JPH01155965A - 漆装飾材の製造方法 - Google Patents

漆装飾材の製造方法

Info

Publication number
JPH01155965A
JPH01155965A JP31308287A JP31308287A JPH01155965A JP H01155965 A JPH01155965 A JP H01155965A JP 31308287 A JP31308287 A JP 31308287A JP 31308287 A JP31308287 A JP 31308287A JP H01155965 A JPH01155965 A JP H01155965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lacquer
film
transfer material
adhesive layer
polyvinyl chloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31308287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2552515B2 (ja
Inventor
Yukio Okishio
沖汐 行雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Leather Cloth Co Ltd filed Critical Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Priority to JP62313082A priority Critical patent/JP2552515B2/ja
Publication of JPH01155965A publication Critical patent/JPH01155965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552515B2 publication Critical patent/JP2552515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は漆装飾材の製造方法であって、天然漆が有する
独特な深みのあシ、かつ重厚な芸術品的な美しさを具現
できる室内又は単剤用内装材の製造方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
天然漆(以下法という)皮膜は防虫、防腐力。
耐汚染性、耐薬品性に優れ、かつその「しつとシ」シた
肌感1重厚な光沢2色調のため日本古来から今日まで美
術工芸品や日用品として広く利用されて来た。しかして
従来該漆皮膜を用いる方法としては、 0) 木質材、金属等の素材表面に漆塗料を直接塗工す
る方法。
(2)紙2合成樹脂フィルムを離形材とじ該材上に漆塗
膜を形成し次いで該塗膜上に接着剤を塗布し、木質材、
金属、ガラス等に該接着剤で接合した後上記離形材を剥
離して製品を得る方法。
等が知られている。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら+11の方法は日本古来より伝統的に用い
られて来た職人的な工法であり、その塗工から製品を得
るためには複雑な工程を必要とし、製品−つ一つが別個
で高価なものとなシ、かつ漆塗料によってかぶれをひき
おこす等の問題を有しとても本発明の目的とする均質で
連続的な生産性を有する工業的製品を得ることが出来ず
、ましてや建築用、車輌用等の内装材としては用いるこ
とは困難である。
又(2)の方法は(1)の方法を更に改良し上記の被接
着素材に接着剤を介して漆塗膜層を形成する伝力方式を
用いるため一応工業的な生産方式による均質な製品の製
造が可能となり(1)の上記欠点は排除できるが、被接
着素材が木質材、金属。
大理石、ガラス等の特に柔軟性のない素材上に接合する
ものであり、又一応プラスチック素材にも一部適用も可
能であるが、これとても硬質のプラスチック被素材であ
シ、このため上記の如くその接合の方法は一般的なたん
に接着剤面で貼合せた後離形材を剥離するものであシ、
本発明の目的とする建材用、車輌用内装材、特に軟質ポ
リ塩化ビニル系樹脂シートを用いるものでは、その可塑
性に起因し、接合性、生産性に問題を生じる欠点を有す
る。
本発明は前述従来の諸問題を解決すべく鋭意研究の結果
、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート材を用い、これに漆
塗膜を転写する漆装飾材の製造方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はポリエステル樹脂フィルムを離形材とし、該材
上に50μ以下の厚みを有する漆皮膜層を形成し、更に
その上面に合成樹脂よりなる接着剤層を積層して転写材
を形成した後、核材を軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート
材上に。
その接着剤層面が接する様に載置し、次いでこれを上記
の離形材表面より加熱、加圧することにより両者を接合
一体化した後、離形材を剥離して天然漆よりなる表皮層
を形成する漆装飾材の製造方法である。
〔作用〕
以下本発明の製造方法について詳細に説明する。
本発明においては先ず離形材上に漆皮膜層を形成する。
その方法としてはグラビヤロールコーティング法、リパ
スーロ″−ルコーティング法。
バーコーターコーティング法、ドクターナイフコーティ
ング法等の一般に用いられているコーティング法のいず
れかを使用しその皮膜厚が5〜50μ好ましくは10〜
30μになる様に形成する。該皮膜厚が5μ以下では表
皮層として漆の有する漆塗シ本来の重厚な芸術的な美的
質感に欠け、又50μ以上では厚すぎるため核層を塗布
後の後記の乾燥時における硬化が不均一になシ又塗膜が
硬くなりすぎ柔軟性が欠如し、本発明の目的とする柔軟
性が要求される内装材として用いることが出来ない。又
本発明に用いる上記離形材としてはポリエステル樹脂か
らなる厚み20〜100μ、好ましくは25〜50μの
フィルムを用いる。これは前記の如く該フィルムを離形
材とした転写材を軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート材と
接着剤層を介して該離形材フィルム表面より加熱、加圧
するいわゆる熱ラミネート方式により接合転写するため
、該フィルムの材質はその加熱温度130℃〜200℃
、並びに圧力2〜8 kf/cm2の條件に適合するこ
とが肝要であシ、該樹脂以外の素材樹脂では耐熱性。
耐湿性、耐久性、並びにフィルムの引張り強度。
スリップ性等の作業性に問題があシ使用できない。又該
フィルム厚が20μ以下では前記の漆皮膜のコーティン
グ時にフィルムが薄すぎるためフィルムの皺に起因する
塗料の塗布ムラが生じやすく、父上記熱ラミネーション
時にフィルムの波皺のだめの転写皺が発生しやすく好ま
しくない。
父上記法皮膜層を形成する塗料としては天然漆より精製
された精製法単独か又は場合により塗膜形成増量剤とし
て桐油、アマニ油等の天然油脂、アルキッド樹脂、エス
テルガム、カシュー縮合樹脂等を天然漆に対し2〜20
重量%添加したものを用いる。又該塗料は着色もしくは
無着色の塗料を使用し、着色の場合には特に耐熱性、耐
候性に優れた顔料を適宜選択し添加して用いる。
次いで該塗料を上記詳述した如く離形材、にコーテイン
グ後温度20〜30’Cで相対湿度70〜80%の高湿
度条件を有する硬化乾燥室内で数百米単位のバッチ式懸
垂システムを用いて数時間から数十時間放置し、該漆塗
料を湿度(水分)の媒介による空気中の酸素の酸化反応
による三次元結合の硬化反応により硬化乾燥せしめ前記
の原皮膜層を形成せしめる。
次に上記の漆皮膜が硬化乾燥後核皮膜上に接着剤層を形
成する。該層形成方法はグラビヤロールコーティング法
、バーコーティング法、ドクターナイフコーティング法
、リバースロールコーティング法等の一般に用いられて
いるコーティング方式のいずれかを用いて接着剤を塗布
−する。該接着剤の塗布量は、該塗料の固形分付量で5
〜302/m2であシ、597m2以下の付量では後工
程におけるドライラミネーションによる上記転写材と軟
質ポリ塩化ビニル系シート材との一体接合に対する接着
強度が弱くなシ、又3017m”以上では厚すぎるため
皮膜が硬くなり製品の柔軟性に問題が生じ、かつ上記接
合加工時における上記加熱、加圧に対し該接着剤層が加
熱軟化せず、このため前記被転写材と充分に接合しない
ため問題を生じ、又加工作業効率も低下し好ましくない
。該塗料を塗布後続いてこれを加熱炉を用いて加熱乾燥
せしめ上記転写材を形成する。上記接着剤層は後工程に
おいて前述した如く被転写材である可塑剤を含有せる軟
質ポリ塩化ビニル系樹脂シート材の表面に熱ラミネート
法を用いて加熱、加圧して核層を加熱軟化溶融せしめる
ことKより接合一体化するため該接着剤はこの加熱温度
1300〜200℃で加熱軟化溶融し、上記軟質ポリ塩
化ビニル系樹脂シート材と前記漆皮膜との接合性が強固
であシ、シかも接合後上記軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シ
ート材と接合する。このため、その接合後核材に含有し
ている可塑剤がブリードしやすいため、これに起因する
接着力の低下を来さないことが肝要であり、このため該
接着剤層は耐熱性並びに耐ブリード性を有する非結晶性
で熱可塑性線状飽和高分子量のポリエステル系合成樹脂
もしくはポリウレタン系合成樹脂を単独か又は架橋剤、
場合によりこれに架橋促進剤を添加しで用いる。
次いで本発明では上、配転写材とは別個に被転写材であ
る軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート材を製造して用いる
。該シート材は軟質ポリ塩化ビニル系樹脂単独もしくは
基材として一般に壁。
車両用内装材に用いられている紙、難燃紙、織布2編布
