JP2019096213A - カーシェアリング料金の料金設定サーバ、料金設定方法および料金設定システム - Google Patents

カーシェアリング料金の料金設定サーバ、料金設定方法および料金設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】多人数での乗車を促進させつつ、カーシェアリングの利用を促進させる。【解決手段】料金設定サーバは、車両から利用終了情報を取得すると、車両に車内画像データ(乗車数情報)の撮像を要求する(S155)。料金設定サーバは、車両から車内画像データを取得すると、取得した車内画像データから乗車している人数を特定して、乗車人数を設定する(S160)。料金設定サーバは、設定した乗車人数が多い場合、乗車人数が少ない場合よりもカーシェアリングの利用料金を低額に設定する(S190、S195)。【選択図】図7

Description

本開示は、カーシェアリング料金の設定に関する。
特開2004−227497号公報(特許文献1)には、車両の乗車人数が少ないほど高額の通行料を設定する料金システムが開示されている。特許文献1の料金システムでは、車両に設けられた着座センサを用いて乗車人数が検出される。
特開2004−227497号公報
近年、複数のユーザが1台の車両を共同で使用するカーシェアリングが普及してきている。カーシェアリングとは、ユーザは自ら車両を所有せずに、カーシェアリングの事業者の会員となり、事業者の所有する車両を適宜利用するというものである。
カーシェアリングは、排気ガスの排出量やCO排出量の削減などの環境問題への対策や、車両台数の減少による渋滞緩和など(以下、総称して「環境問題等への対策」ともいう)の観点から、その普及が望まれている。さらに、カーシェアリングに用いられる車両(以下、「シェアカー」ともいう)に多人数で乗車することにより、環境問題等への対策がさらに促進される。
そこで、車両に多人数で乗車することを促進させつつ、カーシェアリングの普及につながるようなカーシェアリングの料金設定システムが望まれている。
特許文献1の料金システムは、車両に1人で乗車することを避けさせて、多人数で乗車することを促進するものであるが、カーシェアリングの利用促進に向けられたものではない。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、多人数での乗車を促進させつつ、カーシェアリングの利用を促進させることである。
本開示に係る料金設定サーバは、カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定サーバである。この料金設定サーバは、カーシェアリングに利用される車両に乗車している乗車人数の情報を取得する情報取得部と、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する料金設定部とを備える。
上記構成によれば、料金設定サーバは、予め定められた時点において、シェアカーに乗車している乗車人数の情報を取得し、乗車人数が多い場合は、乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する。これによって、多人数でシェアカーに乗車することが促進され、環境問題等への対策につながる。また、料金面でのメリットが得られることから、カーシェアリングの利用が促進される。
好ましくは、予め定められた時点は、車両の利用終了時である。
上記構成によれば、車両の利用終了時における乗車人数が利用料金の設定に用いられる。一般に、利用終了の時刻は確定させにくいため、乗車人数の確認が行われる時点においてのみ他人を乗車させて、多人数乗車による利用料金の割引を受けるという不正を抑制することができる。
好ましくは、料金設定部は、車両の利用開始時の乗車人数と、車両の利用終了時の乗車人数とが異なる場合、車両の利用終了時の乗車人数を用いて利用料金を設定する。
一般に、利用終了の時刻よりも利用開始の時刻の方が確定させやすいため、利用開始時は、利用終了時に比べて、乗車人数の確認が行われる時点においてのみ他人を乗車させて、多人数乗車による利用料金の割引を受けるという不正が行われる可能性が高い。上記構成によれば、車両の利用開始時と利用終了時とにおいて乗車人数が異なる場合、利用終了時の乗車人数が利用料金の計算に用いられるので、上記のような不正を抑制することができる。
好ましくは、車両は電気自動車である。
上記構成によれば、電気自動車のカーシェアリング(以下、「EVカーシェアリング」ともいう)の利用が促進される。これにより、ガソリン車やディーゼル車などのカーシェアリングからEVカーシェアリングにシフトが進むことによって、より環境問題等への対策が進められる。
好ましくは、乗車数情報は、車両の車内の状態を撮影した画像である。
上記構成によれば、シェアカーに搭載されている車載カメラを有効利用することができる。一般に、シェアカーには防犯目的で車載カメラが搭載されていることが多い。当該車載カメラを利用することによって、新たな設備投資を行なうことなく本開示の適用が可能となる。
本開示の他の局面に係る料金設定方法は、カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定方法である。この料金設定方法は、カーシェアリングに利用される車両に乗車している乗車人数の情報を取得するステップと、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定するステップとを含む。
本開示のさらに他の局面に係る料金設定システムは、カーシェアリングに利用される車両と、カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定サーバとを備える。この料金設定サーバは、車両に乗車している乗車人数の情報を取得し、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、予め定められた時点における乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する。
好ましくは、料金設定サーバは、乗車人数の情報を車両から取得する。
好ましくは、料金設定サーバと通信を行なう通信端末をさらに備える。料金設定サーバは、乗車人数の情報を通信端末から取得する。
上記構成によれば、車両に乗車人数の情報を取得する手段がない場合であっても、ユーザの通信端末を用いて乗車人数の情報の取得が可能となる。
本開示によると、多人数での乗車を促進させつつ、カーシェアリングの利用を促進させることができる。
