JPH01146742A - 裏面に接着剤層を有する化粧シートおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、家具等の表面仕上げ工程で利用される化粧シ
ートおよびその製造方法に関するものであり、化粧板用
基材に対して熱圧のみによって貼着される、すなわち、
裏面に熱圧によって接着特性を発揮する接着剤層を有す
る化粧シートおよび該化粧シートを得る方法を提供する
ものである。

［従来の技術］ 化粧シートと化粧板用基材とを接着することによって、
意匠特性において優れた作用を奏する化粧板を得る方法
には、 り化粧シートと化粧板用基材との接着に際して、化粧シ
ート裏面または化粧板用基材表面に接着剤を塗工し、引
き続いて、加熱、加圧を施すことによって化粧板を得る
方法、２）　押し出し機によりてフィルム状に押し出さ
れた樹脂層を化粧シートの裏面に積層することによって
、裏面に接着剤層を有する化粧シートを得た後、これを
熱圧によって化粧板用基材に貼着することによって化粧
板を得る方法、 等が存する。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、前記従来の化粧シートと化粧板用基材との積
層体からなる化粧板の製造方法において、前記１）項に
説明した方法によるものは、化粧板の製造時に接着剤の
塗布機が必要なため、製造工程が大掛かりになる、 化粧板の製造時に接着剤を硬化させるための時間を要す
ることから、化粧板の製造効率が良くない、 得られる化粧板に、接着不良に起因する皺や膨れ等の発
生があり、外観の不都合な化粧板が製造され易い、 等の弊害が生じ、 また、前記２）項に説明した方法によるものは、化粧シ
ートの裏面に形成されぞいる接着剤層が、１度フィルム
状とされた樹脂層が化粧シート裏面に貼着されているも
のであるから、化粧シートと接着剤層との間の接着力が
弱い、化粧シート裏面の接着剤層は、押し出し適性を有
している樹脂、すなわち、溶融粘度の高い樹脂（一般的
には１０００００　ｃｐｓ以上）で構成されているもの
であるから、該樹脂による接着剤層の有する熱溶着能を
利用して化粧シートと化粧板用基材とを貼着する際には
、高温度が必要となり、経済的でないばかりでなく温度
管理が煩わしい、 化粧シート裏面の接着剤層は、樹脂が溶融されて１度フ
ィルムとされたものが化粧シートに積層されているもの
であるから、接着剤層を薄肉にすることが出来なく、所
望する物性の接着剤層を具備する化粧シートが得られな
い、等の欠点を有しており、 更にまた、従来の化粧シートと化粧板用基材とを接着す
ることによって得られた化粧板は、該化粧板における接
着剤層の部分が透明なフィルム状を呈しているものであ
ることから、化粧板を小口にカットした際、あるいは、
化粧板に傷がはいフた際等には、前記接着剤層の存在が
目立って、体裁が悪くなるといった問題も有している。

これに対して木筆１の発明は、前記従来の化粧シートを
使用して化粧板を得る際におけるような欠点を伴うこと
なく、体裁の良好な化粧板を容易に製造し得る化粧シー
トで、しかも、化粧板用基材と接着されて化粧板を小口
にカットした際、あるいは、化粧板に傷がはいった際等
にも、化粧シートと化粧板用基材との間の接着剤層の存
在が目立つようなことが無く、体裁が悪くなるといった
問題を生ずることのない化粧シートを、また、木筆２の
発明は、前記計時性を有する化粧シートを、容易、かつ
、確実に得られる方法を提供するものである。

［問題点を解決するための手段］ 木筆１の発明の裏面に接着剤層を有する化粧シートは、
化粧紙と該化粧紙の裏面に形成されている接着剤層とか
らなるものであり、しかも、前記接着剤層が着色剤を含
有しているものである。

また、木筆２の発明の裏面に接着剤層を有する化粧シー
トの製造方法は、化粧紙の裏面に、着色剤を含有してい
る樹脂液をダイレクト法にて塗工し、次いで、固化させ
ることによって着色剤を含有している接着剤層を形成す
ることからなるものである。

