JP7461788B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに車両を配車するための技術に関する。
複数のユーザが乗り合うバス等の車両は予め決められた経路を走行するようになっているが、この種の車両の経路をユーザの需要に応じて変更する仕組みが提案されている。例えば特許文献1には、運行経路に従って運行するバスについて、乗降地点におけるユーザの乗車要求の有無によりその乗降地点を経由するか否かを決めることが記載されている。
特開2002-20891号公報
いわゆるオンデマンド型の交通サービスにおいては、ユーザによって指定された乗車地点に車両が配車されるようになっている。このとき、ユーザが乗車地点において車両に乗り遅れるような事態が発生すると、その車両の走行スケジュールに支障が生じてしまう。
そこで、本発明は、ユーザが乗車地点において車両に乗り遅れるような事態の発生を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザの乗車地点を指定する乗車要求と、当該ユーザの通信端末の位置情報を取得する取得部と、取得された前記位置情報によって示される位置が、指定された前記乗車地点を基準とした決められた範囲であって、指定された前記乗車地点を含む地域において決められた複数の前記乗車地点の数又は密度に応じて異なる範囲に含まれる場合に、前記乗車要求に応じて車両を前記乗車地点へと配車するための処理を行う配車処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記範囲は、前記ユーザの移動速度に応じて異なるようにしてもよい。
前記範囲は、指定された前記乗車地点に対する前記ユーザの移動方法に応じて異なるようにしてもよい。
前記範囲は、指定された前記乗車地点に前記車両が移動するのに要する時間、又は、指定された前記乗車地点と前記車両との距離に応じて異なるようにしてもよい。
前記範囲は、天候に応じて異なるようにしてもよい。
前記範囲は、各々の前記乗車地点に応じて異なるようにしてもよい。
前記範囲は、日又は時に応じて異なるようにしてもよい。
取得された前記位置情報によって示される位置が、指定された前記乗車地点を基準とした決められた範囲に含まれない場合に、当該位置情報によって示される位置及び当該範囲に関する情報を前記通信端末に送信する送信部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、ユーザが乗車地点において車両に乗り遅れるような事態の発生を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ端末10の位置と乗車地点との関係を例示する図である。 ユーザ端末10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 車載端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置30の機能構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置30の動作を例示するフローチャートである。
[構成]
図1は、本実施形態の車両管理システム1の一例を示す図である。車両管理システム1は、車両に乗降する乗客(つまり、車両管理システム1による交通サービスの提供対象となるユーザ)が利用する通信端末としてそれぞれ機能する複数のユーザ端末10と、車両において運転者が利用する通信端末としてそれぞれ機能する複数の車載端末20と、本発明に係る情報処理装置として機能するサーバ装置30とを備える。ネットワーク2は、これらユーザ端末10、車載端末20及びサーバ装置30を相互に通信可能に接続する。ネットワーク2は、例えばLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)、若しくはこれらの組み合わせであり、有線区間又は無線区間を含んでいる。ネットワーク2は、例えば第5世代移動通信システムに準拠したネットワークであることが望ましいが、必ずしもこれに限らない。
車両管理システム1において、ユーザは自身のユーザ端末10を操作して、任意の乗車地点から任意の目的地点までの乗車を要求する。この乗車要求は、ユーザ端末10からサーバ装置30にネットワーク2経由で送信される。車載端末20をそれぞれ搭載した複数の車両は分散して走行又は待機しており、サーバ装置30は、上記乗車要求における乗車地点の近辺に居る車両群又はその乗車地点の近辺を走行する予定の車両群から、そのユーザの乗車要求に合致する車両を選択する。サーバ装置30は、車両の現在地点から上記乗車地点を経由して上記目的地点に至るまでの経路を特定して、その経路に関する情報を、選択した車両の車載端末20に通知する。このように、サーバ装置30がユーザの乗車要求に合致する車両を選択して、車両の現在地点から乗車地点を経由して目的地点に至るまでの経路に関する情報を車載端末20に通知することを、乗車要求に応じて車両を乗車地点へと配車するための配車処理という。サーバ装置30による配車処理に応じて、車載端末20が搭載された車両の運転者は、通知された経路に従って車両を運転する。また、サーバ装置30は、上記ユーザのユーザ端末10に対して、そのユーザが乗車するべき車両や、その車両が乗車地点及び目的地点に到着する予定時刻等に関する情報を通知する。ユーザは、通知された乗車地点に通知された乗車の予定時刻までに徒歩等で移動し、その乗車地点において車両に乗車する。
