JP7249130B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、洗濯機に関する。
特許文献1には洗濯機が開示されている。特許文献1の洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する自動投入装置と、自動投入装置によって洗濯槽内に投入される洗剤を収容する洗剤タンクとを備えている。
特開平7-275569号公報
特許文献1の洗濯機では、洗剤タンクに収容されている洗剤の残量が表示部に表示される。そのため、洗濯機のユーザが洗剤の残量を確認することができる。しかしながら、特許文献1の洗濯機では、ユーザが洗剤の残量を確認することができるものの、その残量であと何回洗濯を行うことができるのかが不明である。本明細書は、ユーザが洗濯可能回数を認識することができる技術を提供する。
本明細書に開示する洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽内に洗濯処理剤を自動的に投入する自動投入装置と、前記自動投入装置によって前記洗濯槽内に投入される洗濯処理剤を収容する処理剤タンクと、表示部と、制御部と、を備えている。前記制御部は、前記処理剤タンクに収容されている洗濯処理剤の量と、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量とに基づいて算出される洗濯可能回数を前記表示部に表示する。
実施例に係る洗濯機の斜視図である。 実施例に係る洗濯機を模式的に示す図である。 実施例に係る洗濯機のブロック図である。 実施例に係る自動投入装置を模式的に示す図である。 第1実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第1実施例に係る洗濯可能回数の一例を示すテーブルである。 第1実施例に係る洗濯可能回数表示処理のフローチャートである。 第1実施例に係る表示部に表示される画面の他の一例を示す図である。 第2実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第2実施例に係る洗濯可能回数の一例を示すテーブルである。 第3実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第3実施例に係る洗濯可能回数の一例を示すテーブルである。 第4実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第4実施例に係る洗濯可能回数の一例を示すテーブルである。 第5実施例に係る洗濯可能回数の一例を示すテーブルである。 第5実施例に係る洗濯可能回数表示処理のフローチャートである。 第5実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。 他の実施例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。
実施例に係る洗濯機10について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、実施例に係る洗濯機10は、本体11と、蓋12と、洗濯槽13と、ドラム14と、モータ15とを備えている。実施例に係る洗濯機10はドラム式の洗濯機である。また、洗濯機10は、給水路16と、排水路17と、自動投入装置20と、洗剤タンク30(処理剤タンクの一例)と、柔軟剤タンク50(処理剤タンクの他の一例)とを備えている。また、洗濯機10は、図3に示すように、タンク検出部43と、表示部44と、操作部45と、制御部41と、記憶部42と、重量検出部46とを備えている。なお、重量検出部46については、後述する第5実施例で詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、洗濯機10の本体11は、開口部111を備えている。洗濯機10の蓋12は、本体11に取り付けられており、本体11の開口部111を開閉する。本体11の上部にはスタートボタン80が設けられている。本体11の内部には、洗濯槽13、ドラム14及びモータ15が配置されている。
洗濯槽13は、本体11の内部の中央部に配置されている。洗濯槽13は洗濯用の水を収容する。ドラム14は、洗濯槽13の内部に配置されており、洗濯槽13の内部で回転する。ドラム14は、洗濯物を収容した状態で回転する。モータ15は、ドラム14の後方に配置されており、ドラム14を回転させる。
洗濯機10の給水路16は、その上流端部が給水源(図示省略)に接続されており、下流端部が洗濯槽13に接続されている。給水路16は、給水源から洗濯槽13内に水を供給する。給水路16には給水弁18が設けられている。給水弁18は給水路16を開閉する。給水弁18が開状態になると洗濯槽13に水が供給される。
洗濯機10の排水路17は、その上流端部が洗濯槽13に接続されており、下流端部が例えば洗濯パンの排水口(図示省略)に接続されている。排水路17は、洗濯槽13内の水を排水口に排出する。排水路17には排水弁19が設けられている。排水弁19は、排水路17を開閉する。排水弁19が開状態になると洗濯槽13内の水が排出される。
洗濯機10の自動投入装置20は、本体11の内部に配置されている。自動投入装置20は、本体11の上部に配置されている。自動投入装置20は、洗濯槽13内に洗濯処理剤(例えば、洗剤、柔軟剤、漂白剤等)を自動的に投入することができる装置である。自動投入装置20は、洗剤タンク30が自動投入装置20に取り付けられている状態で、洗剤タンク30に収容されている洗剤を洗濯槽13に自動的に投入する。また、自動投入装置20は、柔軟剤タンク50が自動投入装置20に取り付けられている状態で、柔軟剤タンク50に収容されている柔軟剤を洗濯槽13に自動的に投入する。
