JP7251353B2 - 車両用キャニスタの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用キャニスタの取付構造に関する。
自動車等の車両には車両用キャニスタが設けられており、車両用キャニスタは、燃料タンクから大気中に漏出する蒸発燃料を吸着して、燃料に含まれる炭化水素(HC)等が大気に放出されることを防止する機能を有する。
車両用キャニスタは、例えば、エンジンルーム内において内燃機関の近傍のダッシュパネル等にブラケットを介して取付けられている。従来のこの種の車両用キャニスタの取付構造としては、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1記載される車両用キャニスタの取付構造は、車両用キャニスタをダッシュパネルに取付けるためのブラケットを有し、ブラケットは、ダッシュパネルに固定される基板部と、基板部に設置され、上下方向に延びる左右一対の突出板部を有する。
車両用キャニスタは、一対の突出板部の間に挿入される取付部を有し、車両用キャニスタをブラケットに対して上方から下方にスライドさせることにより、取付部が突出板部の間に挿入され、ブラケットに車両用キャニスタが組付けられる。
特開2014-156830号公報
このような従来の車両用キャニスタの取付構造にあっては、車両用キャニスタをブラケットに対して上方から下方にスライドさせる必要があるので、車両用キャニスタの上方に車両用キャニスタの組付け用の空間を確保する必要がある。このため、車両用キャニスタを自由な位置に設置するために改善の余地がある。
また、車両用キャニスタをブラケットに組付ける際に作業者が車両用キャニスタを把持し続ける必要があり、車両用キャニスタをブラケットに組付ける作業の作業性を向上させる余地がある。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、車両用キャニスタの設置位置の自由度を向上させ、かつ、車両に対する車両用キャニスタの組付作業の作業性を向上できる車両用キャニスタの取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、第1の嵌合部および第2の嵌合部を有する車両用キャニスタと、前記第1の嵌合部が嵌合される第1の被嵌合部と、前記第2の嵌合部が嵌合される第2の被嵌合部とを有し、前記車両用キャニスタを車体パネルに取付けるブラケットとを備えた車両用キャニスタの取付構造であって、前記第1の嵌合部は、前記車両用キャニスタの側壁から前記ブラケットに向かって突出し、その下端が下方に屈曲される上側爪部を有し、前記第1の被嵌合部は、前記車両用キャニスタに対向する前記ブラケットの側壁から前記車両用キャニスタに向かって突出するとともに、その上端が上方に屈曲し、前記上側爪部に噛み合う下側爪部と、前記下側爪部の上方に弾性変形自在に設けられ、前記上側爪部に接触可能なストッパ部とを有し、前記第2の嵌合部は、前記第1の嵌合部を前記第1の被嵌合部の周りに搖動させることによって前記第2の被嵌合部と嵌合される構造であることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、車両用キャニスタの設置位置の自由度を向上させ、かつ、車両に対する車両用キャニスタの組付作業の作業性を向上できる。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、車両用キャニスタとブラケットの斜視図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、車両用キャニスタとブラケットの左側面図である。 図3は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、車両用キャニスタとブラケットの上面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、車両用キャニスタを左後斜め上方から見た斜視図である。 図5は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、車両用キャニスタの後面図である。 図6は、図5のVI-VI方向矢視断面図である。 図7は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、ブラケットを左前斜め上方から見た斜視図である。 