JP7322809B2 - 蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置 - Google Patents
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Description
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記第1変化速度閾値及び前記第2変化速度閾値の少なくとも一方を変更する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
本発明の他の態様は、
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記第1圧力閾値及び前記第2圧力閾値の少なくとも一方を変更する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
本発明のさらに他の態様は、
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1変化速度判定及び前記第2変化速度判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
本発明のさらに他の態様は、
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1圧力判定及び前記第2圧力判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
本発明のさらに他の態様は、
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記漏れ穴の有無の判定を中止する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
本発明のさらに他の態様は、
燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記漏れ穴の有無の判定を中止する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置にある。
<実施形態1>
本形態の蒸発燃料処理装置1の漏れ穴判定装置5は、図1に示すように、燃料タンク2と、燃料タンク2から排出される蒸発燃料Fを吸着するキャニスタ3とを備える蒸発燃料処理装置1に用いられる。漏れ穴判定装置5は、蒸発燃料処理装置1の装置系内における漏れ穴Xの有無を判定する。
(蒸発燃料処理装置1)
図1に示すように、蒸発燃料処理装置1は、車両において、燃料タンク2内の気相ガスを構成する蒸発燃料Fを大気へ放出しないようにするために用いられる。燃料タンク2内の蒸発燃料Fは、キャニスタ3に蓄えられた後にエンジン7の吸気管71に放出されるか、あるいはキャニスタ3をバイパスしてエンジン7の吸気管71に放出される。そして、蒸発燃料Fの燃料成分は、エンジン7における燃焼に使用される。
図1に示すように、燃料タンク2は、エンジン7の燃焼運転に使用される液体の炭化水素燃料等の燃料を貯留するものである。燃料タンク2には、外部から燃料が給油されるときに使用される給油口21と、ベーパ配管41が繋がるベーパ口22と、エンジン7の燃料噴射装置へ燃料を供給するときに使用される燃料ポンプ(図示略)とが設けられている。燃料ポンプは、燃料タンク2の液相を構成する燃料を燃料噴射装置へ供給するものである。
図1に示すように、キャニスタ3は、キャニスタケース31と、キャニスタケース31内に配置されて、蒸発燃料(気化燃料)Fにおける燃料成分を吸着する活性炭等の吸着材32とを有する。キャニスタ3のキャニスタケース31には、ベーパ配管41に繋がれた、気相ガスの入口311と、パージ配管43に繋がれた、燃料成分の出口312と、減圧ポンプ62及び切替弁63に繋がれるとともに大気に開放可能な圧抜き口313とが設けられている。
図1に示すように、漏れ穴判定装置5は、蒸発燃料漏れ検査装置とも呼ばれ、燃料タンク2及びキャニスタ3を有する車両の蒸発燃料処理装置1に付随して、蒸発燃料処理装置1の装置系内に漏れ穴Xによるリークがないかをチェックする減圧リークチェックモジュール(ELCM)を構成する。漏れ穴判定装置5の判定部53、第1圧力検知部51の一部、第2圧力検知部52の一部等は、コンピュータを利用した電子制御装置によって構成されている。
図4に示すように、本形態の判定部53は、複数の判定を組み合わせて漏れ穴Xの有無を判定するよう構成されている。具体的には、判定部53は、差分判定、第1変化速度判定及び第2変化速度判定の組み合わせによって漏れ穴Xの有無を判定する。差分判定は、極限圧力時以降の第1圧力検知部51による圧力の変化速度と、極限圧力時以降の第2圧力検知部52による圧力の変化速度との差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する。
キャニスタ3の吸着材32に燃料成分がほとんど吸着されていない状態においては、装置系内のいずれの位置に漏れ穴Xが形成されていたとしても、限界圧力時以降の第1圧力検知部51による圧力の変化速度と、限界圧力時以降の第2圧力検知部52による圧力の変化速度とには大きな差はない。この状態においては、キャニスタ3の吸着材32における燃料成分が蒸気圧を発生させることがない。
図2に示すように、キャニスタ3の吸着材32に燃料成分が吸着されている状態において、ベーパ配管41又は燃料タンク2に漏れ穴Xが生じている場合には、漏れ穴Xから減圧操作後の装置系内に大気が流入する。このとき、装置系内においては、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321に吸着された燃料成分が、気体Gの流れとともに、吸着材32の、燃料タンク2から遠い側の部分322へ移動し、燃料タンク2側(入口311側)から吸気管71側(出口312側)及び減圧ポンプ62側(圧抜き口313側)への気体Gの流れが生じる。そして、燃料タンク2側の圧力が上昇するだけでなく、吸気管71側及び減圧ポンプ62側の圧力も上昇する。