実施の形態1に係る料金設定システムの全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る車両の充電に関する構成の詳細の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定サーバの制御部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る料金設定サーバに記憶されるユーザリストの構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定サーバに記憶される割引適用リストの構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定サーバおよび車両で実行される車両の利用開始時の処理を示すフロー図である。 実施の形態1に係る料金設定サーバおよび車両で実行される車両の利用終了時の処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る料金設定サーバ、通信端末および車両で実行される車両の利用開始時の処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る料金設定サーバ、通信端末および車両で実行される車両の利用終了時の処理を示すフロー図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(料金設定システム1の全体構成について)
図1は、料金設定システム1の全体構成を概略的に示す図である。以下においては、実施の形態1および実施の形態2に係る料金設定システム1の全体構成を説明し、その後に実施の形態1および実施の形態2のそれぞれについて説明する。
図1に示すように、実施の形態1に係る料金設定システム1は、料金設定サーバ100と、通信端末200と、電気自動車である車両300とを備える。なお、実施の形態1においては、一例として車両300が電気自動車である例について説明するが、ハイブリッド自動車や、プラグインハイブリッド自動車や、ガソリン車や、ディーゼル車などであってもよい。
通信端末200は、実施の形態1に係る料金設定システム1を利用するユーザが使用する通信端末であり、たとえば、スマートフォンやノート型パーソナルコンピュータなどである。ユーザは、通信端末200を用いて、料金設定システム1を用いたEVカーシェアリングの会員登録を行なったり、EVカーシェアリングの車両の予約を行なったりする。
料金設定サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを含む。各構成は、通信バス140によって通信可能に接続されている。
通信部110は、たとえば、通信端末200の通信部210や車両300の通信部310との通信が可能となるように構成される。通信部110と、通信部210や通信部310との通信は、インターネットまたは電話回線などの通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部120は、たとえば、ハードディスクまたはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。記憶部120には、EVカーシェアリングに会員登録しているユーザの情報やシェアカーの情報などが記憶されている。また、記憶部120には、ユーザ毎のEVカーシェアリングの利用に関する情報を登録したユーザリスト500が記憶されている。また、記憶部120には、予め作成された割引適用リスト700が記憶されている。ユーザリスト500および割引適用リスト700の詳細については、後述する。
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)130aと、メモリ(ROMおよびRAM)130bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)などを含む。制御部130は、記憶部120に記憶された情報や、通信端末200や車両300から通信部110を経由して受信する情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。また、制御部130は後述するように、車内の搭乗者の撮像を要求する撮像要求を通信端末200または車両300のいずれか一方に送信する。制御部130の詳細については後述する。
なお、実施の形態1においては、制御部130は、車両300に撮像要求を送信する例を示し、実施の形態2においては、制御部130は、通信端末200に撮像要求を送信する例を示す。
通信端末200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230と、入力部240と表示部250と、撮像部260とを含む。各部は、通信バス280によって通信可能に接続されている。
通信部210は、料金設定サーバ100の通信部110との通信が可能となるように構成される。通信部210と通信部110との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部220は、たとえば、フラッシュメモリ、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置を含む。
制御部230は、たとえば、記憶部220に記憶された情報や料金設定サーバ100から通信部210を経由して受信する情報に基づいて所定の処理を実行するように構成される。実施の形態2においては、制御部230は、車内の搭乗者の撮像を要求する撮像要求を料金設定サーバ100から取得すると、表示部250にその旨を表示させて、ユーザに車内の状態の撮影を促す。
入力部240は、通信端末200における入力装置である。入力部240は、キーボード、マウス、タッチパネルなどで構成され、キーボード、マウス、タッチパネルなどに対する入力操作を受け付ける。
表示部250は、制御部230の制御に従って画像を表示する表示装置である。表示部250は例えば液晶パネルなどで実現される。
撮像部260は、撮影した画像を取得するためのカメラである。具体的には、撮像部260は、光学レンズ及びイメージセンサなどを有している。実施の形態2においては、撮像部260は、撮像要求に応じた撮影により取得した画像データ(以下、「車内画像データ」ともいう)を制御部230に出力する。
車両300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330と、位置情報取得部340と、撮像部350とを含む。各部は、通信バス360によって通信可能に接続されている。