図4に示すように、自動投入装置20は、着脱容器21と、蓋28と、開閉検出部29と、第1洗剤供給路22と、ピストンポンプ23と、第2洗剤供給路24とを備えている。着脱容器21は洗剤タンク30を収容する。洗濯機10のユーザが、洗剤タンク30を着脱容器21に収容する、或いは、着脱容器21から洗剤タンク30を取り出す。着脱容器21に対して洗剤タンク30が着脱される。自動投入装置20の蓋28は、着脱容器21の開口部211を開閉する。洗剤タンク30には液体の洗剤(洗濯処理剤の一例)が収容される。また、自動投入装置20の着脱容器21は、柔軟剤タンク50(図3では図示省略)を収容する。柔軟剤タンク50には液体の柔軟剤(洗濯処理剤の他の一例)が収容される。以下の説明では、柔軟剤タンク50については内部に収容されている液体の種類以外は洗剤タンク30と同様の構成なので詳細な説明を省略する。
洗剤タンク30は、注入口31と、排出口32とを備えている。洗剤タンク30の注入口31から洗剤タンク30内に洗剤が注入される。洗濯機10のユーザが、洗剤タンク30内に洗剤を注入する。ユーザは、洗剤タンク30が着脱容器21に取り付けられている状態で、或いは、洗剤タンク30が着脱容器21から取り出されている状態で、洗剤タンク30内に洗剤を注入することができる。洗剤タンク30内の洗剤は洗剤タンク30の排出口32から排出される。洗剤タンク30の側面には、洗剤タンク30に収容されている洗剤の量を計測するための目盛り39が付されている。ユーザは、目盛り39を視ることによって、洗剤の量を計測することができる。
自動投入装置20の開閉検出部29は、蓋28の下面に固定されており、蓋28の開閉を検出することができる。この開閉検出部29は例えば圧力センサである。また、着脱容器21に取り付けられているリードスイッチ(図示省略)と、蓋28に取り付けられている磁石(図示省略)とによって開閉検出部29が構成されていてもよい。開閉検出部29は、蓋28が閉じられたときに着脱容器21の上部に接触する。開閉検出部29が着脱容器21の上部に接触することによって、蓋28が閉じられたことを検出することができる。また、開閉検出部29は、蓋28が開かれたときに着脱容器21の上部から離間する。開閉検出部29が着脱容器21の上部から離間することによって、蓋28が開かれたことを検出することができる。開閉検出部29の検出結果は制御部41に送信される。
自動投入装置20の第1洗剤供給路22は、その上流端部が着脱容器21に接続されており、下流端部がピストンポンプ23に接続されている。第1洗剤供給路22の上流端部は、着脱容器21に洗剤タンク30が取り付けられたときに洗剤タンク30の排出口32に接続される。第1洗剤供給路22は、洗剤タンク30からピストンポンプ23に洗剤を供給する。第1洗剤供給路22には第1逆止弁25が設けられている。第1逆止弁25は、着脱容器21側からピストンポンプ23側への洗剤の流れを許容し、その反対側への洗剤の流れを禁止する。
自動投入装置20の第2洗剤供給路24は、その上流端部がピストンポンプ23に接続されており、下流端部が洗濯機10の給水路16に接続されている。第2洗剤供給路24は、ピストンポンプ23から給水路16へ洗剤を供給する。第2洗剤供給路24には第2逆止弁26が設けられている。第2逆止弁26は、ピストンポンプ23側から給水路16側への洗剤の流れを許容し、その反対側への洗剤の流れを禁止する。
ピストンポンプ23は、第1洗剤供給路22を介して洗剤タンク30から洗剤を吸引し、第2洗剤供給路24を介して給水路16へ洗剤を吐出する。ピストンポンプ23は、予め設定された重量の洗剤を洗剤タンク30から吸引して給水路16へ吐出する。給水路16へ吐出された洗剤は、給水路16を流れる水と合流して洗濯槽13内に供給される。このようにして、洗剤タンク30に収容されている洗剤が洗濯槽13内に自動的に投入される。なお、上記の洗濯機10では、ユーザが手動で洗濯槽13内に洗剤を投入してもよい。
自動投入装置20の着脱容器21の下部にはタンク検出部43が固定されている。タンク検出部43は、例えば重量センサであり、洗剤タンク30の重量を検出することができる。洗剤タンク30が自動投入装置20に取り付けられたときに、タンク検出部43が洗剤タンク30の重量を検出する。これによってタンク検出部43は、洗剤タンク30が自動投入装置20に取り付けられたことを検出することができる。また、タンク検出部43は、自動投入装置20から洗剤タンク30が取り外されたことを検出することができる。また、タンク検出部43は、洗剤タンク30に収容されている洗剤の重量を検出することができる。タンク検出部43は、例えば、洗剤タンク30に洗剤が収容されているときの検出重量と、洗剤タンク30に何も収容されていないときの重量との差分に基づいて、洗剤の重量を検出することができる。タンク検出部43の検出重量は、制御部41に送信される。
図1に示すように、洗濯機10の表示部44は、本体11の上部に配置されている。この表示部44は例えば液晶パネルである。表示部44には洗濯機10に関する様々な情報が表示される。また、表示部44は操作部45と一体的に構成されている。表示部44は、例えば液晶のタッチパネルである。操作部45は洗濯機10に関する様々な操作を受け付ける。洗濯機10のユーザが操作部45を操作することによって様々な操作を実行する。
図5に示すように、操作部45は、第1特定操作部451を備えている。第1特定操作部451は、洗剤の目安量を選択可能に構成されている。洗剤の目安量は、洗濯運転において必要となる洗剤の目安の重量を示している。図6に示すように、洗剤の目安量は、例えば10g/30L、20g/30L等と表される。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作することによって、複数の洗剤の目安量の中から任意の目安量を選択することができる。
