JP7492533B2 - 粒状物質または押出し物質の製造のための装置の排出のための方法 - Google Patents
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Description
粒状物質または押出し物質が更に処理され得るために、これら装置は、常に排出される必要がある。
材料は、先ず第一に、水平面内において互いに協働するカッターによって、および、次いで、更に別の、垂直面内において互いに協働するカッターによって粉砕される。パーフォレーションを付けられた板は、第1のカッターの領域からの原料の時期尚早な流出を防止し、且つ、完成した粒状物質が、更に別のカッターの領域から、円筒形のふるいの開口部を通って流出可能である。ローター側のカッターと、円筒形のふるい内における開口部とが、装入量の増大を考慮して、種類の異なる方法において配置されていることは可能である。
材料搬出は、羽根ホイールによって補助されており、この羽根ホイールが軸に装着されており、且つ、ふるいとケーシングの外側壁との間の室内において循環する。羽根ホイールの遠心力の作用によって、完成した粒状物質は、この室から、ケーシング流出口を通って、集積容器内へと搬送される。
この粉砕兼搬送装置は、これに伴って、前面において未だにより大きな製品塊が存在する場合には、粉砕を生じさせ、且つ、同時に、流出開口部への粒状化材料の搬送を生じさせる。この粉砕兼搬送装置は、これに伴って、この混合容器の側方において配置された流出開口部を介して、混合容器の排出を補助する。
通常、排出プロセスの開始時において、この装置から搬送される質量流量は、この排出プロセスの終期においてよりも多く、このことによって、生成される粒状物質が、塊形状において、引き続いてのふるい内へと落下する。このことに条件付けられて、生産設備の詰まりを防止するために、排出のための構造空間は大規模に寸法を設定される。減少する質量流量と共に、この装置の排出はより悪化する。何故ならば、粒状物質が、わずかに困難に装置から、例えば撹拌機によって搬送され得るだけであるからである。
同様にそれ故に、排出時間は、製品特性に依存して、全く極めて長く、且つ、再現可能ではなく、このことは、従来技術において示されたこれら装置の更なる欠点である。
前記装置が、前記中間製品のための流入口と、前記粒状物質または押出し物質のための流出口と、前記中間製品を前記排出管の流入口から前記排出管の前記流出口の方向に搬送する搬送装置とを有する、排出管を備え、
その際、この排出管の中心軸線を中心に回転可能な前記排出管が、前記排出管が前記容器に対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であるように、前記容器に配置されており、
前記方法が、以下のステップ:即ち、
a)前記排出管によって閉鎖された前記容器内における、前記処理されるべき材料と前記液体とからの前記中間製品の製造、その際、前記攪拌装置が、少なくとも一時的にアクティブである、
b)前記容器に対する前記閉鎖位置から、この容器に対する開放位置への、前記排出管の移動、および、
c)前記容器から、および、前記排出管の前記搬送装置を介してのこの排出管の前記流出口からの、前記中間製品の搬送、
のステップを備えていることによって解決される。
中間製品を、処理されるべき材料と液体とからの製造すること、および、この中間製品を、引き続いて、開放位置にあり、搬送装置を有する排出管を介して、この装置から搬送する、および、粒状化する、または、押出し成形すること、は可能である。その際、開放位置において、装置の容器の流出口と、この装置に排出管の流入口とは、少なくとも部分的に一致する。
容器内において製造された中間製品は、排出工程において、攪拌装置及び/または重力によって、排出管内へと輸送され、且つ、そこで、搬送装置によって、調節可能な、有利には一定の質量流量でもって、装置から搬送される。このことに依存して、本発明に従う装置において、排出時間は、製品特性に依存して精確に規定可能であり、または、規定されており、且つ、正確に再現可能である。