図3に示すように、キャニスタ3の吸着材32に燃料成分が吸着されている状態において、パージ配管43又は減圧配管61に漏れ穴Xが生じている場合には、漏れ穴Xから減圧操作後の装置系内に大気が流入する。このとき、装置系内においては、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321に吸着された燃料成分が、気体Gの流れとともに、吸着材32の外部であるベーパ配管41へと流出する。また、吸気管71側(出口312側)及び減圧ポンプ62側(圧抜き口313側)から燃料タンク2側(入口311側)への気体Gの流れが生じる。そして、バックパージとしての、気体Gによる圧力の上昇、及び燃料成分の蒸気圧を受けて、燃料タンク2側の圧力が吸気管71側及び減圧ポンプ62側の圧力よりも上昇しやすくなる。
図5(a)は、減圧ポンプ62による減圧の開始及び停止のタイミングを示すグラフである。減圧ポンプ62による減圧操作が停止された後に、第1圧力検知部51による圧力の変化速度及び第2圧力検知部52による圧力の変化速度がそれぞれ算出される。
次に、漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図6のフローチャートを参照して説明する。
漏れ穴判定装置5の制御部54は、漏れ穴Xの有無を判定する際には、密閉弁42によってベーパ配管41を開けるとともに、パージ弁44によってパージ配管43を閉じる。また、制御部54は、切替弁63を減圧位置にするとともに、減圧ポンプ62を作動させ、減圧操作として、減圧ポンプ62によって燃料タンク2及びキャニスタ3を含む装置系内を減圧する(図6のステップS101)。
本形態の蒸発燃料処理装置1の漏れ穴判定装置5は、燃料タンク2内の圧力を検知するための第1圧力検知部51と、キャニスタ3内の圧力を検知するための第2圧力検知部52との2つの圧力検知部51,52を利用することにより、キャニスタ3内に蒸発燃料Fの燃料成分が残存する場合であっても、蒸発燃料処理装置1の装置系内における漏れ穴Xの有無の判定を可能にする。
本形態は、漏れ穴判定装置5が減圧ポンプ62を備える場合であって、判定部53が第1変化速度閾値を変更する場合について示す。本形態の判定部53は、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の変化速度の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、第1圧力検知部51による圧力が、キャニスタ3の吸着材32に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、第1変化速度閾値を変更するよう構成されている。
本形態の漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。
本形態の漏れ穴判定装置5の判定部53及び制御部54も、まず、実施形態1のステップS101~S106と同様のS201~S206を実行する。次いで、減圧ポンプ62による減圧操作が停止された後、判定部53は、減圧操作が停止された極限圧力時からの所定時間内において、第1圧力を検知するとともに第2圧力を検知する(ステップS207)。
本形態は、図8及び図9に示すように、漏れ穴判定装置5が加圧ポンプ64を備える場合であって、極限圧力時を加圧操作終了時とする場合について示す。本形態の漏れ穴判定装置5は、減圧ポンプ62の代わりに加圧ポンプ64を備え、判定部53によって漏れ穴Xの有無を判定する際に、蒸発燃料処理装置1の装置系内が加圧操作される。
図8に示すように、キャニスタ3の吸着材32に燃料成分が吸着されている状態において、ベーパ配管41又は燃料タンク2に漏れ穴Xが生じている場合には、加圧操作後の装置系内の気体Gが漏れ穴Xを介して大気へ流出する。このとき、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321に燃料成分が吸着されていることにより、吸着材32の、燃料タンク2から遠い側の部分322から、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321へ気体Gが流れにくくなる。また、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321に吸着された燃料成分は、吸着材32の外部であるベーパ配管41へと徐々に流出する。
図9に示すように、キャニスタ3の吸着材32に燃料成分が吸着されている状態において、パージ配管43又は減圧配管61に漏れ穴Xが生じている場合には、装置系内の気体Gが漏れ穴Xを介して大気へ流出する。このとき、吸着材32の、燃料タンク2に近い側の部分321に吸着された燃料成分が、気体Gの流れとともに、吸着材32の、燃料タンク2から遠い側の部分322へ移動し、燃料タンク2側(入口311側)から吸気管71側(出口312側)及び減圧ポンプ62側(圧抜き口313側)への気体Gの流れが生じる。そして、燃料タンク2側の圧力が低下するだけでなく、吸気管71側及び減圧ポンプ62側の圧力も低下する。
図11(a)は、加圧ポンプ64による加圧の開始及び停止のタイミングを示すグラフである。加圧ポンプ64による加圧操作が停止された後に、第1圧力検知部51による圧力の変化速度及び第2圧力検知部52による圧力の変化速度がそれぞれ算出される。
次に、漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図12のフローチャートを参照して説明する。
漏れ穴判定装置5の制御部54は、漏れ穴Xの有無を判定する際には、密閉弁42によってベーパ配管41を開けるとともに、パージ弁44によってパージ配管43を閉じる。また、制御部54は、切替弁63を加圧位置にするとともに、加圧ポンプ64を作動させ、加圧操作として、加圧ポンプ64によって燃料タンク2及びキャニスタ3を含む装置系内を加圧する(図12のステップS301)。
本形態の漏れ穴判定装置5においては、キャニスタ3内に蒸発燃料Fの燃料成分が残存する場合であって、漏れ穴Xが、装置系内におけるベーパ配管41又は燃料タンク2に生じている場合には、2つの圧力検知部51,52による圧力の変化速度の差分が大きくなることがある。そして、この差分が大きくなる現象を、漏れ穴Xの有無の判定に利用することにより、漏れ穴Xの有無の判定の精度を高めることができる。