本実施形態において特徴的なサーバ装置30の動作は、乗車要求を送信したユーザ端末10の位置が、その乗車要求において指定された乗車地点を基準とした決められた範囲に含まれる場合においてのみ配車処理を行う点である。例えば、図2において、乗車要求において乗車地点xが指定されたとき、ユーザ端末10が乗車地点xを中心とした半径Lmの円Cの内側(例えば位置u1)に存在していればその配車要求に応じて配車処理が行われる。一方、乗車要求において乗車地点xが指定されたときユーザ端末10が半径Lmの円Cの外側(例えば位置u2)に存在している場合には配車処理は行われない。ユーザが乗車を要求した時点において、乗車地点からそのユーザ自身が遠く離れている場合には、そのユーザは乗車地点において車両に乗り遅れる可能性がある。そこで本実施形態では、ユーザが乗車を要求した時点において、そのユーザが希望した乗車地点の近くに居る場合に限って配車処理を行うことで、そのユーザが乗車地点において車両に乗り遅れる可能性を小さくしている。なお、以下では、乗車要求において指定された乗車地点を基準とした決められた範囲を、その乗車要求が有効となるという意味で、「乗車要求有効範囲」という。
なお、この車両管理システム1において、車両は、既に乗車しているユーザが要求した目的地点に向かう途中においても、その目的地点に近い位置を自身の目的地点として希望する他のユーザや、その目的地点とほぼ同じ方向を自身の目的地点がある方向として希望する他のユーザを乗せることが許されている。
図3は、ユーザ端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。ユーザ端末10は、例えばスマートホン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末又はパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。ユーザ端末10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ端末10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ端末10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ1001によって実現されてもよい。
プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。ユーザ端末10の機能ブロックは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワーク2からユーザ端末10に送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。ストレージ1003は、演奏評価プログラムや後述する楽譜データ群を記憶する。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、GPSユニットなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチスクリーン)であってもよい。
プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、ユーザ端末10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図4は、車載端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。車載端末20は、例えばカーナビゲーション装置、スマートホン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末又はパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。車載端末20は、車両に一体化又は固定されている端末であってもよいし、運転者が携帯可能で車両に持ち込むことができるような端末であってもよい。車載端末20のハードウェア構成は、図4に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、車載端末20を構成してもよい。
車載端末20は、物理的にはユーザ端末10と同様に、プロセッサ2001、メモリ2002、ストレージ2003、通信装置2004、入力装置2005、出力装置2006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。車載端末20における各機能は、プロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信を制御したり、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ2001、メモリ2002、ストレージ2003、通信装置2004、入力装置2005、出力装置2006、及びこれらを接続するバスは、ユーザ端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。
