JP4337730B2 - 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用内燃機関の蒸発燃料処理装置のリーク診断装置に関する。
従来の内燃機関の蒸発燃料処理装置では、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させることによって、蒸発燃料の外気への放散を防止するようにしている。
ところで、上記装置では、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁へ至るパージラインの配管に万一亀裂が生じたり、配管の接合部にシール不良が生じたりすると、蒸発燃料のリークを生じ、本来の放散防止効果を十分に発揮させることができなくなる。
そこで、パージラインからの蒸発燃料のリークの有無を診断するリーク診断装置として、特許文献1に記載の装置が知られている。
これは、機関運転停止後に、大気開放された新気導入口を開閉する新気導入口開閉弁と、パージ制御弁とを閉弁して、パージラインを閉塞後、リーク診断期間内のパージライン圧の最大値と最小値との差圧を算出し、該差圧に基づいてリークの有無を診断するものである。
特開2003−74421号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたもののように、パージライン圧の最大値と最小値との差圧でリーク判定を行う場合、パージライン圧の最大値は燃料(ガソリン)性状による燃料蒸発量の影響を非常に受けやすい。したがって、誤判定を起こす可能性が大きくなるか、診断許可条件を厳しくする必要がある。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、機関運転停止時に高精度にリーク診断が行われるようにした蒸発燃料処理装置のリーク診断装置を提供することを目的とする。
このため本発明では、機関運転停止操作後、直ちに、パージラインを閉塞し、パージライン圧が最大となった時点で一旦パージラインを開放し、所定時間後に再度パージラインを閉塞してからパージライン圧の最小値を算出し、該最小値に基づいてリーク状態を判定する、あるいは、機関運転停止操作後、パージラインを閉塞し、パージライン圧が所定値を超えたときは、パージラインを所定時間開放した後再度閉塞し、パージライン圧が所定値を超えなくなるまで、該パージラインの開閉を繰り返し、パージライン圧が所定値を超えなくなってからパージライン圧の最小値を算出し、該最小値に基づいてリーク状態を判定する構成とした。
これにより、蒸発燃料パージシステム(パージライン)の正常時には、運転停止直後の温度より温度降下することにより、閉塞されたパージラインの圧力が運転停止直後より低下し、大気圧を下回って大きく低下するのに対し、リーク発生時には、パージライン圧は大気圧に収束するので、圧力の低下が小さいので、圧力低下量に基づいてリーク状態を判定することができる。
そして、停車中に診断を行うため、運転状態による診断精度悪化の影響を受けないため診断精度を確保でき、かつ、運転停止直後の温度より下回って温度降下する領域では、機関運転停止後にエンジンルームの温度上昇に伴い蒸発した燃料の多くが凝縮され、う燃料の蒸発量の影響を軽減できるので、該領域での温度降下に基づいて高精度なリーク診断を行える。る。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すシステム図である。
内燃機関1の吸気系には、上流側から、エアクリーナ2、スロットル弁3、吸気マニホールド4が設けられている。燃料供給は、各気筒毎に設けた燃料噴射弁(図示せず)によりなされる。
蒸発燃料処理装置としては、燃料タンク5にて発生する蒸発燃料を蒸発燃料導入通路6により導いて一時的に吸着するキャニスタ7が設けられている。キャニスタ7は、容器内に活性炭などの吸着材8を充填したものである。
キャニスタ7にはまた、新気導入口(大気開放口)9が形成されると共に、パージ通路10が導出されている。パージ通路10は、パージ制御弁11を介して、スロットル弁3下流の吸気マニホールド4に接続されている。パージ制御弁11は、エンジンコントロールユニット(以下ECUという)20から出力される信号により開弁するようになっている。
