JP7374773B2 - 装飾部材の製造方法 - Google Patents

装飾部材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7374773B2
JP7374773B2 JP2020000811A JP2020000811A JP7374773B2 JP 7374773 B2 JP7374773 B2 JP 7374773B2 JP 2020000811 A JP2020000811 A JP 2020000811A JP 2020000811 A JP2020000811 A JP 2020000811A JP 7374773 B2 JP7374773 B2 JP 7374773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
base material
mold
wall
crimping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020000811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021109321A (ja
Inventor
匡 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoac Corp filed Critical Inoac Corp
Priority to JP2020000811A priority Critical patent/JP7374773B2/ja
Publication of JP2021109321A publication Critical patent/JP2021109321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7374773B2 publication Critical patent/JP7374773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

この発明は、装飾部材の製造方法に関し、更に詳細には、表皮層の裏側にクッション層を有する表皮材を基材に圧着して装飾部材を製造する方法に関するものである。
自動車等の車両や船舶、或いは航空機といった各種の乗物や、住宅等の建築物の建材、或いは椅子やソファー等の家具などには、対象部材の装飾性を高めたり、肌触りなどの触感を高めることを目的として、樹脂製の基材の表面をクッション性のある表皮材で覆うようにした装飾部材が設けられている。例えば、自動車等の車両では、インストルメントパネルや、フロアコンソール、ドアトリム、ピラーガーニッシュ等が車両内装を装飾する装飾部材として幅広く利用されている。そして、このような装飾部材は、基材を射出成形などにより所要の形状で成形すると共に、真空成形などによりシート状の表皮材を当該基材の外表面形状に合わせた形状となるよう成形し、第1型に接着剤を塗布した基材を保持すると共に第2型に表皮材を保持し、表皮材の内側に基材が臨むように第1型と第2型を型閉じすることで両者を圧着して貼り合わせることで製造することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-121613号公報
ところで、近年は、対象部材の装飾性をより高めるために基材表面に表皮材を有する前述した装飾部材の形状が複雑になる傾向にある。しかしながら、前述のように第1型と第2型を型閉じに合わせて基材と表皮材とを圧着して貼り合わせて装飾部材を製造する構成では、基材を表皮材の内側に臨ませる必要があることから、表皮材の形状が制限される。すなわち、例えば、図6に示すように、対向するように設けられた側面の壁部に対して、表皮材を圧着する圧着方向の後端縁となる下端縁から対向する側面の壁部側に向けて屈曲状に壁部が延在するように基材を形成して、この側面の壁部と屈曲状の壁部とに表皮材を貼り合わせようとする場合には、当該基材に対応する形状で表皮材を形成すると、基材の圧着方向の後側に位置する屈曲状の壁部に圧着する表皮材の部分が障害となって表皮材の内側に基材を臨ませることができない。この場合には、基材の圧着方向の前側に位置する側面の壁部に圧着する表皮材と、基材の圧着方向の後側に位置する屈曲状の壁部に圧着する表皮材とを個別に形成し、各表皮材を対応する基材の壁部に圧着することにより装飾部材を形成することは可能であるが、表皮材に継ぎ目が生じて装飾部材の見栄えが低下する難点がある。また、表皮材に継ぎ目が生ずることで塵や埃等により汚損し易くなる問題も指摘される。
すなわち本発明は、複雑な形状に形成した基材の表面に表皮材を見栄え良く圧着することができる装飾部材の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、第1の手段は、
対向した第1の壁部を有すると共に当該少なくとも一方の第1の壁部における表皮材を圧着する圧着方向の後端縁から他方の第1の壁部側に向けて延在する第2の壁部を有するよう形成した基材に対して、表皮層の裏側にクッション層を有する表皮材を圧着して形成する装飾部材の製造方法であって、
前記表皮層を形成する表皮シートおよび前記クッション層を形成する発泡シートを重ねた積層シートを、第1表皮成形型部に前記発泡シートが向くと共に、当該第1表皮成形型部に対して相対的に開閉可能な第2表皮成形型部に前記表皮シートが向くように配置し、
