JP7338381B2 - 位置ずれ補正装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位置ずれ補正装置および画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置において印刷物に対して高い画像位置精度が求められている。用紙に画像を定着させる際の熱によるシートの形状変動などの影響で、用紙に対する画像書込み位置がずれてしまうため、狙いの位置に画像が形成出来ないことがある。このため、用紙に補正用マークを形成して読み取り、読取結果から印刷位置ずれ量を算出して画像形成位置を補正する技術がある。また、画像濃度に基づき調整用チャートを選択し、実際に印刷される画像濃度に近いトナー付着量で調整を行うことで高精度に位置ずれ量を検知する技術がある。
例えば、用紙に対する画像形成位置のずれ量を高精度に検知する目的で、用紙に補正用マークに加えて調整用チャートを形成し、読取手段により補正用マークを読み取らせ、印刷位置のずれ量を検知する画像形成位置補正の技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、従来の画像形成位置補正では、印刷画像濃度に基づき事前に用意された複数の調整用チャートの中から画像濃度が最も近い1つを選択して補正値を算出するが、印刷画像濃度に基づき事前に用意された複数の調整用チャートの画像濃度と実際に印刷される画像濃度とが必ずしも一致しないので、画像形成位置補正の精度が十分ではないという問題がある。
本発明は、実際の印刷画像情報に基づく補正値を適用するが可能な位置ずれ補正装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々と複数のマークとが前記画像濃度に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取る読取部と、前記マークに対する読取結果に基づいて前記被記録媒体に対する前記マークの画像形成位置に関する情報を取得する制御部と、前記被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を前記情報に基づいて補正する補正部と、を有し、前記制御部は、前記複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、前記複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を算出し、前記複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、前記複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を算出することを特徴とする。
本発明によれば、実際の印刷画像情報に基づく補正値を適用することで、高精度な画像形成位置補正を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態に係り、画像形成位置を補正する制御部の内部機能の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、従来技術において、用紙の4隅に印刷された複数の補正用マークの一例を示す図である。 図5は、従来技術において、画像の読取結果と理想画像位置と補正値との一例を示す図である。 図6は、従来技術において、実画像位置から理想画像位置へ画像位置をオフセットする機能を示す図である。 図7は、従来技術において、実画像位置を膨張、収縮させて理想画像位置に近づける倍率調整機能を示す図である。 図8は、従来技術において、実画像位置を傾斜させて理想画像位置に近づける斜行補正機能を示す図である。 図9は、本実施の形態に係る画像形成装置における調整モードの動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、本実施の形態に係り、画像濃度が3種類の調整用チャート各々と複数の補正用マークとの一例を示す図である。 図11は、本実施の形態に係り、補間前の3つの画像濃度にそれぞれ対応する3つの補正値と、画像濃度に対する補間後の補正値の関係を示す濃度補正値曲線の一例を示す図である。 図12は、本実施の形態の応用例に関する調整モードの処理手順の一例を示す図である。 図13は、本実施の形態の応用例に係り、ブラックを除く他のトナーに関する調整用チャートの一例を示す図である。 図14は、本実施の形態の応用例に係り、ブラックの濃度補正値曲線と、トナーの種類ごとの差分値とを用いて、トナーの種類ごとに算出された濃度補正値曲線の一例を示す図である。 図15は、本実施の形態に係り、画像形成位置補正の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、本実施の形態の第1変形例に係り、複数のトナー色を用いた調整用チャートの一例を示す図である。 図17は、本実施の形態の第2変形例に係り、グラデーションが異なる調整用チャートの一例を示す図である。 図18は、本実施の形態の第2変形例に係り、補間前の3つの高濃度の位置にそれぞれ対応する3つの補正値と、高濃度の位置に対する補間後の補正値の関係を示す濃度位置補正曲線の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、位置ずれ補正装置および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置101の構成を示すブロック図である。本画像形成装置101は、例えば、電子写真方式であるが、これに限定されない。図1は、画像形成装置101において、被記録媒体としての用紙への画像形成と、定着とに関与する部分の構成を、断面模式図として示したものである。画像形成装置101は、書込みユニット103と、作像ユニット105と、中間転写ベルト107と、2次転写部109と、定着部111と、読取部113と、制御部115とを有する。画像形成装置101における画像形成部は、例えば、作像ユニット105と、中間転写ベルト107と、2次転写部109と、定着部111とにより構成される。画像形成部は、複数のマークと画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々とを、複数の画像濃度に応じて複数の被記録媒体に形成する。なお、本実施の形態における技術的思想を位置ずれ補正装置201で実現する場合には、当該位置ずれ補正装置201は、図1に示すように、読取部113と、制御部115と、制御部115に含まれる各種構成要素とを有する。
