JP7499134B2 - 電装品 - Google Patents

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Description

実施形態は、電装品に関する。
例えば、電装品は、装置の接続端子とCOF等の電子部品の接続端子を一直線に、ライン・スペースピッチを合わせた形状とし、熱圧着等により実装している。
近年、電装品は、高集積化によるドライバICの多チャンネル化やパッケージの小型化により、ライン・スペースピッチは微細化の一途である。この狭ピッチ化とそれに伴う接続部面積の縮小化により、オープン・ショートによる実装不良を招きやすくなっており、ドライバICの実装にも高い精度を要求せざるを得ない。また正常に実装された場合でも接続部の縮小による電気抵抗増、機械的強度減少による経年劣化といった問題が残る。また、電装品は、COFパッケージに限らず、FPC等のフレキシブル基板と回路基板との実装でも同様である。
特開2009-111017号公報
本発明が解決しようとする課題は、確実な実装を行うことができる電装品を提供することである。
実施形態の電装品は、第1接続端子と、第2接続端子と、を備える。第1接続端子は、3以上の異なる長さを有する複数の第1端子を有し、隣り合う前記第1端子の長さが異なる。第2接続端子は、3以上の異なる長さを有し、前記複数の第1端子とそれぞれ接続される複数の第2端子を有し、隣り合う前記第2端子の長さが異なる。前記第2接続端子が設けられる部材は、前記第1接続端子が設けられる第1部材よりも高い熱膨張係数を有する。中央の前記第1端子を除く前記複数の第1端子の端部は、前記複数の第1端子の主走査方向で前記中央の第1端子とは反対側に拡幅する。中央の前記第2端子を除く前記複数の第2端子の端部は、前記複数の第2端子の主走査方向で前記中央の第2端子側に拡幅する。
実施形態に係る電装品の構成を模式的に示す斜視図。 実施形態の電装品の第1接続端子及び第2接続端子の構成を模式的に示す説明図。 実施形態の第1接続端子及び第2接続端子と従来技術の第1接続端子及び第2接続端子とを比較して示す説明図。 実施形態の第1接続端子及び第2接続端子と従来技術の第1接続端子及び第2接続端子とを比較して示す説明図。 実施形態の第1接続端子及び第2接続端子と従来技術の第1接続端子及び第2接続端子とを比較して示す説明図。 第1実施例の第1接続端子及び第2接続端子の構成を模式的に示す説明図。 第1実施例の第1接続端子及び第2接続端子の熱膨張時の構成を模式的に示す説明図。 第3実施例の第1接続端子及び第2接続端子の構成を模式的に示す説明図。 第4実施例の第1接続端子及び第2接続端子の構成を模式的に示す説明図。 他の実施例の第1接続端子及び第2接続端子の構成を模式的に示す説明図。
(実施形態)
以下に、実施形態に係る電装品1の構成について、図1乃至図5を参照して説明する。また、各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示す。図1は実施形態に係る電装品1の構成を模式的に示す説明図であり、本実施形態は第1接続端子113及び第2接続端子123の接続に関する。図2は電装品1の第1接続端子113及び第2接続端子123の実施例の構成を模式的に示す説明図である。図3乃至図5は、実施形態の第1接続端子113及び第2接続端子123と従来技術の同接続部における第1接続端子213及び第2接続端子223とを比較して示す説明図である。なお、図3は、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223の接続前の例を示し、図4は、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223の正常接続の例を示し、図5は、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223のずれ接続の例を示す。
電装品1は、回路基板、駆動装置、駆動装置を駆動するドライバICが実装されたCOF、及び集積回路や半導体チップ等の電子部品同士を実装することで構成される。また、これら電子部品同士の実装は、接続端子を熱圧着等によって接続することで構成される。
電装品1は、例えば、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、ヘッドパーソナルコンピュータ、液晶表示装置、タブレット端末、POS(Point of Sale)端末等の各種装置に用いられる。
本実施形態においては、電装品1は、図1に示すインクジェットヘッドの例を用いて説明する。図1に示すように、電装品1は、駆動装置11と、単数又は複数のCOF(Chip on Film)12と、を備える。