図8は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図であり、ブラケットの正面図である。 図9は、図8のIX-IX方向矢視断面図である。 図10は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタをブラケットに組付ける方法を示す図であり、車両用キャニスタをブラケットに仮保持する直前の状態を示す。 図11は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタをブラケットに組付ける方法を示す図であり、車両用キャニスタをブラケットに組付けた状態を示す。
本発明の一実施の形態に係る車両用キャニスタの取付構造は、第1の嵌合部および第2の嵌合部を有する車両用キャニスタと、第1の嵌合部が嵌合される第1の被嵌合部と、第2の嵌合部が嵌合される第2の被嵌合部とを有し、車両用キャニスタを車体パネルに取付けるブラケットとを備えた車両用キャニスタの取付構造であって、第1の嵌合部は、車両用キャニスタの側壁からブラケットに向かって突出し、その下端が下方に屈曲される上側爪部を有し、第1の被嵌合部は、車両用キャニスタに対向するブラケットの側壁から車両用キャニスタに向かって突出するとともに、その上端が上方に屈曲し、上側爪部に噛み合う下側爪部と、下側爪部の上方に弾性変形自在に設けられ、上側爪部に接触可能なストッパ部とを有し、前記第2の嵌合部は、前記第1の嵌合部を前記第1の被嵌合部の周りに搖動させることによって前記第2の被嵌合部と嵌合される構造である。
これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用キャニスタの取付構造は、車両用キャニスタの設置位置の自由度を向上させ、かつ、車両に対する車両用キャニスタの組付作業の作業性を向上できる。
以下、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造について、図面を用いて説明する。
図1から図11は、本発明の一実施例に係る車両用キャニスタの取付構造を示す図である。図1から図11において、上下前後左右方向は、車両用キャニスタを備えた車両の進行する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。
図1から図3において、車両1は、車体パネル2を備えており、車体パネル2は、車両1の左右方向に延びている。車体パネル2は、例えば、ダッシュパネルから構成されている。
車体パネル2にはブラケット3が固定されており、ブラケット3には車両用キャニスタ(以下、単にキャニスタという)4が取付けられている。
キャニスタ4は、図示しない燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着して、蒸発燃料が大気に放出されることを防止する機能を有する。キャニスタ4のキャニスタ本体5の内部には蒸発燃料を吸着するための活性炭等の図示しない吸着材が内蔵されている。
キャニスタ本体5の上壁5Aには入口管6と出口管7が設けられており、キャニスタ本体5の下部には大気開放管8が設けられている。
入口管6には図示しないベーパ配管の一端部が接続されており、ベーパ配管の他端部は、図示しない燃料タンクに接続されている。ベーパ配管は、燃料タンク内で蒸発された燃料であるベーパをキャニスタ本体5に導入する。ベーパ配管を通してキャニスタ本体5に導入されたベーパは、吸着材に吸着される。
大気開放管8には図示しない大気配管の一端部が接続されている。大気配管の他端部は、大気に開放されており、キャニスタ本体5には大気配管を通して大気が導入される。
出口管7には図示しないパージ配管の一端部が接続されており、パージ配管の他端部は、図示しない吸気マニホールドに接続されている。パージ配管には図示しないパージバルブが設けられている。
パージバルブが開放されると、吸気管を通して吸気マニホールド内に発生する吸入負圧によって大気配管からキャニスタ本体5に導入された大気とベーパとの混合ガス、所謂、パージガスが吸気マニホールドに導入される。
図4、図5に示すように、キャニスタ本体5の後壁5Bには上側爪部5aが設けられている。図6に示すように、上側爪部5aは、キャニスタ本体5の後壁5Bから後方のブラケット3に向かって突出しており、下端が下方に屈曲されている。本実施例の後壁5Bは、本発明の車両用キャニスタの側壁を構成する。
