JP2005074029A - 電気洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
洗剤を使用しないで運転するときには無駄な濯ぎ工程を省略して時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図る。
【解決手段】
洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサ21を設け、記制御装置15は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に洗剤が含まれていないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を省略して洗い工程から終脱水工程へ移行する制御を行うように構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電気洗濯機に関する。
一般の電気洗濯機は、洗剤を使用して自動的に洗濯および脱水工程を実行する標準コースでは、洗濯槽(外槽および洗濯兼脱水槽)内に洗濯物,洗剤,洗い水を入れた状態で撹拌翼を回転させて洗い水と洗濯物を撹拌する洗い工程と、洗い水を排水した後に濯ぎ水を入れた状態で撹拌翼を回転させて濯ぎ水と洗濯物を撹拌して濯ぎ工程と、濯ぎ水を排水した後に洗濯槽(洗濯兼脱水槽)を高速回転させて遠心脱水する最終脱水工程を自動的に実行する構成である。
洗濯物の汚れには、洗剤を使用しないで水洗いするだけでも十分に落ちる汚れがあり、このような汚れの洗濯物を従来の電気洗濯機の標準コースで洗剤を使用しないで洗濯すると、電気洗濯機は、前述したように、洗い工程と濯ぎ工程と最終脱水工程を実行する。
このために、不要な濯ぎ工程を実行して所要時間が長くなり、また、使用水量や消費電力も多くる問題がある。特に、濯ぎ工程において複数回の濯ぎを実こうする電気洗濯機においては、その問題が顕著である。
従って、本発明の1つの目的は、洗剤を使用しないで運転するときには無駄な濯ぎ工程を省略して時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる電気洗濯機を提案することにある。
本発明の他の目的は、少ない洗剤量で運転するときには濯ぎ工程を簡略化して時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる電気洗濯機を提案することにある。
本発明の更に他の目的は、洗い水に含まれる洗剤の有無や量に応じて濯ぎ工程を省略したり好適な濯ぎ工程を実行することにより、時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる電気洗濯機を提案することにある。
本発明は、洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置を備えた電気洗濯機において、
洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを設け、
前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に洗剤が含まれていないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を省略して洗い工程から終脱水工程へ移行し、または、濯ぎ工程を簡略化して最終脱水工程へ移行する制御を行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置を備えた電気洗濯機において、
洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを設け、
前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に含まれる洗剤が少ないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を簡略化して最終脱水工程へ移行する制御を行うようにしたことを特徴とする。
そして、前記制御装置は、洗剤を使用して洗いを行うコースと洗剤を使用しないで洗いを行うコースを表示素子群に設けた表示素子によって表示する制御を行うことを特徴とする。
本発明は、洗剤を使用しないで運転するときには無駄な濯ぎ工程を省略(例えば、濯ぎ工程を省略または濯ぎ工程の回数を減らす)する自動制御を行うので、時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる。
また、本発明は、少ない洗剤量で運転するときには濯ぎ工程を簡略化(濯ぎ工程の回数を減らす)する自動制御を行うので、時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる。
