JP2008240887A - 取付部材の取付構造 - Google Patents

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伸二 谷口
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Abstract

【課題】係合片を確実に係合孔へ係合させて取付部材を安定した状態で被取付部材に取り付ける。
【解決手段】取付部材5の係合片11の基板部13に1対のスリット17を互いに間隔をあけて開口し、両スリット17間に可撓性を有する可撓部15を上下端部で基板部13に連続するように設ける。可撓部15は、基板部13の厚さ方向一側に突出する係合凸部21と、係合片11の先端側に設けられた被押圧部23とを有する。被取付部材1の係合孔37周縁部に、可撓部15の係合凸部21が係合可能な被係合部39と、被押圧部23を係合凸部21の突出方向に押圧可能な押圧部45とを対向して設ける。係合片11を係合孔37に挿入した状態では、押圧部45が可撓部15の被押圧部23を押圧することで、可撓部15が撓んで係合凸部21が係合孔37周縁部の被係合部39に押し付けられて係合するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被取付部材に取り付けられる取付部材の取付構造に関するものである。
従来より、被取付部材に取付部材が取り付けられる取付構造として、例えば、特許文献1に示すように、被取付部材に設けられた係合孔に、取付部材の裏面に設けられた係合片を挿入して、この係合片の先端に形成された突起部を係合孔の縁部に引っ掛けて係合させる取付構造は知られている。この係合片を係合孔に挿入したときには、係合片先端の突起部が係合孔の縁部に当接して係合片が該縁部から離れる方向に僅かに弾性変形し、この係合片をさらに押し込むと突起部が係合孔を通過して係合片が元の形状に復帰することで突起部が係合孔の縁部に係合するようになっている。
特開平10−153204号公報
ところで、上記特許文献1のような係合片では、成形誤差や熱による変形があると、係合力が弱くなって、係合孔との係合が外れやすくなり、取付部材の被取付部材への取付状態が不安定になってしまう虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取付構造に改良を加えることで、係合片を確実に係合孔へ係合させて取付部材を安定した状態で被取付部材に取り付けることができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る取付部材の取付構造では、取付部材の係合片に係合凸部と被押圧部とを有する可撓部を設ける一方、被取付部材の係合孔周縁部に、係合凸部と係合可能な被係合部と、被押圧部を係合凸部の突出方向に押圧可能な押圧部とを設け、取付状態では押圧部が被押圧部を押圧することで、可撓部が撓んで係合凸部が常に被係合部に押し付けられて係合するようにした。
具体的には、第1の発明に係る取付部材の取付構造は、被取付部材の表面に取付部材が裏側にて取り付けられる取付構造であって、上記取付部材には、裏側に向かって突出する係合片が設けられている一方、上記被取付部材には、上記係合片が挿入される係合孔が設けられており、上記係合片は、取付部材の裏側に突出する基板部を備え、該基板部の幅方向中間部には、各々基板部の長さ方向に延びる1対のスリットが互いに間隔をあけて開口されていて、該両スリット間に、可撓性を有する板状の可撓部が上下端部で上記基板部に連続するように設けられ、上記可撓部は、基板部の厚さ方向一側に突出する係合凸部と、該係合凸部よりも係合片の先端側に設けられた被押圧部とを有する一方、上記被取付部材の係合孔周縁部には、該係合孔周縁部の一側に位置しかつ上記可撓部の係合凸部が係合可能な被係合部と、該被係合部と対向するように係合孔周縁部の他側に位置し、該係合孔周縁部から被取付部材の裏側に向かう方向に延びかつ上記被係合部に向かう方向に突出して、上記被押圧部を上記係合凸部の突出方向に押圧可能な押圧部とが設けられており、上記係合片が上記係合孔に挿入された状態では、上記押圧部が可撓部の被押圧部を押圧することで、該可撓部が撓んで係合凸部が上記係合孔周縁部の被係合部に押し付けられて係合するように構成されている。
