基、4−ピリジル基、5−ニトロ−2−ピリジ
ル基、5−二1〜ローNーヘキサデシルカルバモイル−
2−ピリジル基、3,5−ジシアノ−2−ピリジル基、
5−ドデカンスルホニル−2−ピリジル基、5−シアノ
−2−ピラジル基、4−二1ーロチオフエンー2ーイル
基、5−二1ーロー1,2−ジメチルイミダゾール−4
−イル基、3。
5−ジアセチル−2−ピリジル基、1−ドデシル−5−
カルバモイルピリジニウム−2−イル基、5−二1〜ロ
ー2ーフリル基、5−ニトロペンツチアゾール−2−イ
ル基、2−メチル−6−二トロペンツオキサゾール−5
−イル基、などが挙げられる。
次に一般式〔I〕のR1、R2について説明する。
R1は、水素または置換基を表す。置換基は特に限定さ
れるものではなく、多くの置換基を選びつる。しかしな
がら、一般式CI)で表される化合物がポジ作用化合物
としてその特性を更に高めるためにはR1は多くの置換
基の中でも特に芳香族基、複素環基または一Y 1− 
R Sで表される基であることが望ましい。ここでYl
はへテロ原子(好ましくは孤立電子対を有する原子)ま
たはへテロ原子基を表し、R5は水素原子、脂肪族基、
芳香族基または複素環基を表わす。
ここで、R5の脂肪族基、芳香族基または複素環基の例
としては、前にEAGのSubが置換基の時の例として
あげたアルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アリール基、複素環基と同様の基が挙げられ
る。
また更に、写真的有用基の放出を速くするためには、R
1は一Y”−Y2−R’で表される基であることが望ま
しい。
ここでYl、Y2は共にペテロ原子またはへテロ原子基
を表し、R6は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複
素環基を表わす。具体的にはR’と同様の基が挙げられ
る。
■1とY2は互いに同じでも異なっていてもよいが、/ 好ましいYl、Y2の組み合わせとしては一〇−N  
、\ (○は酸素原子、Nは窒素原子、Sは硫黄原子を表す。
R7、R8は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素
環基を表わす。具体的にはR5と同様の基     ′
が挙げられる。)等が挙げられる。
R1が上記の如き置換基である際に写真的有用基の放出
が速い理由については詳しくは明らかではないが、電子
受容部が電子供与物質から電子を受容した際に、Yl−
 Y2の結合が不可逆的に開裂し、これが写真的有用基
の放出を促進しているものと考えている。
以下にR1の具体例を挙げる。
水素原子、 1゛香族基もしくは ズ 基(置換基を有するものを含
む。例えば、フェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキシ
フェニル基、3−クロロフェニル基、4−アセチルアミ
ノフェニル基、4−ヘキサデカンスルホニルアミノフェ
ニル暴、2−メタンスルホニル−4−ニトロフェニル基
、3−二1へロフェニル基、4−メ1−キシフェニル基
、4−アセチルアミノフェニル基、4−メタンスルホニ
ルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル暴、4−テト
ラテシルオキシフェニル基、2−フリル見、2−ピリジ
ル基、 5−ニトロ−2−ピリジル基、3−ピリジル基
、3,5−ジシアノ−2−ピリジル基、など)である。
アミノ基(置換されていてもよいアミノ基。例えば、ア
ミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルア
ミノ基、 エチル−3−カルボキシプロピルアミノ基、
 エチル−2−スルホエチルアミノ基、フェニルアミノ
基、メチルフェニルアミノ基、メチルオクチルアミノ基
、メチルヘキサデシルアミノ基、など)、 アルコキシ基(置換されていてもよいアルコキシ基。例
えば、メトキシ基、工1〜キシ基、n−プロピルオキシ
基、1so−プロピルオキシ基、シクロへキシルメトキ
シ基、など)、 アリールオキシ基もしくは複素環オキシ基(置換基を有
するものを含む。例えば、フェノキシ基、ナフチルオキ
シ基、4−アセチルアミノフェノキシ基、ピリミジン−
2−イルオキシ基、 2−ピリジルオキシ基、など)、 アルキルチオ基(置換されてもよいアルキルチオ基。例
えば、メチルチオ基、エチルチオ基、n−ブチルチオ基
、n−オクチルチオ基、t−オクチルチオ基、n−1ク
チシルチオ基、n−ヘキサデシルチオ基、工1−キシカ
ルボニルメチルチオ基、ベンジルチオ基、2−ヒドロキ
シエチルチオ基、など)、7−男ニールチオ」(4現く
は開数1本基(置換基を有するものを含む。例えば、フ
ェニルチオ基、4−クロロフェニルチオ基、 2−n−
ブトキシ−5−t−オクチルフェニルチオ基、4−二1
−ロフェニルチオ基、2−ニトロフェニルチオ基、4−
アセチルアミノフェニルチオ基、1−フェニル−5−テ
トラゾリルチオ基、5−メタンスルホニルベンゾチアゾ
ール−2−イルチオ基、など)、 アシルアミノ基(置換されてもよいアシルアミノ基。例
えば、アセチルアミノ基、2−カルボキシベンゾイルア
ミノ基、3−ニトロベンゾイルアミノ基、3−ジエチル
アミノプロパノイルアミノ基、アクリロイルアミノ基、
など)、 アシルオキシ基(置換されてもよいアシルオキシ基、例
えば、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基、2−ブテノ
イルオキシ基、2−メチルプロパノイルオキシ基、3−
クロロ−4−テトラデシルオキシベンゾイルオキシ基、
など)、 スルホニルアミノ基(置換されてもよいスルホニルアミ
ノ基。例えば、メタンスルホニルアミノ基、ベンゼンス
ルホニルアミノ基。2−メトキシ−5−n−メチルベン
ゼンスルホニルアミノ基、2−クロロ−5−ドデカノイ
ルアミノベンセンスルホニルアミノ基、など)、 アルコキシカルボニルアミノ基(置換されてもよいアル
コキシカルボニルアミノ基。例えば、メトキシカルボニ
ルアミノ基、工1−キシカルボニルアミノ基、2−メ1
〜キシエトキシカルボニルアミノ基、1so−ブトキシ
カルボニルアミノ基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブトキシカルボニルアミノ基、2−シアノエト
キシカルボニルアミノ基、など)、 アリールオキシカルボニルアミノ基(置換されてもよい
アリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキ
シカルボニルアミノ基、2,4−ジメチルフェノキシカ
ルボニルアミノ基、4−ニトロフェノキシカルボニルア
ミノ基、4−t−ブトキシフェノキシカルボニルアミノ
基、など)、 アルコキシカルボニルオキシ基(置換されてもよいアル
コキシカルボニルオキシ基。例えば、メトキシカルボニ
ルオキシ基、t−ブトキシカルボニルオキシ基、2−ベ
ンゼンスルホニルエトキシカルボニルオキシ キシ基、ベンジルオキシカルボニルオキシ基、など)、 アリールオキシカルボ玉ルオキシ基(置換されてもよい
アリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキ
シカルボニルオキシ基、3−シアノフェノキシカルボニ
ルオキシ基、4−アセトキシフェノキシカルボニルオキ
シ ボニルアミノフェノキシカルボニルオキシ基、4−ヒド
ロキシ−3−ベンゼンスルホニルアミノフェノキシカル
ボニルオキシ基、など)、 アミノカルボニルアミノ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルアミノ基。例えば、メチルアミノカルボニルア
ミノ基、モルホリノカルボニルアミノ エチル−N−フェニルアミノカルボニルアミノ基、4−
シアノフェニルアミノカルボニルアミノ基、4−メタン
スルホニルフェニルアミノカルボニルアミノ基、など)
、 アミノカルボニルオキシ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルオキシ基。例えば、ジメチルアミノカルボニル
オキシ基、ピロリジノカルボニルオキシ基、4−ジプロ
ピルアミノフェニルアミノ力ルポニルオキシ基、など)
、 アミノスルホニルアミノ基(置換されてもよいアミノス
ルホニルアミノ基。例えば、ジエチルアミノスルホニル
アミノ基、 ジ−n−ブチルアミノスルホニルアミノ基
、フェニルアミノスルホニルアミノ基、など)、 ハロゲン(フッ素、塩素など)等が挙げられる。
次にR2について説明する。
R2は電子吸引性の基を表す。
具体的には、 スルファモイル基(置換されてもよいスルファモイル基
。例えば、スルファモイル基、メチルスルファモイル基
、ジメチルスルファモイル基、ジエチルスルファモイル
基、 ビス(2−メトキシエチル)スルファモイル基、
ジ−n−ブチルスルファモイル基、 メチル−n−オク
チルスルファモイル基、n−ヘキサデシルメチルスルフ
ァモイル基、3−エトキシプロピルメチルスルファモイ
ル基、N−フェニル−N−メチルスルファモイル基、4
−デシルオキシフェニルスルファモイル基、メチルオク
タデシルスルファモイル基、など)、 一35= ル基。例えば、カルバモイル基、メチルカルバモイル基
、ジメチルカルバモイル基、ビス−(2−メトキシエチ
ル)カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロ
へキシルカルバモイル基、 ジ−n−オクチルカルバミ
ル基、3−ドデシルオキシプロピルカルバモイル基、ヘ
キサデシルカルバモイル基、3−(2.4−ジ−t−ペ
ンチルフェノキシ)プロピルカルバモイル基、3−オク
タンスルホニルアミノフェニルカルバモイル基、 ジ−
n−オクタデシルカルバモイル基、など)、 アシル基(置換されてもよいアシル基。例えば、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチロイル基、iso−ブチロ
イル基、2,2−ジメチルプロピオニル基、ベンゾイル
基、3,4−ジクロロベンソイル基、3−アセチルアミ
ノ−4−メトキシベンゾイル基、4−メチルベンゾイル
基、4−メトキシ−3−スルホベンゾイル基、など)、 スルホニル基(置換されてもよいスルホニル基。
例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、ブ
タンスルホニル基、n−ヘキサデカンスルホニル基、ベ
ンゼンスルホニル基、4−トルエンスルホニル基、4−
n−ドデシルオキシベンゼンスルホニル基、など)、 スルフィニル基(置換されてもよいスルフィニル基。例
えば、メタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基、
ブタンスルフィニル基、n−ヘキサデカンスルフィニル
基、ベンゼンスルフィニル基、4−トルエンスルフィニ
ル基、4−n−ドデシルオキシベンゼンスルフィニル基
、など)、 えば、メ1〜キシカルボニル基、工1ーキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、ブ1ーキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボ
ニル基、フェノキシカルボニル基基、テトラデシルオキ
シカルボニル基、2−メトキシエトキシカルボニル基、
2−クロロフェノキシカルボニル基、など)、 アルコキシスルホニル基もしくはアリールオキシスルホ
ニル基(置換基を有するものを含む。例えば、メトキシ
スルホニル基、エトキシスルホニル基、プロポキシスル
ホニル基、ブトキシスルホニル基、ベンジルオキシスル
ホニル基、フェノキシスルホニル基、4−メチルフェノ
キシスルホニル基など)、 カルボキシ基(カルボキシレートも含む)、アリール基
もしくは複素環基(置換基を有するものを含む。例えば
、フェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキシフェニル基
、3−クロロフェニル基、4−アセチルアミノフェニル
基、4−ヘキサデカンスルホニルアミノフェニル基、2
−メタンスルホニル−4−二トロフェニル基、3−ニト
ロフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−アセチル
アミノフェニル基、4−メタンスルホニルフェニル基、
2,4−ジメチルフェニル基、4−テトラデシルオキシ
フェニル基、2−フリル基、2−ピリジル基、5−ニト
ロ−2−ピリジル基、3−ピリジル基、3,5−ジシア
ノ−2−ピリジル基など。また先にEAGの説明の際列
挙したアリール基でもよい。)等が挙げられる。
これらの電子吸引性の置換基の中でも炭素−炭素二重結
合の分極を制御し、PUGで表される写真性有用基の放
出をより適度な速度にする為には、R2はアシル基、カ
ルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、シアノ基、スルホニル基、ニトロ基で
あることが望ましい。
次にETGについて説明する。
ETGは電子を伝達することが可能な基を表し、R2を
担持するオレフィン炭素原子とR3、R4を担持する炭
素原子とに結合する。
電子を伝達する基とは具体的には電子移動の自由度の大
きなπ電子を持つ結合を有し、一般式El)における炭
素−炭素二重結合と共役しつる基を表す。
したがって多くの共役系がETGとしては可能であるが
、その好ましい具体例を以下に一般式として挙げ説明す
る。ここで(*)および(−)(−)は各々、一般式〔
I〕のR2を担持するオレフィン炭素原子と=39− R3、R4を担持する炭素原子とに結合する部位を表す
一般式(E−1) xlは水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、/ 一3O2N   、−CO−R″′、−3O2−R’、
シアノ基、ハロゲ\ 1a ン原子(例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素)もしくは
ニトロ基を表わす。ここでR9およびRIOは同じてあ
っても異なっていても良く、水素原子、脂肪族基、芳香
族基もしくは複素環基を表わす。
qは1から4の整数を表わす。qが2以上の時はxlで
表わされる置換基は同じでも異なっていても良い。qが
2以上の時はXlどうしが連結して環を形成しても良い
一般式(E−2) X□およびqは一般式(E−1)において定義したもの
と同じ意味を表わす。
一般式(E−3) 式中x2は炭素、窒素、酸素あるいは硫黄のうちから選
ばれ、少なくとも一つ以上の1)K子の組合せからなり
、5貝ないし7員の複素環を形成するに必要な原子団で
ある。この複素環はさらにベンゼン環または5貝ないし
7員の複素環が縮合していても良い。好ましい複素環と
して例えばピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリ
アゾール、フラン、オキサゾール、チオフェン、チアゾ
ール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、
アゼピン、オキセピン、インドール、ベンゾフランなら
びにキノリンなどがあげられる。
xl、qは一般式(E−1,)で定義したものと同じ意
味を表わす。
一般式(E−4) 式中、x3は炭素、窒素、酸素あるいは硫黄のうちから
選ばれ少なくとも一つ以上の原子の組合せからなり、5
貝ないし7員の複素環を形成するに−N=である。ここ
で)(11は水素原子、脂肪族基あるいは芳香族基を表
わす。この複素環は更にベンゼン環または5員ないし7
員の複素環が縮合していても良い。
好ましい複素環としては、ピロール、イミダゾール、1
〜リアゾール、フラン、オキサゾール、オキサジアゾー
ル、チオフェン、チアゾール、チアジアゾール、ピリジ
ン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、アゼピン、オ
キセピンならびにイソキノリンなどがあげられる。
一般式(T)において、R3、R4は各々水素原子また
は炭化水素基を表す。ただし、R3、R4は互いに同じ
でも異なっていてもよい。炭化水素基としては置換基を
有するものを含み、例えばアルキル基、アラルキル基、
アルケニル栽、アルキニル基、アリール基等が挙げられ
る。好まシイ炭素数の範囲は1〜20である。
次に−G T i m e J% P U Gについて
述べる。
1’jmeで表される基は、一般式(1)の中のR3、
R4を担持する炭素原子との開裂をひきかねとして後続
する反応を介してPUGを放出する基を表し、tはOま
たは1を表す。
Tj meで表される基としては、種々公知であり、例
えば特開昭61−147244号(5)頁−(6)頁、
同61−236549号(8)頁=(14)頁、特願昭
61−88625号(36)頁−(44)頁に記載され
た基が挙げら才しるが、Timeとして好ましくは特開
昭62−215270号(25)頁−(45)頁に記載
の基である。
PUGは、写真的に有用な基を表す。
写真的に有用な基としては例えば、現像抑制剤、現像促
進剤、造核剤、カプラー、拡散性あるいは非拡散性色素
、脱銀促進剤、脱銀抑制剤、ハライド、ハロゲン化銀溶
剤、レドックス競争化合物、現像薬、補助現像薬、定着
促進剤、定着抑制剤、銀画像安定化剤、色調剤、処理依
存性良化剤、網点良化剤、色像安定化剤、写真用染料、
界面活性剤、硬膜剤、減感剤、硬調化剤、キレート剤、
蛍光増白剤、紫外線吸収剤、造核促進剤、膜厚改良剤な
ど、あるいはこれらの前駆体を表す。
これらの写真的に有用な基は有用性の面で重複している
ことが多いため代表的な例について以下に具体的に説明
する。
現像抑制剤の例として、ハロゲン(臭素、沃素)、ペテ
ロ環に結合するメルカプト基を有する化合物例えは、置
換あるいは無置換のメルカプトアゾール類(具体的には
1−フェニル−5−メルカプトテトラ=44− ゾール、 1−(4−カルボキシフェニル)−5−メル
カプ1〜テトラゾール、■−(3−ヒドロキシフェニル
)−5−メルカプトテトラゾール、1−(4−スルホフ
ェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1−(3−ス
ルホフェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1−(
4−スルファモイルフェニル (3−ヘキサノイルアミノフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール、1−エチル−5−メルカプトテトラゾー
ル、 1−(2−カルボキシエチル)−5−メルカプト
テトラゾール、2−メチルチオ−5−メルカプト−1.
3.4−チアジアゾール、2−(2−カルボキシエチル
チオ)−5−メルカプト−1.3.4−チアジアゾール
、3−メチル−4−フェニル−5−メルトカプト−1.
