JP7311236B2 - フォークリフトおよび荷置方法 - Google Patents
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Description
(i)角度変更部によってフォーク11を車体側に傾け(ティルトアップ)ながら荷Wを搬送し、荷置対象の棚Rの前で旋回して棚Rの方向に向き、荷Wを上昇させる(リフトUP)(図7i参照)。
(ii)次いで、角度変更部によってフォーク11を水平にする(ティルトダウン)(図7ii参照)。
(iii)次いで、前進し、棚Rの荷収納空間S内に荷Wを進入させる(図7iii参照)。
(iv)次いで、昇降部によって荷Wを下降させ(リフトダウン)棚Rに載置する(図7iv参照)。
(v)次いで、棚Rから後退し、パレットPからフォーク11を引き抜く(図7v参照)。
荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフトであって、
車輪と、
車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
フォークをマストに沿って昇降させる昇降部と、
荷が積載されていない状態において、フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度との間で、フォークの角度を変更する角度変更部と、 積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、
駆動部、昇降部および角度変更部を制御する荷置制御部と、を備え、
荷置制御部は、積載荷重が所定のしきい値よりも重い場合には、
フォークの角度をティルトアップ角度に保たせた状態で、荷収納空間にフォークを進入させ、
次いで、フォークの角度をティルトアップ角度に保たせた状態で、フォークを下降させ、
次いで、フォークの角度をティルトダウン角度に変更することにより、荷を棚に載置させる、ことを特徴とする。
荷置制御部が、積載荷重が所定のしきい値以下の場合には、
フォークの角度をティルトダウン角度に保たせた状態で、荷収納空間にフォークを進入させ、
次いで、フォークの角度をティルトダウン角度に保たせた状態で、荷を棚に載置させる。
昇降部が、作動油によって伸縮するリフトシリンダであって、
フォークリフトは、
作動油を収容するタンクと、
タンクとリフトシリンダと間の油圧を検出する油圧センサと、をさらに備え、
重量判定部が、油圧センサによって検出された油圧に基づいて、積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する。
荷置制御部が、フォークリフトが荷置位置の前で棚の方向に旋回するときに重量判定部によって判定された結果に基づいて、駆動部、昇降部および角度変更部を制御する。
左右一対のリーチレグと、
マストをリーチレグに沿って前後方向に移動させるリーチシリンダと、をさらに備え、
荷置制御部は、さらに、リーチシリンダを制御して、フォークを前後方向に移動させる。
荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフト用の荷置方法であって、
フォークリフトが、
車輪と、
車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
フォークをマストに沿って昇降させる昇降部と、
荷が積載されていない状態において、フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度との間で、フォークの角度を変更する角度変更部と、 積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、を備え、
積載荷重が所定のしきい値よりも重い場合には、
フォークの角度をティルトアップ角度に保たせた状態で、荷収納空間にフォークを進入し、
次いで、フォークの角度をティルトアップ角度に保たせた状態で、フォークを下降し、
次いで、フォークの角度をティルトダウン角度に変更することにより、荷を棚に載置する、ことを特徴とする。
積載荷重が所定のしきい値以下の場合には、
フォークの角度をティルトダウン角度に保たせた状態で、荷収納空間にフォークを進入し、
次いで、フォークの角度をティルトダウン角度に保たせた状態で、フォークを下降させて荷を棚に載置する。
昇降部が、作動油によって伸縮するリフトシリンダであって、
フォークリフトが、
作動油を収容するタンクと、
タンクとリフトシリンダと間の油圧を検出する油圧センサと、をさらに備え、
重量判定部が、油圧センサによって検出された油圧に基づいて、積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定し、
荷置方法は、フォークリフトが荷置位置の前で棚の方向に旋回するときに重量判定部によって判定された結果に基づいて、フォークリフトの荷置動作を決定する。
まず、フォークリフトFの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るフォークリフトFを示す側面図であり、図2は、当該フォークリフトFを示す平面図である。フォークリフトFは、自律して走行および荷役することができる無人フォークリフトである。図1に示すように、フォークリフトFは、左右一対の前輪1と、後輪2と、車体3と、駆動部4と、レーザスキャナ6と、を備えている。前輪1は、従動輪であって、後輪2は、駆動輪である。駆動部4は、後輪2と連結されており、後輪2を駆動させる。レーザスキャナ6は、車体3の上方に設けられている。レーザスキャナ6は、水平に回転しながらレーザーを周囲に照射するとともに施設内に配置された反射板によって反射されたレーザーを受け取ることにより、いずれの回転角度でレーザーが反射されたのかを認識することにより、反射板とフォークリフトFとの位置関係を取得する。