第2の発明に係る取付部材の取付構造は、第1の取付部材の取付構造において、上記被取付部材には、該被取付部材の裏側に段差状に凹陥しかつ上記取付部材がその表面を周りの被取付部材の表面と面一状となるように嵌入される嵌入凹部が設けられ、上記嵌入凹部の底部に上記係合孔が設けられている。
上記第1の発明によれば、取付部材の係合片を被取付部材の係合孔に挿入した状態で、係合孔周縁部に設けた押圧部が係合片の可撓部の被押圧部を係合凸部の突出方向に押圧することで、基板部にスリットを介して設けられた可撓部が撓んで係合凸部が常に係合孔周縁部の被係合部に押し付けられて係合する。このため、係合片の成形誤差や熱による変形により係合凸部の被係合部への係合力が弱くなるような場合であっても、係合凸部を確実に被係合部に係合させて取付部材を被取付部材へ安定した状態で取り付けることができる。
上記第2の発明によれば、被取付部材にその裏側に段差状に凹陥した嵌入凹部を設け、この嵌入凹部に、その表面を周りの被取付部材の表面と面一状となるように嵌入されるような取付部材の構造であっても、係合凸部を確実に被係合部に係合させて取付部材を被取付部材へ安定した状態で取り付けることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る取付構造を示し、1は、樹脂製の被取付部材、5は、被取付部材1に取り付けられる樹脂製の取付部材である。この取付構造は、例えば車両の内装品に適用されており、その被取付部材1はインストルメントパネル本体で構成される一方、取付部材5は、このインストルメントパネル本体の上側に取り付けられるメータ周りのパネルや、インストルメントパネル本体の比較的小さな開口を覆うカバー等で構成されている。なお、説明を容易にするために、便宜上、以下の説明において、被取付部材1及び取付部材5の表面側を上側ともいい、裏面側を下側ともいう。
(取付部材)
上記取付部材5は板状の取付部材本体7を備え、この取付部材本体7は平面視で例えば略矩形状(図1には一部のみ示す)に形成されている。この取付部材本体7の周縁部には、その全周に亘って下側(被取付部材1側)に向かって延びるフランジ部9が一体に形成されている。このフランジ部9のうち、取付部材本体7の例えば短辺側(図1には一方のみ示す)にある係合側フランジ部9aは、取付部材本体7に対して垂直にわずかに延びた後、取付部材本体7の内側に向かって傾斜するように折曲して形成されている。この係合側フランジ部9aの例えば両端部には、下側に向かって突出する2つの係合片11が、一体に設けられている。
図2に示すように、これらの係合片11は、取付部材本体7に対して垂直で、かつ取付部材本体7の縁部よりも少し内側に位置する先細り台形状の基板部13を備え、この基板部13の幅方向中間部には、各基板部13の長さ方向(上下方向)に延び、かつ基板部13の厚さ方向に貫通する1対のスリット17が、基板部13の幅方向に互いに間隔をあけて開口されている。そして、上記両スリット17間には、可撓性を有する板状の可撓部15が形成され、この可撓部15は上下端部に基板部13とそれぞれ連続する接続部19を有している。これらの接続部19は基板部13と同じ厚さでかつ同一平面上に設けられている。各可撓部15は、基板部13の厚さ方向一側(取付部材本体7の外側)に突出する係合凸部21と、この係合凸部21よりも係合片11の先端側(下側)に設けられた被押圧部23とを有している。
具体的には、係合凸部21は、上側接続部19の下側に連続し、かつ上下中間部が基板部13の厚さ方向一側に向かって突出するように略L字状に折曲して形成されている。一方、被押圧部23は、係合凸部21の下側に連続し、かつ上下中間部が基板部13の厚さ方向他側(取付部材本体7の内側)に向かって突出するように略L字状に折曲して形成され、この被押圧部23の下側に上記下側接続部19が連続して設けられている。そして、これらの可撓部15の各部(上下の接続部19、係合凸部21及び被押圧部23)間の連続部分はそれぞれ断面円弧状に湾曲して形成されている。
(被取付部材)
