JP7461595B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、サイドエアバッグ装置に関する。
特許文献1に示されるように、自動車等の車両には、サイドエアバッグ装置が搭載されている。同装置は、エアバッグ及びインフレータを備えている。エアバッグは、折り畳まれた状態で収納されている。インフレータは、車両の側突時等に、上記エアバッグに対しガスを供給する。
車両の側突時等には、上記エアバッグに対するインフレータからのガスの供給により、上記エアバッグが展開及び膨張する。このときのエアバッグの展開及び膨張は、車両の座席に着座した乗員における胸部から腰部までの領域と同車両のボディサイド部との間で、車両の後方から前方に向けて行われる。これにより、車両の側突時、座席に着座した乗員が上記エアバッグによって保護される。
上記エアバッグとしては、特許文献1に示されるものが知られている。このエアバッグは、その内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部を備えている。上流膨張部は、インフレータからのガスの供給を受けるものである。下流膨張部は、前記上流膨張部から前記ガスの供給を受けるものであり、エアバッグが展開及び膨張した状態のもとでは上記上流膨張部よりも前に位置している。このため、インフレータからのガスは、まずエアバッグの上流膨張部に流れ、その後に下流膨張部に流れる。これにより、折り畳まれたエアバッグが、速やかに車両の後方から前方に向けて展開及び膨張する。
また、上述したガスの流れにより、展開及び膨張したエアバッグの内部では、上流膨張部が下流膨張部よりも高圧となる。特許文献1のエアバッグでは、上流膨張部と下流膨張部とを区画する上記区画部が、展開及び膨張したエアバッグに対し、上下に長くなるようにされている。区画部の下部は、上部に対し前に向けて折れるよう屈曲している。これにより、展開及び膨張したエアバッグにおける上流膨張部の下部が、座席に着座した乗員の腰部に対応して位置するようになる。
乗員の腰部は、乗員の体のうち比較的固く、衝撃に対する耐性が高い部位である。車両の側突時には、そうした腰部に対し、高圧となる上流膨張部の下部が対応して位置する。これにより、乗員をエアバッグによって車両の側突から効果的に保護することができる。
特開2016-120794号公報
車両の側突時、乗員が適正な姿勢で座席に着座していれば、展開及び膨張したエアバッグの高圧となる上流膨張部の下部が、乗員の腰部に当たるようになる。しかし、乗員が適正でない姿勢で座席に載っている場合、展開及び膨張したエアバッグにおける上流膨張部の下部が、乗員の腰部以外の部位であってあまり固くない部位に当たるおそれがある。この場合、乗員をエアバッグによって車両の側突から効果的に保護することが困難になる。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するサイドエアバッグ装置は、折り畳まれて収納されたエアバッグにインフレータからのガスを供給することにより、エアバッグを車両の座席に着座した乗員の胸部から腰部にかけての領域と車両のボディサイド部との間で、車両の後方から前方に向けて展開及び膨張させる。エアバッグは、その内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部を備えている。上流膨張部は、インフレータからのガスの供給を受けるものである。下流膨張部は、上流膨張部から前記ガスの供給を受けるものであり、エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは上流膨張部よりも前に位置する。区画部は、エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは、上下に長くなるようにされ、且つ、下部が上部に対し後に向けて折れるよう屈曲している。
上記構成によれば、エアバッグの内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部の下部は、上部に対し後に向けて折れるよう屈曲している。これにより、展開及び膨張したエアバッグにおける上流膨張部の下部が、乗員の腰部よりも後方、すなわち乗員が着座した座席の背もたれに対応して位置するようになる。このため、乗員が適正でない姿勢で座席に載っている場合であっても、展開及び膨張したエアバッグにおける上流膨張部の下部が乗員に当たることはない。従って、適正でない姿勢をとった乗員の腰部以外の部位に高圧となる上流膨張部の下部が当たること、及び、それに伴ってエアバッグによる車両の側突からの乗員の効果的な保護が困難になることを抑制できる。
上記サイドエアバッグ装置において、エアバッグが展開及び膨張したときの前記区画部における車幅方向の長さは、同区画部の上部と比較して下部で長くされているものとすることが考えられる。