図4、図5に示すようにキャニスタ本体5の上壁5Aには突部5bが設けられている。突部5bは、キャニスタ本体5の上壁5Aから上方に突出しており(図6参照)、後壁5Bの幅方向(車幅方向である左右方向)に沿って延びている。
後壁5Bには一対の下部内側ガイド壁5c、5dが設けられており、下部内側ガイド壁5c、5dは、後壁5Bからブラケット3に向かって突出している。下部内側ガイド壁5c、5dは、上側爪部5aの幅方向両側に設置されており、互いに上下方向に平行に延びている。
下部内側ガイド壁5c、5dは、上側爪部5aよりもブラケット3側に突出しており、下部内側ガイド壁5c、5dの突出長さは、同一である。本実施例の下部内側ガイド壁5c、5dは、本発明の内側ガイド壁を構成する。
後壁5Bには中間内側ガイド壁5e、5fが設けられており、中間内側ガイド壁5e、5fは、下部内側ガイド壁5c、5dの上方に設けられている。中間内側ガイド壁5e、5fは、後壁5Bからブラケット3に向かって突出しており、下部内側ガイド壁5c、5dよりも幅方向外方に位置している。
中間内側ガイド壁5e、5fの上下端部にはリブ5g、5hが連結されている。中間内側ガイド壁5e、5fは、リブ5g、5hによって補強されている。
後壁5Bには上部内側ガイド壁5i、5jが設けられており、上部内側ガイド壁5i、5jは、中間内側ガイド壁5e、5fの上方に設けられている。上部内側ガイド壁5i、5jは、後壁5Bからブラケット3に向かって突出しており、下部内側ガイド壁5c、5dおよび中間内側ガイド壁5e、5fよりも幅方向内方に位置している。
上部内側ガイド壁5i、5j、中間内側ガイド壁5e、5fおよび下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の内方にはリブ5m、5n、5pが設けられている。上部内側ガイド壁5i、5j、中間内側ガイド壁5e、5fおよび下部内側ガイド壁5c、5dの周辺の後壁5Bは、リブ5m、5n、5pによって補強されている。
図7、図8に示すように、ブラケット3の角部には締結部3A、3B、3Cが設けられており、締結部3A、3B、3Cには図示しないボルトが取付けられる。ブラケット3は、締結部3A、3B、3Cがボルトを介して車体パネル2に締結されることにより、車体パネル2に取付けられている。
キャニスタ本体5の後壁5Bに前後方向で対向するブラケット3の前壁3Dには下側爪部3aとストッパ部3bが設けられている。本実施例の前壁3Dは、本発明のブラケットの側壁を構成する。
下側爪部3aは、前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出し、上端が上方に屈曲している(図9参照)。下側爪部3aにはキャニスタ本体5の上側爪部5aが噛み合う。
ストッパ部3bは、下側爪部3aの上方に位置しており、前壁3Dからキャニスタ4に向かって凸形状に屈曲している(図9参照)。図9に示すように、ストッパ部3bの下面3uは、前端から後端に向かって後斜め下方に傾斜している。
図7、図8に示すように、ストッパ部3bの幅方向外方には下部切り欠き部3c、3dが形成されており、ストッパ部3bは、前壁3Dに対してキャニスタ4に近づく方向とキャニスタ4から離れる方向、すなわち、前後方向に弾性変形自在となっている。
ストッパ部3bは、上側爪部5aに接触可能となっており、上側爪部5aがストッパ部3bと下側爪部3aの間に挿入されるときに、ストッパ部3bが弾性変形することにより、上側爪部5aをストッパ部3bと下側爪部3aの間の隙間に円滑に挿入できる。
また、キャニスタ4がブラケット3に組付けられたときに、ストッパ部3bの弾性力によって上側爪部5aが下側爪部3aに押し付けられる。
上側爪部5aが下側爪部3aとストッパ部3bの間に挿入された状態において、キャニスタ4は、下側爪部3aを支点として突部5bがブラケット3に近づく方向と離れる方向、すなわち、前後方向で揺動自在である。
上側爪部5aが下側爪部3aとストッパ部3bの間に挿入された状態で、キャニスタ4がブラケット3側に揺動されると、下部内側ガイド壁5c、5dが下側切り欠き部3c、3dに挿入される。
本実施例の上側爪部5aは、本発明の第1の嵌合部を構成し、下側爪部3aおよびストッパ部3bは、本発明の第1の被嵌合部を構成する。下側切り欠き部3c、3dは、本発明の切り欠き部を構成する。