洗剤の目安量は、洗剤の基準量に対応している。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作して洗剤の目安量を選択することによって、洗剤の目安量に対応する洗剤の基準量が特定される。洗剤の基準量は、1回の洗濯で使用される洗剤の重量を特定する際の基準となる重量を示している。洗剤の基準量は、例えば22g、44g等と表される。例えば、10g/30Lの目安量が22gの基準量に対応しており、20g/30Lの目安量が44gの基準量に対応している。第1特定操作部451のユーザ操作によって特定された洗剤の基準量は記憶部42に記憶される。
上記の洗濯機10では、洗剤の基準量に対する割合が予め特定の1個の値に設定されている。洗剤の基準量に対する割合は、1回の洗濯で使用される洗剤の重量を特定する際の基準量に対する割合を示している。洗剤の基準量に対する割合は予め記憶部42に記憶されている。洗剤の基準量に対する割合は、例えば0.8である。洗剤の基準量に対する割合は、基準量に対して「多め」や「少なめ」等を表すパラメータである。例えば、洗剤の基準量に対して0.8は、基準量に対して0.7よりも多めであり、0.9よりも少なめである。
図3に示す洗濯機10の制御部41は、例えばCPU及びメモリ等を備えている。制御部41は、例えばメモリに記憶されている所定のプログラムに基づいて情報処理を実行することができる。制御部41は、記憶部42に記憶されている洗剤の基準量(例えば22g)と、その基準量に対する割合(例えば0.8)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば18g)を特定することができる(図6参照)。制御部41は、洗剤の基準量に割合を乗じることによって洗剤の使用量を算出する。洗剤の使用量=洗剤の基準量×割合である。例えば、洗剤の使用量18g=洗剤の基準量22g×割合0.8である。算出された洗剤の使用量は記憶部42に記憶される。
また、制御部41は、洗濯機10での洗濯可能回数を算出可能に構成されている。洗濯可能回数は、洗剤タンク30に収容されている洗剤を用いて洗濯運転を実行することができる回数である。制御部41は、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量と、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量とに基づいて洗濯可能回数を算出する。例えば、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量が1000gであり、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量が22gである場合は、洗濯可能回数は56回(1000g/22g)である(図6参照)。
また、制御部41は、洗濯機10の各種の動作を制御する。例えば、制御部41は、自動投入装置20のピストンポンプ23の動作を制御する。制御部41は、所定の使用量の洗剤が洗剤タンク30から洗濯槽13に自動的に供給されるようにピストンポンプ23の動作を制御する。制御部41は、洗剤の基準量(例えば22g)と割合(例えば0.8)とに基づいて算出した使用量(例えば18g)の洗剤をピストンポンプ23が吐出するように、ピストンポンプ23の動作を制御する。ピストンポンプ23は、制御部41が特定した使用量(例えば18g)の洗剤を吐出する。
上記の洗濯機10では、洗濯運転が実行可能される。洗濯運転は、洗濯槽13内のドラム14内に収容されている洗濯物を洗濯する運転である。洗濯機10は、洗剤タンク30に収容されている洗剤を用いて洗濯物を洗濯する。
(第1実施例)
次に、洗濯機10で実行される第1実施例に係る洗濯可能回数表示処理について説明する。図7は、洗濯可能回数表示処理のフローチャートである。洗濯可能回数表示処理は、例えば、洗濯機10の電源がオンになると開始される。図7に示すように、洗濯可能回数表示処理のS10では、制御部41が、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量を認識する。洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量は、タンク検出部43によって検出される。制御部41は、タンク検出部43の検出重量に基づいて、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量を認識する。洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量は、例えば1000gである(図6参照)。
続くS11では、制御部41が、初期画面を表示部44に表示する(図5参照)。初期画面は、洗濯機10のユーザが洗濯運転、洗濯乾燥運転、又は乾燥運転を選択するための画面である。また、S11では、制御部41が、洗濯可能回数を表示部44に表示する。制御部41は、今回の洗濯運転が開始される前に洗濯可能回数を表示部44に表示する。S11では、制御部41は、前回の洗濯運転が終了した段階での洗濯可能回数を表示部44に表示する。前回の洗濯運転が終了した段階での洗濯可能回数は、記憶部42に記憶されている。前回の洗濯運転が終了した段階での洗濯可能回数は、前回の洗濯可能回数表示処理において、後述するS21の処理で制御部41が表示部44に表示した洗濯可能回数である。
続くS12では、制御部41が、スタートボタン80が押されたか否かを判断する。スタートボタン80が押されると開始信号が制御部41に送信される。スタートボタン80が押された場合は、S12で制御部41がYESと判断してS13に進む。例えば、洗濯機10のユーザがスタートボタン80を押した場合はS12でYESと判断される。そうでない場合は、S12で制御部41がNOと判断して待機する。