駆動装置11は、例えば、アクチュエータ111と、配線パターン112と、第1接続端子113と、を備える。駆動装置11は、第1接続端子113がCOF12に接続され、COF12からの駆動信号に基づいて、アクチュエータ111が駆動される。
アクチュエータ111は、例えば、アクチュエータベース1111、アクチュエータ基板、フレーム1113、ノズルプレート1114、マニホールド等を備える。
配線パターン112は、導電材料により形成された導電箔等によりパターン形成されている。配線パターン112は、例えば、アクチュエータ111のアクチュエータベース1111及びアクチュエータ基板に設けられる。
図2に示すように、第1接続端子113は、例えば、アクチュエータベース1111に設けられる。図2に示すように、第1接続端子113は、配線パターン112に接続される。例えば、第1接続端子113は、COF12と同数がアクチュエータ111に設けられる。
図2に示すように、第1接続端子113は、複数の第1端子1131を有する。図2に示すように、第1端子1131は、先端に、COF12と接続される第1端部(端部)1132を有する。複数の第1端子1131は、一方向に一定の間隔で並んで配置される。複数の第1端子1131は、隣り合う第1端子1131の長さが異なる。具体的には、隣り合う第1端子1131の長さの差は、第1端部1132の長さ以上に設定される。また、ここで、第1端部1132の長さとは、第1端子1131の長手方向における第1端部1132の寸法を意味する。
具体例として、複数の第1端子1131は、3以上の異なる長さに形成され、隣り合う第1端子1131の長さが異なる配置で、一方向に並んで配置される。これにより、隣接する第1端部1132は、第1端子1131の並び方向(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)にずれて配置される。例えば、複数の第1端部1132は、鋸歯状、V字状又はこれらの組み合わせの形状に並んで配置される。
第1端部1132は、第1端子1131と同じ幅か、又は、第1端子1131の幅よりも広い幅に形成される。換言すると、第1端部1132を含む第1端子1131は、長手方向において一様に同じ幅に形成されるか、又は、端部(第1端部1132)が拡幅して形成される。
COF12は、回路基板121と、ドライバIC122と、第2接続端子123と、を備える。
回路基板121は、絶縁体1211と、配線パターン1212と、を備える。絶縁体1211は、ポリイミド等の絶縁材料により形成される。絶縁体1211は、第2接続端子123を保持する。絶縁体1211は、屈曲率が高いフィルム状に形成される。配線パターン1212は、絶縁体に導電材料により形成された導電箔等によりパターン形成されている。配線パターン1212は、ドライバIC122及び第2接続端子123に接続される。
ここで、第2接続端子123が設けられる絶縁体(部材)1211と第1接続端子113が設けられるアクチュエータベース(部材)1111とは、異なる熱膨張係数である。例えば、絶縁体1211を構成する材料は、アクチュエータベース1111を構成する材料よりも高い熱膨張係数に設定される。また、ここで、熱膨張係数とは、少なくとも線膨張係数である。
ドライバIC122は、例えば、集積回路がモールド剤又はアンダーフィル等の封止剤で封止されることで形成される。
第2接続端子123は、第1接続端子113と、熱圧着等により接続される。第2接続端子123は、複数の第2端子1231を有する。第2端子1231は、先端に、駆動装置11の第1接続端子113の対応する第1端子1131の第1端部1132と接続される第2端部(端部)1232を有する。
第2接続端子123は、第1端子1131と同数設けられる。複数の第2端子1231は、一方向に一定の間隔で並んで配置される。例えば、第2接続端子123は、第2端部1232を除く部位が、絶縁体1211によって覆われる。
複数の第2端子1231は、隣り合う第2端子1231の長さが異なる。具体的には、隣り合う第2端子1231の長さの差は、第2端部1232の長さ以上に設定される。また、ここで、第2端部1232の長さとは、第2端子1231の長手方向における第2端部1232の寸法を意味する。
具体例として、複数の第2端子1231は、3以上の異なる長さに形成され、隣り合う第2端子1231の長さが異なる配置で、一方向に並んで配置される。これにより、隣接する第2端部1232は、第2端子1231の並び方向(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)にずれて配置される。例えば、複数の第2端部1232は、鋸歯状、V字状又はこれらの組み合わせの形状に並んで配置される。
第2端部1232は、第2端子1231と同じ幅か、又は、第2端子1231の幅よりも広い幅に形成される。換言すると、第2端部1232を含む第2端子1231は、長手方向において一様に同じ幅に形成されるか、又は、端部(第2端部1232)が拡幅して形成される。
