JP7353995B2 - 一体化ハーネスの配索方法、一体化ハーネスの梱包方法、及び収納袋 - Google Patents

一体化ハーネスの配索方法、一体化ハーネスの梱包方法、及び収納袋 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、一体化ハーネスの配索方法、一体化ハーネスの梱包方法、及び一体化ハーネスの一部を収納する収納袋に関する。
車両に搭載されている様々な電気機器は、ワイヤハーネスによって電気的に接続されており、このワイヤハーネスを介して電気信号の送受信や電力の供給が行われている。
このように電気機器を接続するワイヤハーネスとして、例えば、特許文献1には、ハイブリッド自動車におけるワイヤハーネス・システムが開示されている。
この特許文献1に記載のワイヤハーネス・システムは、インストルメントパネル内に配索して、コクピットモジュールに取り付けるメインハーネスと、車両の前後方向に伸びるボディハーネスとがあり、それぞれを車両の所定箇所に配策し、ジャンクボックスを介して電気的に接続している。このように構成した特許文献1に記載のワイヤハーネス・システムは、ワイヤハーネスの配索作業性を向上できるとされている。
しかし、このように各ハーネスが分割されており、ハーネス同士を電気的に接続するために要するパーツ数や工数が増加するため、パーツ数、及び工数を削減する観点から、メインハーネスとボディハーネスとを一体化した一体化ハーネスも多用されている。
しかしながら、一体化ハーネスは、例えば、コクピットモジュールにボディハーネスを組み付ける等のように組み付け箇所を間違えたり、メインハーネスを配索している間にメインハーネスとボディハーネスや、次に配索するボディハーネス同士が絡んだりして、損傷したりするおそれがあった。
つまり、一体化ハーネスは、配索作業性が低下したり、不用意に損傷したりするおそれがあった。
特開2012-81774号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、車両の所定箇所に、一体化ハーネスを容易且つ確実に配索できるとともに、配索作業性を向上できる一体化ハーネスの取付方法、一体化ハーネスの梱包方法、及び収納袋を提供することを目的とする。
この発明は、車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスを前記車両の所定箇所に配索するハーネス配索方法であって、前記ボディハーネスは、前記メインハーネスの側から所定長さ分を露出した状態で先端側から収納袋に収納するとともに、前記収納袋から車幅方向に露出部分が引き出され、一対の前記ボディハーネスをそれぞれ前記収納袋に収納した前記一体化ハーネスの前記メインハーネスを前記車両のコクピットモジュールに配索するメインハーネス配索工程と、前記収納袋から前記ボディハーネスを取り出して、前記車両の所定箇所に配索するボディハーネス配索工程とを有することを特徴とする。
またこの発明は、車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスにおける前記ボディハーネスのそれぞれを収納する袋本体と、該袋本体の開口を塞ぐ蓋体と、基端側が前記袋本体に固定されるとともに、前記開口を塞いだ状態の前記蓋体の外側を亘り、先端を前記袋本体に着脱可能に固定できる固定部とを有し、前記開口を塞いだ状態の前記蓋体と前記袋本体との間から前記ボディハーネスを側方に引き出せる挿通路が形成された収納袋であることを特徴とする。
前記コクピットモジュールは、前記車両の車室前方に設けられ、インストルメントパネル、ステアリングメンバ、エアコンユニット、メータ、カーナビ等が組み付けられたものいう。また、前記コクピットモジュールには、例えば、シフトレバー、サイドブレーキレバー、サイドブレーキボタン、カーナビや車載オーディオのコントローラー等が設けられ、運転席と助手席との間に配置されるコンソールボックスも含む。
前記メインハーネス及び前記ボディハーネスは、車載される電気機器を電気的に接続できればよく、複数の電線をまとめるとともに、端部に複数の電線を一度に接続できる多芯コネクタを取り付けたケーブルハーネスやワイヤハーネス、又は、単線の電線や多芯ケーブル等であってもよい。
前記一体化ハーネスは、前記メインハーネスと前記ボディハーネスとが一体に形成されていればよく、その他のワイヤハーネスやケーブルハーネス等が一体に形成されてもよい。例えば、コンソールボックスに配索されるコンソールハーネスが前記メインハーネスの車幅方向中央近傍に一体に設けられてもよい。
この発明により、前記車両の所定箇所に、一体化ハーネスを容易且つ確実に配索できるとともに、配索作業性を向上することができる。
詳述すると、例えば、ワイヤハーネスである前記メインハーネスと前記ボディハーネスとを一体化した前記一体化ハーネスは、前記メインハーネスと前記ボディハーネスとが独立した従来のワイヤハーネスと比較して、ハーネス構造が複雑である。そのため、前記メインハーネスと前記ボディハーネスとが独立したものと比べて、前記一体化ハーネスは、配索する箇所を間違えるおそれが高まる。
これに対し、前記メインハーネス配索工程において、一対の前記ボディハーネスをそれぞれ収納袋に収納した状態で、前記メインハーネスをコクピットモジュールに配索することで、前記コクピットモジュールに、前記ボディハーネスを間違えて配索することを確実に防止できる。
また、前記メインハーネスを前記コクピットモジュールに配索する配索作業において、前記ボディハーネスを前記収納袋に収納しているため、配索する前記メインハーネスと前記ボディハーネスが絡んだり、前記メインハーネスの配索作業によって前記ボディハーネス同士が絡んだり、前記ボディハーネスが損傷したりすることを防止できる。
さらに、確実に前記メインハーネスをコクピットモジュールに配索した後、前記収納袋から取り出した前記ボディハーネスを配索することで、前記一体化ハーネスを配索する箇所を間違えることなく確実に配索できる。このように、前記一体化ハーネスの配索作業性を向上させ、容易且つ確実に所定箇所に配索できる。
また、前記ボディハーネスは、前記メインハーネスの側から所定長さ分を露出した状態で先端側から前記収納袋に収納するとともに、前記収納袋から車幅方向に露出部分が引き出されていることにより、一体化ハーネスの配索作業性をさらに向上することができる。