前記第1表皮成形型部および第2表皮成形型部を型閉じすることにより、前記基材における第1の壁部に積層する第1の表皮部と、前記基材における第2の壁部に積層する第2の表皮部とを有する前記表皮材を、当該第1の壁部に当該第1の表皮部を圧着する際に当該第2の表皮部が前記基材に干渉しない位置に位置するように成形すると共に、
前記表皮材を成形する際に、前記第1表皮成形型部における前記第1の表皮部および第2の表皮部の成形面より突出するよう形成した凸状部で前記発泡シートを圧縮することにより、当該第1の表皮部と第2の表皮部との境界に沿って延在するよう薄肉の屈曲予定部を連続または断続的に形成し、
前記基材を保持した第1圧着型部および前記表皮材を保持した第2圧着型部を型閉じすることにより、前記基材の第1の壁部と第2の壁部との境界に前記屈曲予定部が臨むと共に前記第2の表皮部が前記第2の壁部の外側に離間して臨むように前記基材の第1の壁部に前記表皮材の第1の表皮部を圧着し、
前記基材の第1の壁部に前記第1の表皮部を圧着した前記表皮材の前記第2の表皮部を、第3圧着型部で前記基材の第2の壁部に向けて押圧することで、当該第2の表皮部を前記屈曲予定部で屈曲させるようにして第2の壁部に圧着するようにしたことを要旨とする。
このように、基材の第1の壁部に表皮材の第1の表皮部を圧着する際に第2の表皮部が基材に干渉しない位置に位置するように表皮材を成形したことで、第2の表皮部が邪魔になることなく基材の第1の壁部に表皮材の第1の表皮部を圧着することができる。また、表皮材の成形時に、第1の表皮部と第2の表皮部との境界に沿って延在するよう薄肉の屈曲予定部を連続または断続的に形成したことで、基材の第1の壁部に表皮材の第1の表皮部を圧着した後に、第2の表皮部を屈曲予定部で屈曲させるようにして第2の壁部に圧着することができる。すなわち、基材の第1の壁部と、表皮材に対する基材の圧着方向に対してアンダーカット形状となる基材の第2の壁部の夫々に対して、一体的に形成した表皮材を圧着することができるから、表面に継ぎ目等が生ずることなく見栄えの良い装飾部材を製造することができる。また、表皮材に形成した薄肉の屈曲予定部で第2の表皮部を屈曲させることで、第2の壁部に対して第2の表皮部を圧着する際に、第2の表皮部の屈曲位置を安定させることができる。このため、表皮材の屈曲部分での波打ちや皺が生じ難くなり、装飾部材の見栄えを良好にすることができる。
第2の手段は、
前記屈曲予定部の形成位置における前記クッション層の厚みを、前記第2の表皮部における前記クッション層の厚みの1/2以下となるように前記発泡シートを圧縮して当該屈曲予定部を形成することを要旨とする。
このように、屈曲予定部の形成位置におけるクッション層の厚みを、第2の表皮部におけるクッション層の厚みの1/2以下とすることで、第2の表皮部を押圧して第2の側壁部に圧着する際に、応力を屈曲予定部に効果的に集中させることができ、表皮材の屈曲部分での波打ちや皺などを生じ難くして装飾部材の見栄えを良好にすることができる。
第3の手段は、
前記第1の表皮部と第2の表皮部との境界に、当該第1の表皮部および第2の表皮部の並び方向に離間して複数条の前記屈曲予定部を連続または断続的に形成することを要旨とする。
このように、第1の表皮部および第2の表皮部の並び方向に離間して複数条の屈曲予定部を形成することで、第2の表皮部を押圧して第2の側壁部に圧着する際に、複数の屈曲予定部を起点に第2の表皮部を滑らかに屈曲することができるから、表皮材の屈曲部分に波打ちや皺などが生じ難く、装飾部材の見栄えを良好にすることができる。また、複数条の屈曲予定部を形成することで、第1の壁部と第2の壁部とが湾曲状に繋がる用に形成した基材に対しても、第1の表皮部と第2の表皮部の境界位置を基材の湾曲形状に沿うようにして第2の表皮部を屈曲させることができ、表皮材の屈曲部分での波打ちや皺などを生じ難くして装飾部材の見栄えを良好にすることができる。
本発明によれば、複雑な形状に形成した基材の表面に表皮材を見栄え良く圧着することができる。
装飾部材を製造する製造工程を断面で示す概略説明図であって、型開きした表皮成形型の第1表皮成形型部と第2表皮成形型部との間に積層シートを配置した状態を示す。 (a)は装飾部材の製造工程を断面で示す概略説明図であって、表皮成形型の第1表皮成形型部と第2表皮成形型部とを型閉じして積層シートを賦形する状態を示し、(b)は表皮成形型から取り出した表皮材を示す断面図である。 (a)は図2(b)のA部拡大図であり、(b)は図2(b)のB線矢視図であって凹状部を連続的に形成した状態を示し、(c)は図2(b)のB線矢視図であって凹状部を断続的に形成した状態を示す。 装飾部材の製造工程を断面で示す概略説明図であって、(a)は圧着成形型を型開きした状態で第1圧着成形部に基材を取り付けると共に第2圧着成形部に表皮材を取り付けた状態を示し、(b)は圧着成形型の第1圧着成形型部と第2圧着成形型部とを型閉じして表皮材における上面表皮部および第1の側面表皮部を基材の上壁部および第1の側壁部に圧着した状態を示す。 (a)は装飾部材の製造工程を断面で示す概略説明図であって、圧着成形型の第1圧着成形型部と第2圧着成形型部とを型閉じた状態で第3圧着成形部を待機位置から押圧位置に移動して表皮材の第2の側面表皮部を基材の第2の側壁部に圧着する状態を示し、(b)は圧着成形型から取り出した装飾部材を示す断面図である。 車両に配置した装飾部材を示す概略斜視図である。 (a)は変更例に係る装飾部材の製造工程を断面で示す概略説明図であって、複数条の凹状部を形成した表皮材の第2の側面表皮部を基材の第2の側壁部に圧着する状態を示し、(b)は複数条の凹状部を交差方向に延在するよう形成した装飾部材の要部拡大断面図である。
