JP7319809B2 - 放射線撮像装置、その制御方法及び放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置、その制御方法及び放射線撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置、その制御方法及び放射線撮像システムに関する。
放射線発生装置と放射線撮像装置との間の同期を取るために、放射線撮像装置が放射線照射の有無を検知する構成が提案されている。特許文献1は、放射線撮像装置に放射線が照射された場合に、バイアス電位を画素へ供給するバイアス線に電流が流れることを利用して、放射線照射の有無を検知する放射線撮像装置を提案する。具体的には、バイアス線に流れる電流が所定の閾値を超えた場合に、放射線が照射されていると判定される。バイアス線には、放射線に起因する電流以外にも様々な要因でノイズ電流が流れる。このノイズ電流が大きい場合に、放射線撮像装置に放射線が照射されていないにもかかわらず、照射されたと誤検知してしまうことがある。誤検知を防ぐために、特許文献1では、バイアス線に流れる暗電流を保持するためのサンプルホールド回路を有し、ある時点でバイアス線に流れている電流から、この保持された暗電流を減じた値を閾値と比較する。また、特許文献2では、放射線撮像装置の画素のスイッチ素子が導通状態である間にバイアス線に流れる電流と、このスイッチ素子が非導通状態である間にバイアス線に流れる電流との差分を取ることによって、バイアス電流に混入するノイズを除去する。
特表2002-543684号公報 特開2014-168203号公報
特許文献1に提案される暗電流を減じる方法では、バイアス電流の温度ドリフトのような非常に遅い周波数成分(例えば1Hz以下)のノイズしか除去できない。特許文献2に提案されるスイッチ素子の導通時の電流と非導通時の電流との差分をとる方法は、商用電源から混入するノイズ(50~60Hz)や、筺体に圧力や衝撃が加えられた際に生じるノイズ(数Hz~数kHz)を除去できる。しかし、この方法は、静電気に起因するノイズのような高周波ノイズ(数MHz~数GHz)を除去できない。このような高周波ノイズが放射線照射の誤検知を引き起こす可能性がある。本発明の1つの側面は、放射線撮像装置への放射線照射に関する誤検知を低減するための技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の1つの側面は、放射線を電荷に変換する変換素子及び前記変換素子を信号線に接続するスイッチ素子を含む複数の画素が複数の行および複数の列を構成するように配列された画素アレイと、前記複数の画素の前記変換素子にバイアス電位を与えるためのバイアス線と、前記複数の画素の前記スイッチ素子の制御端子に、前記スイッチ素子を導通状態にするオン電圧を供給するための複数の駆動線と、ある1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給した後、時間をおいて、別の1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給することによって、前記複数の駆動線に循環的に前記オン電圧を供給する駆動部と、前記複数の駆動線の少なくとも1つに連続して前記オン電圧が供給されている期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第1信号値を取得することによって複数の第1信号値を取得し、前記複数の駆動線の何れにも連続して前記オン電圧が供給されていない期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第2信号値を取得することによって複数の第2信号値を取得する取得部と、前記複数の第1信号値における外れ値と前記複数の第2信号値における外れ値とを特定し、前記複数の第1信号値のうち外れ値であると特定された第1信号値と前記複数の第2信号値のうち外れ値であると特定された第2信号値とに基づかず外れ値以外の第1信号値と第2信号値とに基づいて、前記画素アレイへの放射線照射の有無を判定する処理部と、を備えることを特徴とする放射線撮像装置を提供する。
上記手段により、放射線撮像装置への放射線照射に関する誤検知を低減できる。
第1実施形態の放射線撮像システムの構成例を説明する図。 第1実施形態の放射線撮像装置の構成例を説明する図。 第1実施形態のバイアス電源の構成例を説明する図。 第1実施形態の放射線撮像システムの動作例を説明するフローチャート。 第1実施形態の放射線撮像システムの動作例を説明するタイミングチャート。 第1実施形態の放射線撮像システムの動作例を説明するタイミングチャート。 第4実施形態の放射線撮像装置の構成例を説明する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一又は同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。本明細書において、放射線は、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線及びγ線、並びにこれらと同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含む。
<第1実施形態>
図1のブロック図を参照して、第1実施形態に係る放射線撮像システムの構成例について説明する。放射線撮像システムは、例えば、放射線発生装置10と、放射線制御装置20と、コンピュータ30と、放射線撮像装置40と、を有する。放射線発生装置10は、放射線を発生し、放射線撮像装置40へ向けて照射する。放射線制御装置20は、放射線発生装置10による放射線の照射開始及び照射停止を制御する。放射線撮像装置40は、放射線発生装置10と放射線撮像装置40との間に配置された被写体の情報を含む放射線画像を生成し、コンピュータ30へ送信する。コンピュータ30は、放射線画像の表示や、放射線撮像装置40の動作の制御を行う。