また、本発明は、洗い水に含まれる洗剤の有無や量に応じて濯ぎ工程を省略したり好適な濯ぎ工程を実行する自動制御を行うので、時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることができる。
本発明の電気洗濯機は、洗い工程,濯ぎ工程および最終脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置と、洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを備え、前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって、洗い水に洗剤が含まれていないことを検出したときには無駄な濯ぎ工程を省略して最終脱水工程へ自動的に移行する制御を行い、また、洗い水に含まれる洗剤の量が少ないことを検出したときには濯ぎ工程を簡略化して最終脱水工程へ自動的に移行する制御を行うように構成する。
図1は、本発明の全自動電気洗濯機の一実施の形態を示す縦断側面図、図2は、制御系のブロック図、図3は、標準コースの工程図、図4は、洗濯物に付着した汚れを洗剤を使用せずに洗濯した場合の汚れ落ち具合を5段階で評価した官能試験結果を表わすグラフ、図5は、制御装置が実行する標準コースの制御処理フローチャート、図6は、このような洗濯コースの設定と表示を実行する操作パネルの平面図であり、(a)は、洗剤を使用した洗剤洗いコース状態を示す平面図、(b)は、洗剤を使用しない水洗いコース状態を示す平面図である。
この実施例における全自動電気洗濯機において、外槽1は、外枠2の上部の4隅から垂下させた防振支持装置3によって懸垂支持するように該外枠2内に設置する。この外槽1内に回転可能に設置する洗濯兼脱水槽4は、上縁部に流体バランサー5を備え、内部の中央部に位置させて撹拌翼6が設置され、周壁には多数の脱水穴4aを備える。外槽1の底部の外側には、駆動電動機と洗濯脱水の切換機構を内蔵した電動駆動装置7を鋼板製の取り付けベース8を介して取り付ける。この伝導駆動装置7は、図示説明は省略するが、駆動電動機とクラッチ機構を備え、前記洗濯兼脱水槽4を静止させた状態で前記撹拌翼6を右回転−休止−左回転を繰り返すように駆動したり、洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一方向に連続的に回転させるように駆動するように機能する。
衣類投入9aを形成した上カバー9は、前記衣類投入口9aを洗濯兼脱水槽4の上方に位置させて、枠体2の上部開口を覆うように該開口の端縁に嵌め込み、フロントパネル10およびバックパネル11と共に取り付けねじ(図示省略)により外枠2に取り付けて設置する。
上カバー9の前縁部で、前記フロントパネル10の下側に形成されるフロントパネルボックス12は、電源スイッチと操作スイッチ群と表示素子群を備えた操作パネル13と外槽1内に給水される洗濯水量に応じた水位検出信号を発生する水位センサ14と制御装置15を内蔵する。
上カバー9の後縁部で、バックパネル11の下側に形成されるバックパネルボックス16には、給水栓から給水ホース(何れも図示省略)を介して受水する受水口17と注水口18に接続した給水電磁弁19を内蔵する。注水口18は、洗濯兼脱水槽4の開口に向けて放水するように設ける。また、バックパネルボックス16には、更に、必要に応じて、風呂の残り湯を洗濯兼脱水槽4に給水するための風呂水給水ポンプや水道水軟水化装置や洗剤投入装置(何れも図示省略)を設ける。
上カバー9に形成した衣類投入口9aは、外蓋20によって開閉自在に覆う。
外槽1の底部内側には、洗剤検出センサ21を設置し、この底部に形成した排水口1aは、排水電磁弁22を介して排水ホース23に接続する。また、外槽1の下部にはエアートラップ1bを設け、このエアートラップ1bは、エアーチューブ24を介して前記水位センサ14に接続する。
水位センサ14は、給水量(外槽1内の水位)に応じた空気圧により水位を表わす水位検出信号を発生して制御装置15に入力する。
外枠2の下方には、四隅に脚25を取り付けた合成樹脂製のベース27が装着されている。
この全自動電気洗濯機の制御系を図2を参照して説明する。
制御装置15は、マイクロコンピュータと駆動回路を主体にして構成し、操作パネル13に設けた電源スイッチ131を投入することによって動作状態となり、操作スイッチ群132からの指示入力によって設定されたコースに従って洗濯,脱水制御プログラムを実行することにより、水位センサ14からの水位検出信号を参照しながら給水電磁弁19を制御して洗濯水を給水し、洗剤検出センサ21からの洗剤検出信号を参照して洗い水の洗剤濃度を確認し、電動駆動装置7におけるクラッチ機構71を制御することにより回転力伝達経路を切り換え、駆動電動機72を制御することによって洗濯兼脱水槽4を静止させた状態で撹拌翼6を左右方向に往復回転させ(洗濯工程)、洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一方向に高速回転させ(脱水工程)、排水電磁弁22を制御して洗濯水を排水し、その進行状態を操作パネル13の表示素子群133によって表示するように構成する。