次に、本発明に係る装飾部材の製造方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、図6に示すように、装飾部材10として車両前方の車室のフロントシート(運転席および助手席)S,Sの間に設置されるコンソールボックスを例にして説明するが、インストルメントパネル、ドアトリム、ピラーガーニッシュ等であってもよく、その他船舶、或いは航空機といった各種の乗物や、住宅等の建築物の建材、或いは椅子やソファー等の家具に取り付けられる装飾部材10であってもよい。なお、本実施形態の装飾部材10は、シフトレバーSLや収納箱などの装備品が配置される上部面と、フロントシート側に位置する側部面と、車両の後部座席側の後部面とを有する箱状に形成されて、装飾部材10における側部面が車室の前方に設けられたインストルメントパネルに連なる意匠形状に形成されている。
また、図5(b)、図6に示すように、装飾部材10は、骨格を形成する基材12と、外面を装飾する表皮材20とを備えており、基材12と表皮材20とが接着剤等によって接合されている。この基材12は、上面をなす上壁部14と、当該上壁部14の側縁に連なる側壁部16,18と、当該上壁部14の後縁に連なる後壁部(図示せず)とを有する下方に開口した箱状に形成されており、各壁部14,16,18の所要位置に、シフトレバーSLや収納箱などの装備品の固定用の固定部や車体への取付用の固定部(何れも図示せず)が形成されている。なお、図5(b)では、装飾部材10の上下を反転した状態で示している。
ここで、基材12の側壁部16,18は、基材12の上面に連なる第1の側壁部(第1の壁部)16と、当該第1の側壁部16の下端から対向する側壁部16(第1の側壁部16)側に屈曲するように延出する第2の側壁部(第2の壁部)18とを有する屈曲形状に形成されている。すなわち、基材12は、上壁部14および側壁部16,18により概ね断面コ字状をなすと共に、各第1の側壁部16の下端から相互に近接するように延出した第2の側壁部18が設けられている(図5(b)、図6参照)。
また、同様に、表皮材20は、上面をなし基材12の上壁部14を覆う上面表皮部22と、当該上面表皮部22の側縁に連なり基材12の側壁部16,18を覆う側面表皮部24,26と、当該上面表皮部22の後縁に連なり基材12の後壁部を覆う後面表皮部(図示せず)とを備えている。より具体的に、表皮材20の側面表皮部24,26は、上面表皮部22に連なり基材12の第1の側壁部16を覆う第1の側面表皮部(第1の表皮部)24と、当該第1の側面表皮部24の下端から対向する側面表皮部24(第1の側面表皮部24)側に屈曲するように延出し基材12の第2の側壁部18を覆う第2の側面表皮部(第2の表皮部)26とを有する屈曲形状に形成されている。すなわち、表皮材20により基材12の外表面全体が覆われるようになっている。
ここで、基材12は、装飾部材10の形状を保持し得る剛性を有する比較的硬質な樹脂成形品であり、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリカーボネート/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(PC/ABS)などの熱可塑性樹脂により形成される。
また、表皮材20は、装飾部材10の表面側を構成する表皮層28と、この表皮層28の裏側に設けられ、基材12と接合されるクッション層30とを有する複層構造になっている。表皮層28は、可撓性を有するソリッドの合成樹脂で構成され、クッション層30は、弾力性を有する発泡体で構成されている。実施例の表皮層28は、熱可塑性エラストマーから形成されている。表皮層28をなす熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系エラストマー(TPO)や塩化ビニール系エラストマーやスチレン系エラストマーなどがあるが、この中でも、ポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂にエチレン‐プロピレンゴム(EPDM,EPM)等のゴムを分散して得られるオレフィン系エラストマーが好ましい。クッション層30としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系材料、ポリウレタンあるいはスチレンなどを発泡させたものがあるが、その中でもポリエチレン発泡体(PEF)が好ましい。
次に、装飾部材10の製造方法について説明する。この装飾部材10は、基材12を成形する成形工程と、表皮材20を成形する表皮成形工程と、当該基材12と表皮材20とを圧着して接合する圧着工程とを有している。ここで、成形工程では、スライドコアを有する射出成形型(図示せず)を利用した射出成形等の従来公知の成形方法により、前述した第2の側壁部18がアンダーカット形状となる箱形の基材12を一体成形することができる。なお、基材12の成型方法としては、射出成形による一体成形である必要はなく、上壁部14や側壁部16,18、後壁部といった各部を個別に成形した後に、接着やクリップ等の固定具を利用して組み付けるようにしてもよい。
表皮成形工程では、図1に示すように、表皮材20の表皮層28を形成する表皮シート42と、クッション層30を形成する発泡シート44とを重ね合わせた状態で保持手段46により保持する。なお、表皮シート42は前述した熱可塑性エラストマーにより形成されたシート状部材であり、発泡シート44は発泡体により形成されたシート状部材である。そして、保持手段46で保持した表皮シート42および発泡シート44からなる積層シート40を、図示しないヒータ等の加熱手段により加熱して軟化させる。
