JP7438800B2 - 管理装置、管理方法、およびプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7438800B2
JP7438800B2 JP2020047373A JP2020047373A JP7438800B2 JP 7438800 B2 JP7438800 B2 JP 7438800B2 JP 2020047373 A JP2020047373 A JP 2020047373A JP 2020047373 A JP2020047373 A JP 2020047373A JP 7438800 B2 JP7438800 B2 JP 7438800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
user
users
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020047373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021149380A (ja
Inventor
憲作 山本
優佐 河田
耕一 小倉
友里恵 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020047373A priority Critical patent/JP7438800B2/ja
Publication of JP2021149380A publication Critical patent/JP2021149380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7438800B2 publication Critical patent/JP7438800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
ドライバーが同乗しない自動運転車両を用いた送迎サービスに関する発明が開示されている(特許文献1)。
特開2019-79462号公報
この種のサービスにおいて、車両には送迎サービスの利用予約を行っていない不適切な利用者が乗車してしまうことが想定される。不適切な利用者が車両に乗車した場合、送迎サービスの利用予約を行った適切な利用者は、車両に乗車できなくなってしまう場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、不適切な人数の乗車が行われていることを把握することができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1)この発明の一態様の管理装置は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識する認識部と、前記車両に乗車していることが把握されている利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力させる通知制御部と、前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信する受信部と、前記認識部によって認識された前記利用者の数と、前記受信部によって受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する検知部と、を備えるものである。
(2)の態様は、上記(1)の態様に係る管理装置において、前記通知制御部は、前記第1端末装置に、前記車両に現在乗車している利用者の数を問合わせる問い合わせ通知を更に出力させ、前記受信部は、前記第1端末装置から、前記問い合わせ通知に応じた第2情報を受信する、前記検知部は、前記第2情報に更に基づいて、不適切な人数の乗車を検知するものである。
(3)の態様は、上記(1)又は(2)の態様に係る管理装置において、前記通知制御部は、前記第1端末装置に、前記車両に乗車する予定の利用者の数を知らせる人数通知を更に行うものである。
(4)の態様は、上記(1)から(3)のいずれかの態様に係る管理装置において、前記通知制御部は、前記車両による利用者の輸送スケジュールに基づいて、前記車両に乗車していると推定される利用者の人数を示す情報を、前記車両に搭載された表示装置に表示させるものである。
(5)の態様は、上記(1)から(4)のいずれかの態様に係る管理装置において、前記検知部は、不適切な人数の乗車を検知した場合、外部装置に情報提供するものである。
(6)の態様は、上記(1)から(5)のいずれかの態様に係る管理装置が、前記サービスのオペレータが利用する第2端末装置と、前記第1端末装置との通信を中継する中継部を更に備え、前記中継部は、前記検知部の検知結果が、前記第1端末装置の数と、前記第1情報の数とが一致しないことを示す場合、前記車両に現在乗車している利用者の前記第1端末装置のうち、少なくともいずれか一つの前記第1端末装置と、前記第2端末装置との通信を開始させるものである。
(7)の態様は、上記(1)から(6)のいずれかの態様に係る管理装置が、前記検知部によって不適切な人数の乗車が検知された場合、前記車両による利用者の輸送スケジュールに基づいて、前記車両に乗車している利用者のうち、適切な利用者を特定する特定部と、前記特定部によって特定された適切な利用者以外の利用者に対して、ペナルティを付与する付与部とを更に備えるものである。
(8)この発明の他の態様の管理方法は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置を実現するコンピュータが、前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得し、取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識し、前記車両に乗車していることが把握されている利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力し、前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信し、認識された前記利用者の数と、受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知するものである。
(9)この発明の他の態様のプログラムは、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置を実現するコンピュータに、前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得させ、取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識させ、前記車両に乗車していることが把握されている利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力させ、前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信させ、認識された前記利用者の数と、受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知させるものである。
上記(1)~(9)の態様によれば、不適切な人数の乗車が行われていることを把握することができる。
管理装置300を含むシステムの構成図である。 車両200の構成図である。 管理装置300の構成図である。 利用者情報372の内容の一例を示す図である。 輸送リクエスト一覧情報374の内容の一例を示す図である。 輸送スケジュール情報376の内容の一例を示す図である。 乗車確認通知において端末装置100に表示される画像IMa1の一例を示す図である。 実施形態の管理装置300において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 問合せ通知において、端末装置100に表示される画像IMa2の一例を示す図である。 変形例1の管理装置300において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 車両200に乗車する予定の利用者Uの数を知らせる通知において端末装置100に表示される画像IMa3の一例を示す図である。 車両200を上から見た車室内の一例を示す図である。 人数通知において表示装置DPに表示される画像IMa4の一例を示す図である。 変形例3に係る管理装置300を含むシステムの構成図である。 変形例4に係る管理装置301を含むシステムの構成図である。 変形例4に係る管理装置301の構成の一例を示す図である。 変形例5に係る管理装置302の構成の一例を示す図である。 変形例5に係る輸送リクエスト一覧情報374aの内容の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。管理装置は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を車両で輸送するサービスを管理する装置である。指定区間とは、車両に乗車する利用者、または他の利用者によって指定された区間である。