通信部310は、料金設定サーバ100の通信部110との通信が可能となるように構成される。通信部310と通信部110との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部320は、たとえば、不揮発性メモリ、ハードディスクまたはソリッドステートドライブ等を含む記憶装置である。記憶部320は、たとえば、車両300の位置に関する情報などを記憶する。
制御部330は、たとえば、CPU330aと、メモリ(ROMおよびRAM)330bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)等を含む。制御部330は、記憶部320に記憶された情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。実施の形態1においては、制御部330は、撮像要求を料金設定サーバ100から取得すると、撮像部350に車内の搭乗者の撮像を行なうように撮像指示を送る。
また、制御部330は、たとえば、車両300がREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行した場合に、車両300の利用を開始することを通知する利用開始情報とともに、車両300を特定するための情報である車両情報を通信部310を介して料金設定サーバ100に送信する。制御部330は、車両300がREADY−ON状態からREADY−OFF状態に移行した場合に、車両300の利用を終了することを通知する利用終了情報を料金設定サーバ100に送信する。なお、READY−ON状態とは、車両が走行可能な状態をいい、READY−OFF状態とは、車両が走行不能な状態をいう。
また、車両の利用開始および利用終了を、車両300へのカードキーの抜き差しで検出するようなEVカーシェアリングにおいては、車両300へのカードキーの抜き差しによって利用開始情報や利用終了情報が料金設定サーバ100へ送信されてもよい。制御部330は、車両300へカードキーが挿入されると、利用開始情および車両情報を通信部310を介して料金設定サーバ100に送信する。制御部330は、車両300からカードキーを抜く操作がされると、利用終了情報を通信部310を介して料金設定サーバ100に送信する。
位置情報取得部340は、車両300の現在位置を取得するように構成される。位置情報取得部340は、たとえば、GPS(Global Positioning System)を用いて車両300の現在位置を取得する。位置情報取得部340は、取得した車両300の現在位置を示す位置情報を制御部330に送信する。
撮像部350は、撮影した画像を取得するためのカメラである。具体的には、撮像部350は、光学レンズ及びイメージセンサなどを有している。実施の形態1においては、撮像部350は、制御部330から撮像指示を受けると、車内の搭乗者を撮影し、撮影により取得した画像データ(車内画像データ)を制御部330に出力する。
図2は、実施の形態1に係る車両の充電に関する構成の詳細の一例を示す図である。なお、図2においては、図1で示した通信部310や制御部330等は図示していない。
図2に示すように、車両300は、充電器305と、蓄電装置307と、インバータ308と、モータジェネレータ309と、インレット311とをさらに含む。
充電器305は、インレット311に充電スタンド900の充電コネクタ902が取り付けられた場合に、外部の電源800から供給される電力を用いて蓄電装置307を充電する。
蓄電装置307は、たとえば、ニッケル水素電池あるいはリチウムイオン電池等の二次電池を用いて構成される。蓄電装置307は、電力を貯蔵できる蓄電装置であればよく、たとえば、蓄電装置307に代えて大容量のキャパシタが用いられてもよい。
インバータ308は、交流電力と直流電力との間で電力を変換する電力変換装置である。インバータ308は、たとえば、蓄電装置307の直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ309に供給する。また、インバータ308は、たとえば、モータジェネレータ309からの交流電力(回生電力)を直流電力に変換して蓄電装置307に供給して、蓄電装置307を充電する。
モータジェネレータ309は、インバータ308からの電力供給を受けて駆動輪312に回転力を与える。駆動輪312は、モータジェネレータ309によって与えられた回転力によって回転し、車両300を走行させる。
インレット311は、車両300の外装部分にリッド等のカバー(図示せず)とともに設けられる。インレット311は、充電コネクタ902が取り付け可能な形状を有する。インレット311および充電コネクタ902の双方には接点が内蔵されており、インレット311に充電コネクタ902が取り付けられると接点同士が接触して、インレット311と充電コネクタ902とが電気的に接続される。
充電スタンド900は、車両300の外部に設置され、充電ケーブル904を経由して充電コネクタ902に接続される。充電スタンド900は、電源800と電気的に接続されており、インレット311に充電コネクタ902が取り付けられた場合に、電源800の電力が充電スタンド900、充電ケーブル904および充電コネクタ902を経由して車両300に供給される。
図3は、実施の形態1に係る料金設定サーバ100の制御部130の構成を示す機能ブロック図である。制御部130は、情報取得部131と、撮像指示部132と、人数設定部133と、比較部135と、料金設定部137とを含む。
情報取得部131は、車両300から利用開始情報、利用終了情報、車両情報、位置情報、車内画像データなどを通信部110を介して取得する。また、情報取得部131は、通信端末200から車内画像データなどを通信部110を介して取得する。
撮像指示部132は、通信端末200または車両300に車内の搭乗者の撮像を要求する撮像要求を送信する。撮像指示部132は、たとえば、車両300から利用開始情報および利用終了情報を取得したときに、通信端末200または車両300に撮像要求を送信する。なお、撮像指示部132は、通信端末200および車両300の少なくともいずれか一方に対して撮像要求を送信する。
なお、撮像要求を送信するタイミングは、車両300の位置情報を利用してもよい。たとえば、車両300をREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行させると、車両の位置情報取得部340が車両300の位置情報を取得して、料金設定サーバ100に送信する。送信された位置情報の示す位置が車両300の貸出場所であった場合に撮像要求を送信してもよい。また、車両300がREADY−ON状態において、定期的に取得される車両300の位置情報の示す位置が、車両300の返却場所になったときに撮像要求を送信してもよい。