次に、型開きした表皮成形型50に軟化した表皮材20をセットする。この表皮成形型50は、相対的に開閉可能な第1表皮成形型部52と第2表皮成形型部58とを備えており、型開きした第1表皮成形型部52と雌型の第2表皮成形型部58との間に、第1表皮成形型部52に発泡シート44が向くと共に第2表皮成形型部58に表皮シート42が向く姿勢となるように保持手段46で保持した積層シート40を配置する(図1参照)。
この第1表皮成形型部52は、上面表皮部22を成形する第1成形面54aと、第1の側面表皮部24を成形する第2成形面54bと、第2の側面表皮部26を成形する第3成形面54cとを有する凸形状の成形部54を備えた雄型の成形型として形成され、第2表皮成形型部58は、型閉めした際に第1表皮成形型部52の各成形面54a,54b,54cから表皮材20の厚み分だけ離間するように凹形状の成形面60が設けられた雌型の成形型として形成されている。
そして、図2(a)に示すように、第1表皮成形型部52と第2表皮成形型部58との間に積層シート40を配置した状態で、第1表皮成形型部52と第2表皮成形型部58とを相対的に近接移動して型閉じすることで、当該第1表皮成形型部52および第2表皮成形型部58の各成形面54a,54b,54c,60の間に形成されるキャビティに合わせた形状に積層シート40を賦形して表皮材20を形成する。
ここで、第2表皮成形型部58には、成形面の所要位置で開口するように吸気孔62が形成されると共に、当該吸気孔62を介して第2表皮成形型部58の成形面の内側の空間の空気を吸引する吸気装置64が設けられている。すなわち、第1表皮成形型部52と第2表皮成形型部58とを相対的に近接移動して型閉じする際に吸気装置64を作動するようになっており、第2表皮成形型部58の吸気孔62を介して減圧して表皮シート42を吸引しつつ、第1表皮成形型部52の成形部54で積層シート40を発泡シート44側から押圧することで、真空吸引された表皮シート42が第2表皮成形型部58の成形面60に密着した状態で第1表皮成形型部52および第2表皮成形型部58の各成形面54a,54b,54c,60の形状に合わせた立体形状に積層シート40が賦形されると共に、軟化している表皮シート42および発泡シート44を加圧により融着して接合する。その後、第1表皮成形型部52と第2表皮成形型部58とを型開きして表皮シート42と発泡シート44とを接合した成形品を取り出した後に、保持手段46で保持されていた部分を含む不要部分をカッター等の切断手段により除去することで、表皮材20が得られる(図2(b)参照)。
また、図1に示すように、第1表皮成形型部52の第2成形面54bおよび第3成形面54cは、同一平面上に位置するよう形成されている。すなわち、表皮成形型50により成形された表皮材20は、第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26とが平板状に同一平面に位置するよう形成され、表皮材20の内側(クッション層30側)に基材12を臨ませた際に、基材12の上壁部14および第1の側壁部16が表皮材20の上面表皮部22および第1の側面表皮部24に接する一方で、基材12の第2の側壁部18の外側に間隔を空けて開けて表皮材20の第2の側面表皮部26が位置するようになっている(図4(b)参照)。このように、基材12に表皮材20を圧着する際に、第2の側面表皮部26が基材12に干渉しない位置に位置するように表皮材20を成形する。
また、図1に示すように、第1表皮成形型部52における第2成形面54bと第3成形面54cとの境界には、当該第2成形面54bおよび第3成形面54cより外側に突出する凸状部56が設けられている。すなわち、第1表皮成形型部52および第2表皮成形型部58を型閉じして表皮材20を成形する際に、積層シート40の発泡シート44を第1表皮成形型部52の凸状部56により圧縮することにより、薄肉の凹状部(屈曲予定部)32を第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に形成するようになっている(図2(b)参照)。ここで、この実施形態では、第1表皮成形型部52に断面三角状の凸状部56が形成されて、当該凸状部56により発泡シート44を圧縮することで断面V字の溝状に薄肉の凹状部32が形成されるようになっている。
ここで、図3(a)に示すように、第1表皮成形型部52の凸状部56は、当該凸状部56により形成される凹状部32の形成位置のクッション層30の厚みT1が、第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26を形成するクッション層30の厚みT2の1/2以下となる突出高さで形成することが好ましい。このように、凹状部32の形成位置のクッション層30の厚みT1を、第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26を形成するクッション層30の厚みT2の1/2以下となるように表皮材20を成形することで、圧着工程で第2の側面表皮部26を押圧した際の応力を凹状部32の形成位置に効果的に集中させて、当該凹状部32の形成位置で第2の側面表皮部26を屈曲させることができると共に、第2の側面表皮部26を速やかに屈曲させることができるから製造効率の向上を図り得る利点がある。一方で、厚みT1が厚みT2の1/2を超えるように表皮材20を成形する場合には、圧着工程で第2の側面表皮部26を押圧した際の応力が分散し易くなり、第2の側面表皮部26の屈曲を慎重に行うなど製造効率の低下に繋がりやすくなる。