続くS13では、制御部41が、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量を特定する。制御部41は、記憶部42に記憶されている洗剤の基準量(例えば22g)と、基準量に対する割合(例えば0.8)とに基づいて、洗剤の使用量(例えば18g)を特定する(図6参照)。制御部41は、特定した洗剤の使用量を記憶部42に記憶する。S13では、制御部41が、既に算出されて記憶部42に記憶されている洗剤の使用量を読み出してもよい。続くS14では、制御部41が、S13で特定した洗剤の使用量(例えば18g)を表示部44に表示する(図5参照)。
続くS15では、制御部41が、自動投入装置20を動作させて洗剤を洗濯槽13内に投入する。自動投入装置20は、上記のS13で制御部41が特定した使用量(例えば18g)の洗剤を洗濯槽13内に自動投入する。自動投入装置20は、洗剤タンク30に収容されている洗剤を洗濯槽13内に洗剤を投入する。自動投入装置20が洗濯槽13内に洗剤を投入することによって、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量が減少する。
続くS16では、制御部41が、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量を認識する。洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量は、タンク検出部43によって検出される。制御部41は、タンク検出部43の検出重量に基づいて、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量を認識する。洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量は、自動投入装置20が洗濯槽13内に洗剤を投入したことによって減少している(S15参照)。そのため、S16で制御部41が認識する洗剤の残量は、上記のS10で制御部41が認識した洗剤の残量より少なくなっている。洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量は、例えば、982g(1000g-18g)である。
続くS17では、制御部41が、洗濯可能回数を算出する。制御部41は、上記のS16で認識した洗剤の残量(例えば982g)と、上記のS13で特定した洗剤の使用量(例えば18g)とに基づいて洗濯可能回数を算出する。制御部41は、洗剤の残量を洗剤の使用量で除することによって洗濯可能回数を算出する。洗濯可能回数=洗剤の残量/洗剤の使用量である。例えば、洗濯可能回数55回=洗剤の残量982g/洗剤の使用量18gである。続くS18では、制御部41が、S17で算出した洗濯可能回数(例えば55回)を表示部44に表示する(図8参照)。制御部41は、S18で表示部44に表示する洗濯可能回数を記憶部42に記憶する。また、制御部41は、S18で表示部44に洗濯可能回数を表示してから所定時間が経過したタイミングで、表示部44に表示した洗濯可能回数を表示しないようにする。これによって、表示部44から洗濯可能回数の表示が消える。
続くS19では、制御部41が、洗濯運転を開始する。制御部41は、洗濯運転において、例えば給水工程、洗い工程、すすぎ工程、及び脱水工程を実行する。洗濯運転が実行されることによって、ドラム14に収容されている洗濯物が洗濯される。洗濯運転における給水工程、洗い工程、すすぎ工程、及び脱水工程については、よく知られているので詳細な説明を省略する。洗濯運転の全工程が終了した後、続くS20では、制御部41が洗濯運転を終了する。
続くS21では、制御部41が、再び洗濯可能回数を表示部44に表示する。制御部41は、上記のS18で表示部44に表示した洗濯可能回数(例えば55回)と同じ洗濯可能回数を表示部44に表示する(図8参照)。制御部41は、S21で表示部44に表示する洗濯可能回数を記憶部42に記憶する。また、制御部41は、S21で表示部44に洗濯可能回数を表示してから所定時間が経過したタイミングで、表示部44に表示した洗濯可能回数を表示しないようにする。これによって、表示部44から洗濯可能回数の表示が消える。
続くS22では、制御部41が、洗濯機10の蓋12が開かれたか否かを判断する。蓋12の開閉は、図示省略する開閉検出部によって検出される。蓋12が開かれた場合は、S22で制御部41がYESと判断してS23に進む。そうでない場合は、制御部41がNOと判断して待機する。続くS23では、制御部41が、S22でYESと判断してから所定時間が経過した後に洗濯機10の電源をオフにする。その後、洗濯可能回数表示処理が終了する。
なお、制御部41は、次回の洗濯可能回数表示処理におけるS11では、今回の洗濯可能回数表示処理におけるS21で表示した洗濯可能回数(例えば55回)を表示部44に表示する。
以上、実施例に係る洗濯機10について説明した。上記の説明から明らかなように、実施例に係る洗濯機10は、洗濯物を収容する洗濯槽13と、洗濯槽13内に洗剤を自動的に投入する自動投入装置20と、自動投入装置20によって洗濯槽13内に投入される洗剤を収容する洗剤タンク30と、表示部44と、制御部41とを備えている。制御部41は、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量(例えば1000g)と、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば18g)とに基づいて算出される洗濯可能回数(例えば56回)を表示部44に表示する(S18)。この構成によれば、洗濯可能回数が洗濯機10の表示部44に表示されるので、洗濯機10のユーザが洗濯可能回数を容易に認識することができる。そのため、洗剤タンク30に洗剤を補充する時期や洗剤を購入する時期を容易に把握することができる。