有利には、このことによって、排出管の回転は、例えば容器内における予め定められた位置における攪拌装置の上昇またはこの攪拌装置の降下によって、閉鎖位置から開放位置へと簡略化され、もしくは、容易化され、または、改善される。その際、有利には、攪拌装置は、上昇によって、予め定められた位置に移動され、または、この攪拌装置の攪拌羽根が、容器内において予め定められた角度において停止される。従って、装置の損傷は回避される。
例えば排出管の自動的な回転によって、より良好な自動化程度が達成され得る。
流体、特に流動化ガス、有利には不活性ガスの導入により、流動化装置、有利には流動床装置または噴流床装置内への、排出管の流出口から流出する押出し物質または粒状物質の移行は、支援もしくは補助される。
特に有利には、流動化装置の流入口、即ち流入導管は、流入底部を有しているか、または、少なくとも部分的に、流入底部として形成されている。流動化装置のそのように構成された流入口によって、装置の排出管の流出口から流出する押出し物質または粒状物質は、押出し物質または粒状物質が流動化装置の流入口の内側面と接触すること無しに、直接的に流動化される。
これに伴って、そのうえ減少された、製品と接触する表面積、および、従って、より少ない製品損失が与えられる。
有利な構成に相応して、ノズルは、1つのレールに配置されている。特に有利には、レールは、テレスコープ式に伸縮自在である。このことによって、ノズルは、排出管のそれぞれの角度を最適に洗浄するために、最適に、装置の排出管の流入口に沿って位置決めされ得る。
極めて特に有利には、ノズルは、このノズルに対して長手方向および横方向に移動可能に配置可能である、または配置されている。特に流入口に対して横方向の、即ちこの流入口のより近くへの、このノズルの移動可能性によって、先行するチャージの汚染物または残留物は、改善されて除去され得、且つ、従って、排出管が最適に洗浄され得る。
処理されるべき材料のための流入口と、液体のための流入口と、前記処理されるべき材料と前記液体とから成る中間製品の製造のための攪拌装置と、前記中間製品のための流出口とを有する容器、および、排出管を備えており、
その際、前記装置が、前記中間製品のための流入口と、前記粒状物質または押出し物質のための流出口と、前記中間製品を前記排出管の流入口から前記排出管の前記流出口の方向に搬送する搬送装置とを有する、排出管を備え、
その際、この排出管の中心軸線を中心に回転可能な前記排出管が、前記排出管が前記容器に対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であるように、前記容器に配置されている。
排出管を閉鎖位置から開放位置へと移動するために、この排出管は、手動で、または、自動的に、例えば駆動ユニット、特にトルクモーターまたはサーボモーターを用いて回転可能である。有利には、排出管は、180°だけ回転される。何故ならば、このことによって、閉鎖位置においてこの排出管の良好な洗浄が達成されるからである。
容器および排出管からの調節可能な質量流量によって条件付けられて、本発明に従う装置において、排出時間は、特に製品特性に依存して精確に規定可能であり、または、規定されており、且つ、それに応じて正確に再現可能である。
容器の下方に配置された排出管は、1つの切断面内において配置されており、この切断面が、容器の垂直方向の中心軸線を通って延びる切断面に対して平行に、間隔をおいて延びている。容器に対する排出管のこの配置によって、中間製品は、特に良好に、この容器からこの排出管内へと移動可能である。
この装置の特別の形成に相応して、この間隔はゼロに等しく、従って、排出管が、容器の垂直方向の中心軸線を通って延びている切断面内において配置されている。この特別の形成において、容器の流出口の面積と排出管の流入口の面積とは、特に大きく形成可能である、もしくは、形成されている。
攪拌羽根の少なくとも部分的な可撓性によって、攪拌装置を、閉鎖位置から開放位置への排出管の移動の際に、予め定められた位置に移動することは必ずしも必要ではなく、むしろ、この攪拌装置が、単に、容器内において、適宜の位置において停止され得、且つ、そこで残留すること可能である。
これら攪拌羽根は、この更なる構成に従い、閉鎖位置から開放位置への排出管の移動の際に、これら攪拌羽根の可撓性に基づいて撓み、従って、攪拌装置の攪拌羽根、及び/または、排出管の如何なる損傷も生じない。
有利には、搬送装置を駆動する軸は中空軸である。