[全体構成]
図1は、管理装置300を含むシステムの構成図である。このシステムは、利用者の利用する一以上の端末装置100と、一以上の車両200と、管理装置300とを含む。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。「利用者の利用する端末装置」とは、ネットカフェの端末装置など、不特定多数によって使用され得る端末装置であって、利用者により一時的に使用される端末装置を含んでよい。いずれの場合でも、「利用者の端末装置」とは、例えばログイン名を入力したログイン動作によって、操作中の利用者が特定されている端末装置を指すものである。
[端末装置]
端末装置100は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。端末装置100では、上記のサービスを利用するためのアプリケーションプログラム、或いはブラウザなどが起動し、以下に説明するサービスをサポートする。以下の説明では端末装置100がスマートフォンであり、サービスを受けるためのアプリケーションプログラム(配車アプリ)が起動していることを前提とする。配車アプリは、利用者の操作に応じて管理装置300と通信し、利用者からの輸送リクエストを管理装置300に送信したり、管理装置300から受信した情報に基づく情報提供を行ったりする。輸送リクエストとは、車両200によって利用者を、指定区間に亘って輸送することを要求する電子情報である。図1の例では、利用者U1、U2の二人の利用者を図示している。以降の説明において、利用者U1、U2を互いに区別しない場合には単に「利用者U」と記載する。利用者Uは、サービスを受けるための輸送リクエストを端末装置100に発信させる者である。端末装置100は、「第1端末装置」の一例である。
なお、利用者Uは、利用者Uと共にサービスを利用する他の利用者U(例えば、利用者Uの保護対象者(子供やお年寄り等))についても併せてサービスを受けるための輸送リクエストを端末装置100に発信させてもよい。この場合、他の利用者Uは、自身が有する端末装置100によって輸送リクエストを発進しない。このように様々な態様の利用者が存在してよい。
[車両]
車両200は、少なくとも車室を備える車両である。図2は、車両200の構成図である。車両200は、例えば、監視ユニット210と、通信装置220と、ナビゲーション装置230と、HMI(Human machine Interface)238と、車室内監視装置240と、認証装置242と、駆動力出力装置260と、ブレーキ装置262と、ステアリング装置264と、ドアロック装置266と、自動運転制御ユニット270とを備える。
監視ユニット210は、例えば、車両200の外部の空間を撮像するカメラや車両200の外部を検知範囲とするレーダあるいはLIDAR(Light Detection and Ranging)、これらの出力に基づいてセンサフュージョン処理を行う物体認識装置などを含む。監視ユニット210は、車両200の周辺に存在する物体の種類(特に、車両、歩行者、および自転車)を推定し、その位置や速度の情報と共に自動運転制御ユニット270に出力する。
通信装置220は、例えば、ネットワークNWに接続したり、他車両や歩行者の端末装置などと直接的に通信したりするための無線通信モジュールである。通信装置220は、Wi-Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置220として、用途に応じた複数のものが用意されてもよい。
ナビゲーション装置230は、例えば、HMI(Human machine Interface)232と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機234と、ナビ制御装置236とを備える。HMI232は、例えば、タッチパネル式ディスプレイ装置やスピーカ、マイクなどを含む。GNSS受信機234は、GNSS衛星(例えばGPS衛星)から到来する電波に基づいて自機の位置(車両200の位置)を測位する。ナビ制御装置236は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や各種記憶装置を備え、ナビゲーション装置230全体を制御する。記憶装置には、地図情報(ナビ地図)が格納されている。ナビ地図は、ノードとリンクで道路を表現した地図である。ナビゲーション装置230は、通信装置220を用いて、測位した位置を示す位置情報を管理装置300にアップロードする。位置情報のアップロードは、例えば、ミリ秒~秒単位で周期的に行われる。
HMI238は、車室内または車室外にいる利用者との間で情報授受を行うインターフェース装置である。HMI238は、例えば、表示装置、スピーカ、タッチパネル、ボタン、マウス、キーボードなどの入出力インターフェースを含む。
車室内監視装置240は、例えば、車室内の空間を撮像するカメラや赤外線センサなどを含む。カメラによって撮像された画像は、通信装置220によって管理装置300にアップロードされてもよい。車室内監視装置240は、車両200の車室内を撮像する「撮像部」の一例である。
認証装置242は、車両200に乗車しようとする利用者が、正規な利用者であることを確認する(利用者を認証する)ための装置である。正規な利用者とは、管理装置300との間で乗車する取り決めがなされた利用者をいう。認証装置242は、近距離無線通信装置、生体認証装置、パスワード入力装置など、認証機能を有するものであれば任意の装置であってよい。認証装置242は、認証結果を自動運転制御ユニット270に出力する。
駆動力出力装置260は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。駆動力出力装置260は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するパワーECUとを備える。パワーECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは不図示の運転操作子から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置262は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置262は、運転操作子に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置262は、上記説明した構成に限らず、自動運転制御ユニット270から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置264は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、自動運転制御ユニット270から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
ドアロック装置266は、車両200に設けられたドアを施錠状態または開錠状態にする。ドアロック装置266は、ドアを自動開閉させる機構を含んでもよい。
自動運転制御ユニット270は、例えば、経路走行制御部272と、乗降位置探索部274と、利用者認識部276と、乗降制御部280と、HMI制御部290とを備える。乗降制御部280は、例えば、停止・発進制御部282と、ドアロック制御部284とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
経路走行制御部272は、指定された経路を車両200が走行するように、駆動力出力装置260、ブレーキ装置262、およびステアリング装置264を制御する。経路の情報は、通信装置220によって管理装置300から受信される。経路の情報には、利用者ごとの乗車位置や降車位置の情報が含まれる。経路走行制御部272は、例えば、管理装置300から取得した経路を高精度地図情報に当てはめ、経路上で車両200が走行すべき推奨車線を決定する。高精度地図情報は、ナビゲーション装置230が保持する地図情報よりも高精度なものであり、例えば、車線ごとの道路幅や勾配、曲率、信号の位置などの情報が含まれている。推奨車線とは、例えば、交差点等を左折する前に左側車線に寄っておくなどの基準に基づいて、経路上を効率的に走行するために決定される車線である。
