JP7248195B2 - 転炉製鋼方法 - Google Patents

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Description

本発明は、転炉型容器内に収容された溶鉄の精錬処理において、冷鉄源の溶け残りを防止しつつ、冷鉄源の使用量を増加させる転炉製鋼方法に関する。
近年、地球温暖化の観点から、鉄鋼業界においてもCOガスの発生量低減が求められており、化石燃料使用量の削減が急務である。鉄鋼業においては、鉄鉱石を炭素で還元することにより溶銑を製造している。この溶銑を製造するために必要となる炭素源は、溶銑1tあたり、500kg程度である。一方、鉄スクラップなどの冷鉄源を転炉での原料として溶鋼を製造する場合には、鉄鉱石の還元に必要とされる炭素源が不要となる。その際、冷鉄源を溶解するために必要なエネルギーを考慮しても、1tの溶銑を1tの冷鉄源に置き換えることで、約1.5tのCOガス低減につながる。
転炉において、鉄スクラップ等の冷鉄源使用量を増加させるためには、冷鉄源を十分溶解させるだけの熱量を供給する必要がある。熱量が不足すると処理中に冷鉄源が完全溶解せず、出湯後も炉底に残留する。その場合、当該炉を用いた次チャージの転炉処理では、溶け残った冷鉄源を確実に溶解させるため、溶銑配合率を上げる必要が生じ、冷鉄源使用量が増加しない。その他にも、出湯量不足による脱炭処理での足し湯といった操業阻害や、炉底に冷鉄源地金が付着した場合には底吹羽口閉塞により撹拌が悪化し、精錬能が低下するといった冶金上のデメリットが発生する。
通常、転炉処理では、溶銑中に不純物元素として含有される炭素および珪素の反応熱によって冷鉄源溶解による吸熱を補償するが、冷鉄源の配合率が増加した場合には、溶銑中の炭素分・珪素分だけでは熱量不足となる。また、冷鉄源を溶解する際は処理中、特に処理前半の溶鉄温度推移も重要となる。冷鉄源溶解初期には、冷鉄源の昇温のために周囲の溶鉄が持つ熱が奪われて溶鉄温度が急激に低下する。冷鉄源使用量が増加すれば初期の溶鉄温度の低下幅は大きくなり、冷鉄源溶解が進行しづらくなる他、”steel iceberg”や”ferroberg”と呼ばれる冷鉄源周囲の溶鉄が凝固して形成される巨大な冷鉄源塊(以下、「アイスバーグ」)が生成する恐れがある。アイスバーグはその体積に対して伝熱面積が小さいために溶解に時間を要し、冷鉄源の溶け残り発生や処理時間延長の原因になると考えられる。
溶銑中の炭素分・珪素分だけでは不足する熱量を補うため、例えば、特許文献1には、フェロシリコン、黒鉛、コークス等の昇熱剤を炉内に供給し、酸素ガスを供給する熱補償技術が提案されている。
また、特許文献2では、底吹きガス供給によって転炉内溶鉄の攪拌を促進することで、冷鉄源の溶解を促進する技術が提案されている。これは、攪拌強化によって溶銑-冷鉄源間の熱伝達および炭素の物質移動(溶鉄から冷鉄源表層部分への浸炭による冷鉄源融点低下)を促進するものである。
さらに、特許文献3には、上底吹き機能を有する転炉形式の炉を用いて溶銑の脱燐処理を行うにあたり、冷鉄源の全量もしくはその一部を、吹錬前半に炉上から溶銑に添加する方法が提案されている。
特開2011-38142号公報 特開昭63-169318号公報 特開2005-133117号広報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、炭素や珪素の酸化燃焼に必要な酸素ガスを供給することによって転炉での処理時間が延長し、生産性が低下する。また、フェロシリコンを使用すれば珪素の燃焼によってSiOが発生するためスラグの発生量が増加し、黒鉛やコークスを使用すれば炭素の燃焼によってCOガス発生量が増加する問題がある。