2.4−トリアゾール、2−(2−ジメチルアミノエチ
ルチオ)−5−メルカプト−1、3.4−チアジアゾー
ル、 1− (4−n−ヘキシルカルバモイルフェニル
)−2−メルカプトイミダゾール、3−アセチルアミノ
−4−メチル−5−メチルカプト−1.2.4−1−リ
アゾール、 2−メルカプトベンツオキサゾール、2−
メルカプトベンツイミダゾールプ1〜・ベンゾチアゾー
ル、2−メルカプ1〜6−ニトロー】、3−ベンツオキ
サゾール、1−(1−ナフチル)−5−メルカプ1〜テ
1〜ラソール、2−フェニル−5−メルカプ1〜1,3
.11−オキサシアソール、]−(3−(3−メチルウ
レイド)フェニル)−5−メルカプトチ1−ラソール、
1−(4−二1〜口フェニル)−5−メルカプ1〜テ1
〜ラソール、5−(2−エチルヘキサノイルアミノ)−
2−メルカプトイミダソールなど)、置換あるいは無置
換のメルカプ1ヘアザイデン類(具体的には、6−メチ
ル−4−メルカプ1〜1,3,3a、7−テトラサイン
デン、6−メチル−2−ベンジル−4−メルカプト−1
,3,3a、7−テ1〜ラザインテン、6−フェニル−
4−メルカプl−テトラサインテン、 4,6−シメチ
ル−2−メルカプ1〜1,3,3a、7−テ1ヘラザイ
ンデンなど)、 置換あるいは無置換のメルカプ1−ピ
リミジン類(具体的には2−メルカプ1〜ピリミジン、
2−メルカプ1〜4−メチル−6−ヒドロキシピリミジ
ン、2−メルカプ1−4−プロピルピリミジンなど)な
どがある。イミノ銀生成可能なペテロ環化合物、例えば
置換あるいは無置換のベンツトリアゾール類(具体的に
は、ベンゾ1〜リアゾール、5−二1−ロベンゾ1〜リ
アソール、5−メチルベンゾ1〜リアゾール、5,6−
ジクロルベンゾ1〜リアゾール、5−フロモベンソ1〜
リアソール、5〜メ1〜キシベンツ1〜リアゾール、5
−アセチルアミノベンツトリアゾール、5−n−ブチル
ベンツI−リアゾール、5−二1へロー6−グロルベン
ソ1へリアソール、5,6−シメチルベンソトリアソー
ル、4,5,6.7−テトラクロルベンソトリアゾール
など)、 置換あるいは無置換のインダゾール類(具体
的にはインダゾール、5−二1ヘロインダゾール、3−
ニトロインダゾール、5−クロル−5−二1〜口インダ
ゾール、3−シアノインダゾール、3−n−ブチルカル
バモイルインダゾール、5−ニトロ−3−メタンスルホ
ニルインダゾールなど)、置換あるいは無置換のベンツ
イミダゾール(具体的には、5−ニトロベンツイミダゾ
ール、4−二1〜口ペンツイミダゾール、5,6−ジク
ロルベンツイミダゾール、5−シアノ−6−クロルベン
ツイミダゾール、5−1〜リフルオルメチル−6−クロ
ルペンツイミダゾールなど)などがあげられる。また現
像抑制剤は現像処理工程において酸化還元反応に続く反
応により、一般式〔I〕の酸化還元母核から放出された
後、現像抑制性を有する化合物となり、更にそれが、実
質的に現像抑制性を有しないか、あるいは著しく減少し
た化合物に変化するものであっても良い。
PUGが拡散性あるいは非拡散性色素である場合、色素
としてはアゾ色素、アゾメチン色素、アゾピラゾロン色
素、インドアニリン系色素、インドフェノール系色素、
アントラキノン系色素、1〜リアリ一ルメタン系色素、
アリザリン、ニトロ系色素、キノリン系色素、インジゴ
系色素や、フタロシアニン系色素があげられる。またそ
れらのロイコ体や、−時的に吸収波長がシフ1−された
もの、さらにテ1へラゾリウム塩などの色素プレカーサ
ーがあげられる。さらにこれらの色素は適当な金属とキ
レ−1へ色素を形成してもよい。
この中でシアン、マゼンタおよびイエローの色素が特に
重要である。
イエロー色素の例: 米国特許3,597,200号、同3,309,199
号、同4,013 、633号、同4,245,028
号、同4,156,609号、同4,139.383号
、同4,195,992号、同4,148,641号、
同4゜148.643号、同4,336,322号:特
開昭51−114930号、同56−7]072号: 
Re5earch Djsclosure 17630
(1978)号、同16745 (1977)号に記載
されているもの。
マゼンタ色素の例: 米国特許3,453,107号、同3,544,545
号、同3,932.380号、同3,931,144号
、同3,932,308号、同3,954.476号、
同4,233,237号、同4,255,509号、同
4゜250.246号、同4,142,891号、同4
,207,104号、同4゜287.292号:特開昭
52−106727号、同53−23628号、同55
−36804号、同56−73057号、同56−71
060号、同55−1.34号に記載されているもの。
シアン系色素の例: 米国特許3,482,972号、同3,929,760
号、同4,013.635号、同4,268,625号
、同4,171,220号、同4,242.435号、
同4,142,891号、同4,195,994号、同
4゜147.544号、 同4,148,642号:英
国特許1,551,138号:時開11j(54−99
43,1号、同52−8827号、同53−71782
3号、同53−143323号、同54−99431号
、同56−7106]号:ヨーロッパ特許(E))C)
 53,037号、同53,040号、Re5earc
h Disc1osure17,630(1978)号
、及び同16゜475(1977)号に記載されている
もの。
また色素プレカーサ一部の一種として、感光要素中では
一時的に光吸収をシフトさせである色素の具体例は米国
特許4,310,612号、同T−999,003号、
同3,336,287号、同3,579,334号、同
3,982,946号、英国特許1,467.317号
および特開昭57−158638号などに3己載されて
いる。
PUGがハロゲン化銀溶剤である場合の例としては、特
開昭60−163042号、 米国特許4,003,9
10号、米国特許4,378,424号等に記載された
メソイオン化合物、特開昭57−202531号等に記
載されたアミノ基を!&換基として有するメルカプトア
ゾール類もしくはアゾールチオン類などがあり、より具
体的には特開昭6]−230135号に記載されている
ものを挙げることができる。
PUGが造核剤である場合の例としては特開昭59−1
70840号に記載のあるカプラーより放出される離脱
基の部分が挙げられる。
その他PIGについては特開昭61−230135号、
米国特許4,248,962号、特開昭62−2152
72号等の記載を参考にできる。
以下に本発明の具体的化合物例を列挙する。
ただし本発明の化合物はこれに限られるものではない。
(以下余白) 1゜ 0   C+ells7 11/ 4゜ しllN11L、UIJ2115 10゜ / 11゜ 13゜ 1’:L 15゜ 16゜ 21゜ 0.N \ CH3 22゜ 9N \ Ca+、+ 23゜ 0、N H2CL;+eHz7 25゜ N9・ 1   \ H3CO(、−N−CH3COOC,□11゜527゜ N09 28゜ 30゜ 31゜ 32゜ 33゜ 34゜ 35゜ 36゜ しUIT。
\C2H5 38゜ 39゜ 0□N \ 40゜ 11J2 42゜ 43゜ 44゜ 45゜ 46゜ 47゜ U 48゜ 49゜ 50゜ NO。
52゜ 本発明の化合物の合成法のポイントはオレフィン部の合
成である。オレフィン部の合成に関してはこれまで非常
に多くの手法が見出されており、例えば二重結合の生成
を伴う縮合反応や、二重結合を持つ化合物の変形、置換
、カップリング反応や、飽和化合物から二重結合を導入
する反応などが挙げられる。
したがって種々の置換基の導入は、最適な合成法を選択
することにより可能になる。
この具体的手法については、例えばMethodend
er Organischen chemie (Il
ouben−Weyl)(1972)5巻lbアルケン
、シクロアルゲン、アリールアルケンやThe che
mistry of functional grou
ps(PATAI)The chemistry of
 alkanes等を参考に出来る。
以下に具体的な合成例を示す。
合成例 化合物1の合成 (ステップ1) α−メチル−4−二トロケイ皮酸の合成4−二トlコヘ
ンズアルデヒド(mp 105406.5 ’C) 7
6gとメチルマロン酸(メチルマロン酸ジエチルエステ
ルの加水分解により合成018 gとピペリジン85g
にピリジン63(b++fを加え、蒸気浴上で24時間
加熱撹拌した。反応混合物を冷却後、ごれを1250m
1の濃塩酸と2.5kgの氷の混合物に加えた。生成し
たオイル分をエーテルで抽出し、更にこれより5%水酸
化ナトリウム水溶液で再抽出した。この水溶液を希酸性
にし、析出した結晶を濾取し乾燥した。
収量86g  収率83% (ステップ2) N−メチル−N−オクタデシル−α−メチル−4−ニト
ロケイ皮酸アミドの合成 α−メチル−4−ニトロケイ皮酸52gに塩化チオニル
30gを加え、蒸気浴上で塩化水素ガスの発生が終了す
るまで約1時間加熱撹拌後更に30分間加熱撹拌し、冷
却した。
これにヘンゼン200mNを加えこの溶液に室温以下で
N−メチル−N−オクタデシルアミン70gとトリエチ
ルアミン40m1とのクロロホルム溶液を徐々に加えた
。滴下後室温で1時間撹拌後、氷水に注ぎ酢酸エチルエ
ステルにて抽出した。抽出液を水洗、芒硝乾燥後、溶媒
を減圧上留去し、メタノールにより再結晶した。
収量93g  収率68% (ステップ3) N−メチル−N−オクタデシル−α−プロモメヂルー4
−ニトロケイ皮酸アミドの合成 N−メチル−N−オクタデシル−α−メヂルー4−ニト
ロケイ皮酸アミド47gの四塩化炭素400mQ溶液に
N−ブロモコハク酸イミド1Bgと過酸化ヘンジイル0
.5gを加え、室温から徐々に加熱し、約1時間で還流
さセた。白熱灯を照射しながら加熱還流を10時m1行
い冷却した。溶媒を減圧下留去後残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに−イ寸し、目的物をヘキザンー
酢酸エチルエステル(1:2)混合溶媒留分より得た。
収量23g  収率42% (ステップ4) N−メチル−N−オクタデシル−α−(4−ブトキシカ
ルボニルアミノフェノキシ)メチル−4−二1−ロケイ
皮酸アミドの合成 N−メヂルーN−オククデンルーα−ブロモメチル−4
−ニトロケイ皮酸アミド20gと4−t−ブトキシカル
ボニルアミノフェノール8g、炭酸カリウム6g、ヨウ
化ナトリウム0.1gをアセトン10m1と混合し、5
時間加熱還流した。
反応終了後、アセトンを留去し、酢酸エチルエステル−
水を加え、抽出した。酢酸エチルエステル層を芒硝乾燥
後、溶媒を減圧留去し残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製した。
収ff119g  収率77% (ステップ5) N−メチル−N−オクタデシル−α−(4−アミノフェ
ノキシ)メチル−4−ニトロケイ皮酸アミドの合成N−
メチル−N−オクタデシル−α−(4−t−ブトキシカ
ルボニルアミノフェノキシ)メチル−4−ニトロケイ皮
酸アミド’10gをクロロホルム50m2に熔解し、0
°C以下に冷却した。これにトリフルオロ酢酸12m!
を徐々に滴下後、室温にて10時間撹拌した。
反応終了後、反応混合物を重曹水に注ぎ中和し、酢酸エ
チルエステルにて抽出した。抽出物をシリカゲルフラン
シュカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルエス
テル−ヘキシンN:t)?ff1合溶媒留分より目的物
を得た。
収量5.4g 収率63% (ステップ6) 化合物lの合成 N−メチル−N−オクタデシル−α−(4−アミノフェ
ノキシ)メチル−4−ニトロケイ皮酸アミド5gをジメ
チルアセトアミド15m2に溶解しO′cに冷却後ピリ
ジン2滅を滴下し、次いで化合物A”  3.4gを結
晶のまま徐々に加えた。室温で1時間撹拌後、水に注ぎ
、酢酸エチルエステルにて抽出し、水洗2回後、希塩酸
水で洗いもう一度水洗した。抽出物をシリカゲルフラン
シュカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルム−酢
酸エチルエステル(5:1)混合溶媒留分より目的物を
得、酢酸エチルエステル−メタノール(1:5)?I台
溶媒より再結晶した。
収量4.4g 収率55% 化合物A” 本発明の化合物は、感光層に用いてもよいし、その他の
構成層(例えば保護層、中間層、フィルター層、ハレー
ション防止層、受像層)に用いてもよい。本発明の化合
物はPUGが異なる写真有用性基である2種を併用して
もよい。例えばPUGが拡散性色素である化合物と、P
UGが現像抑制剤である化合物を併用するとS/Nのよ
い転写色素画像が得られる。
本発明の化合物は広範囲の量で使用できる。好ましい使
用量はPtJGの種類によって異なる。例えばPUGが
拡散性色素である場合には色素の吸光係数にもよるが、
0.05ミリモル/ n′F〜50ミリモル/!イ、好
ましくは0.1ミリモル/ポ〜5ミリモル/Mで使用さ
れる。現像抑制剤である場合にはハロゲン化!艮1モル
当りlXl0−7モル〜lXl0−’モル使用すること
が好ましく、特に好ましくはlXl0−’モル−1×1
0−2 が好ましい。またPUGが現像促進剤ならびに造核剤の
場合には上記現像抑制剤と同様の添加量が好ましい。P
UGがハロゲン化銀溶剤である場合にはハロゲン化i艮
1モル当1’l I Xl0−’モル−1×好ましくは
lXl0−’〜lXl0’ モルの範囲である。
本発明の化合物は、還元性物質から電子を受けとること
によって写真的に有用な基もしくはその前駆体を放出す
る。従って、還元性物質を均一に作用させれば写真的有
用基もしくは前駆体を均一にまた還元性物質を画像状に
酸化体に変えれば、逆側像状に写真的に有用な基もしく
はその前駆体を放出させることができる。
またこの場合写真的有用基は、放出されてその機能が増
大したり発現するだけでなく、例えば放出以前にも機能
を有するものが放出によりその作用が減少したり消失し
ても良いし、放出による物性の変化により例えばP U
 Gの水溶性が上がり逆イメージに溶出した結果、イメ
ージワイズに残存した本発明の化合物が作用することも
可能である。
つまり本発明の化合物は、ある作用を銀現像に対して均
一にも、逆イメージワイズにも、イメージワイズにも発
現させることができるのである。
したがって限りない用途が考えられるが、以下にその応
用例を挙げ、更に種々の利用例を表Aにまとめた。ただ
し応用例はここに挙げたものに限られるものではない。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基が拡散性
の色素である場合拡散転写法あるいは昇華による転写法
などによりカラー画像の形成が可能である。この時ネガ
乳剤を使用するとポジ画像が、オー1〜ポジ乳剤を使用
するとネガ画像を得ることが出来る。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基が、結合
時には無色化合物あるいは吸収波長を変化させた色素で
あって、放出後に有色化あるいは変色する化合物である
場合放出前後で色を変えることが出来る。従ってこれを
利用することにより、画像を形成することが出来る。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基がカブリ
防止剤である場合、現像部に比較して非現像部で多量に
カブリ防止剤が放出されるので一般に写真では好ましく
ない感度の低下をおこすことなく有効にカブリを防止す
ることが可能である。
この時乳剤はオートポジ乳剤でもネガ乳剤でも同じ効果
を得ることが出来る。
(以下余白) 本発明の化合物は以上述べた非常に多くの応用が可能で
ある。さらに本発明の化合物はこれまでに知られる同種
の機能を有する化合物群と比較してもずくれた性能を有
している。すなわち、■ 本発明の化合物は一20°C
以下でも充分な速さで写真的に存用な基を放出すること
が出来、高温においても分解がほとんどないため、きわ
めて広い温度範囲で使用可能である。またpIIに関し
ても還元反応が可能なほとんどのpH1iJt域での使
用が可能である。写真としての実用を考慮すると好まし
い温度範囲は一20°C〜+180°C,、pIIに関
しては6.0〜14.0である。
■ 本発明の化合物は酸化性であるため感材の保存中、
大気中の酸化的雰囲気下では完全に安定である。したが
って感材の保存時の安定性は極めてずくれている。
■ さらに本発明の化合物がすぐれている点は処理時還
元されて生成した化合物、即ち、本発明の化合物の還元
体分解物が化学的に不活性であり、処理時に望ましくな
い副作用が及ばずことがない上画像の安定性など写真の
保存に関してまったく影響を及ぼさない。
本発明の化合物および以下に述べる各種添加剤は、水溶
性ならば水や水混和性の有機溶媒に溶解して親水性コロ
イドの塗布液に添加することができる。またラテックス
分n(されているものはそのまま親水性コロイド塗布液
に添加できる。更に、油溶性の高分子化合物であればカ
プラーを分散する際に通常用いられる分散法(オイル分
散法、フィッシャー分散法、ポリマー分散法など)によ
って親水性コロイド塗布液に分散できる。また溶媒を使
用−Iず固体分散法によって分散することもできる。
オイル分散法に使用する高沸点有機溶媒としては例えば
フタール酸アルキルエステル(ジブヂルフタレ−1・、
ジオクチルフタレート等)、リン酸エステル(ジフェニ
ルフォスフェート、トリフェニルフォスフニー1−、ト
リシクロへキンルフメスフェート、トリクレジルフォス
フニー1〜、ジオクチルブヂルフォスフェ−1・)、ク
エン酸エステル(例えばアセチルクエン酸トリブチル)
、安息香酸エステル(例えば安息香酸オクチル)、アル
キルアミド(例えばジエヂルラウリルアミド)、脂肪酸
エステル類(イ列えばシフ゛h =トシコニチルサクシ
ネー1・、ジオクチルアゼレ−1・)、トリメンン酸エ
ステル類(例えばトリメシン酸トリブチル)、特願昭6
1−231500号記載のカルボン酸類、特開昭59−
83154号、同59−178/15]号、同59−1
78452号、同59−178453号、同59−17
8454号、同59−178455号、同59−178
457号に記載の化合物の他、下記一般式(イ)の耐拡
散性カルボン酸誘導体も使用できる。
一般式〔イ)   (R,−COO−)、、Mれ′ここ
でR1は一般式(1〕の化合物に耐拡散性を与えている
置換基を表わし、M″゛は水素イオン、金属イオン、ま
たはアンモニウムイオンを表わし、nは1〜4の整数を
表わす。
一般式〔イ]の化合物に1lii(拡散性を付与するR
Iで表わされる基は、総炭素数8から40、好ましくは
12から32の基である。
具体的には下記のような化合物を挙げることができる。
(イー1) (イー2) \ (t)C511z (イー3) (イー4) C,7H3,、Coo−NH,” (イー5) (イー6) (イー7) (n)Cnll+t \ CH−COOH / (n)C611+3 (イー8) (n)C+ollz+ \ CIl −C00I+ / (n)C[lll+7 (イー9) (イー10) (イー11) 上記高沸点有機溶媒に代えて、またはそれと共に沸点的
30°C〜160°Cの有機溶媒、例えば酢酸エチル、
酢酸ブチルの如き低級アルキルアセテート、プロピオン
酸エチル、2級ブチルアルコール、メチルイソブチルケ
トン、β−エトキシエチルアセテート、メチルセロソル
ブアセテ−1・、シクロヘキサノンを用いることもでき
る。さらに分散後、必要に応して限外口過等により低沸
点有機溶媒を除去して用いることもできる。
一方、固体分散法とは上記化合物を微粒子に粉砕して親
水性コロイドに分+ltさせる方法である。
化合物を微粒子に粉砕するには公知の種類の適当なミル
(粉砕装置)で遂行されるのが普通であるが、その剪断
力は適当な時間内に材料を必要な粒子サイズまで小さく
するのに十分でなければならない。その処理方法と適当
なミルは米国特許第2゜581.414号、同第2,8
55.156号および特開昭52=1100’12号明
細書にも記載されている。
本発明の化合物からPUGを放出させるのに用いる還元
性物質は無機化合物であっても有機化合物であっても良
いがその酸化電位は銀イオン/銀の標準酸化還元電位0
.80Vより低いものが好ましい。
無機化合物においては酸化電位0.8v以下の金属、例
えば Mn、、Ti、 Si、 Zn、叶、Fc、、C
o、 Mo、 Sn。
Pb、 W、、o2、Sb、 Cu、 II(H,など
、酸化電位0.8v以下のイオンあるいはその錯化合物
、例えば CS+、V2−8Cu’ 、Fe”″、Mn
O4”−11−、C0(CN)6’−2Fe(CN)6
’−1(Fe−EDTA) 2−など、酸化電位0.8
v以下の金属水素化物、例えばNa1l 、Lift、
K11、Na11114、LiBIIa、LiAl(0
−t−C4H9)J、LiAl (OCH3) 3Hな
ど、酸化電位0.8V以下のイオウあるいはリン化合物
、例えばNa2SO3、Na1lS、 Na1lSl]
+、HzP、 Has、、Na2S、11azszなど
が挙げられる。
有機の還元性物質としては、アルキルアミンあるいはア
リールアミンのような有機窒素化合物、アルキルメルカ
プタンあるいはアリールメルカプタンのような有機イオ
ウ化合物またはアルキルホスフィンあるいはアリールホ
スフィンのような有機リン化合物も使用しうるが、ジェ
ームス著「ザセオリー オブ ザ フォトグラフィック
 プロセス」第4版(1977) P299記載のケン
ダールペルツ式(Kendal−Pelz式)に従うハ
ロゲン化銀の還元剤が好ましい。
好ましい還元剤の例としては以下のものが挙げられる。
3−ピラゾリドン類およびそのプレカーサー〔例えば1
−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4
−ジメチル−3−ピラゾリドン、4−ヒドロキシメチル
−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、l−
m=トリル−3−ピラゾリドン、1−11−1−ツルー
3−ピラゾリト“ン、■−フェニルー4−メチルー3−
ピラゾリドン、■−フェニルー5−メチルー3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4,4−ビス−(ヒドロキシメ
チル)−3−ピラゾリドン、1.4−ジ−メチル−3−
ピラゾリドン、4−メチル−3−ピラゾリドン、4.4
−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−(3−クロロフェ
ニル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1−(4−ク
ロロフェニル)−4−1チル−3−ピラゾリドン、xL
(4−+−ツル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(24トリル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(4−トリル)−3−ピラゾリドン、1−(iトリル
)−3−ピラゾリドン、1−(3−)ツル)−4,4−
ジメチル−3−ピラゾリドン、1−(2−トリフルオロ
エチル14.4−ジメチル−3〜ピラゾリドン、5−メ
チル−3−ビラプリトン、1.5−ジフェニル−3−ピ
ラゾリドン、■−フェニルー4−メチルー4−ステアロ
イルオキシメヂル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−
4−メチル−4−ラウロイルオキシメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4,4−ビス−(ラウロイルオ
キシメチル)−3−ピラゾリドン、1−フェニル−2−
アセデル−3−ピラゾリドン、1−フエニルー3−アセ
トキンピラゾリドン〕、ハイドロキノン類およびそのプ
レカーサー〔例えばハイドロキノン、トルハイドロキノ
ン、2.6−シメチルハイトロキノン、L−ブチルハイ
ドロキノン、2.5−ジーも一ブチルハイドロキノン、
L−オクチルハイドロキノン、2.5−ジーt−オクチ
ルハイド′ロキノン、ベンタデツルハイドロキノン、5
−ペンタデシルハイトロキノン−2−スルボン酸ナトリ
ウム、P−ヘンジイルオキシフェノール、2−メチル−
4−ヘンジイルオキシフェノール、2−t−ブチル−4
−(4−クロロヘンジイルオキシ)フェノール〕。
ハロゲン化銀の還元剤の他の例としてはカラー現像薬も
有用であり、これについては米国特許筒3.53L28
6号にN、N−ジエチル−3−メチル−P−フェニレン
ジアミンに代表されるp−フェニレン系カラー現像薬ゆ
く記載されている。更に有用な還元剤としては、米国特
許筒3,761,270号にアミンフェノールが記載さ
れている。アミンフェノール還元剤の中で特に有用なも
のに、4−アミン−2,6−ジクロロフェノール、4−
アミノ−2゜6−ジクロロフェノール、4−アミノ−2
−メチルフェノールサルフェート、4−アミノ−3−メ
チルフェノールザルフェート、4−アミノ−2゜6−ジ
クロロフエノールハイドロクロライトなどがある。更に
リザーチディスクロージャー誌151号No、1510
8 、米国特許第4,021,240号には、2゜6−
ジクロロ−4−置換スルフォンアミドフェノール、2,
6−ジブロモ−4=置換スルフォンアミドフェノール、
特開昭5L−16740号にはP−(N、N−ジアルキ
ルアミノフェニル)スルファミンなどが記載され、有用
である。上記のフェノール系還元剤に加え、ナフトール
系還元剤、たとえば、4−アミノ−ナフト−ル誘導体お
よび特願昭60−100380号に記載されている4−
置換スルホンアミドナフトール誘導体は特に有用である
。更に、適用しうる一般的なカラー現像薬としては、米
国特許第2,895,825号記載のアミノヒドロキシ
ピラゾール誘導体が、米国特許第2.892,714号
記載のアミノピラプリン8M 1体が、またリザーチデ
ィスクロージャー誌1980年6月号227〜230.