次に、図4~図6を参照して、フォークリフトFの荷置方法について具体的に説明する。
(i)角度変更部16によってフォーク11をティルトアップさせた状態で、リフトシリンダ12によってフォーク11を上昇させ(図5i参照)、
(ii)次いで、角度変更部16によってフォーク11をティルトアップさせた状態で、駆動部4によって後輪2を駆動させフォークリフトFを前進させるとともにリーチシリンダ15によってマスト8を前方に移動させることにより、荷Wを荷収納空間Sに進入させ(図5ii参照)、
(iii)次いで、角度変更部16によってフォーク11をティルトアップさせた状態で、リフトシリンダ12によってフォーク11を下降させパレットPの下面を棚Rの載置面に接触させ(図5iii参照)、
(iv)次いで、角度変更部16によってフォーク11をティルトダウンさせて、棚RにパレットPを載置し(図5iv参照)、
(v)次いで、駆動部4によって後輪2を駆動させフォークリフトFを後退させるとともにリーチシリンダ15によってマスト8を後方移動させることにより、パレットPからフォーク11を引き抜く(図5v参照)。
(i)角度変更部16によってフォーク11をティルトアップさせた状態で、リフトシリンダ12によってフォーク11を上昇させ(図6i参照)、
(ii)次いで、角度変更部16によってフォーク11をティルトダウンさせて(図6ii参照)、
(iii)次いで、駆動部4によって後輪2を駆動させフォークリフトFを前進させるとともにリーチシリンダ15によってマスト8を前方に移動させることにより、荷Wを荷収納空間Sに進入させ(図6iii参照)、
(iv)次いで、リフトシリンダ12によってフォーク11を下降させパレットPを棚Rに載置し(図6iv参照)、
(v)次いで、駆動部4によって後輪2を駆動させフォークリフトFを後退させるとともにリーチシリンダ15によってマスト8を後方移動させることにより、パレットPからフォーク11を引き抜く(図6v参照)。
R 棚
S 荷収納空間
W 荷
P パレット
1 前輪
2 後輪
3 車体
4 駆動部
6 レーザスキャナ
8 マスト
8a アウタマスト
8b インナマスト
9 バックレスト
10 リフトブラケット
11 フォーク
12 リフトシリンダ
13 キャリッジ
14 リーチレグ
15 リーチシリンダ
16 角度変更部
17 タンク
18 油圧センサ
20 制御部
21 重量判定部
22 位置特定部
23 荷置制御部
Claims (6)
- 荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフトであって、
車輪と、
前記車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
前記フォークを前記マストに沿って昇降させる昇降部と、
前記荷が積載されていない状態において、前記フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度のいずれかに前記フォークの角度を切り替える角度変更部と、
積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、
前記駆動部、前記昇降部および前記角度変更部を制御する荷置制御部と、を備え、
前記角度変更部は、前記荷積載時における前記棚までの走行時は、前記ティルトアップ角度を維持するよう構成されており、
前記荷置制御部は、
前記積載荷重が前記所定のしきい値を超えているか否かに基づいて、前記荷収納空間に前記フォークを進入させる際の前記角度変更部による前記フォークの角度切り替え動作を異ならせるよう構成されており、
前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重い場合には、前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に維持した状態で、前記荷収納空間に前記フォークを進入させ、
前記積載荷重が前記所定のしきい値以下の場合には、前記フォークの角度を前記ティルトダウン角度に切り替えさせた後、前記荷収納空間に前記フォークを進入させる、ことを特徴とするフォークリフト。 - 前記昇降部は、作動油によって伸縮するリフトシリンダであって、
前記フォークリフトは、
前記作動油を収容するタンクと、
前記タンクと前記リフトシリンダと間の油圧を検出する油圧センサと、をさらに備え、
前記重量判定部は、前記油圧センサによって検出された前記油圧に基づいて、前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重いか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。 - 荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフトであって、
車輪と、
前記車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
前記フォークを前記マストに沿って昇降させる昇降部と、