、不織布、ガラスクロス、他のプラスチックシート等と
積層して用いる。該シート材の形成方法としてはカレン
ダー法、コーティング法、又は押出法のいずれかの方法
を用いてそのシート厚が0.05 mm −0,40m
好ましくは0.10〜0.30 +mになる様に形成す
る。該シート厚が0.05 tm以下では薄すぎるため
本発明の目的とする内装装飾材としては強度上の物性的
に弱く使用に耐え得ず、又0.40 ym以上では上記
の物性的な点では満足出来るが厚すぎるため重量的に重
くなシすぎ、かつ柔軟性に欠は内装用装飾材として用い
る場合施工性、風合的に問題が生じ好ましくない。
又該シート材に用いるポリ塩化ビニル系樹脂としては塩
化ビニルのホモポリマー以外に塩化ビニルとポリ酢酸ビ
ニル、ポリエチレン、ポリウレタン等との共重合体又は
塩化ビニルのホモポリマーとこれらの混合物であるが、
該シート材は前記した如く軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シ
ートを用いることが必須の構成要件であシ、この為、該
シート材の表面に接合する接着剤層には上記した如く特
定の耐可塑剤ブリード用のものを限定して適用するもの
であるが、か\る意味で該シート材に用いる可塑剤には
特に留意し、かつその柔軟性を保持するために液状可塑
剤としてはポリ塩化ビニル樹脂用汎用可塑剤をポリ塩化
ビニル樹脂100重量部に対し30〜80重量部を用い
る事が出来るが、特に耐ブリード性を考慮し耐ブリード
用高分子可塑剤、例えばポリエステル系可塑剤等を混入
し上記汎用の可塑剤の添加量を極力低減化するか、又は
固形内部可塑化剤として、塩化ビニル−ポリ酢酸ビニル
共重合体樹脂、塩化ビニル−ポリエチレン共重合体樹脂
、塩化ビニル−ポリプロピレン共重合体樹脂、塩化ビニ
ル−ポリウレタン共重合体樹脂、もしくはウレタン樹脂
単独等のいずれかの樹脂を選択して併用混入することに
より上記汎用可塑剤の添加量を極力低減化して用いるこ
とが好ましい。該シート材は着色シートを適用する外、
該シート材形成後その表面にグラビヤ印刷法、スクリー
ン印刷法等の一般的に用いられている印刷方法により印
刷模様を施す。この場合前記の転写材の原皮膜層には無
着色の透明皮膜を適用することにより本発明の漆装飾材
は漆皮膜の透明層を透して前記印刷模様が透視され。
その漆皮膜独特の重厚美と該印刷模様が複合化され更に
高い意匠性を有する内装材とすることが出来る。
次いで上記の如くして形成した軟質ポリ塩化ビニル系樹
脂シート材の表面に前記転写材の接着剤層を接する様に
載置し次いで熱ラミネート機を用いて上記転写材を13
0℃〜200℃好ましくは150℃〜180℃で加熱し
前記の接着剤層を加熱軟化溶融せしめるとともに2〜8
#/cWL2好ましくは4〜6 At/:m2の圧力で
加圧し連続的に上記両者を接合一体化する。上記の加熱
温度が130℃以下の場合は該接着層が充分軟化溶融せ
ず前記軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート材との接着力が
弱く、又200℃以上では接着性は充分満足出来るが軟
質ポリ塩化ビニル樹脂系シート迄が軟化変形し、いずれ
の場合も好ましくない。
又圧力が2#/cWL2では圧力か弱すぎるため両者の
接着性が不足し、又6 #/cWL2以上で接着性の点
では満足出来るが、圧力が強すぎるため前記転写材の離
形材フィルムが劣化し、又両者の接合時にスムース性に
問題を生じ連続的均一な接合が出来ず生産性に影響を与
えいずれの場合も好ましくない。かくして上記の両者を
接合した後、次いでこれを冷却し離形材フィルムを剥離
して漆装飾材を得る。
〔実施例1〕 離形材として厚さ約38μのポリエステル樹脂フィルム
を用い、該フィルム上にバーコーターを使用して無着色
の漆塗料を約10μ皮膜厚になる様コーティングした後
、これを温度的25℃で相対湿度が約75%の条件を有
する恒温恒湿室に入れ約10時間放置し、該漆塗料を酸
素による酸化反応により硬化乾燥せしめ原皮膜層を形成
した。次いで下記の配合Cで組成されたポリエステル系
ウレタン樹脂の2液架橋タイプの接着剤を100メツシ
ユの塗布ロールを付設したグラビア印刷機を用いて該接
着剤を上記漆皮膜層上にコーティングし、熱風乾燥炉中
で約110℃の温度で約2分間乾燥し固形分付量で約1
097m2の接着剤層を形成し、続いてこれを冷却して
転写材を形成した。
一方これとは別に被転写材を下記の如くして製造した。
即ち壁紙裏打用難燃紙〔山陽国策パルプ■製ニア0AF
−10)上に下記配合組成物Aを用いてカレンダー法に
よりシート厚約 。
0.18mの軟質ポリ塩化ビニルシートを積層し、該7
一ト表面に下記配合組成を有する塗料配合Bを用いて黄
銀色の花柄のプリント模様を付与して被転写材を製造し
た。次いで上記のそれぞれ別個に製造した被転写材の印
刷模様を施した軟質ポリ塩化ビニル樹脂層の上面に上記
転写材の接着剤層を接する様に載置しつつ、加熱金属ロ
ールとゴムロールを有する熱ラミネート機を用いて該金
属ロールの表面温度を約160℃、圧力的5 H/cr