236〜240ページ(R1)−19旧2、RD−19
415)には、ヒドラゾン誘導体が記載されている。こ
れらのカラー現像薬は、単独で用いても、2種類以」−
組合せて用いてもよい。
耐拡散性の還元性物質(電子供与体)を感光材料に含有
−けしめる場合には、該還元性物質と現像可能なハロゲ
ン化銀乳剤との間の電子移動を促進するために、電子伝
達剤(IETΔ)を組合ね一已て用いるのが好ましい。
電子供与体および/または電子伝達剤は前駆体の形で用
いてもよいし、電子供与体と電子伝達剤およびその前駆
体を併用してもよい。
好適な電子供与体は下記一般弐CまたはDて表わされる
化合物である。
C以下余白) 一般式〔C〕 一般式(D) 式中、A1およびA2はそれぞれ水素原子あるいは求核
試薬により脱保護可能なフェノール性水酸基の保護基を
表わす。
ここで、求核試薬としては、01l−、RO−(R;ア
ルキル基、アリール基など)、ヒドロキサム酸アニオン
@ SO3”−などのアニオン性試薬や、1または2級
のアミン類、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン類、アル
コール類、チオール類などの非共有電子対を持つ化合物
が挙げられる。 A、 、A”の好ましい例としては水
素原子、アシル基、アルキルスルボニル基、アリールス
ルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基、ジアルキルホスホリル基、ジアリールホ
ルボツル基、あるいは特開昭59−197037号、同
59−20105号に開示された保i1gであっても良
く、またA1、A2は可能な場合にはR’ 、R”、R
3およびR4と互いに結合して環を形成しても良い。ま
たA、、A2は共に同じであっても異っていても良い。
R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素原子、アル
キル基(置換されても良いアルキル基例えば、メチル基
、エチル基、n−ブチル基、シクロヘキシル基、n−オ
クチル基、アリル基、sec−オクチル基、ter t
−オクチル基、n−ドデシル基、n−ペンタデシル基、
n−ヘキサデシル基、tert−オクタデシル基、3−
ヘキサデカノイルアミノフェニルメチル基、4−ヘキサ
デシルスルホニルアミノフェニルメチル基、2−エトキ
シカルボニルエチル基、3−カルボキシプロピル基、N
−エヂルヘキザデシルスルホニルアミンメチル基、N−
メチルドデシルスルホニルアミノエチル基);アリール
基(置換されても良いアリール基、例えば、フェニル基
、3−ヘキザデシルオキシフェニル基、3−メトキシフ
ェニル基、3−スルホフェニル基、3−クロロフェニル
基、2−カルボキシフェニル基、3−ドデカノイルアミ
ノフェニル基ナト);アル;トルチオ基(置換されてい
ても良いアルキルチオ基、例えばn−ブチルチオ基、メ
チルチオ基、ter t−オクチルチオ基、n−ドデシ
ルチオ基、2−ヒドロキシエチルチオ基、n−ヘキサデ
ンルチオ基、3−工トキシカルボニルプロピオチオ基な
ど);アリールチオ基(置換されても良いアリールチオ
基例えば、フェニルヂオ基、4−クロロフェニルチオ基
、2−n−オクチルオキシ−5−t−ブチルフェニルチ
オ基、4−ドデシルオキシフェニルチオ基、4−ヘキザ
デカノイルアミノフェニルチオ基など);スルホニル基
(置換されても良いアリールまたはアルキルスルホニル
基例えばメタンスルボニル基、ブタンスルボニルJLp
−)ルエンスルホニル基、4−ドデシルオキシフェニル
スルホニル基、4−アセチルアミノフェニル スルホニ
ル基など);スルホ基;ハロゲン原子 (例えばフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子);シアノ基、カ
ルバモイル基(置換されても良いカルバモイル基、例え
ばメチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、3
−(2,4−ジ−t−ペンチルフェニルオキソ)プロピ
ルカルバモイル基、シクロへキシルカルバモイル暴、ジ
−n−オクチルカルバモイル基、など);スルファモイ
ル基(置換されても良いスルファモイル基例えばジエチ
ルスルファモイル基、ジ−n−オクチルスルファモイル
基、n −一−キサデソルスルファモイル基、3−4s
o−ヘキザデカノイルアミノフェニルスルファモイル基
);アミド基(置換されても良いアミド基、アセクミト
基、1sO−ブチロイルアミノ基、4−テトラデシルオ
キシフェニルヘンツアミド基、3−ヘキサデカノイルア
ミノヘンツアミド基など);イミド基(置換されても良
いイミド基、例えばコハク酸イミド基、3〜ラウリルコ
ハク酸イミド基、フタルイミド基);カルボキシル基;
スルボンアミド基(置換されても良いスルホンアミド基
。例えば、メタンスルホンアミド基、オクタンスルホン
アミド基、ヘキサデカンスルボンアミド基、ヘンゼンス
ルホンアミド基、トルエンスルボンアミド基、4−ラウ
リルオキシヘンゼンスルボンアミド基など)を表わす。
 但し、R’−R’の合計の炭素数は8以上である。ま
た、一般式(C3においてはR1とR2および/または
R″とR4が、一般式〔D〕においてはR1とR2、R
2とR3および/またはR3とR4が互いに結合して飽
和あるいは不飽和の環を形成してもよい。
前記一般式〔C〕または〔D〕で表わされる電子供与体
のなかでR’−R’のうち少なくとも二つが水素原子以
外の置換基であるものが好ましい。
特に好ましい化合物はR1とR2の少なくとも一方、お
よびR3とR4の少なくとも一方が水素原子以外の置換
基であるものである。
電子供与体は複数併用してもよく、また電子供与体とそ
の前駆体を併用してもよい。また電子供与体は本発明の
還元性物質と同一の化合物であってもよい。
電子供与体の具体例を列挙するがこれらの化合物に限定
されるものではない。
(ED−1) (ED−2) n■ H (ED−3) II (ED−4) (、E D −5) (ED−6) (ED−7) (”II+ (’ED−8) H (ED−9)         N□。。。J、s(。
、(ED−10) (ED−11) (ED−12) U量1 また、保存安定性を高める目的で、これらの電子供与体
を予じめ酸化体にして感光材料に添加してもよい。
電子供与体(又はその前駆体)の使用量は広い範囲を持
つが、好ましくはポジ色素供与性物質1モル当り0.0
1モル〜50モル、特に0.1モル〜5モルの程度が好
ましい範囲である。またハロゲン化銀1モルに対し0.
001モル〜5モル、好ましくは0.01モル〜1.5
モルである。
これらの電子供与体と組合せて使用するETAとしては
、ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が上記電
子供与体をクロス酸化する能力を有する化合物であれば
どのようなものでも使用できるが、可動性のものが望ま
しい。
特に好ましいETAは次の一般式(X−1)あるいは(
X−2)で表わされる化合物である。
式中、Rはアリール基を表す。R”、RI2、R13、
R”、RI5及びR16は水素原子、ハロゲン原子、ア
シルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルキ
ル基又はアリール基を表し、これらはそれぞれ同しであ
っても異なっていてもよい。
一般式(X−1)、(x−H)のRで表わされるアリー
ル基として例えばフェニル基、ナフチル基、トリル基、
キシリル基等を挙げることができる。これらの基は置換
されていてもよい。例えばハロゲン原子(塩素原子、臭
素原子等)、アミン基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、水酸基、アリール基、カルボンアミド基、スルホン
アミF基、アルカノイルオキシ基、ヘンジイルオキシ基
、ウレイド基、カルバメート基、カルバモイルオキシ基
、カーボネート基、カルボキシル基、スルホ基、アルキ
ル基(メチル基、エチル基、プロピル基等)等で置換さ
れたアリール基であってもよい。
一般式(X−13、(X−11)のRI I、RI2、
R11、R14、RIS及びR16で表わされるアルキ
ル基は、炭素数1〜10のアルキル基(例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基等)であり、これら
のアルキル基は、ヒドロキシル基、アミノ基、スルホ基
、カルボキシ基等によって置換されてもよい。又、アリ
ール基としては、フェニル基、ナフチル基、キシリル基
、トリル基等を用いることができる。これらのアリール
基は、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、アルキ
ル基(メチル基、エチル基、プロピル基等)、水酸基、
アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基等)、スルホ基
、カルボキシ基等で置換されてもよい。本発明において
は、一般式〔X−■〕で表わされる化合物が特に好まし
い。一般式(X−II)において、R”、R′2、R”
、及びR14は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数1〜10の置換アルキル基、及び置換または
無置換のアリール基が好ましく、更に好ましくは水素原
子、メチル基、ヒドロキンメチル基、フェニル基又は水
酸基、アルコキシ基、スルホ基、カルボキシル基等の親
水性基で置換されたフェニル基である。
以下に、一般式(X−13、(X−11〕で表される化
合物の 具体例を示す。
(X−LL         (X−2)(X−3) 
         (X−4)I′13シリ 10 】 (X−5)          (X−6)(X−7)
          (X−8)(X −9)    
       (X−10)本発明で用いるETA前駆
体とは、感光材料の使用前の保存中においては、現像作
用を有しないが、適当な賦活剤(例えば塩基、求核剤等
)或いは加熱等の作用により初めてETAを放出するこ
1JZ との出来る化合物である。
特に本発明で使用するETA前駆体は、ETAの反応性
官能基がブロッキング基でブロックされているために、
現像前にはETAとしての機能を有しないが、アルカリ
条件下もしくは加熱されることによりブロッキング基が
開裂するためにETAとして機能することが出来る。 
本発明で使用するETA前駆体としては、たとえば1−
フェニル−3−ピラゾリジノンの2及び3−アシル誘導
体、2−アミノアルキル又はヒドロキシルアルキル誘導
体、ハイドロキノン、カテコール等の金属塩(鉛、カド
ミウム、カルシウム、バリウム等)ハイドロキノンの、
ハロゲン化アシル誘導体、ハイドロキノンのオキサジン
及びビスオキサジン誘導体、ラクトン型ETA前駆体、
4級アンモニウム基を有するハイドロキノン前駆体、シ
クロベキキス−2−エン−1,4−ジオン型化合物の他
、電子移動反応によりETAを放出する化合物、分子内
求核置換反応によりETAを放出する化合物、フタリド
基でブロックされたETA前駆体、イントメチル基でブ
ロンクされたETA前駆体等を挙げることが出来る。
本発明に用いられるETA前駆体は公知の化合物であり
、例えば米国特許第767.704号、同第3゜241
.967号、同第3,246,988号、同第3,29
5,978号、同第3,462,266号、同第3,5
86,506号、同第3,615.439号、同第3,
650,749号、同第4,209,580号、同第4
,330,617号、同第4,310,612号、英国
特許第1.023,701号、同第L231,830号
、同第1,258,924号、同第1,346,920
号、特開昭57−40245号、同58−1139号、
同58−1140号、同59−178458号、同59
−182449号、同59−182450号等に記載の
現像薬プレカーサーを用いることができる。
特に特開昭59−178458号、同59−18244
9号、同59−182450号等に記載の1−フェニル
−3−ピラゾリジノン類の前駆体が好ましい。
本発明の感光材料は、常温付近で現像液を使用して現像
されるいわゆるコンベンショナルな感光材料に用いるこ
ともできるし、また熱現像感光材料に用いるごともでき
る。
コンベンショナルな感光材料に応用する場合、前述した
還元性物質または電子供与体および/またはその前駆体
とETAおよび/またはその前駆体の組合せを感光材料
に作用させる方式としては、現像液の形で現像時に感光
材料へ供給させる方式と電子供与体および/またはその
前駆体を感光材料に内蔵しETAおよび/またはその前
駆体を現像液の形で供給する方式が好ましい。前者の場
合の好ましい使用量はトータル液中濃度として0.00
1モル/!〜1モル/lであり、内蔵の場合は本発明の
化合物1モルに対し電子供与体および/またはその前駆
体を0.01〜50モル、ETAおよび/またはその前
駆体を液中濃度として0.001モル/l〜1モル/l
である。
熱現像感光材料に応用する 場合には、電子供与体およ
び/またはその前駆体とETAおよび/またはその前駆
体を内蔵させるのが好ましい。
電子供与体および/またはその前駆体とETAおよび/
またはその前駆体は同一層に添加することも別層に添加
することもできる。また、これらの還元剤は本発明の化
合物と同一層に添加することも、別の層に添加すること
もできるが、耐拡散性の電子供与体および/またはその
前駆体は本発明の化合物と同一層に存在させるのが好ま
しい。
PTAおよび/またはその前駆体は受像材料(色素固定
材料)に内蔵させることもできるし、熱現像時、微量の
水を存在させる場合にはこの水に溶解させてもよい。こ
れらの還元剤の好ましい使用量は本発明の化合物1モル
に対して総量で0.(11〜50モル、好ましくは0.
1〜5モル、ハロゲン化銀1モルに対し、総量で0.0
01〜5モル、好ましくは0.01〜1.5モルである
また、ETAおよび/またはその前駆体は還元剤全体の
60モル%以下、好ましくは40モル%以下である。E
TAおよび/またはその前駆体を水に溶解させて供給す
る場合の濃度は10−4モル/l−1モル/lが好まし
い。
上記の如く還元性物質を感光材料中に内蔵させる場合に
は保存中に本発明の化合物と還元性物質との反応が生じ
ないような方策をとることが保存安定性を高めるために
好ましい。そのひとつの手段は前記のように還元性物質
の前駆体(電子供与体の前駆体またはその酸化体、ET
Aの前駆体)を用いる方法である。また他の手段として
は本発明の化合物と還元性物質の少なくとも1部をマイ
クロカプセルの壁で隔離する手段がある。この場合の例
としては次の形態が挙げられる。
還元剤として複数使用する場合は特定の還元剤のみを本
発明の化合物とマイクロカプセル壁で隔離してもよいし
、それぞれの還元剤の少なくとも一部を隔離してもよい
。特に耐拡散性の還元剤(例えば前述の電子供与体)は
本発明の化合物と隔離するのが好ましい。また、放出さ
れた写真有用基(例えば色素)の拡散を速めるために本
発明の化合物はマイクロカプセルの外側であることが好
ましい。
感光性ハロゲン化銀、バインダーおよび後述の各種添加
剤はマイクロカプセルの内側にあっても外側にあっても
よい。
このマイクロカプセルは当業界公知の方法でつくること
ができる。例えば米国特許2,800.457号、同2
,800.458号にみられるような親水性壁形成材料
のコアセルベーションを利用した方法、米国特許3,2
87,154号、英国特許990,443号、特公昭3
8−19574号、開開42−446号、間開42−7
71号にみられるような界面重合法、米国特許3,41
8,250号、同3,660,304号にみられるポリ
マーの析出による方法、米国特許3,796,669号
にみられるイソシアネート−ポリオール壁材料を用いる
方法、米国特許3,914,511号にみられるイソシ
アネート壁材料を用いる方法、米国特許4,001,1
40号、同4゜087.376号、同4,089,80
2号にのられる尿素−ホルムアルデヒド、或いは尿素ホ
ルムアルデヒド−レゾルシノール系壁形成材料を用いる
方法、米国特許4,025,455号にみられるメラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂、ヒ「ロキシプロピルセルロ
ース等の壁形成材料を用いる方法、特公昭36−916
3号、特開昭51−9079号にみられる千ツマ−の重
合によるイン シラ(insitu)法、英国特許95
2,807号、同965.074号にのられる電解分散
冷却法、米国特許3,111,407号、英国特許93
0,422号にのられるスプレート′ウィング法などが
ある。これらに限定されるものではないが、芯物質を乳
化した後マイクロカプセル壁として高分子膜を形成する
ことが好ましい。
本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては特に油滴
内部からのリアクタントの重合によるマイクロカプセル
化法を使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間
内に、均一な粒径をもち、生保存性にずくれた感光材料
として好ましいカプセルを得ることができる。
例えばポリウレタンをカプセル壁材として用いる場合に
は多価イソシアネート及びそれと反応しカプセル壁を形
成する第2の物質(たとえばポリオール、ポリアミン)
をカプセル化すべき油性液体中に混合し水中に乳化分散
し次に温度を上昇することにより、油滴界面で高分子形
成反応を起して、マイクロカプセル壁を形成する。この
とき油性液体中に低沸点の溶解力の強い補助溶剤を用い
ることができる。
この場合、用いる多価イソシアネートおよびそれと反応
する相手のポリオール、ポリアミンについては米国特許
3,281,383号、同3.773.695号、同3
,793,268号、特公昭48i0347号、同、1
9−24159号、特開昭48−80191号、同48
−84086号、同60−49991号に開示されてお
り、それらを使用することもできる。
マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子を用いる
ことができるが水溶性高分子は水溶性のアニオン性高分
子、ノニオン性高分子、両性高分子のいずれでも良い。
これらの水溶性高分子は0.01〜10wt%の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径は20μm
以下に調整される。
本発明に用いるカプセルの大きさは80μm以下であり
、特に保存性の取り扱い性の点から20μm以下が好ま
しい。
更に本発明の化合物の感光材料中での保存安定性を高め
る手段としては、保存中の感光飼料の膜pl+を7以下
、特に4〜7に保つ方法がある。ここで膜pl+は、感
光材料の膜面に20μ!の水を滴下し、先端(センサ一
部)がフラットなpH電極をその水滴上に密着させ平衡
状態のpH値を測定することにより求めることができる
すなわち、感光材料の膜中のpH値を4〜7にすること
により、現像はほとんで抑制せずに経時中の写真性の変
動を大巾に抑制できることは予想外であった。
感光材料の膜pl+を4〜7にするには酸またはその酸
性塩が用いられる。用いられる酸は酸解離定数peaの
値が7以下、好ましくは5以下のものが有用である。こ
れらの酸は「化学便覧」 (基礎編)(1975年発行
)993頁〜1000頁に記載されている。
また、熱分解性カルボン酸も有用である。熱分榊性カル
ボン酸の具体例は特開昭61−42650号等に詳細に
記載されている。
さらにまた、ポリスチレンスルボン酸、ポリアクリル酸
等およびそれらの誘導体から構成されるポリマーを用い
ることができる。特に現像液等の処理水への溶出による
汚染防止の点からポリマーの分子量は1 、000以上
、特に5,000以上が好ましい。
本発明に使用し得るハロゲン化銀は、塩化銀、臭化銀、
沃化銀、あるいは塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、塩沃
臭化銀のいずれでもよい。粒子内のハロゲン組成が均一
であってもよく、表面と内部で組成の異なった多量構造
であってもよい(特開昭57−154232号、同58
−108533号、同59−48755号、同59 5
2237号、米国特許節4.<33.o48=および欧
州特許箱100,984号)。また、粒子の厚みが0.