このことによって、搬送された中間製品を、排出管の流出口への方向での途次で、異なる強度に圧縮すること、および、場合によっては、この排出管の流出口を通って押圧することは可能である。
有利には、ふるい装置は、ふるいとローターとを備えている。このローターによって、排出管から搬送された中間製品は、ふるい装置のふるいにおいて、せん断もしくは掻き取られ、従って、粒状物質または押出し物質が、ふるい装置のふるいから落下する。
特に有利には、ふるい装置は、円錐形に形成されている。極めて特に有利には、ふるい装置のふるいの開口部は、円形、長円形、矩形、及び/または、正方形に形成されている。ローターは、有利には、アンカーの様式により形成されており、且つ、ふるい装置のふるいの内側面に適合されている。
それに加えて、本発明に従う装置の構造は、搬送装置とローターとを有する、1つの部材から成る構造部材ユニットによって、構造的により簡単である。
極めて特に有利には、ローターを駆動する軸は、搬送装置を駆動する軸に対して同軸に形成されている。最も有利には、ローターを駆動する軸は、搬送装置を駆動する中空軸内に配置されている。
装置の排出管の流出口と、乾燥装置の流入口との間の直接的な連結により、この乾燥装置内への湿った粒状物質または押出し物質の輸送のための移送管体は、完全に省略される。このことによって、従来の粒状化ライン、即ち造粒機、移送管体および乾燥装置との比較において、明確に減少された、製品と接触する表面積、および、従って、より少ない製品損失が与えられる。
排出管の流出口が、それに加えて、乾燥装置の流動層内へと突出することは可能である。このことによって、粒状化ユニットから流動化装置内への、未だに湿った粒状物質の輸送の際の、製品と接触する表面積は、更に減少される。
特に有利には、乾燥装置の流入口は、流入底部を有している、または、少なくとも部分的に流入底部として形成されている。流入底部は、例えば、パーフォレーションを付けられた板の形態において形成されており、従って、流動化媒体が、この流入底部を通って貫通され得、且つ、流動化装置に類似して、粒状物質または押出し物質を流動化する。
乾燥装置のそのように構成された流入口によって、装置の排出管の流出口から流出する押出し物質または粒状物質は、押出し物質または粒状物質が乾燥装置の流入口の内側面と接触すること無しに、直接的に流動化される。これに伴って、その上減少された、製品と接触する表面積、および、従って、より少ない製品損失が与えられる。
有利な構成に相応して、ノズルは、1つのレールに配置されている。特に有利には、レールは、テレスコープ式に伸縮自在である。このことによって、ノズルは、排出管のそれぞれの角度を最適に洗浄するために、最適に、装置の排出管の流入口に沿って位置決めされ得る。
極めて特に有利には、ノズルは、このノズルに対して長手方向および横方向に移動可能に配置可能である、または配置されている。特に流入口に対して横方向の、即ちこの流入口のより近くへの、このノズルの移動可能性によって、先行するチャージの汚染物または残留物は、改善されて除去され得、且つ、従って、排出管が最適に洗浄され得る。
装置1は、容器3を備えており、この容器3内において、駆動軸4の上に攪拌装置5が配置されている。容器3内における駆動軸4は、垂直方向に整向された軸線Yにおいて、有利にはテレスコープ式に伸縮自在に構成されている。このことによって、攪拌装置5は、容器3の底部6との関連において、高さ調節可能に形成されている。このことによって、容器3の底部6に対する攪拌装置5の間隔を変化させること、および、この攪拌装置5を上昇もしくは降下させることは可能である。
この様式の構成によって、攪拌羽根7を有する攪拌装置5を、モーターと接続された、示されていないコントロールユニットを介して、容器3内におけるこれら攪拌羽根7のそれぞれの適宜の位置において停止させること、および、これに伴って、攪拌羽根7を有する攪拌装置5を、正確に、例えば予め定められた位置において位置決めすることは可能である。
それに加えて、同様に攪拌羽根7を有する攪拌装置5の上昇または降下も、有利には、テレスコープ式に伸縮自在に形成されている駆動軸4によっても可能である。
有利には、および、図1内において図示されているのとは異なり、液体のための流入口9が、ノズル、特に一物質ノズルまたは複数物質ノズルの形態において構成されている。このことは、液体が、例えば純粋物質、エマルション、懸濁液またはスラリーの形態において、正確且つ精確に配量されて、容器3内における処理されるべき材料に付加され得ることの利点を有している。