従って、内燃機関1の停止中などに燃料タンク5にて発生した蒸発燃料は、蒸発燃料導入通路6によりキャニスタ7に導かれて、ここに吸着される。そして、内燃機関1が始動されて、所定のパージ許可条件が成立すると、パージ制御弁11が開き、内燃機関1の吸入負圧がキャニスタ7に作用する結果、新気導入口9から導入される新気によってキャニスタ7に吸着されていた蒸発燃料が脱離され、この脱離した蒸発燃料を含むパージガスがパージ通路10を通って吸気マニホールド4内に吸入され、この後、内燃機関1の燃焼室内で燃焼処理される。
蒸発燃料処理装置のリーク診断装置の構成要素としては、キャニスタ7の新気導入口9に、これを開閉可能な新気導入口開閉弁12が設けられる。
ECU20では、所定のリーク診断条件にて、パージ制御弁11及び新気導入口開閉弁12の開閉を制御しつつ、リーク診断を行う。このリーク診断のため、ECU20には、圧力センサ21と燃温センサ22からそれぞれ信号が入力され、エンジンキースイッチ23のON,OFF信号、バッテリ24からの電源電圧Vbの信号も診断条件判定に使用される。
圧力センサ21は、燃料タンク5からキャニスタ7を経てパージ制御弁11に至るパージラインの圧力P(絶対圧)を検出すべく、パージ通路10内に臨ませてある。
燃温センサ22は、燃料温度Tfを検出すべく、燃料タンク5内に臨ませてある。
次に、ECU20による蒸発燃料処理装置のリーク診断について、図2、3のフローチャートにより説明する。
S1では、エンジンキースイッチ23がOFFに操作されたかを判定する。
エンジンキースイッチ23がONのエンジン運転時は、S31以降へ進んで初期化処理を行う。S31では、リーク診断完了判定フラグFLAGBを0にリセットし、S32では、新気導入口開閉弁12を開弁し、S33では、診断条件成立判定フラグFLAGAを0にリセットし、S34では、診断条件成立後の経過時間計測用のタイマTAをクリアし、S35では、圧力変化速度算出の実行周期B計測用のタイマTBをクリアする。
S1でエンジンキースイッチ23がOFFと判定された場合は、S2へ進む。
S2では、エンジンキースイッチ23がOFF操作されたときの燃料温度Tfsが、エンジンキースイッチ23がON操作された運転開始時の燃料温度に対して所定温度D以上高いかを判定し、高いと判定された場合は、パージラインを閉塞したときにライン内のガスに十分な熱量が与えられて、リーク診断を高精度に維持できる温度降下代が確保されたと判断し、S3へ進む。
S3では、電源電圧Vbが所定値C以上かを判定し、以上と判定されたときは、次回エンジン始動するのみ十分な電力が確保されていると判断してS4へ進み、所定値C未満のときは、S31へ進んで終了する。
S4では、給油中であるかを、パージライン中の圧力上昇変化が所定値以上あるか等によって判定し、給油中でないと判定されたときは、S5へ進み、給油中と判定されたときは、診断を行えないので、S31へ進んで終了する。
S5では、リーク診断が未完了か否かをフラグFLAGBの値が0か1によって判定し、0である未完了の場合は、S6へ進み、診断完了と判定後は、S31へ進んで終了する。
S6では、診断条件成立後、初回か否かをフラグFLAGAの値が0か1によって判定し、0である初回は、S7へ進む。
S7では、前記フラグFLAGAを1にセットする。
S8では、リーク診断用のパージライン内の基準圧として大気圧Pbを検出する。具体的には、現在の新気導入口開閉弁12が開かれた状態で、キャニスタ7を介して略大気圧状態となっているパージライン内圧を圧力センサ21によって検出する。
S9では、前記パージ制御弁11および新気導入口開閉弁12を駆動して共に閉弁し、S10へ進む。これにより、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁に至るパージラインが閉塞される。
診断条件成立後、2回目以降は、S6でフラグFLAGAの値が1と判定されてS10へジャンプする。
S10では、診断条件成立後の経過時間計測用タイマTAの値を、本フローの実行周期分Tだけカウントアップする。