詳述すると、前記ボディハーネスの全体が前記収納袋に収納されていると、前記メインハーネスを所定箇所に配索する際に、前記ボディハーネスが不用意に引っ張られ、前記収納袋がずれたり、前記ボディハーネスが断線したりするおそれがある。
これに対し、前記ボディハーネスを前記収納袋から所定長さ露出させることで、前記ボディハーネスの前記露出部分によって、前記メインハーネスを配索する際の前記ボディハーネスの引っ張りを吸収でき、前記収納袋のずれや、前記ボディハーネスの断線を防止できる。
さらに、前記ボディハーネスの前記露出部分を、前記収納袋から車幅方向に露出させることで、前記メインハーネスを配索する際において、例えば、車両の前後方向から配索する作業者に前記ボディハーネスが不用意に干渉することを防止できる。
すなわち、前記収納袋から前記ボディハーネスの露出部分を車両の車幅方向に引き出す場合は、前記収納袋から前記ボディハーネスの露出部分を車両の前後方向に引き出す場合に比べ、前記メインハーネスを配索する作業スペースを十分に確保でき、前記一体化ハーネスの配索作業性をさらに向上することができる。
またこの発明の態様として、前記露出部分が前記収納袋の車幅方向内側から引き出され、前記メインハーネス配索工程において、一対のボディハーネスをそれぞれ収納した前記収納袋を、前記メインハーネスの両端部より車幅方向内側に配置した状態で前記メインハーネスを配索してもよい。
この発明により、前記メインハーネスの両端部より車幅方向内側にボディハーネスが規制されるため、前記収納袋の車幅方向内側から引き出された前記露出部分が、前記メインハーネスの配索作業中に引っかかることを防止でき、一体化ハーネスの配索作業性をより向上することができる。
またこの発明の態様として、前記車幅方向内側から引き出された前記露出部分を、車幅方向外側に向かって前記収納袋に設けた仮留め部で前記収納袋に仮留めしてもよい。
この発明により、前記メインハーネス配索工程において、前記露出部分を前記仮留め部で仮留めしておくことで、露出部分は前記収納袋に規制され、配索作業中に露出部分に、不用意に接触することを確実に防止でき、一体化ハーネスの配索作業性をさらに向上するとともに、前記ボディハーネスの損傷を防止することができる。
またこの発明の態様として、前記メインハーネス配索工程において、前記メインハーネスの車幅方向の中央近傍に設けられ、コンソールボックスに組み付けられるコンソールハーネスを、一対の前記収納袋のうち一方の前記仮留め部に、前記露出部分とともに仮留めした状態で前記メインハーネスを配索してもよい。
この発明により、前記メインハーネスに設けられた前記コンソールハーネスを、前記仮留め部によって仮留めしているため、前記メインハーネスの配索に際して、前記コンソールハーネスと前記メインハーネスとの取違いを確実に防止できる。また、前記メインハーネスの配索作業中に、前記コンソールハーネスが前記収納袋に規制されているため、前記コンソールハーネスが損傷することを防止できる。
さらに、前記露出部分とともに前記コンソールハーネスを仮留めしておき、前記メインハーネスの配索後に、前記コンソールハーネスの仮留めを外してコンソールボックスに配索することで、前記ボディハーネスを前記収納袋に収納した状態で前記コンソールハーネスを配索することができる。また、前記コンソールハーネスを配索してから前記ボディハーネスを前記収納袋から取り出して、所定箇所に前記ボディハーネスを配索することができる。
すなわち、前記コンソールハーネスを個別に収納することなく、容易に前記コンソールハーネスと前記メインハーネス及び前記ボディハーネスとの取違いを防止でき、前記一体化ハーネスを所定箇所に対して確実に取り付けることができる。
またこの発明の態様として、車両の車幅方向左側、車幅方向右側、車両前方側、及び車両後方側のうち少なくとも一方向を示した方向明示部を前記車両の方向に合わせて前記収納袋を載置してもよい。
この発明により、前記方向明示部を前記車両の方向に合わせて配置することで、例えば、前記メインハーネスの車幅方向左側、及び車幅方向右側を間違えることなく確実にコクピットモジュールに配索することができる。
さらに、前記収納袋から取り出した前記ボディハーネスを、例えば、車両の前方側、及び車両の後方側を間違えることなく確実に所定箇所に配索することができる。
またこの発明の態様として、前記ボディハーネスにおけるメインハーネス側の中間部分に設けられた明示部を基準として前記収納袋から前記露出部分が露出してもよい。
上述の明示部を基準としてとは、明示部が収納袋から見える状態とする、明示部が見えなくなる状態とする、あるいは明示部が収納袋の境界を跨ぐ状態とするなどの態様としてもよい。
この発明により、明示部を基準として前記ボディハーネスを前記収納袋に収納することで、適切な長さの露出部分を前記収納袋から容易に露出させることができる。したがって、露出部分が長すぎて他の部材と干渉したり損傷したりすることを防止できるとともに、露出部分が短すぎて配索できないというような不具合の発生を防止することができる。
またこの発明の態様として、前記ボディハーネスが、車両後方側に伸びる幹線と、該幹線から所定方向に伸びる準幹線とを有し、前記幹線に前記準幹線を沿わせるとともに、前記幹線と前記準幹線とをともに巻いた状態で、前記ボディハーネスを前記収納袋に収納してもよい。
この発明により、前記ボディハーネスが有する前記幹線と前記準幹線とを一体的に巻くことで、前記ボディハーネスを前記収納袋から取り出す際に、前記幹線と前記準幹線とを有する前記ボディハーネスを容易に解くことができる。
加えて、前記ボディハーネスを解く際に、前記幹線と前記準幹線とが絡み合うことを防止し、さらに容易に前記ボディハーネスを配索することができる。
またこの発明は、前記車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスを梱包するハーネス梱包方法であって、一対の前記ボディハーネスを車幅方向の両側に配置された個別の収納袋に収納し、前記メインハーネスを前記ボディハーネスが収納された前記収納袋の上に折重ねて梱包することを特徴とする。