人数設定部133は、通信端末200から情報取得部131が取得した車内画像データ、または、車両300から情報取得部131が取得した車内画像データから、車内に乗車している人数を特定して、乗車人数として設定する。画像データから、乗車人数を特定する方法は、顔検出手段などの周知の技術が用いられればよく、その詳細な説明は行なわない。なお、料金設定システム1の全体構成の説明においては、料金設定サーバ100が、画像データから乗車人数を特定する例を示すが、通信端末200または車両300が乗車人数を特定してもよい。その場合、通信端末200または車両300から特定した乗車人数を取得し、人数設定部133は乗車人数を設定する。なお、車内画像データは、本開示における「乗車人数の情報」に相当する。
比較部135は、車両300の利用開始時に人数設定部133によって設定された乗車人数と、利用終了時に人数設定部133によって設定された人数とを比較する。
料金設定部137は、比較部135の比較結果などに応じて、車両300を利用したユーザに課金するEVカーシェアリングの利用料金を設定する。利用料金の設定の詳細については後述する。
(EVカーシェアリングについて)
近年、環境問題等への対策の観点などから、カーシェアリングが普及してきている。その中でも、電気自動車の普及に伴なって、より環境問題等への対策が進められるEVカーシェアリングの普及が望まれている。
さらに、シェアカーを多人数で乗車することにより、環境問題等への対策がさらに加速される。
そこで、シェアカーに多人数で乗車することを促進させつつ、EVカーシェアリングの普及につながるようなEVカーシェアリングの料金設定システムが望まれるが、そのような料金設定システムがなかった。
<実施の形態1>
実施の形態1においては、料金設定サーバ100は、車両300から車内画像データ(乗車人数の情報)を取得する。そして、料金設定サーバ100は、取得した車内画像データから乗車している人数を特定し、乗車人数として設定する。料金設定サーバ100は、設定した乗車人数が多い場合、乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する。
このように、料金設定サーバは、シェアカーに乗車している人数を特定して、乗車人数が多い場合は、乗車人数が少ない場合よりも低額のEVカーシェアリングの利用料金を設定する。これによって、多人数でシェアカーに乗車することが促進され、環境問題等への対策につながる。また、料金面でのメリットが得られることから、EVカーシェアリングの利用が促進される。
なお、実施の形態1においては、通信端末200は用いられなくともよい。料金設定サーバ100が、通信端末200から車内画像データ(乗車人数の情報)を取得する例については、実施の形態2で説明する。
(ユーザリスト500について)
図4は、実施の形態1に係る料金設定サーバ100に記憶されるユーザリスト500の構成の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザリスト500には、「ユーザID」で特定されるユーザ毎に「多人数割の適用」と、「乗車時人数」と、「降車時人数」と、「多人数割の割引率」と、「利用電力量」とが登録されている。なお、ユーザリスト500は、記憶部120に記憶される。
「ユーザID」は、EVカーシェアリングの利用登録が完了すると、ユーザに対して設定され、ユーザを特定するために用いられる。
「多人数割の適用」は、EVカーシェアリングの利用開始時に、ユーザが、多人数でシェアカーを利用すれば利用料金が割り引かれる多人数割の適用を希望したか否かが登録される。ユーザが多人数割の適用を希望していない場合は「なし」が登録され、ユーザが多人数割の適用を希望している場合は「あり」が登録される。
「乗車時人数」は、車両300の利用開始時に撮像された車内画像データを用いて、料金設定サーバ100が特定した人数が登録される。
「降車時人数」は、車両300の利用終了時に撮像された車内画像データを用いて、料金設定サーバ100が特定した人数が登録される。
「多人数割の割引率」は、後述する方法によって設定された乗車人数を、後述の割引適用リスト700に照合させて設定された多人数割の割引率が登録される。
「利用電力量」は、ユーザが車両300のEVカーシェアリングによって利用した電力量が登録される。当該電力量と多人数割の割引率を適用した電力単価との積算によって、今回の車両300の利用による利用料金が設定される。
ユーザID:001のユーザは、多人数割の適用を希望していないため、乗車時人数、降車時人数、多人数割の割引率は登録されておらず、利用電力量のみが登録されている。
ユーザID:002のユーザは、多人数割の適用を希望しており、乗車時人数が2人、降車時人数が2人が登録されている。そのため、後述する方法により、料金設定サーバ100によって、乗車人数は2人と設定されて、後述の割引適用リスト700に照合させて多人数割の割引率A2と設定されている。
ユーザID:003のユーザは、多人数割の適用を希望しており、乗車時人数が4人、降車時人数が3人が登録されている。そのため、後述する方法により、料金設定サーバ100によって、乗車人数は3人と設定されて、後述の割引適用リスト700に照合させて多人数割の割引率A3と設定されている。
(割引適用リスト700)
図5は、実施の形態1に係る料金設定サーバ100に記憶される割引適用リスト700の構成の一例を示す図である。割引適用リスト700は、多人数割の割引率を設定するためのリストである。具体的には、料金設定サーバ100が、取得した多人数割の適用希望と設定された乗車人数とを割引適用リスト700に照合させることにより、多人数割の割引率を設定する。なお、割引適用リスト700は、記憶部120に記憶される。
図5に示すように、実施の形態1においては、割引適用リスト700には、「多人数割の適用」と、「乗車人数」と、「多人数割の割引率」との項目が設定されている。料金設定サーバ100は、多人数割の適用と、設定された乗車人数とを、割引適用リスト700に照合させて、多人数割の割引率を設定する。
ユーザが多人数割の適用を希望していない場合(多人数割の適用「なし」)は、多人数割の適用は設定されない。
ユーザが多人数割の適用を希望している場合(多人数割の適用「あり」)は、乗車人数によって、異なる多人数割の割引率が設定される。多人数割の割引率は、割引率A2、A3、A4の順に割引率が大きく設定される(A2<A3<A4)。
乗車人数が1人であった場合は、多人数割の適用は設定されない。乗車人数が2人であった場合は、多人数割の割引率は、割引率A2が設定される。乗車人数が3人であった場合は、多人数割の割引率は、割引率A3が設定される。乗車人数が4人以上であった場合は、多人数割の割引率は、割引率A4が設定される。なお、実施の形態1においては、乗車人数が4人以上の場合は一律に割引率A4が設定される例を示すが、乗車人数が4人以上の場合も乗車人数に応じて異なる割引率を設定してもよい。