放射線撮像装置40は、例えば、二次元検出器41と、バイアス電源42と、処理部43と、駆動制御部44と、を含む。二次元検出器41は、被写体の情報を含む放射線に基づいて放射線画像を生成する。バイアス電源42は、二次元検出器41にバイアス電圧を供給するとともに、二次元検出器41のバイアス線に流れる電流に関する情報(電流情報)を処理部43に供給する。処理部43は、バイアス電源42からの電流情報に基づいて、放射線撮像装置40に放射線が照射されているかに関する情報(以下、放射線情報)を生成し、駆動制御部44に供給する。処理部43は、例えばFPGAやDSPのようなプロセッサを含むデジタル信号処理回路で構成されてもよいし、サンプルホールド回路やオペアンプなどのアナログ回路で構成されてもよい。処理部43は、放射線撮像装置40に含まれる代わりにコンピュータ30に含まれてもよい。駆動制御部44は、二次元検出器41の駆動を制御する。例えば、駆動制御部44は、コンピュータ30からの指示に従って、放射線撮像装置40の駆動タイミングを制御する。
図2の等価回路図を参照して、放射線撮像装置40の全体構成例について説明する。二次元検出器41は、画素アレイ101と、駆動回路(駆動部)102と、読み出し回路103と、を含む。放射線撮像装置40は、図1で示した構成要素に加えて、信号処理部(プロセッサ)105と、基準バイアス電位発生回路106と、を含む。
画素アレイ101は、複数の行および複数の列を構成するように二次元状に配列された複数の画素PIXを有する。図2に示す例では、画素PIXが3行×3列を構成するように配列されているが、実際には、より多くの行および列を構成するように、より多くの画素PIXが配列される。例えば17インチの放射線撮像装置では約2800行×約2800列の画素を有する。各画素PIXは、放射線を電荷に変換する変換素子201と、その電荷に応じた電気信号を信号線Sigに出力するスイッチ素子Tとを含み、放射線を検知するように構成される。画素PIXのスイッチ素子Tは、当該画素PIXの変換素子201を、当該画素PIXを含む列に対して配置された信号線Sigに接続する。
変換素子201は、例えば、光を電荷に変換する光電変換素子Sと、放射線を光電変換素子が検知可能な波長の光に変換する波長変換体(シンチレータ)とを含む間接型の変換素子でありうる。または、変換素子201は、放射線を直接電荷に変換する直接型の変換素子でありうる。光電変換素子Sは、例えば、ガラス基板等の絶縁性基板の上に配置されたアモルファスシリコンを主材料とするPIN型フォトダイオードでありうる。変換素子201の光電変換素子がPIN型フォトダイオードである場合、変換素子201は、容量Csを有しうる。変換素子201は、ガラス基板等の絶縁性基板上に配置されアモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトダイオードであってもよい。
スイッチ素子Tは、制御端子と2つの主端子とを有するトランジスタ、例えば薄膜トランジスタ(TFT)でありうる。変換素子201の一方の電極はスイッチ素子Tの2つの主端子の一方の電極に電気的に接続され、変換素子201の他方の電極は共通のバイアス線Vsに電気的に接続される。バイアス線Vsには、バイアス電源42からバイアス電位が供給される。すなわち、バイアス線Vsは、画素アレイ101内の複数の画素PIXの変換素子201にバイアス電位を与えるための導電線である。
スイッチ素子Tの制御端子(ゲート)は、駆動回路102によって駆動される駆動線Gに接続されている。放射線撮像装置40は複数の駆動線Gを有しており、画素アレイ101の各行に対して1つの駆動線Gが配置される。駆動回路102は、画素PIXのスイッチ素子Tの制御端子に駆動信号を供給する。駆動信号は、スイッチ素子Tを導通状態にするオン電圧と、スイッチ素子Tを非導通状態にするオフ電圧との2つのレベルの電圧を含む。駆動回路102が駆動線Gを通じてスイッチ素子Tの制御端子にオン電圧を供給することによって、選択された行の画素PIXの変換素子201に蓄積されていた電荷に応じた信号が複数の信号線Sigに並列に出力される。
信号線Sigに出力された信号は、読み出し回路103によって読み出される。読み出し回路103は、複数の増幅回路207と、マルチプレクサ208とを含む。複数の増幅回路207は、1つの増幅回路207が1つの信号線Sigに対応するように設けられている。複数の信号線Sigに並列に出力されてくる選択された行の画素PIXの信号は、複数の増幅回路207によって並列に増幅される。
各増幅回路207は、例えば、積分増幅器203と、積分増幅器203からの信号を増幅する可変増幅器204と、可変増幅器204からの信号をサンプルしホールドするサンプルホールド回路205と、バッファアンプ206とを含みうる。積分増幅器203は、例えば、信号線Sigに出力された信号と基準電源107からの基準電位Vref1との差分を増幅する演算増幅器と、積分容量と、リセットスイッチとを含みうる。積分増幅器203は、積分容量の値を変えることで増幅率を変更することができる。演算増幅器の反転入力端子には、信号線Sigに出力された信号が供給され、非反転入力端子には、基準電源107から基準電位Vref1が供給され、出力端子は、可変増幅器204の入力端子に接続されている。積分容量およびリセットスイッチは、演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に並列に接続されている。サンプルホールド回路205は、例えば、サンプリングスイッチと、サンプリング容量とによって構成されうる。