このように構成された第1接続端子113及び第2接続端子123は、対応する第1端子1131及び第2端子1231が接続されたときに、同じ長さとなり、端部1132、1232が接触するよう、対応する端子1131、1231の長さが設定される。
また、このように構成された駆動装置11及びCOF12は、第1接続端子113の複数の第1端子1131の第1端部1132と第2接続端子123の複数の第2端子1231の第2端部1232とが重ねられた状態で、熱圧着することで実装される。
次に、図3乃至図5を用いて、本実施形態に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の例を従来技術の例と比較して説明する。図3に示すように、従来技術の第1接続端子213及び第2接続端子223は、長さが同じ複数の第1端子2131及び第2端子2231を有する。このため、複数の第1端子2131の第1端部2132、及び、複数の第2端子2231の第2端部2232は、主走査方向において、並んで配置される。
なお、図3は、接続前の本実施形態及び従来技術の離間する第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223を示す。このような第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223は、図4に示すように、対応する第1端子1131、2131及び第2端子1231、2231の第1端部1132、2132及び第2端部1232、2232同士を重ねた後、熱圧着等を行うことで接続される。
なお、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223が主走査方向に所定の位置に存する場合であって、熱膨張の影響が少ない場合には、本実施形態及び従来技術ともに、図4に示すように、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223が正常に接続される。
これに対し、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223が相対的に主走査方向にずれると、図5に示すように、対応する第1端子1131、2131及び第2端子1231、2231同士が相対的に主走査方向にずれる、ずれ接続となる。図5に示すように、従来技術の第1接続端子213及び第2接続端子223においては、主走査方向に各端部2132、2232が並ぶため、対応する端子2131、2231と隣り合う端子2131、2231が接触する虞がある。これは隣接する端子同士が接触する端子ショートの要因となる。しかしながら、図5に示す本実施形態のように、隣接する端子1131、1231の端部1132、1232が副走査方向にずれても、端子1131、1231が対応する端子1131、1231と隣接する端子1131、1231から離間するため、隣接ショートが生じることを防止できる。
なお、ここで、第1接続端子113、213及び第2接続端子123、223が相対的に主走査方向にずれる例としては、第1接続端子113及び第2接続端子123が相対的に主走査方向にずれて配置された場合が挙げられる。また、他の例としては、熱圧着により第1接続端子113及び第2接続端子123が設けられる部材(アクチュエータベース1111、絶縁体1211)の熱膨張係数の違いにより一方の部材が他方の部材よりも膨張する場合が挙げられる。
このように構成された電装品1によれば、複数の端子1131、1231は、複数の端子1131、1231の並び方向(主走査方向)で隣接する端部1132、1232同士が該並び方向に直交する方向(副走査方向)にずれて配置される。よって、各接続端子113、123は、複数の端子1131、1231の同一行内の端部1132、1232の数が減り、端子間ピッチを緩和できる。ここで、同一行内とは、主走査方向で並ぶ端部1132、1232が副走査方向で同じ位置になることを意味する。このため、第1接続端子113及び第2接続端子123の対応する端部1132,1232同士を熱圧着等により接続するときに、隣り合う端部1132,1232が接触する隣接ショートを防止できる。
また、端部1132、1232を主走査方向に拡幅することで、端子1131、1231が接触する面積を確保できる。これにより、主走査方向に端子1131、1231がずれた場合でも対応する端子1131、1231同士の接触面積を確保できる。また、端部1132、1232は、機械的強度を確保できる。これらのことから、第1接続端子113及び第2接続端子123は、端子オープンの防止と電気抵抗の減少を図れる。