図5は、サーバ装置30のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置30のハードウェア構成は、図5に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、サーバ装置30を構成してもよい。
サーバ装置30は、物理的には、プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。サーバ装置30における各機能は、プロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信を制御したり、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、及びこれらを接続するバスは、ユーザ端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。ただし、通信装置3004は、無線通信の通信規格に従って通信を行うためのハードウェアである必要はなく、任意の有線通信の通信規格に従ってネットワーク2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であってもよい。
図6は、車両管理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、サーバ装置30において、取得部31と、配車処理部32と、送信部33という機能が実現される。
前述したように、ユーザが自身のユーザ端末10を操作して、任意の乗車地点から任意の目的地点までの乗車を要求すると、この乗車要求はユーザ端末10からサーバ装置30にネットワーク2経由で送信される。サーバ装置30において、取得部31は、これらの乗車地点及び目的地点を指定した乗車要求をユーザ端末10からネットワーク2経由で取得する。ユーザ端末10は、GPSユニットやいわゆる基地局測位等によって自端末の位置を測位する。上記乗車要求には、ユーザが乗車を要求した時点においてユーザ端末10により測位された位置を示す位置情報が含まれている。
サーバ装置30において、配車処理部32は、取得部31により取得された位置情報によって示される位置が乗車要求有効範囲に含まれる場合に、その乗車要求に応じて車両を乗車地点へと配車するための配車処理を行う。つまり、配車処理部32は、上記乗車要求における乗車地点の近辺に居る車両群又はその乗車地点の近辺を走行する予定の車両群から、そのユーザの乗車要求に合致する車両を選択し、選択した車両の現在地点から上記乗車地点を経由して上記目的地点に至るまでの経路を算出する。この経路は、車両がどの位置をいつ通過するといった情報を含む概念である。
一方、取得部31により取得された乗車要求に含まれる位置情報によって示される位置が乗車要求有効範囲に含まれない場合には、配車処理部32は配車処理を行わない。ここで、乗車要求有効範囲は、例えば図2に例示したように乗車地点を中心とした円Cの内部であるが、この例に限定されない。また、乗車要求有効範囲は、乗車地点を基準とした距離によって表現されるもの(例えば乗車地点を中心とした半径Lmの円の内側)であってもよいし、乗車地点を基準とした所要時間によって表現されるもの(例えば乗車地点から徒歩M分以内で到達可能な範囲)であってもよい。
本実施形態において、ユーザが車両に対して乗降することが可能な場所、つまり車両への乗降地点の位置は予め決まっている。従って、ユーザが車両に乗車する乗車地点は予め決められた乗降地点の中から指定されることになるし、また、ユーザが車両から降車する目的地点は予め決められた乗降地点の中から指定されることになる。配車処理部32の記憶部321は、これら複数の乗降地点に関する乗降地点情報を記憶している。この乗降地点情報には、乗降地点の位置やその利用可能条件(例えば乗降地点として利用可能な日時に関する情報、具体的には、日又は時と、当該日又は時において各乗降地点が利用可能であるか否かを示す情報)等に関する情報が含まれている。さらに、記憶部321は、全ての交通サービスエリア内の地図データ及び交通データを記憶している。地図データには、全ての交通サービスエリア内の各道路の位置、各道路において走行可能な方向及び車線数、及び各道路における信号等に関する情報が含まれる。交通データには、全ての交通サービスエリア内の各道路における渋滞や事故等に関する情報が含まれる。また、交通データには、各地域において所定のセンシング装置によってセンシングされた交通量に関する情報や、日時等の条件に応じて道路上の車両群がどのような移動をするのかというマクロ的な観点からの統計情報を含んでいてもよい。これら地図データ及び交通データは、車両の経路及びその経路を車両が移動するときの所要時間の特定に用いられる。また、記憶部321は、どの車両がどの位置をいつ通過するか、また、どの車両においてどのユーザがどの乗降地点から乗車するか/どの乗降地点において降車するか等の、各車両の経路に関する情報を記憶する。
