JP7358591B1 - 車両間乗降システム - Google Patents

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Abstract

【課題】交通車両までの移動を別の車両に乗車して移動する方法とし、利用者の利便性を向上させるとともに、付帯設備の少ない簡易な車両間乗降システムを提供することを目的とする。【解決手段】本線を走行するメイン車両14と、メイン車両14に乗客が乗降するメイン車両乗降場16と、を備える主交通システム18と、メイン車両14に乗客を輸送するシャトル車両22と、メイン車両乗降場16の周囲に設けられ、シャトル車両22に乗客が乗降するシャトル車両乗降場24と、メイン車両乗降場16とシャトル車両乗降場24をつなぐシャトル車両22が走行するシャトル車両用通路26と、を備える副交通システム28と、を有し、メイン車両14の乗客の乗降は、メイン車両乗降場16で、メイン車両14とシャトル車両22の間を乗客が移動する車両間乗降システム10である。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道駅等における車両への乗降方法の新技術である。
従来、鉄道路線が地上に敷設される場合、様々な施設が集積した街を線路が分断するため、都内では鉄道路線を高架化又は地下化によって街の分断を解消している。鉄道路線を高架化又は地下化すると、地上の駅が上下に垂直移動するため、鉄道利用者は列車に乗降するまでの上下の移動距離が長くなる問題が発生している。この問題を解消するため、駅の構内にエスカレーター及びエレベーターを設置することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-292255号公報
エスカレーター及びエレベーターを設置することで、駅の垂直移動の負担は解消されているようにみえるが、根本的な長い上下の垂直移動距離自体は解消できないままであった。加えて、高層の駅や地下大深度の駅では、エスカレーターやエレベーター等の移動設備における1基あたりの垂直移動を長大にするか、移動設備を複数基設ける必要があり、設置コストや維持コストの負担も大きい。
また、列車の乗降におけるホームの階段口又はエスカレーター及びエレベーターの出入り口付近のみが集中して混雑し、階段口又はエスカレーター及びエレベーターの出入り口から遠いホームでの乗降は、鉄道利用者の自主性に頼っており、列車の混雑状況は各車両によって異なる状況である。
さらに、駅の改札内のコンコースにおいて「駅ナカビジネス」等の店舗が展開され、多様な利用者の要望に応えているが、乗降を主目的とする利用者にとっては、駅構内での滞留及び混雑を助長し、列車の乗降に余計な負担を与えている。
以上から、本発明は、交通車両までの移動を別の車両に乗車して移動する方法とし、交通車両を乗降する利用者の利便性を向上させるとともに、付帯設備の少ない簡易な車両によって交通車両まで移動し、車両間で乗降するシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために鋭意検討したところ、本発明者は下記本発明に想到し、当該課題を解決できることを見出した。すなわち本発明は下記のとおりである。
[1] 本線を走行するメイン車両と、前記メイン車両に乗客が乗降するメイン車両乗降場と、を備える主交通システムと、前記メイン車両に乗客を輸送するシャトル車両と、前記メイン車両乗降場の周囲に設けられ、前記シャトル車両に乗客が乗降するシャトル車両乗降場と、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場をつなぐ前記シャトル車両が走行するシャトル車両用通路と、を備える副交通システムと、を有し、前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両乗降場で、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が移動する車両間乗降システム。
[2] 前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両と前記シャトル車両が隣接して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が直接移動する[1]に記載の車両間乗降システム。
[3] 前記メイン車両乗降場は、プラットホームを備え、前記メイン車両の乗客の乗降は、前記プラットホームを介して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を移動する[1]に記載の車両間乗降システム。