書込みユニット103は、レーザー光によって転写画像を作像ユニット105に形成する。書込みユニット103は、例えば、帯電部と、露光部とを備える。帯電部は、作像ユニット105における感光体ドラム117の周囲に配設され、感光体ドラム117を一様に帯電させる。露光部は、制御部115から送信された画像データに従ってオンオフ制御される光源(例えば、レーザーダイオード(LD))を備え、その光源が出射する光により感光体ドラム117を走査することにより、感光体ドラム117上に、画像データが示す画像の静電潜像を形成する。これらにより、書込みユニット103は、感光体ドラム117に静電潜像を書き込む。
作像ユニット105は、感光体・現像剤・トナーが保持され、書込みユニット103からのレーザー光によってトナー画像を形成する。具体的には、作像ユニット105は、感光体ドラム117と現像部と各色に対応する転写ローラなどとを備える。作像ユニット105は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、それぞれY、M、C、Bkと記す)の各色のトナー像を中間転写ベルト107上に形成する。作像ユニット105は、中間転写ベルト107に対向するように並べて設けられる。
感光体ドラム117は、書込みユニット103が形成する像を担持するための像担持体である。現像部は、現像剤であるトナーを用いてその静電潜像を現像する現像手段である。なお、現像に用いるトナーは、トナーボトルに格納され、トナー供給部から供給される。
中間転写ベルト107は、作像ユニット105で形成されたトナー画像を用紙に転写する前に1次転写される。具体的には、作像ユニット105により形成された各色のトナー像は、各色と対応する転写ローラにより、中間転写ベルト107上に重ね合わせて一次転写される。
被記録媒体としての記録用紙は、給紙装置から通紙経路に沿って、搬送ローラにより2次転写部109に搬送される。すなわち、記録用紙は、中間転写ベルト107と二次転写ベルトとの間のニップ点に、中間転写ベルト107上のトナー像とタイミングを合わせて搬送される。
2次転写部109は、中間転写ベルト107に転写されたトナー画像を用紙へ二次転写する。2次転写部109は、ニップ点において、中間転写ベルト107に転写されたトナー像を、記録用紙に2次転写する。
定着部111は、用紙に転写したトナー像を熱によって定着させる。具体的には、定着部111は、2次転写部109により形成されたトナー像を定着部材により加熱及び加圧処理して、トナー像を記録用紙に定着させる定着手段である。定着部111は、記録用紙に熱と圧力とを加えて、トナー像を記録用紙に溶融溶着することにより、定着させる。定着部111にて紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、読取部113に搬送される。また、記録用紙の両面に印刷を行う場合には、定着部111は、第1面に画像が定着された記録用紙を、両面印刷時の通紙経路を介して2次転写部109に戻し、第1面と同様な手順で第2面に画像を形成させる。
読取部113は、画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々と複数のマーク(以下、補正用マークと呼ぶ)とが画像濃度に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取る。すなわち、読取部113は、印刷された用紙の補正用マークの位置と用紙形状とを検出する。具体的には、読取部113は、画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々と複数のマーク(補正用マーク)とが画像濃度に応じて形成された複数の被記録媒体(例えば用紙)を読み取る。すなわち、読取部113は、被記録媒体を読み取ることにより、マークと調整用チャートとを読み取る。読取部113としては、例えば、CCD(Charged-coupled devices)やCMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)等の撮像素子を内蔵したラインセンサまたはラインスキャナなどの構成によって実現される。読取部113は、読み取ったデータを制御部115に出力する。
制御部115は、補正用マークに対する読取結果に基づいて、被記録媒体に対する前記マークの画像形成位置に関する情報(以下、マーク位置情報と呼ぶ)を取得する。すなわち、制御部115は、用紙形状とマーク位置情報とから補正値を算出し、画像形成位置を補正する。制御部115は、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を算出する。制御部115は、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出する。制御部115に関する機能については、後程詳述する。
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この画像形成装置101は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、画像形成装置101全体の制御と描画、通信、操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM-P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ローカルメモリ(MEM-C)17と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM-P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、画像形成装置101の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM-P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM-P12、SB14、AGPバス15とを接続するためのブリッジであり、MEM-P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM-P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス15、PCIバス、HDD18およびMEM-C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM-C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM-C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM-P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