また、上記の洗濯機10は、洗剤の基準量(例えば22g)を特定するためのユーザ操作を受け付ける操作部45を備えている。制御部41は、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される洗剤の基準量(例えば22g)と、その基準量に対して予め設定されている割合(例えば0.8)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば18g)を特定する(S13)。この構成によれば、基準量が異なる洗剤を使用する場合であっても、ユーザ操作に応じて1回の洗濯で使用される洗剤の使用量を特定することができる。洗濯機10のユーザは使用する洗剤に応じて洗剤の基準量を選択することができ、それに応じて適切な洗濯可能回数が表示部44に表示されるので、ユーザの利便性が向上する。
また、上記の洗濯機10では、制御部41が、洗濯運転が開始される前に洗濯可能回数を表示部44に表示する(S11)。この構成によれば、洗濯運転が開始される前にユーザが洗濯可能回数を認識することができるので、ユーザの利便性が向上する。また、洗濯運転が開始される前に洗剤タンク30に洗剤が補充された場合には、洗濯可能回数が表示部44に表示されることによって、洗剤タンク30に洗剤が補充された直後の洗濯可能回数をユーザが認識することができる。
また、上記の洗濯機10では、制御部41が、洗剤が洗濯槽13に自動投入された後、洗濯運転が開始される前に洗濯可能回数を表示部44に表示する(S15、S18、S19)。この構成によれば、洗剤が洗濯槽13に自動投入された後の最新の洗濯可能回数をユーザが認識することができる。また、上記の洗濯機10では、制御部41が、洗濯運転が終了した後に、上記と同様の洗濯可能回数を表示部44に表示する(S20、S21)。制御部41は、S18とS21の処理で同様の洗濯可能回数を表示部44に表示する。この構成によれば、洗濯運転が終了した後の最新の洗濯可能回数をユーザが認識することができる。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(第2実施例)
次に第2実施例について説明する。上記の第1実施例では、第1特定操作部451が洗剤の目安量を選択可能に構成されており、洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作して洗剤の目安量(例えば10g/30L)を選択することによって、その目安量に対応する洗剤の基準量(例えば22g)が特定される構成であった(図5、図6参照)。また、第1実施例では、洗剤の基準量に対する割合(例えば0.8)が予め特定の1個の値に設定されていた(図6参照)。
第2実施例では、図9に示すように、第1特定操作部451が、洗剤の基準量に対する割合を選択可能に構成されている。図10に示すように、洗剤の基準量に対する割合は、例えば0.5、0.6等である。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作することによって、複数の割合の中から任意の割合(例えば0.5)を選択することができる。第1特定操作部451のユーザ操作によって特定された洗剤の基準量に対する割合は記憶部42に記憶される。洗剤の基準量に対する割合は、基準量に対して「多め」や「少なめ」等を表すパラメータである。例えば、洗剤の基準量に対して0.5は、基準量に対して0.4よりも多めであり、0.6よりも少なめである。図9に示すように、洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作することによって選択した割合(例えば0.5)は、例えばインジケータ453に表示される。洗濯機10のユーザは、好みの割合を選択することができる。また、例えば、洗濯機10のユーザがプラスボタン454及びマイナスボタン455を操作することによって、洗剤の基準量に対する割合(例えば0.5)を選択してもよい。
また、第2実施例では、洗剤の基準量が予め特定の1個の値に設定されている。洗剤の基準量は、例えば44gである。洗剤の基準量は予め記憶部42に記憶されている。
洗濯機10の制御部41は、記憶部42に記憶されている洗剤の基準量(例えば44g)と、その基準量に対する割合(例えば0.5)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定することができる(図10参照)。制御部41は、洗剤の基準量に割合を乗じることによって洗剤の使用量を算出する。例えば、洗剤の使用量22g=洗剤の基準量44g×割合0.5である。算出された洗剤の使用量は記憶部42に記憶される。
また、制御部41は、上記の洗濯可能回数表示処理(図7参照)のS17で、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量(例えば1000g)と、洗剤の使用量(例えば22g)とに基づいて洗濯可能回数(例えば45回)を算出する。制御部41は、洗剤の残量を洗剤の使用量で除することによって洗濯可能回数を算出する。例えば、洗濯可能回数45回=洗剤の残量1000g/洗剤の使用量22gである。続くS18では、制御部41が、S17で算出した洗濯可能回数(例えば45回)を表示部44に表示する(図10参照)。