マルチプレクサ208は、複数の信号線Sigにそれぞれ対応する複数の増幅回路207から並列に読み出された信号を順次に選択して出力する。読み出し回路103は、マルチプレクサ208からの信号をバッファリングするバッファ増幅器209を含みうる。バッファ増幅器209は、インピーダンス変換器として機能しうる。読み出し回路103は、AD変換器210を有しうる。AD変換器210は、例えば、バッファ増幅器209から出力されたアナログの信号をデジタル信号に変換するように配置されうる。
読み出し回路103から出力された信号は、信号処理部105に提供されうる。信号処理部105は、読み出し回路103から出力された信号を処理してコンピュータ30に供給するように構成されうる。信号処理部105は、図2に示されるように放射線撮像装置40に内蔵されてもよいし、放射線撮像装置40の外部装置として提供されてもよい。
駆動制御部44は、放射線撮像装置40全体の動作を制御し、例えば駆動回路102を制御する制御信号や読み出し回路103を制御する制御信号などを生成する。図2では駆動制御部44から各回路への接続を表す線を省略する。駆動回路102は、駆動制御部44からの制御信号に応じて、信号を読み出すべき行の画素PIXのスイッチ素子Tを導通状態にする。駆動制御部44が読み出し回路103を制御するための制御信号は、例えば、リセット信号RC、サンプルホールド信号SH、クロック信号CLKを含みうる。リセット信号RCは積分増幅器203のリセットスイッチを制御する信号、サンプルホールド信号SHはサンプルホールド回路205を制御する信号、クロック信号CLKはマルチプレクサ208を制御する信号である。
図3の等価回路図を参照して、バイアス電源42について説明する。バイアス電源42は、バイアス線Vsに流れる電流(以下、バイアス電流I_Vs)を検知し、該電流を表すバイアス電流信号VSDを電流情報として処理部43に提供する。すなわち、バイアス電源42はバイアス電流信号VSDを取得する取得部として機能しうる。バイアス電源42は、例えば、電流電圧変換アンプ310と、電圧増幅アンプ320と、フィルタ回路330と、AD変換器340とを含みうる。電流電圧変換アンプ310は、バイアス線Vsに流れる電流を電圧に変換する。電圧増幅アンプ320は、電流電圧変換アンプ310から出力される信号(電圧信号)を増幅する。フィルタ回路330は、電圧増幅アンプ320から出力された信号の帯域を制限するフィルタであり、例えば、ローパスフィルタでありうる。AD変換器340は、フィルタ回路330から出力された信号(アナログ信号値)をデジタル信号値に変換したバイアス電流信号VSDを処理部43に供給する。
バイアス電源42、具体的にはその電流電圧変換アンプ310は、バイアス線Vsに流れる電流を検知するほか、基準バイアス電位発生回路106から与えられる基準バイアス電位Vs_refに応じた電位をバイアス線Vsに供給する。電流電圧変換アンプ310は、トランスインピーダンスアンプでありうる。電流電圧変換アンプ310は、例えば、演算増幅器311と、演算増幅器311の反転入力端子(第2入力端子)と出力端子との間に配置されたフィードバック経路とを含む。演算増幅器311の非反転入力端子(第1入力端子)には、基準バイアス電位Vs_refが与えられる。フィードバック経路は、例えば、演算増幅器311の反転入力端子と出力端子とを抵抗Rfで短絡する経路を含みうる。抵抗Rfには、位相補償容量Cfが並列に接続されうる。電圧増幅アンプ320は、計装アンプ321と、ゲイン設定抵抗Rgとを含みうる。
図4のフローチャートおよび図5のタイミング図を参照して、放射線撮像装置40の動作を説明する。放射線撮像装置40の動作は、初期化動作と、蓄積動作と、読み出し動作と、を含む。初期化動作は、画素アレイ101の複数の画素PIXを行単位で初期化する動作である。蓄積動作は、画素アレイ101の各画素PIXにおいて放射線の照射によって発生する電荷を蓄積する動作である。読み出し動作は、画素アレイ101への放射線の照射によって画素アレイ101の各画素PIXに蓄積された電荷に応じた信号を画素アレイ101から読み出し、画像(画像信号)として出力する動作である。
初期化動作から蓄積動作へは、バイアス電源42から出力されるバイアス電流信号VSDに基づいて処理部43が放射線撮像装置40への放射線の照射の開始を検知することに応じて移行する。蓄積動作から読み出し動作へは、例えば、蓄積動作の開始から所定時間が経過したことに応じて移行してもよいし、バイアス電流信号VSDに基づいて処理部43が放射線撮像装置40への放射線の照射の終了を検知することに応じて移行してもよい。
ステップS410において、駆動制御部44は、初期化動作を開始する。初期化動作では、駆動制御部44は、第1行から最終行までの駆動線Gに循環的にオン電圧を供給するとともに、リセット信号RCをアクティブレベルにする動作を繰り返す。ここで、リセット信号RCがアクティブレベルにされると、積分増幅器203はボルテージフォロワ状態となり、基準電位Vref1が信号線Sigに供給される。この状態で、駆動線Gにオン電圧が供給された行のスイッチTが導通状態となり、変換素子201の容量Csに蓄積されていた電荷が初期化される。図4において、Vg(0)、Vg(1)、Vg(2)、・・・、Vg(Ys)、Vg(Ys+1)、・・・Vg(Y-1)は、画素アレイ101の第1行から最終行の駆動線Gに供給される駆動信号を示している。Yは画素アレイ101の行数、すなわち駆動線Gの本数を表す。かっこ内の数字は、画素アレイ101の一端から数えた行数を表す。最初の行を0番目とする。以下では、駆動制御部44が、ある駆動線Gに対して連続してオン電圧を供給する動作(すなわち、駆動信号をオフ電圧からオン電圧に切り替え、再びオフ電圧に切り替えるまでの動作)をこの駆動線Gに対する1回の初期化動作と呼ぶ。また、ある駆動線Gに対して初期化動作が開始されてから、この駆動線Gに対して次の初期化動作が開始されるまでの期間をフレームと呼ぶ。図4の例では、1フレームにY回の初期化動作が行われ、1回の初期化動作で1行の画素が初期化される。