この発明により、前記収納袋の上に折重ねて梱包された前記メインハーネスを容易に取り出して、コクピットモジュールに配索することができる。そして、前記メインハーネスの配索後に、前記収納袋から取り出した前記ボディハーネスを配索するため、前記一体化ハーネスを配索する箇所を間違えることなく配索でき、前記一体化ハーネスを容易に所定箇所に配索できる。
またこの発明の態様として、前記袋本体が、展開して拡大した拡大状態と、折り畳んで縮小した縮小状態との間で変形可能に構成され、前記袋本体に、前記縮小状態で固定する縮小固定部が設けられてもよい。
この発明により、前記収納袋に収納される前記ボディハーネスの形状に合わせて、前記収納袋の形状を変形させることができ、前記ボディハーネスの損傷を防止できるとともに、前記収納袋に前記ボディハーネスを収納する作業者の作業性を向上できる。
この発明により、車両の所定箇所に、一体化ハーネスを容易且つ確実に配索できるとともに、配索作業性を向上できる一体化ハーネスの取付方法、一体化ハーネスの梱包方法、及び収納袋を提供することができる。
一体化ハーネスの配索経路の概略模式図。 一体化ハーネスの概略図。 収納袋の説明図。 展開部についての説明図。 一体化ハーネスの梱包方法を説明する説明図。 一体化ハーネスの梱包方法を説明する説明図。 一体化ハーネスの配索方法のフローチャート。 一体化ハーネスの配索方法を説明する説明図。 一体化ハーネスの配索方法を説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面とともに説明する。
図1は車両Cに一体化ハーネス1を配索する配索経路の概略模式図を示している。図2は、一体化ハーネス1の概略斜視図を示している。
なお、図1において、コクピットモジュール80、コンソールボックス81、車両Cについて二点鎖線で図示している。
図3はボディハーネス30を収納する収納袋50の縮小状態の説明図を示し、詳しくは、図3(a)は蓋体52を閉めた状態の収納袋50の斜視図を示し、図3(b)は蓋体52を開いた状態の収納袋50の斜視図を示している。
図4は展開部516についての説明図を示し、詳しくは、図4(a)は展開部516を全て展開した拡大状態の収納袋50の、蓋体52を開いた拡大状態の斜視図を示している。また、図4(b)は展開部516を折り畳んだ状態の拡大断面図を示し、図4(c)は展開部516を展開した状態の拡大断面図を示している。
なお、図4(b)における二点鎖線は、展開部516を展開した状態を示し、図4(c)における二点鎖線は、展開部516を折り畳んだ状態を示す。
図5及び図6は一体化ハーネス1の梱包方法を説明する説明図を示し、詳しくは、図5(a)はボディハーネス30のボディハーネス幹線31にボディハーネス準幹線32を沿わせた状態の一体化ハーネス1の概略斜視図を示し、図5(b)はボディハーネス30の収納領域301を収納袋50に収納した状態の一体化ハーネス1の概略斜視図を示している。
また、図6(a)は収納領域301が収納袋50に収納された一体化ハーネス1のメインハーネス10を、収納袋50の上に折り返した状態の概略斜視図を示し、図6(b)は図6(a)の状態を、梱包用のコンテナBに収納した状態の概略図斜視図を示している。なお、図6(b)において、コンテナBについて二点鎖線で示している。
図7は、一体化ハーネス1を車両Cに配索する配索方法のフローチャートを示している。
また、図8、図9は一体化ハーネス1の配索方法を説明する説明図を示している。詳述すると、図8(a)はコクピットモジュール80にメインハーネス10のメインハーネス10を配索するメインハーネス配索工程(ステップs2)の状態斜視図を示し、図8(b)はコンソールボックス81にメインハーネス10のコンソールハーネス20を配索するコンソールハーネス配索工程(ステップs3)の状態斜視図を示している。
また、図9(a)はコクピットモジュール80にメインハーネス10が配索された状態の一体化ハーネス1のボディハーネス30を、収納袋50から取り出したボディハーネス取出工程(ステップs4)の状態斜視図を示し、図9(b)は収納袋50からボディハーネス30を引き伸ばした状態の状態斜視図を示している。
なお、図中において、説明を明確にするため、一体化ハーネス1を簡略化して図示している。また、図中において、車両Cにおける前方を車両前方側Cfとし、後方を車両後方側Cbとしている。また、車幅方向をWとし、車幅方向内側をWiとし、車幅方向外側をWoとしている。また、車両前方側Cfに対する右側を車幅方向右側Wrとし、左側を車幅方向左側Wlとしている。
一体化ハーネス1は、図1に示すように、車両Cに搭載されたコクピットモジュール80及びコンソールボックス81の電気機器や、車両CのステアリングホイールST、ドアD、燃料タンクFT、オーディオ機器A、座席のスライドレールSLやシートベルトSB等の様々な電気機器を電気的に接続している。
また、一体化ハーネス1は、車両前方側CfのエンジンEに配索されるエンジンハーネスEHや、車両後方側Cbにおいて車幅方向Wに沿って配索され、フォグランプFLを電気的に接続するフォグハーネスFH等の各種ハーネス等と、多芯コネクタMCやジャンクションボックスJBを介して電気的に接続している。
なお、本実施形態の図中において、車両Cは、コクピットモジュール80の車幅方向左側WlにステアリングホイールSTが設けられた、所謂左ハンドルの車両で図示しているが、ステアリングホイールSTが車幅方向右側Wrに設けられてもよい。
一体化ハーネス1は、図2に示すように、複数の電線をまとめるとともに、端部に複数の電線を一度に接続できる多芯コネクタMCを取り付けたケーブルハーネスであり、メインハーネス10とコンソールハーネス20とボディハーネス30とで一体に構成している。
また、メインハーネス10における車幅方向Wの両端部から伸びるボディハーネス30は、樹脂製のプロテクタ40によって、メインハーネス10に対する向きが規制されている。
メインハーネス10は、車幅方向Wに伸びるとともにコクピットモジュール80に配索され、車幅方向Wに伸びるメインハーネス幹線11と、メインハーネス幹線11から所定方向に向かって伸び、所定箇所に配索されるメインハーネス準幹線12とで構成している。
メインハーネス準幹線12は、ステアリングホイールSTやエンジンハーネスEHと電気的に接続している。なお、メインハーネス準幹線12は枝線ともいう。