本形態は、漏れ穴判定装置5が加圧ポンプ64を備える場合であって、判定部53が第2変化速度閾値を変更する場合について示す。本形態の判定部53は、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の変化速度の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、第2圧力検知部52による圧力が、キャニスタ3の吸着材32に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、第2変化速度閾値を変更するよう構成されている。
本形態の漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図13のフローチャートを参照して説明する。
本形態の漏れ穴判定装置5の判定部53及び制御部54も、まず、実施形態3のステップS301~S306と同様のS401~S406を実行する。次いで、加圧ポンプ64による加圧操作が停止された後、判定部53は、加圧操作が停止された極限圧力時からの所定時間内において、第1圧力を検知するとともに第2圧力を検知する(ステップS407)。
本形態は、判定部53の差分判定が実施形態1~4の場合と異なり、かつ、判定部53が、第1変化速度判定及び第2変化速度判定を利用する代わりに、第1圧力判定及び第2圧力判定を利用する場合について示す。本形態の判定部53の差分判定は、極限圧力時以降の第1圧力検知部51による圧力と、極限圧力時以降の第2圧力検知部52による圧力との差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する。本形態の判定部53は、差分判定と、極限圧力時以降の第1圧力検知部51による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び極限圧力時以降の第2圧力検知部52による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて漏れ穴Xの有無を判定する。
本形態の漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図14のフローチャートを参照して説明する。
本形態の漏れ穴判定装置5の判定部53及び制御部54も、まず、実施形態1のステップS101~S106と同様のS501~S506を実行する。次いで、減圧ポンプ62による減圧操作が停止された後、判定部53は、減圧操作が停止された極限圧力時からの所定時間内において、第1圧力を検知するとともに第2圧力を検知する(ステップS507)。次いで、判定部53は、差分判定として、第1圧力と第2圧力との差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する(ステップS508)。
本形態は、漏れ穴判定装置5が減圧ポンプ62を備える場合であって、判定部53が実施形態5の第1圧力閾値を変更する場合について示す。本形態の判定部53は、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、第1圧力検知部51による圧力が、キャニスタ3の吸着材32に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、第1圧力閾値を変更するよう構成されている。
本形態の漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図15のフローチャートを参照して説明する。
本形態の漏れ穴判定装置5の判定部53及び制御部54も、まず、実施形態1のステップS101~S106と同様のS601~S606を実行する。次いで、減圧ポンプ62による減圧操作が停止された後、判定部53は、減圧操作が停止された極限圧力時からの所定時間内において、第1圧力を検知するとともに第2圧力を検知する(ステップS607)。
本形態は、漏れ穴判定装置5が加圧ポンプ64を備える場合について、判定部53が、実施形態5と同様に、第1圧力判定及び第2圧力判定を利用する場合について示す。本形態の判定部53は、差分判定によって、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていないと判定する場合においては、第1圧力判定によって、極限圧力時以降の第1圧力検知部51による圧力が規定の第1圧力閾値を超えていること、及び第2圧力判定によって、極限圧力時以降の第2圧力検知部52による圧力が規定の第2圧力閾値を超えていることの少なくとも一方が検知されたときに、装置系内に漏れ穴Xが生じていると判定する。
本形態は、漏れ穴判定装置5が加圧ポンプ64を備える場合であって、判定部53が実施形態7の第2圧力閾値を変更する場合について示す。本形態の判定部53は、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、第2圧力検知部52による圧力が、キャニスタ3の吸着材32に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、第2圧力閾値を変更するよう構成されている。
本形態は、極限圧力時以降の2つの圧力検知部51,52による圧力の変化速度の差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていると判定する場合には、第1圧力検知部51による圧力及び第2圧力検知部52による圧力の少なくとも一方がキャニスタ3内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、漏れ穴Xの有無の判定を中止する場合について示す。本形態は、実施形態1~8の場合と異なり、キャニスタ3の吸着材32に燃料成分が残存すると推定される場合には、漏れ穴Xの有無の判定を行わない。
本形態の漏れ穴判定装置5による、漏れ穴Xの有無の判定方法について、図16のフローチャートを参照して説明する。
本形態の漏れ穴判定装置5の判定部53及び制御部54も、まず、実施形態1のステップS101~S106と同様のS901~S906を実行する。次いで、減圧ポンプ62による減圧操作又は加圧ポンプ64による加圧操作が停止された後、判定部53は、減圧操作又は加圧操作が停止された極限圧力時からの所定時間内において、第1圧力を検知するとともに第2圧力を検知する(ステップS907)。
実施形態1~9において、判定部53の差分判定が、2つの圧力検知部51,52による圧力の変化速度の差分を利用する場合と、2つの圧力検知部51,52による圧力の差分を利用する場合とは、適宜変更してもよい。また、第1変化速度判定及び第2変化速度判定を行う場合と、第1圧力判定及び第2圧力判定を行う場合とは、適宜変更してもよい。各速度判定及び各圧力判定は、必要に応じて、圧力の変化速度又は圧力を利用した差分判定と組み合わせて利用してもよい。