[4] 前記メイン車両1台に対して、2台以上の前記シャトル車両が隣接して、前記乗客が移動する[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[5] 前記メイン車両乗降場は、地上2階以上、又は、地下に設けられており、前記シャトル車両乗降場は、地上1階に設けられている[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[6] 前記シャトル車両は、前記シャトル車両内に改札機を備え、前記シャトル車両乗降場から前記シャトル車両に乗降する際、又は、前記メイン車両乗降場で前記メイン車両と戦記シャトル車両とを移動する際に、前記乗客が前記改札機を通過する[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[7] 前記シャトル車両は、低床式の車両である[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[8] 前記シャトル車両は、前記メイン車両を兼ねており、前記シャトル車両は、前記本線の走行が可能である[1]に記載の車両間乗降システム。
本発明によれば、交通車両を乗降する利用者の利便性が向上するとともに、付帯設備の少ない簡易な車両間乗降システムを提供することができる。
第1実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図である。 メイン車両及びシャトル車両の移動、及び乗客の移動を説明する概略図である。 低床式のシャトル車両を説明する図である。 シャトル車両内に自動改札機を備える構成を説明する図である。 第1実施形態の変形例の車両間乗降システムを説明する概略図である。 第2実施形態の車両間乗降システムを説明する図である。 第3実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図である。 第3実施形態のシャトル車両の移動を説明する概略図である。 第4実施形態の車両間乗降システムの副交通システムを説明する概略図である。
以下、添付図面に従って、本発明に係る車両間乗降システムについて説明する。
(第1実施形態)
[車両間乗降システム]
図1は、第1実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図であり、図2は、メイン車両及びシャトル車両の移動、及び乗客の移動を説明する概略図である。
第1実施形態の車両間乗降システム10は、本線12を走行するメイン車両14と、メイン車両14に乗客が乗降するメイン車両乗降場16と、を備える主交通システム18と、メイン車両14に乗客を輸送するシャトル車両22と、メイン車両乗降場16の周囲に設けられ、シャトル車両22に乗客が乗降するシャトル車両乗降場24と、メイン車両乗降場16とシャトル車両乗降場24をつなぐシャトル車両22が走行するシャトル車両用通路26と、を備える副交通システム28と、を有する。メイン車両14の乗客の乗降は、メイン車両乗降場16で、メイン車両14とシャトル車両22の間を乗客が移動することで行われる。
<主交通システム>
主交通システム18は、本線12を走行するメイン車両14と、メイン車両14に乗客が乗降するメイン車両乗降場16と、を備える。このような主交通システム18としては、例えば、本線12が線路であり、メイン車両14が列車である現状の列車による交通システム、本線12が高速道路であり、メイン車両14が高速バスである交通システムを挙げることができる。
メイン車両乗降場16は、メイン車両14とシャトル車両22との間で乗客が移動し、乗客がメイン車両14を乗降する場所である。メイン車両乗降場16は、メイン車両14とシャトル車両22との間で乗客が移動することができればよく、簡易な構造とすることができる。例えば、図2に示すメイン車両乗降場16は、メイン車両14が停車するメイン車両停車場16aとシャトル車両22が停車するシャトル車両停車場16bを備える。メイン車両乗降場16では、メイン車両14とシャトル車両22を直接移動するのみであるので、他の構成、例えば、現状の駅に存在するエスカレーター、エレベーター、飲食店、コンビニエンスストア、グッズショップ等を設けない、簡易な構造とすることができ、駅構内に重複する施設や設備を削減できるとともに、地上のコンビニ等の施設の活用が可能となり、施設の集約化とエネルギー削減に寄与する。
また、本実施形態の車両間乗降システム10のメイン車両乗降場16は、図1に示すように、地上2階に設けられていることが好ましい。メイン車両乗降場16を2階に設け、高架化することで、本線12及びメイン車両乗降場16により、メイン車量乗降場16の周囲の街が分断されることを防止することができる。なお、メイン車両乗降場16は地上3階以上に設けられている場合において、車両間乗降システム10の適用により効果が発揮される。