一方、図3に示すように、被取付部材1は板状の被取付部材本体31と該被取付部材本体31の外周縁部から下側に延びる側壁35とを備えている。被取付部材本体31の中間部には周りの部分よりも下側(裏側)に段差状に凹陥した例えば略矩形状の嵌入凹部33が設けられ、この嵌入凹部33の底部33a中央には略矩形状の開口27が開口している。この嵌入凹部33には、上記取付部材5が取付部材本体7の表面を該嵌入凹部33周りの被取付部材本体31と面一状となって嵌入されるようになっている。すなわち、この嵌入凹部33は、その底部33a上面と被取付部材本体31の上面との高低差が上記取付部材5のフランジ部9の上下幅と略同じとなるように形成され、取付部材5を嵌入凹部33に嵌るように被取付部材1に取り付けたときに、フランジ部9の先端(下端)が底部33a上面に当接して取付部材本体7表面と被取付部材本体31表面とが面一状となるように設定されている。
上記嵌入凹部33の底部33aには、上記取付部材5の各係合片11に対応する位置に略長方形状の係合孔37が貫通形成されている。この係合孔37の係合孔周縁部の長辺側の長さは、係合片11の基板部13が挿入可能となるように、基板部13の基端部(上側)の幅とほぼ同じに設定されている。
図4に示すように、上記係合孔37の係合孔周縁部のうち、上記係合片11の一側(係合凸部21が突出する側)に対応する側の側縁部は、下側に向かって係合孔37の内側に向かうように僅かに傾斜していて、この縁部により上記可撓部15の係合凸部21が係合可能な被係合部39が設けられている。一方、係合孔37の周縁部において、この被係合部39と対向する側の側縁部には、該側縁部の全体に亘り下側(被取付部材1の裏側)に向かう方向に延びる押圧側補強壁41が一体に設けられ、この押圧側補強壁41の両側の側縁部には、押圧側補強壁41側半分に両側補強壁43が該押圧側補強壁41に連続するようにそれぞれ設けられている。この押圧側補強壁41の中央下部には、上記被係合部39に向かう方向に突出するように湾曲して下側に延び、上記被押圧部23を係合凸部21の突出方向に押圧可能な押圧部45が一体に設けられている。
(取付構造)
上記取付部材5を被取付部材1に取り付ける前(係合片11を係合孔37に挿入する前)であって、平面視で取付部材本体7が嵌入凹部33を覆う取付準備位置[図4(a)の位置]にあるとき、各係合片11の係合凸部21の先端部(突出側端部)と、この係合片11に対応する係合孔37の被係合部39の先端部(嵌入凹部33の内側)とは、平面視で係合片11の基板部13の厚さ方向にラップ代αだけ重なっている。また、各係合片11の被押圧部23の先端部(突出側端部)と係合孔37の押圧部45の被係合部39側端部(嵌入凹部33の外側)とは、平面視で基板部13の厚さ方向に上記ラップ代αよりも小さなラップ代βだけ重なっている。
そして、上記被取付部材1の表面に取付部材5が裏側にて取り付けられた状態、すなわち、各係合片11が係合孔37に挿入された状態[図4(c)に示す状態]で、係合凸部21が、被係合部39に下側から上記ラップ代α分重なるように引っ掛かって係合するようになっている。ここで、各係合片11の被押圧部23が、押圧部45に上記ラップ代β分係合凸部21の突出方向[図4(c)に矢印Aで示す方向]に押圧されて、可撓部15が撓み、係合凸部21が被係合部39を下側から斜め上方に押す方向[図4(c)の矢印B方向]に押圧されるようになっている。
(取付方法)
上記取付部材5を被取付部材1に取り付ける要領を説明すると、まず、取付部材5の裏面側を被取付部材1の表面側に向け、取付部材本体7を上記取付準備位置[図4(a)の位置]に配置する。そして、取付部材5が被取付部材1の嵌入凹部33に嵌るように取付部材5を被取付部材1側に降ろしていき、各係合片11を対応する各係合孔37に挿入する。
具体的には、各係合片11は、その係合凸部21がまず係合孔37の被係合部39に当接し、この被係合部39の傾斜に沿って係合凸部21の先端(突出側端部)が移動して、可撓部15が押圧部45側にわずかに弾性変形する[図4(b)に示す状態]。