コンソールハーネス20は、メインハーネス10の車幅方向Wの中央近傍から車両後方側Cbに向かって伸びるとともに、コンソールボックス81に配索される。そして、コンソールハーネス20は、メインハーネス10と一体に構成されるコンソールハーネス幹線21と、コンソールハーネス幹線21から所定方向に向かって伸び、所定箇所に配索されるコンソールハーネス準幹線22とで構成している。なお、コンソールハーネス準幹線22は枝線ともいう。
ボディハーネス30は、車両後方側Cbに向かって伸びる一対のボディハーネス幹線31と、ボディハーネス幹線31から所定方向に向かって伸び、所定箇所に配索されるボディハーネス準幹線32とで構成している。
ボディハーネス準幹線32は、コンソールハーネス準幹線22、ドアD、燃料タンクFT、オーディオ機器A、フォグランプFL等や、一対のボディハーネス30同士を電気的に接続している。なお、ボディハーネス準幹線32は枝線ともいう。
一対のボディハーネス幹線31の車両後方側Cbの先端部には、それぞれ多芯コネクタMCが設けられ、ボディハーネス幹線31の多芯コネクタMC同士を接続することで、左右のボディハーネス30を電気的に導通することができる(図1参照)。
また、車両後方側Cbに伸びる一対のボディハーネス30においては、車両後方側Cbの先端部から所定長さ分を収納領域301と、収納領域301よりも車両前方側Cfを露出領域302としている。そして、収納領域301と露出領域302との境界の外周に、環状の明示部303を設けている。
また、収納領域301は、後述のようにボディハーネス30を収納袋50に収納する際に、収納袋50に収納される部分であり、露出領域302は、収納袋50から露出する。
明示部303は、ボディハーネス30の外周面への印刷等によって設けており、収納袋50に収納するボディハーネス30の範囲、すなわち、収納領域301と露出領域302との境界を明示している。なお、明示部303は、環状の別部材をはめ込んだり、粘着テープを貼り付けたりして明示してもよい。
このようなボディハーネス30とメインハーネス10との連結部分に設けられるプロテクタ40は、略L字状に形成され、車幅方向Wに配索されるメインハーネス10と車両後方側Cbに向かって配索されるボディハーネス30との折り曲げ部分に配置することで、メインハーネス10に対するボディハーネス30の向きを規制し、一体化ハーネス1の断線を防止している。
ボディハーネス30の収納領域301を収納する収納袋50は、柔軟性のあるエステル帆布によって袋状に形成されている。
収納袋50は、図3及び図4に示すように、一方に開口を有する袋状の袋本体51と、袋本体51の開口を塞ぐ蓋体52と、開口を塞いだ状態の蓋体52に外側を亘って、袋本体51に着脱可能に構成される帯状の仮留め部53とで構成している。
袋本体51は、平面視略正方形の主面を、上面51a及び底面51bに有する略直方体状に構成され、内部に収納領域301を収納する収納空間511を有するとともに、収納空間511と外部とを連通する開口部512を、袋本体51の左側面部分に備えている。
袋本体51の上面51aには、車両Cの車両前方側Cfに合わせて収納袋50を載置するための前方明示部513と、蓋体52を固定するための蓋体固定部514と、仮留め部53を固定するための仮留固定部515を設けている。
前方明示部513は、開口部512を設けている方向と反対側を指す矢印と、前方を意味する「FR」という文字とを印刷によって袋本体51に設けている。
蓋体固定部514は、開口部512に沿う直線状に形成され、開口部512から所定間隔を隔てて配置され、所定幅を有する面ファスナによって構成している。
また、仮留固定部515は、蓋体固定部514の中央近傍から開口部512とは反対側に向かって、所定間隔を隔てた位置に配置され、矩形状に形成された面ファスナによって構成している。
なお、蓋体固定部514及び仮留固定部515は、後述する蓋体52に設けられた被蓋体固定部521及び仮留め部53に対応する面ファスナにより構成している。
略直方体状に形成された袋本体51の辺のうち、開口部512に対応する部分と、袋本体51の高さ方向に伸びる辺とを除いた、6箇所の辺部分に展開部516を設けている(図4参照)。
展開部516は、図4(b),(c)に示すように、袋本体51の各辺を折り畳み可能に構成するとともに、各展開部516の有するそれぞれの辺から所定間隔を隔てた位置に、それぞれの辺に沿う縮小固定部517を設けることで、展開部516を折り畳んだ状態で固定できる(図4参照)。
縮小固定部517は、それぞれが所定の間隔を隔てて配置される一対の面ファスナ517a,517bにより構成している。そのため、展開部516を折り畳むとともに、縮小固定部517により固定して、袋本体51が縮小した状態である縮小状態で、収納袋50を保持することができる(図3参照)。
また、縮小状態に保持された状態の袋本体51において、縮小固定部517を構成する面ファスナ517a,517bを剥がして分離することで、袋本体51を拡大した拡大状態に変形することができる(図4参照)。
なお、上述のように展開部516によって変形するため、袋本体51における車両前方側Cfにおける上下方向の辺部分は接続されず、分離している。
蓋体52は、開口部512から延出する略長方形状に形成され、蓋体52の基端側が、開口部512を構成する辺のうち、展開部516を除く袋本体51の底面側と面一かつ一体に構成している。すなわち、蓋体52の開口部512から延出する方向に直交する長さは、拡大状態の袋本体51の開口部512の底面側の長さよりも短く形成している。
そして、蓋体52の基端から先端までの長さは、拡大状態の袋本体51において、開口部512を塞ぐ際に蓋体52の端部が蓋体固定部514を超える長さに形成している。
蓋体52の先端側において、蓋体52が延出する方向に対して直交する方向に伸びる被蓋体固定部521を内面側に(図3(b)参照)、車両Cの車幅方向Wに合わせて収納袋50を載置するための左側明示部522、及び右側明示部523を外面側に(図3(a)参照)、それぞれ設けている。
被蓋体固定部521は、蓋体固定部514に対応する面ファスナにより構成され、蓋体52が開口部512を塞いだ状態で、固定可能に構成している。