前記構成からなる木筆１の発明および木筆２の発明にお
いて、接着剤層が設けられる化粧紙としては、例えば、
２０〜７０ｇ／ｍ”程度の建材用プリント原紙、２０〜
７０ｇ／ｍ’程度の含浸樹脂内填紙たる紙間強化紙、６
０〜２００ｇ／ｍ’程度の合成樹脂含浸建材用プリント
紙等からなる化粧紙用原紙に、例えば、油脂類。

合成樹脂類、セルロース話導体、ゴム話導体等をビヒク
ルとする印刷インキによる印刷を、グラビア、オフセッ
ト、凸版、インキジェット。

シルクスクリーン等の印刷手段で形成した化粧紙、更に
は、前記化粧紙に樹脂膜による表面保護層を形成した化
粧紙等、すなｔち、従来の化粧紙がそのまま使用される
ものである。

なお、化粧紙の表面における前述の表面保護層は、化粧
紙の表面に、例えば、アクリル変性ウレタンやポリエス
テル変性ウレタン等のウレタン樹脂、アミノアルキド樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル変性樹脂、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、メラミンアルキド樹脂、エポキシ
樹脂、ジアルルフタレート樹脂等を、ナチュラルロール
コート、グラビアコート、エアーナイフコート、リバー
スロールコート、バーコード。

フローコート、スプレーコート等の塗工方法にて、２〜
３０ｇ（固形成分）７ｍ２、好ましくは、２〜１０ｇ（
固形成分）７ｍ２に塗布、乾燥することによって、ある
いは、既製の樹脂フィルムを接着する等して、容易に得
られるものである。

また、前記化粧紙用原紙には、着色原紙を使用すること
も出来、また、接着剤層が設けられる化粧紙の隠蔽性が
不完全であったり、あるいは、隠蔽性が不完全な部分を
有していたりする場合には、本発明の化粧シートにおい
ては、接着剤層における着色剤に起因する呈色が化粧紙
における前記隠蔽性の不完全な部分を通して視認される
ため、立体感に富む意匠特性に優れた作用を奏する化粧
シートとなるものである。

前記化粧紙の裏面における接着剤層は、例えば、有機質
顔料、無機質顔料、または染料等の着色剤を含有する樹
脂層であり、例えば、熱溶融状態で使用される接着剤層
形成用の樹脂としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル
系共重合体、ポリエチレン、低分子量ポリエチレン、ア
タクチックポリプロピレン、ポリアミド、ポリスチル、
スチレン−ブタジェンブロック共重合体、スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体。

ポリ酢酸ビニル、エチレンエチルアクリレート。

ＥＶＡ−アジドターポリマー、ポリカーボネート、ポリ
ビニルエーテル、ポリウレタン、ポリアセタール、ポリ
イソブチレン、ブチルゴム等に代表される熱可塑性樹脂
であり、また、溶剤溶液状態で適用される樹脂としては
、例えば、ビニル系、アクリル系、ポリアミド系、エポ
キシ系、ゴム系、ウレタン系等に代表される樹脂であり
、更には、加熱または紫外線照射もしくは電子線照射等
の後処理によってポリマー化するタイプのモノマーやプ
レポリマーからなるところの常温において液状を呈する
樹脂をそのまま使用する例としては、不飽和ポリエステ
ル、メラミン、ポリエステル（メタ）アクリレート、ウ
レタン（メタ）アクリレート、エポキシ（メタ）アクリ
レート、ポリエーテル（メタ）アクリレート、ポリオー
ル（メタ）アクリレート、メラミン（メタ）アクリレー
トもしくはシリコーン（メタ）アクリレート等の接着剤
またはホットメルト接着剤等が利用される。

接着剤中における着色剤は、染料、有機質顔料８無機質
顔料、金属粉等であり、これらのうち、接着剤層が果す
隠蔽性能や、接着剤層形成時における着色剤のマイグレ
ーションの発生の抑制の観点から、無機質顔料が最も好
適である。

これら着色剤は、通常の方法により接着剤層形成用の樹
脂中に分散もしくは溶解されて化粧紙の裏面に塗工され
る。なお、接着剤層形成用樹脂を溶剤に溶解して使用す
るとぎは、着色剤を樹脂溶液中に添加して攪拌もしくは
混練するだけで着色剤が分散もしくは溶解するので、着
色が簡便に行なえる。