有利には、この液体は、造粒液体である。この実施例において、処理されるべき材料のための流入口8は、液体のための流入口9に相応する。
この実施例において、容器3は、例えば中間製品の粉砕および均一化のために、付加的に、駆動ユニット11によって駆動される切り刻み装置12を有している。それに加えて、装置1は、制御ユニット13を有しており、この制御ユニットが、装置1の全体、および、この装置のプロセス経過を制御する。
有利には、ふるい装置15は、ふるい38と、ここで示されていないローターとを備えている。このローターによって、排出管2から搬送された中間製品は、ふるい装置15として形成された流出口14のふるい38において、せん断もしくは掻き取られ、従って、粒状物質が、ふるい装置15のふるい38から落下する。
ふるい装置15は、この実施例において、円錐形に形成されており、且つ、正方形の開口部16を有している。ふるい装置15のふるい38のこれら開口部16が、同様に円形、長円形、矩形、及び/または、正方形に形成されていることも可能である。図示されていないローターは、有利には、アンカー(Ankers)の様式により形成されており、且つ、ふるい装置15として形成された流出口14の、ふるい38の内側面33に適合されている。
排出管2は壁部23を有している。この壁部23は、排出管2のための流入口24を備えている。この流入口24は、有利には、容器3の流出口10の寸法を有している。
更に、排出管2は、この排出管の両方の端側面25の内の一方の端側面において、ふるい装置15として形成された流出口14を有している。流出口14内において、図2内において図示されていない、ふるい装置15の、ふるい38の内側壁部に適合されたローターが配置されている。
図2内において図示された実施例において、搬送スクリューコンベアとして形成された搬送装置26は、一定のスクリューねじ山深さを有する1つの区域を有している。有利には、この搬送装置26は、しかしながら、異なる区域を有しており、その際、有利には、この搬送装置26のスクリューねじ山深さが、これら異なる区域内において相違している。搬送装置26は、排出管2の中心軸線E-E上に配置された軸27によって駆動される。このことによって、搬送装置26を、例えば、軸27と、例えばここで示されていない例えば伝動機構を介して連結された駆動ユニット、特にサーボモーターまたはトルクモーターを用いて駆動することは可能であり、従って、搬送装置の角速度が、正確に調節可能である。
有利には、搬送装置26を駆動する軸27は、中空軸である。その際、中空軸として形成された軸27内において、有利には、更に別の示されていない軸が、ここで示されていないローターを駆動する。このことによって、図示されていないローターを、同様に、軸27に対して逆方向に、同様に示されていない駆動ユニットを用いて回転することも可能である。
この閉鎖位置において、中間製品は、容器3から排出管2内へと移送可能ではない。排出管2は閉鎖位置にあり、従って、中間製品が、容器3内において、処理されるべき材料と液体とから製造され得る。排出管2の壁部23は、閉鎖位置において、容器3の底部6を、少なくとも部分的に形成し、従って、この閉鎖位置において、この中間製品が、この容器3から排出管2内へと移送可能ではない。
この実施例において、排出管2の流入口24は、容器3の底部6と反対の方向に向けられた側に配置されている。排出管2の流出口14は、ふるい装置15を形成し、その際、このふるい装置15のふるい38の内側に、示されていないローターが配置されている。
このふるい装置15のふるい38は、排出管2の、ふるい装置15として形成された流出口14からの、粒状物質または押出し物質としての中間製品の搬出のための、開口部16を有している。
付加的に、容器3は、この実施例において、駆動ユニット11によって駆動される切り刻み装置12を、例えばこの中間製品の粉砕および均一化のために有している。容器3は、この容器3内において、処理されるべき材料と液体とから製造された中間製品のための、流出口10を有している。この流出口10は、容器3の底部6内において配置されている。