5μm以下、径は少なくとも0.6μmで、平均アスペ
クト比が5以上の平板粒子(米国特許節4,414,3
10号、同第4,435,499号および***公開特許
(OLS)第3,24L646八1等)、あるいは粒子
サイズ分布が均一に近い単分散乳剤(特開昭57〜17
8235号、同58−100846号、同58−148
29号、国際公開8310233B A1号、欧州特許
箱64,412A3および同第83.377AI等)も
本発明に使用し得る。晶癖、ハロゲン組成、粒子サイズ
、粒子サイズ分布などが異なった2種以上のハロゲン化
銀を併用してもよい。粒子サイズの異なる2種以上の単
分散乳剤を混合して、階調を調節することもできる。
本発明で使用されるハロゲン化銀の粒子サイズは、平均
粒径が0.001μmから10μmのものが好ましく、
0.001μmから5μmのものはさらに好ましい。こ
れらのハロゲン化銀乳剤は、酸性法、中性法、またはア
ンモニア法のいずれで調製してもよく、可溶性根塩と可
溶性ハロゲン塩との反応形式としては、片側混合法、同
時混合法またはこれらの組合−Uのシ)ずれでもよい。
粒子を銀イオン過剰下で形成する逆混合法、またはpA
gを一定に保つコンドロールド・ダブルジェット法も採
用できる。また、粒子成長を速めるため、添加する銀塩
およびハロゲン塩の添加濃度、添加量または添加速度を
上昇させてもよい(特開昭55−142329号、同5
5−158124号、米国特許3,650.757号等
)。
エピタキシャル接合型のハロゲン化銀粒子も使用するこ
とができる(特開昭56−16124号、米国特許節4
 、094 、684号)。
本発明で使用するハロゲン化銀粒子の形成段階において
、ハロゲン化銀溶剤としてアンモニア、特公昭47−1
1386号に記載の有機チオニーチル誘導体または特開
昭53−444319号に記載されている含硫黄化合物
などを用いることができる。
粒子形成または物理熟成の過程において、カドミウム塩
、亜鉛塩、鉛塩、クリラム塩などを共存させてもよい。
さらに、高照度不軌、低照度不軌を改良する目的で塩化
イリジウム(■、■)、ヘキサクロロイリジウム酸アン
モニウムなどの水溶性イリジウム塩、あるいは塩化ロジ
ウムなどの水溶液ロジウム塩を用いることができる。特
にハロゲン化銀1モル当1/110−9〜10−5モル
のイリジウムを含有させることによって相反則不軌およ
びカブリ、階調の点で優れたハロゲン化銀を得ることが
できる。
ハロゲン化銀乳剤は沈澱形成後あるいは物理熟成後に可
溶性塩類を除去してもよく、このためツーデル水洗法や
沈降法に従うことができる。
ハロゲン化銀乳剤は未後ア)のまま使用してもよいが通
常は化学増感して使用する。通常型感光材料用乳剤で公
知の硫黄増感法、還元増感法、基金属増感法などを単独
または組合わせて用いることができる。これらの化学増
感を含窒素複素環化合物の存在下で行うこともできる。
(特開昭58−126526号、同58−215644
号)。
本発明で使用するハロゲン化銀乳剤は、主として潜像が
粒子表面に形成される表面潜像型であっても、粒子内部
に形成される内部潜像型であってもよい。内部潜像型乳
剤と造核剤とを組合せた直接反転乳剤を使用することも
できる。この目的に適した内部潜像型乳剤は米国特許節
2,592,250号、同第3.76L276号、特公
昭58−3534号および特開昭57−136641号
などに記載されている。本発明において組合せるのに好
ましい造核剤は、米国特許3,227,552号、同第
4,245.037号、同第4,255゜511号、同
第4,266.031号、同第4,276.364号お
よびOLS第2,635,316号等に記載されている
本発明に用いられるハロゲン化銀は、メチン色素類その
他によって分光増感されてもよい。用いられる色素には
、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シアニン色素
、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シアニン色素、
ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘミオキソノー
ル色素が包含される。特に有用な色素は、シアニン色素
、メロシアニン色素、および複合メロシアニン色素に属
する色素である。これらの色素類には、塩基性異部環核
としてシアニン色素類に通常利用される核のいずれをも
適用できる。すなわち、ピロリン核、オキサゾリン核、
チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール核、チアゾー
ル核、セレナゾール核、イミダゾール核、テ1−ラゾー
ル核、ピリジン核等;これらの核に脂環式炭化水素環が
融合した核:およびこれらの核に芳香族炭化水素環が融
合した核、即チ、インドレニン核、ヘンズインドレニン
核、インドール核、ベンズオキサゾール核、ナフトオキ
サゾール核、ヘンジチアゾール核、ナフトチアゾール核
、ヘンゾセレナゾール核、ヘンズイミダゾール核、キノ
リン核などが適用できる。これらの核は炭素原子上に置
換されていてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オン
核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2
,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ロ
ーダニン核、チオバルビッール酸核などの5〜6員異節
環核を適用することができる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合せを用いてもよく、増感色素の組合せは特に、強色増
感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい。例えば、
含窒素異部環基で置換されたアミノスチリル化合物(た
とえば米国特許第2゜11 ’/ 933、390号、同第3,635,721号等に記載
のもの)、芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮金物(たと
えば米国特許第3,743,510号等に記載のもの)
、カドミウム塩、アザインデン化合物などを含んでもよ
い。
米国特許3,615,613号、同第3,615,64
1号、同第3.617,295号、同第3,635,7
21号に記載の組合せは特に有用である。
本発明で用いる写真乳剤には界面活性剤を単独または混
合して添加してもよい。
それらは塗布助剤として用いられるものであるが時とし
てその他の目的、たとえば乳化分散、増感写真特性の改
良、帯電防止、接着防止などのためにも適用される。こ
れらの界面活性剤はサポニンなどの天然界面活性剤、ア
ルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール系
などのノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン類、第
4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環類、ホ
スホニウム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性
剤、カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、
燐酸エステル基等の酸性基を含むア1B ニオン界面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、
アミノアルコールの硫酸または燐酸エステル類等の両性
活性剤にわけられる。
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含有
させることができる。その例としては先にPUGの説明
中で挙げた現像抑制剤を挙げることができる。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、たとえばチオ
エーテル化合物、チオモルフォリン類、四級アンモニウ
ム塩化合物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミダゾー
ル誘導体、3−ピラゾリドン類等を含んでもよい。
本発明に用いる写真感光材料には、写真乳剤層その他の
親水性コロイド層に寸度安定性の改良などの目的で、水
不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物を含むことができ
る。例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキシ
アルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル
(例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィン
、スチレンなどの単独もしくは組合ゼ、又はこれらとア
クリル酸、メタクリル酸、α2 β−不飽和ジカルボン
酸、ヒl”ロギシアルキル(メタ)アクリレート、スル
ホアル二トル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン
酸等の組合せを1単量体成分とするポリマーを用いるこ
とができる。
本発明の感光材料の乳剤層や補助層(例えば、保護層、
中間層)に用いることのできる結合剤としては、親水性
コロイドが好ましく、特にゼラチンを用いるのが有利で
あるが、それ以外の親水性コロイドも用いることができ
る。たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子と
のグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質
;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロース
誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体
;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分ア
セタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルアルコ−ル、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは
共重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を用いるこ
とができる。その他、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン、酵素処理ゼラチンなどを用いることができる。
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親水性
コロイド層に無機または有機の硬膜剤を含有してよい。
例えばクロム塩(クロムミョウバン、酢酸クロムなど)
、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキザール、
ゲルタールアルデヒドなど)、N−メヂロール化合物(
シメヂロール尿素、メチロールジメヂルヒダントインな
と)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒI−ロキシジオ
キザンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−トリア
クリロイル−へキサヒトローs−トリアジン、]、]3
−ビニルスルホニルー2−プロパツーなど)、活性ハロ
ゲン化合物(2,4−ジクIコル−6−ヒドロキシ−3
−)リアジンなど)、ムコハロゲンMIi(ムコクロル
酸、ムコフェノキシクロル酸など)、などを単独または
組み合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、その他の種々
の添加剤が用いられる。例えば、増白剤、染料、減感剤
、塗布助剤、帯電防止剤、可塑剤、スヘリ剤、マット剤
、現像促進剤、媒染剤、紫外線吸収剤、退色防止剤、色
カブリ防止剤など。
これらの添加剤について、具体的にはリサーチ・ディス
クロージャー(RES[!ARCII DISCLO5
URE)176号第22〜31頁(RD  17643
) (Dec、、 197B)などに記載されたものを
用いることができる。
本発明の化合物は、常温付近で現像液を使用して現像さ
れるいわゆるコンベンショナルなハロゲン化銀感光材料
のいずれも使用できる。例えばX線フィルム(工業用X
線フィルム、医療用間接X線フィルム、医療用直接X線
フィルl、など)、印刷用感光材料(描線・揚網用フィ
ルム、返し用フィルム、写植フィルムもしくはペーパー
など)、一般用白黒印画紙、白黒撮影フィルム、スキャ
ナーフィルムなどの白黒感光材料;カラーネガフィルム
、カラーペーパー、カラーリバーザルフィルム、カラー
リバーザルペーパー、コピー用力’y −ペーパーなど
のカラー感光材料;直接反転白黒もしくはカラー感光材
料;銀塩拡散転写用感光材料;カラー拡散転写用感光材
料などに適用することができる。
本発明の化合物を適用できる印刷用感光材料には、いわ
ゆるリスフィルムばかりでなく、米国特許445288
2号に記載されている、塩化銀を60%以上含む塩臭化
銀または塩沃臭化銀(沃化銀の含有量は0〜5%)とポ
リアルキレノキサイド類を含有する印刷用感光材料、米
国特許42211401号等に記載されている、アリー
ルヒドラジン類の作用により安定な現像液で超硬調なネ
ガ画像を形成する印刷用感光材料などを含む。
本発明の化合物が適用されるカラー感光材料は一般に支
持体上に少なくとも2つの異なる分光感度を有する多層
構成を持つ。多層天然色写真材料は、通常支持体上に赤
感性乳剤層、緑感性乳剤層、および青感性乳剤層を各々
少なくとも一つ有する。
これらの層の順序は必要に応して任意にえらべる。
好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性、緑感性、
青感性または支持体側から青感性、赤感性、緑感性であ
る。また前記の各乳剤層は感度の異なる2つ以上の乳剤
層からできていてもよく、また同一感性をもつ2つ以上
の乳剤層の間に非感光性層が存在していてもよい。赤感
性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤層にマゼ
ンタ形成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー形成カプ
ラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合により異な
る組合わせをとることもできる。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
る。ここでカラーカプラーとは、芳香族第一級アミン現
像薬の酸化体とカップリング反応して色素を生成しうる
化合物をいう。有用なカラーカプラーの典型例には、ナ
フトールもしくはフェノール系化合物、ピラゾロンもし
くはピラゾロアゾール化合物および開鎖もしくは複素環
のケトメチレン化合物がある。本発明で使用しうるこれ
らのシアン、マゼンタおよびイエローカプラーの具体例
はリザーチ・ディスクロージャー(RIB)17643
(]9978112月Vll−D項および同18717
(1979年11月)に引用された特許に記載されてい
る。
感光材料に内蔵するカラーカプラーは、バラスト基を有
するかまたはポリマー化されることにより耐拡散性であ
ることが好ましい。カップリング活性位が水素原子の回
当量カプラーよりもカップリング離脱基で置換された二
当量カプラーの方が、塗布銀量が低減できる点で好まし
い。さらに発色色素が適度の拡散性を有するようなカプ
ラー、無呈色カプラーまたはカップリング反応に伴って
現像抑制剤を放出するDIRカプラーもしくは現像促進
剤を放出するカプラーもまた使用できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料を通常の湿式法で写
真処理するには、公知の方法のいずれも用いることがで
きる。処理液には公知のものを用いることができる。処
理温度は普通18゛Cから50°Cの間に選ばれるが、
18°Cより低い温度または50°Cをこえる温度とし
てもよい。目的に応し銀画像を形成する現像処理(黒白
写真処理)あるいは、色素像を形成すべき現像処理から
成るカラー写真処理のいずれも適用できる。
これらについてはジェームス(James)著「ザ・セ
オリー・オブ・フォトグラフインク・プロセス(The
 Theory the Photographic 
Process)J第4版P291〜P436、リザー
チ・ディスクロージャー誌1978年12月号P28〜
P30 (RD17643)に詳細に記載されている。
黒白現像後の定着液としては一般に用いられる組成のも
のを用いることができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、
チオシアン酸塩のほか、定着剤としての効果が知られて
いる有機硫黄化合物を用いることができる。定着液には
硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んでもよい。
発色現像後の写真乳剤層は通常、漂白処理される。漂白
処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし、個別に行
なわれてもよい。漂白剤としてはi失(■)、コハクI
−(■)、クロム(IV)、’l同(n)など多価金属
の化合物、過酸類、キノン類、ニトロソ化合物などが用
いられる。たとえばフェリシアン化物、重クロム酸塩、
鉄(III)またはコハクI−’([11’)の有m錯
塩、たとえばエチレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢
酸、1.3−ジアミミノー2−プロパツール四酢酸など
のアミノポリカルボン酸類あるいはクエン酸、酒石酸、
リンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸塩、過マンガン酸
塩;ニトロソフェノールなどを用いることができる。こ
れらのうちフェリシアン化物リ、エチレンジアミン四酢
酸鉄(III)ナトリウムおよびエチレンジアミン四酢
酸鉄(III)アンモニウムは特に有用である。エチレ
ンジアミン四酢酸鉄(ff+)錯塩は独立の漂白液にお
いても、−浴漂白定着液においても有用である。
漂白または漂白定着液には、米国特許3.042.52
0号、同3,241.966号、特公昭、15−850
6号、特公昭45−8836号などに記載の漂白促進剤
、特開昭53−65732号に記載のチオール化合物の
他、種々の添加剤を加えることもできろ。
本発明の化合物は白黒画像またはカプラー色素画像を形
成する熱現像感光材料に適用することができる。熱現像
感光材料は基本的には支持体上に感光性ハロゲン化銀、
バインダー、還元剤を有するものであり、さらに必要に
応じて有機金属塩酸化剤、色素供与性化合物(後述する
ように還元剤が兼ねる場合がある)などを含有させるこ
とができる。本発明の化合物は、上記の色素供与性化合
物として用いられるのが好ましい。これらの成分は同一
の層に添加することが多いが、反応可能な状態であれば
別層に分割して添加することもできる。例えば着色して
いる色素供与性化合物はハロゲン化銀乳剤の下層に存在
させると感度の低下を防げる。
イエロー、マゼンタ、シアンの3原色ヲ用いて色度図内
の広範囲の色を得るためには、少なくとも3層のそれぞ
れ異なるスペクトル領域に感光性を持つハロゲン化銀乳
剤層を組み合わせて用いる。例えば青感層、緑感層、赤
感層の3層の組み合わせ、緑感層、赤感層、赤外感光層
の組み合わゼなどがある。各感光層は通常型のカラー怒
光材料で知られている種々の配列順序を採ることができ
る。また、これらの各感光層は必要に応して2層以上に
分割してもよい。
熱現像感光材料には、保護層、下塗り層、中間層、黄色
フィルター層、アンチハレーション層、バック層などの
種々の補助層を設けることができる。
熱現像感光材料には、怒光性ノ10ゲン化銀と共に、有
機金属塩を酸化剤として併用することもできる。この場
合、感光性ハロゲン化銀と有機金属塩とは接触状態もし
くは接近した距離にあることが必要である。
このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ましく
用いられる。
上記の有機銀塩酸化剤を形成するのに使用し得る有機化
合物としては、米国特許4,500.626号第52〜
53欄等に記載の化合物がある。また特開昭60−11
3235号記載のフェニルプロピオール酸銀などのアル
キニル基を有するカルボン酸の銀塩や、特1 t シ 開閉61−249044号記載のアセチレン銀も有用で
ある。有機銀塩は2種以上を併用してもよい。
以上の有機銀塩は、感光性ハロゲン化銀1モルあたり0
.01ないし10モル、好ましくは0.01ないし1モ
ルを併用することができる。感光性ハロゲン化銀と有機
銀塩の塗布量合計は銀換算で50mgないし10g/r
dが適当である。
本発明では熱現像感光材料の色素供与性化合物として一
般式(1)のPUGが拡散性の色素である化合物を用い
ることが好ましいが、PUGが色素以外の写真有用基(
例えば現像抑制剤)である本発明の一般式(1)の化合
物を用い、色素供与性化合物としては別の化合物を用い
てもよい。
このような別の色素供与性化合物としてはまず、酸化カ
ップリング反応によって色素を形成する化合物(カプラ
ー)を挙げることができる。このカプラーは4当量カプ
ラーでも、2当量カプラーでもよい。また、耐拡散基を
脱離基に持ち、酸化カンプリング反応により拡散性色素
を形成する2当量カプラーも好ましい。現像薬およびカ
プラーの具体例はジェームズ著「ザ セオリー オブ 
ザフォトグラフィック プロセス」第4版(T、lI。
James  IIThe Theory of th
e PhotographicProcess”) 2
91〜334頁、および354〜361頁、特開昭58
−123533号、同58−149046号、同5B−
149047号、同51111148号、同59−12
4399号、同59−174835号、同59−231
539号、同59−231540号、同60−2950
号、同60−2951号、同60−14242号、同6
0−23474号、同60−66249号等に詳しく記
載されている。
また、別の色素供与性化合物の例として、画像状に拡散
性色素を放出乃至拡散する機能を持つ化合物を挙げるこ
とができる。この型の化合物は次の一般式(Ll )で
表わすことができる。
(Dy e−Y)、l−Z        (LI )
Dyeは色素基、−時的に短波化された色素基または色
素前駆体基を表わし、Yは単なる結合または連結基を表
わし、Zは画像状に潜像を有する感光性根塩に対応また
は逆対応して(Dye−Y)、 −Zで表わされる化合
物の拡散性に差を生しさせるか、または、Dyeを放出
し、放出されたDyeと(Dye−Y)、−Zとの間に
拡散性において差を生しさせないような性質を有する基
を表わし、nは1または2を表わし、nが2の時、2つ
のDye−Yは同一でも異なっていてもよい。
−i式(Ll)で表わされる色素供与性化合物の具体例
としては下記の■〜■は化合物を挙げることができる。
なお、下記の■〜■はハロゲン化銀の現像に逆対応して
拡散性の色素像(ポジ色素像)を形成するものであり、
■と■はハロゲン化銀の現像に対応して拡散性の色素像
(ネガ色素像)を形成するものである。
■ 米国特許3,134,764号、同3,362,8
19号、同3,597,200号、同3,544,54
5号、同3,482,972号等に記載されている、ハ
イドロキノン系現像薬と色素成分を連結した色素現像薬
。この色素現像薬はアルカリ性の環境下で拡散性である
が、ハロゲン化銀と反応すると非拡散性になるものであ
る。
■ 米国特許4,503,137号等に記載されている
通り、アルカリ性の環境下で拡散性色素を放出するがハ
ロゲン化銀と反応するとその能力を失う非拡散性の化合
物も使用できる。その例としては、米国特許3,980
,479号等に記載された分子内求核置換反応により拡
散性色素を放出する化合物、米国特許4,199,35
4号等に記載されたイソオキサシロン環の分子内巻き換
え反応により拡散性色素を放出する化合物が挙げられる
■ 米国特許4,559,290号、欧州特許220,
746A2号、公開枝根87−6199等に記されてい
る通り、現像によって酸化されずに残った還元剤と反応
して拡散性色素を放出する非拡散性の化合物も使用でき
る。
その例としては、米国特許4,139,389号、同4
゜139.379号、特開昭51−185333号、同
57−84453号等に記載されている還元された後に
分子内の求核置換反応によって拡散性の色素を放出する
化合物、米国特許4,232,107号、特開昭59−
101649号、同61−88257号、RD2402
5 (1984年)等に記載された還元された後に分子
内の電子移動反応により拡散性の色素を放出する化合物
、***特許3,008,588A1 .3 、j 号、特開昭56−142530号、米国特許4,343
,893号、同4,619,884号等に記載されてい
る還元後に一重結合が開裂して拡散性の色素を放出する
化合物、米国特許4,450,223号等に記載されて
いる電子受容後に拡散性色素を放出するニトロ化合物、
米国特許4,609,610号等に記載されている電子
受容後に拡散性色素を放出する化合物などが挙げられる
また、より好ましいものとして、欧州特許22o。
146A2号、公開枝根87−6199、特願昭62−
34953号、同62−34954号等に記載された一
分子内にN−X結合(Xは酸素、硫黄または窒素原子を
表す)と電子吸引性基を有する化合物、特願昭62−1
06885号に記された一分子内にSO□−X(Xは上
記と同義)と電子吸引性基を有する化合物、特願昭62
−106895号に記された一分子内にpo−x結合(
Xは上記と同義)と電子吸引性基を存する化合物、特願
昭62−106887号に記された一分子内にc−x’
結合(X’はXと同義かまたは−502−を表す)と電
子吸引性基を有する化合物が挙げられる。
この中でも特に−分子内にN−X結合と電子眼■ 34 引性基を有する化合物が好ましい。その具体例は欧州特
許220,746A2に記載された化合物(1)〜(3
)、(7)〜(10)、(12)、(13)、(15)
、(23)〜(26)、(31)、(32)、(35)
、(36)、(40)、(41)、(44)、(53)
〜(59)、(64)、(70)、公開枝根87−61
99の化合物(11)〜(23)などである。
■ 拡散性色素を脱離基に持つカプラーであって還元剤
の酸化体との反応により拡散性色素を放出する化合物(
DDRカプラー)。具体的には、英国特許1,330,
524号、特公昭48−39,165号、米国特許3,
443,940号、同4,474,867号、同4,4
83゜914号等に記載されたものがある。
■ ハロゲン化銀または有機銀塩に対して還元性であり
、相手を還元すると拡散性の色素を放出する化合物(D
DR化合物)。この化合物は他の還元剤を用いなくても
よいので、還元剤の酸化分解物による画像の汚染という
問題がなく好ましい。その代表例は、米国特許3,92
8,312号、同4,053.312号、同4,055
,428号、同4,336,322号、特開昭59−6
5839号、同59−69839号、同53−3819
号、同51−104,343号、RD17465号、米
国特許3゜725.062号、同3,728,113号
、同3,443,939号、特開昭58−116,53
7号、同57−179840号、米国特許4,500.