ブラケット3の前壁3Dには一対の下部外側ガイド壁3e、3fが設けられており、下部外側ガイド壁3e、3fは、前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出している。
下部外側ガイド壁3e、3fは、下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の外方に設置されており、下部内側ガイド壁5c、5dを幅方向外方から挟むようにして下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の位置決めを行う。本実施例の下部外側ガイド壁3e、3fは、本発明の外側ガイド壁を構成する。
前壁3Dには一対の中間外側ガイド壁3g、3hが設けられており、中間外側ガイド壁3g、3hは、前壁3Dから車幅方向外方に延びた後、キャニスタ4に向かって折り曲げられている。
前壁3Dには一対の中間切り欠き部3i、3jが形成されており、中間切り欠き部3i、3jは、前後方向で中間外側ガイド壁3g、3hに対向している。
中間外側ガイド壁3g、3hは、中間内側ガイド壁5e、5fの幅方向の外方に設置されており、中間内側ガイド壁5e、5fを幅方向外方から挟むようにして中間内側ガイド壁5e、5fの幅方向の位置決めを行う。
前壁3Dの上部には一対の上部外側ガイド壁3p、3qが設けられており、上部外側ガイド壁3p、3qは、前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出している。
上部外側ガイド壁3p、3qは、キャニスタ本体5の上部内側ガイド壁5i、5jの幅方向の外方に設置されており、上部外側ガイド壁3p、3qは、上部内側ガイド壁5i、5jを幅方向外方から挟むようにして上部内側ガイド壁5i、5jの幅方向の位置決めを行う。
前壁3Dには一対の上部切り欠き部3k、3m形成されている。上部切り欠き部3k、3mには上部内側ガイド壁5i、5jが挿入され、上部切り欠き部3k、3mによって上部内側ガイド壁5i、5jをブラケット3側に延ばせる。このため、上部内側ガイド壁5i、5jを早期に上部外側ガイド壁3p、3qの間に挿入できる。
ブラケット3の上部には板状突出部3Eが設けられている。板状突出部3Eは、前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出しており、突出方向の先端部に嵌合爪部3nが設けられている。
嵌合爪部3nは、突部5bの上端を覆い、かつ、突部5bのブラケット3と反対側の側面5r(図2参照)に嵌合する。本実施例の突部5bは、本発明の第2の嵌合部を構成し、板状突出部3Eは、本発明の第2の被嵌合部を構成する。
図4、図5に示すように、キャニスタ本体5の後壁5Bには突出部5qが設けられており、突出部5qは、突部5bよりも下方に位置している。突出部5qは、キャニスタ本体5の後壁5Bからブラケット3に向かって突出しており、キャニスタ本体5の幅方向に延びている。
図7から図9に示すように、ブラケット3の前壁3Dには当接部3sが設けられている。当接部3sは、板状突出部3Eよりも下方に位置しており、前壁3Dからキャニスタ4側に折り曲げられている。
上部切り欠き部3k、3mは、当接部3sの幅方向の外方に形成されている。これにより、当接部3sは、前壁3Dに対してキャニスタ4に近づく方向とキャニスタ4から離れる方向、すなわち、前後方向に弾性変形自在となっている。
突出部5qは、突部5bが嵌合爪部3nに嵌合する前に、当接部3sに当接可能となっており、突部5bが嵌合爪部3nに嵌合されると、弾性力によって突部5bを嵌合爪部3nに強固に嵌合させる。
次に、作用を説明する。
本実施例のキャニスタ4の取付構造は、上側爪部5aおよび突部5bを有するキャニスタ4と、上側爪部5aが嵌合される下側爪部3aおよびストッパ部3bと、前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出し、突出方向の先端部に突部5bが嵌合される嵌合爪部3nを有する板状突出部3Eとをし、キャニスタ4を車体パネル2に固定するブラケット3とを備えている。
上側爪部5aは、キャニスタ4の後壁5Bからブラケット3に向かって突出し、その下端が下方に屈曲されている。
下側爪部3aは、キャニスタ4に対向するブラケット3の前壁3Dからキャニスタ4に向かって突出するとともに、その上端が上方に屈曲し、上側爪部5aに噛み合っている。これに加えて、ストッパ部3bは、下側爪部3aの上方に弾性変形自在に設けられており、上側爪部5aの上面に接触可能となっている。