左側明示部522は、前方明示部513の矢印が指す方向を上方とした場合において、蓋体52の左側に「LH」という文字を印刷することで設けられ、右側明示部523は、蓋体52の右側に「RH」という文字を印刷によって設けている。
仮留め部53は、基端側を袋本体51の底面51bの略中央に取り付け、蓋体52の延出する方向に沿って伸びる所定幅の帯状に形成している。そして仮留め部53の長さは、蓋体52の延出する方向の長さの2倍程度に構成している。そのため、蓋体52と仮留め部53とは固定されておらず、蓋体52の先端から仮留め部53が突出する態様となる。なお、仮留め部53の基端部を蓋体52に取り付けてもよい。
仮留め部53は、先端側の内面に、仮留固定部515に対応する面ファスナを設け、仮留固定部515に、着脱可能に固定することができる。
このように構成された収納袋50は、蓋体52を閉めた状態において、縮小状態の場合は、蓋体52の長さが縮小状態における開口部512の高さ(図3における開口部512の上下方向の長さ)よりも十分に長く形成しているため、袋本体51と蓋体52との間に、車幅方向Wに開口する隙間Kを形成することができる。
また、拡大状態の場合は、蓋体52の開口部512から延出する方向に直交する長さが、拡大状態の開口部512の底面側の長さよりも短く形成しているため、袋本体51と蓋体52との間に、少なくとも車両後方側Cbに開口する隙間Kを形成することができる。
このため、後述のように収納袋50にボディハーネス30を収納する場合に、拡大状態及び縮小状態のどちらの状態であっても、袋本体51と蓋体52との間に設けられた隙間Kから、露出領域302を車幅方向Wに露出することができる。
以下、このように構成された収納袋50にボディハーネス30を収納して梱包する一体化ハーネス1の梱包方法について、図5、及び図6に基づいて説明する。
まず、ボディハーネス30を構成するボディハーネス幹線31に、ボディハーネス準幹線32を沿わせるようにして(図5(a)参照)、メインハーネス10の車幅方向Wの両側においてボディハーネス幹線31とボディハーネス準幹線32とをともにそれぞれ巻く(図5(b)参照)。このとき、ボディハーネス30における先端から明示部303までの収納領域301を巻く。
そして、図5(b)に示すように、ボディハーネス幹線31とボディハーネス準幹線32とをともに巻いたボディハーネス30において、明示部303を目印として、露出領域302が収納袋50の袋本体51と蓋体52との間から車幅方向内側Wiに対応する方向に向かって引き出された状態で、収納領域301を収納袋50に収納する。
具体的には、ボディハーネス30のうち、車幅方向左側Wlに配索されるボディハーネス30(以下において左側ボディハーネス30Lとする)を、収納袋50(以下において左側収納袋50Lとする)に収納するとともに、車幅方向右側Wrに配索されるボディハーネス30(以下において右側ボディハーネス30Rとする)を、収納袋50(以下において右側収納袋50Rとする)に収納する。
そして、左側収納袋50Lに収納する左側ボディハーネス30Lは、左側明示部522で示す車幅方向左側Wlの隙間Kから露出領域302を引き出すとともに、右側収納袋50Rに収納される右側ボディハーネス30Rは、右側明示部523で示す車幅方向右側Wrの隙間Kから露出領域302を引き出す。
次に、図6(a)に示すように、メインハーネス10のうち車幅方向右側Wrに配索される部分にコンソールハーネス20を沿わせるとともに、メインハーネス10をボディハーネス30が収納された収納袋50の上部へと折り返して重ねる。このとき、収納袋50から車幅方向内側Wiに引き出された露出領域302及びコンソールハーネス20は、車幅方向外側Woに向かって折り返された状態となる。
そして、図6(b)に示すように、メインハーネス10が収納袋50の上に重ねられた状態でコンテナBに格納することで、一体化ハーネス1を梱包することができる。また、このとき、車幅方向外側Woに向かって折り返された状態となる露出領域302及びコンソールハーネス20を仮留め部53及び仮留固定部515で仮留め固定する。
次に、収納袋50にボディハーネス30が収納された一体化ハーネス1を車両Cに配索する配索方法について、図7乃至図9に基づいて説明する。
まず、一体化ハーネス1の配索方法を簡単に、図7のフローチャートに基づいて説明する。
一体化ハーネス1の配策方法は、ボディハーネス30が収納袋50に収納された状態の一体化ハーネス1を載置する一体化ハーネス載置工程(ステップs1)と、メインハーネス10を配索するメインハーネス配索工程(ステップs2)と、コンソールハーネス20を配索するコンソールハーネス配索工程(ステップs3)と、収納袋50からボディハーネス30を取り出すボディハーネス取出工程(ステップs4)と、ボディハーネス30を配索するボディハーネス配索工程(ステップs5)とをこの順で行う。
以下、一体化ハーネス1を車両Cの所定箇所に配索する配索方法における各工程について、より詳しく説明する。
まず、一体化ハーネス載置工程(ステップs1)では、一体化ハーネス1のボディハーネス30が収納された収納袋50を、前方明示部513、左側明示部522及び右側明示部523によって、治具Jに保持されたコクピットモジュール80に対して方向を合わせて載置する(図8(a)参照)。
このとき、コクピットモジュール80の車幅方向Wの両端よりも内側に、各収納袋50を載置する。詳しくは、収納袋50のうち、右側収納袋50Rをコクピットモジュール80の車幅方向右側Wrに載置するともに、左側収納袋50Lをコクピットモジュール80の車幅方向左側Wlに載置する。
次に、収納袋50の上に重ねたメインハーネス10を、コクピットモジュール80の下方に配置する。
このとき、それぞれの収納袋50から、車幅方向内側Wiに向かって引き出されるとともに、車幅方向外側Woに折り返された露出領域302を仮留め部53が上方から押さえている。すなわち、仮留め部53が、車幅方向外側Woに折り返された露出領域302を跨いで、仮留固定部515に仮留め固定しているため、露出領域302の動きを規制している。
また、コンソールハーネス20は、車幅方向右側Wrに配置される右側収納袋50Rの仮留め部53及び仮留固定部515によって、右側ボディハーネス30Rの露出領域302と同様に動きが規制されている。