初期化動作が繰り返し実行される期間において、バイアス電源42は、画素アレイ101への放射線の照射量に相関のある情報を検知し、該情報に対応する検知信号を処理部43に供給する。本実施形態では、バイアス電源42は、画素アレイ101への放射線の照射量に相関のある情報として、バイアス線Vsに流れる電流I_Vsを検知し、該情報に対応する検知信号として、該電流を示すバイアス電流信号VSDを処理部43に供給する。
初期化動作中に、ステップS420において、処理部43は、放射線の検知処理を行う。具体的に、処理部43は、バイアス電流信号VSDに基づいて放射線情報を算出し、この放射線情報に基づいて画素アレイ101への放射線の照射の開始を判定する。本実施形態では1回の初期化動作ごとに処理部43が1回の検知処理を行う場合を扱うが、処理部43は複数回の初期化動作ごとに1回の検知処理を行ってもよい。
駆動制御部44は、画素アレイ101への放射線の照射の開始が検知されるまで、初期化動作の反復を継続する(ステップS470)。駆動制御部44は、画素アレイ101への放射線の照射の開始を検知すると(ステップS420においてYES)、ステップS430において蓄積動作を開始する。すなわち、駆動制御部44は、放射線の照射の開始を検知すると(図4には、「照射開始検知」として示されている。)、初期化動作から蓄積動作に移行する。図5の例では、Ys番目の行で初期化動作が中止され、蓄積動作に移行する。ステップS420における検知処理の詳細については後述する。
蓄積動作中に、駆動制御部44は、ステップS440において、放射線の照射の終了を判定する。放射線の終了の判定方法は特に限定されない。例えば、蓄積動作の開始から所定時間が経過したことによって放射線の照射が終了したものと判定することができる。これに代えて、駆動制御部44は、バイアス電流信号VSDに基づいて画素アレイ101への放射線の照射の終了を検知することができる。
駆動制御部44は、画素アレイ101への放射線の照射が終了したと判定するまで蓄積動作を継続する(ステップS480)。駆動制御部44は、画素アレイ101への放射線の照射が終了したと判定すると(ステップS440においてYES)、ステップS450において、読み出し動作を開始する。すなわち、駆動制御部44は、放射線の照射が終了したと判定すると(図4には、「照射終了検知」として示されている。)、蓄積動作から読み出し動作に移行する。読み出し動作では、画素アレイ101の先頭行の画素から最終行の画素まで順番に信号が読み出される。
図6のタイミング図を参照して、放射線照射の有無の検出方法について詳細に説明する。図6は、図5で説明した初期化動作が行われる期間の一部に着目した図である。図6に示される期間において、放射線撮像装置40へ放射線が照射されないとする。そのため、バイアス電流に、放射線に起因する成分は含まれない。バイアス電流は、スイッチングノイズに起因する成分と、高周波の外来ノイズに起因する成分と、低周波の外来ノイズに起因する成分とを含む。スイッチングノイズとは、スイッチ素子Tの導通・非導通を切り替えることによってバイアス線Vsに流れる電流のことである。低周波の外来ノイズとは、商用電源から混入するノイズ(50~60Hz)や、筺体に圧力や衝撃が加えられた際に生じるノイズなどのように、周波数が低いノイズのことである。高周波の外来ノイズとは、例えば二次元検出器41に与えられた静電気などによって発生する周波数が高いノイズのことである。例えば、放射線撮像装置40の外装に印可された静電気がバッテリーなどを介して電気基板に伝わり、バイアス電源回路に大きな電流・電圧変動を発生させることがある。静電気による電流・電圧の変動は高周波でパルス状に発生するため、図6に示すように、オン電圧・オフ電圧の切り替え周期よりも短い期間に高周波の外来ノイズが発生する。
処理部43は、複数の駆動線Gのそれぞれについて、駆動線Gに連続してオン電圧が供給されている期間にバイアス線Vsを流れるバイアス線電流を表す信号値を取得する。i番目(0≦i≦Y-1)の駆動線Gに対するこの信号値をS(i)で表す。図6の例で、処理部43は、時刻t1~t4におけるバイアス線電流を表す信号値S(k)を取得する。また、処理部43は、i番目の駆動線Gにオン電圧を供給し終わってからi+1番目の駆動線Gにオン電圧を供給し始めるまでの期間(この期間には何れの駆動線Gにもオン電圧が供給されない)のバイアス線電流を表す信号値を取得する。S(i)とS(i+1)との間に取得されるこの信号値をN(i)で表す。図6の例で、処理部43は、時刻t4~t5におけるバイアス線電流を表す信号値N(k)を取得する。画素アレイ101に放射線が照射されている場合に、信号値S(i)は放射線に起因する成分を含む。そこで、処理部43は、信号値S(i)に基づいて放射線照射の有無を検出する。上述のように、信号値S(i)は様々なノイズ成分を含む。そこで、以下に説明する処理によって、処理部43は、信号値S(i)に含まれるノイズを低減する。
まず、高周波の外来ノイズを低減するための処理について説明する。処理部43は、複数の駆動線Gの少なくとも1つに連続してオン電圧が供給されている期間内の複数の時点のそれぞれにおいてバイアス線Vsに流れるバイアス電流を表す信号値を取得することによって、複数の信号値を取得する。処理部43は、得られた複数の信号値における外れ値を特定する。その後、処理部43は、複数の信号値のうち外れ値であると特定された信号値に基づかず外れ値以外の信号値に基づいて、画素アレイ101への放射線照射の有無を判定する。