また、特許文献2に記載の底吹き攪拌強化は、熱補償と比較して効果が小さい。溶銑-冷鉄源界面近傍の熱収支および炭素物質収支を考慮すると、界面の熱伝達係数もしくは溶鉄の物質移動係数の1次関数として冷鉄源溶解速度を表すことができる。ここで、界面の熱伝達係数ないし溶鉄の物質移動係数は攪拌エネルギーの0.2~0.3乗に比例することが知られている。そのため、攪拌動力エネルギーを1.5倍にしたとしても、溶解速度は1割増す程度である。
さらに、特許文献3に記載の方法では、脱燐処理前半の溶鉄温度低下による冷鉄源溶解の停滞やアイスバーグの生成は回避可能である。しかしながら、溶け残りを回避するために冷鉄源の投入時期を吹錬前半に制限したことで、現実的な吹錬時間においては投入可能な量に限界がある。特許文献3に記載の方法では、冷鉄源使用比率の上限は10%程度である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、転炉型容器内に収容された冷鉄源および溶銑の精錬処理において、冷鉄源の溶け残りを防止しつつ冷鉄源の使用量を増加させ、かつ生産性を損なわない転炉製鋼方法を提案することを目的とする。
発明者らは、上記課題を解決すべく、種々実験を重ねた結果、脱燐処理開始前に装入する冷鉄源量に上限を設け、脱燐処理中ないし脱炭処理時にさらに冷鉄源を添加する条件を検討することにより、従来の課題を解決できる新規な転炉製鋼方法を知見した。本発明は上記知見に基づきなされたものであり、その要旨は以下のとおりである。
上記課題を有利に解決する本発明の転炉製鋼方法は、
転炉型容器内に収容された冷鉄源および脱燐前溶銑に対して、副原料を添加するとともに酸化性ガスを供給して該脱燐前溶銑の脱燐処理を行ない脱燐後溶鉄を得、得られた脱燐後溶鉄を受湯容器に出湯して受湯容器に保持するステップと、前記受湯容器に保持された前記脱燐後溶鉄を、前記脱燐処理を行なった第一の転炉型容器、または前記第一の転炉型容器とは別の第二の転炉型容器に再装入し、酸化性ガスを供給して脱炭処理を行ない、溶鋼を得るステップと、を有し、
前記脱燐処理は、前記第一の転炉型容器に、第一の冷鉄源を、以下の(1)式を満たす量だけ一括装入した後、前記脱燐前溶銑を装入して該脱燐処理を行ない、前記脱炭処理は、前記脱燐処理を行なった前記第一の転炉型容器、または前記第一の転炉型容器とは別の前記第二の転炉型容器に、第二の冷鉄源を一括装入した後、前記受湯容器に保持された前記脱燐後溶鉄を装入して該脱炭処理を行なう、転炉製鋼方法である:
%Ws0≦0.1186T-134 (%Ws0≧0) …(1)
ここで、%Ws0:第一の冷鉄源装入量と脱燐前溶銑装入量との和に対する第一の冷鉄源装入量の割合(%)
T:脱燐前溶銑の温度(℃)。
なお、本発明にかかる転炉製鋼方法は、
1.前記脱燐処理および前記脱炭処理のいずれかの処理、または両方の処理の処理中に、前記転炉型容器の炉上から該転炉型容器内に、第三の冷鉄源を投入すること、
2.前記脱燐処理および前記脱炭処理のいずれかの処理、または両方の処理の処理中に、前記転炉型容器の炉上から該転炉型容器内に投入する前記第三の冷鉄源を以下の(2)式を満たす量ずつ投入すること:
sadd≦2.4tadd …(2)
ここで、Wsadd:冷鉄源投入量(t)
add:1回目炉上投入時は、吹錬開始から1回目投入開始までの時間(分)
2回目以降投入時は、前回投入完了から次回投入開始までの時間(分)、
3,前記転炉型容器の炉上から投入される前記第三の冷鉄源の最長寸法が100mmであること、