(利用料金の設定方法について)
図6は、実施の形態1に係る料金設定サーバ100および車両300で実行される車両300の利用開始時の処理を示すフロー図である。この処理は、料金設定システム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を開始する毎に実行される。なお、図6に示すフローチャートに示される各ステップは、料金設定サーバ100および車両300によるソフトウェア処理によって実現されるが、その一部が料金設定サーバ100および車両300内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。図7に示すフローチャートに示される各ステップも同様である。
車両300は、利用開始処理が行われると、利用開始情報を料金設定サーバ100に送信する(ステップ300、以下ステップを「S」と略す)。なお、利用開始処理とは、たとえば、車両300がREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行した場合である。車両の利用開始および利用終了を、車両300へのカードキーの抜き差しで検出するようなEVカーシェアリングにおいては、車両300へのカードキーの挿入であってもよい。
料金設定サーバ100は、利用開始情報を取得すると、多人数割の適用が希望されているか否かを判定する(S100)。実施の形態1においては、ユーザが通信端末200から車両300の予約を行なう際に、多人数割の適用希望の有無の入力がなされ、ユーザリスト500に登録されている。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていないと判定すると(S100においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、EVカーシェアリングの利用料金の基準料金(多人数割の適用なし)を、利用料金として特定する(S130)。そして、料金設定サーバ100は、特定した基準料金を車両300に表示させるための表示情報を、車両300に送信する(S125)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていると判定すると(S100においてYES)、車内の搭乗者の撮像を指示する撮像指示情報(撮像要求)を車両300に送信する(S105)。
車両300は、料金設定サーバ100から撮像指示情報を受信すると(S305においてYES)、車内の撮影を行ない、車内の搭乗者を撮影した撮像情報(車内画像データ)を料金設定サーバ100に送信する(S310)。車両300は、一定時間内に撮像指示情報を受信しない場合(S305においてNO)、料金設定サーバ100から表示情報を取得するまで待機し、表示情報を取得すると、後述するS320の処理を行なう。
料金設定サーバ100は、車両300から撮像情報を取得すると、撮像情報を用いて、車両300の乗車時(利用開始時)の乗車人数を特定し、乗車時人数として設定しユーザリスト500に記憶する(S110)。料金設定サーバ100は、設定した乗車時人数が2名以上であるか否かを判定し(S115)、乗車時人数が2名未満、つまり1名と判定すると(S115においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、利用料金として基準料金を特定する(S130)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を車両300に表示させるための表示情報を、車両300に送信する(S125)。
料金設定サーバ100は、設定した乗車時人数が2名以上であると判定すると(S115においてYES)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、乗車人数に応じた多人数割の割引率を特定する(S120)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を車両300に表示させるための表示情報を、車両300に送信する(S125)。特定した割引率を車両300に表示させるのは、利用開始時における利用料金の目安としてユーザに通知するためである。ユーザは、当該表示をもって、車両300の利用開始時に利用料金の目安を認識することができる。なお、特定した割引率と基準料金とを表示させてもよいし、特定した割引率を適用した料金を表示させてもよい。
車両300は、料金設定サーバ100から表示情報を受信すると、利用開始時に特定された割引率を目安として表示する(S320)。なお、割引率を表示するのは、たとえば、車両300に搭載されたナビゲーション装置でもよいし、別途設けられた表示装置であってもよい。
図7は、実施の形態1に係る料金設定サーバ100および車両300で実行される車両300の利用終了時の処理を示すフロー図である。この処理は、料金設定システム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を終了する際に実行される。
車両300は、利用終了処理が行われると、利用終了情報を料金設定サーバ100に送信する(S350)。なお、利用終了処理とは、たとえば、ユーザが車両300に搭載されたナビゲーション装置から利用終了の操作を行なうことや、車両300に別途設けられた表示装置から利用終了の操作を行なうことなどである。たとえば、ユーザがナビゲーション装置を操作する場合、ユーザの自発的な操作であってもよいし、料金設定サーバ100が車両300から取得した車両300の位置情報を用いて、設定された返却地に車両300が近づいた際にナビゲーション装置に利用終了ボタンを表示させてもよい。また、車両の利用開始および利用終了を、車両300へのカードキーの抜き差しで検出するようなEVカーシェアリングにおいては、利用終了処理は、車両300へのカードキーを抜く操作であってもよい。
料金設定サーバ100は、利用終了情報を取得すると、ユーザリスト500を参照して多人数割の適用が希望されているか否かを判定する(S150)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていないと判定すると(S150においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、EVカーシェアリングの利用料金の基準料金を、利用料金として設定する(S195)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていると判定すると(S150においてYES)、車内の搭乗者の撮像を指示する撮像指示情報(撮像要求)を車両300に送信する(S155)。