以下、上記の処理について具体的に説明する。処理部43は、k番目の駆動線Gに連続してオン電圧が供給されている期間(図6では時刻t1~t2)の複数の時点(図6の例では5つ)のそれぞれにおいて、バイアス電流信号VSDの値を取得する。以下、この5つの値を信号値s(0)~s(4)と表す。また、1つの駆動線Gに連続してオン電圧が供給されている期間をオン期間と呼ぶ。1つのオン期間にバイアス電流信号VSDの値を取得する時点は5に限られず、他の個数であってもよい。
高周波の外来ノイズが印加されている時間(図の例では時刻t2~t3)は、1つのオン期間よりも短い。そのため、信号値S(k)と信号値N(k)との差分を取った場合に、低周波の外来ノイズは低減できるが、このような高周波の外来ノイズは低減できない。そのため、放射線照射の誤検知が発生する可能性がある。
高周波の外来ノイズが発生した時刻t2~t3に対して信号値s(3)が取得される。信号値s(3)は、他の信号値s(0)~s(2)及びs(4)と比較して統計的に有意に大きくなる。そこで、処理部43は、信号値s(3)を外れ値であると特定する。外れ値とは、統計用語であり、他の値から大きく外れた値のことである。
一例において、処理部43は、複数の信号値s(0)~s(4)のうち基準範囲に含まれない信号値S(3)を外れ値であると特定する。外来ノイズは負の極性を有しうるため、基準範囲は上限値だけでなく下限値を有していてもよい。この場合に、処理部43は、上限値以下かつ下限値以上の範囲に含まれない信号値を外れ値として特定する。
基準範囲は、複数の信号値s(0)~s(4)に基づいて統計的に決定されてもよい。例えば、複数の信号値s(0)~s(4)の平均値をμとし、標準偏差をσとすると、3σ法に従って、基準範囲はμ-3σ以上μ+3σ以下の範囲であってもよい。これに代えて、処理部43は、3σを標準偏差の他の倍数に設定してもよい。さらに、処理部43は、外れ値検定などの他の手法を用いて外れ値を特定してもよい。基準範囲は、複数の信号値s(0)~s(4)に基づかずに事前に決定されてもよい。
処理部43は、外れ値を特定した後、外れ値であると特定された信号値s(3)以外の信号値s(0)~s(2)及びs(4)に基づいて信号値S(k)を算出する。例えば、処理部43は、これらの信号値s(0)~s(2)及びs(4)の加算平均(すなわち、{s(0)+s(1)+s(2)+s(4)}/4))を信号値S(k)としてもよい。処理部43は、信号値s(0)~s(4)に外れ値が含まれない場合に、信号値s(0)~s(4)の加算平均を信号値S(k)とする。このように、外れ値の有無にかかわらず同一の演算処理でS(k)を行うことによって、異なるフレームに含まれるS(k)同士を比較することに対する影響が低減する。言い換えると、本実施形態で、処理部43は、複数の信号値s(0)~s(4)に外れ値が含まれない場合に複数の信号値に施す演算処理を、複数の信号値s(0)~s(4)のうち外れ値以外の信号値s(0)~s(2)及びs(4)に施す。処理部43は、これによって、画素アレイ101への放射線照射の有無を判定するための情報S(k)を生成する。
上述の処理で、処理部43は、信号値S(k)を生成するための複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値を除外した。処理部43は、信号値N(k)の生成においても同様の処理を行ってもよい。具体的に、処理部43は、複数の駆動線Gの何れにも連続してオン電圧が供給されていない期間内の複数の時点のそれぞれにおいてバイアス線に流れる電流を表す信号値n(0)~n(4)を取得することによって、複数の第2信号値を取得する。処理部43は、複数の信号値n(0)~n(4)における外れ値を特定する。その後、処理部43は、複数の信号値n(0)~n(4)のうち外れ値であると特定された信号値に基づかず外れ値以外の信号値に基づいて、信号値N(k)を算出する。以下に説明するように、信号値N(k)も画素アレイ101への放射線照射の有無を判定するために用いられる情報である。
上記の説明では、基準範囲の算出を、1つのオン期間における信号値s(0)~s(4)に基づいて行った。これに代えて、基準範囲は、高周波の外来ノイズが印加されていない状態で取得されたバイアス電流を元に予め設定された値であってもよいし、nフレーム前(nは任意の自然数)のデータを使用して算出されてもよい。信号値s(0)~s(4)の平均値の代わりに、nフレーム前のバイアス電流の値の1つを使用してもよい。処理部43は、静電気のような高周波の外来ノイズに起因する外れ値を特定する際に、同じ画素行のデータを使用しなくてもよく、同じフレーム又はnフレーム前の任意の別の画素行のバイアス電流の値を使用してもよい。また、処理部43は、統計的に基準範囲を設定するための平均値や標準偏差などのパラメータを同じフレーム及び同じ画素行のデータから算出しなくてもよく、パラメータごとに異なるフレームや異なる画素行のデータから算出してもよい。
続いて、低周波の外来ノイズを低減するための処理について説明する。低周波の外来ノイズは時間変動が少ないため、近い時刻に取得された信号値S(k)と信号値N(k)との差分を取ることによって低減される。そこで、処理部43は、以下の式の何れかに従って低周波の外来ノイズを低減する。信号値X1(k)は、低周波の外来ノイズが低減された放射線信号を表す。
X1(k)=S(k)-N(k)
X1(k)=S(k)-N(k-1)
X1(k)=S(k)-{N(k)+N(k-1)}/2
上記の式に代えて、処理部43は、X(k)を算出するためにS(k-1)やN(k-2)のような隣接しない駆動線Gに対する信号値を使用してもよいし、他の演算処理(四則演算や微積分)を行ってもよい。
続いて、スイッチングノイズを低減するための処理について説明する。スイッチングノイズの量は、スイッチ素子Tに供給される駆動信号がオン電圧であるかオフ電圧であるかによって異なり、駆動信号がどの駆動線Gに供給されるかによっても異なる。一方、スイッチングノイズの時間変動は小さい。そこで、処理部43は、上述のX1(k)から、1フレーム前に得られたX1(k)を減算することによってスイッチングノイズを低減する。具体的に、処理部43は、以下の式に従ってスイッチングノイズを低減する。信号値X2(k)は、スイッチングノイズが低減された放射線信号を表す。