S11では、診断用のパージライン圧P検出周期B計測用のタイマTBを、Tだけカウントアップする。
S12では、前記タイマTBの値が検出周期Bに達したかを診断し、達する前はフローを終了し、達したときにS13へ進み、タイマーTBの値を0にリセットする。
S14では、前記圧力センサ21によって検出されるパージライン圧(システム圧)Pを読み込む。
S15では、最大圧検出時にセットされるフラグFLAGCが1であるかを判定する。初めは0にリセットされているので、S16へ進む。
S16では、パージライン圧PがPmax以上であるかを判定する。Pmax以上と判定されたときは、S41へ進んで現在のパージライン圧PをPmaxとして更新した後、S42へ進む。
S42では、前記タイマTAで計測される診断条件成立後の経過時間が診断を終了させる所定値Aに達したかを判定する。
所定値Aに達する前はS1へ戻り、達したときは、S43でフラグFLAGBを1にセットしてからS44へ進み、判定(診断)保留とする。次いでS1へ戻った後、S5からS31へ進んで終了する。
また、S16でパージライン圧PがPmax未満と判定されたときは、S17へ進み、前記フラグFLAGCを1にセットする。
これにより、パージライン圧Pが上昇し続けている間は、最新のパージライン圧PがPmaxとして設定され、パージライン圧Pが上昇から下降に転じる実際の最大値に達したときは、その最大値がPmaxとして設定される。
また、最大値が検出される前、つまり圧力上昇状態のまま設定時間Aを経過すると、診断が行えないので、電力消費節減のため判定を保留する。
このようにして最大値Pmaxを算出した場合は、S18以降へ進み、今度はパージライン圧Pの最小値を算出する。
S18では、パージライン圧PがPmin以下であるかを判定し、以下と判定されたときは、S19へ進んで現在のパージライン圧PをPminとして更新した後、S20へ進む。
S20では、前記タイマTAで計測される診断条件成立後の経過時間が診断を終了させる所定値Aに達したかを判定する。
所定値Aに達する前は、S1へ戻り、達したときは、S21でフラグFLAGBを1にセットした後、S22へ進む。また、S18でパージライン圧PがPminを超えたと判定されたときは、S21へジャンプする。
これにより、パージライン圧Pが下降し続けている間は、最新のパージライン圧PがPminとして設定され、パージライン圧Pが下降から上昇に転じる最小値に達したときに、該最小値がPminとして検出され、また、パージライン圧Pが下降し続けている間に診断条件成立後の経過時間が所定値Aに達したときは、該経過時点でのパージライン圧Pを最小値Pminとして設定する。
S22では、S8で検出された基準圧としての大気圧Pbから前記最小値Pminを減算した値が、判定用のしきい値P0以上であるかを判定する。ここで、前記しきい値P0は、燃料タンク5内の空間容積(タンク容積から燃料残量計で計測される燃料残量を減算して算出される)が大きいときほど、小さい値となるように可変に設定される。
そして、しきい値P0以上と判定されたときは、S23でパージライン(蒸発燃料処理システム)は正常であると診断し、しきい値P0未満と判定されたときは、S24でパージラインにリーク異常を生じていると診断する。次いでS1へ戻った後、S5からS31へ進んで終了する。
図4は、上記診断時のパージライン圧力Pの変化の様子を示す。
運転停止後、冷却風が無くなったエンジンルーム内の温度上昇により、燃料タンク内の空気圧および燃料の蒸気圧が上昇し、パージライン圧Pが一旦上昇する。その後、自然冷却により燃料タンク温度が外気温度まで温度低下するのに伴い、パージライン圧Pが減少していく。
ここで、パージラインの正常時は、圧力上昇が大きく、かつ、運転停止直後より低温の外気温度まで温度低下することで、パージライン圧Pは、大気圧を下回って低下する。
一方、パージラインの故障(リークNG)時は、パージライン圧Pの上昇度が小さく、かつ、リークによって大気に連通しているので大気圧に収束する。
そこで、パージライン圧Pの大気圧からの下降量がしきい値以上のときは正常で、しきい値未満のときはリーク異常があると診断することができる。