前記荷が積載されていない状態において、前記フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度との間で、前記フォークの角度を変更する角度変更部と、
積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、
前記駆動部、前記昇降部および前記角度変更部を制御する荷置制御部と、を備え、
前記荷置制御部は、
前記フォークリフトが荷置位置の前で前記棚の方向に旋回するときに前記重量判定部によって判定された結果に基づいて、前記駆動部、前記昇降部および前記角度変更部を制御するよう構成されており、
前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重い場合には、
前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に保たせた状態で、前記荷収納空間に前記フォークを進入させ、
次いで、前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に保たせた状態で、前記フォークを下降させ、
次いで、前記フォークの角度を前記ティルトダウン角度に変更することにより、前記荷を前記棚に載置させる
ことを特徴とするフォークリフト。 - 左右一対のリーチレグと、
前記マストを前記リーチレグに沿って前後方向に移動させるリーチシリンダと、をさらに備え、
前記荷置制御部は、さらに、前記リーチシリンダを制御して、前記フォークを前後方向に移動させることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のフォークリフト。 - 荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフト用の荷置方法であって、
前記フォークリフトは、
車輪と、
前記車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
前記フォークを前記マストに沿って昇降させる昇降部と、
前記荷が積載されていない状態において、前記フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度のいずれかに前記フォークの角度を切り替える角度変更部と、
積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、を備え、
前記荷積載時における前記棚までの走行時は、前記ティルトアップ角度を維持するよう構成されており、
前記荷置方法は、
前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重い場合には、前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に維持した状態で、前記荷収納空間に前記フォークを進入させ、
前記積載荷重が前記所定のしきい値以下の場合には、前記フォークの角度を前記ティルトダウン角度に切り替えさせた後、前記荷収納空間に前記フォークを進入させる、
ことを特徴とする荷置方法。 - 荷収納空間を有する棚に自律して荷を載置することができるフォークリフト用の荷置方法であって、
前記フォークリフトは、
車輪と、
前記車輪を駆動させる駆動部と、
マストと、
フォークと、
前記フォークを前記マストに沿って昇降させる昇降部と、
前記荷が積載されていない状態において、前記フォークの先端が持ち上がった状態のティルトアップ角度と、水平状態のティルトダウン角度との間で、前記フォークの角度を変更する角度変更部と、
積載荷重が所定のしきい値よりも重いか否かを判定する重量判定部と、を備え、
前記昇降部は、作動油によって伸縮するリフトシリンダであって、
前記フォークリフトは、
前記作動油を収容するタンクと、
前記タンクと前記リフトシリンダと間の油圧を検出する油圧センサと、をさらに備え、
前記重量判定部は、前記油圧センサによって検出された前記油圧に基づいて、前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重いか否かを判定し、
前記荷置方法は、
前記フォークリフトが荷置位置の前で前記棚の方向に旋回するときに前記重量判定部によって判定された結果に基づいて、前記フォークリフトの荷置動作を決定し、
前記積載荷重が前記所定のしきい値よりも重い場合には、
前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に保たせた状態で、前記荷収納空間に前記フォークを進入し、
次いで、前記フォークの角度を前記ティルトアップ角度に保たせた状態で、前記フォークを下降し、
次いで、前記フォークの角度を前記ティルトダウン角度に変更することにより、前記荷を前記棚に載置することを特徴とする荷置方法。
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JP2021080355A JP7311236B2 (ja) | 2021-05-11 | 2021-05-11 | フォークリフトおよび荷置方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021080355A Active JP7311236B2 (ja) | 2021-05-11 | 2021-05-11 | フォークリフトおよび荷置方法 |
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