また、凸状部56は、第2成形面54bと第3成形面54cとの境界に沿って連続的に形成するようにしてもよく、第2成形面54bと第3成形面54cとの境界に沿って断続的に形成するようにしてもよい。凸状部56を連続して形成することで、図3(b)に示すように、第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に沿って凹状部32を連続的に形成することができ、また凸状部56を断続して形成することで、図3(c)に示すように、第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に沿って凹状部32を断続的に形成することができる。ここで、凹状部32を連続的に形成した場合には、直線状に延在する凹状部32の形成位置で第2の側面表皮部26を効果的に屈曲させることができ、凹状部32を断続的に形成した場合には、第1の側面表皮部24に対して第2の側面表皮部26を屈曲する屈曲位置にクッション層30が残ることで触感の低下を抑制することができる。
圧着工程では、図4~図5に示すように、成形工程で成形した基材12と、表皮成形工程で成形した表皮材20とを型開きした圧着成形型70に取り付け、当該圧着成形型70を型閉じすることにより基材12と表皮材20とを圧着して接合する。ここで、この圧着成形型70は、相対的に開閉可能に構成されて基材12を保持可能な第1圧着成形部72および表皮材20を保持可能な第2圧着成形部74と、当該第1圧着成形部72および第2圧着成形部74の開閉方向(圧着方向)に対して交差する方向に移動可能な第3圧着成形部76とを備えている。
そして、図4(a)に示すように、表皮材20を接合する接合面(上壁部14および側壁部16,18の表面)に接着剤を塗布した基材12を、当該接合面が第2圧着成形部74に向く姿勢となるように第1圧着成形部72に取り付けると共に、クッション層30が第1圧着成形部72に向く姿勢となるように表皮材20を第2圧着成形部74に取り付けて、表皮材20の側面表皮部24,26(第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26)の間に形成される開口の上方に基材12を臨ませる。ここで、第2圧着成形部74に表皮材20を取り付けた状態で、表皮材20における第2の側面表皮部26の外側に第3圧着成形部76が位置するようになっている。この第3圧着成形部76は、第2の側面表皮部26の外側に位置する待機位置(図4(b)参照)と、当該待機位置から第2の側面表皮部26に近接移動して基材12の第2の側壁部18に第2の側面表皮部26を押し付ける押圧位置(図5(a)参照)とに移動可能になっている。
そして、図4(b)に示すように、第1圧着成形部72に基材12を取り付けると共に、第2圧着成形部74に表皮材20を取り付けた状態で、当該第1圧着成形部72と第2圧着成形部74とを相対的に近接移動して型閉じする。ここで、基材12に表皮材20を圧着する際に第2の側面表皮部26が基材12に干渉しない位置に位置するように表皮材20が成形されているから、表皮材20の側面表皮部24,26(第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26)が形成する開口を介して側面表皮部24,26で囲まれた内側に基材12が移動する。
これにより、接着剤を付与した基材12の上壁部14および第1の側壁部16を、表皮材20における上面表皮部22および第1の側面表皮部24のクッション層30に押し当てて、当該上壁部14および第1の側壁部16に上面表皮部22および第1の側面表皮部24を圧着する。この状態では、基材12の第1の側壁部16と第2の側壁部18との境界に合わせて表皮材20の凹状部32が臨むと共に、当該基材12の第2の側壁部18の外側に間隔を空けて離間した位置に表皮材20の第2の側面表皮部26が臨んでいる(図4(b)参照)。
そして、図5(a)に示すように、第1圧着成形部72と第2圧着成形部74とを型閉じした状態(基材12の第1の側壁部16に第1の側面表皮部24を圧着した状態)で、第3圧着成形部76を待機位置から押圧位置に移動し、当該第3圧着成形部76により表皮材20の第2の側面表皮部26を基材12の第2の側壁部18に向けて押圧する。このとき、第3圧着成形部76で第2の側面表皮部26を押した際の応力が第1の側壁部16と第2の側壁部18との境界に臨んだ表皮材20の凹状部32に集中することで、当該第2の側面表皮部26が凹状部32の形成位置で屈曲するように基材12の第2の側壁部18に近接し、当該第2の側面表皮部26が第2の側壁部18に圧着される。
第2の側面表皮部26を第2の側壁部18に圧着した後に、第3圧着成形部76を押圧位置から待機位置に移動すると共に、第1圧着成形部72と第2圧着成形部74とを型開きして、基材12に表皮材20が圧着された装飾部材10が得られる。
このように、表皮材20の成形時に第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26とが同一平面に位置するよう形成したことで、基材12の上壁部14および第1の側壁部16に表皮材20の上面表皮部22および第1の側面表皮部24を圧着する際に第2の側面表皮部26が基材12に干渉しない位置に位置させることができる。そして、基材12に表皮材20を圧着する際に第2の側面表皮部26が基材12に干渉しない位置に位置することで、圧着成形型70を型閉めした際に、第2の側面表皮部26が邪魔になることなく基材12の上壁部14および第1の側壁部16に表皮材20の上面表皮部22および第1の側面表皮部24を圧着することができる。