そして、経路走行制御部272は、推奨車線上を走行することを原則としつつ、監視ユニット210から位置や速度が入力された物体との接触を避けるように、車両200を自動的に走行させる。経路走行制御部272は、車両200が将来に走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、車両200の到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、所定の走行距離ごとの車両200の到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における車両200の到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。乗降制御部280も同様に係る機能を備えている。
乗降位置探索部274は、監視ユニット210からの入力情報や高精度地図情報などを参照し、管理装置300から取得された経路の情報に含まれる乗車位置や降車位置において、車両200を停止させて利用者を乗車または降車させることができる停止位置(乗降位置)を探索する。乗降位置探索部274は、監視ユニット210からの入力情報に基づいて認識可能な道路上の白線や黄線、道路標識、道路幅、歩道やガードレールの有無などに基づいて、乗降位置を探索して決定する。
利用者認識部276は、監視ユニット210からの入力情報に基づいて、車両200に乗車しようとしている利用者を認識する。利用者認識部276は、例えば、監視ユニット210に含まれるカメラの画像を、機械学習によって学習され「乗車しようとしている利用者」を判別可能なモデルに入力することで、車両200に乗車しようとしている利用者を認識する。
乗降制御部280の停止・発進制御部282は、乗降位置探索部274により探索され決定された乗降位置に車両200を停止させるための減速制御や操舵制御を行ったり、乗降位置から車道に向けて車両200を発進させるための減速制御や操舵制御を行ったりする。
ドアロック制御部284は、例えば、車両200が乗降位置に停止し、且つ認証装置242から利用者の認証が成功した旨の情報が得られた場合に、ドアロック装置266の所定のドアのドアロックを開錠状態にする。また、ドアロック制御部284は、利用者が車両200に乗車した後、停止・発進制御部282によって車両200が発進させられる前に、ドアロック装置266の所定のドアのドアロックを施錠状態にする。
HMI制御部290は、利用者に向けて各種情報を出力するようにHMI238を制御したり、HMI238が受け付けた利用者からの指示を反映させるようにHMI238その他の機器を制御したりする。
[管理装置]
図3は、管理装置300の構成図である。管理装置300は、例えば、通信部310と、フロント処理部320と、輸送スケジュール決定部330と、経路決定部340と、決済処理部350と、記憶部370とを備える。フロント処理部320は、受付部322と、認識部324と、通知制御部326と、検知部328とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。管理装置300は、記憶部370を備えてもよい。記憶部370は、DVDやRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどにより実現される。記憶部370には、利用者情報372や輸送リクエスト一覧情報374、輸送スケジュール情報376、地図情報378などの情報が記憶される。
図4は、利用者情報372の内容の一例を示す図である。利用者情報372は、例えば、利用者の識別情報である利用者IDに対して、氏名、性別、年齢、住所、職業、緊急連絡先などが対応付けられたものである。利用者情報372の各項目は、管理装置300が管理するサービスへの加入時等に、予め登録されている。管理装置300の各部は、利用者情報372を参照して各種処理を行う。
通信部310は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードである。通信部310は、ネットワークNWを介して端末装置100や車両200と通信する。通信部310は、端末装置100から車室内監視装置240が車両200内を撮像し、生成した車室内画像を受信(取得)する。通信部310は、車室内画像を端末装置100から取得する処理において、「取得部」の一例である。
受付部322は、通信部310を介して、利用者の端末装置100から発せられた輸送リクエストを取得し、輸送リクエスト一覧情報374として記憶部370に登録する。
図5は、輸送リクエスト一覧情報374の内容の一例を示す図である。輸送リクエスト一覧情報374は、例えば、輸送リクエストを発信した利用者(申込者)の利用者IDである申込者ID、車両200に乗車する利用者(乗車者)の利用者IDである乗車者ID、輸送に係る区間の始点となる乗車地点および終点となる降車地点、乗車希望時刻、輸送スケジュール決定部330により輸送することが決定されたか否かを示す輸送決定済フラグ(例えば1が輸送決定済、0が輸送未決定を示す)などの情報が互いに対応付けられた情報である。一つの輸送リクエストに係る、1セットの申込者ID、乗車者ID、保護者ID、乗車地点、降車地点、乗車希望時刻、および輸送決定済フラグのことを、レコードと称する。輸送リクエストは、一つのレコードが生成されるのに必要な内容を含む、任意の形式の情報である。
認識部324は、通信部310によって取得された車室内画像に基づいて、車両200に乗車している利用者Uの数を認識する。認識部324は、例えば、利用者Uが車両200に乗車していない状態の車室内画像と、通信部310によって取得された車室内画像との差分に基づいて、車両200に乗車している利用者Uの数を認識する。
なお、認識部324の認識処理は一例であって、これに限られない。認識部324は、例えば、所定の時間間隔毎に車室内監視装置240によって撮像された車室内画像の経時変化に基づいて、車両200内の物体を認識し、且つ物体のうち人特有の動きをしている物体を人として認識してもよい。また、認識部324は、例えば、予め車両200(或いは、車両200と同車種の車両)に利用者Uが所定の人数だけ乗車している状態の写真に基づいて、機械学習された学習モデルを用いて、車両200に乗車している利用者Uの人数を認識してもよい。
通知制御部326は、車両200に乗車していることが把握されている利用者Uの端末装置100に各種通知を示す情報を送信することで、端末装置100のアプリケーションプログラムと連携して、端末装置100に利用者Uへの乗車確認通知を出力させる。利用者Uに対する通知の形態はこれに限らず、電子メールやウェブページ提供の形態で行われてもよい。詳しくは、後述する。
検知部328は、通信部310によって端末装置100から受信された第1情報の数と、認識部324によって認識された車両200の利用者Uの数とを比較することで、不適切な人数の乗車を検知する。第1情報は、通知制御部326によって行われた通知であって、後述する乗車確認通知を利用者Uが確認したことを示す情報である。ここで、車両200には、サービスを受けるための輸送リクエストを送信していないにも関わらず、サービスの利用者ではない乗員(以下、不適乗員)が乗車する場合がある。検知部328は、第1情報の数と、認識部324によって認識された車両200の利用者Uの数とを比較し、数が一致しない場合に不適切な人数の乗車が行われていることを検知する。
輸送スケジュール決定部330は、輸送リクエスト一覧情報374に登録されたレコードに基づいて、車両200による利用者の輸送スケジュールを決定し、輸送スケジュール情報376に登録する。図6は、輸送スケジュール情報376の内容の一例を示す図である。輸送スケジュール情報376は、例えば、複数の車両200が存在する場合に用いられる車両200の識別情報である車両ID、および運行日ごとに生成される。輸送スケジュール情報376は、例えば、乗降地点、予定到着時刻、乗車か降車かを示す情報、乗降する利用者の利用者IDなどの情報が時系列に並べられた情報である。輸送スケジュール決定部330は、輸送リクエスト一覧情報374のレコードの乗車希望時刻に基づいて乗車の場合の予定到着時刻を決定し、当日の交通情報ならびに法定速度の情報等を加味して降車の場合の予定到着時刻を決定する。
経路決定部340は、輸送スケジュール情報376と地図情報378とに基づいて、車両200に指示する経路を決定し、通信部310を用いて車両200に経路の情報を送信する。経路決定部340の機能は、既存のナビゲーションシステムと同様である。
決済処理部350は、利用者から料金を徴収するための処理を行う。例えば、決済処理部350は、クレジットカードや電子マネーの管理サーバと連携し、利用者から料金を徴収する。
[乗車確認通知の形態]