このように、露出領域302及びコンソールハーネス20が仮留め部53及び仮留固定部515によって動きが規制された状態で、メインハーネス10をコクピットモジュール80に配索する(メインハーネス配索工程(ステップs2))。
なお、本実施形態において、ステアリングホイールSTを、コクピットモジュール80の車幅方向左側Wlに設けているため、作業性向上の観点からコンソールハーネス20を右側収納袋50Rに固定しているが、左側収納袋50Lに固定してもよい。
次に、図8(b)に示すように、右側収納袋50Rに固定されたコンソールハーネス20のみを、仮留め部53及び蓋体固定部514から取り外し、コンソールボックス81にコンソールハーネス20を配索する(コンソールハーネス配索工程(ステップs3))。
そして、コンソールハーネス20の配索が完了した後、図9(a)に示すように、収納袋50から、ボディハーネス30を取り出し(ボディハーネス取出工程(ステップs4))、取り出されたボディハーネス30を、車幅方向W後方に向かって引き伸ばすとともに、車両Cの所定箇所に配索する(ボディハーネス配索工程(ステップs5))。
このような工程を有するハーネス配索方法は、一対のボディハーネス30をそれぞれ収納袋50に収納した一体化ハーネス1のメインハーネス10を車両Cのコクピットモジュール80に配索するメインハーネス配索工程(ステップs2)と、収納袋50からボディハーネス30を取り出して、車両Cの所定箇所に配索するボディハーネス配索工程(ステップs5)とを行う。
このようなハーネス配索方法は、車両Cの所定箇所に、一体化ハーネス1を容易且つ確実に配索できるとともに、配索作業性を向上することができる。
詳述すると、例えば、メインハーネス10とボディハーネス30とを一体化した一体化ハーネス1は、メインハーネスとボディハーネスとが独立した従来のワイヤハーネスと比較して、ハーネス構造が複雑である。そのため、メインハーネスとボディハーネスとが独立したものと比べて、一体化ハーネス1は、配索する箇所を間違えるおそれが高まる。
これに対し、メインハーネス配索工程(ステップs2)において、一対のボディハーネス30をそれぞれ収納袋50に収納した状態で、メインハーネス10をコクピットモジュール80に配索することで、コクピットモジュール80に、ボディハーネス30を間違えて配索することを確実に防止できる。
また、メインハーネス10をコクピットモジュール80に配索する配索作業において、ボディハーネス30を収納袋50に収納しているため、配索するメインハーネス10とボディハーネス30が絡んだり、メインハーネス10の配索作業によってボディハーネス30同士が絡んだり、ボディハーネス30が損傷したりすることを防止することができる。
さらに、確実にメインハーネス10をコクピットモジュール80に配索した後、収納袋50から取り出したボディハーネス30を配索することで、一体化ハーネス1を配索する箇所を間違えることなく確実に配索できる。このように、一体化ハーネス1の配索作業性を向上させ、容易且つ確実に所定箇所に配索することができる。
また、ボディハーネス30は、車両後方側Cbの先端部から所定長さの収納領域301を収納袋50に収納するとともに、収納袋50から車幅方向Wに露出領域302を引き出しているため、一体化ハーネス1の配索作業性をさらに向上することができる。
詳述すると、ボディハーネス30の全体が収納袋50に収納されていると、メインハーネス10を所定箇所に配索する際に、ボディハーネス30が不用意に引っ張られ、収納袋50がずれたり、ボディハーネス30が断線したりするおそれがある。
これに対し、ボディハーネス30を収納袋50から所定長さの露出領域302を露出することで、ボディハーネス30の露出領域302によって、メインハーネス10を配索する際のボディハーネス30の引っ張りを吸収でき、収納袋50のずれや、ボディハーネス30の断線を防止することができる。
さらに、ボディハーネス30の露出領域302を、収納袋50から車幅方向Wに露出させることで、メインハーネス10を配索する際に、例えば、車両Cの前後方向から配索する作業者にボディハーネス30が不用意に干渉することを防止できる。
すなわち、収納袋50から車両Cの車幅方向Wにボディハーネス30の露出領域302を引き出す場合は、収納袋50から車両Cの前後方向にボディハーネス30の露出領域302を引き出す場合に比べ、メインハーネス10を配索する作業スペースを十分に確保でき、一体化ハーネス1の配索作業性をさらに向上することができる。
また、露出領域302が収納袋50の車幅方向内側Wiから引き出され、メインハーネス配索工程(ステップs2)において、一対のボディハーネス30をそれぞれ収納した収納袋50を、メインハーネス10の両端部より車幅方向内側Wiに配置した状態でメインハーネス10を配索している。
このため、メインハーネス10の両端部より車幅方向内側Wiにボディハーネス30が規制されるため、収納袋50の車幅方向内側Wiから引き出された露出領域302が、メインハーネス10の配索作業中に引っかかることを防止でき、一体化ハーネス1の配索作業性をより向上することができる。
また、車幅方向内側Wiから引き出された露出領域302を、車幅方向外側Woに向かって収納袋50に設けた仮留め部53で収納袋50に仮留めしている。
これにより、メインハーネス配索工程(ステップs2)において、露出領域302を仮留め部53で仮留めしておくことで、露出領域302は収納袋50に規制され、配索作業中に露出領域302に、不用意に接触することを確実に防止でき、一体化ハーネス1の配索作業性をさらに向上するとともに、ボディハーネス30の損傷を防止することができる。
また、メインハーネス配索工程(ステップs2)において、メインハーネス10の車幅方向Wの中央近傍に設けられ、コンソールボックス81に組み付けられるコンソールハーネス20を、一対の収納袋50のうち一方の仮留め部53に、露出領域302とともに仮留めした状態でメインハーネス10を配索している。
これにより、メインハーネス10に設けられたコンソールハーネス20を、仮留め部53によって仮留めしているため、メインハーネス10の配索に際して、コンソールハーネス20とメインハーネス10との取違いを確実に防止できる。また、メインハーネス10の配索作業中に、コンソールハーネス20が収納袋50に規制されているため、コンソールハーネス20が損傷することを防止できる。