図3は、本実施の形態に係り、画像形成位置を補正する制御部115の内部機能の構成の一例を示すブロック図である。画像形成位置を補正する制御部115は、機能構成として、画像処理コントローラ121、画素カウント部123、補正値算出部125、補正値格納部127、補正値選択部129、読取制御部131から構成される。
画像処理コントローラ121は、上位(プリントサーバなど)から送られてきた画像データを書込みユニット103が画像形成できる形式に変換する。加えて、画像処理コントローラ121は、あらかじめ算出された補正値に応じて画像形成位置を補正する。画像形成位置の補正は、例えば、倍率、レジスト、台形補正などである。なお、画像処理コントローラ121は、補正部に相当する。補正部は、被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を、マーク位置情報に基づいて補正する。
画素カウント部123は、送られてきた画像データの中に含まれる画素数をトナーの種類(Bk、C、M、Y)毎にカウントする。画素のカウントについては、後述の調整モードに関する説明において詳述する。
補正値算出部125は、読取部113により読み取られた用紙形状と補正用マークの位置とから画像形成位置のずれ量を検知し、画像を用紙の正しい位置に形成するための補正値を算出する。また、補正値算出部125は、算出された複数の補正値に基づいてデータの補間を行い、画像濃度に対して一意に決まる補正値を補正値格納部127に格納する。具体的には、補正値算出部125は、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出する。次いで、補正値算出部125は、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出する。補正値の算出については、後述の調整モードに関する説明において詳述する。
補正値格納部127は、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値を格納する。格納された複数の補正値は、読取結果に基づいて算出された補正値および保管された補正値を含む。補正値格納部127は、例えば、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値を、対応表(以下、濃度補正値対応表と呼ぶ)として格納する。
補正値選択部129は、画素カウント結果に応じて印刷に関する画像データに適用する補正値を選択し、画像処理コントローラ121に送信する。補正値の選択については、後述の調整モードに関する説明において詳述する。
読取制御部131は、搬送経路上を搬送される用紙の形状と用紙上の補正用マークとを読み取る読取部113を制御する。
本実施の形態に係る調整モードを説明する前に、従来技術における補正値の算出方法および各種補正機能について、図4乃至図8を用いて説明する。
図4は、従来技術において、用紙1の4隅に印刷された複数の補正用マーク2の一例を示す図である。読取部113は、用紙1を通過させることで、用紙1のコーナーの4点および4か所の補正用マーク2の中心座標3を取得する。すなわち、読取部113は、補正用マーク2が印刷された用紙1を読み取ることで、用紙1に関する座標系における計8点の座標を取得する。補正値算出部125は、8点の座標に基づいて、用紙1における画像位置のずれ量を算出する。読取部113は、画像を読み取ることで画像の読取結果を取得する。補正値算出部125は、読取結果とずれ量とに基づいて、本来用紙1に書かれるべき理想画像位置に近づけるために画像を動かすべき量を、補正値として算出する。
図5は、従来技術において、画像の読取結果4と理想画像位置5と補正値との一例を示す図である。図5に示すように、補正値算出部125は、用紙1に対する画像位置のずれ量を用いて理想画像位置5を決定し、理想画像位置5と読取結果4との差分を計算することにより補正値SHを算出する。算出された補正値SHは、画像の書き出しへフィードバックする方法や紙の突入を制御して先端余白を変更する方法などを用いて、画像の印刷に反映される。従来技術の補正機能は、例えば、図6に示すような実画像位置6から理想画像位置5へ画像位置をそのままオフセットする機能、図7に示すような実画像位置7を膨張、収縮させ理想画像位置5に近づける倍率調整機能、図8に示すような実画像位置8を傾斜させて理想画像位置5に近づける斜行補正機能をそれぞれ有する。
以下、本実施の形態に係る調整モードについて説明する。調整モードは、例えば、画像形成位置補正に用いられる濃度補正値対応表を読取結果に基づいて生成し、補正値格納部127に格納することである。すなわち、画像形成位置補正を実行するにあたって、通常印刷を実施する前に調整モードにて補正値が算出される。
図9は、本実施の形態に係る画像形成装置101における調整モードの動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。
(調整モード)
(ステップS901)
制御部115による制御の下で、書込みユニット103と作像ユニット105と2次転写部109と定着部111とにより、被記録媒体である用紙に補正用マーク2と調整用チャートとが印刷される。補正用マーク2は、用紙形状と補正用マーク2とを読み取った読取結果から画像形成位置のずれ量を検知するために印刷される。調整用チャートは、通常印刷時には用紙に画像が載り、トナー付着量により用紙形状の変化が異なることから、実際の用紙形状の変化に近づけるために印刷される。例えば、A3サイズの用紙に濃度100%の画像が形成された場合は、搬送方向において表裏の画像印刷位置に1.0mmのずれが生じ、A3サイズの用紙に濃度25%の画像が形成された場合は、搬送方向において表裏の画像印刷位置に0.5mmのずれが生じることがある。