以上、第2実施例について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の洗濯機10は、洗剤の予め設定されている基準量(例えば44g)に対する割合(例えば0.5)を特定するためのユーザ操作を受け付ける操作部45を備えている。制御部41は、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される割合(例えば0.5)と、洗剤の予め設定されている基準量(例えば44g)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定する(S13)。この構成によれば、洗濯機10のユーザは状況に応じて洗剤の基準量に対する割合を選択することができ、それに応じて適切な洗濯可能回数が表示部44に表示されるので、ユーザの利便性が向上する。例えば、ユーザは、洗濯槽13に収容されている洗濯物の重量が大きいと思う場合は、大きい割合を選択することができる。また、ユーザは、多めの洗剤量が好みの場合は大きい割合を選択することができ、少なめの洗剤量が好みの場合は小さい割合を選択することができる。この構成によれば、ユーザの好みの洗剤量に応じた洗濯可能回数が表示部44に表示されるので、ユーザの利便性が向上する。また、ユーザが選択した割合(例えば0.5)を毎日の洗濯において維持することによって、毎日の洗濯においてユーザの好みの洗剤量を反映させることができる。毎日の洗濯においてユーザの好みの洗剤量に応じた洗濯可能回数を表示部44に表示することができる。
(第3実施例)
次に第3実施例について説明する。上記の第1実施例では、洗剤の基準量に対する割合(例えば0.8)が予め特定の1個の値に設定されていた(図6参照)。また、上記の第2実施例では、洗剤の基準量(例えば44g)が予め特定の1個の値に設定されていた。第3実施例では、図11に示すように、操作部45が、第1特定操作部451及び第2特定操作部452を備えている。
第1特定操作部451は、洗剤の目安量を選択可能に構成されている。図12に示すように、洗剤の目安量は、例えば10g/30L、20g/30L等と表される。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作することによって、複数の洗剤の目安量の中から任意の目安量を選択することができる。
洗剤の目安量は、洗剤の基準量に対応している。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作して洗剤の目安量を選択することによって、洗剤の目安量に対応する洗剤の基準量が特定される。洗剤の基準量は、例えば22g、44g等と表される。例えば、10g/30Lの目安量が22gの基準量に対応しており、20g/30Lの目安量が44gの基準量に対応している。第1特定操作部451のユーザ操作によって特定された洗剤の基準量は記憶部42に記憶される。
図11に示すように、第2特定操作部452は、洗剤の基準量に対する割合を選択可能に構成されている。図12に示すように、洗剤の基準量に対する割合は、例えば0.5、0.6等である。洗濯機10のユーザが第2特定操作部452を操作することによって、複数の割合の中から任意の割合(例えば0.5)を選択することができる。第2特定操作部452のユーザ操作によって特定された洗剤の基準量に対する割合は記憶部42に記憶される。
洗濯機10の制御部41は、特定した洗剤の基準量(例えば44g)と、その基準量に対する割合(例えば0.5)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定することができる(図12参照)。制御部41は、洗剤の基準量に割合を乗じることによって洗剤の使用量を算出する。例えば、洗剤の使用量22g=洗剤の基準量44g×割合0.5である。算出された洗剤の使用量は記憶部42に記憶される。
また、制御部41は、上記の洗濯可能回数表示処理(図7参照)のS17で、洗剤タンク30に収容されている洗剤の残量(例えば1000g)と、洗剤の使用量(例えば22g)とに基づいて洗濯可能回数(例えば45回)を算出する(図12参照)。制御部41は、洗剤の残量を洗剤の使用量で除することによって洗濯可能回数を算出する。例えば、洗濯可能回数45回=洗剤の残量1000g/洗剤の使用量22gである。なお、図12では、洗剤の使用量と洗濯可能回数が同じセル内に表示されている。例えば、洗剤の基準量が44gであり、洗剤の基準量に対する割合が0.5である場合は、(洗剤の使用量、洗濯可能回数)=(22g、45回)である。上記の洗濯可能回数表示処理のS17に続くS18では、制御部41が、S17で算出した洗濯可能回数(例えば45回)を表示部44に表示する(図11参照)。
以上、第3実施例について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の洗濯機10は、洗剤の基準量(例えば44g)を特定するためのユーザ操作と、洗剤の基準量に対する割合(例えば0.5)を特定するためのユーザ操作と、を受け付ける操作部45を備えている。制御部41は、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される洗剤の基準量(例えば44g)と、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される割合(例えば0.8)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定する(S13)。この構成によれば、洗濯機10のユーザが洗剤の基準量とそれに対する割合を選択することができ、ユーザの選択に応じて適切な洗濯可能回数が表示されるので、ユーザの利便性が向上する。
(第4実施例)
次に第4実施例について説明する。上記の第3実施例では、第1特定操作部451が、洗剤の目安量を選択可能に構成されていた。第4実施例では、図13に示すように、第1特定操作部451が、洗剤の銘柄を選択可能に構成されている。洗剤の銘柄は、例えばA、B等である。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作することによって、複数の洗剤の銘柄の中から任意の銘柄を選択することができる。