このように構成した全自動電気洗濯機は、制御装置15による制御処理によって、図3に示すような、標準コースにおける洗濯および脱水工程を自動的に実行する。この標準コースは、洗剤を溶解した洗い水中で洗濯物を撹拌する洗い工程と、洗濯物を真水で濯ぐ濯ぎ工程と、洗濯物を脱水する最終脱水工程を実行するコースである。
ステップS101
操作パネル13に設けられた電源スイッチ131が投入されると、操作スイッチ群132からの指示入力に基づいて洗濯,脱水の洗濯コースを設定し、スタートスイッチが押されると、検出制御を実行する。この検出制御では、洗濯兼脱水槽4を静止状態として撹拌翼6を回転させるようにクラッチ機構71を制御し、洗濯兼脱水槽4を静止させた状態で撹拌翼6を往復回転させるように駆動電動機72を制御し、そのときの回転負荷を計測して洗濯物の量を検出(推定)する。そして、検出した洗濯物の量に応じて洗濯に望ましい洗濯水の量〔約5リットル/kg(洗濯物重量)の割合〕と洗剤の量(約20g/30リットル(洗い水)の割合)を設定し、投入すべき洗剤の量を表示素子群133に表示する。
ステップS102
給水工程を実行する。この給水工程では、給水電磁弁19を開いて水道水(洗い水)を注水口18から洗濯兼脱水槽4内へ給水する。この給水制御は、水位センサ14から出力される水位検出信号を参照しながら行い、設定量になると給水電磁弁19を閉じる。この給水の途中でも撹拌翼6を回転させるように駆動電動機71を制御し、そのときの回転負荷を計測して、既に検出している洗濯物の量を参照して該洗濯物の質を検出(推定)し、更に、洗い水に含まれる洗剤の量を検出し、洗濯に望ましい撹拌翼6の往復回転時限を設定する。
ステップS103
洗い工程を実行する。この洗い工程は、洗濯兼脱水槽4を係止して静止状態とするようにクラッチ機構71を制御した状態で、撹拌翼6を設定された時限で往復回転させるように駆動電動機72を制御する。
ステップS104
排水工程へ移行する。排水工程では、排水電磁弁22を開放して外槽1内の洗い水を排水ホース23を通して洗濯機外へ排水する。この排水制御は、排水開始からの時間制御や水位センサ14による水位検出信号の変化を監視して行う。
ステップS105
排水が終了すると、洗濯物に含まれている洗い水を遠心脱水する脱水工程を実行する。この脱水工程では、洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一体的に回転可能状態とするようにクラッチ機構71を制御し、洗濯兼脱水槽4を一方向に高速回転させるように駆動電動機72を制御する。このように制御することにより、洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6は、高速回転して洗濯物を遠心脱水する。
ステップS106
濯ぎ水の給水工程を実行する。この給水制御は、洗い水の給水と同様にして行う。
ステップS107
濯ぎ工程を実行する。この濯ぎ工程は、基本的には、ステップS103の洗い工程と同様に制御する。
ステップS108
濯ぎ水を排水する排水工程を実行する。この排水工程の制御は、ステップS104の排水工程と同様に行う。
ステップS109
洗濯物に含まれている濯ぎ水を遠心脱水する脱水工程を実行する。この脱水工程の制御は、ステップS105の脱水工程と同様に行う。
ステップS110
濯ぎ水の給水工程を実行する。この給水工程は、ステップS102の給水工程と同様に制御する。
ステップS111
濯ぎ工程を実行する。この濯ぎ工程は、ステップS107の濯ぎ工程と同様に制御する。
ステップS112
濯ぎ水を排水する排水工程を実行する。この排水工程は、ステップS104の排水工程と同様に制御する。
ステップS113
最終脱水工程を実行する。この最終脱水工程は、洗濯物に含まれる水分をできるだけ多く脱水するように、前述した脱水工程よりも長い時間をかけて遠心脱水するように制御する。
ステップS114
洗濯,脱水工程の総てが終了したことを報知するように操作パネル13の表示素子群133を制御し、終了ブザー(図示省略)を鳴動させる。
このような洗濯において、洗濯物の汚れの程度(量や質)によっては、洗剤を使用しないて水洗いすることで洗濯の目的を達成することができる。
洗濯物(衣類)に種々の汚れを付けて洗剤を使用せずに洗い,濯ぎ,脱水を全自動で実行する標準コースで洗濯した後に、数人が洗濯物の汚れ落ち具合を目視にて評価し、その結果を汚れ落ちが「悪い」から「支障なく汚れが落ちている」までを5段階に分類する試験を行うと、図4に示すような評価結果が得られる。この5段階官能試験の結果において、官能評価値が4以上得られた場合、洗濯物に付着した汚れは「良く洗浄できている」と判定して支障無いレベルである。この試験結果をみると、洗濯物に付着した醤油やトマトケチャップのような汚れは、洗剤を使用しない水洗いでも十分に落すことが可能である。