調整用チャートは、画像濃度に応じてROM12a等に記憶される。調整用チャートとしての画像は濃度を変えた複数パターンを用いる。例えば、トナー付着量の少ない低濃度画像、トナー付着量の多い高濃度画像、その中間の付着量の中濃度画像である。図10は、画像濃度が3種類の調整用チャート各々と複数の補正用マーク2との一例を示す図である。なお、本調整モードの動作において用いられる画像濃度の種類は3種類に限定されず、任意に設定可能である。
(ステップS902)
読取部113は、補正用マーク2と調整用チャート(LC、MIC、またはHC)とが印刷された用紙に対して読取を実行することで、用紙の形状と補正用マーク2と調整用チャートとを読み取る。読取部113は、読取結果を、補正値算出部125に出力する。
(ステップS903)
補正値算出部125は、読取結果から画像形成位置のずれ量を検知し、画像を用紙の正しい位置に形成するための補正値を算出する。補正値は、読み取られた用紙における画像濃度と関連付けられて、一時的にメモリに記憶される。
(ステップS904)
制御部115は、すべての調整用チャートに対して補正値の算出が完了しているか否かを判定する。すべての調整用チャートに対して補正値の算出が完了していなければ(ステップS904のNo)、ステップS905の処理が実行される。複数の調整用チャートの全パターンにおいて補正値の算出が完了していれば(ステップS904のYes)、ステップS906の処理が実行される。
(ステップS905)
制御部115は、ステップS901において印刷された調整用チャートのパターンを変更する。具体的には、制御部115は、ステップS901において印刷された調整用チャートの画像濃度を変更する。画像濃度が変更された調整用チャートを用いて、ステップS901乃至S904の処理が繰り返される。この繰り返し処理により、調整用チャートのパターンを変化させて複数回にわたって補正値の算出動作が実施され、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する画像形成位置の補正値が算出される。
(ステップS906)
制御部115は、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値を用いて、複数の補正値の間のデータを補間する。データの補間の処理は、例えば、線形補間やスプライン補間などである。なお、データの補間としては、線形補間やスプライン補間に限定されず、任意の補間が適用されてもよい。具体的には、制御部115は、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出する。
図11は、補間前の3つの画像濃度にそれぞれ対応する3つの補正値と、画像濃度に対する補間後の補正値の関係を示す濃度補正値曲線の一例を示す図である。図11に示すように、画像濃度に対する補正値の関係により、画像濃度に対して補正値を一意に決めることができ、後述の通常印刷モードにおいて、より高精度な画像形成位置補正を実行することができる。
(ステップS907)
制御部115は、ステップS906およびステップS903で算出され補正値を画像濃度と関連付けて、補正値格納部127などのメモリに格納させる。補正値格納部127は、例えば、複数の画像濃度にそれぞれ対する複数の補正値を格納する。なお、補正値格納部127は、画像濃度に対する補正値を示す濃度補正値対応表を格納してもよい。本ステップにより、調整モードは終了する。
本実施の形態に対する応用例として、調整モードは、トナーの種類と画像濃度とに応じた補正値を算出してもよい。すなわち、制御部115は、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、トナーの種類および複数の画像濃度にそれぞれ対応する画像形成位置の複数の補正値を算出する。換言すれば、本応用例では、トナーの種類(色)によっても用紙形状の変化が異なるため、トナーの色を変化させた調整用チャートにおける画像形成位置のずれ量を検知し、補正値を算出する。
図12は、本応用例に関する調整モードの処理手順の一例を示す図である。図12に示すように、制御部115は、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、トナーの種類および複数の画像濃度にそれぞれ対応する画像形成位置の複数の補正値を算出する。
(調整モード)
(ステップS1201)
ステップS903に続いて、制御部115は、1種類のトナーに関する全調整用チャートに対して補正値の算出が完了しているか否かを判定する。説明を簡便にするために、1種類のトナーは、ブラック(Bk)であるものとする。ブラックのトナーに関する全調整用チャートに対して補正値の算出が完了していなければ(ステップS1201のNo)、ステップS905の処理が実行される。ブラックのトナーに関する全調整用チャートにおいて補正値の算出が完了していれば(ステップS1201のYes)、ステップS1202の処理が実行される。
(ステップS1202)
制御部115は、全トナーの種類に対して補正値の算出が完了しているか否かを判定する。全トナーに対して補正値の算出が完了していなければ(ステップS1202のNo)、ステップS1203の処理が実行される。全トナーに対して補正値の算出が完了していれば(ステップS1202のYes)、ステップS1204の処理が実行される。
(ステップS1203)
制御部115は、所定の画像濃度を有する調整用チャートに対して、トナーの種類を変更する。説明を簡単にするために、所定の画像濃度は、高濃度であるものとする。具体的には、制御部115は、高濃度に対応する調整用チャートに対する印刷において、トナーを変更する。変更されたトナーと高濃度の調整チャートとを用いて、ステップS901乃至S903の処理が繰り返される。例えば、読取部113は、ステップS901において、トナーの種類に応じた複数の調整用チャート各々と複数のマークとがトナーの種類に応じて形成された複数の被記録媒体各々を読み取る。
図13は、ブラックを除く他のトナーに関する調整用チャートの一例を示す図である。図13は、シアン(Cyan)画像に対応する調整チャートSCと、マゼンタ(Magenta)画像に対応する調整チャートMACと、イエロー(Yellow)画像に対応する調整チャートYCとを示している。図13では、トナーの種類の違いを、ハッチングの違いで示している。
当該繰り返し処理により、高濃度の調整用チャートの印刷に関するトナーを変化させて複数回にわたって補正値の算出動作が実施され、トナーの種類が変更された複数の調整用チャート各々に対する読取結果に基づいて、トナーの種類および複数の画像濃度にそれぞれ対応する画像形成位置の複数の補正値が算出される。