2 燃料タンク
3 キャニスタ
5 漏れ穴判定装置
51 第1圧力検知部
52 第2圧力検知部
53 判定部
Claims (11)
- 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記第1変化速度閾値及び前記第2変化速度閾値の少なくとも一方を変更する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記第1圧力閾値及び前記第2圧力閾値の少なくとも一方を変更する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1変化速度判定及び前記第2変化速度判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1圧力判定及び前記第2圧力判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示す極限圧力になった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第1変化速度閾値を超えているか否かを判定する第1変化速度判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度が、規定の第2変化速度閾値を超えているか否かを判定する第2変化速度判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記漏れ穴の有無の判定を中止する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 燃料タンク(2)と前記燃料タンクから排出される蒸発燃料(F)を吸着するキャニスタ(3)とを備える蒸発燃料処理装置(1)に用いられ、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における漏れ穴(X)の有無を判定する漏れ穴判定装置(5)であって、
前記燃料タンク内の圧力を検知するための第1圧力検知部(51)と、
前記キャニスタ内の圧力を検知するための第2圧力検知部(52)と、
前記装置系内が加圧操作又は減圧操作を受けて前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力が、圧力が低下したときの下限の圧力又は圧力が上昇したときの上限の圧力を示すになった時である極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の変化速度と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の変化速度との差分、又は極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力と、前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力との差分を利用して、前記漏れ穴の有無を判定する判定部(53)と、を備え、
前記判定部は、
前記差分の絶対値が、規定の差分閾値を超えているか否かを判定する差分判定と、
前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力が、規定の第1圧力閾値を超えているか否かを判定する第1圧力判定、及び前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力が、規定の第2圧力閾値を超えているか否かを判定する第2圧力判定の少なくとも一方と、を組み合わせて前記漏れ穴の有無を判定するものであり、
前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合には、前記第1圧力検知部による圧力及び前記第2圧力検知部による圧力の少なくとも一方が前記キャニスタ内に残存する燃料成分の影響を受けていると推定し、前記漏れ穴の有無の判定を中止する、蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 前記判定部は、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1変化速度判定及び前記第2変化速度判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。
- 前記判定部は、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えている場合と、前記差分の絶対値が規定の差分閾値を超えていない場合とにおいて、前記第1圧力判定及び前記第2圧力判定のいずれか一方を利用するか、又は双方を利用するかを異ならせるよう構成されている、請求項2に記載の蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。
- 前記装置系内を加圧する加圧操作又は前記装置系内を減圧する減圧操作が可能なポンプ(62,64)をさらに備えており、
前記極限圧力時は、前記ポンプの動作を開始した後に前記ポンプの動作を停止した時とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 前記判定部は、
前記第1圧力検知部による圧力の変化速度を、前記極限圧力時以降の所定時間内における前記第1圧力検知部による圧力の変化量、又は前記極限圧力時以降の前記第1圧力検知部による圧力の時間微分値に基づいて求め、
前記第2圧力検知部による圧力の変化速度を、前記極限圧力時以降の所定時間内における前記第2圧力検知部による圧力の変化量、又は前記極限圧力時以降の前記第2圧力検知部による圧力の時間微分値に基づいて求める、請求項1~9のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。 - 前記判定部は、前記差分を利用して、前記蒸発燃料処理装置の装置系内における前記漏れ穴の位置を推定する機能も有する、請求項1~10のいずれか1項に記載の蒸発燃料処理装置の漏れ穴判定装置。
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