また、表皮材20の成形時に、第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に沿って延在するよう薄肉の凹状部32が連続または断続的に形成される。このため、基材12の上壁部14および第1の側壁部16を表皮材20の上面表皮部22および第1の側面表皮部24に圧着した後に、第2の側面表皮部26を凹状部32で屈曲させるようにして第2の側壁部18に圧着することができる。このため、基材12の側壁部16,18を第1の側壁部16と、当該第1の側壁部16の下端から対向する第1の側壁部16側に屈曲するように延出する第2の側壁部18とを有する屈曲形状に形成した場合でも、当該第1の側壁部16に第1の側面表皮部24を圧着すると共に、表皮材20に対する基材12の圧着方向に対してアンダーカット形状となる第2の側壁部18には第2の側面表皮部26を圧着することで、当該第1の側壁部16および第2の側壁部18の夫々に対して一体的に形成した表皮材20を圧着することができるから、表面に継ぎ目等が生ずることなく見栄えの良い装飾部材10とすることができる。
また、表皮材20に第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に位置するよう薄肉の凹状部32を形成することで、第3圧着成形部76で第2の側面表皮部26を第2の側壁部18側に押圧した際の応力を凹状部32に集中させることができる。このため、第2の側面表皮部26を第1の側面表皮部24との境界で正確に屈曲させることができるようになり、第2の側壁部18に対して第2の側面表皮部26を圧着する際の第2の側面表皮部26の屈曲位置を安定させることができる。すなわち、第2の側面表皮部26の屈曲に伴って表皮材20に屈曲線が生じた場合でも、その屈曲線を凹状部32の形成位置に合わせて線状に形成することができ、表皮材20の屈曲部分に波打ちや皺が生じ難くなり、装飾部材10の見栄えを良好にすることができる。
また、凹状部32の形成位置におけるクッション層30の厚みT1を、第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26におけるクッション層30の厚みT2の1/2以下とすることで、第2の側面表皮部26を押圧して第2の側壁部18に圧着する際に、応力を凹状部32の形成位置により効果的に集中させることができる。このため、厚みT1を厚みT2の1/2以下とすることにより、第2の側面表皮部26を押圧して第2の側壁部18に圧着する際に、表皮材20の屈曲部分での波打ちや皺の発生をより効果的に防止して装飾部材10の見栄えを良好にすることができる。
(変更例)
前述した実施形態に限定されず、例えば以下のように変更することができる。
(1)基材12の第1の側壁部16に対して第2の側壁部18が屈曲するように形成したが、第1の側壁部16に対して第2の側壁部18を湾曲した湾曲部を介して繋がるように形成もよく、第2の側壁部18自体を湾曲面状に形成してもよい。
(2)また、基材12の両第1の側壁部16の夫々に第2の側壁部18を設けるようにしたが、少なくとも一方の第1の側壁部16に第2の側壁部18を設けるようにしてもよい。すなわち、対向した第1の側壁部16を有すると共に当該少なくとも一方の第1の側壁部16における表皮材20を圧着する圧着方向の後端縁から他方の第1の側壁部16側に向けて延在する第2の側壁部18を有する形状に形成した基材12の各壁部14,16,18に対して、一体的に形成した表皮材20を圧着して接合することができる。
(3)屈曲予定部としての凹状部32をV字状の溝をなすように表皮材20に形成したが、これに限られるものではなく、凹状部32の形成位置におけるクッション層30の厚みを、第1の側面表皮部24や第2の側面表皮部26を形成するクッション層30より薄肉になるように形成すれば、角溝状や円弧状の溝をなすように凹状部32を形成することができる。なお、実施形態のように、凹状部32をV字状の溝をなすように形成することで、第2の側面表皮部26を屈曲する際の応力を一箇所に集中させ易くなる利点がある。
(4)実施例では、第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に1条の凹状部32(凹状部32)を形成するようにしたが、図7(a)に示すように、当該第1の側面表皮部24と第2の側面表皮部26との境界に複数条(図7(a)では2条)の凹状部32(凹状部32)を当該第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26の並び方向に離間して形成するようにしてもよい。なお、複数条の凹状部32は、第1表皮成形型部52に複数条の凸状部56を形成することで表皮材20に形成することができる。
すなわち、第1の側面表皮部24および第2の側面表皮部26の並び方向に離間して複数条の凹状部32を形成することで、第2の側面表皮部26を押圧して第2の側壁部18に圧着する際に、各凹状部32を起点に第2の側面表皮部26を滑らかに屈曲することができるから、第2の側面表皮部26の屈曲時に表皮材20の屈曲部分で波打ちや皺が生じ難くして装飾部材10の見栄えを良好にすることができる。また、複数条の凹状部32を形成することで、図7(a)のように第1の側壁部16と第2の側壁部18とが湾曲部80を介して繋がるように形成したり、第2の側壁部18自体を湾曲面状に形成した基材12に対しても、基材12の曲面形状に沿うようにして第2の側面表皮部26を屈曲させることができ、表皮材20の屈曲部分での波打ちや皺の発生を効果的に防止して装飾部材10の見栄えを良好にすることができる。