X2(k)=X1(k)-(1フレーム前のX1(k))
このようにして得られるX2(k)では、高周波の外来ノイズ、低周波の外来ノイズ及びスイッチングノイズの何れも低減されている。処理部43は、X2(k)を所定の閾値と比較することによって、画素アレイ101に放射線が照射されているか否かを判定する。
電流電圧変換アンプ310の応答速度によっては、スイッチ素子Tの導通状態が切り替わってから、バイアス電流が変化するまでの遅延が無視できないことがある。このような場合に、処理部43は、スイッチ素子Tの導通からs(0)のサンプリングを開始する時間をシフトしてもよい。また、駆動信号がオン電圧に変化してからスイッチ素子Tが導通状態に切り替わるまで間は、放射線による信号が十分に出力されない。そこで、処理部43は、このような区間の信号値を無視してもよい。信号値N(k)の取得についても同様である。
AD変換器340のサンプル・ホールドタイミングが一定でない場合に、スイッチングノイズ波形のサンプリング位置にズレが生じことがある。そのため、異なるフレームの信号値S(k)及び信号値N(k)の差分を取った場合にノイズを生じることがある。特に、スイッチングノイズが放射線信号に比べて大きい場合に、わずかな位置ズレでも大きなノイズが生じる可能性がある。そこで、スイッチ素子Tの導通・非導通を切り替えるタイミングとAD変換器340のサンプル・ホールドタイミングの間の時間を同期してもよい。具体的に、駆動制御部44は、共通のクロックからスイッチ素子Tの導通・非導通を切り替えるタイミングと、AD変換器340のサンプル・ホールドタイミングを生成してもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る放射線撮像システムについて説明する。第2実施形態は、信号値S(k)及び信号値N(k)の算出方法が第1実施形態と異なる。他の点は同様であってもよいため、重複する説明を省略する。信号値N(k)の算出方法は信号値S(k)の算出方法と同様であってもよいため、以下では信号値S(k)の算出方法について説明する。
第1実施形態と同様に、複数の信号値s(0)~s(4)のうち信号値s(3)が外れ値として特定されたとする。第1実施形態では、外れ値以外の信号値s(0)~s(2)及びs(4)の算出平均を信号値S(k)とした。これに代えて、第2実施形態では、外れ値として特定された信号値s(k)を他の値s_subに置き換えた後に、外れ値がないものとして演算処理を行う。例えば、処理部43は、これらの信号値s(0)~s(2)及びs(4)並びにs_subの加算平均(すなわち、{s(0)+s(1)+s(2)+s(4)+s_sub}/5))を信号値S(k)としてもよい。処理部43は、信号値s(0)~s(4)に外れ値が含まれない場合に、信号値s(0)~s(4)の加算平均を信号値S(k)とする。このように、外れ値の有無にかかわらず同一の演算処理でS(k)を行うことによって、異なるフレームに含まれるS(k)同士を比較することに対する影響が低減する。言い換えると、本実施形態で、処理部43は、複数の信号値s(0)~s(4)に外れ値が含まれない場合に複数の信号値に施す演算処理を、外れ値であると特定された信号値s(3)を他の値s_subに置き換えた後の複数の信号値s(0)~s(4)に施す。これによって、処理部43は、画素アレイ101への放射線照射の有無を判定するための情報S(k)を生成する。
s_subは、nフレーム(nは任意の自然数)前に取得されたs(3)の値(すなわち、k番目の行のオン期間の4番目に得られた信号値)であってもよい。また、nフレーム(nは任意の自然数)前に取得されたs(k)の値であってもよい。これに代えて、s_subは、複数の信号値s(0)~s(4)のうち外れ値でないと特定された信号値(又はその一部の信号値)の算術平均(すなわち、{s(0)+s(1)+s(2)+s(4)}/4))であってもよい。
s_subは、複数の信号値s(0)~s(4)に基づかない事前に設定された値であってもよい。例えば、高周波の外来ノイズが印加されていない状態で取得された電流データを元に予め設定された値であってもよい。外れ値として特定された信号値が複数の場合に、それぞれの信号値について同一の値s_subが使用されてもよいし、信号値ごとに異なる値が使用されてもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る放射線撮像システムについて説明する。第3実施形態は、複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法が第1実施形態と異なる。他の点は同様であってもよいため、重複する説明を省略する。複数の信号値n(0)~n(4)における外れ値の特定方法は複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法と同様であってもよいため、以下では複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法について説明する。
第1実施形態及び第2実施形態で、処理部43は、信号値s(0)~s(4)に基づいて外れ値を特定した。第3実施形態で、処理部43は、信号値s(0)~s(4)の変化量に基づいて信号値s(0)~s(4)における外れ値を特定する。
放射線の照射時間は、通常、駆動信号のオン期間よりも長い。そのため、放射線の照射開始及び照射終了において、1つのオン期間に取得される複数の信号値s(0)~s(4)は、1回のみ大きく変化する。それに対して、高周波の外来ノイズの幅は駆動信号のオン期間よりも短いため、ノイズが発生すると、1つのオン期間に取得される複数の信号値s(0)~s(4)は、2回大きく変化する。
