JP7296251B2 - 内燃機関のegr装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、シリンダヘッドにEGR内部通路を形成しているEGR装置に関するものである。
自動車用を初めとした内燃機関では、排気ガスの一部(EGRガス)を吸気系に還流させることが行われている。その場合、排気ガスが流れるEGR通路の態様としては、特許文献1に開示されているように、EGR通路の全体をシリンダヘッドの外側に露出したEGRパイプで構成する場合と、特許文献2に開示されているように、EGR通路の全体又は一部をシリンダヘッドにEGR内部通路として形成する場合とがある。
そして、特許文献1では、EGRパイプの中途部にEGRバルブを配置して、EGRバルブよりも下流側にEGRクーラ等からなる改質器を設けた場合において、改質器の高さを排気管とEGRパイプとの接続部よりも高くすることにより、改質器の内部に凝縮水が溜まることを防止することが開示されている。
また、特許文献3には、特許文献2と同様にシリンダヘッドにEGR内部通路を形成するにおいて、EGR内部通路を、シリンダヘッドの下面近くに配置された水平状部と、水平状部のうち吸気側の端部から上向きに立ち上がった起立部とで構成して、起立部の上端にEGRクーラを接続することが開示されている。
特開2014-240636号公報 特開2011-074890号公報 特開2016-125404号公報
特許文献2,3のように、シリンダヘッドにEGR内部通路を形成すると、内燃機関をコンパクト化できると共に、シリンダヘッドに形成されているウォータジャケットを利用して排気ガスの冷却を促進できる利点があるが、本願発明者が検討したところ、改良の余地があることが判明した。
すなわち、特許文献2では、EGR内部通路は、排気側面に開口した部分から段落ちした状態で吸気側面に向かっており、高さが高い部分にEGRバルブを配置しているが、EGR内部通路のうち段落ちした部分に凝縮水が溜まりやすくなっていることが判明した。
他方、特許文献3では、EGR内部通路の始端は排気ターボ過給機のタービンハウジングに開口しているが、EGR内部通路は、タービンハウジングからいったん下方に向かってから上向きに姿勢を変えており、下向きに凹んだ部分を有しているため、下向きに凹んだ部分に凝縮水が溜まりやすくなっているといえる。
本願発明はこのような状況を背景にして成されたものであり、シリンダヘッドにEGR内部通路を設けつつ、EGR内部通路に凝縮水が溜まることを防止しようとするものである。
本願発明は、請求項1のとおり、
「シリンダヘッドのうちタイミングスプロケット配置部と反対側の後端部に、排気側面に開口した入り口と吸気側面に開口した出口とを有するEGR内部通路が形成されており、前記EGR内部通路の中途部にEGRバルブを配置している」
という基本構成において、
「前記EGR内部通路は、前記シリンダヘッドの下部に位置すると共に始端を前記シリンダヘッドの排気側面に開口させて前記吸気側面に向けて延びる第1部分と、前記第1部分の終端部に連通して上向きに延びる第2部分と、前記第2部分の上端部に連通して前記吸気側面に向かう斜め下向きの第3部分とで構成されており、
前記第1部分の終端と前記第2部分の下端とは互いに連通した状態でクランク軸線方向にオフセットされ、前記第2部分の上端に前記EGRバルブを配置している」
という構成を付加している。
本願発明は請求項2の発明も含んでおり、この発明は、請求項1において、
「前記第1部分はカム軸線方向から見て前記シリンダヘッドの下面と平行に形成されており、内燃機関が排気側面を前傾させたスラント型であることにより、前記第1部分は始端が低くて終端が高くなるように傾斜している」
という構成になっている。
EGRバルブは、軸方向に往復動するロッドに弁体を設けた構造が一般的であり、特許文献2では、ロッドをクランク軸線方向に長い姿勢にして配置されているが、本願発明でも、特許文献2の同じ姿勢で配置するのが好ましい(ロッドを上下方向に長い姿勢とすることも可能であるが、この場合は、EGRバルブがヘッドカバーと干渉するため、ヘッドカバーを設計変更せねばならなくなる。)。
本願発明では、EGR内部通路の始端はシリンダヘッドの排気側面に開口して、EGR内部通路の終端はシリンダヘッドの吸気側面に開口しているため、EGR内部通路のうち第1部分及び第2部分で発生した凝縮水は第1部分の始端から排気系に流下して、第3部分で発生した凝縮水は、当該第3部分の終端から吸気系(例えばサージタンク)に流下する。従って、凝縮水がEGR内部通路に溜まることはない。これにより、シリンダヘッドの腐食のような問題を防止できる。