(5)表皮材20に複数状の凹状部32を形成する場合に、各凹状部32を同一の形状および深さで形成するようにしてもよく、各凹状部32の形状や深さを異ならせるようにしてもよい。すなわち、第1の側壁部16と第2の側壁部18とが湾曲部を介して繋がるように形成したり、第2の側壁部18自体を湾曲面状に形成する場合に、その曲面部分の曲率に応じて各凹状部32の形状や深さを変えるようにすることで、基材12の曲面形状に沿うようにして第2の側面表皮部26を屈曲させる際の表皮材20の屈曲部分での波打ちや皺の発生を効果的に防止することができる。
(6)表皮材20に複数状の凹状部32を形成する場合に、各凹状部32を並行に延在するよう形成するようにしてもよく、交差方向に延在するよう形成してもよい。例えば図7(b)に示すように、複数状の凹状部32を交差方向に延在するよう形成することで、第1の側壁部16と第2の側壁部18とが湾曲部80を介して繋がるように形成したり、第2の側壁部18自体を湾曲面状に形成する場合において、その曲面部分を長手方向(曲面の軸方向)で曲率が異なる円錐面状をなすように形成した場合でも、基材12の曲面形状に沿うようにして第2の側面表皮部26を屈曲させる際の表皮材20の屈曲部分の波打ちや皺の発生を効果的に防止することができる。
(7)実施例では、表皮成形工程において表皮シート42と発泡シート44を賦形しつつ融着接合するようにしたが、表皮シート42と発泡シート44を予め接着した表皮材20を使用して、表皮成形工程を行ってもよい。
12 基材,16 第1の側壁部(第1の壁部),18 第2の側壁部(第2の壁部)
20 表皮材,24 第1の側面表皮部(第1の表皮部)
26 第2の側面表皮部(第2の表皮部),28 表皮層,30 クッション層
32 凹状部(屈曲予定部),40 積層シート,42 表皮シート,44 発泡シート
52 第1表皮成形型部,56 凸状部,58 第2表皮成形型部
72 第1圧着成形部,74 第2圧着成形部,76 第3圧着成形部

Claims (3)

  1. 対向した第1の壁部を有すると共に当該少なくとも一方の第1の壁部における表皮材を圧着する圧着方向の後端縁から他方の第1の壁部側に向けて延在する第2の壁部を有するよう形成した基材に対して、表皮層の裏側にクッション層を有する表皮材を圧着して形成する装飾部材の製造方法であって、
    前記表皮層を形成する表皮シートおよび前記クッション層を形成する発泡シートを重ねた積層シートを、第1表皮成形型部に前記発泡シートが向くと共に、当該第1表皮成形型部に対して相対的に開閉可能な第2表皮成形型部に前記表皮シートが向くように配置し、
    前記第1表皮成形型部および第2表皮成形型部を型閉じすることにより、前記基材における第1の壁部に積層する第1の表皮部と、前記基材における第2の壁部に積層する第2の表皮部とを有する前記表皮材を、当該第1の壁部に当該第1の表皮部を圧着する際に当該第2の表皮部が前記基材に干渉しない位置に位置するように成形すると共に、
    前記表皮材を成形する際に、前記第1表皮成形型部における前記第1の表皮部および第2の表皮部の成形面より突出するよう形成した凸状部で前記発泡シートを圧縮することにより、当該第1の表皮部と第2の表皮部との境界に沿って延在するよう薄肉の屈曲予定部を連続または断続的に形成し、
    前記基材を保持した第1圧着型部および前記表皮材を保持した第2圧着型部を型閉じすることにより、前記基材の第1の壁部と第2の壁部との境界に前記屈曲予定部が臨むと共に前記第2の表皮部が前記第2の壁部の外側に離間して臨むように前記基材の第1の壁部に前記表皮材の第1の表皮部を圧着し、
    前記基材の第1の壁部に前記第1の表皮部を圧着した前記表皮材の前記第2の表皮部を、第3圧着型部で前記基材の第2の壁部に向けて押圧することで、当該第2の表皮部を前記屈曲予定部で屈曲させて第2の壁部に圧着す
    ことを特徴とする装飾部材の製造方法。
  2. 前記屈曲予定部の形成位置における前記クッション層の厚みを、前記第2の表皮部における前記クッション層の厚みの1/2以下となるように前記発泡シートを圧縮して当該屈曲予定部を形成することを特徴とする請求項1記載の装飾部材の製造方法。
  3. 前記第1の表皮部と第2の表皮部との境界に、当該第1の表皮部および第2の表皮部の並び方向に離間して複数条の前記屈曲予定部を連続または断続的に形成することを特徴とする請求項1または2記載の装飾部材の製造方法。
JP2020000811A 2020-01-07 2020-01-07 装飾部材の製造方法 Active JP7374773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000811A JP7374773B2 (ja) 2020-01-07 2020-01-07 装飾部材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000811A JP7374773B2 (ja) 2020-01-07 2020-01-07 装飾部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021109321A JP2021109321A (ja) 2021-08-02