そこで、処理部43は、1つのオン期間において、複数の信号値s(0)~s(4)の変化量s’(i)=s(i)-s(i-1)が基準範囲に含まれるかどうかを判定する。ある変化量が基準範囲の上限値及び下限値の一方を超え、その後の変化量が上限値及び下限値の他方を超えた場合に、処理部43は、その間の信号値を外れ値として特定する。例えば、s(2)からs(3)への変化量が上限値を超え、s(3)からs(4)への変化量が下限値を超えた場合に、処理部43は、信号値s(3)を外れ値として特定する。外れ値を特定するための信号値の変化量の基準範囲の設定方法は、第1実施形態の信号値の基準範囲の設定方法と同様であってもよいため、重複する説明を省略する。
オン期間の開始直前又は終了間際に高周波の外来ノイズが印加された場合に、1つのオン期間において発生する信号値の大きな変化は1回のみの可能性がある。そのため、処理部43は、オン期間の開始直後又は終了間際において、1回の大きな変化のみが発生した場合であっても、信号値を外れ値として特定してもよい。
<第4実施形態>
第4実施形態に係る放射線撮像システムについて説明する。第4実施形態は、複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法が第1実施形態と異なる。他の点は同様であってもよいため、重複する説明を省略する。複数の信号値n(0)~n(4)における外れ値の特定方法は複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法と同様であってもよいため、以下では複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法について説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る放射線撮像装置40は、ノイズセンサ800を更に備える。ノイズセンサ800は、例えば静電気によるノイズを検知するための電界センサであり、処理部43に接続されている。処理部43は、ノイズセンサ800を用いて、放射線撮像装置40に発生しているノイズを検知する。
処理部43は、複数の信号値s(0)~s(4)の取得と同期して、ノイズセンサ800から複数の信号値e(0)~e(4)を取得する。複数の信号値e(0)~e(4)は、複数の信号値s(0)~s(4)に含まれる高周波の外来ノイズと同様のノイズを有する。そこで、処理部43は、複数の信号値e(0)~e(4)における外れ値を特定する。その後、処理部43は、複数の第3信号値e(0)~e(4)のうち外れ値であると特定された信号値e(3)に対応する信号値s(3)を外れ値であると特定する。信号値e(3)に対応する信号値s(3)とは、信号値e(3)と同期して取得された信号値s(3)のことである。外れ値を特定するための信号値e(0)~e(4)の基準範囲の設定方法は、第1実施形態の信号値s(0)~s(4)の基準範囲の設定方法と同様であってもよいため、重複する説明を省略する。
<第5実施形態>
第5実施形態に係る放射線撮像システムについて説明する。第5実施形態は、複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法が第1実施形態と異なる。他の点は同様であってもよいため、重複する説明を省略する。複数の信号値n(0)~n(4)における外れ値の特定方法は複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法と同様であってもよいため、以下では複数の信号値s(0)~s(4)における外れ値の特定方法について説明する。
第1実施形態で、処理部43は、基準範囲に含まれない信号値を外れ値として特定した。本実施形態で、処理部43は、1つのオン期間に取得された複数の信号値s(0)~s(4)のうち所定の個数又は所定の比率の信号値を外れ値であると特定する。
例えば、信号値S(k)及び信号値N(k)のサンプリング周波数をaHz(数MHz程度)とし、想定される高周波の外来ノイズの周波数をbHz(数MHz~数GHz)とする。この場合に、処理部43は、複数の信号値のうち外れ値として特定する信号値の個数Xを以下の式に従って算出する。
X=max{1,[a/b]}
ただし、max{}は引数のうちの小さくない方の表す関数であり、[]はフロア関数である。これに代えて、個数Xは事前に設定された値であってもよい。
想定される高周波の外来ノイズの周波数は、事前に設定されてもよいし、ノイズセンサ800から出力されたデータに基づいて算出されてもよい。処理部43は、このようにして決定された個数の信号値を、平均値からの距離が大きいものから順に外れ値として特定する。
上述の各実施形態の一部の動作は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD-ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10 放射線発生装置、20 放射線制御装置、30 コンピュータ、40放射線撮像装置

Claims (11)

  1. 放射線を電荷に変換する変換素子及び前記変換素子を信号線に接続するスイッチ素子を含む複数の画素が複数の行および複数の列を構成するように配列された画素アレイと、
    前記複数の画素の前記変換素子にバイアス電位を与えるためのバイアス線と、
    前記複数の画素の前記スイッチ素子の制御端子に、前記スイッチ素子を導通状態にするオン電圧を供給するための複数の駆動線と、