また、ラー油やミートソースなどの汚れは、官能値が3以下であり、これらの汚れに対しては、洗剤を使用して洗剤の化学力(浸透・乳化・分散作用)を利用することが必要(水洗いだけでは不十分)な汚れである。
洗濯では、一度落した汚れが再度洗濯物に付着する再付着現象(再汚染)が発生するが、この再汚染を招来する汚れは油脂成分(皮脂成分)であり水溶性の汚れでは再汚染することがないことが知られている。従って、油脂成分の汚れは再汚染防止を図ることができる洗剤を使用して洗濯する必要があるが、水溶性の汚れに関しては洗剤を使用せずに水洗いだけで洗濯物に付着した汚れを十分に落すことができることがわかる。
この実施例1における制御装置15は、洗剤を使用した洗い工程を行った後に濯ぎ工程と最終脱水工程を実行する標準コースが設定された状態において、洗剤が投入されなかったときには濯ぎ工程を省略して洗い工程の次に最終脱水工程を行う構成であり、図5に示す制御処理を実行する。
ステップS1001
使用者が洗濯兼脱水槽4に洗濯物を投入して電源スイッチ131を投入し、操作スイッチ群132におけるコース選択キー1321で洗濯コースにおける標準コースを選択指示すると、制御装置15は、標準コースを設定すると共に表示素子群133における設定コース(標準コース)を表わす表示素子1331を点灯または点滅させて設定状態を表示する。因に、洗濯コースには、強力コースとソフトコースもあり、これらの洗濯コースが選択されたことを表示する表示素子もある。
ステップS1002
スタート/一時停止キー1322の入力を監視して処理を進める。
ステップS101
洗濯物の量を検出し、洗濯水量と該洗濯水量に相応する洗剤量を算出し、洗濯水量を表す表示素子1332と洗剤量を表す表示素子1333の該当する素子を点灯して表示する。なお、洗濯水量は、水位設定キー1323によっても設定することができる。
ステップS1021
給水電磁弁19を開いて洗い水の給水を実行する。
ステップS1022
水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して洗い水の給水量(水位)を検出し、設定された給水量になると給水電磁弁19を閉じて給水を停止する。
ステップS1031
洗剤検出センサ21から出力する洗剤検出信号を参照して洗い水に含まれる洗剤の有無を判定して制御処理を分岐する。
ステップS1032
洗剤検出センサ21から出力する洗剤検出信号が「洗剤あり」を示しているときには、洗剤を使用した洗い水で洗う洗剤洗いであることを条件として、洗い工程,濯ぎ工程,脱水工程の時間設定を行う。洗い工程は、撹拌翼6の往復回転を繰り返す撹拌時間長で設定し、濯ぎ工程は回数で設定し、脱水工程は脱水回転時間長で設定する。洗い工程は、設定時間を約7分程度に設定し、濯ぎ工程は回数で設定する。そして、洗剤を使用した洗剤洗いコースであることを示す表示素子1334を点灯して表示し、7セグメントの表示素子1335によって洗い時間を表示し、7セグメントの表示素子1336によって濯ぎ回数を表示し、7セグメントの表示素子1337によって脱水時間を表示し、洗い撹拌を開始する。
ステップS1033
洗い撹拌時間が設定時間に達したかどうかを確認して洗い撹拌を終了する。
ステップS1041
排水電磁弁22を開いて洗い水を排水する。
ステップS1042
排水時間または水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して排水終了を監視する。
ステップS1051
洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一体的に高速回転させて洗濯物に含まれている水分を遠心脱水する中間脱水を行う。
ステップS1052
脱水時間が設定時間に達したかどうかを確認して脱水を終了する。
ステップS1061
第1回目の濯ぎの濯ぎ水を給水するために給水電磁弁19を開く。
ステップS1062
水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して濯ぎ水の給水量(水位)を検出し、設定された給水量になると給水電磁弁19を閉じて給水を停止する。
ステップS1071
濯ぎ撹拌を実行する。この濯ぎ撹拌は、基本的には、ステップS1032の洗い撹拌と同様に制御する。
ステップS1072
濯ぎ撹拌時間が設定時間に達したかどうかを確認して濯ぎ撹拌を終了する。
ステップS1073
設定回数(2回)の濯ぎを行ったかどうかを確認して処理を分岐する。第1回目の濯ぎが終了した段階ではステップS1041に戻って第2回目の濯ぎの制御処理を実行する。
ステップS1121
設定回数の濯ぎを終了したときには、排水電磁弁22を開いて洗い水を排水する。
ステップS1122
