JP7344697B2 - 密封装置および密封構造 - Google Patents
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Description
図2に示すように、密封装置21は、ハブ軸受1の外輪8のインボード側の端部8Bと、ハブ軸受1の内輪6との間隙内に配置される。密封装置21は環状であるが、図2においては、その左側部分のみが示されている。
上記の第1の実施形態は、ハブ軸受1のインボード側の密封装置21に関する。本発明の第2の実施形態は、ハブ軸受1のアウトボード側の密封装置20を含む密封構造に関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
前記外側部材に取り付けられ、環状部分を有しており、前記環状部分が前記内側部材に向けて径方向内側に広がる、第1のシール部材と、
前記内側部材に取り付けられ、フランジ部分を有しており、前記フランジ部分が径方向外側に広がっており前記第1のシール部材の前記環状部分と対向する、第2のシール部材とを備え、
前記第1のシール部材および前記第2のシール部材のうち回転するシール部材には、複数の水排出突起が支持されており、前記複数の水排出突起は、前記第1のシール部材の前記環状部分と前記第2のシール部材の前記フランジ部分の間に位置する空間内に突出し、円周方向に並べられており、
各水排出突起は、前記回転するシール部材に固定された基部と、前記基部から離れた先端部を有し、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジ部分に対して傾斜している
ことを特徴とする密封装置。
ことを特徴とする条項1に記載の密封装置。
前記内側部材に対して相対的に回転する外側部材と、
前記外側部材に取り付けられ、環状部分を有しており、前記環状部分が前記内側部材の前記円筒部分に向けて径方向内側に広がっており前記内側部材の前記フランジと対向する、シール部材と
を備え、
前記内側部材および前記シール部材のうち回転する部材には、複数の水排出突起が支持されており、前記複数の水排出突起は、前記シール部材の前記環状部分と前記内側部材の前記フランジの間に位置する空間内に突出し、円周方向に並べられており、
各水排出突起は、前記回転する部材に固定された基部と、前記基部から離れた前記先端部を有し、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジに対して傾斜している
ことを特徴とする密封構造。
ことを特徴とする条項3に記載の密封構造。
4 ハブ(内側部材)
4A 円筒部分の外周面
4B フランジ面
4C 円弧面
6 内輪(内側部材)
8 外輪(外側部材)
18 アウトボード側フランジ
20 密封装置(シール部材)
21 密封装置
24 第1のシール部材
24A 円筒部分
24B 環状部分
24C グリースリップ
24D ダストリップ
24E サイドリップ
26 第2のシール部材
34 剛性環
34A スリーブ部分
34B フランジ部分
36 間隙
38 空間
40,45,50 水排出突起
164 弾性環
164A 円筒部分
164B 傾斜連結部分
164C 環状部分
165 剛性環
165A 円筒部分
165B 環状部分
165C 連結部分
165D 環状部分
166 取付け部
172 ラジアルリップ
174 アキシャルリップ
176 中間リップ
180 間隙
182 空間
168 弾性環
169 剛性環
168A 環状部分
168B 傾斜連結部分
186 弾性環
Claims (9)
- 相対的に回転する内側部材と外側部材との間に配置され、前記内側部材と前記外側部材との間の間隙を封止する密封装置であって、
前記外側部材に取り付けられ、環状部分を有しており、前記環状部分が前記内側部材に向けて径方向内側に広がる、第1のシール部材と、
前記内側部材に取り付けられ、フランジ部分を有しており、前記フランジ部分が径方向外側に広がっており前記第1のシール部材の前記環状部分と対向する、第2のシール部材とを備え、
前記第1のシール部材は、前記環状部分から前記第2のシール部材の前記フランジ部分に向けて延びて前記フランジ部分に接触するサイドリップを有し、
前記第1のシール部材および前記第2のシール部材のうち回転するシール部材には、複数の水排出突起が支持されており、前記複数の水排出突起は、前記サイドリップよりも径方向内側、かつ前記第1のシール部材の前記環状部分と前記第2のシール部材の前記フランジ部分の間に位置する空間内に突出し、円周方向に並べられており、
各水排出突起は、前記回転するシール部材に固定された基部と、前記基部から離れた先端部と、径方向外側の第1の面と、径方向内側の第2の面とを有し、前記第2の面は、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジ部分に対して傾斜している
ことを特徴とする密封装置。 - 前記水排出突起の各々は、前記フランジ部分に直交する方向から見て渦巻状である
ことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。 - 各水排出突起は、径方向の長さよりも大きい周方向の長さを有し、