次に、このように構成された第1接続端子113と第2接続端子123の好適な例として、以下第1実施例乃至第4実施例を説明する。以下の説明において、説明の便宜上、第1接続端子113及び第2接続端子123の構成の説明において、「第1」及び「第2」を省略して説明する場合がある。
各実施例を示すために用いる各図において、説明の便宜上、第1接続端子113及び第2接続端子123は適宜、拡大、縮小又は省略して示し、また、各端子1131、1231の数等は図示する数に限定されず、適宜、省略し又は減少させて示す。また、以下の説明において、複数の端子1131、1231の並び方向を主走査方向、端子1131、1231の長手方向を副走査方向として、以下説明する。
(第1実施例)
以下、図6及び図7を用いて、第1実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の構成を説明する。図6は、第1実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の一例を模式的に示す説明図である。図7は、第1実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の一例を模式的に示すとともに、熱膨張時の第1端子1131及び第2端子1231の関係の一例を示す説明図である。
第1実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123は、例えば、中央の端子1131、1231を中心に左右がミラー反転する形状である。そして、複数の端部1132、l232は、中央の端子1131、1231を中心に、主走査方向で両側に、それぞれが異なる傾斜方向に並ぶことで、中央の端子1131、1231を中心にV字状に配置される。
具体的に説明すると、第1接続端子113の複数の第1端子1131は、主走査方向で中央の第1端子1131から主走査方向で両端部の第1端子1131に向かって漸次短く形成されるか、又は、漸次長く形成される。これにより、複数の第1端部1132は、V字状又は逆V字状に配置される。図6の例においては、複数の第1端子1131の中央が最も長く形成され、複数の第1端部1132がV字状に並ぶ例を示す。また、第1端部1132は、主走査方向で双方に拡幅する。
第2接続端子123の複数の第2端子1231は、主走査方向で中央の第2端子1231から主走査方向で両端部の第2端子1231に向かって漸次短いく形成されるか、又は、漸次長く形成される。これにより、複数の第2端部1232は、V字状又は逆V字状に配置される。図6の例においては、複数の第2端子1231の中央が最も短く形成され、複数の第2端部1232がV字状に並ぶ例を示す。また、第2端部1232は、主走査方向で双方に拡幅する。
このような第1実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、中央に位置する端子1131、1231が熱膨張の基準となる。即ち、熱圧着により第1接続端子113及び第2接続端子123を接続すると、図6に矢印で示すように、熱膨張によって第1接続端子113が設けられるアクチュエータベース1111よりも、第2接続端子123が設けられる絶縁体1211が主走査方向により膨張する。絶縁体1211が膨張することで第2端子1231が移動する。しかし、第2端子1231の移動方向に第1端子1131が存しないことから、第2端子1231が第1端子1131とショートすることを抑制できる。また、端部1132、1232を主走査方向に拡幅しておくことで、絶縁体1211の膨張によって第2端子1231が移動しても、第1端子1131の第1端部1132と第2端子1231の第2端部1232との接続を確保できる。即ち、第1実施例では、第1接続端子113及び第2接続端子123の端子ショート及び端子オープンが防止でき、電装品1の実装不良を抑制できる。
(第2実施例)
次に、図2を用いて、第2実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の構成を説明する。図2は、第2実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の一例を模式的に示す説明図である。なお、第2の実施例において、説明の便宜上、複数の端子1131、1231をいくつかの端子1131、1231をグループとして規定し、この端子グループ115、116、125、126を用いて説明する。
第2実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123は、中央の端子1131、1231を中心に左右がミラー反転する形状である。そして、複数の端子1131、1231のうち中央のいくつかの端子1131、l231からなる端子グループ115、125は、中央の端子1131、1231を中心に、主走査方向で両側に、それぞれ異なる傾斜方向で鋸歯状に並ぶことで、端子1131、1231が配置される。また、端子グループ115、125の主走査方向で両側に、端部1132、1232が鋸歯状に並ぶいくつかの端子1131、1231からなる端子グループ116、126が単数又は複数、図2では複数設けられる。