<副交通システム>
副交通システム28は、メイン車両14に乗客を輸送するシャトル車両22と、メイン車両乗降場16の周囲に設けられ、シャトル車両22に乗客が乗降するシャトル車両乗降場24と、メイン車両乗降場16とシャトル車両乗降場24をつなぐシャトル車両22が走行するシャトル車両用通路26と、を備える。
シャトル車両22は、地上2階に設けられたメイン車両乗降場16と地上1階に設けられたシャトル車両乗降場24の間を移動し、メイン車両14に乗る乗客をシャトル車両乗降場24から、または、メイン車両14から降りた乗客をシャトル車両乗降場24に輸送する。
シャトル車両22としては、メイン車両14に乗客を輸送することができれば、特に限定されないが、例えば、電車、路面電車(LRT:Light Rail Transit)、鉄輪式リニア方式の車両(リニアメトロ)、及び、バス(BRT:Bus Rapid Transit)等を用いることができる。
また、第1実施形態の車両間乗降システムにおいては、メイン車両14とシャトル車両22とが、メイン車両乗降場16で隣接して停止し、図2に矢印Bで示すように、乗客はメイン車両14とシャトル車両22を直接移動する。したがって、メイン車両14とシャトル車両22が停止した際に扉の位置が重なる車両とすることが好ましい。また、メイン車両14とシャトル車両22の扉の位置が重なるように配置できれば、図2に示すように、1台のメイン車両14に対して、2台のシャトル車両22を隣接して配置してもよく、3台以上のシャトル車両22を用いてもよい。また、1台のメイン車両14に対して、1台のシャトル車両22を隣接して配置してもよい。
シャトル車両乗降場24は、図1、2に示すように、メイン車両乗降場16の周囲であり、地上1階に設けられる。シャトル車両乗降場24としては、シャトル車両22の停車場所及びその乗り場を備える簡易な構成とすることができる。また、必要に応じて、ベンチ、椅子、待合室、案内板等を設けてもよい。シャトル車両乗降場24としては、例えば、路面電車の停留所、又は、バス停等とすることができる。
メイン車両乗降場16に対するシャトル車両乗降場24の数は、図2に示すように3つでも良いし、1~2つ、あるいは4つ以上とすることができる。シャトル車両乗降場24の数を、2つ以上とすることで、メイン車両乗降場16の周囲の複数の場所からシャトル車両に乗車することができる。また、1台のメイン車両14に対して、2台以上のシャトル車両22を隣接し、シャトル車両22をそれぞれ異なるシャトル車両乗降場24に移動させることで、乗客は、メイン車両14の乗車車両に限定されず、所望の行き先のシャトル車両22に乗ることで、所望の行き先に行くことができる。
シャトル車両用通路26は、メイン車両乗降場16とシャトル車両乗降場24をつなぐ通路であり、シャトル車両22が走行する通路である。シャトル車両用通路26は、上記のシャトル車両22の種類に応じて、変更することができる。シャトル車両22が電車、路面電車、リニアメトロであれば線路であり、バスであれば道路とすることができる。
(シャトル車両の構成)
次に、本実施形態で用いられるシャトル車両22の好ましい構成について説明する。シャトル車両22は、図3に示すように、低床式の車両とすることが好ましい。低床式の車両とは、地面からシャトル車両22の床面32までの高さである床面高さAが、350mm以内の車両のことをいう。シャトル車両22として、低床式の車両を用いることで、シャトル車両22の乗車位置(高さ)とシャトル車両22の床面32の高さをほぼ等しくすることがでる。これにより、車椅子の利用者34が、シャトル車両22に乗る際に、段差を乗り超える必要がなくなり、健常者と同等の乗降方法が可能となる。また、メイン車両乗降場16で、メイン車両14とシャトル車両22を乗客が移動する際も、シャトル車両停車場16bの高さを調節し、メイン車両14とシャトル車両22との間で段差をなくすことで、車椅子の利用者34が、メイン車両14へ乗車する際の利便性を向上させることができる。さらに、メイン車両乗降場16におけるメイン車両14に設けられた車椅子乗車位置に対応するシャトル車両22の位置に、車椅子の利用者34が乗車することで、シャトル車両22からメイン車両14への移動をスムーズに行うことができる。これにより、車椅子の利用者34が、現状の駅のエレベーターの設置場所から列車の車椅子乗車位置までホームを移動するようなことがなくなるため、車椅子の利用者34の利便性を向上させることができる。段差を無くすことで、ベビーカーの利用者、高齢者、障碍者等についても、シャトル車両22の乗降、及び、メイン車両14とシャトル車両22との移動の際の利便性を向上させることができる。