JP7374773B2 true JP7374773B2 (ja) 2023-11-07

Family

ID=77058760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000811A Active JP7374773B2 (ja) 2020-01-07 2020-01-07 装飾部材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7374773B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104065A (ja) 2003-10-01 2005-04-21 Toyota Boshoku Corp アンダーカット部を備える成形体およびその製造装置および製造方法
JP2012016979A (ja) 2010-07-06 2012-01-26 Toyota Boshoku Corp 車両用内装部品及びその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126224A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Nippon Plast Co Ltd 表皮材の貼着方法
JP3181661B2 (ja) * 1992-02-21 2001-07-03 カルソニックカンセイ株式会社 インストルメントパネルとその製造方法
JP2595199Y2 (ja) * 1992-08-25 1999-05-24 河西工業株式会社 自動車用内装部品
JPH1148877A (ja) * 1997-08-07 1999-02-23 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104065A (ja) 2003-10-01 2005-04-21 Toyota Boshoku Corp アンダーカット部を備える成形体およびその製造装置および製造方法
JP2012016979A (ja) 2010-07-06 2012-01-26 Toyota Boshoku Corp 車両用内装部品及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021109321A (ja) 2021-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2724410B2 (ja) 積層パネルの製造方法及び製造装置
CN103358547B (zh) 用于具有装饰性附饰件的内饰板的模内压纹表皮层压
JPH04128018A (ja) インサート付成形プラスチックパネル形成方法
WO2005105409A1 (ja) 車両用内装パネルおよびその製造方法
US5705005A (en) Fabrication of multiple color, gauge, and texture interior auto components
KR20010031760A (ko) 성형 폴리올레핀 및 폴리페닐옥시드 제품 및 제조방법
EP0288130A2 (en) Interior trim foam product and method of fabrication thereof
EP2153969B1 (en) Method for making a vehicle trim panel
JP7374773B2 (ja) 装飾部材の製造方法
US20040108625A1 (en) Pneumatically assisted contour bonding system and formed laminated products produced thereby
US20080315621A1 (en) Trim Panel for the Interior of a Motor Vehicle and a Manufacturing Process for Such a Trim Panel
JP3565961B2 (ja) 積層成形品の製造方法と製造用金型
US5290093A (en) Method of seam location using vacuum
JP3822208B2 (ja) 内装品の真空成形方法及び真空成形機
JP4535838B2 (ja) 表皮付き成形部材の成形方法
JPS629942A (ja) 内装材の製造方法
JP6886871B2 (ja) 車両内装部材の製造方法および車両内装部材製造用圧着装置
JP3707319B2 (ja) フロアコンソール
JP2002052548A (ja) 表皮付き発泡成形品の表皮シール構造
JP4117796B2 (ja) 内装品の真空成形方法及び真空成形機
JP4440426B2 (ja) 成形品及びその製造方法
JPS6251748B2 (ja)
US20060157881A1 (en) Method of pre-applying a bolster assembly to an interior trim part
JPS62257826A (ja) 表皮成形法
JP4330481B2 (ja) 内装品の真空成形方法及び真空成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7374773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150