乗車要求有効範囲は、各々の乗車地点に応じて異なっている。各々の乗車地点についての乗車要求有効範囲を示す情報は記憶部321に記憶されている。本実施形態では、各々の乗車地点についての乗車要求有効範囲が、その乗車地点を含む地域内に存在する複数の乗車地点の数又は密度に応じて異なっている。ここでいう地域とは、例えば行政区画等の、予め所定の基準で区分された地理的な範囲のことである。例えば或る地域G1において、その地域G1内に存在する複数の乗車地点の数又は密度が閾値以上の場合、複数の乗車地点の数又は密度が閾値未満の地域に比べて、乗車要求有効範囲は小さい。つまり、地域G1内に存在する複数の乗車地点の数又は密度が大きいほど、乗車要求有効範囲は小さいので、ユーザは乗車地点により近い位置において乗車要求を行う必要がある。
サーバ装置30において、送信部33は、各種の情報をネットワーク2経由でユーザ端末10又は車載端末20に送信する。送信部33からユーザ端末10に送信される情報は、例えば、そのユーザ端末10のユーザが乗車するべき車両や、その車両が乗車地点及び目的地点に到着する予定時刻等に関する情報等である。送信部33から車載端末20に送信される情報は、例えば、車両の現在地点から上記乗車地点を経由して上記目的地点に至るまでの経路に関する情報等である。本実施形態において特に、送信部33は、取得部31により取得された位置情報によって示される位置が、指定された乗車地点を基準とした決められた乗車要求有効範囲に含まれない場合に、当該位置情報によって示される位置及び当該範囲に関する情報をユーザ端末10に送信する。ここでいう、位置情報によって示される位置及び当該範囲に関する情報とは、ユーザ端末10の位置からどの程度移動すれば、乗車地点を基準とした決められた範囲内に入ることができるかといった情報である。車両が配車されなかったユーザはこの情報を見て、自身がどの位置まで移動すれば乗車要求が有効に扱われるかといったことを知ることができる。
[動作]
次に、サーバ装置30の動作について説明する。図7に示す各処理の手順は、サーバ装置30に実装されているプログラムに記述されている。図7において、取得部31は、前述したようにしてユーザ端末10から送信されてくる乗車要求をネットワーク2経由で取得する(ステップS11)。この乗車要求には、ユーザによって指定された乗車地点及び目的地点に関する情報と、ユーザ端末10の位置情報とが含まれている。
配車処理部32は、取得部31により取得された位置情報によって示される位置が乗車要求有効範囲に含まれるか否かを判断する(ステップS12)。取得部31により取得された位置情報によって示される位置が乗車要求有効範囲に含まれる場合には(ステップS12;YES)、配車処理部32は、その乗車要求に応じて車両を乗車地点へと配車するための配車処理を行う(ステップS13)。
一方、取得部31により取得された位置情報によって示される位置が乗車要求有効範囲に含まれない場合には(ステップS12;NO)、配車処理部32は配車処理を行わない。この場合、送信部33は、位置情報によって示される位置及び当該範囲に関する情報をユーザ端末10に送信する(ステップS14)。この情報は、例えば「あなたが居る位置は、指定された乗車地点から遠すぎます。乗車地点からLkmの範囲内に移動して、再度、乗車要求を行ってください」といった内容である。ユーザはこの情報を見て、自身がどの位置まで移動すれば乗車要求が有効に扱われるかといったことを知ることができる。
以上説明した実施形態によれば、ユーザが乗車地点において車両に乗り遅れるような事態の発生を抑制することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
乗車要求有効範囲は、様々な条件に応じて変動し得る。例えば乗車要求有効範囲は、ユーザの移動速度に応じて異なっていてもよい。ユーザの移動速度は、ユーザ端末10において位置を定期的に測位し、その位置情報をサーバ装置30に通知することで、算出することができる。そして、或るユーザから乗車要求がなされた場合、その乗車要求有効範囲は、そのユーザの移動速度が閾値以上の場合には、ユーザの移動速度が閾値未満の場合に比べて広くなる。つまり、ユーザの徒歩速度等が速ければ、乗車地点から遠く離れた位置からでも車両に乗り遅れる可能性が小さくなるので、乗車要求が有効となる。
[変形例2]
乗車要求有効範囲は、指定された乗車地点に対するユーザの移動方法に応じて異なっていてもよい。ユーザの移動方法は、ユーザ端末10において位置を定期的に測位し、その位置情報をサーバ装置30に通知することで、ユーザの移動経路や移動時の速度域に応じた移動方法(例えば、徒歩、自転車等)を推定することができる。そして、或るユーザから乗車要求がなされた場合、その乗車要求有効範囲は、そのユーザの移動方法が速度域の速い移動方法である場合には(例えば自転車)、そのユーザの移動方法が速度域の遅い移動方法である場合(例えば徒歩)に比べて広くなる。つまり、ユーザの移動方法の速度域が速ければ、乗車地点から遠く離れた位置からでも車両に乗り遅れる可能性が小さくなるので、乗車要求が有効となる。
[変形例3]