626号等に記載されている。DRR化合物の具体例と
しては前述の米国特許4,500,626号の第22欄
〜第44欄に記載の化合物を挙げることができるが、な
かでも前記米国特許に記載の化合物(1) 〜(3)、
(10)〜(13)、(16) 〜(19)、(2B)
 〜(30)、(33)〜(35)、(38)〜(40
)、(42)〜(64)が好ましい。
また米国特許4,639,408号第37〜39欄に記
載の化合物も有用である。
その他、上記に述べたカプラーや一般式(Ll)以外の
色素供与性化合物として、有機銀塩と色素を結合した色
素銀化合物(リサーチ・ディスクロージャー詰1978
年5月号、54〜58頁等)、熱現像銀色素漂白法に用
いられるアゾ色素(米国特許第4.235,957号、
リサーチ・ディスクロージャー誌、1976年4月号、
36〜32頁等)、ロイコ色素(米国特許第3,985
,565号、同4,022,617号等)なども使用で
きる。
本発明においては感光要素に現像の活性化と同時に画像
の安定化を図る化合物を用いることができる。好ましく
用いられる具体的化合物については米国特許4,500
,626号の第51〜52欄に記載されている。
色素の拡散転写により画像を形成するシステムQこおい
ては感光要素と共に色素固定要素が用いられる。色素固
定要素は感光要素とは別々の支持体上に別個に塗設され
る形態であっても、感光要素と同一の支持体上に塗設さ
れる形態であってもよい。感光要素と色素固定要素相互
の関係、支持体との関係、白色反射層との関係は米国特
許4,500゜626号の第57欄に記載の関係が本願
にも適用できる。
本発明に好ましく用いられる色素固定要素は媒染剤とバ
インダーを含む層を少なくとも1層有する。媒染剤は写
真分野で公知のものを用いることができ、その具体例と
しては米国特許4 、50(1,626号第58〜59
欄や特開昭61−88256号第(32)〜(41)頁
に記載の媒染剤、特開昭6o−n8834号、同6(1
−119557号、同60−235134号、特願昭6
1−87’180号、同61−87181号等に記載の
ものを挙げることができる。また、米国特許4,463
,079号に記載されているような色素受容性の高分子
化合物を用でぃもよい。
色素固定要素には必要に応じて保護層、剥離層、カール
防止層などの補助層を設けることができる。
特に保護層を設けるのは有用である。
色素固定要素の構成層のバインダーとしては、感光要素
のバインダーと同様の天然または合成高分子物質を用い
ることができる。
感光要素および色素固定要素の構成層の1つまたは複数
の層には、熱溶剤、可塑剤、退色防止剤、UV吸収剤、
スベリ剤、マット剤、酸化防止剤、寸度安定性を増加さ
せるための分散状ビニル化合物、界面活性剤、蛍光増白
剤等を含ませてもよい。
これらの添加剤の具体例は特開昭61−88256号第
(2G)〜(32)頁に記載されている。また、特に少
量の水の存在下に熱現像と色素の転写を同時に行うシス
テムにおいては、色素固定要素に後述する塩基及び/又
は塩基プレカーサーを含有させるのが感光要素の保存性
を高める意味で好ましい。−本発明において感光要素及
び/又は色素固定要素には画像形成促進剤を用いること
ができる。画像形成促進剤には銀塩酸化剤と還元剤との
酸化還元反応の促進、色素供与性物質からの色素の生成
または色素の分解あるいは拡散性色素の放出等の反応の
促進および、感光材料層から色素固定層への色素の移動
の促進等の機能があり、物理化学的な機能からは塩基ま
たは塩基プレカーサー、求核性化合物、高沸点有機溶媒
(オイル)、熱溶剤、界面活性剤、銀または恨イオンと
相互作用を持つ化合物等に分類される。ただし、これら
の物質群は一般に複合機能を有しており、上記の促進効
果のいくつかを合わせ持つのが常である。これらの詳細
については米国特許4,678.739号第38〜4o
欄に記載されている。
塩基プレカーサーとしては、熱により脱炭酸する有機酸
と塩基の塩、分子内求核置換反応、ロッセン転位または
ヘンクマン転位によりアミン類を放出する化合物などが
ある。その具体例は米国特許4.51LI93号、特開
昭62−65038号等に記載されている。上記の他に
、欧州特許公開210,660号に記載されている難溶
性金属化合物およびこの難溶性金属化合物を構成する金
属イオンと錯形成反応しうる化合物(錯形成化合物とい
う)の組合せや、特開昭61−232451号に記載さ
れている電解により塩基を発生する化合物なども塩基プ
レカーサーとして使用できる。特に前者の方法は効果的
である。
この難溶性金属化合物と錯形成化合物は、感光構素と色
素固定要素に別々に添加するのが有利である。
本発明の感光要素及び/又は色素固定要素には、現像時
の処理温度および処理時間の変動に対し、常に一定の画
像を得る目的で種々の現像停止剤を用いることができる
ここでいう現像停止剤とは、適正現像後、速やかに塩基
を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃度を下げ現像
を停止する化合物または銀および銀塩と相互作用して現
像を抑制する化合物である。
具体的には、加熱により酸を放出する酸プレカーサー、
加熱により共存する塩基と置換反応を起す親電子化合物
、または含窒素へテロ環化合物、メルカプト化合物およ
びその前駆体等が挙げられる(例えば米国特許4,67
0,373号、同4,656,126号、同4,610
,957号または同4,626,499号、同4,67
8,735号、同4,639,408号、特開昭61−
147249号、同61−1117244号、同61−
184539号、同61−185743号、同61−1
85744号、同61−188540号、同61−26
9148号、同61−269143号に記載の化合物な
ど)。
本発明の感光要素及び/又は色素固定要素の構成層(写
真乳剤層、色素固定層など)には無機または有機の硬膜
剤を含有してもよい。
本発明の感光要素及び/又は色素固定要素に使用される
支持体は、処理温度に耐えることのできるものである。
−船釣な支持体としては、ガラス、紙、重合体フィルム
、金属およびその類似体が用いられるばかりでなく、特
開昭61−14724号(25)頁に支持体として記載
されているものが使用できる。
硬膜剤の具体例は、米国特許4,678,739号第4
1欄、特開昭59−116655に記載のものが挙げら
れ、これらは単独または組合わせて用いることができる
感光要素及び/又は色素固定要素は、加熱現像もしくは
色素の拡散転写のための加熱手段としての導電性の発熱
体層を有する形態であってもよい。
この場合の透明または不透明の発熱要素は、抵抗発熱体
として従来公知の技術を利用して作ることができる。抵
抗発熱体としては、半導性を示す無機材料の薄膜を利用
する方法と導電性微粒子をバインダーに分散した有機物
薄膜を利用する方法とがある。これらの方法に利用でき
る材料は、特開昭61−145544号明細書等に記載
のものを利用できる。なおこれらの導電層は帯電防止層
としても機能する。
本発明においては熱現像感光層、保護層、中間層、下塗
層、ハック層、色素固定層その他の層の塗布法は米国特
許4,500,626号の第55〜56欄に記載の方法
が適用できる。
感光要素へ画像を記録するための画像露光の光源として
は、可視光をも含む輻射線を用いることができる。一般
には、通常のカラープリントに使われる光源、例えばタ
ングステンランプ、水銀燈、ヨードランプなどのハロゲ
ンランプ、キセノンランプ、レーザー光源、CRT光源
、発光ダイオ−)”(LED)等、米国特許4,500
,626号の第56欄に記載の光源を用いることができ
る。
熱現像工程での加熱温度は、約50゛C〜約250°C
で現像可能であるが、特に約80゛C〜約180 ’c
が有用である。色素の拡散転写工程は熱現像と同時に行
ってもよいし、熱現像工程終了後に行ってもよい。後者
の場合、熱写工程での加熱温度は、熱現像工程における
温度から室温の範囲で転写可能であるが、特に50゛C
以上で熱現像工程における温度よりも約10°C低い温
度までがより好ましい。 色素の移動は熱のみによって
も生じるが、色素移動を促進するために溶媒を用いても
よい。
また、特開昭59−218443号、同61〜2380
56号等に詳述されるように、少量の溶媒(特に水)の
存在下で加熱して現像と転写を同時または連続して行う
方法も有用である。この方式においては、加熱温度は5
0°C以上で溶媒の沸点以下が好ましい、例えば溶媒が
水の場合は50°C以上100°C以下が望ましい。
現像の促進および/または拡散性色素の色素固定層への
移動のために用いる溶媒の例としては、水または無機の
アルカリ金属塩や有機の塩基を含む塩基性の水溶液(こ
れらの塩基としては画像形成促進剤の項で記載したもの
が用いられる)を挙げることができる。また、低沸点溶
媒、または低沸点溶媒と水もしくは塩基性の水溶液との
混合溶液なども使用することができる。また界面活性剤
、カブリ防止剤、難溶性金属塩と錯形成化合物等を溶媒
中に含ませてもよい。
これらの溶媒は、色素固定要素、感光要素またはその両
者に付与する方法で用いることができる。
その使用量は全塗布膜の最大膨潤体積に相当する溶媒の
重量以下(特に全塗布膜の最大膨潤体積に相当する溶媒
の量定から全塗布膜の重量を差引いた量販下)という少
量でよい。
感光層または色素固定層に溶媒を付与する方法としては
、例えば、特開昭61−147244号(26)頁に記
載の方法がある。また、溶剤をマイクロカプセルに閉じ
込めるなどの形で与め感光要素もしくは色素固定要素ま
たはその両者に内蔵させて用いることもできる。
また色素移動を促進するために、常温では固体であり高
温では溶解する熱溶剤を感光要素または色素固定要素に
内蔵させる方式も採用できる。熱溶剤は感光要素、色素
固定要素のいずれに内蔵させてもよく、両方に内蔵させ
てもよい。また内蔵させる層も乳剤層、中間層、保護層
、色素固定層いずれでもよいが、色素固定層および/ま
たはその隣接層に内蔵させるのが好ましい。
熱溶剤の例としては、尿素類、ピリジン類、アミド類、
スルホンアミド類、イミド類、アルコール類、オキシム
類その他の複素環類がある。
また、色素移動を促進するために、高沸点有機溶剤を感
光要素及び/又は色素固定要素に含有させておいてもよ
い。
本発明の熱現像カラー感光材料を用いてカラー画像を形
成する場合には各種の工程を組み合わせることができる
。例えば感光層と色素固定層とが別々の支持体に形成さ
れたいわゆる2シートタイプの写真材料を用いる場合の
代表的な工程には(1)露光工程−熱現像工程−感光材
料と受像材料の重ね合せ工程−転写工程−はくり工程(
ii )露光工程−感光材料と受像材料の重ね合せ工程
−熱現像・転写工程−はくり工程 (iii )露光工程−熱現像工程−溶媒付与工程〜感
光材料と受像材料の重ね合せ工程−転写工程−はくり工
程 (iv)ii光工程−溶媒付与工程−感光材料と受像材
料の重ね合せ工程−熱現像・転写工程−はくり工程 を挙げることができる。はくり工程は受像材料の構成に
よっては省略することもできる。上記の工程は便宜的な
分類であり、複数の工程を連続して行う場合、たとえば
露光にひきつづき加熱現像を行う場合や、一つの工程を
複数の段階で行う場合などもあり、工程間が明確に分類
されない場合も含む。どの工程の組合せを選択するかは
、塩基の発生法、たとえば熱分解型塩基プレカーサーを
内蔵させるか、溶媒の存在下で二つの写真材料に含有さ
せた化合物を反応させて塩基を発生させる等によって選
択できるし、また、現像転写の速度を調節するための促
進剤の用い方によっても選択できる。
また、熱現像感光材料を像露光中または像露光後に、拡
散性の色素を形成もしくは放出する反応よりもハロゲン
化銀と還元剤との反応が優先して起きる状態に一定時間
保持してから熱現像する方式を用いてもよい。上記にお
いて、拡散性の色素を形成もしくは放出する反応よりも
ハロゲン化銀と還元剤との反応が優先して起きる状態と
は、具体的には、拡散性の色素を形成もしくは放出する
反応が起きる温度(この温度を熱現像温度とする)以下
であって、ハロゲン化銀と還元剤との反応が起きる状態
をいう。そして、ハロゲン化銀と還元剤との反応が起き
る状態とは、熱現像感光材料の感光層のpl+と温度が
ハロゲン化銀と還元剤との反応が起きるに十分な条件を
満たしている状態をいう。
ここで、熱現像温度より低い温度とは、好ましくは熱現
像温度(すなわち、色素供与性化合物から拡散性の色素
を形成もしくは放出する反応のために設定した温度)よ
りも10°C以上低い温度、より好ましくは15°C以
上低い温度である。この範囲内で温度の上下があっても
よい。
この場合において、一定時間保持するとは、好ましくは
最終到達現像銀量の少なくとも5%、特に10%の現像
銀量となるために必要な時間保持することをいう。
現像および/または転写工程における加熱手段としては
、熱板、アイロン、熱ローラーなどの特開昭61−14
7244号(26)〜(27)頁に記載の手段がある。
感光要素と色素固定要素とを重ね合わせ、密着させる時
の圧力条件や圧力を加える方法は特開昭61−1472
44号(27)頁に記載の方法が適用できる。
本発明の写真要素の処理には種々の熱現像装置のいずれ
もが使用できる。例えば、特開昭59−75247号、
同59−177547号、同59−181353号、同
60−18951号、実開昭62−25944号等に記
載されている装置などが好ましく使用される。
本発明の化合物はまた室温付近で処理液を使用液を使用
して現像するいわゆるカラー拡散転写用のハロゲン化銀
写真感光材料に用いることができる。このカラー拡散転
写法については例えばヘルギー特許757,959号に
記載がある。このカラー拡散転写法に使用しうる色素供
与性物質としては、PUGとして拡散性色素を持つ本発
明の一般式CI)で表わされる化合物も使用できるし、
その他に前記一般式CLI)の化合物も使用できる。
カラー拡散転写用の写真要素についてさらに詳しく以下
に説明する。
カラー拡散転写用の写真要素は、感光材料(感光要素)
と色素固定材料(受像要素)とが組み合わさったフィル
ム・ユニットであることが好ましい。
フィルム・ユニットの代表的な形態は、一つの透明な支
持体上に上記の受像要素と感光要素とが積層されており
、転写画像の完成後、感光要素を受像要素から剥離する
必要のない形態である。更に具体的に述べると、受像要
素は少なくとも一層の媒染層からなり、又感光要素の好
ましい態様に於いては青感性乳剤層、緑感性乳剤層及び
赤感性乳剤層の組合せ、又は緑感性乳剤層、赤感性乳剤
層及び赤外光感光性乳剤層の組合せ、或いは青感性乳剤
層、赤感性乳剤層及び赤外光感光乳剤層の組合せと、前
記の各乳剤層にイエロー色素供与性物質、マゼンタ色素
供与性物質及びシアン色素供与性物質がそれぞれ組合わ
されて構成される(ここで[赤外光感光性乳剤層とは7
00nm以上、特に740nm以上の光に対して感光性
を持つ乳剤層をいう)。そして、該媒染層と感光層或い
は色素供与性物質含有層の間には、透明支持体を通して
転写画像が観賞できるように、酸化チタン等の固体顔料
を含む白色反射層が設けられる。明所で現像処理を完成
できるようにするために白色反射層と感光層の間に更に
遮光層を設けてもよい。又、所望により感光要素の全部
又は一部を受像要素から剥離できるようにするために適
当な位置に剥離層を設けてもよい(このような態様は例
えば特開昭56−67840号やカナダ特許674 、
082号に記載されている)。
また、別の剥離不要の形態では、一つの透明支持体上に
前記の感光要素が塗設され、その上に白色反射層が塗設
され、更にその上に受像層が積層される。同一支持体上
に受像要素と白色反射層と剥離層と感光要素とが積層さ
れており、感光要素を受像要素から意図的に剥離する態
様については、米国特許3,730,718号に記載さ
れている。他方、二つの支持体上にそれぞれ感光要素と
受像要素が別個に塗設される代表的な形態には大別して
二つあり、一つは剥離型であり、他は剥離不要型である
。これらについて詳しく説明すると、剥離型フィルム・
ユニットの好ましい態様では、支持体の裏面に光反射層
を有しそしてその表面には少なくとも一層の受像層が塗
設されている。又感光要素は遮光層を有する支持体上に
塗設されていて、露光終了前は感光層塗布面と媒染層塗
布面は向き合っていないが露光終了後(例えば現像処理
中)は感光層塗布面がひっくり返って受像層塗布面と重
なり合うように工夫されている。媒染層で転写画像が完
成した後は速やかに感光要素が受像要素から剥離される
また、剥離不要型フィルム・ユニットの好ましい態様で
は、透明支持体上に少なくとも一層の媒染層が塗設され
ており、又透明又は遮光層を有する支持体上に感光要素
が塗設されていて、感光層塗布面と媒染層塗布面とが向
き合って重ね合わされている。
以上述べたカラー拡散転写方式の写真要素には更にアル
カリ性処理液を含有する、圧力で破裂可能な容器(処理
要素)が組合わされていてもよい。
なかでも一つの支持体上に受像要素と感光要素が積層さ
れた剥離不要型フィルム・ユニットではこの処理要素は
感光要素とこの上に重ねられるカバーシートの間に配置
されるのが好ましい。又、ニつの支持体上にそれぞれ感
光要素と受像要素が別個に塗設された形態では、遅くと
も現像処理時に処理要素が感光要素と受像要素の間に配
置されるのが好ましい。処理要素には、フィルム・ユニ
ットの形態に応して遮光層(カーボン・ブラックやρI
Iによって色が変化する染料等)及び/又は白色顔料(
酸化チタン)を含むのが好ましい。更にカラー拡散転写
方式のフィルム・ユニットでは、中和層と中和タイミン
グ層の組合せからなる中和タイミング機構がカバーシー
1〜中、又は受像要素中、或いは感光要素中に組込まれ
ているものが好ましい。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づき、更に具体的に説明する
が本発明はこれら実施例により何等限定されるものでは
ない。
実施例1 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に下記の層
(1)及び(II)を順次塗布し、試験要素を調製した
層(1) a)本発明の化合物1(被還元性色素供与物質)(0,
27ミリモル/ホ)とトリクレジルフォスフニー1− 
(0;4g/nf)のゼラチン分散物b)  1−フェ
ニル−4−メチル−4−ステアロイルオキシメチル−3
−ピラゾリドン(0,52ミリモル/ホ)とトリクレジ
ルフォスフニー) (0,2g/イ)のゼラチン分散物
C) グアニジントリクロロ酢酸(0,22g / n
T )d) 次に示す化合物(0,1g/ポ)上記のa
)〜d)を含み、ゼラチン(上記a)とb)の分散物中
のゼラチンも含めて1.2g/+1()を含む色材層 層(II) a) グアニジントリクロロ酢酸(0,37g/rrr
)とゼラチン(Ig/rrf)を含む保護層。
これを試験要素101とし、同様にして層N)の色素供
与物質1を本文中記載の化合物2.3.4.7.10に
置き換えた試験要素102〜106を8周製した。
次に色素固定層を有する受像シートの形成方法について
述べる。
ポリ(アクリル酸メチルーコ−N、N、N−)ツメチル
−N−ビニルベンジルアンモニウムクロライド)(アク
リル酸メチルとビニルヘンシルアンモニウムクロライド
の比率は1:1)10gを200 mflの水に溶解し
、10%石灰処理ゼラチン100gと均一に混合した。
この混合液をポリエチレンテレフタレートフィルム上に
20μmのウェット膜厚に均一に塗布し、受像シートと
した。
上記101〜106の要素を140°Cに加熱したヒー
トブロック上で所定時間加熱した後、水を8成/ボ供給
した後受像シートと塗布面が向き会うように密着させ9
0°Cで20秒間加熱により色素転写を行なった後受像
シートを剥し取った。第一段階の加熱により被還元性色
素放出化合物が電子供与体により還元され、色素が離脱
し、高い転写色素濃度が得られた。
表−1には、色素供与物質の半分が色素を離脱するに要
する加熱時間(T50%)を最高到達濃度(反射)とと
もに示した。
表−1 本発明になる色素供与化合物は十分短い時間内に色素を
放出し得ること、また置換基構造により放出速度が容易
にコントロールできるという特徴をもっていることがわ
かる。
実施例2 透明なポリエチレンテレツクレート支持体上に下記の層
を順次塗布し、感光要素201を調製した。
層(1) a) 感光性ヨウ臭化銀乳剤(0,36g Ag/ n
T )b)ヘンシトリアゾール銀乳剤(0,18g A
g/ nT )C) 本発明による化合物1  (0,
27ミリモル/ホ)l  b  1 とトリクレジルフォスフェート(1g/nf)、  の
ゼラチン分散物 d)  1−フェニル−4−メチル−4−ステアロイル
オキシメチル−3−ピラゾリドン(0,27mmol)
とトリクレジルフォスフェート(0,2g/ポ)のゼラ
チン分散物 e) 下記構造の塩基プレカーサー(0,44g /ポ
)f)下記構造の化合物(0,1g/ボ)上記のa)〜
f)及びゼラチン(上記a)〜d)に含まれるゼラチン
も含めて1.2g/n()を含む感光層 JiiJ(II) a) 上記塩基プレカーサー(0,74g /ポ)及び
ゼラチン(Ig/nf)を含む保護層同様にして層(1
)の化合物1を化合物2.3.4.7あるいはIOと置
き換えた感光要素202〜l υ d 206も調製した。これらの試験要素を露光後140°
Cに加熱した熱板上で30秒間均一に加熱した。次いで
、実施例1と同し受像シートに水を8ml / n(供
給した後上記要素と密着させ90°Cで20秒間加熱し
た後、受像シートを剥し取ったところ、ポジの色像が得
られた。
センシトメトリーにより得られた写真性能を表−2に示
した。
表−2 実施例3 第1層用の乳剤(1)の作り方について述べる。
良く撹はんしているゼラチン水溶液(水10100O中
にゼラチン20gと塩化ナトリウム3gを含み75°C
に保温したもの)に塩化ナトリウムと臭化カリウムを含
有している水溶液600 mlと硝酸銀水溶液(水60
0mβに硝酸810.59モルを熔解させたもの)を同
時に40分にわたって等流量で添加した。このようにし
て平均粒子サイズ0.35μの単分散立方体塩臭化銀乳
剤(臭素 80モル%)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウム5 mgと4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラザインデ
ン20mgを添加して60°Cで化学増感を行なった。
乳剤の収量は600gであった。
次に第3層用の乳剤(It)の作り方について述べる。
良く攪はんしているゼラチン水溶液(水10100O中
にゼラチン20gと塩化ナトリウム3gを含み75°C
に保温したもの)に塩化ナトリウムと臭化カリウムを含
有している水溶液600mと硝酸銀水溶液(水600d
に硝酸銀0.59モルを溶解させたもの)と以下の色素
溶液(1)とを、同時に40分にわたって等流量で添加
した。このようにして平均粒子サイズ0.35μの色素
を吸着さセた単分散立方体塩臭化銀乳剤(臭素80モル
%)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウム5mgと4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラデザインデ
ン20mgを添加して60°Cで化学増感を行なった。
乳剤の収量は600gであった。
色素溶液(1) 下記構造の色素          160mgメタノ
ール            4001111!次に第
5層用の乳剤(III)の作り方について述べる。
良く撹はんしているゼラチン水溶液(水1000成にゼ
ラチン20gとアンモニウムを?容解させ50°Cに保
温したもの)に沃化カリウムと臭化力リウムを含有して
いる水溶液1000100Oと硝酸銀水溶液(水101
00Oに硝M銀1モルを溶解させたもの)を同時にPA
gをいっていに保ちつつ添加した。このようにして平均
粒子サイズ0.5μの単分散八面体沃臭化銀乳剤(沃素
5モル%)を調製した。
水洗、脱塩後塩化金酸(4水塩)5mgとチオ硝酸ナト
リウム2mgを添加して60°Cで金および硫黄増感を
施した。乳剤の収量は1kgであった。
次に色素供与性物質のゼラチン分散物の作り方について
述べる。
イエローの色素供与性物質(1)を18g、電子供与体
(ED−1)を13g、トリシクロへキシルフォスフェ
ートを9g秤量し、シクロヘキサノン46dを加え、約
60°Cに加熱溶解させ、均一な溶液とした。この溶液
と石灰処理ゼラチンの10%溶液100g、水60m!
およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.5g
とを撹はん混合した後、ホモジナイザーで10分間、1
10000rpで分散した。この分散液をイエローの色
素供与件物質の分散物という。
マゼンタおよびシアンの色素供与性物質の分散物はイエ
ローの色素供与性物質の分散物と同様に、マゼンタの色
素供与性物質(2)、またはシアンの色素供与性物質(
3)を使って作った。
これらにより、次光3に示す多層構成のカラー感光材料
301を作った。
(以下余白) 表3 表 3(続き1) +AA 表 3(続き2) 表 3(続き3) 支持体(ポリエチレンテレフタレート;厚さ100μ)
水性ポリマー(1)”スミカゲJL4.−5 (H)住
友化学■製水性ポリマー(3)9 界面活性剤(1)1  エーロゾルOT界面活性剤(2
)′ 界面活性剤(3)1 界面活性剤(4) ” 硬膜剤(1)”   1.2−ビス(ビニルスルフォニ
ルアセトアミド)エタン 高沸点有機溶媒(1)”   l−リシクロへキシルフ
ォスフェート カブリ防止剤(1)“ 増感色素(1)” 同様にして第5Nのイエロー色素供与性物質I、第3層
のマゼンタ色素供与性物質2、第1層のシアン色素供与
性物質3を各々化合物4.5.6に置き換えた感光要素
302も調整した。
次に色素固定材料の作り方について述べる。
ゼラチン63g、下記構造の媒染剤130gとピコリン
酸グアニジン80gとを1300 ml、の水に溶解し
、ポリエチレンでラミ、i、 −I−シた紙支持体上に
45μmのウェット膜厚となるように塗布した後、乾燥
した。
媒染剤 更にこの上にゼラチン35g、硬膜剤1.2−ビス(ビ
ニルスルフォニルアセトアミド)エタン1.05gを8
00 mftの水に溶解した液を17μmのウェット膜
厚となるように塗布乾燥し、色素固定材料を作った。
上記多層構成のカラー感光材料301〜302にタング
ステン電球を用い、連続的に濃度が変化しているB、、
G、R及びグレーの色分解フィルターを通して2000
ルクスで1秒間露光した。
この露光ずみのカラー感光材料の乳剤面に15m1 /
 rrrの水をワイアーバーで供給し、その後色素固定
材料と膜面が接するように重ね合わセた。
吸収した膜の温度が85°Cとなるように温度調節した
ヒートローラーを用い、20秒間加熱した。
次に色素固定材料を感光材料から引きはがすと、色素固
定材料上にB、G、R及びグレーの色分解フィルターに
対応してブルー、グリーン、レッド、グレーの鮮明な像
が得られた。最高濃度(Dmax)、最小濃度(Dmi
n)を測定した結果を表4に示す。
表−4 最高濃度の高い、かつ最低濃度の低い、良好なポジ画像
が得られることがわかる。
実施例4 透明なポリエチレンテレツクレート支持体上に下記の層
を順序塗布し感光要素401を調製した。
a) コホリ〔スチレン−N−ビニルベンジル−N、N
、N−)リヘキシルアンモニウム〕(4,0g /ボ) b)ゼラチン(4,0g/留) を含む色素受像層 (II) a) 二酸化チタン(22g/ポ) b) ゼラチン(2,2g /ボ) を含む白色反射層 (III) a) カーボンブランク(2,7g/%)b) ゼラチ
ン(2,7g/rrr) を含む不透明層 (IV) a) 本発明によるシアン色素供与化合物9(0,33
ミリモル/nf)と化合物5R−1”(0,4ミリモル
/ホ)のゼラチン分散物b) ゼラチン(上記a)のゼ
ラチンも含めて1.1g/ポ) SR−1” を含むシアン色素供与層 (V) a) 赤感性ヨウ臭化銀乳剤(0,5g Ag/ポ)b
) ゼラチン(上記a)のゼラチンも含めて1.1g/
留) を含む赤感層 (Vl) a)2.5−シ(t−ペンタデシル)ハイドロキノン(
0,82g/rr+) b) 酢酸ビニル(0,8g/n?) C) ゼラチン(0,4g/n() を含む中間層 (■) a)本発明によるマゼンタ色素供与化合物8(0,3ミ
リモル/ポ)と化合物S R−1(0,4ミリモル/ホ
)ゼラチンの分散物 b) ゼラチン(上記a)のゼラチンを含めて1.1g
 / rrr ) を含むマゼンタ色素供与層 (■) +7A a)緑感性ヨウ臭化銀乳剤(0,5g Ag/ nf 
)b)ゼラチン(上記a)のゼラチンを含め1.1g/
ボ) を含む緑感層 (IX) (Vl)と同し中間層 (X) a)本発明によるイエロー色素供与化合物7(0,5ミ
リモル/ボ)と化合物S R−1(0,6ミリモル/n
()のゼラチン分散物 b)ゼラチン(上記a)のゼラチンも含めて1.1g/
ポ) を含むイエロー色素供与層 (XI) a) 青感性ヨウ臭化銀乳剤(0,5g/%)b)ゼラ
チン(上記a)のゼラチンも含めて1.1g/n() を含む青感層 (XII) a) ポリエチレンアクリレートのラテックス(0,9
g / rrr ) b) チヌビン(0,5g/n() C) 硬膜剤トリアクリロイルパーヒドロトリアジン(
0,026g /ポ) d) ゼラチン(1,3g/n() を含む保護層 次に透明なポリエチレンテレフタレートフィルム上に下
記の層を順次塗布し、カバーシートを調製した。
a) ポリアクリル酸(17g /ボ)b)  N−ヒ
ドロキシサクシンイミドヘンゼンスルフォネート(0,
06g/n?) C) エチレングリコール(0,5g/rd)を含む酸
中和層 (II) 酢酸セルロース(酢化度54%)を厚さ2ミクロンに塗
布したタイミング層 (■1) 塩化ビニリデンとアクリル酸の共重合ラテックスを厚さ
4ミクロンに塗布したタイミング層また下記組成の処理
液を調製した。
水酸化カリウム          48g4−ヒドロ
キシメチル−4−メチル 10g−1−p−トリル−3
−ピラゾリ ジノン 5−メチルベンゾトリアゾール   2,5g亜硝酸ナ
トリウム          1.5g臭化カリウム 
           1gベンジルアルコール   
      1 、5 allカルボキシメチルセルロ
ース     6.1gカーボンブラック      
   150  g水          全量をl!
にする量感光要素401をウェッジを通して露光後、カ
バーシートと重ね合わせ、一対の並置ローラーを用いて
、処理液をその間に80μの厚さで均一に展開した。
処理1時間後にセンシトメトリーを行なった結果を表−
5に示す。白色部のにごりの小さな、かつ転写色素濃度
の高い良好な色像が得、られることがわかる。
表−5 実施例5 以下のようにして、積層一体型カラー拡散転写感光シー
トおよびカバーシートを作成した。
恩光之二上夏作威 ポリエチレンテレフタレート透明支持体上に、次の順に
各層を塗布して感光シー1−501〜509を作成した
(1)  コホリ〔スチレン−N−ビニルヘンシル−N
−メチル−ピペリジニウムクロライド)  3.0g7
M、ゼラチン3.0g/n(を含有する受像層。
(2)二酸化チタン20g/rd、ゼラチン2.0g/
Mを含有する白色反射層。
(3)カーボンブランク2.0g/nrとゼラチン1.
5g/r+(を含有する遮光層。
(4)下記のシアン色素放出レドックス化合物0.44
8 /rrf、トリシクロへキシルホスフェート0.0
9g/rrr、2,5−ジ−t−ペンタデシルハイドロ
キノン0.008g/rd、およびゼラチン0.8g/
ボを含有する層。
(5)赤感性内温型直接ポジ臭化銀乳剤(銀の量で1.
03g/rrr) 、ゼラチン1.2g/rd、下記の
造核剤0.04mg/fflおよび2−スルホ−5−n
−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリウム塩0.13
g/Mを含有する赤感性乳剤層。
(6)  2. 5−’、;−L−ペンタデシルハイド
ロキノン0.43g/rd、トリへキシルホスフェート
0.100 g/nfおよびゼラチンo、4g/nfを
含有する層。
(7)  下記のマゼンタ色素放出レドンクス化合物ヲ
0.3g/rrf、)リシクロへキシルホスフェート(
0,,08g/n?) 、2.5−ジーter t−ペ
ンタデシルハイドロキノン(0,009g/rrf)及
びゼラチン(0,5g/rd)を含有する層。
(8)緑感性緑感性内接ポジ臭化銀乳剤(銀の足で0.
82 g /ボ)、ゼラチン(0,9g /ボ)、層(
5)と同じ造核剤(0,03mg/ rrOおよび2−
スルホ−5−n−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリ
ウム塩(0,08g/%)を含有する緑感性乳剤層。
(9)  (6)と同一の層。
(10)  下記構造のイエロー色素放出しドンクス化
合物(0,53g / nT )、1−リシクロへキシ
ルホスフェート(0,13g/ボ)、2.5−ジ−t−
ペンタデシルハイドロキノン(0,014g /n’r
)およびゼラチン(0,7g /ボ)を含有する層。
(11)  青感性青感性内接ポジ臭化銀乳剤(銀の量
で1.09g/n() 、ゼラチン(1,1g/ポ)、
層(5)と直し造核剤(0,04mg/+d) 、2−
スルボー5−n−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリ
ウム塩(0,07g / rd ) 、および表−6に
示す化合物を表−6の量だけ含有する青感性乳剤層。
(12)  下記構造の紫外線吸収剤をそれぞれ4×1
0mol /nf、及びゼラチン0.30g/n(を含
む紫外線吸収層。
(以下余白) (13)ポリメチルメタクリレートラテックス(平均粒
子サイズ4μ、0.10g/nf)、ゼラチン(0,8
g/n()及び硬膜剤としてトリアクロイルI−リアジ
ン(0,02g / rd )を含む保護層。
カバーシートAの 蕪 透明なポリエチレンテレフタシー1〜支持体上に順次、
以下の層(1′)〜(4′)を塗布してカバーシートを
作製した。
(1′)平均分子量50,000のアクリル酸−ブチル
アクリレート(重量比8:2)共重合体を10g/ボお
よび1,4−ビス(2,3−エポキシプロポキシ)−ブ
タン0.2g/n(を塗布した中和層。
(2′)酢化度51.0%のセルロースアセテートおよ
びメチルビニルエーテル−マレイン酸モノメチルエステ
ル交互共重合体を重量比9515で7.5g/ポ塗布し
た第2タイミング層。
(3′)メチルビニルエーテル−無水マレイン酸交互共
重合体1.05 g /ボ、および5−(2−シアノ−
1−メチルチオ)−1−フェニルテトラゾールを0.9
8mmol / rrrを含む補助中和層。
(4′)スチレン−〇−ブチルアクリレートーアクリル
酸−N−メチロールアクリルアミドの49.7対42.
3対3対5の共重合体ラテックスとメチルヌクアクリレ
−1−−アクリル酸−N−メチロールアクリルアミドの
93対4対3(重量比)共重合体ラテックスを前者のラ
テックスと後者のラテックスの固形分比が6対4になる
ように混合し、塗布した厚さ2μの第1タイミング層。
婬mすη1戊 1−p−I−ジル−4−ヒドロキシメチル 14g−4
−メチル−3−ピラゾリドン メチルハイドロキノン          0.3g5
−メチルヘンシトリアゾール     3.58亜硫酸
ナトリウム(無水)         0.2gカルボ
キシメチルセルロースNa塩    58g水酸化カリ
ウム(28%水溶液)      200ccヘンシル
アルコール           1.5ccカー−ボ
ンブラック          150g水     
                  685ccこの
ようにして作製した感光シート501〜509を連続く
さびウェッジで露光した後、処理液とカバーシートと組
合せ1対の加圧ローラーを通して展開処理した。1時間
後にカラー濃度計で濃度を測定し、表−6に示すDma
x、 Dminを得た。
また、展開直後から5秒毎にD maxの変化を測定し
、60分後の濃度(D max)の1/2に達する時間
を読み取った。転写速度を表わすもので速いほど良い。
表−6から明らかなように、本発明の感光シートを用い
た写真要素では、D maxを下げることなく Dmi
nを大巾に下げており、しかも転写速度は遅らさないと
いう非常に優れたものである。
なお、転写速度の差は銀現像速度の差に対応しているこ
とが別の解析実験で明らかになった。即ち転写速度の遅
いものは、銀現像速度が遅れていることに起因する。
実施例6 〈ハロゲン化銀乳剤の調製〉 通常のアンモニア法によりゼラチン溶液中に硝酸銀とハ
ロゲン化アルカリ水溶液とを添加し、平均粒径1.0μ
の沃臭化銀粒子(hl  : 2mo1%)を調製し、
通常の凝集法により脱塩し、塩化金酸およびチオ硫酸ナ
トリウムを用いた金・硫黄増感を行ない安定剤として、
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−テト
ラザインデンを加えて、感光性沃臭化銀乳剤を得た。
上記の方法により調製された乳剤に表−7に示した例示
化合物を添加して塗布を行ない乾燥して試料601〜6
05を得た。これらの試料をセンシトメーターを用いて
光学ウェッジで階段的な露光を与えた。下記の現像液A
と、定着液Aを用い、自動現像機RU(富士写真フィル
ム■)で現像温度35°C137°Cでそれぞれ90秒
現像処理した後、写真性能の測定を行ない表−7に示す
結果を得た。現像液A エチレンジアミン四酢酸       1.2g亜硫酸
ナトリウム(無水)50g 水酸化カリウム          20.0 gハイ
ドロキノン          25.0g1−フェニ
ル−3−ピラゾリシン  1.5g硼  酸     
            10.0 gトリエチレング
リコール      25.0gゲルタールアルデヒド
        5.0g臭化カリウム       
     6.0g氷酢酸             
 3.0g重亜硫酸す) IJウム(無水)     
 4.5 g5−ニトロインダヅール      0.
15g5−メチルベンゾトリアゾール   0.03g
水を加えて            1.0!25°C
においてpH4直は約10.30に調製した。
定着?Pi、A チオ硫酸アンモニウム      200.0 g亜硫
酸ナトリウム(無水)      20.0 g硼酸 
      8.0g エチレンジアミン四酢酸      0.1 g硫酸ア
ルミニウム         15.0 g硫酸   
    2.0 g 氷酢酸             22.0 g水を加
えて            1,0125°Cにおい
てpH値は約4.lOに調製した。
なお表−7における感度は「カブリ値+1.0」の濃度
を得るに要する露光量の逆数であり試料601の現像温
度35°Cのそれを100とした相対値で表わした。
なお表−7におけるカブリ値はヘース濃度を含んだ値で
ある。
表から明らかなように本発明の化合物を用いた試料60
3〜605は比較化合物を用いた試料602と比較して
感度を下げることなく有効にカブリを抑制していること
を示している。
それ故に本発明の化合物は感度を下ることなく、カブリ
を抑制して安定で高品質な写真性能を常に提供するのが
特徴であることを示している。
実施例7 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料701を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/n(単位で表した量を、またカプラー、添加剤およ
びゼラチンについてはg/rrr単位で表した量を、ま
た増感色素については同一層内のハロゲン化銀1モルあ
たりのモル数で示した。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀       ・・・・・・ 0.2ゼ
ラチン         ・・・・・・ 1.3ExM
−8・・・・・・ 0.06 UV−1・・・・・・ 0.l UV−2・・・・・・ 0.2 Solv−1−0,01 Solv−2・−=  0.01 第2層(中間層) 微粒子臭化銀 (平均粒径0.07μm)  ・・・・・・ 0.10
ゼラチン          ・・・・・・ 1.5U
■−1・・・・・・ 0.06 UV−2・・・・・・ 0.03 ExC−2・・・・・・ 0.02 ExF−1・・・・・・ 0.004 Solv−1−0,1 5olv−2−−0,09 第3層(第1赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 2モル%、内部筒AgI型、球
相当径0.3μm、球相当径の変動係数29%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比2.5) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.4 ゼラチン         ・・・・・・ 0.6Ex
S−1・・・・・・ 1.0XIO−’ExS−2・・
・・・・ 3.0XIO−’ExS−3・・・・・・ 
lXl0−’ExC−3・・・・・・ 0.06 ExC−4・−−−−・0. 06 ExC−7・・・・・・ 0.04 ExC−2・・・・・・ 0.03 Solv−1・・・・・・0. 03 Solv−3・・・・・・ 0.012第4層(第2赤
感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 5モル%、内部高Agl型、球
相当径0.7μm、球相当径の変動係数25%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比4) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.7 ゼラチン          ・・・・・・ 0. 5
ExS−1・・・・・・ lXl0−’ExS−2・旧
・・ 3X10−’ ExS−3−lXl0−5 ExC−3・・団・ 0.24 ExC−4・・・・・・ 0.24 ExC−7−−0,04 ExC−2・・・・・・ 0.04 Solv−1−−0,15 Solv−3−0,02 第5層(第3赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag110モル%、内部筒AgI型、球
相当径0.8μm、球相当径の変動係数16%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比1.3) 塗布銀量 ・・・・・・ 1.0 ゼラチン          ・・・・・・ 1.0E
xS−1・・・・・・ lXl0−’ExS−2・・・
・・・ 3X10−’ExS−3・・・・・・ lXl
0−5ExC−5・・・・・・ 0.05 ExC−6・・・・・・ 0. 1 Solv−1・・・・・・ 0. 01Solv−2・
・・・・・ 0. 05第6層(中間層) ゼラチン         ・・・・・・ 1.0Cp
d−1・・・・・・ 0.03 Solv−1−0,05 第7層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 2モル%、内部高Agl型、球
相当径0.3μm、球相当径の変動係数28%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比2.5) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.30 ExS−4・・・・・・ 5X10−’ExS−6・・
・・・・ 0.3X10−’ExS−5・・・・・・ 
2X10−’ゼラチン          ・・・・・
・ 1.0ExM−9・・・・・・ 0.2 ExY−14・・・・・・ 0.03 ExM−8・・・・・・ 0.03 Solv−1−・−0,5 第8層(第2緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 4モル%、内部筒AgI型、球
相当径0.6μm、球相当径の変動係数38%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比4) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.4 ゼラチン          ・・・・・・ 0.5E
xS−4−・・ 5X10−’ ExS−5・・−2X10−’ ExS−6・・・・・・ 0.3X10−’EXM−9
・・・・・・ 0.25 ExM−8−0,03 ExM−10・・・・・・ 0.015ExY−14・
・・・・・0. 01 Solv−1−0,2 第9層(第3緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 6モル%、内部筒AgI型、球
相当径1.0μm、球相当径の変動係数80%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比1.2) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.85 ゼラチン          ・・・・・・ i、  
ExS−7・・・・・・ 3.5X10−’ExS−8
・・・・・・ 1.4X10−’ExM−11・・・・
・・ 0.01 ExM−12・・・・・・ 0.03 ExM−13・・・・・・ 0.20 ExM−8・・・・・・ 0.02 ExY−15・・・・・・ 0.02 Solv−1−0,20 Solv−2・・・・・・0. 05 第10層(イエローフィルター層) ゼラチン          ・・・・・・ 1.2黄
色コロイド銀        ・・・・・・ 0.08
CI) d−2・・・・・・ 0.1 Solv−1−0,3 第11層(第1青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 4モル%、内部筒Agl型、球
相当径0.5μm、球相当径の変動係数15%、8面体
粒子) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.4 ゼラチン          ・・・・・・ 1.0E
xS−9・・・・・・ 2X10−’ExY−16・・
・・・・ 0.9 ExY−14・・・・・・ 0.07 Solv−1−・・−0,2 第12層(第2青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag110モル%、内部筒AgI型、球
相当径1.3μm、球相当径の変動係数25%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比4.5) 塗布銀量 ・・・・・・ 0.5 ゼラチン          ・・・・・・ 0.6E
xS−9−・・ lXl0−’ ExY−16・・・・・・ 0.25 Solv−1−・・ 0.07 第13層(第1保護層) ゼラチン          ・・・・・・ 0.8U
V−1・・・・・・ 0.l UV−2・・・・・・ 0.2 Solv−1−−0,01 Solv−2・−・0.01 第14層(第2保護層) 微粒子臭化銀 (平均粒径0.07μm) ・・・・・・ 0.5ゼラ
チン          ・・・・・・ 0.45ポリ
メチルメタクリレ一ト粒子 (直径1. 5μm)    ・・・・・・ 0.2H
−1・・・・・・ 0.4 Cpd−3・・・・・・ 0.5 cpti−4・・・・・・ 0.5 各層には上記の成分の他に、界面活性剤を塗布助剤とし
て添加した。以上のようにして作成した試料を試料70
1とした。
次に本発明に用いた化合物の化学構造式またはMO 化学名を以下に示した。
−(−C)12−CチT−子CH2−C−)−rl UV−2: 5o1v−1ニ リン酸トリクレジル 5olv−2: フタル酸ジブチル 5olv−3: フタル酸ビス(2−エチルヘキシル) ExM−8: し記 (以下余白) ExF−1: ExC−2: 0■ ExY−14: CH3C1+。
ExY−15: ■ CH3 ExC−5: □ CH2 ■ C(CI+3)。
ExC−6: CI+2 「 ExM−9: ExM−11: ExM−12: C! ExM−13: 〇I ExY−16: cpd−t:     on O■ ExS−1: ExS−2= ExS−3: ExS−4: Z  U じ ExS−6: ExS−7: ExS−8: ExS−9: H−1: Cl2= CH−So□−CI□−CON)I−C1l
□■ C11□== CH−SO□−C1iz  C0NII
 −Cll□Cpd−3: CH3 n      1 Cpd−4: (試料702〜704の作製) 試料701の第5Nに比較用化合物PMTと本発明の化
合物及びED−2を表8に示した量添加した以外は試料
701と同様にして試料702〜704を作製した。
これら試料にフィルターで色温度を4800’ Kに調
整し、最大の露光量が10 CMSになるように像様露
光を与えた後、下記のカラー現像処理を行なった。
これらの結果を表8に示す。
一工程一     処旦詩皿    処理1度発色現像
     3分15秒     38°C漂   白 
      6分30秒、38°C水  洗     
  2分10秒      24°C定  着    
   4分20秒      38°C水洗(1)  
   1分05秒     24°C水洗(2)   
 2分10秒     24°C安   定     
  1分05秒      38°C乾  燥    
   4分20秒      55°C次に、処理液の
組成を記す。
(発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢酸     1.01−ヒド
ロキシエチリデン−3,0 1,1−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム           4.0炭酸カ
リウム            30.0臭化カリウム
             1.4ヨウ化カリウム  
          1.5m gヒドロキシルアミン
硫酸塩2.4 4−(N−エチル−N−β−4,5 ヒドロキシエチルアミノ) −2−メチルアニリン硫酸塩 水を加えて             1.0ffip
 H10,05 (漂白液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸第二鉄   100.0ナトリ
ウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸二す     1O00トリウ
ム塩 臭化アンモニウム          140.0硝酸
アンモニウム          30.0アンモニア
水(27%)         ’6.5ml!。
水を加えて             1.0!P H
6,0 (定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸二す      0.5トリウ
ム塩 亜硫酸ナトリウム           7.0重亜硫
酸ナトリウム          5.0チオ硫酸アン
モニウム水溶?e     170.0m/!(70%
) 水を加えて             1.0fip)
1                6.7(安定液) (単位g) ホルマリン(37%)           2.0m
ρポリオキシエチレンーp−モ     0.3ツノニ
ルフェニルエーテル (平均重合度10) エチレンジアミン四酢酸二す     0.05トリウ
ム塩 水を加えて             1.0!pH5
,0−8,0 (以下余白) ゛ 表−8より明らかなように本発明によるカブリ防止
剤放出化合物と適当な還元剤を用いた試料703〜70
4は感度をほとんど下げることなく、カブリを抑制して
いることを示している。
実施例8 ポリエチレンで両面ラミネー)・シだ紙支持体の上に、
以下に示す層構成の多層印画紙(試料801)  。
を作製した。塗布液は下記のようにして調整した。
(第1層塗布液調製) イエローカプラー(ExY−1)および(ExY−2)
各々10.2g、9.1gおよび色像安定剤(Cpd−
2)4.4gに酢酸エチル27゜2ccおよび高沸点溶
媒(So 1v−1)7.7cc(8,0g)を加え溶
解し、この溶液を10%ドデシルベンゼンスルボン酸す
トリウム8ccを含む10%ゼラチン水溶?v、185
ccに乳化分散させた。
この乳化分散物と乳剤EMI及びEM2とを混合溶解し
、以下の組成になるようゼラチン濃度を調節し第−層塗
布液を調製した。
第二層から第七雇用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。
各層のゼラチン硬化剤としては1−オキシ3゜5−ジク
ロロ−3−トリアジンナトリウム塩を用いた。
また、増粘剤としては(Cpd−1)を用いた。
(層構成) 以下に各層の組成を示す。数字は塗布量(g/ボ)を表
す。ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 [第一層側のポリエチレンに白色顔料(TiOz)と青
味染料を含む。] 第−層(青感層) 増感色素(ExS−1)で分光増感さ れた単分散塩臭化銀乳剤(E旧)  ・・・0.13増
感色素(ExS−1)で分光増感さ れた単分散塩臭化銀乳剤(EM2)   ・・・0.1
3ゼラチン             ・・・1.86
イエローカプラー(ExY−1)       −0,
44イエローカプラー(ExY−2)       ・
・・0.39色像安定剤(Cpd−2)       
   ・・・0.19?容媒(Solv−1)    
                  −0,35分散
用ポリマー(Cpd−12)       ・・・0.