キャニスタ4をブラケット3に組付けるには、図10に示すように、キャニスタ4の上壁5Aがブラケット3から離れるようにキャニスタ4を傾け、上側爪部5aを斜めにして下側爪部3aとストッパ部3bの間の隙間に挿入する。
ストッパ部3bの下面3uは、前端から後端に向かって後斜め下方に傾斜しているので、上側爪部5aを斜めにして下側爪部3aとストッパ部3bの間に挿入する際に、上側爪部5aを下面3uの傾斜に沿って下側爪部3aとストッパ部3bの間に円滑に挿入できる。
上側爪部5aが下側爪部3aとストッパ部3bの間に挿入された状態では、キャニスタ4は、下側爪部3aを支点として突部5bがブラケット3に近づく方向と離れる方向で揺動自在となるように、ブラケット3に仮保持される。
これにより、キャニスタ4をブラケット3に組付ける途中に、作業者は、キャニスタ4を把持し続けることを不要にでき、車両1に対するキャニスタ4の組付作業の作業性を向上できる。
次いで、下側爪部3aを支点として突部5bがブラケット3に近づくようにキャニスタ4を揺動させ、突部5bを板状突出部3Eの嵌合爪部3nに嵌合させる。このとき、ストッパ部3bの弾性力によって上側爪部5aが下側爪部3aに押し付けられることにより、ブラケット3に対するキャニスタ4の組付作業が完了する。
このように、キャニスタ4をブラケット3に組付ける際に、キャニスタ4を傾けて上側爪部5aを斜めにして下側爪部3aとストッパ部3bの間に挿入することにより、従来のキャニスタの組付構造のようにキャニスタ4の上方に組付用(スライド用)の空間を確保することを不要にできる。このため、キャニスタ4の設置位置の自由度を向上できる。
以上、本実施例のキャニスタ4の組付構造によれば、キャニスタ4の設置位置の自由度を向上させ、かつ、ブラケット3に対するキャニスタ4の組付作業の作業性を向上できる。
また、本実施例のキャニスタ4の取付構造によれば、キャニスタ本体5は、キャニスタ本体5の後壁5Bからブラケット3に向かって突出する一対の下部内側ガイド壁5c、5dを有する。
下部内側ガイド壁5c、5dは、上側爪部5aの幅方向両側に設置され、かつ、互いに上下方向に平行に延びている。
ブラケット3は、下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の外方に設置され、下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の位置決めを行う下部外側ガイド壁3e、3fを有する。
このように、下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の外方に設置された下部外側ガイド壁3e、3fによって下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の位置決めを行うことにより、上側爪部5aと下側爪部3aの幅方向の位置ずれを防止できる。このため、車両1に対するキャニスタ4の組付作業の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施例のキャニスタ4の取付構造によれば、下部内側ガイド壁5c、5dは、上側爪部5aよりもブラケット3側に突出しており、ブラケット3の前壁3Dは、下部内側ガイド壁5c、5dが挿入される下側切り欠き部3c、3dを有する。
これにより、上側爪部5aが下側爪部3aと噛み合う前に下部内側ガイド壁5c、5dを下側切り欠き部3c、3dに挿入することができ、下側切り欠き部3c、3dによって下部内側ガイド壁5c、5dの幅方向の位置決めを行うことができる。このため、車両1に対するキャニスタ4の組付作業の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施例のキャニスタ4の取付構造によれば、突部5bは、キャニスタ4の上壁5Aから上方に突出しており、板状突出部3Eは、突部5bの上端を覆い、かつ、突部5bのブラケット3と反対側の側面5rに嵌合する嵌合爪部3nを有する。
これにより、嵌合爪部3nによって突部5bの上面を覆うことにより、キャニスタ4をブラケット3に対して上下方向に位置決めしつつ、突部5bに嵌合爪部3nを嵌合させることができる。このため、車両1に対するキャニスタ4の組付作業の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施例のキャニスタ4の取付構造によれば、キャニスタ4の後壁5Bは、突部5bよりも下方に位置し、キャニスタ4の後壁5Bからブラケット3に向かって突出する突出部5qを有する。