なお、前記特許文献1のように最大値と最小値との差圧でリーク判定を行う場合は、リーク時でも蒸発燃料量が多いときには運転停止直後の圧力上昇が大きいので、差圧が大きくなって誤判定を起こす可能性が大きくなるが、本発明では運転停止時の温度状態での圧力より低い温度領域での圧力降下量、好ましくは、本実施形態のように大気圧からの降下量に基づいて診断するので、蒸発燃料量の大小による影響を回避しつつ高い診断精度を得ることができる。
また、診断時間が上限時間Aを超えないようにしたので、電力消費を所定値以下に押さえることができる。
また、燃料タンク5内の空間容積が大きいときほど、同一の温度降下量に対して圧力降下量は小さくなるが、上記のようにしきい値P0を、該空間容積に応じて可変に設定することにより、燃料残量に影響されることなく高精度な診断を行える。
また、機関運転停止時に診断するので、スロッシング影響を受けることなく、高精度な診断を行え、かつ、運転中の蒸発燃料パージ機会を損なうこともない。
次に、リーク診断の第2実施形態について、図5のフローチャート(第1実施形態との相違する部分のみ示す)により説明する。
この第2実施形態では、第1実施形態と同様に進行してS17でパージライン圧Pの最大値Pmaxを検出した時点で、S101で一旦、新気導入口開閉弁12を開弁して、パージラインを開放する。次いで、S102で開放後の経過時間を計測するタイマTCを実行周期分Tカウントアップし、S103でタイマTCの値が設定値Cに達したかを判定し、達する前はS1に戻り、達したときに、S104でタイマTCの値を0にリセットした後、S18以降へ進んで、第1実施形態同様に最小値Pminを算出し、大気圧Pbとの差圧がしきい値P0以上のときに正常、しきい値P0未満のときにリーク異常と診断する。
このようにすれば、図6に示すように、パージライン圧Pを最大圧検出時点で一気に大気圧まで降下させておいてから温度降下によって圧力降下させるため、最小値となるまでの到達時間を短縮でき、その分の消費電力を節減できる。
次に、リーク診断の第3実施形態について、図7のフローチャート(第1実施形態との相違する部分のみ示す)により説明する。
第3実施形態では、運転停止直後に、S201で経過時間計測用のタイマTDの値を判定後、S202で該タイマTDを実行周期分Tカウントアップし、S201の判定でタイマTDの値が設定値Dに達した後にS4以降へ進む。
これにより、運転停止後、所定時間経過するまでは、新気導入口開閉弁12を開弁状態に維持してパージラインを開放するため、第2実施形態同様に、その後パージラインを閉塞してからパージライン圧Pが最小値となるまでの到達時間が短縮されて消費電力を節減でき、かつ、運転停止後にパージライン開放中に給油すれば、その後、引き続きリーク診断を行うことができる。
次に、リーク診断の第4実施形態について、図8、9のフローチャートにより説明する。
本実施形態では、第1実施形態と同様に進行して大気圧Pbを検出した後、S301で後述するフラグFLAGEの値を判定する。
該フラグFLAGEの初期値は0にリセットされており、0と判定されたときはS9以降へ進み、パージラインを閉塞してから前記圧力検出周期B経過後にS302でパージライン圧Pを設定圧Pstと比較する。
S302で設定圧Pst以下と判定されたときは、S15で最大圧算出完了判定用のフラグFLAGCが1にセットされているかを判定する。
フラグFLAGCが0である最大圧算出完了前では、S303へ進んでパージライン圧Pが前回値Ppreを上回っているかを判定し、上回る場合はS1に戻り、前回値Ppre以下となったとき、すなわち、圧力上昇から下降に転じて圧力最大値が検出されたときに、S17でフラグFLAGCを1にセットする。
以降は、S15からS18へ進み、S19〜S24で前記各実施形態同様に圧力最小値Pminを算出し、Pb−Pminをしきい値P0と比較してリーク判定を行う。
一方、S302で上昇中のパージライン圧Pが、前記設定圧Pstを超えたと判定されたときは、S304へ進み、フラグFLAGEを1にセットした後、S305で新気導入口開閉弁12を開弁する。これにより、パージラインが大気開放され、圧力降下する。