この容器3の下方に配置された排出管2は、切断面A-A内において配置されており、この切断面が、容器3の垂直方向の中心軸線Yを通って延びる切断面X-Xに対して平行に、間隔Dをおいて延びている。
この実施例において、ふるい38を有するふるい装置15として形成された、排出管2の流出口14は、同様に破線で図示された乾燥装置29の破線で図示された流入口28内へと入り込んでいる。乾燥装置29として、流動化装置、例えば流動床装置または噴流床装置は、考慮可能である。
この実施例において、排出管2の流入口24は、容器3の流出口10に相応する流入口面30を有している。この流入口24の流入口面30と、流出口10の流出口面31とは、容器3に対する少なくとも排出管2の開放位置において、この容器3内において製造された中間製品が、この容器3の流出口10の流出口面31と、流入口24の流入口面30とを通って、排出管2内へと移送可能であるように形成されている必要がある。
攪拌装置5の攪拌羽根7の少なくとも部分的な可撓性によって、この攪拌装置5を、閉鎖位置から開放位置への排出管2の移動の際に、予め定められた位置に移動することは必ずしも必要ではなく、むしろ、この攪拌装置5が、単に、容器3内において、適宜の位置において停止され得、且つ、そこで残留すること可能である。
少なくとも部分的に可撓的な攪拌羽根7は、その場合に、閉鎖位置から開放位置への排出管2の移動の際に、これら攪拌羽根の可撓性に基づいて撓み、従って、攪拌装置5の攪拌羽根7、及び/または、排出管2の如何なる損傷も生じない。
搬送装置26は、その際、排出管2の中心軸線E-E上に配置された軸27によって駆動される。このことによって、搬送装置26を、例えば軸27を用いて、例えばここで示されていない、有利には伝動機構と連結された駆動ユニット、特にサーボモーターまたはトルクモーターを介して駆動することは可能であり、従って、搬送装置26の回転数、および特に角速度が、正確に調節可能である。
調節可能な質量流量によって条件付けられて、この装置1において、排出時間は、特に製品特性に依存して精確に規定可能であり、または、規定されており、且つ、それに応じて正確に再現可能である。
軸27の回転数と同様に、図示されていないローターのための同軸の軸の回転数も、相互に依存せずに調節可能であり、且つ、制御可能である。
これら粒状物質または押出し物質は、引き続いて、破線で図示された乾燥装置29内において、更に処理、例えば乾燥され、またはコーティングされ、またはその種の他の処理がされる。乾燥装置29内への移送を容易化するために、これら粒状物質または押出し物質は、既に乾燥装置29の流入口28内において流動化される。
その流入口の流入口面30を有する排出管2の該流入口24は、容器3への方向に指向しており、従って、容器3の容器内側室21内において、搬送されるべき材料と搬送されるべき液体から製造された中間製品が、流出口面31を有する流出口10を通って、容器3から、排出管2の流入口24を通って排出管2内へと移送可能である。
この搬送装置26は、容器3から排出管2内へと移送された中間製品を、排出管2の流出口14への方向に搬送する。
乾燥装置29の流入口28内へと落下した粒状物質または押出し物質は、この乾燥装置29の流入口28内において流動化され得る。この目的のために、流入口28は、供給導管32を有しており、この供給導管を介して、流動化媒体、特に、例えば空気のようなガスを供給可能である。
供給導管32を介して供給可能な流動化媒体によって、排出管2のふるい装置15のふるい38から、乾燥装置29、有利には流動床装置または噴流床装置内への、流出部からの移送は、支援もしくは補助され、従って、装置1から乾燥装置29への移送導管が、少なくともほぼ完全に省略される。
特に有利には、乾燥装置29の流入口28は、流入底部を有しているか、または、少なくとも部分的に流入底部として形成されている。流入底部は、例えば、パーフォレーションを付けられた板の形態において形成されており、従って、流動化媒体が、この流入底部を通って貫通され得、且つ、流動化装置に類似して、粒状物質または押出し物質を流動化する。この説明された実施形態は、図示されていない。
乾燥装置29のそのように構成された流入口28によって、装置1の排出管2の流出口14から流出する押出し物質または粒状物質は、押出し物質または粒状物質が乾燥装置29の流入口28の内側面33と接触すること無しに、直接的に流動化される。