n2、スピード約10ffl/分の条件で上記転写材の
離形材が該加熱金属ロール面に接する様に上記両ロール
間隙を通過せしめ前記画材を連続的にラミネートし完全
に溶着接合して一体化した積層体とし、続いてこれを冷
却後上記転写材の離形材を剥離して製品を得た。得られ
た製品は極めて柔軟性に富みかつ施工性が良好であり、
しかも軟質ポリ塩化ビニル樹脂層表面に印刷された花柄
プリント模様が法衣皮層表面より透視することが出来る
ため、原皮膜固有の独特の重厚で奥深い芸術美的性とプ
リント柄を複合した極めて価値感の高い壁装用内装材を
得た。
〔塗料配合B〕
〔接着剤配合C〕 〔実施例2〕 目付85 ?/m”のポリエステル繊維不織布を基材と
しこれに一般ビニルレザーに用いられる下引塗料をコー
ティングしこれにカレンダーを用いて下記配合組成りを
有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを厚み約0.18
■で積層成形し被転写材とした。これとは別に転写材と
して実施例1と全く同様の方法を用いて離形材として厚
み約38μのポリエステルフィルム上に顔料を添加して
朱色に着色した漆皮膜を厚み約30μになる様に形成し
た後、更に該層上に下記配合Eを有するポリエステル系
樹脂架橋タイプの接着剤を固形分付量で約10 f/m
2になる様に塗布積層しこれを乾燥せしめ被転写材を形
成した。しかる後上記の画材を実施例1と全く同様の熱
ラミネート方式を用いその加熱ロールの温度が約170
℃、圧力が約54/cm2のラミネート条件で熱ラミネ
ートし冷紗後上記転写材のポリエステルフィルムを剥離
し製品を得た。得られた製品は朱単色の法衣皮を有する
実施例1と同様の重厚感に富み優れた意匠性と軽量でか
つ柔軟性を併有し施工性良好な自動車用内装材として秀
でた製品であった。
〔軟質ポリ塩化ビニル樹脂配合D〕
〔接着剤配合E〕 〔発明の効果〕 以上の如く本発明は軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート表
面に漆皮膜を形成するに当シ、ポリエステル樹脂フィル
ムを離形材とし、これに漆皮膜を形成し、該漆皮膜を軟
質ポリ塩化ビニル系樹脂シート表面上に加熱、加圧して
転写するものであるから簡単、かつ連続的に製造するこ
とができ、従って高効率的であシまた安価に製造するこ
とができる。
また、得られた製品は極めて柔軟性に富み、かつ軽量で
施工性に優れ、漆皮膜の有する優れた防虫、防腐、耐汚
染性及び耐薬品性等の物性を具備し、しかもその脱感、
重厚な光沢と色調を有し、室内装飾材、車輌用装飾材と
して使用することによって、日本古来より伝承されてき
た工芸的、美術的な高貴な意匠性を具現することができ
る。
手続補正書(自発) 昭和63年 1月18日 昭和62年特許願第313082号 2 発明の名称 漆装飾材の製造方法 3 補正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエステル樹脂フィルムを離形材とし、該材上に
    50μ以下の厚みを有する天然漆皮膜層を形成し、更に
    その上面に合成樹脂よりなる接着剤層を積層して転写材
    を形成した後、該材を軟質ポリ塩化ビニル系樹脂シート
    材上にその接着剤層面が接する様に載置し、次いでこれ
    を上記の離形材表面より加熱、加圧することにより両者
    を接合一体化した後、離形材を剥離して天然漆よりなる
    表皮層を形成することを特徴とする漆装飾材の製造方法
    。 2、上記の接着剤層が耐熱性を有するポリエステル系合
    成樹脂又はポリウレタン系合成樹脂よりなり、かつその
    軟化温度が100〜180℃であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の漆装飾材の製造方法。 3、上記の加熱温度が130〜200℃で圧力が2〜8
    kg/cm^2であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の漆装飾材の製造方法。
JP62313082A 1987-12-10 1987-12-10 漆装飾材の製造方法 Expired - Lifetime JP2552515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62313082A JP2552515B2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10 漆装飾材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62313082A JP2552515B2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10 漆装飾材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155965A true JPH01155965A (ja) 1989-06-19