さらに、低床式の車両として、鉄輪式リニア方式の車両(リニアメトロ)を用いることが好ましい。リニア方式の車両とすることで、リニアモータはモータ部分が扁平なため、床面高さを低くすることができまた、小径の車輪で短軸距離のコンパクトな台車構造と、カーブに合わせて車軸を変化させる「ステアリング機構」を採用することで小回りが効き、急カーブのシャトル車両用通路26の設計が可能となる。
さらに、車輪とレールの摩擦によらない駆動方式であるため、走行抵抗が小さく、6~8%の急勾配の走行も可能であり、急勾配のシャトル車両用通路26の設計が可能となる。
このように、シャトル車両22として、鉄輪式リニア方式の車両を用いることで、シャトル車両用通路26を設計する際に、急勾配、及び急カーブのシャトル車両用通路26を設計することができ、シャトル車両用通路26の柔軟な設計が可能となる。
また、シャトル車両22は、シャトル車両22内に自動改札機40を有することが好ましい。図4(A)はシャトル車両の扉付近の図であり、図4(B)は扉が開いた状態の図である。自動改札機40をシャトル車両22の扉42の前に設置し、メイン車両14に乗車するため、シャトル車両22から降りる際に、自動改札機40を通過することで、現状の列車に乗る時と同様に乗車賃の支払いが可能である。シャトル車両22内に自動改札機40を設けることで、メイン車両乗降場16に自動改札機を一々設ける必要がなく、メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることができる。なお電子乗車券を所持していない利用者はシャトル車両乗降場24周辺のコンビニ等で購入することができる。
さらに、メイン車両14がメイン車両乗降場16に停車し、シャトル車両22に隣接するまで、自動改札機40を作動しないようにすることで、シャトル車両22から降りることを防止でき、現状の駅に設置されている自動扉と同様の機能とすることができ、ホームドアの設置および維持管理を省略できる。これにより、メイン車両14が到着する前には車内待機のため、シャトル車両22から乗客が下りることを防止し、人身事故等の重大災害を無くすことが可能である。
なお、図4において、自動改札機40をシャトル車両22から降りる際に通過する態様で説明したが、本実施形態はこれに限定されない。乗車時は、シャトル車両乗降場24でシャトル車両22に乗る際に、自動改札機40を通過することもできる。また、降車時は、メイン車両14から降り、シャトル車両22に乗車する際に、自動改札機40を通過してもよく、シャトル車両乗降場24でシャトル車両22から降りる際に、自動改札機40を通過するようにしてもよい。いずれの対応においても、メイン車両乗降場16に自動改札機を設けることがないため、メイン車両乗降場16を簡易な構造とし、乗車賃の支払いをすることができる。なお乗越精算等は、シャトル車両内に設置する有人監視カメラで対応する。
さらに、シャトル車両22は、シャトル車両22の出発を待つ間、及び、メイン車両14の到着を待つ間、待合室として用いることができる。シャトル車両22を待合室とすることで、メイン車両乗降場16に待合室を設ける必要がなくなり、メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることができる。メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることで、既存の駅設備(改札、コンコース、ホーム)の建設コスト及び維持コストを削減することができる。シャトル車両22には、メイン車両14及びシャトル車両22の出発時間、及び、メイン車両14の到着時間等を案内するTVモニターを設けることができる。
次に、本実施形態の車両間乗降システム10のメイン車両14に乗降する方法について説明する。メイン車両14に乗ろうとする乗客は、まず、シャトル車両乗降場24にて、シャトル車両22に乗車する。乗客を乗せたシャトル車両22は、シャトル車両用通路26を走行し、メイン車両乗降場16に移動する。メイン車両乗降場16に移動したシャトル車両22は、メイン車両14に隣接して配置される。シャトル車両22は、メイン車両14がメイン車両乗降場16に到着する前に移動していてもよく、メイン車両14の到着後に移動してもよい。メイン車両14とシャトル車両22との移動は、図2の矢印Bで示すように、それぞれの車両の間を乗客が直接移動することで行われる。このように、シャトル車両22で移動した乗客は、メイン車両14に乗ることができる。また、メイン車両14を降り、シャトル車両22に乗った乗客は、シャトル車両22がシャトル車両用通路26を走行し、シャトル車両乗降場24に輸送され、シャトル車両乗降場24でシャトル車両22から降車する。