また、第1部分と第2部分とがオフセットされているため、EGRガスが第1部分から第2部分に流れるにおいて、EGRガスが2回方向変換することになるが、この方向変換の際にEGRガスが通路の内面に衝突することにより、EGRガスに含まれている油分やデポジット類を通路に付着させて、油分やデポジット類がEGRバルブの作動部に進入することを抑制できる。その結果、EGRバルブが作動不良に至ることを防止又は大幅に抑制できる。
特に、実施形態のように第1部分と第2部分とを直交させると、通路の内面に対するEGRガスの衝突効果が高くなるため、EGRガスから油分やデポジットを除去する機能を向上できて好適である。
第1部分から凝縮水が排気系に排出させることを確実化するには、第1部分をその始端に向けて低くなるように傾斜させるのが有益であるが、請求項2のように排気側面を前傾させたスラント型内燃機関に適用すると、EGR通路をシリンダヘッドの下面と平行に形成しつつ、凝縮水の流れ落ちを確実化できる。
シリンダヘッドの内部には冷却水ジャケットが形成されており、冷却水ジャケットを経由した冷却水は、シリンダヘッドの後部に設けた冷却水通路を経由して排出されるが、本願発明では、EGR内部通路の第1部分と第2部分とがL型に繋がっているため、冷却水通路に沿って流れる長さを長くして、冷却水通路を利用した冷却性を向上できる。
従って、EGRクーラを無くしたり小型化したりすることが可能になって、コストの抑制に貢献できる。また、EGRバルブに至る排気ガスの温度をできるだけ低減させることができるため、EGRバルブに掛かる熱負荷を抑制して、EGRバルブの耐久性向上にも貢献できる。
シリンダヘッドをタイミングスプロケットと反対側から見た発明図である。 要部の破断斜視図である。 EGR内部通路の第1部分及び第2部分が現れるように破断した斜視図である。 前後方向の異なる部分を併せて表示した要部の縦断背面図であり、図5のIV-IV視断面図である。 図1及び図4の V-V視断面図である。 図4の部分拡大図である。
次に、本願発明を自動車用内燃機関に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、前後方向はクランク軸線方向(カム軸線方向)であり、左右方向は、クランク軸線及びシリンダボア軸線と直交した方向である。前と後ろについては、タイミングチェーンを巻き掛けたタイミングスプロケットが配置されている側を前としている。図1~4に方向を明示している。
(1).概要
シリンダヘッドの基本構造は従来と同様であり、平面視においてカム軸方向に長い略長方形の形態を成しており、図2に示すように、上向きに開口した凹所1が形成されている。従って、凹所1を囲う排気側壁2、吸気側壁3、後ろ壁4、前壁(図示せず)が形成されていて、凹所1には、点火プラグを挿入する筒状ボス5が中心線に沿って複数個形成されている。筒状ボス5と側壁2,3とは、カム軸の下半部が嵌まる軸受部6によって繋がっている。
シリンダヘッドの上面には、ヘッドカバー(図示せず)が固定される。従って、各壁2,3,4には、タップ穴7を有するボス部8が多数形成されている。
シリンダヘッドの後面には、冷却水制御部9が突設されており、冷却水制御部9に、冷却水ジャケット(図示せず)に連通した第1及び第2の左右2つの冷却水通路10,11が形成されている。冷却水通路10,11は冷却水制御部9の後面12に開口しており、図1に示すように、冷却水制御部9の後面12には、第1冷却水通路10を塞ぐ第1カバー13と、第2冷却水通路11を塞ぐ第2カバー14とが固定されており、これら両カバー13,14に通水ポート15が形成されている。
本願発明との関連は薄いので詳述はしないが、通水ポート15は、ラジエータへの送りと戻り、ヒータへの送りと戻り、ウォータポンプへの送りなどに分かれている。第1カバー13には、ラジエータへの通水を制御するサーモ弁が固定されている。
図2,3に示すように、シリンダヘッドの吸気側面16には、各気筒に対応した吸気ポート17が開口しており、吸気ポート17の上方には、一対ずつのインジェクタ取り付け穴18が開口している。吸気側面16のうち吸気ポート17が開口している部分(吸気マニホールドが重なる部分)は、下に向けて外側にずれるように傾斜している。
図示は省略するが、シリンダヘッドの内部のうち排気側面に寄った部位には、各排気ポートから排出された排気ガスが集まる排気集合通路を形成しており、排気側面には、1つの排気出口が開口している。排気出口には、排気ターボ過給機を介して又は介することなく触媒ケース(マニバータ)が接続されており、触媒ケースの出口に排気管が接続されている。なお、図1,4,6で示す符号19は、カムキャップである。