乗車要求有効範囲は、指定された乗車地点に車両が移動するのに要する時間、又は、指定された乗車地点と車両との距離に応じて異なっていてもよい。指定された乗車地点に車両が移動するのに要する時間、又は、指定された乗車地点と車両との距離は、配車処理部32によって算出可能である。乗車要求有効範囲は、指定された乗車地点に車両が移動するのに要する時間、又は、指定された乗車地点と車両との距離が閾値以上の場合には、それらが閾値未満の場合に比べて広くなる。指定された乗車地点に車両が移動するのに要する時間、又は、指定された乗車地点と車両との距離が大きい場合には、ユーザが乗車地点から遠く離れた位置からでも車両に乗り遅れる可能性が小さくなるので、乗車要求が有効となる。
[変形例4]
乗車要求有効範囲は、天候に応じて異なっていてもよい。天候に関する情報は所定の天候情報地蓄積装置からサーバ装置30が取得する。乗車要求有効範囲は、天候が例えば雨や雪等のようにユーザが移動困難な条件に合致する場合には、晴れ等のようにユーザが移動容易な条件に合致する場合に比べて狭くなる。雨や雪等の場合には、ユーザが乗車地点から遠く離れた位置からでは車両に乗り遅れる可能性が大きくなるので、乗車要求が有効となる範囲は狭くなる。
[変形例5]
乗車要求有効範囲は、各々の乗車地点に応じて異なっていてもよい。例えば、都市部のような人口密集地域に属する乗車地点については、人口密集地域に属しない乗車地点に比べて、乗車要求有効範囲は狭くなる。
[変形例6]
乗車要求有効範囲は、日又は時に応じて異なっていてもよい。乗車要求有効範囲は、時間帯が例えば夜間には、日中の場合に比べて狭くなる。夜間のようにユーザの移動に時間がかかると想定される場合には、ユーザが乗車地点から遠く離れた位置からでは車両に乗り遅れる可能性が大きくなるので、乗車要求が有効となる範囲は狭くなる。
[変形例7]
本発明に係る情報処理装置の一例としてサーバ装置30を例示したが、図6に例示した機能ブロックを実現するコンピュータであれば本発明を適用可能である。
[そのほかの変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末10(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ端末10又は車載端末20は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。
「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」され経路考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa,an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1…車両管理システム、2…ネットワーク、10…ユーザ端末、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、20…車載端末、2001…プロセッサ、2002…メモリ、2003…ストレージ、2004…通信装置、2005…入力装置、2006…出力装置、30…サーバ装置、31…取得部、32…配車処理部、321…記憶部、33……送信部、3001…プロセッサ、3002…メモリ、3003…ストレージ、3004…通信装置。

Claims (8)

  1. ユーザの乗車地点を指定する乗車要求と、当該ユーザの通信端末の位置情報を取得する取得部と、
    取得された前記位置情報によって示される位置が、指定された前記乗車地点を基準とした決められた範囲であって、指定された前記乗車地点を含む地域において決められた複数の前記乗車地点の数又は密度に応じて異なる範囲に含まれる場合に、前記乗車要求に応じて車両を前記乗車地点へと配車するための処理を行う配車処理部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 記範囲は、前記ユーザの移動速度に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 記範囲は、指定された前記乗車地点に対する前記ユーザの移動方法に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 記範囲は、指定された前記乗車地点に前記車両が移動するのに要する時間、又は、指定された前記乗車地点と前記車両との距離に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記範囲は、天候に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 記範囲は、各々の前記乗車地点に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 記範囲は、日又は時に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 得された前記位置情報によって示される位置が、指定された前記乗車地点を基準とした決められた範囲に含まれない場合に、当該位置情報によって示される位置及び当該範囲に関する情報を前記通信端末に送信する送信部と
    を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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