通知制御部326は、輸送スケジュール情報376に基づいて、サービスを利用する利用者Uが、車両200に乗車する予定の時刻、又は当該時刻と略一致する時刻に、当該利用者Uの端末装置100に乗車確認通知を出力させる。図7は、乗車確認通知において端末装置100に表示される画像IMa1の一例を示す図である。通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa1を表示させるように指示し、乗車確認通知を出力させる。
画像IMa1には、例えば、利用者Uに対して輸送スケジュール通りに車両200に乗車したか否かを問合わせるメッセージMS1が含まれる。このメッセージMS1とは、例えば、「予定通り車両に乗車しましたか?」等のメッセージである。また、画像IMa1には、メッセージMS1の問合せに対して肯定的な回答を行うボタンB1と、否定的な回答を行うボタンB2とが含まれる。
利用者Uは、端末装置100の表示部に画像IMa1が表示されることにより、乗車確認通知を受ける。そして、利用者Uは、画像IMa1に示されるボタンB1、又はボタンB2を選択することによって、乗車確認通知を確認する操作を行う。端末装置100は、利用者Uが乗車確認通知を確認したことを示す第1情報を管理装置300に送信する。端末装置100は、例えば、利用者Uが利用している車両200の車両IDを含めた第1情報を管理装置300に送信する。
なお、上述では、通知制御部326が端末装置100に画像IMa1を表示させることにより、乗車確認通知を行う場合について説明したが、これに限られない。通知制御部326は、例えば、端末装置100にメッセージMS1を音声によって出力させることにより、乗車確認通知を行ってもよい。この場合、利用者Uは、当該音声に対して、肯定的な回答、又は否定的な回答を発話することによって、乗車確認通知に応答してもよい。端末装置100は、例えば、乗車確認通知に対する利用者Uの発話が、肯定的な回答であるか、又は否定的な回答であるかを音声認識によって認識する機能を有し、認識結果を第1情報として管理装置300に送信する。
検知部328は、認識部324によって認識された利用者Uの数と、通信部310によって受信された第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する。検知部328は、例えば、認識部324によって利用者Uの数が認識された車両200の車両IDを検索キーとして、通信部310によって受信された第1情報のうち、当該車両IDが含まれる第1情報を特定する。検知部328は、認識部324によって利用者Uの数と、特定した第1情報との数とを比較する。
検知部328は、第1情報の数と、認識部324によって認識された利用者Uの数とが一致する場合、車両200には、適切な人数が乗車していると検知する。検知部328は、第1情報の数と、認識部324によって認識された利用者Uの数とが一致しない場合、比較対象の車両200では不適切な乗車が行われていると検知する。そして、検知部328は、認識部324によって認識された利用者Uの数から第1情報の数を差し引いた数を、不適切な乗員の人数として検知する。
[動作フロー]
図8は、実施形態の管理装置300において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示されるフローチャートは、所定の時間間隔毎に繰り返し実行される。
まず、通信部310は、車室内監視装置240から車室内画像を示す情報を取得する(ステップS100)。次に、認識部324は、通信部310によって取得された車室内画像に基づいて、車両200に乗車している利用者Uの数を認識する(ステップS102)。通知制御部326は、輸送スケジュール情報376に基づいて、サービスを利用する利用者Uのうち、現在の時刻が、車両200に乗車する予定の時刻、又は当該予定の時刻と略一致する利用者Uを特定する(ステップS104)。通知制御部326は、特定した利用者Uの端末装置100に乗車確認通知を出力させる(ステップS106)。
通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa1を表示させるように制御し、乗車確認通知を出力させる。端末装置100は、管理装置300による乗車確認通知を出力させる指示に基づいて、表示部に画像IMa1を表示させる。利用者Uは、端末装置100の表示部に画像IMa1が表示されることにより、乗車確認通知を受ける。そして、利用者Uは、画像IMa1に示されるボタンB1、又はボタンB2を選択することによって、乗車確認通知を確認する操作を行う。端末装置100は、利用者Uが乗車確認通知を確認したことを示す第1情報を管理装置300に送信する。
通信部310は、端末装置100から第1情報を受信(取得)する(ステップS108)。検知部328は、認識部324によって認識された利用者Uの数と、通信部310によって受信された第1情報の数とを比較し、数が一致するか否かを判定する(ステップS110)。検知部328は、例えば、認識部324によって利用者Uの数が認識された車両200の車両IDを検索キーとして、通信部310によって受信された第1情報のうち、当該車両IDが含まれる第1情報を特定する。検知部328は、認識部324によって利用者Uの数と、特定した第1情報との数とを比較する。
検知部328は、第1情報の数と、認識部324によって認識された利用者Uの数とが一致する場合、車両200には、適切な人数が乗車していると検知する(ステップS112)。検知部328は、第1情報の数と、認識部324によって認識された利用者Uの数とが一致しない場合、比較対象の車両200では不適切な乗車が行われていると判定し、認識部324によって認識された利用者Uの数から第1情報の数を差し引いた数を、不適切な乗員の人数として検知する(ステップS114)。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の管理装置300は、運転手が乗車せずに自律走行可能な車両200を走行させて、指定区間において利用者Uを車両200で輸送するサービスを管理する管理装置300であって、車両200の車室内を撮像部(この一例では、車室内監視装置240)が撮像した画像(この一例では、車室内画像)を取得する取得部(この一例では、通信部310)と、取得部によって取得された画像に基づいて、車両200に乗車している利用者Uの数を認識する認識部324と、車両200に乗車していることが把握されている利用者Uの第1端末装置(この一例では、端末装置100)に利用者Uへの乗車確認通知を出力させる通知制御部326と、第1端末装置から、乗車確認通知を利用者Uが確認したことを示す第1情報を受信する受信部(この一例では、通信部310)と、認識部324によって認識された利用者Uの数と、受信部によって受信された第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する検知部328と、を備える。
これにより、本実施形態の管理装置300は、不適切な人数の乗車が行われていることを把握することができる。
<変形例1>
以下、上述した実施形態の変形例1について説明する。実施形態では、検知部328が、認識部324によって認識された車両200に乗車している利用者Uの数に基づいて、不適切な乗員の乗車を検知する場合について説明した。変形例1では、検知部328が、端末装置100に車両200に現在乗車している利用者Uの数を問合わせた結果に更に基づいて、不適切な乗員の乗車を検知する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
通知制御部326は、検知部328によって認識部324が認識した利用者Uの数と、第1情報の数とが一致しない場合に、乗車確認通知を出力させた端末装置100に問合せ通知を出力させる。図9は、問合せ通知において、端末装置100に表示される画像IMa2の一例を示す図である。通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa2を表示させるように指示し、問合せ通知を出力させる。
画像IMa2には、例えば、利用者Uに対して車両200に乗車した際、当該車両200には、現在、同乗している利用者が(自分も含めて)何名であるかを問合わせるメッセージMS2が含まれる。このメッセージMS2とは、例えば、「現在、同乗している利用者は何名ですか?」等のメッセージである。また、画像IMa2には、メッセージMS2の問合せに対して回答する際に用いられるテンキーKYと、テンキーKYを用いて利用者Uにより入力された利用者Uの人数を表すコメントボックスBXと、入力された内容を確定するボタンB3とが含まれる。