洗剤の銘柄は、洗剤の目安量及び基準量に対応している(図14参照)。洗濯機10のユーザが第1特定操作部451を操作して洗剤の銘柄を選択することによって、洗剤の銘柄に対応する洗剤の目安量及び基準量が特定される。例えば、Aの銘柄が22gの基準量に対応しており、Bの銘柄が44gの基準量に対応している。第1特定操作部451のユーザ操作によって特定された洗剤の基準量は記憶部42に記憶される。第4実施例のその他の処理については、第3実施例と同様であるので詳細な説明を省略する。
また、上記の第1実施例では、第3実施例と同様に、第1特定操作部451が、洗剤の目安量を選択可能に構成されていた。第1実施例の変形例では、第4実施例と同様に、第1特定操作部451が、洗剤の銘柄を選択可能に構成されていてもよい。
以上、第4実施例について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の洗濯機10は、洗剤の基準量(例えば44g)に対応する洗剤(例えばB)の銘柄を特定するためのユーザ操作と、洗剤の基準量に対する割合(例えば0.5)を特定するためのユーザ操作と、を受け付ける操作部45を備えている。制御部41は、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される洗剤の銘柄(例えばB)に対応する洗剤の基準量(例えば44g)と、操作部45が受け付けたユーザ操作によって特定される割合(例えば0.5)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定する(S13)。この構成によれば、洗濯機10のユーザが洗剤の銘柄を選択するだけで洗剤の基準量を特定することができるので、洗剤の基準量を特定する際のユーザの負担を減らすことができ、ユーザの利便性が向上する。
(第5実施例)
次に第5実施例について説明する。図2及び図3に示すように、洗濯機10は、重量検出部46を備えている。重量検出部46は、本体11の内部に配置されている。重量検出部46は、洗濯槽13内のドラム14内に収容されている洗濯物の重量を検出することができる。例えば、重量検出部46は、ドラム14内に洗濯物が収容されている状態で、モータ15の回転負荷の変化を検出することによって、洗濯物の重量を検出することができる。重量検出部46は、例えば1kgのオーダーで洗濯物の重量を検出することができる。図15に示すように、重量検出部46の検出重量は、例えば、1kg、2kg等である。重量検出部46の検出重量の情報は、制御部41に送信される。
洗濯物の重量は、洗剤の基準量に対する割合に対応している。例えば、1kgの重量が0.5の割合に対応しており、2kgの重量が0.6の割合に対応している。重量検出部46が洗濯物の重量を検出することによって、洗濯物の重量に対応する割合が特定される。洗濯物の重量と洗剤の基準量に対する割合との関係は、予め設定されており、記憶部42に記憶されている。
第5実施例に係る洗濯機10では、洗剤の基準量が予め特定の1個の値に設定されている。洗剤の基準量は、例えば44gである。洗剤の基準量は予め記憶部42に記憶されている。
次に、洗濯機10で実行される第5実施例に係る洗濯可能回数表示処理について説明する。図16は、洗濯可能回数表示処理のフローチャートである。第5実施例では、洗濯可能回数表示処理の上記のS12の処理の後にS50の処理が実行される。S50では、重量検出部46が洗濯槽13内のドラム14内に収容されている洗濯物の重量を検出する。重量検出部46の検出重量(例えば1kg)の情報は、制御部41に送信される。
続くS51では、制御部41が、重量検出部46の検出重量(例えば1kg)に基づいて洗剤の基準量に対する割合(例えば0.5)を特定する(図15参照)。制御部41は、図15に示す洗濯物の重量と洗剤の基準量に対する割合との予め設定されている関係に基づいて、洗剤の基準量に対する割合を特定する。
続くS13では、制御部41が、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量を特定する。制御部41は、記憶部42に記憶されている洗剤の基準量(例えば44g)と、上記のS51で特定した洗剤の基準量に対する割合(例えば0.5)とに基づいて、洗剤の使用量(例えば22g)を特定する。制御部41は、特定した洗剤の使用量を記憶部42に記憶する。続くS14では、制御部41が、S13で特定した洗剤の使用量(例えば22g)を表示部44に表示する(図17参照)。第5実施例のS15以降の処理については、上記の各実施例で説明したので詳細な説明を省略する。
以上、第5実施例について説明した。上記の説明から明らかなように、上記の洗濯機10は、洗濯槽13内に収容されている洗濯物の重量を検出する重量検出部46を備えている。制御部41は、重量検出部46が検出した洗濯物の重量に基づいて洗剤の予め設定されている基準量に対する割合(例えば0.5)を特定する。制御部41は、特定した割合と、洗剤の予め設定されている基準量(例えば44g)とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗剤の使用量(例えば22g)を特定する(S13)。この構成によれば、洗濯槽13内に収容されている洗濯物の重量に応じた洗剤の使用量を特定することができ、洗濯物の重量に応じた適切な洗濯可能回数を表示部44に表示することができる。
また、上記の洗濯機10では、制御部41が、重量検出部46が洗濯物の重量を検出した後及び洗濯運転が終了した後に同じ洗濯可能回数を表示部44に表示する(S18、S21)。この構成によれば、洗濯機10のユーザが洗濯可能回数を認識し易く、ユーザの利便性が向上する。なお、制御部41がS18とS21で同じ洗濯可能回数を表示部44に表示する点については、上記の第1実施例で説明した。