即ち、第2実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123は、中央の端子1131、1231を中心に、主走査方向で双方に、複数の鋸歯状に端部1132、1232が並ぶ。
各端部1132、1232は、主走査方向で双方に拡幅する。
このような第2実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、第1実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123と同様の効果を得られる。即ち、第2実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、中央の端子グループ115、125の中央の端子1131、1231が熱膨張の基準となる。よって、熱膨張により第2接続端子123が設けられる絶縁体1211が主走査方向により膨張しても、第2端子1231が移動する方向に第1端子1131が存しないため、端子ショートを防止できる。また、端部1132、1232を主走査方向に拡幅しておくことで、端子オープンが防止できる。よって、電装品1の実装不良を抑制できる。
また、第2実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、複数の端子1131、1231は、少なくとも3つの異なる長さに設定すれば構成できるため、第1接続端子113及び第2接続端子123の副走査方向の長さを短くできる。
(第3実施例)
次に、図8を用いて、第3実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の構成を説明する。図8は、第3実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の一例を模式的に示す説明図である。
なお、第3実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の端子1131、1231の並びは、第2実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123の端部1132、1232の並びと同じ例であるため、端部1132、1232の並びの説明は省略する。
複数の第1端部1132のうち主走査方向で中央の第1端部1132は、例えば、主走査方向で双方に拡幅する。複数の第1端部1132のうち、中央以外の複数の第1端部1132は、主走査方向において中央の第1端部1132側が拡幅し、そして、主走査方向において中央の第1端部1132側とは反対側が拡幅しない。
複数の第2端部1232のうち主走査方向で中央の第2端部1232は、例えば、主走査方向で双方に拡幅する。複数の第2端部1232のうち、中央以外の複数の第2端部1232は、主走査方向で中央の第2端部1232側とは反対側が拡幅し、そして、主走査方向で中央の第2端部1232側が拡幅しない。
このような第3実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、第2実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123と同様の効果を得られる。加えて、第3実施例の接続端子113、123は、熱膨張により第2接続端子123が設けられる絶縁体1211が主走査方向により膨張しても、各端部1132、1232は、対応する端子1131、1231の端部1132、1232に向かって拡幅する。
よって、膨張によって端子1131、1231が主走査方向で離間しても、対応する端部1132、1232同士の接続を確保できるため、より、端子オープンの防止と電気抵抗の減少が可能となる。また、対応しない端部1132、1232との距離を確保できることから、より、端子ショートを防止できる。第3実施例は、第1接続端子113が設けられる部材と第2接続端子123が設けられる部材との熱膨張率の差が大きい場合に、より好適である。
(第4実施例)
次に、図9を用いて、第4実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の構成を説明する。図9は、第4実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123の接続の一例を模式的に示す説明図である。