このように、シャトル車両22によりメイン車両乗降場16に乗客を輸送することで、地上2階に設けられたメイン車両乗降場16への乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。また、メイン車両14から降りる場合も、メイン車両乗降場16からシャトル車両22がシャトル車両乗降場24まで輸送してくれるので、乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。
さらに、メイン車両乗降場16での移動をメイン車両14とシャトル車両22の間で直接移動することで、メイン車両乗降場16を、メイン車両14とシャトル車両22がそれぞれ停車するメイン車両停車場16aとシャトル車両停車場16bが設けられた簡易な構造とすることができる。
これにより、メイン車両乗降場16を、エスカレーター、エレベーター等の垂直移動に伴う付帯設備、及び、飲食店、コンビニエンスストア、グッズショップ等を有さない簡易な構造とすることができるので、メイン車両乗降場16を建設する建設コスト、及び、維持コストを削減することができる。また、シャトル車両22で、メイン車両14に乗る乗客を分散して、メイン車両乗降場16に輸送できるので、メイン車両14に乗る乗客も分散させることができる。
≪変形例≫
図5は第1実施形態の変形例の車両間乗降システムを説明する図である。図5に示す車両間乗降システム110は、メイン車両乗降場16が地下に設けられている点が、図1に示す車両間乗降システム10と異なっている。変形例の主交通システム118としては、例えば、地下鉄を挙げることができる。
副交通システム128としては、上述した車両間乗降システム10と同様の副交通システムを用いることができる。また、シャトル車両用通路126は、トンネルを設け、このトンネル内にシャトル車両22を走行させる。シャトル車両22を低床式の車両とすることで、シャトル車両22の全高を低くすることができ、トンネルの断面を小さくすることができる。したがって、低床式のシャトル車両22を用いることで、シャトル車両用通路126を設計する際に、トンネルの断面が小断面のシャトル車両用通路126を設計することができる。
変形例の車両間乗降システム110についても、地上に設けられたシャトル車両乗降場24からシャトル車両用通路126をシャトル車両22が走行し、地下に設けられたメイン車両乗降場16に乗客を輸送する。これにより、乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。
また、メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることで、メイン車両乗降場16を建設する建設コスト、及び、維持コストを下げることができる。さらに、メイン車両14に乗る乗客も分散させることができる。
なお、メイン車両乗降場16は、地上2階以上又は地下に設けることに限定されず、シャトル車両乗降場22と同じ地上1階に設けられていてもよい。メイン車両乗降場16が地上1階に設けられていた場合においても、メイン車両14に乗降するメイン車両乗降場16までシャトル車両22により乗客を輸送するため、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。また、メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることで、メイン車両乗降場16を建設する建設コスト、及び、維持コストを下げることができる。さらに、メイン車両14に乗る乗客も分散させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の車両間乗降システム210について説明する。図6は、第2実施形態の車両間乗降システムを説明する図である。第2実施形態の車両間乗降システム210は、メイン車両乗降場216にプラットホーム250を備える点が第1実施形態の車両間乗降システム10と異なっている。以下、第2実施形態の車両間乗降システム210について、メイン車両乗降場216の構成を中心に説明する。なお、図6は、メイン車両乗降場216が地下に設けられた地下鉄を主交通システム218とした例で説明するが、メイン車両乗降場が地上1階、又は地上2階以上に設けられた場合においても同様の構成とすることができる。また、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の車両間乗降システム210は、メイン車両乗降場216において、メイン車両14が停車するメイン車両停車場216aとシャトル車両22が停車するシャトル車両停車場216bの間にプラットホーム250を備える。プラットホーム250としては、従来の駅のプラットホームとすることができる。