そして、触媒ケースの下流部などに、EGR通路の一部を構成するEGRパイプ(図示せず)が接続されており、EGRパイプに取り出されたEGRガスは、シリンダヘッドに設けたEGR内部通路20を経由して吸気マニホールドに送られる。以下、EGR内部通路20を説明する。
(2).EGR内部通路及びEGRバルブ
図1にEGR内部通路20の全体を点線で示しているが、この図1から理解できるように、EGR内部通路20は、シリンダヘッドの下端部において左右方向に長く延びる第1部分21と、第1部分21の終端(下流端)と連通して上向きに立ち上がった第2部分22と、第2部分22の上端部と連通して斜め下向きに向かって吸気側面16に開口した後傾姿勢の第3部分23とで構成されており、第1部分21と第2部分22とは、ほぼ直交している。また、図5から理解できるように、第1部分21と第2部分22とは、第1部分21が後ろに位置して第2部分22が手前に位置するように、前後方向(クランク軸線方向)にオフセットされている(ずらしている。)。
第1部分21と第2部分22とはドリル加工によって形成されており、第1部分21の始端はシリンダヘッドの排気側面24に開口している。そして、既述のEGRパイプは、図示しない継ぎ手を介して第1部分21の始端に接続されている。
図1では、シリンダヘッドを背面視で水平姿勢のように描いているが、本実施形態の内燃機関は、シリンダボアを鉛直線に対して若干の角度θだけ前傾(スラント)させている。従って、シリンダヘッドの下面25は、図1に一点鎖線で示すように、排気側が吸気側よりも低くなるように傾斜している(図6では、実際の姿勢のとおりの斜姿勢に描いている。)。そして、第1部分21はシリンダヘッドの下面25と平行に形成されているため、第1部分21は、終端から始端に向けて低くなるように前傾している。
図2に明示するように、第1部分21は、左右の冷却水通路10,11に露出した横長ボス部26の箇所に形成されている。従って、第1部分21を通る排気ガスは、冷却水通路10,11を通る冷却水によって効率良く冷却される。この点、本実施形態の大きな利点の一つである。
第2部分22は、シリンダヘッドに上方からドリル加工を施すことによって形成しており、図5に示すように、第2部分22は第1部分21よりも手前側にずれている。また、冷却水通路10,11は後ろ壁4の下方まで入り込んでおり、第1部分21は後ろ壁4の下方に位置して、第2部分22は後ろ壁4よりも前側に位置している。従って、第2部分22は凹所1において上向きに開口しており、上端はボール製のプラグ27で塞がれている。
冷却水制御部9の後面12のうち後部でかつ上寄りの部位に、EGRバルブ29が固定されている。EGRバルブ29は、ロッド30を内蔵したボデー31と、ボデー31に固定されたソレノイドユニット32とを有しており、ロッド30は前後長手の水平姿勢に配置されている。ソレノイドユニット32には、ケーブルが接続されるコネクタ33を設けている。
そして、EGRバルブ29のボデー31には、ロッド30を摺動自在に内蔵した弁座筒部34が一体に形成されており、シリンダヘッドに、弁座筒部34が挿入される取り付け穴35が、第2部分22の上端と連通するように形成されている。第3部分23は第2部分22よりも後ろにずれて形成されているが、第3部分23の始端(上端)と取り付け穴35とが連通している。
また、弁座筒部34のうち第3部分23の始端と重なる部位には、外周面に開口した外向き環状溝36と、この外向き環状溝36と内部とに開口した連通穴37とが形成されている。ロッド30の先端部には、先広がりテーパ状の弁体38が一体に形成されている一方、弁座筒部34の先端部にも先広がりの弁座39が一体に形成されている。従って、ロッド30が前進すると、EGRガスは、弁座筒部34の内部と連通穴37とを介して第2部分22から第3部分23に流れる。
EGRバルブ29の連通穴37は環状溝36と連通しているため、連通穴37の位置に関係なく、EGRガスを第3部分23に流し込むことができる。なお、第3部分23は、ドリル加工によって形成してもよいし、鋳造によって形成してもよい(図示の例は鋳造で形成している。)。
(3).まとめ
以上のとおり、EGR内部通路20は、EGRバルブ29の取り付け穴35を頂点として、第1部分21の始端と第3部分23の終端とが最も低くなっている。従って、第1部分21又は第2部分22で凝縮水が発生した場合は、その凝縮水は第1部分21の始端に流れて排気系(排気管)に流下する。従って、凝縮水がシリンダヘッドに留まって腐食の原因になるようなことはない。
第3部分23に凝縮水が発生した場合は、その凝縮水は吸気マニホールドのサージタンクに滴下するため、シリンダヘッドが腐食しやすくなるといった不具合は生じない。また、サージタンクは合成樹脂製であるため、サージタンクに溜まっても腐食の問題は生じない。