21色像安定剤(cpa−19)         ・
・・0.01第二層(混色防止層) ゼラチン             ・・・0.99混
色防止剤(Cpd−3)          ・・・0
.08第五層(緑感層) 増感色素(IixS−2,3)で分光増感された単分散
塩臭化銀乳剤(EMS)   ・・・0.05増感色素
(ExS−2,3)で分光増感された単分散塩臭化銀乳
剤(EM4)   ・・・0.11ゼラチン     
        ・・・1.80マゼンタカプラー(E
xM−1)       ・・・0.39色像安定剤(
Cpd−4)          ・・・0.20色像
安定剤(Cpd−5)          ・・・0.
02色像安定剤(Cpd−6)         ・・
・0.03?容媒(Solv−2)         
             −0,12溶媒(Solv
−3)            −0,25第四層(紫
外線吸収層) ゼラチン             ・・・1.60紫
外線吸収剤(Cpd−7/Cpd−9/Cpd−17−
3/2/6 :重量比)         ・・・0.
70混色防止剤(Cpd−11)         ・
・・0.05溶媒(Solv−4)         
   −0,27第五層(赤感層) 増感色素(ExS−4,5)で分光増感された単分散塩
臭化銀乳剤(EMS)   ・・・0.07増感色素(
ExS−4,5)で分光増感された単分散塩臭化銀乳剤
(EM6)   ・・・0.16ゼラチン      
      ・・・0.92シアンカプラー(ExC−
1)        ・・・0.16シアンカプラー(
ExC−2)        ・・・0.16色像安定
剤(Cpd−8/Cpd−9/Cpd−10−3/4/
2 :重量比)         ・・・0.17分散
用ポリマー(Cpd−12)       ・・・0.
28ン容媒(Solv−2)            
          −0,15?容媒(Solv−5
)                      −0
,10色像安定剤(Cpd−19)         
・・・0.02第六層(紫外線吸収層) ゼラチン             ・・・0.54紫
外線吸収剤(Cpd−7/Cpd−8/Cpd−9・1
15/3 :重量比)         ・・・0.2
1?容媒(Solv−5)             
         −0,08第七層(保護層) 酸処理ゼラチン          ・・・1.33ポ
リビニルアルコールのアクリル 変性共重合体(変性度17χ)    ・・・0.17
流動パラフイン          ・・・0.03ま
た、この時、イラジェーション防止用染料としては、C
pd−13、Cpd−14を用いた。
更に各層には、乳化分散剤、塗布助剤として、アルカノ
ールX C(Dupont社)、アルキルヘンゼンスル
ホン酸ナトリウム、コノζり酸エステル及びMagef
acx F −120(大日本インキ社製)を用いた。
ハロゲン化銀の安定化剤として、Cpd−15、Cpd
−16、Cpd−18を用いた。
(以下余白) 1           ]      0     
Iω            ω          
   ωX                 X  
                 X!      
      !             !℃   
             づ           
           でα            
    α                    
  ロ。
寸                        
のI ^                        
        へ一               
   へX                    
     X(5)                
  匡−C1℃”lj Ω                       寸
       国]                
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     でα                  
    へ               α○   
              ■          
  ○爛 >                  Q)    
           ■し            
  ○            ○の        
     ■                  ト
Solv−1;  ジブチルフタレート5olv−2;
)リクレジルホスフエート5olv−3;  トリオク
チルホスフェート5olv−4;)リノニルホスフエー
ト5olv5  ;  セバシン酸ジオクチルEMI 
 立方体 1.0   80   0.08EM2  
立方体 0.75  80   0.07EM3  立
方体 0.5   83   0.09EM4  立方
体 0.4   83   0.10EM5  立方体
 0.5   73   0.09EM6  立方体 
0.4   73   0.10(d)との比(S/L
Jで表わ丁。
(試料802〜805の作製) 試料801の第三層の色像安定剤(Cpd  4)に代
えて表−9に示した比較化合物および本発明の化合物(
いずれも金属錯体退色防止剤)をcpd−4に対して1
15モル量用0た以外は試料801と同様にして試料8
02〜805を作製した。
以上のように作製した各試料を白色光にて像様露光した
後、下記処理を行ない、耐光性の試料を行った。
耐光性の尺度としては、耐光性試験前の発色濃度2.0
のところが、耐光性試験後に到達した濃度の百分率で示
した。また、白地部分の発色濃度(白地スティン)を示
した。
耐光性試験条件は400nm以下をカットする富士フィ
ルム紫外線吸収フィルターをつけて、キセノンテスター
を用いて照度8,5万ルツクスで200時間照射条件で
実施した。
測定はマクヘス濃度計RD−514型(ステータスAA
フィルター)を用いた。結果を表−9に示す。
見」L1程    虐−□」l    詩−1発色現像
     33°C3分30秒漂白定着     33
°C1分30秒水   洗     24〜34’C3
分乾  燥     70〜80°C1公害処理液の組
成は以下の通りである。
光何現像板 水                      80
0mj2ジエチレントリアミン五酢酸     1.0
gニトリロ三酢酸            1.5gヘ
ンシルアルコール         15m lジエチ
レングリコール        lom l亜硫酸ナト
リウム           2.0g臭化カリウム 
            0.5g炭酸カリウム   
          30gN−エチル−N−(β−メ
タ     5.Ogンスルホンアミドエチル) −3−メチル−4−アミン アニリン硫酸塩 ヒドロキシルアミン硫酸塩       4.0g蛍光
増白剤(WHITEX4.  住友     1.0g
化学製) 水を加えて            1000m 1p
H(25°C)             10.20
膿n淀蛮威 水                       4
00mfチオ硫酸アンモニウム(70%)     1
50mff亜硫酸す1−リウム           
18gエチレンジアミン四酢酸鉄(In)     5
5gアンモニウム エチレンジアミン四酢酸二ナト      5gゾリウ ムを加えて            1000m I!
pH(25°c )             6.7
0j  1 表−9 比較化合物−C 比較化合物−D 表−9より比較例801に対し802〜805の色像が
より安定化されていることがわかる。
しかし802.803では金属錯体色像安定化側自身の
色が残るためか、白地部分でスティンがあり問題である
一方、804.805では、白地部分では不要の色像安
定化剤が系外に溶出するため白地部分のスティンが非常
に低くなることが分る。
また、上記試料801〜805に対して次の処理を行な
い、同様の耐光試験を行なったが、表−9とほぼ同様の
結果を得た。
処理工程  星−一度  詩−一■ カラー現像  38°C1分40秒 漂白定着  30〜34°c  1分00秒すンス■ 
 30〜34°C20秒 リンス■  30〜34°C20秒 リンス■  30〜34°C20秒 乾  燥  70〜80’C50秒 (リンス■→■への3タンク向流方弐とした。)各処理
液の組成は以下の通りである。
左うl1掖 水                      80
0m1ジエチレントリアミン五酢酸    1.0g1
−ヒドロキシエチリデン−1,12,0g−ジホスホン
酸(60%) ニトリロ三酢酸          2.0gトリエチ
レンジアミン(1,4−5,0gジアザビシクロ(2,
2,2,) オクタン) 臭化カリウム            0.5g炭酸カ
リウム           30  gN=エチル−
N−(β〜メタンスル 5.5gホン、アミドエチル)
−3−メチル −4〜アミノアニリン硫酸塩 ジエチルヒドロキシルアミン     4.0g蛍光増
白剤            1.5g(IIVITE
X−CMチハガイキ製)水を加えて         
  1000sJ!pi((25℃)        
     10.25凰町足春撒 水                      40
0m1チオ硫酸アンモニウ1.(70%)     2
00mF!亜硫酸ナトリウム          20
gエチレンジアミン四酢酸鉄(Ill)    60g
アンモニウム エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 10g水を加え
て            1000mffpH(25
°c )               ?、00ユヱ
入雇 イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々3pp
m以下) 実施例9 (乳剤Aの調製) 硝酸銀水溶液と、銀1モルあたり0.5X10−’モル
の六塩化ロジウム(III)酸アンモニウムを含む塩化
ナトリウム水溶液をダブルジェント法により35°Cの
ゼラチン溶液中でpl+を6.5になるようにコントロ
ールしつつ混合し、平均粒子サイズ0.07μmの単分
散塩化銀乳剤を作った。
粒子形成後、当業界でよく知られているフロキニレ−ジ
ョン法により可溶性塩類を除去し、安定剤として4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−1,3゜3a、7−テトラアザ
インデンおよび1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ールを添加した。乳剤1kg中に含有されるゼラチンは
55g1銀は105gであった。(乳剤A) (感光材料の作成) 前記乳剤Aに、次に示す造核剤、造核促進剤、およびセ
ーフライト安全性を高める染料を添加し、次にポリエチ
ルアクリレートラテックス(14mg/留)、さらに硬
膜剤として2,4〜ジクロル−6−ヒドロキシ−1,3
,5−)リアジンナトリウム塩を添加して、In(あた
り3.5gの銀量となるようにポリエチレンテレフタレ
ート透明支持体上にハロゲン化銀乳剤層を塗布し、さら
にその上層にゼラチン(1,3g / rrr ) 、
本発明の化合物33(0,1g/n?) 、塗布助剤と
して、次の3つの界面活性剤、安定剤、およびマン!・
剤を含む保護層を塗布し、乾燥した。(サンプル901
)。
界面活性剤          添加量(mg/イ)C
H2COOC6HI z ■ ClIC0OC61+13            3
7SO,Na Cl1F 、 、SO□NCH2C00K      
     2.53H7 皮定剋 チオクト酸 ヱヱ上剋 ポリメチルメタクリレート9.0 (平均粒径2.5μ) なお本発明の化合物33は、次の手順で、分散物を作成
して用いた。
I液 化合物33            0.8gジメチル
ホルムアミド       3.0mρクエン酸   
          0.05 g1120     
          22 mfl■ 液 ゼラチン             2.2g1120
               20m140℃でH液
を撹拌しながら、I液を少しづつ添加する。完成液のp
Hは5.4であった。
サンプル901 と同様にして化合物33を化合物34
.35.36.37に置き換えたサンプル902〜90
5を調製した。
(比較サンプルの作成) 1) 実施例9で化合物33を除いたサンプルを作成し
た(比較サンプルA) 2) 実施例9で化合物33の代りに次の水溶性紫外線
吸収染料(0,05g/ rrf )を用いた他は、同
様にして、比較サンプルBを作成した。
(性能の評価) (1)上記の7つのサンプルを、大日本スクリーン■製
明室プリンターP−607で、光学ウェッジを通して露
光し次の現像液で38°Cl2O秒現像し、通常の方法
で定着し、水洗、乾燥した。サンプルBとサンプル90
1〜905もハイライト部のuv光学濃度はサンプルA
と同しに低く、完全に脱色されていた。
現11d「口四方 ハイドロキノン           35.0gN−
メチル−p−アミノフェノール 0.8g1/2硫酸塩 水酸化ナトリウム         13.0g第三リ
ン酸カリウム        74.0g亜硫酸カリウ
ム           9Q、Ogエチレンジアミン
四酢酸       1.0g四ナナトリウム 塩化カリウム            4.0g5−メ
チルベンゾトリアゾール   0.6g3−ジエチルア
ミノ−1,2−15,0gプロパンジオール 水を加えて             11(pH=1
1.5) 感度は、比較サンプルAに対して、比較サンプルBはl
ogE値で0.42、本発明のサンプル901〜905
は、各々0.45.0.43.0,41.0,46.0
.45低くすることができた。実用上、サンプルBおよ
びサンプル901〜905の感度は適正領域であった。
(2)セーフライト安全性のテスト 上記7つのサンプルをセーフライトのUvカット蛍光灯
〔東芝■FLR−40S讐−DLX−NO/M )で4
00ルクスの下での安全な時間をテストした。比較サン
プルAが11分に対して、比較サンプルBが、22分、
本発明のサンプル901〜905は各々25分、23分
、20分、27分、24分の安全性を示した。
以上の(1)、(2)のテスト結果から、本発明の化合
物33.34.35.36.37はより有効に感度を適
正域まで低下させ、かつセーフライト安全性も高めるこ
とがわかる。
(3)調子可変性のテスト 上記7つのサンプルを、上記のプリンターで、平網スク
リーンを通して露光し、その他は(1)のテストと同様
に現像処理した。それぞれのサンプルに対して網点面積
が1:1に返えずことができる露光時間を決めたのち、
その露光時間の2倍、および4倍の露光時間の露光を行
ない、網点面積がどれだけ拡大するかを調べた。より大
きく拡大するほど調子可変性に優れていることを示す。
結果の一部を表−10に示した。表−10かられかるよ
うに、比較サンプルBは調子可変性が著しく低下するの
に対して、本発明のサンプル902は調子可変性が高い
。これは、比較サンプルBに用いた染料が水溶性、拡散
性のため、保存中に添加された層から、感光乳剤層まで
均一に拡散してしまっているため、露光時間を増やして
も、その染料ムこよるイラジェーション防止効果によっ
て網点面積の拡大が抑えられたためである。一方、本発
明の化合物34は、添加された層に固定されているので
、高い調子可変性を示している。
2倍露光  4倍露光 比較サンプルA     +6%   +10%比較サ
ンプルB     +3%   +5%(4)減力液に
よる汚染(スティン)の評価上記(3)で処理して得た
本発明のサンプル902のストリップを、次のファーマ
ー減力液に20°Cで60秒間浸漬して水洗、乾燥した
。その結果50%の網点面積の所が33%にまで減力さ
れ、かつ汚染(スティン)の発生も認められなかった。
ファーマー減力液 第1液 水        200滅 チオ硫酸ナト寡リウム  20 g 第2液 水        100mff1赤血塩  
      10 g 使用時に第1液:第2液:水 一100部:5部=100部 に混合する。
実施例10 色素供与性物質の固体分散法について述べる。
色素供与性物質(1)、(2)または(3) 10g、
電子供与体(HD−1) 7.2g、下記の界面活性剤
(a)  1.5gに1%ゼラチン水溶液200mN 
 を加え、約0.6mmの平均微粒子径を有するガラス
ピーズl00gによってダイノミルで20分間粉砕した
。ガラスピーズを口過分離して、水性分散物(平均粒径
0.6μm)を得た。
界面活性剤(a) 実施例3の色素供与性物質のゼラチン分散物に代えて上
記の色素供与性物質の固体分散物を用いる以外は実施例
3と同様にして感光材料1001を作った。
感光材料301と1001を45°C相対湿度60%の
条件で1週間保存した後、実施例3と同様に処理したと
ころ、感光材料1001は301に比べて保存後のDm
inの増加が少なく、固体分散法によって保存安定性が
高くなることがわかった。
実施例11 実施例3の感光材料301を露光後、感光材料の乳剤面
に15d/m2の水を供給し、色素固定材料と膜面が接
するように重ね合せたのち、室温で20秒間密着さセた
。その後85°Cで20秒間加熱して色素固定材料をひ
きはがした(この処理をBとする)。
これとは別に室温で20秒間密着させる代りに吸水した
膜の温度が50゛Cとなるように温度調節したヒートブ
ロックを用いて10秒間密着プレ加熱した以外は処理B
と全く同様に処理した(この処理をCとする)。
いずれの処理においても固定材料上にB、G、Rおよび
グレーの色像が得られたが、実施例3の処理に比べてD
minが低く良い画像のディスクリミネーションを得る
ことができた。
実施例12 実施例3の色素供与性物質のゼラチン分散物の調製法に
おいてトリシクロへキシルフォスフェートに代えて一般
式〔イ〕のオイル(イー2)、(イー5)、 (イー6
)、 (イー8)を各々同量用いる以外は同様にして色
素供与性物質のゼラチン分散物を作り、これを用いて実
施例3と同様にして感光材料1201.1202.12
03を作製した。
感光材料301.1201〜1203を45゛C相対湿
度60%で1週間保存した後、実施例3と同様に処理し
たところ、1201−1203は301に比べて保存後
のDminの増加が少ないことがわかった。
実施例13 実施例3の感光材料301において電子供与体EI)−
1に代えて下記の化合物(HD−1の酸化体)を用いる
以外は感光材料301と同様にして感光材料1301を
作成した。
感光材料301 と1301を45°C相対湿度60%
で1週間保存した後、実施例3と同様に処理したところ
、保存によるDminの増加は感光材料1301の方が
はるかに少なかった。
実施例14 実施例3の感光材料301において、色素供与性物質の
ゼラチン分散物を作製する際、本発明の色素供与性物質
(1)、(2)または(3)各々10gに加えて本発明
の現像抑制剤放出化合物(15) l gを併用する以
外は同様にして、感光材料1401を作製した。
感光材料1401を実施例3と同様に処理したところ、
Dminを低下さゼ、画像のディスクリミネーションを
改良する効果が認められた。
実施例15′ 実施例3の感光材料301の第1.3.5層を表11の
様にそれぞれ2つに分けた以外は実施例3記載の感光材
料301と同様の感光材料を作成した。
表11 第1.3.5の各0、U層における添加物の添加量を表
12に示す。
(以下余白) 上記各乳剤層に用いたハロゲン化銀剤は次光の通りであ
る。
ハロゲン化銀乳剤の調製方法について述べる。
乳剤(1a) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水100mQ中にゼ
ラチン25g、塩化ナトリウム4g、1.3−ジメチル
イミダゾリジン−2−チオン0.02gとを含み65°
Cに保温したもの)に下記(1)液を30分間かけて添
加した。また(1)液添加開始後10秒後から(It)
液を30分間かけて添加した。次に(1)液の添加終了
10分後から下記(III)液と(TV)?mとを同時
に等流量で30分間で添加した。
さらに(II)、(IV)液添加終了1分後に下記増感
色素A0.2 gをメタノール100戒と水100mR
の混合液に溶かした液を添加した。水洗、脱塩後ゼラチ
ン20gを加えpi+を6.1 、pAgを7.2に調
製した後、この乳剤にトリエチルチオ尿素と4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラザイデン
及び塩化金酸を用いて最適に化学増感を行った。このよ
うにして平均粒子サイズ0.7μmの単分散立方体乳剤
(la)600gを得た。
増感色素A (乳剤1b) 上記乳剤(1a)の(1)液添加終了後5分後に乙al ヘキサクロロイリジウム(I[[)酸カリウムの0.0
01%水溶液3.47を加えたほかは、乳剤1aと全く
同様にして平均粒子サイズ0.7μmの単分散乳剤(I
b) 600gを得た。
(乳剤2a) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800mf中にゼ
ラチン20g、塩化ナトリウム10g、臭化カリウム0
.3g、1.3−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン
0.03gとを含み、60’Cに保温したもの)に下記
(1)液を60分間かけて添加した。また、(1)液添
加開始5秒後に(II)液を60分間かけて添加した。
さらに(1)液添加開始15分後に下記増感色素80.
18gをメタノール150rrrRに溶解した液を添加
した。水洗、脱塩後、ゼラチン20gを加え、pH6,
4、pAg7.3に調製した後、この乳剤にトリエチル
チオ尿素と4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a
、7−テトラザインデンを加え57°Cで最適に化学増
感を行った。このようにして平均粒子サイズ0.65μ
mの単分散立方体乳剤(2a)640gを得た。
増感色素B R) 乳剤(2b) 増感色素溶液の中にヘキサクロロイリジウム(TV)酸
アンモニウムの0.0015%水溶液0.6ccを加え
た他は、(2a)と全く同様にして平均粒子サイズ0.