なお、接着剤層中における樹脂と着色剤との混合割合は
、着色剤が顔料の場合で、樹脂１００ｍｍ部に対して着
色剤１０〜２００重量部であり、ｔｏｇ量部床部未満着
色効果が不充分であり、２ｏＯＩｉｆｆｉ部を超えると
接着剤層の接若性能が低下する上、溶解粘度の上昇に伴
う作業効率の低下が生ずる。より好ましい添加量は１０
〜１００重量部である。　　。

なおまた、接着剤層中における着色剤は、該着色剤の色
調が化粧紙における全体の色調と同一か、もしくは類似
する色調を前記接着剤層が呈するようなものを利用する
のが最も好ましい。

木筆２の発明方法は、化粧紙の裏面に着色剤を含有して
いる樹脂液をダイレクト法によって塗工することによっ
て前記接着剤層を形成するものである。

木筆２の発明にハいて、接着剤層形成用の樹脂液が熱溶
融状態の熱可塑性樹脂液の場合には、化粧シート裏面に
、スロットオフィスコーターまたはロールコータ−によ
って前記樹脂液を塗工する、すなわち、前記熱可塑性樹
脂を溶融状態からフィルム化することなく、熱溶融状態
を維持させたままで化粧シート裏面に塗工するものであ
り、通常、１ｏ　〜５０　ｇ　（ｄｒｙ）／ｍ’、好ま
しくは、２０〜３０　ｇ　（ｄｒｙ）／ｍ２程度に塗工
した後、冷却、固化することによって、接着剤層を形成
するものである。また、接着剤層形成用の樹脂液が溶剤
型樹脂の溶剤溶液の場合には、例えば、グラビアロール
コーティング、ドクターブレードコーティング、リグ１
−スコーテイング等のコーティング方法で、一般的には
、１０〜５０　ｇ　（ｄｒｙ）／ｓ’、好ましくは、２
０〜３０ｇ（ｄｒｙ）／ｍ’程度に塗工した後、加熱、
乾燥することによって接着剤層を形成するものであるが
、着色剤として顔料を使用する場合の着色剤の分散のし
易さ、その混入し得る量、塗工精度等の点において、グ
ラビアロールコーティングによる塗工方法が最も好適で
ある。

更に、木筆１の発明や第２の発明において、接着剤層中
に含有される着色剤が無機質顔料の場合には、 ｌ）塗工に使用される樹脂液の取り扱い特性を付与する
、 ２）樹脂液の粘度を好適なものにする、３）接着剤層に
滑り特性やアンチブロッキング特性をもたらす、　　　
　− ４）　接着剤層における収縮性を低減させ、該層に亀裂
が発生するのを防止する、 ５）　化ｍ紙裏面と接着剤層との間の接着不良を防止す
る、 ６）化粧紙中への樹脂塗工液の過度の浸透を防止する、 ７）得られる接着剤層の耐熱性を向上させる、等の作用
をも果すものである。

［実施例］ 以下、本発明の裏面に接着剤層を有する化粧シートおよ
びその製造方法の具体的な構成を製造実施例に基づいて
説明する。

実施例１ 坪量２３ｇ／ｍ”の着色薄葉紙からなる建材用プリント
原紙に、通常のグラビア印刷法にて木目模様の印刷を行
ない、次いで、前記印刷面に、硬化型ウレタン樹脂［Ｕ
Ｍ−５６：諸星インキ（株）］を、グラビア印刷機で、
５ｇ（固形成分）７ｍ２の割合で塗布し、三れを硬化さ
せることによって、表面保護層を有する印刷模様紙から
なる化粧紙を得た。

しかる後に、前記化粧紙の裏面に、下記組−の接着剤層
形成用の樹脂液をグラビアコーティング方法÷、３０　
ｇ　（ｄｒｙ）／ｍ”の割合に塗工し、次いで、乾燥、
冷却することによっそ、目的製品そある、裏面に着色剤
を含有している接着剤層を有する化粧シートを得た。