シャトル車両22でメイン車両乗降場216に輸送された乗客は、図6の矢印Bで示すように、プラットホーム250に一度降りて、プラットホーム250を介してメイン車両14に移動する。また、メイン車両14から降りる乗客は、プラットホーム250に一度降りて、プラットホーム250を介してシャトル車両22に移動する。
メイン車両乗降場216にプラットホーム250を有することで、既存の駅を有効利用して、本実施形態の車両間乗降システム210を構成することができる。車両間乗降システム10に至る中間形態と考えられる。
なお、第2実施形態の車両間乗降システム210においても、シャトル車両22によりシャトル車両乗降場24からメイン車両乗降場16に乗客を輸送することで、乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。また、メイン車両14から降りる場合も、メイン車両乗降場16からシャトル車両22がシャトル車両乗降場24まで輸送してくれるので、乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。また、シャトル車両22で、メイン車両14に乗る乗客を分散して、メイン車両乗降場16に輸送できるので、メイン車両14に乗る乗客も分散させることができる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図であり、図8は、シャトル車両の移動を説明する概略図である。第3実施形態の車両間乗降システム310は、シャトル車両322がメイン車両を兼ねており、シャトル車両322は、本線12の走行が可能である点が、第1及び第2実施形態の車両間乗降システムと異なっている。以下、第3実施形態の車両間乗降システムについて、シャトル車両322の構成を中心に説明する。なお、第1及び第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
シャトル車両22は、本線12の走行を可能とするため、鉄輪式リニア方式の車両(リニアメトロ)を用いることが好ましい。鉄輪式リニア方式の車両を用い、シャトル車両用通路26と本線12とを同一の軌間及び軌道(併用軌道)とすることで、シャトル車両322が第1及び第2実施形態のメイン車両14を兼ねることが可能である。これにより、シャトル車両22からメイン車両への乗降も不要となり、ニーズに応じた機動的な移動が可能となる未来のモビリティ形態であり、車両間乗降システムの最終形態と位置付けられる。
シャトル車両322は、第1実施形態のシャトル車両22と同様に、低床式の車両であることが好ましい。また、シャトル車両322内に自動改札機を設けることで、シャトル車両乗降場24に自動改札機を設ける必要がなく、メイン車両乗降場16を簡易な構造とすることができる。
第3実施形態の車両間乗降システム310においても、シャトル車両乗降場24からシャトル車両322に乗車し、本線12を走行することができるので、乗客の垂直方向の移動を容易にし、交通システムの利用者の利便性を向上させることができる。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態の車両間乗降システムの副交通システムを説明する概略図である。第4実施形態の車両間乗降システム410の副交通システム428は、シャトル車両乗降場24を、メイン車両乗降場16の周囲の各施設にそれぞれ設け、それぞれのシャトル車両乗降場24からメイン車両乗降場16に移動する点が上記実施形態と異なっている。以下、第4実施形態の車両間乗降システム410について、副交通システム428の構成を中心に説明する。なお、第1実施形態から第3実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態の車両間乗降システム410のシャトル車両乗降場24が設けられる施設としては、集合住宅462、商業施設464、医療介護施設466及び物流施設468等が挙げられる。
集合住宅462としては、団地、アパート、及びマンション等を挙げることができる。商業施設464としては、デパート、スーパー、モール等を挙げることができる。なお鉄道会社が当該商業施設を運営することで、例えばテナントを誘致し賃料を得る等により鉄道敷設・乗降利便性の社会的便益を回収でき、駅ナカビジネスよりも効率的な商業運営が可能となる。医療介護施設466としては、病院、老人ホーム等を挙げることができる。物流施設468としては、大型の物流倉庫(ロジスティクス施設)が挙げられる。なお、物流施設468に配置されるシャトル車両422は、貨車とすることができる。これにより、メイン車両14が貨物列車の場合は、シャトル車両422とメイン車両14との荷物の移動も容易に行うことができる。また、シャトル車両乗降場24を設ける施設は、上記の施設に限定されず、その他、人が集まる場所にシャトル車両乗降場24を設けてもよい。