65μmの立方体単分散乳剤645gを得た。
乳剤(3a) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水52β中に石灰処
理オセインゼラチン1050 g、塩化ナトリウム70
gを含み75°Cに保温したもの)に下記(1)液と(
II)液を同時8分間かけて添加した。次いで増感色素
B(乳剤(2a)に記載)2.6gと、下記増感色素C
2,8gをメタノール5.21に溶解した液を、(It
)、(IV)液添加開始5分後から45分間かけて添加
した。その後(I[l)液と(IV)液を同時に40分
間かけて添加した。水洗、脱塩後、ゼラチン400gを
加えpl+6.0 、pAg8.0に調製した後、この
乳剤に1〜リエヂルチオ尿素と4−ヒドロキシ6−メチ
ル−1,3,3a、 7−テトラザインデン及び核酸分
解物を用いて最適の化学増感を行った。このようにして
平均粒子サイズ0.6μmの立方体乳剤(3a) 16
.4kgを得た。
増感色素C W+ (乳剤3b) ヘキサクロロイリジウム(II)酸カリウムの0.00
1%水溶液を(n)液に26m1、(IV)液に16m
1を加えたほかは、乳剤(3a)と全く同様にして平均
粒子サイズ0.6μmの立方体乳剤(3b)16.4k
gを得た。
乳剤(4a) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800 ml中に
ゼラチン20g、塩化ナトリウム6g、臭化カリウム0
.1g、IN硫酸4 ml、1.3−ジメチルイミダゾ
リジン−2−チオン0.03gとを含み72°Cに保温
したもの)に下記(I)液と(n)液を30分間かけて
同時に添加した。次いで(V)液を2分間かけて添加し
、さらに(III)液と(IV)tilを20分間かけ
て添加し、(III)、(IV)液添加終了直後に下記
増感色素D0.15gをメタノール150dに熔解した
液を添加した。
水洗、脱塩後、ゼラチン20gを加えpl+6.1、p
Hg 8.2に調整した後、この乳剤にチオ硫酸ナトリ
ウムと4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3゜3a、7
−テトラザインデン、及び微粒子乳剤A30gを用いて
62゛Cで最適に化学増感を行った。このようにして平
均粒子サイズ0.85μmの単分散14面体乳剤(4a
)640gを得た。
増感色素D (微粒子乳剤Aの作り方) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800 ml中に
石灰処理オセインゼラチン30g、臭化カリウム12g
、塩化ナトリウム8g、を含み35°Cに保温したもの
)に下記(1)液及び(II)液を同時に20分間かけ
て添加した。水洗、脱塩後、石灰処理オセインゼラチン
18gを加えてpH6,4、pAgl、5に調整して、
平均粒子サイズ0.9μmの微粒子乳剤A640gを得
た。
乳剤(4b) 微粒子乳剤Aの(It)液にヘキサクロロイリジウム(
IV)酸アンモニウムの0.001%水溶液30m2を
加えた微粒子乳剤Bを用いたほかは、乳剤(4a)と全
く同様にして平均粒子サイズ0.85μmの単分散14
面体乳剤(4b)640gを得た。
乳剤(5a) 良く撹拌したゼラチン水溶液(水610mfl中に石灰
処理オセインゼラチン20g、臭化カリウム12g、0
.03gとを含み70°Cに保温したもの)に下記(1
)液と(II)液を同時に60分間かけて添加した。水
洗、脱塩後、石灰処理オセインゼラチン7gを加えpl
+6.7 、pAg8.2に調整した後、この乳剤にチ
オ硫酸ナトリウムと塩化金酸を用いて60°Cで70分
間かけて最適に化学増感を行った。また、チオ硫酸すト
リウム添加71分後に下記増感色素E0.13gを含む
ゼラチン分散物を添加した。
このようにして平均粒子サイズ1.0μの単分散八面体
乳剤(5a)690gを得た。
(以下余白) 増感色素E 乳剤(5b) ■液にヘキサクロロイリジウム(I[l)酸カリウムの
0.001%水溶液1 、2 mlを加えたほかは、乳
剤(5a)と全く同様にして平均粒子サイズ1.0μm
の単分散乳剤(5b)690gを得た。
乳剤(6a) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800 ml中に
石灰処理脱イオン化ゼラチン20g、臭化カリウム1g
、25%のアンモニア7ccを含み50°Cに保温した
もの)に下記(1)液と(II)液を同時にp/Igを
一定に保ちながら50分間かけて添加した。次いで増感
色素E(乳剤5aと同し)0.15gをメタノール10
0戚に溶解した液を添加した。水洗、脱塩後ゼラチン2
8gを加えpHを6.5、pAgを8.5に調整した後
、この乳剤にチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸及び4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラザイ
ンデンを加え最適に化学増感を行った。このようにして
平均粒子サイズ1.2μmの八面体単分散乳剤(6a)
640gを得た。
乳剤(6b) (I)、(II ’)液添加開始後10分後に、ヘキサ
クロロイリジウム(I[l)酸カリウムの0.001%
水溶液0.8ccを添加した以外は、乳剤(6a)と全
く同様にして平均粒子サイズ1.2μmの八面体単分散
乳剤640gを得た。
上記感光材料1501.1502にタングステン電球を
用い、連続的に濃度が変化しているフィルターを通して
5000ルクスで1/10秒間露光した。
この露光済みの感光材料を線速20 mm/secで送
りながら、その乳剤面に15mf/n(の水をワイヤー
バーで供給し、その後直ちに受像材料と膜面が接するよ
うに重ね合わせた。
吸水した膜の温度が85°Cとなるように温度調節した
ヒートローラを用いて20秒間加熱した。
次に受像材料を感光材料から引きはがすと両方とも鮮明
なポジの色素画像が得られた。但し、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色とも1502の方が高いDmaにを示
した。
また、5000ルクスで1/10秒間露光したものと5
0ルクスで10秒間露光したものとの感度差は、イリジ
ウムを含有する乳剤を用いた1502の方が小さく、相
反則特性が改良されていることがわかった。
実施例16 透明なポリエヂレンテレフクレート支持体上に下記の層
を順次塗布し、感光材料1601を作った。
層〔同 a) 感光性ヨウ臭化銀乳剤(0,36gAg/ rr
i )b)ヘンシトリアゾール銀乳剤(0,18gAg
 / nT )C) 本発明による化合物51 (0,
27ミリモル/rd)とトリクレジルフォスフェート(
0,3g/ rtT )のゼラチン分散物 d)  1−フェニル−4−メチル−4−ステアロイル
オキシメチル−3−ピラゾリドン(0,27mmol)
とトリクレジルフォスフェート(0,1g/ボ)のゼラ
チン分散物 e) 下記構造の塩基プレカーサー(0,22g/%)
f) 下記構造の化合物(0,1g/rd)上記のa)
〜f)及びゼラチン(上記a)〜d)に含まれるゼラチ
ンも含めて1.2g/nf)を含む感光層 層(II) a)′上記塩基プレカーサー(0,35g/n()及び
ゼラチン(Ig/%)を含む保護層同様にして本発明の
化合物51を52におきかえる以外は上記と全く同様に
して感光材料16o2を作った。上記感光材料にタング
ステン電球を用い2000ルクスで1秒露光を施し、そ
の後160 ’Cに加熱した熱板上で45秒間加熱した
後乳剤層を物理的にひきはがしたところポリエチレンテ
レフタレートフィルム上にポジの画像が得られた。これ
らの画像濃度の測定値を表14に示した。
表14 このポジの画像に得られたフィルムを40°C180%
の湿度下で1週間経時さセたところ、画像のボケ、ニジ
ミ、スティンの増加などは全く認められず本発明の方法
は極めて安定な画像を与えることがわかった。
実施例17 ハロ ′ン i  のU 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水10100O中に
ゼラチン20gと塩化ナトリウム3gを含み60°Cに
保温したもの)に塩化ナトリウムと臭化カリウムを含有
している水溶液600 mlと硝酸銀水溶液(水600
m1に硝酸銀0.59モルを溶解させたもの)を同時に
40分間にわたって等流量で添加した。このようにして
平均粒子サイズ0.20μmの単分散立方体塩臭化銀乳
剤(臭素80モル%)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウム5mgと4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラサインデン
20mgを添加して60°Cで化学増感を行なった。乳
剤の収量は600gであった。
感   −1の言へ刊 トリクレジルホスフェート100gに下記のコポリマー
0.40g、還元剤ED−12,5gを溶解させた。こ
の溶液にハロゲン化銀乳剤40gを加えホモジナイザー
を用いて15000rpmで5分間撹拌し、感光性組成
物を得た。
(コポリマー) \ CI+3 マイクロカプセルゞの一す 上記感光性組成物中に、キシリレンジイソシアナートと
トリメチロールプロパンの付加物(タケネートDIIO
N 、武田薬品工業(株)製)50gを溶解させたもの
を、メチロセルローズ(信越化学(株)製)の4.0%
水溶液250gに加え、ホモジナイザーを用いて毎分5
000回転で1分間撹拌し、乳化した。この乳化物を毎
分1000回転の撹拌下、60°Cにて2時間反応させ
ポリウレア樹脂カプセルを得た(カプセルの平均粒子径
:10μm)。
色−ヒ4 のゼーチン\  の1111−シアンの色素
供与性化合物(3)を3.3g、トリクレジルホスフェ
ートを1.7g秤量し、シクロへキサノン8mlを加え
、約60°Cに加熱溶解させ、均一な溶液とした。この
溶液と石灰処理ゼラチンの10%溶液20gおよびドデ
シルヘンゼンスルホン酸ソーダ0.3gおよび水12m
2を撹拌混合した後、ホモジナイザーで10分間、11
0000rpにて分散した。この分散液をシアンの色素
供与性物質の分散物と言う。
盛光林料夏作製 上記シアンの色素供与性化合物(3)のゼラチン分散物
6.5gに水6gを加え40°Cに加熱し、この中に前
記マイクロカプセル液88gを加えて70μmのウェッ
ト膜厚で厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート
支持体上に塗布し乾燥させた。
さらにこの上に保護層として次の組成のものを30μm
のウェット膜厚で塗布し乾燥させて感光材料を作成した
イ)ゼラチン(10%水溶液)    30g口)酸化
亜鉛            9g(10%水性分散物
、平均粒子径0.2μm)ハ)1.2−ビス(ビニルス
ルホニルアセトアミド)エタン2%水溶液    5m
l二)水             60m1負案岡定
林粁夏作我 ゼラチン63g、下記材料の媒染剤130gとピコリン
酸グアニジン40gとを1300mffiの水に溶解し
ポリエチレンでラミネートした紙支持体上に45μmの
ウェット膜厚となるように塗布した後乾燥した。
媒染剤 更にこの上にゼラチン35g、1.2−ビス(ビニルス
ルフォニルアセトアミドエタン) 1.05gを800
mkの水に溶解した液を17μmのウェット膜厚となる
ように塗布乾燥し色素固定材料を作った。
感光材料を像様露光後、その乳剤面に10m1/ポの水
をワイヤーバーで供給し、その後色素固定材料と膜面が
接するように重ね合わせた。
吸水した膜の温度が90°Cとなるように温度調節した
ヒート−ローラーを用い、20秒間加熱した。次に色素
固定材料を感光材料からひきはがすと、色素固定材料上
に最高温度(Dmax) 1.60、最低濃度(Dmi
n) 0.24の鮮明なポジ像が得られた。
さらに感光材料を40°C相対湿度80%の条件下に1
週間保存した後、同様に処理したところ、Dmax、 
Dminは作成直後とほとんど変らなかった。
実施例18 次光の構成を有する感光材料1801を作成した。
*印の添加剤は特記しない限り実施例3の感光材料と同
じものを使用した。
(以下余白) 表15 表15 @き1) 表15 〔売き2) 支持体  (鶏列3の感光材料301と同じバンク層を
有するポリエチレンテレフタレート;厚さ160μ)感
光材料1801ど実施例3の受像材料とを用いて実施例
3と同様に処理したところムラのないカラー画像が得ら
れた。
実施例19 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
次の第1層から第14層を重層塗布したカラー写真感光
材料を作成し、試料1901とした。
(感光層組成) 以下に成分とg/rK単位で示した塗布量を示す。
なお、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を示す
第1層(アンチハレーション層) 黒色コロイド銀     −−−−−−m−−−−−−
−−−−−−−−0,30ゼラチン       −−
−−−−−−=−−−−−−−−−−〜−−2.50L
J V −1−−−−−’−・−−−−−−0,05U
 V −2−−−−=−−−−−−−−−−−−−0,
10U V −3−−−−m−=−−−−−−−−−−
−−−−0,10S o I v −1−−−−−−−
−−−−−−−−−0,10第2層(中間層) ゼラチン       −−−−−−−−−一−−−−
−−−−−−−−0,50第3層(低感度赤感層) 単分散沃臭化銀乳剤(AgI:、1モル%、立方体、平
均粒子サイズ0.3μm、 S / r =0.15)     −−−−−−−−
−−−−−−−−−0,50E x S −1−−−−
−−−−−−−1,40X10−’E x S−2−−
−−−−−−−−−6,00xlO−5ゼラチン   
    −−−−−−−−−−−−−−−−−0,80
E x C−1−−−−””−’−’−’−・−−−−
−−−0,20E x C−2−−−−−−一−−−−
−−−−−−−−0,10S o l v −2−−−
−−−−−−−−−−−−−−−0,10第4層(中感
度赤感層) 単分散沃臭化銀乳剤(Ag T : 2.5モル%、1
4面体、平均粒子サイズ0.45μm、S / r =
0.15)     −−−−−−−−−−−−−−−
−0,50E x S −1−−−−−−−−−−−−
1,60X10−3E x S −2−−−−−−−−
−−−6,0OX10−’ゼラチン       −=
−−−−−−一−−・−−−−−−−−1,00E x
 C−1−’−’−−・−・−−−−−−−−−−−−
−0,30E x C−2−−−−−−−−−−−−−
〜−−〜−−0.15S o l v−2−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−0,20第5層(高感度
赤感層) 単分散沃臭化銀乳剤(AgI=2.5モル%、14面体
、平均粒子サイズ0.60μm、S / r =0.1
5)     −−−−−−−−−−−−−−−−−−
−0,30E x S −1−−−−−−−−−−−1
,60xlO−’E x S −2−−−−一〜−−−
−−−6,0OX10−5ゼラチン       −=
〜−−−−−−−−−−−−− 0.70E x C−
1−−−−−−−−−−−−−−−一−−0,20Ex
C〜2      −−−−−−−−−−−−−一〜−
−0,10S o l v −2−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−0,12第6層(中間層) ゼラチン       −−−−−一−−−−−−−−
−−−−−−−−1,00Cp d −1−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−0,IS o I v−
1−−−−−−−−−−−−−−−0,03S o I
 v−2−−−−−−−−−−−−−−−−−−−0,
08S o I v −3−−−−−−−−−−−−−
−−−−−0,12Cp d −2−−−−〜−・−−
−−−m=−−〜−−−−−0,25第7層(低感度緑
感層) 沃臭化銀乳剤(Agr−3,0モル%、正常晶、双晶混
合、平均粒子サイズ 0.3μm)       −−−−−−−−−−−−
−〜−−−−−0,65E x S −3−−−−−−
−−−3,30X10−3E x S −4−−−−−
−−−−−1,50X10−’ゼラチン       
−−−−−−−−−−−−−−−−−−1,50E x
 M −1−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
0,10E x M −2−−−−−−−−−−−−−
−−0,25S o l v−2−−−−−−−−−−
−−−−−−−−0,30第8層(高感度緑感層) 平板状沃臭化銀乳剤(Ag I : 2.5モル%、直
径/厚み比が5以上の粒子が全粒子の投影面積の50%
、粒子の平均厚み0.15μm)−−−−−−一−−−
−−−−−〇、70E x S −3−−−−−−−−
−1,30X10−3E x S −4−−−−−−5
,00X10−’ゼラチン       −−−−−−
−−−−−−−−−−−−1,00E x M −3−
−−−−−−−・−=−0,25Cp d −3−−−
−−−−−−−−−−−−−−0,10Cp d −4
−−−−−−−−−−−−−−−0,05S o I 
v −2−−−−−−−−−−−−−−−−−−−0,
05第9層(中間層) ゼラチン       −−−−−−−−−−−−−−
−−−−一〜0.50第10層(イエローフィルター層
) イエローコロイド銀  −−−−−−−−−−−−−−
−−0,10ゼラチン       −−−−−−−一
−−−−−〜−−−−−−−−1,00Cp d −1
−=−−−−−−−−−−−−−−−0,05S o 
] v −1−−−−−−−−−=〜−−−−−−−−
−− 0.03S o I v −2−−−−−−−−
−−−−−−−−−−0,07Cpd −2−−m=−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−0,10第11
層(低感度青感層) 沃臭化銀乳剤(Ag I : 2.5モル%、正常晶、
双晶混合、平均粒子サイズ 0、7 a m )       −−−−−−−−−
−−−−−、−−−−−−−−−−0,55EχS −
5−−−−−−=−−−−−−1,00X10−’ゼラ
チン       −−−−−−−−・−−−−−−−
−−0,90E x Y −1−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−0,50S o ] v −2−−
−−−−−−−−−−−−−−−−0,10第12層(
高感度青感層) 平板状沃臭化銀乳剤(Ag I : 2.5モル%、直
径/厚み比が5以上の粒子が全粒子の投影面積の50%
、粒子の平均厚み0.13μm)−−−−−−−−−−
−−−−−−−−1,00E x S −5−−−−−
−−−−−−1,70X10−’ゼラチン      
  ・−−−〜−−−−−−−−−−−−−−−−−2
,00E x Y −1−−−−−−−−−−−−1,
00S o l v −2−−−−−−−−−−−−−
0,20第13層(紫外線吸収層) ゼラチン       −−−−−−−−一−−−〜−
−−−1,50U V −1−−−−−−−−−−−−
−−−−0,02U V −2−−−−−−−−−−−
−−−−−−0,04U、V −3−−−−−−−−−
〜〜−−−−−−−−−0,04Cp d−5−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−0,30S o
 I v−1−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−0,30Cp d−6−−−−−−−−−−−−−
−−−−−0,10第14層(保護層) 微粒子沃臭化銀(沃化銀1モル%、平均粒子サイズ0.
05μm)  −−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−一−−−0.10ゼラチン       〜−−−
−−−−−−−−−−−−−−−2,00H−1−−−
−−−−−−・−−−−−−−−0,30xS−1 xS−2 xS−3 So3SO3Na xS−4 xS−5 V−1 p (t)cat。
V−2 0■ (t)CJq V−3 0■ pd−1 0■ pd−2 ポリエチルアクリレート pd−3 pd−4 H Cpd−5 Cpd−6 03Na xC−1 0■ 〉〉〉 q          − ト セ 1]1 )                        
  Oo   0  1>             
              囚   ω   の  
 =試料1902において第10層の黄色コロイド銀の
かわりに、比較化合物として化合物Aを0.2g添加し
た以外試料1901と同様にして作成した。
化合物A IIr 試料1903の作製 試料1902において、第10層の化合物Aのかわりに
本発明の化合物1を等モル、さらに還元剤としてED−
7を0.30g、Cpd−1とともに用いた以外試料1
902と同様にして作成した。
得られた試料1901〜1903を白色光でウェッジ露
光後下記の処理工程を通した。
つ09 処理工程     時間     温度第一現像   
  6分     38°C水  洗      2分
     38°C反  転      2分    
 38°C発色現像     6分     38゛C
調  整      2分      38°C漂  
白      6分     38°C定  着   
   4分     38°C水  洗      4
分     38°C安  定      1分   
  25°C各処理液の組成は、以下の通りであった。
ニトリロ−N、N、N−4リ      2.0gメチ
レンホスホン酸・5ナ トリウム塩 亜硫酸ナトリウム           30gハイド
ロギノン・モノスルホ      20gン酸カリウム 炭酸カリウム             33g1−フ
ェニル−4−メチル−2,0g 4−ヒドロキシメチル−3 一ピラゾリドン 臭化カリウム             2.5gチオ
シアン酸カリウム         1.2gヨウ化カ
リウム            2.0m g水を加え
て             1000m j2pH9
,60 pHは、塩酸又は水酸化カリウムで調整した。
ニトリロ−N、N、N−)リ      3.0gメチ
レンホスホン酸・5ナ トリウム塩 塩化第−スズ・2水塩        1.Ogp−ア
ミノフェノール        0.1g水酸化ナトリ
ウム            8g氷酢酸      
          15m I!。
水を加えて             1000m 1
2pH6,00 p Hは、塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
犬fl劇象液 ニトリロ−N、N、N−)リ      2.0gメチ
レンホスホン酸・5ナ トリウム塩 亜硫酸すトリウム           7.0gリン
酸3ナトリウム・12水塩      36g臭化カリ
ウム             1゜0gヨウ化カリウ
ム             90mg水酸化ナトリウ
ム           3.0gシトラジン酸   
          1.5gN−エチル−N−(β−
メタ      I1gンスルボンアミトエチル) −3−メチル−4−アミノ アニリン硫酸塩 3.6−シチアオクタンー1.     1.0g8−
ジオール 水を加えて             1000100
OH11,80 pHは、塩酸又は水酸化カリウムで調整した。
エチレンジアミン4酢酸・2     8.0gすトリ
ウム塩・2水塩 亜硫酸ナトリウム            12g1−
チオグリセリン          0.4mj2水を
加えて             1000m 42p
 H6,20 pHは、塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
エチレンジアミン4酢酸・2     2.0gナトリ
ウム塩・2水塩 エチレンジアミン4酢酸・Fe     120g(1
)  ・アンモニウム・2水塩 臭化カリウム             100 g硝
酸アンモニウム            10g水を加
えて             1000m lp H
5,70 pHは、塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
チオ硫酸アンモニウム         80g亜硫酸
ナトリウム           5.0g重亜硫酸す
トリウム          5.0gpH6,60 9Hは、塩酸又はアンモニア水で調整した。
安定液 ホルマリン(37%)           5.0m
j2ポリオキシエチレンーp−モ     0.5ml
ツノニルフェニルエーテル (平均重合度10) pH8周整ゼず 得られた試料のイエロー及びマゼンタ濃度を測定した。
 本発明の試料1903は試料1901.1902に比
べて緑感層の感度が高く、又、イエロー色像のDmin
が低い。これは本発明の化合物がコロイド銀に比べて、
長波側の吸収の切れがよく、更に現像処理での脱色性が
化合物Aよりす(れているため残色が少ないことによる
ものであろう。
手続ネ…i]二書 昭和63年 5月231」 牛j晶午庁艮′醒  殿 1、 事イ1の表示 昭和62年特許願第319989号 2、 発明の名称 ハロゲン化銀感光材料 名称  (520)富士写真フィルム株式会社氏名 弁
理士 (8107)  佐 々 木  Wl  隆 (
ほか3名)5、 補正命令の日+1= (自 発)明細
書の1発明の詳細な説明」の項の記載を以l;の通りに
補正する。
(1)明細書、第44頁10行目の「好まシイ炭素」を
「好ましい炭素」と補正する。
(2)同書、第44頁12行目の r−CI−T i m e 5% P UGに」を「→
T1me+−T−PUGに」と補正する。
(3)同書、第63頁の化合物34の構造式をと補正す
る。
(4)同書、第65頁の化合物43の構造式を(5)同
書、第67頁の化合物49の構造式をと補正する。
(6)同書、第224頁のExS−3の構造式を「

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕で表される化合物を含むハロ
    ゲン化銀感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、EAGは還元性物質から電子を受けとる芳香族基
    を表す。R^1は水素原子または、置換基を表し、R^
    2は電子吸引性の基を表す。ただしR^1、R^2は互
    いにシス位でもトランス位でもよい。 R^3、R^4は各々水素原子または炭化水素基を表す
    。 ETGは電子伝達可能な基を表し、eは0または1を表
    す。 Timeは式中のR^3、R^4を担持する炭素原子と
    の開裂をひきがねとして後続する反応を介してPUGを
    放出する基を表し、tは0または1を表す。 PUGは写真的に有用な基を表す。
  2. (2)前記一般式〔 I 〕においてR^1が芳香族基、
    複素環基あるいは−Y^1−R^5で表される基(Y^
    1はヘテロ原子またはヘテロ原子基を表し、R^5は水
    素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表す)で
    ある特許請求の範囲第1項のハロゲン化銀感光材料。
  3. (3)前記一般式〔 I 〕においてR^2がアシル基、
    カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、
    スルホニル基、ニトロ基である特許請求の範囲第1項の
    ハロゲン化銀感光材料。
  4. (4)前記一般式〔 I 〕においてR^1が−Y^1−
    Y^2−R^6で表される基(Y^1、Y^2共にヘテ
    ロ原子またはヘテロ原子基を表し、Y^1、Y^2は互
    いに同じても異なっていてもよい。R^6は水素原子、
    脂肪族基、芳香族基または複素環基を表す)である特許
    請求の範囲第1項のハロゲン化銀感光材料。
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