このことによって、移送導管を介して乾燥装置29と接続される装置1との比較において、明確に減少された、製品と接触する表面積、および、従って、より少ない製品損失が与えられる。
特に有利には、中間製品は、ふるい装置15のふるい38の開口部16を通っての貫流の以前に、ここで図示されていないローターによってせん断される。そのように製造された粒状物質または押出し物質は、乾燥装置29の流入口28内へと落下し、且つ、乾燥装置29、特に流動化装置内において更に処理される。乾燥装置29内への改善された移送のために、内側面33を有する流入口28は、例えば空気のような流動化媒体のための供給導管32を有している。
従って、容器3内において、第1の方法のステップにおいて、中間製品は、処理されるべき材料と液体とから製造可能であり、且つ、この中間製品が、引き続いて、更に別の方法のステップにおいて、開放位置にあり、搬送装置26を有する排出管2を介して、装置1から搬送され、および、粒状化され、または、押出し成形され得る。
排出管2の回転は、手動で行われるか、または、自動的に、例えばトルクモーターまたはサーボモーターのような駆動ユニットによって行われる。このことによって、容器3の流出口10の流出口面31と、排出管2の流入口24の流入口面30とは、少なくとも部分的に重畳し、従って、中間製品が、容器3から排出管2内へと移送可能である。
容器3内において製造された中間製品は、排出工程において、攪拌装置5及び/または重力によって排出管2内へと輸送され、且つ、そこで、搬送装置26によって、調節可能な、有利には一定の質量流量でもって、装置1から搬送される。このことに依存して、本発明に従う装置1において、排出時間は、製品特性に依存して精確に規定可能であり、または、規定されており、且つ、正確に再現可能である。
同様に、攪拌装置5をテレスコープ式に伸縮自在の駆動軸4によって、この攪拌装置の高さにおいて、上昇もしくは降下させることも可能である。このことは、閉鎖位置から開放位置への、およびその逆に開放位置から閉鎖位置への、排出管2の移動のために有利である。何故ならば、このことによって、攪拌装置5及び/または容器3が損傷を与えられないからである。
乾燥装置29のそのように構成された流入口28によって、装置1の排出管2の流出口14から流出する押出し物質または粒状物質は、押出し物質または粒状物質が乾燥装置29の流入口28の内側面33と接触すること無しに、直接的に流動化される。
これに伴って、そのうえ減少された、製品と接触する表面積、および、従って、より少ない製品損失が与えられる。
閉鎖位置における、容器3内における中間製品の製造の間じゅう、装置1、特に排出管2の内側室から、製品残留を除去もしくは洗浄することは可能であり、従って、この排出管2が、容器3の次の排出の際に清潔であり、且つ、新しいチャージが、先行するチャージの汚染物または残留物無しに、この装置1から輸送可能もしくは搬送可能である。この目的のために、示されていないノズルは、レールに配置されている。このことによって、ノズルは、排出管2のそれぞれの角度を最適に洗浄するために、最適に、装置1の排出管2の流入口24に沿って位置決めされ得る。
極めて特に有利には、このレールの上に配置されたノズルは、排出管2の流入口24に対して、長手方向および横方向に移動可能、配置可能であるか、または、配置されている。特に流入口24に対して横方向の、即ちこの流入口24のより近くへの、このノズルの移動可能性によって、先行するチャージの汚染物または残留物は、改善されて除去され得、且つ、従って、排出管2が最適に洗浄され得る。
この排出管2は、流入口面30を有する流入口24を有しており、その際、この流入口24が、この流入口の形状賦与形態において、容器3の底部6に適合されており、従って、攪拌羽根7を有する攪拌装置5が、開放位置において回転可能である。このことによって、中間製品を、開放位置において、容器3の容器内側室21から排出管2内へと移送することは可能である。
排出管2の第1の実施形態における、ふるい装置15の穿孔遮蔽部35の同じ大きさの開口部36によって、流出する押出し物質の狭小な大きさの分布は達成可能であり、従って、同じ、もしくは、類似の微粒子が生成可能である。これら同じ、もしくは、類似の微粒子は、引き続いて丸められ得、従って、例えばカプセル充填のための同じ大きさの小球体が生成する。