排水時間または水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して排水終了を監視する。
ステップS1131
洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一体的に高速回転させて洗濯物に含まれている水分を遠心脱水する最終脱水を行う。
ステップS1132
脱水時間が設定時間に達したかどうかを確認して脱水を終了する。この最終脱水は、洗濯物の水分を十分に脱水するために前述した中間脱水よりも長い脱水時間を設定した脱水を実行する。
ステップS114
洗濯,脱水工程の総てが終了したことを報知するように操作パネル13の表示素子群133を制御し、終了ブザー(図示省略)を鳴動させる。
ステップS1034
ステップS1031の洗剤有無検出において洗剤検出センサ21から出力する洗剤検出信号が「洗剤なし」を示しているときには、洗剤無しの水洗いコースへ移行する。この水洗いコースは、洗濯物に付着した汚れを洗剤を使用しないで落し、基本的には、濯ぎを省略して最終脱水するコースである。
この水洗いコースでの洗いは、洗剤洗いコースの洗い(ステップS1032)における洗い時間や撹拌翼6の撹拌回数(1分間あたりの正転−休止−逆転回数)、回転数、撹拌のための正転時限(秒),休止時限(秒),逆転時限(秒)と異ならせる。
特に洗い持間は、水洗いは洗濯物に付着している汚れが少ないときの洗いであるので、洗剤洗いコースの洗い時間よりも数分間短い時間とする。また、休止時限は、水洗いコースにおける休止時限を洗剤洗いコースの休止時限より長くし、正転時限や逆転時限は、洗剤洗いコースの時限よりも短い時間を設定する。
そして、図6(b)に示すように、表示素子1335による洗い時間の表示を変更し、表示素子1336による濯ぎ回数の表示を変更し、表示素子1337による脱水時間の表示を変更し、表示素子1334を消灯して表示素子1338を点灯することにより、洗剤を使用しない水洗いコースに自動的に変換したことを表示する。
ステップS1035
洗い撹拌時間が設定時間に達したかどうかを確認して洗い撹拌を終了する。洗剤を使用しない水洗いコースでは、濯ぎを省略してステップS1121の排水に移行する。
前述した実施例1における水洗いコースは、簡略化した濯ぎ工程を実行するように変形することもできる。この変形した実施例2における制御では、図5に破線で示すように、水洗いコースにおいて1回の濯ぎ工程を実施する。
ステップS1043
ステップS1034,S1035の洗いが終了すると排水電磁弁22を開いて洗い水を排水する。
ステップS1044
排水時間または水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して排水終了を監視する。
ステップS1053
洗濯兼脱水槽4と撹拌翼6を一体的に高速回転させて洗濯物に含まれている水分を遠心脱水する中間脱水を行う。
ステップS1054
脱水時間が設定時間に達したかどうかを確認して脱水を終了する。
ステップS1063
濯ぎ水を給水するために給水電磁弁19を開く。
ステップS1064
水位センサ14から出力する水位検出信号を参照して濯ぎ水の給水量(水位)を検出し、設定された給水量になると給水電磁弁19を閉じて給水を停止する。
ステップS1074
濯ぎ撹拌を実行する。この濯ぎ撹拌は、基本的には、ステップS1032の洗い撹拌と同様に制御する。
ステップS1075
濯ぎ撹拌時間が設定時間に達したかどうかを確認して濯ぎ撹拌を終了してステップS1121に進む。
この実施例3は、洗い水に含まれる洗剤の量(濃度)に応じて、洗い工程および濯ぎ工程を制御する例である。図7は、導電度センサを使用して構成した洗剤検出センサを使用して洗い水の洗剤濃度を検出したときの洗い水の洗剤濃度と導電度の関係を示す特性図である。
実施例1および実施例2は、洗剤検出センサ21から出力する洗剤検出信号を参照して洗剤の有無を判定して制御を分岐する構成であるが、この実施例3は、洗い水に含まれる洗剤の濃度に応じて制御を分岐する構成である。特に、濯ぎについては、標準コースにおいて、設定した量の洗剤が投入されていると判定したときには、所定回数(2回)の濯ぎを行い、設定した量に対して少ない量の洗剤が投入されていると判定したときには簡略化した回数(1回)の濯ぎを行い、洗剤が投入されていないと判定したときには濯ぎを省略(濯ぎを行わない)する制御を行う構成である。
具体的には、実施例1と実施例2で採用した制御処理を複合して実行するように制御装置15を構成し、洗剤検出センサ21から出力する洗剤検出信号を参照することにより、ステップS1031からステップS1032への分岐と、ステップS1031からステップS1034への分岐と、ステップS1035からステップS1121への分岐と、ステップS1035からステップS1043への分岐を選択するように構成する。
