JP7461595B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するサイドエアバッグ装置は、折り畳まれて収納されたエアバッグにインフレータからのガスを供給することにより、エアバッグを車両の座席に着座した乗員の胸部から腰部にかけての領域と車両のボディサイド部との間で、車両の後方から前方に向けて展開及び膨張させる。エアバッグは、その内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部を備えている。上流膨張部は、インフレータからのガスの供給を受けるものである。下流膨張部は、上流膨張部から前記ガスの供給を受けるものであり、エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは上流膨張部よりも前に位置する。区画部は、エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは、上下に長くなるようにされ、且つ、下部が上部に対し後に向けて折れるよう屈曲している。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置は、エアバッグ3とインフレータ4とを備えている。エアバッグ3は、車両の座席1における背もたれ2の内部に、折り畳まれた状態で収納される。インフレータ4は、エアバッグ3に対し膨張用ガスを供給するためのものである。インフレータ4は、エアバッグ3と共に、背もたれ2の内部に位置するフレーム6に固定されている。フレーム6は、背もたれ2に沿って略上下方向に延びている。
図4に示すように、エアバッグ3は、一枚の布片13を折り線L1に沿って二つに折って厚さ方向に重ね、その重ねられた部分の周縁同士を太破線L2で示す位置にて互いに結合させることによって袋状に形成されている。エアバッグ3の上下方向の中央部であって折り線L1の近傍には、エアバッグ3の内外を連通する開口部14が形成されている。この開口部14を介してエアバッグ3の内部にリテーナ5(インフレータ4)を挿入することが可能となっている。また、布片13における折り線L1で二つに折られて厚さ方向に重ねられた部分のうちの一方であって、開口部14の上側に位置する部分には、上下一対の取付孔15が形成されている。これら取付孔15は、エアバッグ3の後端部(図4の左端部)を背もたれ2のフレーム6(図2)に取り付けるためのものである。
図5は、シート状の区画部21を広げた状態を示している。図5から分かるように、区画部21は中心線L3を中心とする対象形状となっている。区画部21における中心線L3上には、図4に示す上流膨張部22と下流膨張部23とを繋ぐための孔24が形成されている。図5に示すように、区画部21における中心線L3と直交する方向(図5の左右方向)の長さは、区画部21の上部で一定の値W1となっており、区画部21の下部では上記値W1よりも大きい値W2となっている。この値W2は、区画部21における図5の下端に向かうほど徐々に大きくなる。
車両の側突時、インフレータ4からエアバッグ3の内部に噴出された膨張用ガスは、まず上流膨張部22に流れた後、孔24を介して下流膨張部23に流れる。こうした膨張用ガスの流れにより、展開及び膨張したエアバッグ3の内部では、上流膨張部22が下流膨張部23よりも高圧となる。図1に二点鎖線で示すように、エアバッグ3が展開及び膨張したとき、上流膨張部22はほぼ背もたれ2に対応して位置し、下流膨張部23は上流膨張部22から前方に突出するように位置する。
(1)適正でない姿勢をとった乗員P1の腰部以外の部位に高圧となる上流膨張部22の下部が当たること、及び、それに伴ってエアバッグ3による車両の側突からの乗員P1の効果的な保護が困難になることを抑制できる。
・区画部21の下部は、座席1の背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグ3が展開及び膨張したとき、必ずしも背もたれ2の下端部に向けて延びるようにされている必要はない。
・エアバッグ3は、座席1の背もたれ2に収納されるものとしたが、ボディサイド部11など他の場所に収納されるものであってもよい。
2…背もたれ
3…エアバッグ
4…インフレータ
5…リテーナ
6…フレーム
7…ボルト
8…ナット
9…制御装置
10…衝撃センサ
11…ボディサイド部
13…布片
14…開口部
15…取付孔
20…噴出部
21…区画部
22…上流膨張部
23…下流膨張部
24…孔
Claims (2)
- 折り畳まれて収納されたエアバッグにインフレータからのガスを供給することにより、前記エアバッグを車両の座席に着座した乗員の胸部から腰部にかけての領域と前記車両のボディサイド部との間で、前記車両の後方から前方に向けて展開及び膨張させるサイドエアバッグ装置において、
前記エアバッグは、その内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部を備えており、
前記上流膨張部は、前記インフレータからのガスの供給を受けるものであり、
前記下流膨張部は、前記上流膨張部から前記ガスの供給を受けるものであり、前記エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは前記上流膨張部よりも前に位置し、
前記区画部は、前記エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは、上下に長くなるようにされ、且つ、下部が上部に対し後に向けて折れるよう屈曲しており、
前記エアバッグが展開及び膨張したときの前記区画部における車幅方向の長さは、同区画部の上部と比較して下部で長くされており、
前記区画部の下部では、前記長さが下端に向かうほど徐々に長くなっているサイドエアバッグ装置。 - 前記エアバッグは、前記座席の背もたれに折り畳まれた状態で収納され、前記インフレータからのガスの供給によって前記背もたれから前方に向けて展開及び膨張するものであり、
前記区画部は、前記背もたれが車両走行時の適正位置にある状態で前記エアバッグが展開及び膨張したとき、前記区画部の下部が前記背もたれの下端部に向けて延びるように同区画部の上部に対し屈曲している請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
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