さらに、露出領域302とともにコンソールハーネス20を仮留めしておき、メインハーネス10の配索後に、コンソールハーネス20の仮留めを外してコンソールボックス81に配索することで、ボディハーネス30を収納袋50に収納した状態でコンソールハーネス20を配索することができる。また、コンソールハーネス20を配索してからボディハーネス30を収納袋50から取り出して、所定箇所にボディハーネス30を配索することができる。
すなわち、コンソールハーネス20を個別に収納することなく、容易にコンソールハーネス20とメインハーネス10及びボディハーネス30との取違いを防止でき、一体化ハーネス1を所定箇所に対して確実に取り付けることができる。
また、車両Cの車幅方向左側Wlを示す、左側明示部522、車幅方向右側Wrを示す、右側明示部523、及び車両前方側Cfを示す、前方明示部513により構成された方向明示部54を車両Cの方向に合わせて収納袋50を載置することで、例えば、メインハーネス10の車幅方向左側Wl、及び車幅方向右側Wrを間違えることなく確実にコクピットモジュール80に配索することができる。
さらに、収納袋50から取り出したボディハーネス30を、例えば、車両前方側Cf、及び車両後方側Cbを間違えることなく確実に所定箇所に配索することができる。
また、ボディハーネス30の中間部分に設けられた明示部303を基準として収納袋50から露出領域302が露出しているため、適切な長さの露出領域302を収納袋50から容易に露出させることができる。
したがって、露出領域302が長すぎて他の部材と干渉したり損傷したりすることを防止できるとともに、露出領域302が短すぎて配索できないというような不具合の発生を防止することができる。
また、ボディハーネス30が、車両後方側Cbに伸びるボディハーネス幹線31と、ボディハーネス幹線31から所定方向に伸びるボディハーネス準幹線32とを有し、ボディハーネス幹線31にボディハーネス準幹線32を沿わせるとともに、ボディハーネス幹線31とボディハーネス準幹線32とをともに巻いた状態で、ボディハーネス30を収納袋50に収納している。
これより、ボディハーネス30を収納袋50から取り出す際に、ボディハーネス幹線31とボディハーネス準幹線32とを有するボディハーネス30を容易に解くことができる。
加えて、ボディハーネス30を解く際に、ボディハーネス幹線31とボディハーネス準幹線32とが絡み合うことを防止し、さらに容易にボディハーネス30を配索することができる。
また、一対のボディハーネス30を車幅方向Wの両側に配置された個別の収納袋50に収納し、メインハーネス10をボディハーネス30が収納された収納袋50の上に折重ねて梱包することで、収納袋50の上に折重ねて梱包されたメインハーネス10を容易に取り出して、コクピットモジュール80に配索することができる。
よって、メインハーネス10の配索後に、収納袋50から取り出したボディハーネス30を配索でき、一体化ハーネス1を配索する箇所を間違えることなく配索でき、一体化ハーネス1を容易に所定箇所に配索できる。
また、袋本体51に、展開して拡大した拡大状態と、折り畳んで縮小した縮小状態とを変形可能にする展開部516を備えるとともに、袋本体51に、縮小状態で固定する縮小固定部517を設けている。
これにより、収納袋50に収納されるボディハーネス30の形状に合わせて、収納袋50の形状を変形させることができ、ボディハーネス30の損傷を防止できるとともに、収納袋50にボディハーネス30を収納する作業者の作業性を向上できる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の一体化ハーネスは、実施形態の一体化ハーネス1に対応し、
以下同様に、
メインハーネスは、メインハーネス10に対応し、
コンソールハーネスは、コンソールハーネス20に対応し、
ボディハーネスは、ボディハーネス30に対応し、
幹線は、ボディハーネス幹線31に対応し、
準幹線は、ボディハーネス準幹線32に対応し、
収納袋は、収納袋50に対応し、
袋本体は、袋本体51に対応し、
蓋体は、蓋体52に対応し、
固定部及び仮留め部は、仮留め部53に対応し、
方向明示部は、方向明示部54に対応し、
コクピットモジュールは、コクピットモジュール80に対応し、
コンソールボックスは、コンソールボックス81に対応し、
露出部分は、露出領域302に対応し、
挿通路は、隙間Kに対応し、
明示部は、明示部303に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、本実施形態において、ボディハーネス準幹線32からさらに所定の方向に向かって伸びるワイヤハーネスを設けているが、メインハーネス準幹線12、及びコンソールハーネス準幹線22からさらに所定の方向に向かって伸びるワイヤハーネスを設けてもよい。
そして、ボディハーネス準幹線32から所定の方向に向かって伸びるワイヤハーネスを設けなくてもよい。
また、前方明示部513、左側明示部522、及び右側明示部523によって方向明示部54を構成しているが、方向明示部54として、車両後方側Cbを明示する明示手段を設けてもよい。
さらに、方向明示部54として、袋本体51に前方明示部513を設け、蓋体52に左側明示部522、及び右側明示部523を設けているが、袋本体51又は蓋体52に方向明示部54を全て設けてもよく、袋本体51及び蓋体52の両方に方向明示部54を全て設けてもよい。
また、収納袋50は、エステル帆布によって袋状に形成しているが、天然繊維や化学繊維等の編地、織地又は不織布等によって形成されてもよい。
また、袋本体51は、平面視正方形の略直方体状に形成しているが、その内部にボディハーネス30の収納領域301を収納可能であればどのような形状であってもよく、開口部512を有する袋状に形成されていればよい。具体的には、袋本体51が、平面視長方形状や、平面視円形状、平面視長円状、平面視小判型状に形成されてもよく、立方体状に形成されてもよい。
また、蓋体52は、面ファスナにより構成される蓋体固定部514と被蓋体固定部521とによって、開口部512を塞いだ状態で袋本体51に固定されるが、ボタンやファスナ等によって、固定してもよい。
また、仮留め部53は、面ファスナにより仮留固定部515に固定されるが、ボタンによって固定してもよい。