着　　　　ン　　　の　　脂ｔ ポリアミド系樹脂　　　　　　１０６重量部［Ｂ５Ａ４
０　：諸層イン犀（株）］ 酸化鉄　　　　　ｔｏ１１量部 ベンジジンイエロー　　　　　　２ｏ重ｆｆｔ部溶　　
　　　剤　　　　　　　　　　　　　　　　３０！１ｉ
ｆｆｉ部［トルエン／イソプロパノ−ルー１／１３前記
得られた化粧シートは、印刷模様紙と接着剤層との間の
接着力が大きく、クロスカットテスト、およびビーリン
グテストの両テストによっても、印刷模様紙と接着剤層
との間の剥離は生じなかった。

更に、前記得られた化粧シートを厚さ１０ｍｎ＋のパー
ティクルボードに、前記化粧シートの裏面における接着
剤層を利用して、線圧５０Ｋｇ／ｃｍ、熱ロール温度１
５０℃、ロール速度１５　ｍ／１ｌｉｎ。

のロールラミネート法によりて熱圧接着し、前記化粧シ
ートによる化粧板を得た。

なお、前記化粧シートをパーティクルボードに熱圧接着
することによって得られた前記化粧板は、化粧シートと
パーティクルボードとの間の接着力が強く、しかも、化
粧板の表面層をなす化粧シート面には、皺や膨れの発生
が全く無く、更に、化粧シートとパーティクルボードと
の間の接着剤層が黄色に着色されており、このため、化
粧板を小口にカットした際には接着剤層の存在が全く目
立たず、しかも、化粧板の表面からは、接着剤層におけ
る着色が化粧紙を通して視認され、深みのある意匠特性
に優れた作用を奏するものであったン ［発明の作用、効果１　゛ 末弟１の発明の化粧シートは、化粧紙と該化粧紙の裏面
に形成されている接着剤層とからなり、しかも、前記接
着剤層が着色剤を含有しているものであり、また、末弟
２の発明の化粧レートの製造方法は、化粧紙の裏面に、
ｉ色剤を含有している樹脂液をダイレクト法にて塗工し
、次いで、固化させることによって着色剤を含有してい
る接着剤層を形成することによって、裏面に着色剤を含
有する接着剤層を有する化粧シ−トを得るものである。

しかして、前記構成からなる木筆１の発明の化粧シート
は、該化粧シートの裏面に、着色されている接着剤層を
有しているので、化粧板の製造時には、化粧板用基材に
対して化粧シートを加熱、加圧するだけで良く、接着剤
塗布機の必要が無いため、化粧板の製造工程が大掛かり
になるようなことが無く、化粧板の製造装置が簡略化さ
れるものであり、また、化粧板の製造時に接着剤を硬化
寄せるための時間を要することが無いため、化粧板の製
造効率が良く、しかも、得られる化粧板に、接着不良に
起因する皺や膨れ等を発生するようなことが無く、品質
の良好な化粧板が得られる等の作用、効果を奏するもの
である。

更にまた、前記本発明の化粧シートは、該化粧シートを
化粧板用基材と接着させることによりて得られた化粧板
が、該化粧板における接着剤層が着色されたフィルム状
を呈しているものであることから、化粧板を小口にカッ
トした際、あるいは、化粧板に傷がはいった際等におい
ても、前記接着剤層の存在が目立つようなことがなく、
体裁が良好であるという作用、効果をも奏するものであ
る。

また、木筆２の発明の方法においては、化粧シートの裏
面における接着剤層を、化粧紙の裏面に樹脂液をダイレ
クト法によって適用することによって形成する、すなわ
ち、接着剤層形成用の樹脂を、熱溶融状態で、または溶
剤溶液の状態で、さらには加熱等の後処理によってポリ
マー化するタイプの常温において液状を呈する樹脂を、
そのまま適用するもので、例えば、樹脂を溶融状態から
フィルム化させるような必要が無いので、押し出し適性
を有する樹脂を選択する必要がなく、溶融温度の低い樹
脂を選択。

使用して接着剤層を形成し得るため、得られた化粧シー
トを化粧板用基材に対して接着する際に仲、押し出し適
性を有する樹脂による接着剤層を有する化粧シートと比
較して、遥かに低温の熱圧接着条件でもって品質の良好
な化粧板を得ることのできる化粧シートが得られるもの
である。