(ステップS1204)
制御部115は、1種類のトナーに関して、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値を用いて、複数の補正値の間のデータを補間する。本ステップにおける処理は、ブラックのトナーに関する補正値を用いた処理として、ステップS906と同様なため、説明は省略する。
(ステップS1205)
補正値算出部125は、所定の画像濃度において、基準となるトナーの補正値(以下、基準補正値と呼ぶ)に対する他のトナーの補正値の差分を算出する。具体的には、補正値算出部125は、トナーの色がブラックであって画像濃度が所定の画像濃度(高濃度)に対応する補正値から、ブラックとは異なるトナーの色の補正値を差分する。すなわち、補正値算出部125は、高濃度画像におけるそれぞれのトナー色ごとの補正値と、高濃度画像に対応するブラックに関する補正値との差分値を算出する。
(ステップ1206)
補正値算出部125は、画像濃度に対する補正値の関係と、算出された差分とを用いて、画像濃度に対する補正値の関係をトナーの種類ごとに算出する。具体的には、補正値算出部125は、ステップS1204において算出された画像濃度に対する補正値データ(補間後)と、ステップS1205で算出された差分値とを用いて、トナーの種類毎に画像濃度に対して一意に決まる補正値を算出する。補正値算出部125は、トナーの種類毎に、画像濃度に対して一意に決まる補正値を、例えば濃度補正値対応表として、補正値格納部127に格納する。
図14は、ステップS1204により算出されたBk色の濃度補正値曲線KCCと、ステップS1205により算出されたトナーの種類ごとの差分値(C色の差分値Cd、M色の差分値Md、Y色の差分値Yd)とを用いて、トナーの種類ごとに算出された濃度補正値曲線(C色の濃度補正値曲線CCC、M色の濃度補正値曲線MCC、Y色の濃度補正値曲線YCC)の一例を示す図である。図14に示すように、Bk色の濃度補正値曲線KCCと、基準補正値に対するトナーの種類各々の差分値とを用いて、トナーの種類ごとの濃度補正値曲線を算出することができる。
なお、図9および図12を用いた調整モードの説明では、ある1色(例えばBk色)において算出された補正値データ(補間後)を使用し濃度補正値対応表を算出したが、当該処理に限定されず図9に示す調整モードを、トナーの種類ごとに実行してもよい。すなわち、トナーの種類ごとに画像濃度を変えた調整用チャートを用いて、印刷位置ずれ量を検知して、補正値を算出してもよい。このとき、より正確な補正値をトナーの種類ごとに算出することができる。
以下、本実施の形態に関する通常印刷モードにおいて、画像形成位置補正を行う処理手順について説明する。通常印刷モードの実行前に、調整モードにおいて、補正値の算出は完了しているものとする。図15は、本実施の形態に係り、画像形成位置補正の処理手順の一例を示すフローチャートである。
(通常印刷モード)
(ステップS1501)
操作表示部20を介した操作者の指示により、画像形成位置補正を適用するか否かが入力される。なお、印刷の事前設定として、画像形成位置補正の適用の要否が予め設定されていてもよい。印刷において画像形成位置補正が適用される場合(ステップS1501のYes)、ステップS1502の処理が実行される。印刷において画像形成位置補正が適用されない場合(ステップS1501のNo)、ステップS1505の処理が実行される。
(ステップS1502)
画素カウント部123は、上位(プリントサーバなど)から送られてきた印刷予定の画像データ、すなわち形成予定画像の中に含まれる画素数を、トナーの種類(K、C、M、Y)および画像濃度ごとにカウントする。画素カウント部123は、トナーの種類および画像濃度ごとにカウントされた画素数を、補正値選択部129に出力する。なお、図11に示すように、トナーの種類ごとに濃度補正値曲線が算出されず、単に画像濃度に対する補正値が算出されている場合、トナーの種類にかかわらず、画像濃度ごとに画素数をカウントする。このとき、画素カウント部123は、画像濃度ごとの画素数を補正値選択部129に出力する。
(ステップS1503)
補正値選択部129は、形成予定画像に対してカウントされた画素数を用いて、画像形成位置の補正に用いられる補正値を、濃度補正値曲線における複数の補正値から選択する。すなわち、補正値選択部129は、画素数のカウント結果に応じて印刷予定の画像データに適用する補正値を補正値格納部127から選択する。例えば、補正値選択部129は、画像濃度に応じてカウントされた画素数のうち、最多の画素数(以下、最多画素数と呼ぶ)をトナーの種類ごとに特定する。次いで、補正値選択部129は、最多画素数に対応する画像濃度と図14に示すトナーの種類ごとの濃度補正値曲線とを用いて、最多画素数に対応する画像濃度に関する補正値を、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値からトナーの種類ごとに選択する。なお、濃度補正値曲線の代わりに濃度補正値対応表が用いられてもよい。補正値選択部129は、選択された補正値を、補正値格納部127から読み出し、補正部としての画像処理コントローラ121に出力する。
トナーの種類ごとに濃度補正値曲線が算出されず、単に画像濃度に対する補正値が算出されている場合、補正値選択部129は、最多画素数に対応する画像濃度と図11に示す濃度補正値曲線とを用いて、最多画素数に対応する画像濃度に関する補正値を、複数の画像濃度にそれぞれ対応する複数の補正値から選択する。
(ステップS1504)
画像処理コントローラ121は、選択された補正値を用いて、用紙における正しい位置に画像を形成するために、画像形成位置補正を実施する。
(ステップS1505)
次いで、画像処理コントローラ121は、書込みユニット103等を制御し、用紙に画像を形成して印刷する。
(ステップS1506)
印刷に関する所定のジョブが終了していなければ(ステップS1506のNo)、ステップS1501乃至ステップS1506の処理が繰り返される。所定のジョブが終了すると(ステップS1506のYes)、通常印刷モードは終了となる。