利用者Uは、端末装置100の表示部に画像IMa2が表示されることにより、問合せ通知を受ける。そして、利用者Uは、画像IMa2に示されるテンキーKY、及びボタンB3を操作することによって、問合せ通知を確認する操作を行う。端末装置100は、利用者Uが問合せ通知に応答して入力した同乗者の人数を示す第2情報を管理装置300に送信する。端末装置100は、例えば、利用者Uが利用している車両200の車両IDを含めた第2情報を管理装置300に送信する。
変形例1の検知部328は、通信部310によって取得された第2情報に更に基づいて、車両200に乗車している利用者Uの数を特定する。通知制御部326は、例えば、認識部324によって認識された利用者Uの数と、第1情報の数とが位置しなかった場合に、問合せ通知を出力させる。そして、検知部328は、第1情報に示される利用者Uの数と、第2情報に示される利用者Uの数とが、一致する場合には一致した利用者Uの数を用いて以降の比較処理を行い、一致しない場合には第2情報に示される利用者Uの数を用いて以降の比較処理を行う。
[動作フロー]
図10は、変形例1の管理装置300において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10に示されるフローチャートは、所定の時間間隔毎に繰り返し実行される。図10に示す処理のうち、図8に示す処理と同一の処理については、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
通知制御部326は、ステップS110の処理において検知部328によって数が一致しないと判定された場合、特定した利用者Uの端末装置100に問合せ通知を出力させる(ステップS116)。
通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa2を表示させるように制御し、問合せ通知を出力させる。端末装置100は、管理装置300による問合せ通知を出力させる指示に基づいて、表示部に画像IMa2を表示させる。利用者Uは、端末装置100の表示部に画像IMa2が表示されることにより、問合せ通知を受ける。そして、利用者Uは、画像IMa2に示されるテンキーKY、及びボタンB3を操作することによって、問合せ通知を確認する操作を行う。端末装置100は、利用者Uが問合せ通知に応答して入力した同乗者の人数を示す第2情報を管理装置300に送信する。
通信部310は、端末装置100から第2情報を受信(取得)する(ステップS118)。通知制御部326は、第1情報の数と、第2情報が示す利用者Uの数とを比較し、数が一致するか否かを判定する(ステップS120)。検知部328は、第1情報の数と、第2情報が示す利用者Uの数とが一致する場合、処理をステップS112に進め、車両200には、適切な人数が乗車していると検知する。検知部328は、第第1情報の数と、第2情報が示す利用者Uの数とが一致しない場合、比較対象の車両200では不適切な乗車が行われているものと判定し、第2情報が示す利用者Uの数から第1情報の数を差し引いた数を、不適切な乗員の人数として検知する(ステップS114)。
[変形例1のまとめ]
以上説明したように、検知部328は、背の低い利用者Uや、車室内監視装置240の撮像方向からでは認識されにくい位置に乗車する利用者U等、認識部324によって認識されにくい利用者Uが車両200に乗車する場合であっても、利用者Uを精度高く検知し、不適切な人数の乗車が行われていることを把握することができる。
なお、上述では、検知部328によって認識部324が認識した利用者Uの数と、第1情報の数とが一致しない場合に、通知制御部326が、乗車確認通知を出力させた端末装置100に問合せ通知を出力させる場合について説明したが、これに限られない。通知制御部326は、例えば、乗車確認通知と同時、乗車確認通知を送信してから所定の時間が経過した後、又は第1情報を受信した後等に、端末装置100に問合せ通知を出力させてもよい。
この場合、検知部328は、認識部324が認識した利用者Uの数と、第2情報が示す利用者Uの数とに基づいて、車両200に乗車する利用者Uの数を特定する。例えば、検知部328は、認識部324が認識した利用者Uの数と第2情報が示す利用者Uの数とが一致しない場合には、第2情報が示す利用者Uの数を用いて以降の比較処理を行ってもよい。これにより、検知部328は、背の低い利用者Uや、車室内監視装置240の撮像方向からでは認識されにくい位置に乗車する利用者U等、認識部324によって認識されにくい利用者Uが車両200に乗車する場合であっても、利用者Uを精度高く検知し、不適切な人数の乗車が行われていることを把握することができる。
また、検知部328は、認識部324が認識した利用者Uの数と第2情報が示す利用者Uの数とが一致しない場合には、認識部324が認識した利用者Uの数を用いて以降の比較処理を行ってもよい。これにより、検知部328は、車両200に乗車する利用者Uが、問合せ通知に対して虚偽の応答や誤った応答をした場合であっても、車室内画像に基づいて利用者Uを精度高く検知することができる。
<変形例2>
以下、上述した実施形態の変形例2について説明する。変形例2では、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを、車両200の利用者Uが把握できるようにする場合について説明する。なお、上述した実施形態、及び変形例と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、車両200に乗車する予定の利用者Uの数を知らせる通知において端末装置100に表示される画像IMa3の一例を示す図である。通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa3を表示させるように指示し、利用者Uに対して車両200に同乗する利用者Uの数を知らせる通知(以下、人数通知)を出力させる。
画像IMa3には、例えば、利用者Uに対して利用者Uが利用する車両200に同乗する利用者Uの数を知らせるメッセージMS3が含まれる。メッセージMS3は、例えば、「<スケジュール情報>この車両には3名の利用者が同乗する予定です。」等のメッセージである。
通知制御部326は、例えば、乗車確認通知と同時、乗車確認通知を送信してから所定の時間が経過した後、第1情報を受信した後等に、端末装置100に人数通知を出力させてもよい。これにより、管理装置300は、車両200に適切な人数が乗車しているか否かを利用者Uに把握させることができる。
なお、通知制御部326は、人数通知を端末装置100に代えて(或いは、加えて)、HMI238に人数通知を出力させてもよい。図12は、車両200を上から見た車室内の一例を示す図である。表示装置DPは、例えば、運転席ST1、助手席ST2、助手席ST2の後方に設置された後部座席ST3、及び運転席ST1の後方に設置された後部座席ST4に着座するいずれの利用者Uにも視認しやすい位置に設置される。図示の例の車室内には、HMI238が備える表示装置DPが、インストルメントパネルの中央(運転席ST1、助手席ST2との間)に設置される。
図13は、人数通知において表示装置DPに表示される画像IMa4の一例を示す図である。通知制御部326は、例えば、表示装置DPに画像IMa4を表示させるように指示する。通知制御部326は、例えば、端末装置100に画像IMa4を表示させるように指示し、人数通知を出力させる。画像IMa4には、例えば、メッセージMS3が含まれる。通知制御部326は、例えば、輸送スケジュール情報376に基づいて、同乗する利用者Uの数を特定する。
また、画像IMa4には、車両200にこれから乗車する利用者Uの人数を知らせるメッセージMS4が含まれていてもよい。メッセージMS4は、例えば、「この後更に1名の利用者が乗車する予定です」等のメッセージである。この場合、通知制御部326は、輸送スケジュール情報376に基づいて、サービスを利用する利用者Uのうち、現時刻から所定の時間(例えば、数~数十[分])以内に車両200に乗車する利用者Uを、車両200毎に特定する。通知制御部326は、特定した利用者Uの人数を表すメッセージMS4を含めた画像IMa4を、対応する車両200の表示装置DPに表示させるように自動運転制御ユニット270に指示する。自動運転制御ユニット270は、通知制御部326の指示に基づいて、画像IMa4を表示装置DPに表示させる。メッセージMS4は、「車両200による利用者Uの輸送スケジュールに基づいて、車両200に乗車していると推定される利用者の人数を示す情報」の一例である。
[変形例2のまとめ]
以上説明したように、通知制御部326は、人数通知を端末装置100、又は表示装置DPに出力させることにより、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを、車両200の利用者Uが把握できるようにすることができる。
<変形例3>