前記第1の面は、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジ部分に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の密封装置。 - 前記複数の水排出突起は、前記第2のシール部材に支持され、前記第1のシール部材の前記環状部分に向けて延びる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の密封装置。 - 円筒部分と、前記円筒部分から径方向外側に広がるフランジとを有する内側部材と、
前記内側部材に対して相対的に回転する外側部材と、
前記外側部材に取り付けられ、環状部分を有しており、前記環状部分が前記内側部材の前記円筒部分に向けて径方向内側に広がっており前記内側部材の前記フランジと対向する、シール部材と
を備え、
前記外側部材は、前記シール部材の前記環状部分よりも前記内側部材の前記フランジに向けて突出する端部を有し、
前記シール部材は、前記内側部材に向けて延びて前記内側部材に接触するアキシャルリップを有し、
前記内側部材および前記シール部材のうち回転する部材には、複数の水排出突起が支持されており、前記複数の水排出突起は、前記端部よりも径方向内側、前記アキシャルリップよりも径方向外側、かつ前記シール部材の前記環状部分と前記内側部材の前記フランジの間に位置する空間内に突出し、円周方向に並べられており、
各水排出突起は、前記回転する部材に固定された基部と、前記基部から離れた先端部と、径方向外側の第1の面と、径方向内側の第2の面とを有し、前記第2の面は、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジに対して傾斜している
ことを特徴とする密封構造。 - 円筒部分と、前記円筒部分から径方向外側に広がるフランジとを有する内側部材と、
前記内側部材に対して相対的に回転する外側部材と、
前記外側部材に取り付けられ、環状部分を有しており、前記環状部分が前記内側部材の前記円筒部分に向けて径方向内側に広がっており前記内側部材の前記フランジと対向する、シール部材と
を備え、
前記シール部材は、前記環状部分よりも前記内側部材の前記フランジに向けて突出する環状の外側ラビリンスリップと、前記内側部材に向けて延びて前記内側部材に接触するダストリップとを有し、
前記内側部材および前記シール部材のうち回転する部材には、複数の水排出突起が支持されており、前記複数の水排出突起は、前記外側ラビリンスリップよりも径方向内側、前記ダストリップよりも径方向外側、かつ前記シール部材の前記環状部分と前記内側部材の前記フランジの間に位置する空間内に突出し、円周方向に並べられており、
各水排出突起は、前記回転する部材に固定された基部と、前記基部から離れた先端部と、径方向外側の第1の面と、径方向内側の第2の面とを有し、前記第2の面は、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジに対して傾斜している
ことを特徴とする密封構造。 - 前記水排出突起の各々は、前記フランジに直交する方向から見て渦巻状である
ことを特徴とする請求項5または6に記載の密封構造。 - 各水排出突起は、径方向の長さよりも大きい周方向の長さを有し、
前記第1の面は、前記基部よりも前記先端部が径方向外側に位置するように、前記フランジに対して傾斜していることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の密封構造。 - 前記複数の水排出突起は、前記内側部材に支持され、前記シール部材の前記環状部分に向けて延びる
ことを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の密封構造。
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JP2019137103A JP7344697B2 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 密封装置および密封構造 |
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JP2005098417A (ja) | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 軸受用密封装置 |
JP2017223257A (ja) | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Nok株式会社 | 密封構造 |
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JPS4512494Y1 (ja) * | 1965-03-24 | 1970-06-01 |
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2019
- 2019-07-25 JP JP2019137103A patent/JP7344697B2/ja active Active
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