車両300は、料金設定サーバ100から撮像指示情報を受信すると(S355においてYES)、車内の撮影を行ない、車内の搭乗者を撮像した撮像情報を料金設定サーバ100に送信する(S360)。車両300は、一定時間内に撮像指示情報を受信しない場合(S355においてNO)、処理を終了する。
料金設定サーバ100は、車両300から撮像情報を取得すると、撮像情報を用いて、車両300の降車時(利用終了時)の乗車人数を特定し、降車時人数として設定してユーザリスト500に記憶する(S160)。料金設定サーバ100は、ユーザリスト500を参照して、利用開始時の乗車人数を読み出す(S165)。
料金設定サーバ100は、利用開始時における乗車人数(乗車時人数)と利用終了時における乗車人数(降車時人数)とが一致するかを判定する(S170)。料金設定サーバ100は、利用開始時における乗車人数と利用終了時における乗車人数とが一致しない場合(S170においてNO)、利用終了時の乗車人数を車両300の乗車人数として設定する(S175)。料金設定サーバ100は、利用開始時における乗車人数と利用終了時における乗車人数とが一致した場合(S170においてYES)、当該一致した人数を車両300の乗車人数として設定する(S180)。
料金設定サーバ100は、設定した乗車人数が2名以上であるか否かを判定し(S185)、乗車人数が2名未満、つまり1名と判定すると(S185においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、利用料金として基準料金を設定する(S195)。
料金設定サーバ100は、設定した乗車人数が2名以上であると判定すると(S185においてYES)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、乗車人数に応じた多人数割の割引率を特定する(S190)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を適用して利用料金を設定する(S195)。
以上のように、実施の形態1においては、料金設定サーバ100は、車両300から撮像情報である車内画像データ(乗車人数の情報)を取得する。そして、料金設定サーバ100は、取得した車内画像データから乗車している人数を特定し乗車人数を設定する。料金設定サーバ100は、設定された乗車人数が多い場合、乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する。
このように、料金設定サーバ100は、シェアカーに乗車している人数を特定して乗車人数として設定し、乗車人数が多い場合は、乗車人数が少ない場合よりも低額のカーシェアリングの利用料金を設定する。これによって、多人数でシェアカーに乗車することが促進され、環境問題等への対策につながる。また、料金面でのメリットが得られることから、カーシェアリングの利用が促進される。
また、料金設定サーバ100は、利用開始時に乗車時人数を設定し、当該乗車時人数で車両300の乗車人数が設定された場合に適用される割引率を、利用開始時に車両300に表示させる。
これによって、ユーザは、車両300の利用開始時に利用料金の目安を認識することができる。
また、料金設定サーバ100は、車両300の利用終了時の乗車人数(降車時人数)を用いて、利用料金を設定する。
これによって、車両の利用終了時における乗車人数が利用料金の設定に用いられる。一般に、利用終了の時刻は確定させにくいため、乗車人数の確認が行われる時点においてのみ他人を乗車させて、多人数乗車による利用料金の割引を受けるという不正を抑制することができる。
また、料金設定サーバ100は、車両300の利用開始時の乗車人数(乗車時人数)と、車両300の利用終了時の乗車人数(降車時人数)とが異なる場合、車両300の利用終了時の乗車人数を用いて利用料金を設定する。
一般に、利用終了の時刻よりも利用開始の時刻の方が確定させやすいため、利用開始時は、利用終了時に比べて乗車人数の確認が行われる時点においてのみ他人を乗車させて、多人数乗車による利用料金の割引を受けるという不正が行われる可能性が高い。そのため、車両の利用開始時と利用終了時とにおいて乗車人数が異なる場合、利用終了時の乗車人数が利用料金の計算に用いることにより、上記のような不正を抑制することができる。
また、車両300が電気自動車である例について説明した。
EVカーシェアリングの利用が促進されることによって、ガソリン車やディーゼル車などのカーシェアリングからEVカーシェアリングにシフトが進み、より環境問題等への対策が進められる。
また、料金設定サーバ100は、車内画像データを用いて車両300の乗車人数を設定した。
これによって、シェアカーに搭載されている車載カメラを有効利用することができる。一般に、シェアカーには防犯目的で車載カメラが搭載されていることが多い。当該車載カメラを利用することによって、新たな設備投資を行なうことなく本開示の適用が可能となる。
なお、実施の形態1においては、料金設定サーバ100は、車両300の利用開始時の乗車人数および車両300の利用終了時の乗車人数を用いて利用料金を設定したが、いずれか一方のみを用いて利用料金を設定してもよい。
この場合、搭乗者を撮像して乗車人数を設定する処理を車両300の利用開始時または利用終了時のいずれか一方でのみ行なえばよいので、処理を簡素化できる。
また、実施の形態1においては、料金設定システム1は、利用開始時および利用終了時に、車内の搭乗者を撮影したが、車内の搭乗者を撮影するタイミングは、利用開始時および利用終了時に限られるものではない。たとえば、車両300の利用中における任意のタイミングであってもよい。
車両300の利用中の任意のタイミングで車内の搭乗者を撮影することによって、車内の撮影時のみ他人を乗車させて、多人数乗車による利用料金の割引を受けるという不正を抑制することができる。なお、車内の搭乗者を撮影する任意のタイミングの設定は、たとえば、車両300の利用開始から予め設定された所定時間を経過した時点に設定したり、車両300の利用開始からの予め設定された走行距離を走行した時点に設定したり、種々の設定方法が適用可能である。
また、実施の形態1においては、ユーザが多人数割の適用を希望した場合、乗車人数が2人以上の場合に多人数割が適用される例を示したが、多人数割が適用される乗車人数は2人以上に限られるものではなく、任意の人数を設定すればよい。たとえば、多人数割が適用される乗車人数は3人以上でもよいし、4人以上でもよい。