JP2552515B2 JP2552515B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=18036967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62313082A Expired - Lifetime JP2552515B2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10 漆装飾材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552515B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04241943A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Riken Viny Kogyo Kk メンブレンプレス成形用ポリ塩化ビニルシートの製造方法
JP2011098261A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Tsujita Urushiten:Kk 漆塗膜の形成方法及び漆シート並びにこの漆シートを用いた漆塗膜形成体
JP2014104990A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Koa Glass Kk 漆模様ガラス容器および漆模様ガラス容器の製造方法
JP2023061864A (ja) * 2021-10-20 2023-05-02 株式会社セミナリオ 室温ナノインプリンティングを応用した表面微細構造漆フィルムの生成および表面微細構造漆フィルムを使用した漆製品の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04241943A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Riken Viny Kogyo Kk メンブレンプレス成形用ポリ塩化ビニルシートの製造方法
JP2011098261A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Tsujita Urushiten:Kk 漆塗膜の形成方法及び漆シート並びにこの漆シートを用いた漆塗膜形成体
JP2014104990A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Koa Glass Kk 漆模様ガラス容器および漆模様ガラス容器の製造方法
JP2023061864A (ja) * 2021-10-20 2023-05-02 株式会社セミナリオ 室温ナノインプリンティングを応用した表面微細構造漆フィルムの生成および表面微細構造漆フィルムを使用した漆製品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2552515B2 (ja) 1996-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105992694A (zh) 装饰片材以及使用其的装饰部件
JPH11129426A (ja) 化粧シート
JP2598904B2 (ja) 化粧シート
JPH01155965A (ja) 漆装飾材の製造方法
JP3900321B2 (ja) 化粧シート被着体
JP3853427B2 (ja) 化粧シートおよびこれを用いた化粧板
JPS591111B2 (ja) 化粧板の製造法
JP3841894B2 (ja) 化粧シート
JP2678835B2 (ja) 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法
JPH1199597A (ja) ポリオレフィン系樹脂化粧シートおよびその製造方法
JP2868565B2 (ja) 化粧材の製造法
JPH01146742A (ja) 裏面に接着剤層を有する化粧シートおよびその製造方法
JPH07112502A (ja) 発泡内装材及びその製造方法
JPS5940776B2 (ja) 装飾ガラスの製造方法
JP3888909B2 (ja) 化粧シートの製造方法
JP2773237B2 (ja) 化粧材の製造方法
JP3062323B2 (ja) 化粧シートの製造方法
JP3425245B2 (ja) 光輝性化粧板の製造方法
JPS5847982B2 (ja) エンボス化粧材の製造方法
JPH11291412A (ja) 化粧シート
JPS58145448A (ja) 化粧金属パネルの製造法
JP2611787B2 (ja) 裏面に感熱型の接着剤層を有する化粧シートの製造方法
JPH0114475Y2 (ja)
JPH03120045A (ja) 化粧フィルムの製造方法
JPH07117183A (ja) 複合化粧シート及びその製造方法