以下、上述した実施形態の変形例3について説明する。変形例3では、管理装置300が車両200において不適切な人数の乗車が行われていることが検知された場合、不適切な人数の乗車が行われていることを示す情報を外部装置に情報提供する場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明する。
図14は、変形例3に係る管理装置300を含むシステムの構成図である。このシステムは、利用者の利用する一以上の端末装置100と、一以上の車両200と、管理装置300と、外部装置400とを含む。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。
外部装置400は、例えば、サービスの運営や管理を行う会社に設けられる装置である。以下、外部装置400が、サービスにおいて発生したトラブルに対応する警備会社に設けられる装置である場合について説明する。検知部328は、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを検知した場合、不適切な人数の乗車が行われていることを示す情報(以下、検知情報)を外部装置400に情報提供する。検知部328は、例えば、輸送スケジュール情報376に基づいて、不適切な人数の乗車が行われていることを検知した車両200の車両ID、当該車両200に乗車する利用者Uの乗車者IDを特定する。検知部328は、特定した車両ID、乗車者ID、及び車両200が走行する経路の情報等を含めた検知情報を生成し、生成した通信部310によってネットワークNWを介して外部装置400に送信させる。
なお、検知部328は、例えば、不適切な人数の乗車が行われていることを検知した車両200の車室内監視装置240から車室内画像を取得し、取得した車室内画像を示す情報を含めた検知情報を生成してもよい。また、検知部328は、不適切な人数の乗車が行われていることを検知した車両200のGNSS受信機234から当該車両200の現在位置を示す情報を取得し、取得した現在位置情報を含めた検知情報を生成してもよい。
外部装置400は、検知情報を警備会社の警備員SGに提供する。外部装置400は、例えば、検知情報を示す画像を外部装置400の表示部に表示することによって警備員SGに検知情報を提供する。警備員SGは、外部装置400を用いて検知情報を確認することによって、不適切な人数の乗車が行われている車両200について何らかの対応をすることができる。警備員SGは、例えば、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを確認し、当該車両200に駆け付けたり、当該車両200のHMI238のスピーカかから不適切な乗車を行っている利用者Uに対して降車を促す音声を出力させるために外部装置400を操作したりする。この場合、外部装置400とHMI238とは、外部装置400の指示に従って、HMI238から所定音声(或いは、外部装置400がマイクによって取得した警備員SGの音声)を出力する機能を有する。
[変形例3のまとめ]
以上説明したように、検知部328は、不適切な人数の乗車が行われていることを検知した場合、外部装置400に情報提供し、不適切な人数の乗車について外部装置400を介して情報提供を受けた者(この場合、警備員SG)に、対処させることができる。
<変形例4>
以下、上述した実施形態の変形例4について説明する。変形例4では、検知部328の検知結果が、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを示す場合、管理装置300が、当該車両200の利用者Uの端末装置100と、サービスの運営や管理を行うオペレータとの通信を中継する場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図15は、変形例4に係る管理装置301を含むシステムの構成図である。このシステムは、利用者の利用する一以上の端末装置100と、一以上の車両200と、管理装置301と、オペレータ装置500とを含む。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。
オペレータ装置500は、例えば、サービスの運営や管理を行うオペレータOPによって用いられる端末装置である。検知部328は、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることを検知した場合、当該車両200に現在乗車している利用者Uの端末装置100と、オペレータ装置500との通信を開始させる。オペレータ装置500は、「第2端末装置」の一例である。
図16は、変形例4に係る管理装置301の構成の一例を示す図である。図16に示すように、管理装置301は、管理装置300が備える構成に加えて、中継部360を更に備える。中継部360は、例えば、検知部328によって不適切な人数の乗車が行われていることが検知された場合、輸送スケジュール情報376に基づいて、当該車両200に現在乗車している利用者Uの利用者IDを特定する。
中継部360は、特定した利用者IDの利用者Uが有する端末装置100と、オペレータ装置500との通信を開始させる。
この場合、輸送スケジュール情報376には、例えば、上述した情報に加えて、利用者Uの端末装置100に係る情報が更に含まれていてもよい。利用者Uの端末装置100に係る情報とは、例えば、端末装置100とオペレータ装置500との通信(或いは、通話)を開始する際に用いられる情報である。具体的には、利用者Uの端末装置100に係る情報とは、例えば、端末装置100の電話番号や、配車アプリにおいて用いられる情報であって配車アプリを介して端末装置100とオペレータ装置500とを通信可能にする情報等である。以下、利用者Uの端末装置100に係る情報が、配車アプリを介して端末装置100とオペレータ装置500とを通信可能にする情報である場合について説明する。
中継部360は、例えば、特定した利用者IDに対応付けられている利用者Uの端末装置100に係る情報を用いて、端末装置100とオペレータ装置500との通信を開始させる。通信を開始させるとは、例えば、中継部360が、利用者Uの端末装置100に係る情報をオペレータ装置500に提供してオペレータ装置500に端末装置100へ発呼させる処理を指示すること、中継部360が、利用者Uの端末装置100に係る情報をオペレータ装置500に提供するように端末装置100に指示すること、又はオペレータ装置500に係る情報を端末装置100に提供して端末装置100にオペレータ装置500へ発呼させる処理を指示すること等である。これにより、中継部360は、利用者UとオペレータOPとの通信を開始させる。
なお、利用者UとオペレータOPとの通信は、音声通話であってもよく、ビデオ通話であってもよく、配車アプリを用いたチャット形式のものであってもよい。
また、中継部360は、検知部328によって不適切な人数の乗車が行われていることが検知された車両200に現在乗車している利用者Uが複数存在する場合、複数の利用者Uの全て、又は一部の利用者Uの端末装置100と、オペレータ装置500との通信を開始させてもよい。
[変形例4のまとめ]
以上説明したように、中継部360は、不適切な人数の乗車が行われていることを検知した場合、利用者Uの端末装置100とオペレータ装置500との通信を開始させ、利用者UがオペレータOPに対処を求めやすくすることができる。
<変形例5>
以下、上述した実施形態の変形例5について説明する。変形例5では、車両200において不適切な人数の乗車が行われていることが検知された場合、管理装置300が不適切な乗車を行っている利用者Uについて、ペナルティを付与する場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図17は、変形例5に係る管理装置302の構成の一例を示す図である。図17に示すように、管理装置302は、管理装置300が備える記憶部370に代えて(或いは、加えて)、記憶部371を備える。記憶部371は、例えば、利用者情報372と、輸送リクエスト一覧情報374aと、輸送スケジュール情報376と、地図情報378とを備える。
図18は、変形例5に係る輸送リクエスト一覧情報374aの内容の一例を示す図である。輸送リクエスト一覧情報374aのレコードには、例えば、輸送リクエスト一覧情報374のレコードに加えて、ペナルティ情報が更に対応付けられる。ペナルティ情報は、例えば、車両200に不正乗車した利用者Uに付与されるペナルティを示す情報である。ペナルティが付与されている利用者Uは、ペナルティが付与されていない利用者Uに比して、サービスが利用しづらくなる。具体的には、ペナルティは、サービスの利用が禁止されること、車両200に不正乗車した際の料金、又は次回サービスを介して車両200に乗車する際の料金に追加して料金が徴収されること等である。これに伴い、ペナルティ情報には、サービスが利用できないことを示す情報や、追加して徴収される料金を示す情報が含まれる。