(他の実施例)
(1)他の実施例では、制御部41が、洗剤の使用量の使用回数を計数してもよい。例えば、制御部41は、洗剤の使用量が22gである場合の洗濯運転を5回実行した場合は、その5回を計数する。また、制御部41は、洗剤の使用量が18gである場合の洗濯運転を10回実行した場合は、その10回を計数する。また、図18に示すように、制御部41が、使用回数が最も多い洗剤の使用量を表示部44に表示してもよい。例えば、制御部41は、洗剤の使用量が18gである場合の洗濯運転を実行した回数(例えば10回)が他の使用量と比較して最も多い場合は、その回数(例えば10回)を表示部44に表示する。また、制御部41は、洗剤の使用量の見直しを促す画面81を表示部44に表示してもよい。例えば、制御部41は、「洗剤の使用量の見直しが必要です。」等の画面81を表示部44に表示する。洗濯機10のユーザは、回数設定ボタン82を押すことによって洗剤の使用量の見直しを行うことができる。
(2)他の実施例では、制御部41が、使用回数が最も多い洗剤の使用量に基づいて洗濯可能回数を算出してもよい。例えば、制御部41は、洗剤の使用量が18gである場合の洗濯運転を実行した回数(例えば10回)が他の使用量と比較して最も多い場合は、18gの使用量に基づいて洗濯可能回数を算出する。
(3)他の実施例では、上記の第5実施例に対して、洗濯機10のユーザが洗剤の基準量に対する割合(「多め」や「少なめ」のパラメータ)を選択することができる構成(第2実施例参照)を更に追加してもよい。
(4)上記の実施例は、ドラム式の洗濯機10であったが、他の実施例では縦型の洗濯機10であってもよい。
(5)上記の実施例では、洗剤タンク30に関する構成について説明したが、洗剤タンク30と同様の構成が柔軟剤タンク50に適用されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:洗濯機、11:本体、12:蓋、13:洗濯槽、14:ドラム、15:モータ、16:給水路、17:排水路、18:給水弁、19:排水弁、20:自動投入装置、21:着脱容器、22:第1洗剤供給路、23:ピストンポンプ、24:第2洗剤供給路、25:第1逆止弁、26:第2逆止弁、28:蓋、29:開閉検出部、30:洗剤タンク、31:注入口、32:排出口、39:目盛り、41:制御部、42:記憶部、43:タンク検出部、44:表示部、45:操作部、46:重量検出部、50:柔軟剤タンク、80:スタートボタン、81:画面、82:回数設定ボタン、111:開口部、211:開口部、451:第1特定操作部、452:第2特定操作部

Claims (5)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記洗濯槽内に洗濯処理剤を自動的に投入する自動投入装置と、
    前記自動投入装置によって前記洗濯槽内に投入される洗濯処理剤を収容する処理剤タンクと、
    表示部と、
    洗濯処理剤の基準量を特定するためのユーザ操作を受け付ける操作部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記操作部が受け付けたユーザ操作によって特定される洗濯処理剤の基準量と、その基準量に対して予め設定されている割合とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量を特定し、
    前記処理剤タンクに収容されている洗濯処理剤の量と、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量とに基づいて算出される洗濯可能回数を前記表示部に表示する、洗濯機。
  2. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記洗濯槽内に洗濯処理剤を自動的に投入する自動投入装置と、
    前記自動投入装置によって前記洗濯槽内に投入される洗濯処理剤を収容する処理剤タンクと、
    表示部と、
    洗濯処理剤の基準量に対応する洗濯処理剤の銘柄を特定するためのユーザ操作と、洗濯処理剤の基準量に対する割合を特定するためのユーザ操作と、を受け付ける操作部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記操作部が受け付けたユーザ操作によって特定される洗濯処理剤の銘柄に対応する洗濯処理剤の基準量と、前記操作部が受け付けたユーザ操作によって特定される割合とに基づいて、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量を特定し、
    前記処理剤タンクに収容されている洗濯処理剤の量と、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量とに基づいて算出される洗濯可能回数を前記表示部に表示する、洗濯機。
  3. 前記制御部は、洗濯が開始される前に洗濯可能回数を前記表示部に表示する、請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記制御部は、1回の洗濯で使用される洗濯処理剤の量の使用回数が最も多い量に基づいて洗濯可能回数を算出する、請求項1からのいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記処理剤タンクに収容されている洗濯処理剤の量を計測するための目盛りが前記処理剤タンクに付されている、請求項1からのいずれか一項に記載の洗濯機。
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