この排出管2は、流入口面30を有する流入口24を有しており、その際、この流入口24が、この流入口の形状賦与形態において、ここで示されていない容器3の底部6に適合されており、従って、攪拌羽根7を有する攪拌装置5が、開放位置において回転可能であり、且つ、中間製品を、開放位置において、容器3から排出管2内へと移送可能である。
このふるい装置15のふるい38によって、排出管2の第2の実施形態において、特にガウス分布に従う、粒状物質の幅広の大きさの分布は達成される。製造された粒状物質は、多孔性の、不均等な構造を有している。図8に相当する排出管2を有する、装置1内において製造された、幅広の大きさの分布を有する粒状物質は、例えば、錠剤への加圧のために適している。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1. 粒状物質または押出し物質の製造のための装置(1)の排出のための方法であって、
この装置(1)が、処理されるべき材料のための流入口(8)と、液体のための流入口(9)と、前記処理されるべき材料と前記液体とから成る中間製品の製造のための攪拌装置(5)と、前記中間製品のための流出口(10)と、排出管とを有する容器を備えている、
上記方法において、
前記装置(1)が、前記中間製品のための流入口(24)と、前記粒状物質または押出し物質のための流出口(14)と、前記中間製品を前記排出管(2)の流入口(24)から前記排出管(2)の前記流出口(14)の方向に搬送する搬送装置(26)とを有する、排出管(2)を備え、
軸線E-Eを中心に回転可能な前記排出管(2)が、前記排出管(2)が前記容器(3)に対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であるように、前記容器(3)に配置されており、
前記方法が、以下のステップ:即ち、
a) 前記排出管(2)によって閉鎖された前記容器(3)内における、前記処理されるべき材料と前記液体とからの前記中間製品の製造、その際、前記攪拌装置(5)が、少なくとも一時的にアクティブである、
b) 前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への、前記排出管(2)の移動、
c) 前記容器(3)から、および、前記排出管(2)の前記搬送装置(26)を介してのこの排出管(2)の前記流出口(14)からの、前記中間製品の搬送、
のステップを備えていることを特徴とする方法。
2. ステップb)の以前に、前記攪拌装置(5)は、予め定められた位置に移動されることを特徴とする上記1に記載の方法。
3. 前記攪拌装置(5)は、上昇によって、予め定められた位置に移動されること、または、この攪拌装置(5)の攪拌羽根(7)が、前記容器(3)内において予め定められた角度において停止されること、
を特徴とする上記2に記載の方法。
4. ステップb)に従う、前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への前記排出管(2)の前記移動の際に、この排出管(2)は、10°から300°までの角度だけ、特に基本的に180°の角度だけ回転されることを特徴とする上記1から3のいずれか一つに記載の方法。
5. ステップb)に従う、前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への前記排出管(2)の前記移動の際に、この排出管(2)は手動で、または、自動的に回転されることを特徴とする上記1から4のいずれか一つに記載の方法。
6. 前記装置(1)は流動化装置(29)を備えており、且つ、前記排出管(2)の前記流出口(14)から、ステップc)に従い流出する押出し物質または粒状物質が、この流動化装置(29)内において処理、特に乾燥されることを特徴とする上記1から5のいずれか一つに記載の方法。
7. 前記装置は、更に別のノズルを備えており、その際、この装置(1)が、少なくとも一時的に、前記閉鎖位置の間じゅう、洗浄されることを特徴とする上記1から6のいずれか一つに記載の方法。
2 排出管
3 容器
4 駆動軸
5 攪拌装置
6 底部