電気電導度センサを使用して構成した洗剤検出センサ21を使用して洗い水の洗剤濃度を検出すると、図7に示すように、洗い水の洗剤濃度と電導度の関係は、略比例的な関係を示す。
洗剤を投入しない単なる水(真水)の洗い水の電導度は、洗剤検出センサ21の10mmの電極間の逆抵抗(1/抵抗Ω)で約300μS/cmとなり、標準設定量(20g/30L)の洗剤を投入した洗い水の電導度は、約660μS/cmとなり、標準設定量の約半分の洗剤を投入洗い水の電導度は、約400μS/cmとなる。
この実施例3における制御装置15は、標準コースが設定されている状態において、ステップS1031での洗剤検出センサ21の洗剤検出信号による洗い水の電導度が、350μS/cm以下のときには、真水を洗い水とする洗いと判定してステップS1031からステップS1034,S1035,S1121と進んで濯ぎ工程を省略し、351〜450μS/cmのときには、僅かな量の洗剤が投入された洗い水による洗いと判定してステップS1031からステップS1034,S1035,S1043と進んで簡略化した1回の濯ぎを行い、そして、451μS/cm以上のときには、設定した標準量の洗剤が投入された洗い水による洗いと判定してステップS1031からステップS1041に進んで標準の2回の濯ぎを実行する制御処理を行う構成とした。
この実施例3では、ステップS1031における分岐とステップS1035の後の分岐をそのときの洗剤検出信号の値に従って判定するようにしても良い。
本発明の全自動電気洗濯機の一実施の形態を示す縦断側面図である。 図1に示した全自動電気洗濯機における制御系のブロック図である。 図1に示した全自動電気洗濯機における標準コースの工程図である。 洗濯物に付着した汚れを洗剤を使用せずに洗濯した場合の汚れ落ち具合を5段階で評価した官能試験結果を表わすグラフである。 図1に示す全自動電気洗濯機における制御装置が実行する標準コースの制御処理フローチャートである。 図1に示す全自動電気洗濯機における操作パネルの平面図であり、(a)は、洗剤を使用した洗剤洗いコースを示す平面図、(b)は、洗剤を使用しない水洗いコースを示す平面図である。 電導度センサを使用して構成した洗剤検出センサを使用して洗い水の洗剤濃度を検出したときの洗い水の洗剤濃度と電導度の関係を示す特性図である。
符号の説明
4…洗濯兼脱水槽、6…撹拌翼、7…電動駆動装置、13…操作パネル、132…操作スイッチ群、133…表示素子群、15…制御装置、18…給水電磁弁、21…洗剤検出センサ、22…排水電磁弁。

Claims (4)

  1. 洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置を備えた電気洗濯機において、
    洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを設け、
    前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に洗剤が含まれていないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を省略して洗い工程から終脱水工程へ移行する制御を行うようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  2. 洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置を備えた電気洗濯機において、
    洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを設け、
    前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に洗剤が含まれていないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を簡略化して最終脱水工程へ移行する制御を行うようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  3. 洗い工程,濯ぎ工程および脱水工程の制御を自動的に実行する制御装置を備えた電気洗濯機において、
    洗い水に含まれる洗剤を検出する洗剤検出センサを設け、
    前記制御装置は、洗剤を使用すべきコースが設定された洗濯および脱水工程の制御において、前記洗剤検出センサから出力する洗剤検出信号を参照することによって洗い水に含まれる洗剤が少ないことを検出したときには自動的に濯ぎ工程を簡略化して最終脱水工程へ移行する制御を行うようにしたことを特徴とする電気洗濯機。
  4. 請求項1〜3の1項において、前記制御装置は、洗剤を使用して洗いを行うコースと洗剤を使用しないで洗いを行うコースを表示素子群に設けた表示素子によって表示する制御を行うことを特徴とする電気洗濯機。
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