そして、上記係合凸部21の先端が係合孔37(被係合部39)を通過して、取付部材5のフランジ部9先端が被取付部材1の嵌入凹部33の底部33a上面に当接する取付完了位置まで、係合片11を係合孔37に挿入すると[図4(c)に示す状態]、このとき、押圧部45側に撓んでいた可撓部15が、その復元力により元の状態[図4(c)に仮想線で示す状態]に戻ろうとして係合凸部21が被係合部39に下側から上記ラップ代α分重なるように引っ掛かる。
一方、各係合片11の被押圧部23は押圧部45に当接して該押圧部45の上面に沿って移動し、係合片11を係合孔37に挿入した状態[図4(c)に示す状態]で、押圧部45によって被押圧部23が上記ラップ代β分だけ図4(c)の矢印A方向に押圧されて可撓部15が撓む。これにより、係合凸部21が被係合部39を下側から斜め上方に押すように、図4(c)の矢印B方向に押圧されて被係合部39に係合する。
(実施形態の効果)
このように、本実施形態の取付部材の取付構造においては、取付部材5の係合片11を被取付部材1の係合孔37に挿入した状態で、係合孔周縁部の押圧部45が係合片11の可撓部15の被押圧部23を係合凸部21の突出方向に押圧することで、基板部13にスリット17を介して設けられた可撓部15が撓み、係合凸部21が被係合部39に押し付けられて係合する。このため、係合片11の成形誤差や熱による変形により係合凸部21の被係合部39への係合力が弱くなるような場合であっても、係合凸部21を確実に被係合部39に係合させて取付部材5を被取付部材1へ安定した状態で取り付けることができる。
また、可撓部15の上下端部を基板部13に連続するように設けているため、上側のみが基板部13に連続している場合等に比べて、可撓部15の強度を向上させることができる。
また、1対のスリット17を、基板部13の長さ方向に上下の接続部19間に亘って設けているため、このスリット17間に設けられた可撓部15が撓みやすくなり、係合凸部21をより確実に被係合部39に係合させることができる。
また、被取付部材1の係合孔周縁部に、押圧部45を補強するための押圧側補強壁41及び両側補強壁43が設けられているので、押圧部45の強度が向上して、係合凸部21をより堅固に被係合部39に押し付けて係合させることができる。
(その他の実施形態)
なお、上述の実施形態は、本発明の例示であって、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、被押圧部23を基板部13の厚さ方向他側に向かって突出するように折曲して形成したが、被押圧部23は必ずしもこのように形成しなくてもよく、係合片11が係合孔37に挿入された状態で、押圧部45が被押圧部23を係合凸部の突出方向に押圧可能に構成されていればよい。具体的には、図5に示す変形例1では、被押圧部23は基板部13の厚さ方向他側(図5の左側)から突出せず、かつ下側の接続部19に向かって厚さが小さくなるように形成されている。この場合、係合片11が係合孔37に挿入される前の状態の被押圧部23(図5に仮想線で示す)と押圧部45とが、ラップ代β重なるように押圧部45を形成する。そして、係合片11が係合孔37に挿入された状態で、押圧部45が可撓部15の被押圧部23を押圧することで、可撓部15が撓んで係合凸部21が被係合部39に矢印B方向に押し付けられて係合するように構成されている。
また、図6に示す変形例2のように、各係合片11の基板部13の幅方向両端部に、その長さ方向一体に亘って該基板部13の厚さ方向に延びる1対の補強リブ49を一体に設けてもよい。これにより、基板部13の剛性がより向上し、この基板部13に上下端部で連続するように設けられる可撓部15の強度をより向上させることができる。
また、上記実施形態では、可撓部15及び接続部19を基板部13と同じ板厚となるように形成したが、必ずしも同じ板厚に形成しなくてもよく、例えば、図7に示す変形例3のように、各接続部19と係合凸部21及び被押圧部23との連続部分の板厚を小さくしてもよい。これにより、可撓部15がより撓みやすくなり、係合凸部21の被係合部39への係合をより確実にすることができる。
また、上記実施形態では、可撓部15の係合凸部21及び被押圧部23を略L字状に折曲して形成したが、それぞれの形状はこれに限定されない。例えば、図8に示す変形例4のように、滑らかな曲面状に連続するように形成してもよい。