本実施の形態に係る画像形成装置101では、複数のマークと画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々とを、前記複数の画像濃度に応じて複数の被記録媒体に形成し、調整用チャート各々とマークとを読み取り、マークに対する読取結果に基づいて被記録媒体に対するマークの画像形成位置に関する情報を取得し、被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を情報に基づいて補正し、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出し、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を算出する。これにより、実際に印刷される画像の濃度が調整用チャートの濃度一致しない場合であっても、実際に印刷される画像の濃度に近い濃度に対応するがオズ形成位置の補正値を算出することができるので、高精度な画像形成位置補正を行うことができる。
また、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201では、画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々と複数のマークとが画像濃度に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取り、マークに対する読取結果に基づいて被記録媒体に対するマークの画像形成位置に関する情報を取得し、被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を前記情報に基づいて補正し、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、複数の調整用チャートと1対1に対応する複数の画像濃度ごとに、該画像濃度に対応する画像形成位置の補正値を算出し、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、複数の画像濃度とは異なる他の画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を算出する。また、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201では、形成予定画像に対してカウントされた画素数を用いて、画像形成位置の補正に用いられる補正値を、複数の補正値から選択する。
上記により生成された画像濃度に対する補正値の関係と、形成予定画像において画像濃度ごとにカウントされた画素数のうち最多の画素数に対応する画像濃度とを用いて、形成予定画像を用紙に印刷する際の印刷位置ずれ量の補正値が決定される。決定された補正値を用いて、形成予定画像が用紙に印刷される。以上のことから、本実施の形態に係る画像形成装置101および位置ずれ補正装置201によれば、実際の印刷画像情報に基づいて画像濃度に応じた最適な補正値を選択し、選択された補正値を印刷時の位置ずれ補正に適用することで高精度な画像形成位置補正を行うことができる。
また、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201では、トナーの種類に応じた複数の調整用チャート各々と複数のマークとがトナーの種類に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取り、マークに対する読取結果に基づいて被記録媒体に対するマークの画像形成位置に関する情報を取得し、被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を情報に基づいて補正し、複数の調整用チャートに対する読取結果に基づいて、トナーの種類および複数の画像濃度にそれぞれ対応する画像形成位置の複数の補正値を算出する。
上記によりトナーの種類ごとに生成された画像濃度に対する補正値の関係と、形成予定画像においてトナーの種類および画像濃度ごとにカウントされた画素数のうち最多の画素数に対応する画像濃度とを用いて、形成予定画像を用紙に印刷する際の印刷位置ずれ量の補正値が、トナーの種類ごとに決定される。決定された補正値をトナーの種類ごとに用いて、形成予定画像が用紙に印刷される。以上のことから、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201によれば、実際の印刷画像情報に基づいて画像濃度に応じた最適な補正値をトナーの種類ごとに選択し、選択された補正値をトナーの種類ごとに印刷時の位置ずれ補正に適用することで、高精度な画像形成位置補正を行うことができる。すなわち、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201によれば、実際に印刷される画像は複数種類すなわち複数色のトナーから形成され、トナーの種類すなわち色によって用紙に対する画像の縮小率が異なったとしても、正確な画像形成位置補正を実行することができる。
(第1変形例)
上記実施の形態と本変形例との相違は、複数のトナーを合わせた混色パターンを調整用チャートとして用いて、複数の画像濃度に対する画像形成位置の複数の補正値を算出することにある。すなわち、制御部115は、複数のトナーを合わせた混色パターンを調整用チャートとして用いて、複数の画像濃度に対する画像形成位置の複数の補正値を算出する。以下、説明を簡便にするために、混色パターンに対応する調整用チャートの色相は、赤色(マゼンタとイエローとの混色)、緑色(シアンとイエローとの混色)、および青色(マゼンタとシアンとの混色)の3種類であるものとする。図16は、複数のトナー色を用いた調整用チャート(赤色の調整用チャートRC、緑色の調整用チャートGC、青色の調整用チャートBC)の一例を示す図である。図16に示すこれら3つの調整用チャートを用いて、図12に示した処理手順で調整モードが実行される。
具体的には、図12において、「1種類のトナー」および「基準となるトナー」という語句は「Bk色のトナー」と読み替え、「全トナー」という語句は「Bk色および全混色」と読み替え、「トナーの種類」という語句は「混色の種類」と読み替え、「他のトナー」という語句は「複数の混色各々」に読み替え、「トナーごと」という語句は「混色ごと」と読み替えることで、本変形例における調整モードは理解される。このため、本変形例における調整モードの説明は省略する。