また、実施の形態1においては、多人数割が適用される場合、乗車人数に応じて多人数割の割引率が設定される例を説明したが、割引が適用されればよい。たとえば、乗車人数が一定数以上であれば、乗車人数に関係なく一律の割引率が設定される多人数割であってもよい。
また、実施の形態1においては、車内の搭乗者を撮影した車内画像データを用いて料金設定サーバ100が乗車している人数を特定して乗車人数を設定したが、乗車している人数の特定は車両300が行なってもよい。この場合、車両300が特定した乗車している人数を、料金設定サーバ100が取得して乗車人数を設定する。
また、実施の形態1においては、乗車人数を特定する手段として、車内の搭乗者を撮影した車内画像データを用いたが、乗車人数を特定することができればよい。たとえば、車両300の各座席に設けた着座センサを用いて乗車人数が特定されてもよいし、ユーザのナビゲーション装置への人数入力でもよいし、オペレータによって車載カメラを用いた確認や音声による確認であってもよい。
<実施の形態2>
実施の形態1においては、料金設定サーバ100が、車両300から車内画像データを取得する例を説明した。料金設定サーバ100は、通信端末200から車内画像データを取得してもよい。以下においては、料金設定サーバ100が、通信端末200から車内画像データを取得する例について説明する。
なお、実施の形態2においては、多人数割の割引率の設定に、利用終了時の乗車人数(降車時人数)を用いる例について説明する。利用開始時の乗車人数(乗車時人数)は、車両300の利用開始時における利用料金の目安の表示に用いられる。実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、利用開始時の乗車人数および利用終了時の乗車人数を用いて多人数割の割引率を設定してもよい。
図8は、実施の形態2に係る料金設定サーバ100、通信端末200および車両300で実行される車両300の利用開始時の処理を示すフロー図である。この処理は、料金設定システム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を開始する毎に実行される。なお、図8に示すフローチャートに示される各ステップは、料金設定サーバ100、通信端末200および車両300によるソフトウェア処理によって実現されるが、その一部が料金設定サーバ100および車両300内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。図9に示すフローチャートに示される各ステップも同様である。
車両300は、利用開始処理が行われると、利用開始情報を料金設定サーバ100に送信する(S500)。
料金設定サーバ100は、利用開始情報を取得すると、多人数割の適用が希望されているか否かを判定する(S400)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていないと判定すると(S400においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、基準料金を利用料金として特定する(S430)。そして、料金設定サーバ100は、特定した基準料金を通信端末200に表示させるための表示情報を、通信端末200に送信する(S425)。
通信端末200は、表示情報を料金設定サーバ100から受信すると、表示情報に基づいた表示を表示部250に行なう(S220)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていると判定すると(S400においてYES)、車内の搭乗者の撮像を指示する撮像指示情報(撮像要求)を通信端末200に送信する(S405)。
通信端末200は、料金設定サーバ100から撮像指示情報を受信すると(S200においてYES)、車内の撮影を行なうようユーザに通知し、ユーザによって撮影が行われると車内の搭乗者を撮影した撮像情報を料金設定サーバ100に送信する(S210)。通信端末200は、撮像指示情報を受信しない場合(S200においてNO)、処理をS215に進める。
通信端末200は、料金設定サーバ100から表示情報を取得したか否かを判定する(S215)。通信端末200は、料金設定サーバ100から表示情報を取得していない場合は(S215においてNO)、処理をS200に戻す。通信端末200は、料金設定サーバ100から表示情報を取得すると(S215においてYES)、S220の処理を行なう。
料金設定サーバ100は、通信端末200から撮像情報を取得すると、撮像情報を用いて、車両300の乗車時(利用開始時)の乗車人数を特定して、乗車時人数として設定しユーザリスト500に記憶する(S410)。料金設定サーバ100は、設定した乗車時人数が2名以上であるか否かを判定し(S415)、乗車時人数が2名未満、つまり1名と判定すると(S415においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、利用料金として基準料金を特定する(S430)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を、通信端末200に表示させるための表示情報を通信端末200に送信する(S425)。
料金設定サーバ100は、設定した乗車時人数が2名以上であると判定すると(S415においてYES)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、乗車時人数に応じた多人数割の割引率を特定する(S420)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を、通信端末200に表示させるための表示情報を通信端末200に送信する(S425)。
通信端末200は、料金設定サーバ100から表示情報を受信すると(S215においてYES)、利用開始時に特定された割引率を目安として表示部250に表示する(S220)。実施の形態と同様に、これによって、ユーザは、当該表示をもって、車両300の利用開始時に利用料金の目安を認識することができる。
なお、実施の形態2においては、特定した割引率を通信端末200に表示させる例について説明したが、表示させるのは車両300でもよい。その場合、料金設定サーバ100は、S425において表示情報を車両300に送信する。
図9は、実施の形態2に係る料金設定サーバ100、通信端末200および車両300で実行される車両300の利用終了時の処理を示すフロー図である。この処理は、料金設定システム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を終了する際に実行される。
車両300は、利用終了処理が行われると、利用終了情報を料金設定サーバ100に送信する(S550)。