図17に戻り、管理装置302は、管理装置300(又は、管理装置302)が備える構成に加えて、特定部362と、ペナルティ付与部364とを更に備える。
特定部362は、例えば、検知部328によって不適切な人数の乗車が検知された場合、車両200による利用者Uの輸送スケジュール情報376に基づいて、車両200に乗車している利用者Uのうち、適切な利用者U、又は適切な利用者U以外の利用者U(以下、不適切な利用者U)を特定する。
特定部362は、輸送スケジュール情報376に示される利用者Uの利用者IDが認証装置242によって取得された場合、当該利用者IDの利用者Uを適切な利用者Uとして特定する。また、特定部362は、輸送スケジュール情報376に示される利用者Uの利用者ID以外の利用者IDが認証装置242によって取得された場合、当該利用者IDの利用者Uを不適切な利用者Uとして特定する。
ペナルティ付与部364は、特定部362によって特定された不適切な利用者Uに係る輸送リクエスト一覧情報374aのレコードにペナルティ情報を付与する。
なお、上述では、特定部362が、認証装置242によって取得された利用者Uの利用者IDに基づいて、不適切な利用者Uを特定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、特定部362は、車室内画像と、利用者Uの特徴を示す利用者画像とに基づいて、適切な利用者U、又は不適切な利用者Uを特定してもよい。
例えば、サービスの利用者Uは、利用者Uを画像によって認識可能なように、利用者Uの特徴を捉えた利用者画像をサービスの利用開始時に登録するものであってもよい。この場合、登録された利用者画像を示す情報は、利用者情報372として利用者情報372に含まれる他の情報と対応付けられる。特定部362は、輸送リクエスト一覧情報374aのレコードに基づいて、車両200を利用する適切な利用者Uの利用者画像を特定する。そして、特定部362は、車室内監視装置240から受信(取得)した車室内画像と、特定した利用者画像とに基づいて画像認識することにより、車両200に乗車している利用者Uを特定する。特定部362は、特定された利用者Uのうち、輸送スケジュール情報376に示される利用者U以外の利用者Uを不適切な利用者Uとして特定する。
[変形例5のまとめ]
以上説明したように、変形例5の管理装置302において、特定部362は、車両200の利用者Uのうち、不適切な利用者Uを特定し、ペナルティ付与部364は、特定部362によって特定された不適切な利用者Uにペナルティを付与する。これにより、管理装置302は、不適切な利用者Uが不正に車両200に乗車することを抑制し、不適切な利用者Uが車両200を利用することによって適切な利用者Uが車両200を利用できなくなることが無いようにすることができる。
以上説明した実施形態によれば、より安心して利用できる輸送サービスを実現することができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記プログラムを実行することにより、
前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得し、
取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識し、
前記車両に乗車していることが把握されている利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力し、
前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信し、
認識された前記利用者の数と、受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する、
管理装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、管理装置300は、車両200に搭載されてもよい。また、車両200は、遠隔地から遠隔操作される遠隔操作車両であってもよい。この場合、車両200は、監視ユニット210により取得される各種情報を通信装置220によって外部装置に送信する。外部装置では、受信した各種情報に基づいて車両200の周辺状況を示す画像を生成し(あるいは再生し)、遠隔操作者に提示する。この際に、通信による遅延をカバーするため、先読み処理によって画像等が補正されてもよい。遠隔操作者は、提示された画像に基づいて運転操作子を操作する。運転操作子に対してなされた操作は、車両200に送信され、車両200は受信した操作に基づいて走行する。
100…端末装置、200…車両、210…監視ユニット、220…通信装置、230…ナビゲーション装置、234…GNSS受信機、236…ナビ制御装置、240…車室内監視装置、242…認証装置、260…駆動力出力装置、262…ブレーキ装置、264…ステアリング装置、266…ドアロック装置、270…自動運転制御ユニット、272…経路走行制御部、274…乗降位置探索部、276…利用者認識部、280…乗降制御部、282…停止・発進制御部、284…ドアロック制御部、290…HMI制御部、300、301、302…管理装置、310…通信部、320…フロント処理部、322…受付部、324…認識部、326…通知制御部、328…検知部、330…輸送スケジュール決定部、340…経路決定部、350…決済処理部、360…中継部、362…特定部、364…ペナルティ付与部、370、371…記憶部、372…利用者情報、374、374a…輸送リクエスト一覧情報、376…輸送スケジュール情報、378…地図情報、400…外部装置、500…オペレータ装置

Claims (9)

  1. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置であって、
    前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識する認識部と、
    前記車両に乗車する予定の利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力させる通知制御部と、
    前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信する受信部と、
    前記認識部によって認識された前記利用者の数と、前記受信部によって受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する検知部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記通知制御部は、前記第1端末装置に、前記車両に現在乗車している利用者の数を問合わせる問い合わせ通知を更に出力させ、
    前記受信部は、前記第1端末装置から、前記問い合わせ通知に応じた第2情報を受信する、
    前記検知部は、前記第2情報に更に基づいて、不適切な人数の乗車を検知する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記通知制御部は、前記第1端末装置に、前記車両に乗車する予定の利用者の数を知らせる人数通知を更に行う、
    請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記通知制御部は、前記車両による利用者の輸送スケジュールに基づいて、前記車両に乗車していると推定される利用者の人数を示す情報を、前記車両に搭載された表示装置に表示させる、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の管理装置。
  5. 前記検知部は、不適切な人数の乗車を検知した場合、外部装置に情報提供する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の管理装置。
  6. 前記サービスのオペレータが利用する第2端末装置と、前記第1端末装置との通信を中継する中継部を更に備え、
    前記中継部は、前記検知部の検知結果が、前記利用者の数と、前記第1情報の数とが一致しないことを示す場合、前記車両に現在乗車している利用者の前記第1端末装置のうち、少なくともいずれか一つの前記第1端末装置と、前記第2端末装置との通信を開始させる、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 前記検知部によって不適切な人数の乗車が検知された場合、前記車両による利用者の輸送スケジュールに基づいて、前記車両に乗車している利用者のうち、適切な利用者を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された適切な利用者以外の利用者に対して、ペナルティを付与する付与部とを更に備える、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の管理装置。