本変形例における調整モードを要約すると、複数のトナーを含んだ調整用チャートにおいて画像形成位置のずれ量が検知され、補正値が算出される。具体的には、制御部115は、複数のトナーを合わせた混色パターンを調整用チャートとして用いて、複数の画像濃度に対する画像形成位置の複数の補正値を算出する。本変形例により生成される濃度補正値曲線は、例えば、図14に示す複数の補正値濃度曲線として、Bk色の濃度補正値曲線KCCと、複数の混色にそれぞれ対応する複数の補正値濃度曲線とが生成されることとなる。
本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201では、複数のトナーを合わせた混色パターンを調整用チャートとして用いて、複数の画像濃度に対する画像形成位置の複数の補正値を算出する。すなわち、少なくとも一つの混色およびBk色各々について、画像濃度に対する補正値の関係(補正値濃度曲線または濃度補正値対応表)が生成される。上記により混色の種類およびBk色ごとに生成された画像濃度に対する補正値の関係と、形成予定画像において混色の種類および画像濃度ごとにカウントされた画素数のうち最多の画素数に対応する画像濃度とを用いて、形成予定画像を用紙に印刷する際の印刷位置ずれ量の補正値が、混色の種類およびBk色ごとに決定される。決定された補正値を混色の種類およびBk色ごとに用いて、形成予定画像が用紙に印刷される。
以上のことから、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201によれば、印刷される画像に複数のトナーが含まれることで用紙形状が変化し、画像形成位置のずれが混色の種類によって変化する場合であっても、実際の印刷画像情報に基づいて画像濃度に応じた最適な補正値を混色の種類ごとに選択し、選択された補正値を混色の種類ごとに印刷時の位置ずれ補正に適用することで、複数のトナーを重ね合わせた印刷画像に対して高精度な画像形成位置補正を行うことができる。
(第2変形例)
上記実施の形態と本変形例との相違は、非一様な濃度の画像パターン(以下、非一様濃度パターンと呼ぶ)を調整用チャートとして用いて、画像形成位置の補正値を算出することにある。すなわち、制御部115は、非一様な濃度の画像パターンを調整用チャートとして用いて、画像形成位置の補正値を算出する。以下、説明を簡便にするために、非一様濃度パターンに対応する調整用チャートは、高濃度の箇所が用紙の上部、用紙の中部、または用紙の下部のような異なるグラデーションを有する画像を用いた3種類であるものとする。図17は、グラデーションが異なる調整用チャート(上部高濃度画像UHC、中部高濃度画像MHC、下部高濃度画像DHC)の一例を示す図である。図17に示すこれら3つの調整用チャート(UHC、MHC、DHC)を用いて、図9に示した処理手順で調整モードが実行される。具体的には、図9におけるステップS906において、「複数の画像濃度」を「複数のグラデーションの種類」と読み替えることで、本変形例における調整モードは理解される。このため、本変形例における調整モードの説明は省略する。
本変形例における調整モードを要約すると、グラデーションのある画像を用いた調整チャートにおいて画像形成位置のずれ量が検知され、補正値が算出される。具体的には、制御部115は、非一様な濃度の画像パターンを調整用チャートとして用いて、画像形成位置の補正値を算出する。図18は、補間前の3つの高濃度の位置にそれぞれ対応する3つの補正値と、高濃度の位置に対する補間後の補正値の関係を示す濃度位置補正曲線CPCの一例を示す図である。高濃度の位置に対する補間後の補正値を示す対応表(以下、高濃度位置補正値対応表と呼ぶ)または濃度位置補正曲線CPCは、補正値格納部127に格納される。
例えば、用紙の上部において高濃度な画素を有する調整用チャートでは、トナー付着量の多い上部が他の部分に比べて縮小率が大きいため、用紙に印刷される画像の形状が台形になり、画像位置補正として台形補正を適用することになる。図18に示すように、高濃度の画素の位置(以下、高濃度位置と呼ぶ)に対する補正値の関係により、高濃度位置に対して補正値を一意に決めることができ、後述の通常印刷モードにおいて、より高精度な画像形成位置補正を実行することができる。
また、本変形例における画像形成位置補正の処理手順は、図15に示すフローチャートに準ずる。以下、本変形例と上記実施の形態とが相違する処理であるステップS1502とステップS1503とについて説明する。本変形例において、制御部115は、画素カウント部123の代わりに、高濃度位置を特定する高濃度位置特定部を有する。
(ステップS1502)
高濃度位置特定部は、上位(プリントサーバなど)から送られてきた印刷予定の画像データ、すなわち形成予定画像において、例えば画像濃度に関する閾値を用いた閾値処理により、高濃度の画素値を有する画素を特定する。高濃度位置特定部は、特定された画素の位置を用いて、形成予定画像における高濃度位置を特定する。なお、高濃度位置の特定は、上記手順に限定されず、例えば、既存技術により形成予定画像から検出されたグラデーションのパターンを用いて特定されてもよい。高濃度位置は、例えば、用紙の上部から下部までの範囲に含まれる。高濃度位置特定部は、特定された高濃度位置を、補正値選択部129に出力する。
(ステップS1503)
補正値選択部129は、特定された高濃度位置に応じて印刷予定の画像データに適用する補正値を補正値格納部127から選択する。すなわち、補正値選択部129は、形成予定画像に対して特定された高濃度位置を用いて、画像形成位置の補正に用いられる補正値を、濃度位置補正曲線CPCまたは高濃度位置補正値対応表における複数の補正値から選択する。補正値選択部129は、選択された補正値を、補正値格納部127から読み出し、補正部としての画像処理コントローラ121に出力する。以降の処理は、図15に示すフローチャートでの説明と同様なため、説明は省略する。
本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201では、非一様な濃度の画像パターンを調整用チャートとして用いて、画像形成位置の補正値を算出する。すなわち、グラデーションにおける高濃度の位置に対する補正値の関係(濃度位置補正曲線CPCまたは高濃度位置補正値対応表)が生成される。上記によりグラデーションにおける高濃度位置に対する補正値の関係と、形成予定画像において特定された高度濃度位置とを用いて、形成予定画像を用紙に印刷する際の印刷位置ずれ量の補正値が、決定される。決定された補正値を用いて、形成予定画像が用紙に印刷される。