第4実施形態の車両間乗降システム410においては、シャトル車両22としてバス、又は、路面電車を用いることができる。シャトル車両22としてバスを用いる場合は、シャトル車両用通路426は道路を用いることができる。また、シャトル車両22として路面電車を用いる場合は、線路を用いることができる。なお架線については、蓄電池車両を使用することで設けないことができる。
第4実施形態の車両間乗降システム410ように、シャトル車両乗降場24を集合住宅462、商業施設464、医療介護施設466、及び物流施設468等の各施設に設け、各施設のシャトル車両乗降場24からシャトル車両22に乗車することで、メイン車両乗降場16に直接移動することができ、利用者の利便性を向上させることができる。また、各施設に移動する際も、目的地に向かうシャトル車両22に乗車することで、各施設までシャトル車両22が送ってくれるため、利用者の利便性を向上させることができる。
さらに、シャトル車両乗降場24を各施設に設け、シャトル車両22でメイン車両乗降場16から移動できるので、各施設をメイン車両乗降場16から分散して設けることができる。したがって、従来の駅の周辺に様々な施設を設ける駅集積型の都市計画から、分散型の機動的な都市計画を構築することができる。
10、110、210、310、410 車両間乗降システム
12 本線
14 メイン車両
16、116、216 メイン車両乗降場
16a、216a メイン車両停車場
16b、216b シャトル車両停車場
18、118、318 主交通システム
22、322、422 シャトル車両
24 シャトル車両乗降場
26、126、426 シャトル車両用通路
28、128、328、428 副交通システム
32 床面
34 車椅子の利用者
40 自動改札機
42 扉
250 プラットホーム
462 集合住宅
464 商業施設
466 医療介護施設
468 物流施設
A 床面高さ

Claims (3)

  1. 本線を走行するメイン車両と、前記メイン車両に乗客が乗降するメイン車両乗降場と、を備える主交通システムと、
    前記メイン車両に乗客を輸送するシャトル車両と、前記メイン車両乗降場の周囲に設けられ、前記シャトル車両に乗客が乗降するシャトル車両乗降場と、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場をつなぐ前記シャトル車両が走行するシャトル車両用通路と、を備える副交通システムと、を有し、
    前記シャトル車両用通路は、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場との間に他の乗降場を有さず、
    前記メイン車両乗降場は、前記メイン車両が停車するメイン車両停車場を有し、
    前記メイン車両乗降場は、地上2階以上、又は、地下に設けられており、
    前記シャトル車両乗降場は、地上1階に設けられており、
    前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両乗降場で、前記メイン車両が前記メイン車両停車場に停車し、前記メイン車両と前記シャトル車両が隣接して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が直接移動し、
    前記シャトル車両は、電車、路面電車、リニアメトロ、又はバスであり、
    前記シャトル車両用通路は、線路、又は道路であり、
    前記シャトル車両は、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場の間を、水平方向の移動を伴って往復移動する車両間乗降システム。
  2. 前記メイン車両1台に対して、2台以上の前記シャトル車両が隣接して、前記乗客が移動する請求項1に記載の車両間乗降システム。
  3. 前記シャトル車両は、前記シャトル車両内に改札機を備え、
    前記シャトル車両乗降場から前記シャトル車両に乗降する際、又は、前記メイン車両乗降場で前記メイン車両と戦記シャトル車両とを移動する際に、前記乗客が前記改札機を通過する請求項1又は2に記載の車両間乗降システム。
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