7 攪拌羽根
8 流入口
9 流入口
10 流出口
11 駆動ユニット
12 切り刻み装置
13 制御ユニット
14 流出口
15 ふるい装置
16 開口部
17 容器壁
18 下側の円形状の容器部分
19 容器壁
20 上側の円錐形状の容器部分
21 容器内側室
22 壁部
23 壁部
24 流入口
25 端側面
26 搬送装置
27 軸
28 流入口
29 乾燥装置
30 流入口面
31 流出口面
32 供給導管
33 内側面
34 切欠き部
35 穿孔遮蔽部
36 開口部
37 軸
38 ふるい
A 切断面
B 部分
C 部分
D 間隔
E 中心軸線
X 切断面
Claims (7)
- 粒状物質または押出し物質の製造のための装置(1)の排出のための方法であって、
この装置(1)が、処理されるべき材料のための流入口(8)と、液体のための流入口(9)と、前記処理されるべき材料と前記液体とから成る中間製品の製造のための攪拌装置(5)と、前記中間製品のための流出口(10)とを有する容器(3)、および、排出管(2)を備えている、
上記方法において、
前記装置(1)が、前記中間製品のための流入口(24)と、前記粒状物質または押出し物質のための流出口(14)と、前記中間製品を前記排出管(2)の流入口(24)から前記排出管(2)の前記流出口(14)の方向に搬送する搬送装置(26)とを有する、排出管(2)を備え、
この排出管の中心軸線(E-E)を中心に回転可能な前記排出管(2)が、前記排出管(2)が前記容器(3)に対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であるように、前記容器(3)に配置されており、
前記方法が、以下のステップ:即ち、
a) 前記排出管(2)によって閉鎖された前記容器(3)内における、前記処理されるべき材料と前記液体とからの前記中間製品の製造、その際、前記攪拌装置(5)が、少なくとも一時的にアクティブである、
b) 前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への、前記排出管(2)の移動、
c) 前記容器(3)から、および、前記排出管(2)の前記搬送装置(26)を介してのこの排出管(2)の前記流出口(14)からの、前記中間製品の搬送、
のステップを備えていることを特徴とする方法。 - ステップb)の以前に、前記攪拌装置(5)は、予め定められた位置に移動されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記攪拌装置(5)は、上昇によって、予め定められた位置に移動されること、または、この攪拌装置(5)の攪拌羽根(7)が、前記容器(3)内において予め定められた角度において停止されること、
を特徴とする請求項2に記載の方法。 - ステップb)に従う、前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への前記排出管(2)の前記移動の際に、この排出管(2)は、10°から300°までの角度だけ、基本的に180°の角度だけ回転されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の方法。
- ステップb)に従う、前記容器(3)に対する前記閉鎖位置から、この容器(3)に対する開放位置への前記排出管(2)の前記移動の際に、この排出管(2)は手動で、または、自動的に回転されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の方法。
- 前記装置(1)は流動化装置(29)を備えており、且つ、前記排出管(2)の前記流出口(14)から、ステップc)に従い流出する押出し物質または粒状物質が、この流動化装置(29)内において乾燥されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の方法。
- 前記装置は、更に別のノズルを備えており、その際、この装置(1)が、少なくとも一時的に、前記閉鎖位置の間じゅう、洗浄されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の方法。
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