    ある1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給した後、時間をおいて、別の1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給することによって、前記複数の駆動線に循環的に前記オン電圧を供給する駆動部と、
    前記複数の駆動線の少なくとも1つに連続して前記オン電圧が供給されている期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第1信号値を取得することによって複数の第1信号値を取得し、前記複数の駆動線の何れにも連続して前記オン電圧が供給されていない期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第2信号値を取得することによって複数の第2信号値を取得する取得部と、
    前記複数の第1信号値における外れ値と前記複数の第2信号値における外れ値とを特定し、前記複数の第1信号値のうち外れ値であると特定された第1信号値と前記複数の第2信号値のうち外れ値であると特定された第2信号値とに基づかず外れ値以外の第1信号値と第2信号値とに基づいて、前記画素アレイへの放射線照射の有無を判定する処理部と、
    を備えることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記処理部は、前記複数の第1信号値のうち基準範囲に含まれない第1信号値を外れ値であると特定することを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記基準範囲は、前記複数の第1信号値に基づいて決定されることを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記処理部は、前記複数の第1信号値の変化量に基づいて前記複数の第1信号値における外れ値を特定することを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記処理部は、前記複数の第1信号値のうち所定の個数又は所定の比率の第1信号値を外れ値であると特定することを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記処理部は、前記複数の第1信号値に外れ値が含まれない場合に前記複数の第1信号値に施す演算処理を、前記複数の第1信号値のうち外れ値以外の第1信号値に施すことによって、前記画素アレイへの放射線照射の有無を判定するための情報を生成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記処理部は、前記複数の第1信号値に外れ値が含まれない場合に前記複数の第1信号値に施す演算処理を、外れ値であると特定された第1信号値を他の値に置き換えた後の前記複数の第1信号値に施すことによって、前記画素アレイへの放射線照射の有無を判定するための情報を生成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記演算処理は、加算平均を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の放射線撮像装置。
  9. 記放射線撮像装置は、ノイズを検知するためのセンサを更に備え、
    前記取得部は、前記複数の第1信号値の取得と同期して前記センサから複数の第3信号値を取得し、
    前記処理部は、
    前記複数の第3信号値における外れ値を特定し、
    前記複数の第3信号値のうち外れ値であると特定された第3信号値に対応する第1信号値を外れ値であると特定する
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記放射線撮像装置から出力される信号を処理するプロセッサと
    を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
  11. 放射線撮像装置の制御方法であって、前記放射線撮像装置は、
    放射線を電荷に変換する変換素子及び前記変換素子を信号線に接続するスイッチ素子を含む複数の画素が複数の行および複数の列を構成するように配列された画素アレイと、
    前記複数の画素の前記変換素子にバイアス電位を与えるためのバイアス線と、
    前記複数の画素の前記スイッチ素子の制御端子に、前記スイッチ素子を導通状態にするオン電圧を供給するための複数の駆動線と、
    ある1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給した後、時間をおいて、別の1つ以上の駆動線へ前記オン電圧を供給することによって、前記複数の駆動線に循環的に前記オン電圧を供給する駆動部と、を備え、
    前記制御方法は、
    前記複数の駆動線の少なくとも1つに連続して前記オン電圧が供給されている期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第1信号値を取得することによって複数の第1信号値を取得し、前記複数の駆動線の何れにも連続して前記オン電圧が供給されていない期間内の複数の時点のそれぞれにおいて前記バイアス線に流れる電流を表す第2信号値を取得することによって複数の第2信号値を取得する取得工程と、
    前記複数の第1信号値における外れ値と前記複数の第2信号値における外れ値とを特定し、前記複数の第1信号値のうち外れ値であると特定された第1信号値と前記複数の第2信号値のうち外れ値であると特定された第2信号値とに基づかず外れ値以外の第1信号値と第2信号値とに基づいて、前記画素アレイへの放射線照射の有無を判定する処理工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
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