この構成によれば、エアバッグが展開及び膨張したときの車幅方向の厚みが、区画部の下部に対応した箇所で、区画部の上部に対応した箇所よりも厚くなる。その結果、エアバッグにおける乗員の腰部に当たる箇所の車幅方向の厚みが大きくなる。これにより、車両の側突時において、エアバッグによる乗員の腰部に対する衝撃の吸収性を向上させることができる。
上記サイドエアバッグ装置において、エアバッグは、座席の背もたれに折り畳まれた状態で収納され、インフレータからのガスの供給によって背もたれから前方に向けて展開及び膨張するものとする。更に、区画部は、背もたれが車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグが展開及び膨張したとき、区画部の下部が背もたれの下端部に向けて延びるように同区画部の上部に対し屈曲しているものとすることが考えられる。
上記構成によれば、区画部は、背もたれが車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグが展開及び膨張したとき、区画部の下部が背もたれの下端部に向けて延びるようにされる。このため、展開及び膨張したエアバッグにおける上流膨張部の下部が、乗員が着座した座席の背もたれに対応して位置するようになる。
サイドエアバッグ装置全体を示す側面図。 座席の背もたれの内部におけるエアバッグ周りを拡大して示す断面図。 車両における座席とボディサイド部との位置関係を示す平面図。 エアバッグを広げた状態を示す側面図。 区画部を広げた状態を示す正面図。
以下、サイドエアバッグ装置の一実施形態について図1~図5を参照して説明する。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置は、エアバッグ3とインフレータ4とを備えている。エアバッグ3は、車両の座席1における背もたれ2の内部に、折り畳まれた状態で収納される。インフレータ4は、エアバッグ3に対し膨張用ガスを供給するためのものである。インフレータ4は、エアバッグ3と共に、背もたれ2の内部に位置するフレーム6に固定されている。フレーム6は、背もたれ2に沿って略上下方向に延びている。
なお、図1のエアバッグ3においては、折り畳まれて背もたれ2に収納された状態を破線で示す一方、インフレータ4からの膨張用ガスの供給を受けて展開及び膨張した状態を二点鎖線で示している。ちなみに、図1に二点鎖線で示すように展開及び膨張したエアバッグ3の大きさ及び固定位置は、エアバッグ3の上端が乗員P1の胸部に対応して位置する一方、エアバッグ3の下端部が乗員P1の腰に対応して位置する大きさ及び固定位置となっている。
図2は、背もたれ2の内部におけるエアバッグ3周りを拡大して示している。図2から分かるように、背もたれ2の内部に収容されたインフレータ4は、その周りを覆うリテーナ5に対し、かしめ等によって固定されている。更に、リテーナ5は、上下二段にそれぞれ設けられたボルト7及びナット8(図2には上段のもののみ図示)により、上記折り畳まれた状態のエアバッグ3と共にフレーム6に固定されている。これにより、インフレータ4がリテーナ5を介して背もたれ2のフレーム6に対し固定されているとともに、上記エアバッグ3もフレーム6に対し固定されている。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置は、インフレータ4によるエアバッグ3への膨張用ガスの供給を制御する制御装置9、及び、車両の側突を検出するための衝撃センサ10も備えている。衝撃センサ10は、側突に基づく衝撃が車両に加わると、制御装置9に対し検出信号を出力する。制御装置9は、衝撃センサ10からの検出信号に基づき、インフレータ4を作動させてエアバッグ3に対し膨張用ガスを供給する。
折り畳まれた状態のエアバッグ3に対しインフレータ4から膨張用ガスが供給されると、同エアバッグ3が展開及び膨張してインフレータ4付近の部分を背もたれ2内に残しつつ同背もたれ2から前方(図1の右方)に飛び出す。背もたれ2から飛び出したエアバッグ3は、図3に二点鎖線で示すように、座席1に着座した乗員P1の胸部から腰部にかけての領域と車両におけるドア及びピラー等のボディサイド部11との間において、車両の前方(図3の右方)に向けて展開及び膨張する。なお、図3の白抜き矢印は、車両の側突によってボディサイド部11に衝撃が加わるときの同衝撃の加わる方向を表している。
次に、エアバッグ3について詳しく説明する。