料金設定サーバ100は、利用終了情報を取得すると、ユーザリスト500を参照して多人数割の適用が希望されているか否かを判定する(S450)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていないと判定すると(S450においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、基準料金を利用料金として設定する(S475)。
料金設定サーバ100は、多人数割の適用が希望されていると判定すると(S450においてYES)、車内の状態の撮像を指示する撮像指示情報(撮像要求)を通信端末200に送信する(S455)。
通信端末200は、料金設定サーバ100から撮像指示情報を受信すると(S250においてYES)、車内の撮影を行ない、車内の搭乗者を撮影した撮像情報を料金設定サーバ100に送信する(S260)。通信端末200は、撮像指示情報を受信しない場合(S250においてNO)、処理を終了する。
料金設定サーバ100は、通信端末200から撮像情報を取得すると、撮像情報を用いて、車両300の降車時(利用終了時)の乗車人数を特定し、降車時人数として設定してユーザリスト500に記憶する(S460)。
料金設定サーバ100は、設定した降車時人数が2名以上であるか否かを判定し(S465)、降車時人数が2名未満、つまり1名と判定すると(S465においてNO)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、利用料金として基準料金を設定する(S475)。
料金設定サーバ100は、設定した降車時人数が2名以上であると判定すると(S465においてYES)、記憶部120から割引適用リスト700を読み出して、割引適用リスト700と照合し、降車時人数に応じた多人数割の割引率を特定する(S470)。そして、料金設定サーバ100は、特定した割引率を適用して利用料金を設定する(S475)。
以上のように、実施の形態2においては、料金設定サーバ100は、通信端末200から撮像情報である車内画像データ(乗車人数の情報)を取得する。そして、料金設定サーバ100は、取得した車内画像データから乗車している人数を特定し乗車人数として設定する。料金設定サーバ100は、設定した乗車人数が多い場合、乗車人数が少ない場合よりも低額の利用料金を設定する。
このように、ユーザの通信端末200を用いて乗車人数を特定することが可能となる。車両300に車載カメラが搭載されていない場合であっても、新たな車載カメラを搭載させることなく、本開示が適用可能となる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 料金設定システム、100 料金設定サーバ、110 通信部、120 記憶部、130 制御部、130a CPU、130b メモリ、131 情報取得部、132 撮像指示部、133 人数設定部、135 比較部、137 料金設定部、140 通信バス、200 通信端末、210 通信部、220 記憶部、230 制御部、240 入力部、250 表示部、260 撮像部、270 表示リスト、280 通信バス、300 車両、301 通信部、302 記憶部、303 制御部、304 位置情報取得部、305 充電器、306 通信バス、307 蓄電装置、308 インバータ、309 モータジェネレータ、310 通信部、311 インレット、312 駆動輪、320 記憶部、330 制御部、340 位置情報取得部、350 撮像部、360 通信バス、500 ユーザリスト、600 通信ネットワーク、700 割引適用リスト、800 電源、900 充電スタンド、902 充電コネクタ、904 充電ケーブル。

Claims (9)

  1. カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定サーバであって、
    前記カーシェアリングに利用される車両に乗車している乗車人数の情報を取得する情報取得部と、
    予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、前記予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の前記利用料金を設定する料金設定部とを備える、料金設定サーバ。
  2. 前記予め定められた時点は、前記車両の利用終了時である、請求項1に記載の料金設定サーバ。
  3. 前記料金設定部は、前記車両の利用開始時の乗車人数と、前記車両の利用終了時の乗車人数とが異なる場合、前記車両の前記利用終了時の乗車人数を用いて前記利用料金を設定する、請求項1に記載の料金設定サーバ。
  4. 前記車両は電気自動車である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の料金設定サーバ。
  5. 前記乗車人数の情報は、前記車両の搭乗者を撮影した画像である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の料金設定サーバ。
  6. カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定方法であって、
    前記カーシェアリングに利用される車両に乗車している乗車人数の情報を取得するステップと、
    予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、前記予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の前記利用料金を設定するステップとを含む、料金設定方法。
  7. カーシェアリングに利用される車両と、
    前記カーシェアリングの利用料金を設定する料金設定サーバとを備え、
    前記料金設定サーバは、
    前記車両に乗車している乗車人数の情報を取得し、
    予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が多い場合は、前記予め定められた時点における前記乗車人数の情報を用いて特定される乗車人数が少ない場合よりも低額の前記利用料金を設定する、料金設定システム。
  8. 前記料金設定サーバは、前記乗車人数の情報を前記車両から取得する、請求項7に記載の料金設定システム。
  9. 前記料金設定サーバと通信を行なう通信端末をさらに備え、
    前記料金設定サーバは、前記乗車人数の情報を前記通信端末から取得する、請求項7に記載の料金設定システム。
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