以上のことから、本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201によれば、印刷される画像の濃度が一様でないことで用紙形状が変化する場合であっても、実際の印刷画像情報に基づいて高濃度位置に応じた最適な補正値を選択し、選択された補正値を印刷時の位置ずれ補正に適用することで、画像濃度が一様ではない印刷画像に対して、より正確な補正値を算出して高精度な画像形成位置補正を行うことができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置101を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置101であればいずれにも適用することができる。
本実施の形態に係る位置ずれ補正装置201および画像形成装置101によれば、実際の印刷画像情報に基づく補正値を適用することで、高精度な画像形成位置補正を行うことができる。
1 用紙
2 補正用マーク
3 中心座標
4 読取結果
5 理想画像位置
6、7、8 実画像位置
10 コントローラ
11 CPU
12 システムメモリ
13 ノースブリッジ
14 サウスブリッジ
15 AGPバス
16 ASIC
17 ローカルメモリ
18 HDD
20 操作表示部
30 FCU
40 USB
50 IEEE1394インターフェース
60 エンジン部
101 画像形成装置
103 書込みユニット
105 作像ユニット
107 中間転写ベルト
109 2次転写部
111 定着部
113 読取部
115 制御部
117 感光体ドラム
121 画像処理コントローラ
123 画素カウント部
125 補正値算出部
127 補正値格納部
129 補正値選択部
131 読取制御部
201 位置ずれ補正装置
特開2018-124455号公報

Claims (5)

  1. トナーの種類に応じた複数の調整用チャート各々と複数のマークとが前記トナーの種類に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取る読取部と、
    前記マークに対する読取結果に基づいて前記被記録媒体に対する前記マークの画像形成位置に関する情報を取得する制御部と、
    前記被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を前記情報に基づいて補正する補正部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記トナーの種類のうち基準となる種類の基準トナーについて用意された、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の調整用チャートの読取結果に基づいて、該画像濃度の各々に対応する前記画像形成位置の補正値を算出し、
    前記複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、前記複数の画像濃度とは異なる画像濃度に対応する前記基準トナーに係る前記画像形成位置の補正値を算出し、
    前記基準トナー以外の他のトナーの種類ごとに用意された、前記複数の画像濃度のうち所定の画像濃度に対応する調整用チャートの読取結果に基づいて、該画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を前記他のトナーの種類ごとに算出し、
    前記基準トナーについて算出された各画像濃度に対する補正値の対応関係と、前記所定の画像濃度における前記基準トナーの補正値と他のトナーの補正値との差分とに基づいて、前記各画像濃度に対する補正値の対応関係を前記他のトナーの種類ごとに算出する、
    ことを特徴とする位置ずれ補正装置。
  2. 前記形成予定画像に対してカウントされた画素数を用いて、前記画像形成位置の補正に用いられる補正値を、前記複数の補正値から選択する補正値選択部をさらに有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の位置ずれ補正装置。
  3. 前記制御部は、複数のトナーを合わせた混色パターンを前記複数の調整用チャートとして用いて、前記複数の画像濃度に対する画像形成位置の複数の補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2のうちいずれか一項に記載の位置ずれ補正装置。
  4. 前記制御部は、非一様な濃度の画像パターンを前記複数の調整用チャートとして用いて、前記画像形成位置の補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2のうちいずれか一項に記載の位置ずれ補正装置。
  5. 複数のマークと画像濃度が異なる複数の調整用チャート各々とを、前記画像濃度に応じて複数の被記録媒体に形成する画像形成部と、
    トナーの種類に応じた複数の調整用チャート各々と複数のマークとが前記トナーの種類に応じて形成された複数の被記録媒体を読み取る読取部と、
    前記マークに対する読取結果に基づいて前記被記録媒体に対する前記マークの画像形成位置に関する情報を取得する制御部と、
    前記被記録媒体に対する形成予定画像の画像形成位置を前記情報に基づいて補正する補正部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記トナーの種類のうち基準となる種類の基準トナーについて用意された、複数の画像濃度と1対1に対応する複数の調整用チャートの読取結果に基づいて、該画像濃度の各々に対応する前記画像形成位置の補正値を算出し、
    前記複数の画像濃度と1対1に対応する複数の補正値を補間して、前記複数の画像濃度とは異なる画像濃度に対応する前記基準トナーに係る前記画像形成位置の補正値を算出し、
    前記基準トナー以外の他のトナーの種類ごとに用意された、前記複数の画像濃度のうち所定の画像濃度に対応する調整用チャートの読取結果に基づいて、該画像濃度に対応する前記画像形成位置の補正値を前記他のトナーの種類ごとに算出し、
    前記基準トナーについて算出された各画像濃度に対する補正値の対応関係と、前記所定の画像濃度における前記基準トナーの補正値と他のトナーの補正値との差分とに基づいて、前記各画像濃度に対する補正値の対応関係を前記他のトナーの種類ごとに算出する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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