次いで、S306で該開弁後経過時間を計測するタイマTEをT分カウントアップし、S307でタイマTEの値を所定時間Eと比較し、所定時間Eに達するまでは、S1に戻り、前記S301からS304に進み、所定時間Eに達したときに、S308で前記フラグFLAGEを0にリセットする。これにより、以降は、S301からS9へ進んで、パージラインを閉塞後、同様の処理を行い、設定圧Pstを超えた場合は、再度S304へ進んでパージラインを所定時間開放する操作を繰り返し、パージライン圧Pが設定圧Pst以下になったときに、リーク判定を行う。
図10は、上記第4実施形態における診断時のパージライン圧力Pの変化の様子を示す。
このようにすれば、蒸発燃料量が多く、運転停止直後の圧力上昇が大きすぎるときのみ、パージラインを開放して、消費電力を節減しつつ速やかに判定を下すことができる。
また、エンジン運転停止時の燃料温度と運転開始時の燃料温度との温度差が所定値以上の場合のみ、前記リーク判定を行うようにしたため、温度降下代が確保され、リーク診断を高精度に維持できる。
本発明の一実施形態を示すシステム図 第1実施形態のリーク診断のフローチャート(前段) 第1実施形態のリーク診断のフローチャート(後段) 第1実施形態のリーク診断時の様子を示すタイムチャート 第2実施形態のリーク診断の要部を示すフローチャート 第2実施形態のリーク診断時の様子を示すタイムチャート 第3実施形態のリーク診断の要部を示すフローチャート 第4実施形態のリーク診断のフローチャート(前段) 第4実施形態のリーク診断のフローチャート(後段) 第4実施形態のリーク診断時の様子を示すタイムチャート
符号の説明
1 内燃機関
2 エアクリーナ
3 スロットル弁
4 吸気マニホールド
5 燃料タンク
6 蒸発燃料導入通路
7 キャニスタ
8 活性炭
9 新気導入口
10 パージ通路
11 パージ制御弁
12 新気導入口開閉弁
20 ECU
21 圧力センサ
22 燃温センサ
23 エンジンキースイッチ
24 バッテリ

Claims (2)

  1. 燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁に至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、
    前記キャニスタの新気導入口を開閉する新気導入口開閉弁と、
    前記パージラインの圧力を検出する圧力検出手段と、
    機関運転停止操作後、直ちに、前記パージ制御弁および前記新気導入口開閉弁を閉弁して前記パージラインを閉塞し、パージライン圧が最大となった時点で一旦パージラインを開放し、所定時間後に再度パージラインを閉塞してからパージライン圧の最小値を算出し、該最小値に基づいてリーク状態を判定するリーク判定手段と、
    を含んで構成されることを特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
  2. 燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁に至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、
    前記キャニスタの新気導入口を開閉する新気導入口開閉弁と、
    前記パージラインの圧力を検出する圧力検出手段と、
    機関運転停止操作後、前記パージ制御弁および前記新気導入口開閉弁を閉弁して前記パージラインを閉塞し、パージライン圧が所定値を超えたときは、パージラインを所定時間開放した後再度閉塞し、パージライン圧が所定値を超えなくなるまで、該パージラインの開閉を繰り返し、パージライン圧が所定値を超えなくなってからパージライン圧の最小値を算出し、該最小値に基づいてリーク状態を判定するリーク判定手段と、
    を含んで構成されることを特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
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