また、上記実施形態では、被取付部材1に嵌入凹部33を形成し、この嵌入凹部33に取付部材5を嵌入するようにしたが、この嵌入凹部33を設けなくてもよい。被取付部材本体31に直接係合孔37を設けて取付部材5を取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、取付部材本体7の表面と、取付部材5周りの被取付部材本体31の表面とが面一状となるようにしたが、これらは必ずしも面一状とならなくてもよい。取付部材本体7の周縁部がわずかに被取付部材本体31に乗るように、取付部材本体7を嵌入凹部33よりも若干大きく形成してもよい。
また、上記実施形態では、嵌入凹部33及び取付部材本体7を略矩形状としたが、これらの形状はこれには限定されず、その用途により適宜設定すればよい。また、これら嵌入凹部33及び取付部材本体7の形状及び大きさに合わせて、係合片11及び係合孔37の位置及び数も適宜設定すればよい。
また、上記実施形態では、被取付部材1の係合孔周縁部に、押圧部45を補強するために押圧側補強壁41及び両側補強壁43を設けたが、必ずしもこれらを設けなくてもよい。この場合、被係合部39と対向する側の係合孔周縁部の中央部(被押圧部23に対応する位置)から、被取付部材1の裏側に向かう方向に延び、かつ被係合部39に向かう方向に突出するように押圧部45を一体に設ければよい。
以上説明したように、本発明は、被取付部材の表面に取付部材が裏側にて取り付けられる取付構造について有用である。
本発明の実施形態に係る取付構造の一部を示す斜視図である。 取付部材の係合片を示す拡大斜視図である。 被取付部材の係合孔を示す拡大斜視図である。 取付部材の被取付部材への取付動作を示す図1のIV−IV線断面図であり、(a)は係合片を係合孔に挿入する前の取付準備位置に配置された状態を示し、(b)は係合片を係合孔に挿入する途中の状態を示し、(c)は係合片が係合孔に挿入された取付完了位置に配置された状態を示す。 変形例1を示す図4(c)相当図である。 変形例2を示す図2相当図である。 変形例3を示す図2及び図4相当図である。 変形例4を示す図2及び図4相当図である。
符号の説明
1 被取付部材
5 取付部材
11 係合片
13 基板部
15 可撓部
17 スリット
21 係合凸部
23 被押圧部
33 嵌入凹部
33a 底部
37 係合孔
39 被係合部
45 押圧部

Claims (2)

  1. 被取付部材の表面に取付部材が裏側にて取り付けられる取付構造であって、
    上記取付部材には、裏側に向かって突出する係合片が設けられている一方、上記被取付部材には、上記係合片が挿入される係合孔が設けられており、
    上記係合片は、取付部材の裏側に突出する基板部を備え、該基板部の幅方向中間部には、各々基板部の長さ方向に延びる1対のスリットが互いに間隔をあけて開口されていて、該両スリット間に、可撓性を有する板状の可撓部が上下端部で上記基板部に連続するように設けられ、
    上記可撓部は、基板部の厚さ方向一側に突出する係合凸部と、該係合凸部よりも係合片の先端側に設けられた被押圧部とを有する一方、
    上記被取付部材の係合孔周縁部には、該係合孔周縁部の一側に位置しかつ上記可撓部の係合凸部が係合可能な被係合部と、該被係合部と対向するように係合孔周縁部の他側に位置し、該係合孔周縁部から被取付部材の裏側に向かう方向に延びかつ上記被係合部に向かう方向に突出して、上記被押圧部を上記係合凸部の突出方向に押圧可能な押圧部とが設けられており、
    上記係合片が上記係合孔に挿入された状態では、上記押圧部が可撓部の被押圧部を押圧することで、該可撓部が撓んで係合凸部が上記係合孔周縁部の被係合部に押し付けられて係合するように構成されていることを特徴とする取付部材の取付構造。
  2. 請求項1の取付部材の取付構造において、
    上記被取付部材には、該被取付部材の裏側に段差状に凹陥しかつ上記取付部材がその表面を周りの被取付部材の表面と面一状となるように嵌入される嵌入凹部が設けられ、
    上記嵌入凹部の底部に上記係合孔が設けられていることを特徴とする取付部材の取付構造。
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