図4に示すように、エアバッグ3は、一枚の布片13を折り線L1に沿って二つに折って厚さ方向に重ね、その重ねられた部分の周縁同士を太破線L2で示す位置にて互いに結合させることによって袋状に形成されている。エアバッグ3の上下方向の中央部であって折り線L1の近傍には、エアバッグ3の内外を連通する開口部14が形成されている。この開口部14を介してエアバッグ3の内部にリテーナ5(インフレータ4)を挿入することが可能となっている。また、布片13における折り線L1で二つに折られて厚さ方向に重ねられた部分のうちの一方であって、開口部14の上側に位置する部分には、上下一対の取付孔15が形成されている。これら取付孔15は、エアバッグ3の後端部(図4の左端部)を背もたれ2のフレーム6(図2)に取り付けるためのものである。
開口部14を介してエアバッグ3の内部に挿入されたリテーナ5(インフレータ4)は、フレーム6(図2)に固定される。その際、リテーナ5のボルト7がエアバッグ3の取付孔15に通される。そして、そのボルト7及びナット8(図2)を用いて上記エアバッグ3がリテーナ5と共にフレーム6に対し固定される。こうしたエアバッグ3のフレーム6に対する固定は、エアバッグ3におけるリテーナ5から離れた部分が車両の前方側(図4の右側)に位置した状態となるように行われる。リテーナ5に固定されたインフレータ4の上端部には、膨張用ガスを噴出する噴出部20が設けられている。
エアバッグ3は区画部21を備えている。区画部21は、二つに折られた布片13の間に配置されている。区画部21は、エアバッグ3の内部を上流膨張部22と下流膨張部23とに区画するためのものであり、二つに折られたシート状に形成されている。上流膨張部22は、インフレータ4からのガスの供給を受ける。下流膨張部23は、上流膨張部22からガスの供給を受け、図1に二点鎖線で示すようにエアバッグ3が展開及び膨張した状態のもとでは上流膨張部22よりも前に位置する。
区画部21は、背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグ3が展開及び膨張したとき(図1の二点鎖線)、上下に長くなるようにされている。この状態のときには、区画部21の上部が背もたれ2のフレーム6とほぼ平行に延びる。また、このときの区画部21の下部は、区画部21の上部に対し、後に向けて折れるように屈曲している。更に、上記区画部21の下部は、背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグ3が展開及び膨張したとき、背もたれ2の下端部に向けて延びるように屈曲している。
次に、区画部21について詳しく説明する。
図5は、シート状の区画部21を広げた状態を示している。図5から分かるように、区画部21は中心線L3を中心とする対象形状となっている。区画部21における中心線L3上には、図4に示す上流膨張部22と下流膨張部23とを繋ぐための孔24が形成されている。図5に示すように、区画部21における中心線L3と直交する方向(図5の左右方向)の長さは、区画部21の上部で一定の値W1となっており、区画部21の下部では上記値W1よりも大きい値W2となっている。この値W2は、区画部21における図5の下端に向かうほど徐々に大きくなる。
区画部21における図5の左縁は、エアバッグ3(図3)における二つに折られた布片13の一方に対し図4の破線L4で示すように結合される。区画部21における図5の右縁は、二つに折られた上記布片13のもう一方に対し結合される。布片13に対する区画部21の結合箇所(図4の破線L4)は、上下方向に延びており、区画部21の下部では上部に対し車両の後に向けて折れるように屈曲している。
区画部21は、上述したように布片13に結合された状態で、エアバッグ3の内部で図5の中心線L3を中心に二つに折られている。車両の側突、インフレータ4の噴出部20から噴出した膨張用ガスは、まずエアバッグ3の上流膨張部22に流れ、その後に孔24を介して下流膨張部23に流れる。これにより、折り畳まれたエアバッグ3が、速やかに車両の後方から前方に向けて展開及び膨張する。
座席1の背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態で、上述したようにエアバッグ3が展開及び膨張したときには、区画部21の上部が上下方向に延びるようになる。なお、ここでいう上下方向とは、水平面に対する垂線の延びる方向のことだけでなく、その垂線に対し所定角度傾斜した直線の延びる方向も含むものとする。更に、ここでの所定角度としては、例えば0°よりも大きく45°よりも小さい値を想定している。
展開及び膨張したときのエアバッグ3の車幅方向の厚さは、区画部21における図4の左右方向の長さによって定められる。区画部21の下部の上記長さ(値W2)は、区画部21の上部の上記長さ(値W1)よりも大きい。このため、エアバッグ3の車幅方向の厚みは、区画部21の下部に対応した箇所で、区画部21の上部に対応した箇所よりも厚くなる。
次に、本実施形態のサイドエアバッグ装置の作用について説明する。