また、収納袋50の拡大状態は、袋本体51の展開部516を全て展開することで、縮小状態から変形させているが、展開部516の一部のみを展開してもよく、これにより、収納袋50に収納するボディハーネス30の形状に合わせて、収納袋50を変形できる。また、展開部516及び縮小固定部517を備えなくてもよい。
なお、外部から明示部303が見えるように、収納領域301を収納袋50に収容したが、明示部303が外部から見えなくなるように収納領域301を収納袋50に収容してもよいし、明示部303が隙間Kにおける蓋体52の際を跨ぐ状態で収納領域301を収納袋50に収容してもよい。
1…一体化ハーネス
10…メインハーネス
20…コンソールハーネス
30…ボディハーネス
31…ボディハーネス幹線
32…ボディハーネス準幹線
50…収納袋
51…袋本体
52…蓋体
53…仮留め部
54…方向明示部
80…コクピットモジュール
81…コンソールボックス
302…露出領域
303…明示部
517…縮小固定部
C…車両
s2…メインハーネス配索工程
s5…ボディハーネス配索工程

Claims (13)

  1. 車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスを前記車両の所定箇所に配索するハーネス配索方法であって、
    前記ボディハーネスは、前記メインハーネスの側から所定長さ分を露出した状態で先端側から収納袋に収納するとともに、前記収納袋から車幅方向に露出部分が引き出され、
    一対の前記ボディハーネスをそれぞれ前記収納袋に収納した前記一体化ハーネスの前記メインハーネスを前記車両のコクピットモジュールに配索するメインハーネス配索工程と、
    前記収納袋から前記ボディハーネスを取り出して、前記車両の所定箇所に配索するボディハーネス配索工程とを有する
    一体化ハーネスの配索方法。
  2. 前記露出部分が前記収納袋の車幅方向内側から引き出され、
    前記メインハーネス配索工程において、
    一対のボディハーネスをそれぞれ収納した前記収納袋を、前記メインハーネスの両端部より車幅方向内側に配置した状態で前記メインハーネスを配索する
    請求項1に記載の一体化ハーネスの配索方法。
  3. 前記車幅方向内側から引き出された前記露出部分を、車幅方向外側に向かって前記収納袋に設けた仮留め部で前記収納袋に仮留めする
    請求項2に記載の一体化ハーネスの配索方法。
  4. 前記メインハーネス配索工程において、
    前記メインハーネスの車幅方向中央近傍に設けられ、コンソールボックスに組み付けられるコンソールハーネスを、一対の前記収納袋のうち一方の前記仮留め部に、前記露出部分とともに仮留めした状態で前記メインハーネスを配索する
    請求項3に記載の一体化ハーネスの配索方法。
  5. 前記車両の車幅方向左側、車幅方向右側、車両前方側、及び車両後方側のうち少なくとも一方向を示した方向明示部を前記車両の方向に合わせて前記収納袋を載置する
    請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の一体化ハーネスの配索方法。
  6. 前記ボディハーネスにおけるメインハーネス側の中間部分に設けられた明示部を基準として前記収納袋から前記露出部分が露出する
    請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の一体化ハーネスの配索方法。
  7. 前記ボディハーネスが、車両後方側に伸びる幹線と、該幹線から所定方向に伸びる準幹線とを有し、
    前記幹線に前記準幹線を沿わせるとともに、前記幹線と前記準幹線とをともに巻いた状態で、前記ボディハーネスを前記収納袋に収納する
    請求項1乃至請求項6のうちいずれかに記載の一体化ハーネスの配索方法。
  8. 車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスを梱包するハーネス梱包方法であって、
    一対の前記ボディハーネスを車幅方向の両側に配置された個別の収納袋に収納し、
    前記メインハーネスを前記ボディハーネスが収納された前記収納袋の上に折重ねて梱包する
    一体化ハーネスの梱包方法。
  9. 前記ボディハーネスにおけるメインハーネス側の中間部分に設けられた明示部より先端側を前記収納袋に収納し、前記明示部よりメインハーネス側を露出する
    請求項8に記載の一体化ハーネスの梱包方法。
  10. 前記ボディハーネスが、車両後方側に伸びる幹線と、該幹線から所定方向に伸びる準幹線とを有し、
    前記幹線に前記準幹線を沿わせるとともに、前記幹線と前記準幹線とをともに巻いた状態で、前記ボディハーネスを前記収納袋に収納する
    請求項8又は請求項9に記載の一体化ハーネスの梱包方法。
  11. 車両のコクピットモジュールに組み付けられ、車幅方向に伸びるメインハーネスと、該メインハーネスの車幅方向の両側から、車両後方側に向かって伸びる一対のボディハーネスとが備えられ、一体に構成された一体化ハーネスにおける前記ボディハーネスのそれぞれを収納する袋本体と、
    該袋本体の開口を塞ぐ蓋体と、
    基端側が前記袋本体に固定されるとともに、前記開口を塞いだ状態の前記蓋体の外側を亘り、先端を前記袋本体に着脱可能に固定できる固定部とを有し、
    前記開口を塞いだ状態の前記蓋体と前記袋本体との間から前記ボディハーネスを側方に引き出せる挿通路が形成された
    収納袋。
  12. ボディハーネスにおけるメインハーネス側の所定長さ分を、前記挿通路を通って前記袋本体の外側に露出する露出部分とし、
    前記開口を塞いだ状態の前記蓋体の外側と、先端が前記袋本体に固定された前記固定部との間に、前記露出部分を仮留め可能に構成された
    請求項11に記載の収納袋。
  13. 前記袋本体が、展開して拡大した拡大状態と、
    折り畳んで縮小した縮小状態との間で変形可能に構成され、
    前記袋本体に、前記縮小状態で固定する縮小固定部が設けられた
    請求項11又は請求項12に記載の収納袋。
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