また、第1部分21と第2部分22とはL形に接続されており、第1部分21は両冷却水通路10,11の下方に位置して、第2部分22は第2冷却水通路11の外側に位置しているため、排気ガスは、第1部分21と第2部分22とを通る過程で、冷却水通路10、11を通る冷却水によって冷却される。これにより、EGRクーラを不要としたり小型化したりすることが可能になって、内燃機関のコンパクト化に貢献できる。
特に、第1部分21を、両冷却水通路10,11に露出した横長ボス部26を設けることによって形成すると、冷却水との接触面積を増大できるため、既述のとおり、排気ガスの冷却性能を向上できる。第2部分22についても、第2冷却水通路11に露出した平断面視円弧状のボス部の箇所に形成すると、冷却水との接触面積を増大できて冷却性を向上できる。
本実施形態では、EGRバルブ29はEGR内部通路20の終端寄り部位に配置されているため、EGRバルブ29には、冷却水によって降温した排気ガスが到達する。従って、EGRバルブ29の熱負荷を抑制して、耐久性を向上させることができる。
図3に示すように、シリンダヘッドの吸気側面16には、第3部分23が露出する凹部40が形成されている。EGR内部通路20の第3部分23に拡散パイプを接続して、拡散パイプの先端をサージタンクの内部に入り込ませてもよい。
本実施形態のように、第1部分21と第2部分22とを前後方向にオフセットさせると、EGRガスは、第1部分21から第2部分22に流れるにおいて2回方向変換するため、EGRガスに含まれていた油分やデポジット類が両部分21,22の連接部内面に付着する機会が増大して、油分やデポジット類がEGRバルブ29の作動部に進入することを大幅に抑制できる。その結果、EGRバルブ29の円滑な作動を維持して、EGRガス制御の確実性を向上できる。
また、排気ガスの直進性を抑制できるため、排気ガスが惰性で流れることを防止して、EGRバルブ29の応答性を向上できる利点もある。第1部分21と第2部分22とを直交させると、それら第1部分21及び第2部分22をドリル加工で形成するにおいて、ドリルはシリンダヘッドの表面に対して直交した姿勢になるため、ドリルの滑りを防止して高い精度で加工できる。
また、第2部分22は、EGRバルブ29の差し込み深さとの関係で、シリンダヘッドの後面12よりもある程度手前に配置せねばならないのに対し、第3部分23は、吸気ポート17に干渉しないように後ろに配置されるため、第2部分22と第3部分23も前後方向にオフセットされているが、実施形態のように、第2部分22と第3部分23とを取り付け穴35によって連通させると、付加的な加工を要することなく、第3部分23と第2部分22との配置位置のずれに対応できる。
本願発明は、他にも様々に具体化できる。
本願発明は、内燃機関のEGR装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 シリンダヘッドの凹所
2,3,4 リンダヘッドの壁
9 冷却水制御部
10,11 冷却水通路
12 シリンダヘッドの後面
13,14 カバー
16 吸気側面
17 吸気ポート
20 EGR内部通路
21 第1部分
22 第2部分
23 第3部分
29 EGRバルブ
30 ロッド
31 ボデー
32 ソレノイドユニット
34 弁座筒部
35 取り付け穴
37 連通穴
38 弁体
39 弁座

Claims (2)

  1. シリンダヘッドのうちタイミングスプロケット配置部と反対側の後端部に、排気側面に開口した入り口と吸気側面に開口した出口とを有するEGR内部通路が形成されており、前記EGR内部通路の中途部にEGRバルブを配置している構成であって、
    前記EGR内部通路は、前記シリンダヘッドの下部に位置すると共に始端を前記シリンダヘッドの排気側面に開口させて前記吸気側面に向けて延びる第1部分と、前記第1部分の終端部に連通して上向きに延びる第2部分と、前記第2部分の上端部に連通して前記吸気側面に向かう斜め下向きの第3部分とで構成されており、
    前記第1部分の終端と前記第2部分の下端とは互いに連通した状態でクランク軸線方向にオフセットされ、前記第2部分の上端に前記EGRバルブを配置している、
    内燃機関のEGR装置。
  2. 前記第1部分はカム軸線方向から見て前記シリンダヘッドの下面と平行に形成されており、内燃機関が排気側面を前傾させたスラント型であることにより、前記第1部分は始端が低くて終端が高くなるように傾斜している、
    請求項1に記載した内燃機関のEGR装置。
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