これに加えて、ブラケット3は、板状突出部3Eよりも下方に位置し、突出部5qに当接する当接部3sを有し、突部5bが嵌合爪部3nに嵌合する前に、突出部5qが当接部3sに当接可能である。
これにより、突部5bが嵌合爪部3nに嵌合する前に、突出部5qが当接部3sに当接させてキャニスタ4とブラケット3が前後方向にガタつくことを防止し、この状態で突部5bを嵌合爪部3nに嵌合させることができる。このため、車両1に対するキャニスタ4の組付作業の作業性をより効果的に向上できる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...車両、2...車体パネル、3...ブラケット、3D...前壁(キャニスタの側壁)、3E...板状突出部(第2の被嵌合部)、3a...下側爪部(第1の被嵌合部)、3b...ストッパ部(第1の被嵌合部)、3c,3d...下部切り欠き部(切り欠き部)、3e,3f...下部外側ガイド壁(外側ガイド壁)、3n...嵌合爪部、3s...当接部、4...キャニスタ(車両用キャニスタ)、5A...上壁(キャニスタの上壁)、5B...後壁(キャニスタの側壁)、5a...上側爪部(第1の嵌合部)、5b...突部(第2の嵌合部)、5c,5d...下部内側ガイド壁(内側ガイド壁)、5q...突出部、5r...側面(突部のブラケットと反対側の側面)

Claims (5)

  1. 第1の嵌合部および第2の嵌合部を有する車両用キャニスタと、
    前記第1の嵌合部が嵌合される第1の被嵌合部と、前記第2の嵌合部が嵌合される第2の被嵌合部とを有し、前記車両用キャニスタを車体パネルに取付けるブラケットとを備えた車両用キャニスタの取付構造であって、
    前記第1の嵌合部は、前記車両用キャニスタの側壁から前記ブラケットに向かって突出し、その下端が下方に屈曲される上側爪部を有し、
    前記第1の被嵌合部は、前記車両用キャニスタに対向する前記ブラケットの側壁から前記車両用キャニスタに向かって突出するとともに、その上端が上方に屈曲し、前記上側爪部に噛み合う下側爪部と、前記下側爪部の上方に弾性変形自在に設けられ、前記上側爪部に接触可能なストッパ部とを有し、
    前記第2の嵌合部は、前記第1の嵌合部を前記第1の被嵌合部の周りに搖動させることによって前記第2の被嵌合部と嵌合される構造であることを特徴とする車両用キャニスタの取付構造。
  2. 前記車両用キャニスタは、前記車両用キャニスタの側壁から前記ブラケットに向かって突出する一対の内側ガイド壁を有し、
    前記内側ガイド壁は、前記上側爪部の幅方向両側に設置され、かつ、互いに平行に上下方向に延びており、
    前記ブラケットは、前記内側ガイド壁の幅方向の外方に設置され、前記内側ガイド壁の幅方向の位置決めを行う一対の外側ガイド壁を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用キャニスタの取付構造。
  3. 前記内側ガイド壁は、前記上側爪部よりも前記ブラケット側に突出しており、
    前記ブラケットの側壁は、前記内側ガイド壁が挿入される切り欠き部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用キャニスタの取付構造。
  4. 前記第2の嵌合部は、前記車両用キャニスタの上壁から上方に突出する突部から構成されており、
    前記第2の被嵌合部は、前記突部の上端を覆い、かつ、前記突部の前記ブラケットと反対側の側面に嵌合する嵌合爪部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用キャニスタの取付構造。
  5. 前記車両用キャニスタの側壁は、前記突部よりも下方に位置し、前記車両用キャニスタの側壁から前記ブラケットに向かって突出する突出部を有し、
    前記ブラケットは、前記第2の被嵌合部よりも下方に位置し、前記突出部に当接する当接部を有し、
    前記突部が前記嵌合爪部に嵌合する前に、前記突出部が前記当接部に当接可能であること特徴とする請求項4に記載の車両用キャニスタの取付構造。
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