第4実施例に係る第1接続端子113及び第2接続端子123は、2つの異なる長さの端部1132、1232を有し、端部1132、1232は千鳥状に配置される。そして、複数の端部1132、l232は、第3実施例と同様に拡幅方向が規定される。
即ち、複数の第1端部1132のうち主走査方向で中央の第1端部1132は、例えば、主走査方向で双方に拡幅する。複数の第1端部1132のうち、中央以外の複数の第1端部1132は、主走査方向で中央の第1端部1132側が拡幅し、そして、中央の第1端部1132側とは主走査方向で反対側が拡幅しない。
また、複数の第2端部1232のうち主走査方向で中央の第2端部1232は、例えば、主走査方向で双方に拡幅する。複数の第2端部1232のうち、中央以外の複数の第2端部1232は、主走査方向で中央の第2端部1232側とは反対側が拡幅し、そして、主走査方向で中央の第2端部1232側が拡幅しない。
このような第4実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123によれば、上述した第3実施例の第1接続端子113及び第2接続端子123と同様の効果を得られる。
上述した実施形態に係る電装品1によれば、異なる長さの端子1131、1231を有する第1接続端子113及び第2接続端子123を設けることで、端子ショート及び端子オープンを防止し、確実な実装を行うことができる。
なお、実施形態は、上述した各実施形態及び各実施例に限られるものではない。例えば、上述した例では、第1端部1132及び第2端部1232を拡幅しないか、又は、拡幅する例を説明した。しかしながら、図10に示すように、第1端部1132及び第2端部1232の一方を拡幅する構成であってもよい。図10の例においては、第2端部1232が拡幅する構成を示す。
また、第1端部1132及び第2端部1232の一方を拡幅する場合には、主走査方向で一方に拡幅する構成であってもよい。即ち、熱膨張係数が相対的に低い部材に設けられる第1端部1132を拡幅する場合には、図8と同様に、主走査方向で中央の第1端子1131とは反対側に延びるように第1端部1132を拡幅すればよい。また、熱膨張係数が相対的に高い部材に設けられる第2端部1232を拡幅する場合には、図8と同様に、主走査方向で中央の第2端子1231側に延びるように、第2端子1232を拡幅すればよい。
また、上述した第2実施例及び第3実施例においては、中央の端子1131、1231の端部1132、1232を拡幅させる例を説明したが、中央の端子1131、1231は、熱膨張による影響を考慮する必要がないことから、中央の端子1131、1231の端部1132、1232のみを拡幅しない構成としてもよい。
また、熱膨張による影響は、主走査方向で両端の端子1131、1231がより大きくなることから、例えば、主走査方向で両端側の端子1131、1231の端部1132、1232を拡幅し、中央側の端子1131、1231の端部1132、1232を拡幅しない構成としてもよい。なお、拡幅することが好ましい端部1132、1232は、接続端子113、123が設けられる部材の熱膨張係数と形状から求められる。即ち、第1接続端子113及び第2接続端子123の端子1131、1231の長さ、端部1132、1232の位置及び拡幅の有無は、配置や熱膨張において、端子ショートや端子オープンが生じない構成であれば、適宜設定できる。
また、上述した例では、電装品1の例として、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、ヘッドパーソナルコンピュータ、液晶表示装置、タブレット端末、POS(Point of Sale)端末等の各種装置を挙げた。また、具体例として、電装品1は、駆動装置11及びCOF12の例を用いて説明した。しかしながら電装品1は、これら構成に限定されない。例えば、電装品1は、制御ボードとFPC(Flexible Printed Circuits)、FFC(Flexible Flat Cable)、COF等のフレキシブル基板とにより構成されていてもよい。また、電装品1をCOFとし、回路基板121とドライバIC122に接続端子113、123を設ける構成としてもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の電装品によれば、異なる長さの端子を有する第1接続端子及び第2接続端子を設けることで、確実な実装を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1] 3以上の異なる長さを有する複数の第1端子を有し、隣り合う前記第1端子の長さが異なる第1接続端子と、
3以上の異なる長さを有し、前記複数の第1端子とそれぞれ接続される複数の第2端子を有し、隣り合う前記第2端子の長さが異なる第2接続端子と、
を備える電装品。