また木筆２の発明方法で得られる化粧シートは、前述の
通り、樹脂液をそのままダイレクトに塗工し、次いで、
これを固化することによって形成されている接着剤層を
有するものであるから、押し出し通性を有する樹脂によ
りて、溶融押し出し成形機を通して形成されている接着
剤層を具備する化粧シートと比較して、化粧シート裏面
に対する接着剤層の浸透が良好であるため、化粧シート
と接着剤層との間の接着力が大きく、化粧板用基材に対
して化粧シートを適用する前に、接着剤層が化粧シート
裏面から１部分離するというようなことがなく、接着剤
層と化粧紙の裏面との間の密着不良が原因となる膨れや
皺の発生を伴うことの無い、品質の良好な化粧板を得る
ことの出来る化粧シートが得られるものである。

更に、木筆２の発明の製造方法で得られる化粧シートに
おける接着剤層は、前述の通り、樹脂液をダイレクトに
塗工し、次いで、固化させることによって形成されてい
るものであるから、例えば、溶融押し出し成形を利用し
て形成されている接着剤層に比較して薄肉の接着剤層を
形成し得るものであり、所望する物性の接着剤層を有す
る化粧シートが得られるものである。

更にまた、木筆２の発明の方法によって得られる化粧シ
ートは、該化粧シートの裏面に、着色すしている接着剤
層を有しているので、化ｉｌｔ板の製造時には、化粧板
用基材に対して化粧シートを加熱、加圧するだけで良く
、接着剤塗布機の必要が無いため、化粧板の製造工程が
大川かりになるようなことが無く、化粧板の製造装置が
簡略化され、また、化粧板の製造時に接着剤を硬化させ
るための時間を要することがないため、化粧板の製造効
率が良く、しかも、得られる化粧板に、接着不良に起因
する皺や膨れ等を発生するようなことが無く、しかも、
化粧シートを化粧板用基材と接着させることによって得
られた化粧板が、該化粧板における接着剤層が着色され
たフィルム状を呈しているものであることから、化粧板
を小口にカットした際、あるいは、化粧板に傷がはいっ
た際等においても、前記接着剤層の存在が目立つような
ことがなく、体裁が良好である等の作用を奏する化粧シ
ートが、容易、かつ確実に得られるという作用、効果を
も奏するものである。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）化粧紙と該化粧紙の裏面に形成されている接着剤
   層とからなり、しかも、前記接着剤層が着色剤を含有し
   ていることを特徴とする裏面に接着剤層を有する化粧シ
   ート。
2. （２）化粧紙が、表面に樹脂膜による表面保護層を有し
   ている特許請求の範囲第１項記載の裏面に接着剤層を有
   する化粧シート。
3. （３）着色剤が、有機質顔料、無機質顔料、または染料
   である特許請求の範囲第１項、または第２項記載の裏面
   に接着剤層を有する化粧シート。
4. （４）化粧紙の裏面に、着色剤を含有している樹脂液を
   ダイレクト法にて塗工し、次いで、固化させることによ
   って着色剤を含有している接着剤層を形成することを特
   徴とする裏面に接着剤層を有する化粧シートの製造方法
   。
5. （５）化粧紙が、表面に樹脂膜による表面保護層を有し
   ている特許請求の範囲第４項記載の裏面に接着剤層を有
   する化粧シートの製造方法。
6. （６）着色剤が、有機質顔料、無機質顔料、または染料
   である特許請求の範囲第４項、または第５項記載の裏面
   に接着剤層を有する化粧シートの製造方法。
7. （７）ダイレクト法にて塗工される樹脂液が、熱溶融状
   態にある熱可塑性樹脂液である特許請求の範囲第４項、
   第５項、または第６項記載の裏面に接着剤層を有する化
   粧シートの製造方法。
8. （８）ダイレクト法にて塗工される樹脂液が、樹脂の溶
   剤溶液である特許請求の範囲第４項、第５項、または第
   ６項記載の裏面に接着剤層を有する化粧シートの製造方
   法。
9. （９）ダイレクト法にて塗工される樹脂液が、加熱また
   は紫外線照射もしくは電子線照射によってポリマー化す
   るタイプのモノマーやプレポリマーからなるところの常
   温において液状を呈する樹脂による樹脂液である特許請
   求の範囲第４項、第５項、または第６項記載の裏面に接
   着剤層を有する化粧シートの製造方法。