  8. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置を実現するコンピュータが、
    前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得し、
    取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識し、
    前記車両に乗車する予定の利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力し、
    前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信し、
    認識された前記利用者の数と、受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知する、
    管理方法。
  9. 運転手が乗車せずに自律走行可能な車両を走行させて、指定区間において利用者を前記車両で輸送するサービスを管理する管理装置を実現するコンピュータに、
    前記車両の車室内を撮像部が撮像した画像を取得させ、
    取得された前記画像に基づいて、前記車両に乗車している利用者の数を認識させ、
    前記車両に乗車する予定の利用者の第1端末装置に利用者への乗車確認通知を出力させ、
    前記第1端末装置から、前記乗車確認通知を利用者が確認したことを示す第1情報を受信させ、
    認識された前記利用者の数と、受信された前記第1情報の数とを比較することで不適切な人数の乗車を検知させる、
    プログラム。
JP2020047373A 2020-03-18 2020-03-18 管理装置、管理方法、およびプログラム Active JP7438800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020047373A JP7438800B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 管理装置、管理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020047373A JP7438800B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 管理装置、管理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021149380A JP2021149380A (ja) 2021-09-27
JP7438800B2 true JP7438800B2 (ja) 2024-02-27

Family

ID=77848879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020047373A Active JP7438800B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 管理装置、管理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7438800B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108575A (ja) 2007-10-30 2009-05-21 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 入退室管理システム
JP2019038420A (ja) 2017-08-25 2019-03-14 トヨタ自動車株式会社 自動運転車両及びドライバレス輸送システム
JP2019096213A (ja) 2017-11-27 2019-06-20 トヨタ自動車株式会社 カーシェアリング料金の料金設定サーバ、料金設定方法および料金設定システム
JP2019219781A (ja) 2018-06-18 2019-12-26 日産自動車株式会社 営業用車両運用システム
JP2020003935A (ja) 2018-06-26 2020-01-09 株式会社デンソー 客室監視方法、及び客室監視装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108575A (ja) 2007-10-30 2009-05-21 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 入退室管理システム
JP2019038420A (ja) 2017-08-25 2019-03-14 トヨタ自動車株式会社 自動運転車両及びドライバレス輸送システム
JP2019096213A (ja) 2017-11-27 2019-06-20 トヨタ自動車株式会社 カーシェアリング料金の料金設定サーバ、料金設定方法および料金設定システム
JP2019219781A (ja) 2018-06-18 2019-12-26 日産自動車株式会社 営業用車両運用システム
JP2020003935A (ja) 2018-06-26 2020-01-09 株式会社デンソー 客室監視方法、及び客室監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021149380A (ja) 2021-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018230691A1 (ja) 車両システム、自動運転車両、車両制御方法、およびプログラム
CN110750769A (zh) 标识和认证自主运载工具以及乘员
WO2015166811A1 (ja) 自動運転車及び自動運転車用プログラム
JP6731006B2 (ja) 車両呼び出しシステム
JPWO2018230692A1 (ja) ライドシェア管理システム、ライドシェア管理方法、およびプログラム
WO2018230533A1 (ja) 配車サービス提供装置、配車サービス提供方法、およびプログラム
JP2020074170A (ja) サービス管理装置、サービス提供システム、サービス管理方法、およびプログラム
JP2019153219A (ja) 車両管理システム、車両管理方法、およびプログラム
US11137758B2 (en) Vehicle use system
JP7468411B2 (ja) 自動運転車両、配車管理装置、及び端末機器
JP7438800B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7430080B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7450420B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7396942B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7225699B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の運用方法
CN113492867B (zh) 管理装置、管理方法及存储介质
JP7430079B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7407031B2 (ja) 管理システム、管理方法、およびプログラム
CN113168773A (zh) 移动体控制设备、移动体控制方法、移动体、信息处理装置、信息处理方法以及程序
JP2020077385A (ja) 自動運転車及び自動運転車用プログラム
CN114973743B (zh) 公共车辆以及自动驾驶车辆的车辆调配管理装置
JP7396940B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP2021149356A (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP2023152426A (ja) 配車支援装置、配車支援方法、配車支援システム
CN115315738A (zh) 信息提供方法、车辆***以及管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7438800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150