車両の側突時、インフレータ4からエアバッグ3の内部に噴出された膨張用ガスは、まず上流膨張部22に流れた後、孔24を介して下流膨張部23に流れる。こうした膨張用ガスの流れにより、展開及び膨張したエアバッグ3の内部では、上流膨張部22が下流膨張部23よりも高圧となる。図1に二点鎖線で示すように、エアバッグ3が展開及び膨張したとき、上流膨張部22はほぼ背もたれ2に対応して位置し、下流膨張部23は上流膨張部22から前方に突出するように位置する。
エアバッグ3の内部を上流膨張部22と下流膨張部23とに区画する区画部21は、その下部が上部に対し後に向けて折れるよう屈曲している。これにより、展開及び膨張したエアバッグ3における上流膨張部22の下部が、乗員P1の腰部よりも後方、すなわち乗員P1が着座した座席1の背もたれ2に対応して位置するようになる。このため、乗員P1が適正でない姿勢で座席1に載っている場合に、展開及び膨張したエアバッグ3における上流膨張部22の下部が乗員P1に当たることはない。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)適正でない姿勢をとった乗員P1の腰部以外の部位に高圧となる上流膨張部22の下部が当たること、及び、それに伴ってエアバッグ3による車両の側突からの乗員P1の効果的な保護が困難になることを抑制できる。
(2)エアバッグ3が展開及び膨張したときの車幅方向の厚みが、区画部21の下部に対応した箇所で、区画部21の上部に対応した箇所よりも厚くなる。その結果、エアバッグ3における乗員P1の腰部に当たる箇所の車幅方向の厚みが大きくなる。これにより、車両の側突時において、エアバッグ3による乗員P1の腰部に対する衝撃の吸収性を向上させることができる。
(3)区画部21は、座席1の背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグ3が展開及び膨張したとき、区画部21の下部が背もたれ2の下端部に向けて延びるようにされる。これにより、エアバッグ3が展開及び膨張したときの上流膨張部22の下部を、乗員P1が着座した座席1の背もたれ2に対応して位置させることができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・区画部21の下部は、座席1の背もたれ2が車両走行時の適正位置にある状態でエアバッグ3が展開及び膨張したとき、必ずしも背もたれ2の下端部に向けて延びるようにされている必要はない。
・区画部21の下部の幅(値W2)は、必ずしも下部の幅(幅W1)よりも長くされている必要はない。
・エアバッグ3は、座席1の背もたれ2に収納されるものとしたが、ボディサイド部11など他の場所に収納されるものであってもよい。
1…座席
2…背もたれ
3…エアバッグ
4…インフレータ
5…リテーナ
6…フレーム
7…ボルト
8…ナット
9…制御装置
10…衝撃センサ
11…ボディサイド部
13…布片
14…開口部
15…取付孔
20…噴出部
21…区画部
22…上流膨張部
23…下流膨張部
24…孔

Claims (2)

  1. 折り畳まれて収納されたエアバッグにインフレータからのガスを供給することにより、前記エアバッグを車両の座席に着座した乗員の胸部から腰部にかけての領域と前記車両のボディサイド部との間で、前記車両の後方から前方に向けて展開及び膨張させるサイドエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、その内部を上流膨張部と下流膨張部とに区画する区画部を備えており、
    前記上流膨張部は、前記インフレータからのガスの供給を受けるものであり、
    前記下流膨張部は、前記上流膨張部から前記ガスの供給を受けるものであり、前記エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは前記上流膨張部よりも前に位置し、
    前記区画部は、前記エアバッグの展開及び膨張状態のもとでは、上下に長くなるようにされ、且つ、下部が上部に対し後に向けて折れるよう屈曲しており、
    前記エアバッグが展開及び膨張したときの前記区画部における車幅方向の長さは、同区画部の上部と比較して下部で長くされており、
    前記区画部の下部では、前記長さが下端に向かうほど徐々に長くなっているサイドエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグは、前記座席の背もたれに折り畳まれた状態で収納され、前記インフレータからのガスの供給によって前記背もたれから前方に向けて展開及び膨張するものであり、
    前記区画部は、前記背もたれが車両走行時の適正位置にある状態で前記エアバッグが展開及び膨張したとき、前記区画部の下部が前記背もたれの下端部に向けて延びるように同区画部の上部に対し屈曲している請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
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