[2] 前記複数の第1端子の端部、又は、前記複数の第1端子のうちいくつかの前記第1端子の端部は、V字状に配置され、
前記複数の第2端子の端部、又は、前記複数の第2端子のうちいくつかの前記第2端子の端部は、V字状に配置される、[1]に記載の電装品。
[3] 前記いくつかの第1端子の端部以外の前記複数の第1端子の端部は、鋸歯状に配置され、
前記いくつかの第2端子の端部以外の前記複数の第2端子の端部は、鋸歯状に配置される、[2]に記載の電装品。
[4] 前記複数の第1端子及び前記複数の第2端子の少なくとも一方は、端部が前記複数の第1端子の主走査方向及び前記複数の第2端子の主走査方向に拡幅する、[1]乃至[3]のいずれか一項に記載の電装品。
[5] 2つの異なる長さを有する複数の第1端子を有し、前記複数の第1端子の端部が、前記複数の第1端子の主走査方向に拡幅し、且つ、千鳥状に配置される第1接続端子と、
2つの異なる長さを有する複数の第2端子を有し、前記複数の第2端子の端部が、前記複数の第2端子の主走査方向に拡幅し、且つ、千鳥状に配置される第2接続端子と、
を備える電装品。
[6] 前記第2接続端子が設けられる部材は、前記第1接続端子が設けられる第1部材よりも高い熱膨張係数を有し、
中央の前記第1端子を除く前記複数の第1端子の端部は、前記複数の第1端子の主走査方向で前記中央の第1端子とは反対側に拡幅し、
中央の前記第2端子を除く前記複数の第2端子の端部は、前記複数の第2端子の主走査方向で前記中央の第2端子側に拡幅する、[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の電装品。
1…電装品、11…駆動装置、12…COF、111…アクチュエータ、112…配線パターン、113…第1接続端子、115、116…端子グループ、121…回路基板、122…ドライバIC、123…第2接続端子、125、126…端子グループ、213…第1接続端子、223…第2接続端子、1111…アクチュエータベース(部材)、1113…フレーム、1114…ノズルプレート、1131…第1端子、1132…第1端部、1211…絶縁体(部材)、1212…配線パターン、1231…第2端子、1232…第2端部、2131…第1端子、2132…第1端部、2231…第2端子、2232…第2端部。

Claims (5)

  1. 3以上の異なる長さを有する複数の第1端子を有し、隣り合う前記第1端子の長さが異なる第1接続端子と、
    3以上の異なる長さを有し、前記複数の第1端子とそれぞれ接続される複数の第2端子を有し、隣り合う前記第2端子の長さが異なる第2接続端子と、
    を備え
    前記第2接続端子が設けられる部材は、前記第1接続端子が設けられる第1部材よりも高い熱膨張係数を有し、
    中央の前記第1端子を除く前記複数の第1端子の端部は、前記複数の第1端子の主走査方向で前記中央の第1端子とは反対側に拡幅し、
    中央の前記第2端子を除く前記複数の第2端子の端部は、前記複数の第2端子の主走査方向で前記中央の第2端子側に拡幅する、電装品。
  2. 前記複数の第1端子の端部、又は、前記複数の第1端子のうちいくつかの前記第1端子の端部は、V字状に配置され、
    前記複数の第2端子の端部、又は、前記複数の第2端子のうちいくつかの前記第2端子の端部は、V字状に配置される、請求項1に記載の電装品。
  3. 前記いくつかの第1端子の端部以外の前記複数の第1端子の端部は、鋸歯状に配置され、
    前記いくつかの第2端子の端部以外の前記複数の第2端子の端部は、鋸歯状に配置される、請求項2に記載の電装品。
  4. 前記複数の第1端子及び前記複数の第2端子の少なくとも一方は、端部が前記複数の第1端子の主走査方向及び前記複数の第2端子の主走査方向に拡幅する、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電装品。
  5. 2つの異なる長さを有する複数の第1端子を有し、前記複数の第1端子の端部が、前記複数の第1端子の主走査方向に拡幅し、且つ、千鳥状に配置される第1接続端子と、
    2つの異なる長さを有する複数の第2端子を有し、前記複数の第2端子の端部が、前記複数の第2端子の主走査方向に拡幅し、且つ、千鳥状に配置される第2接続端子と、
    を備え
    前記第2接続端子が設けられる部材は、前記第1接続端子が設けられる第1部材よりも高い熱膨張係数を有し、
    中央の前記第1端子を除く前記複数の第1端子の端部は、前記複数の第1端子の主走査方向で前記中央の第1端子とは反対側に拡幅し、
    中央の前記第2端子を除く前記複数の第2端子の端部は、前記複数の第2端子の主走査方向で前記中央の第2端子側に拡幅する、電装品。
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