4.前記脱燐処理中に前記転炉型容器の炉上から該転炉型容器内に前記第三の冷鉄源を装入する場合、該第三の冷鉄源に含有されている炭素濃度が0.3質量%以上であること、および前記脱燐処理終了後の脱燐後溶鉄の温度が1380℃以上であること、のいずれか一方または両方を満たすこと、
などがより好ましい解決手段になり得るものと考えられる。
上述したように構成される本発明によれば、脱燐処理開始前に装入する冷鉄源量に上限を設けて脱燐処理を行い、得られた前記脱燐後溶鉄を、転炉に再装入して脱炭処理を行うにあたり、脱燐後溶鉄の装入前に冷鉄源を一括装入して脱炭処理を行う。これにより、脱燐処理初期の溶鉄温度低下を抑え、冷鉄源溶解の停滞およびアイスバーグの生成を抑制する。その結果、冷鉄源の溶け残りを防止しつつ脱燐処理ないし脱炭処理の一連の処理において冷鉄源の使用量を増加させることができる。また、炉底に冷鉄源地金が付着することによる底吹羽口閉塞に起因する攪拌悪化および脱燐能低下を防止できるため、安定的に脱燐処理を実施できる効果もある。
加えて、脱燐処理や脱炭処理時に添加する冷鉄源の一部の添加方法を、処理中の転炉の炉上からの添加とする。これにより、処理初期の溶鉄温度低下を抑え、冷鉄源溶解の停滞およびアイスバーグの生成を抑制しつつ、脱燐処理ないし脱炭処理でさらに多くの冷鉄源を溶解することが出来るようになる。ここで、炉上から投入する冷鉄源を、最長寸法が100mmのサイズとすることで、炉上ホッパーおよびコンベア等の搬送設備でのトラブルを回避し、炉上からの冷鉄源供給を安定化させることが可能である。
(a)~(g)は、それぞれ、本発明にかかる転炉製鋼方法の一実施態様を説明するための図である。 (a)~(g)は、それぞれ、本発明にかかる転炉製鋼方法の他の実施形態を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について具体的に説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
<本発明の転炉製鋼方法の一実施態様についての説明>
図1(a)~(g)は、それぞれ、本発明にかかる転炉製鋼方法の一実施態様を説明するための図である。以下、図1(a)~(g)を参照して、本発明の転炉製鋼方法の一実施態様を説明する。
まず、上底吹き機能を有する転炉形式の炉(以下、第一の転炉型容器1と記載する)を用いて、スクラップシュート2より、第一の冷鉄源3としての鉄スクラップを第一の転炉型容器1内に装入する(図1(a))。その後、装入鍋4を用いて第一の転炉型容器1内に溶銑5(以下、脱燐前溶銑5とも記載する)を装入する(図1(b))。続いて、上吹きランス6から酸素ガスを供給するとともに、炉底に設置された底吹き羽口7から攪拌ガスとしてN等の不活性ガスを供給し、昇熱剤、造滓剤等の副原料を添加しつつ、第一の転炉型容器1内の溶鉄8の脱燐処理を行い、脱燐後溶鉄9を得る(図1(c))。その後、得られた脱燐後溶鉄9を受湯容器10に出湯して受湯容器10に保持する(図1(d))。
そして、第一の転炉型容器1とは別の第二の転炉型容器11内に、第二の冷鉄源12を、一括装入する(図1(e))。その後、受湯容器10に保持された脱燐後溶鉄9を、第二の転炉型容器11に装入する(図1(f))。ここで、第二の転炉型容器11を用いずに、脱燐処理を行った第一の転炉型容器1を用いることもできる。最後に、上吹きランス6から酸素ガスを供給するとともに、炉底に設置された底吹き羽口7から攪拌ガスとしてN等の不活性ガスを供給し、昇熱剤、造滓剤等の副原料を添加しつつ、第二の転炉型容器11内の脱燐後溶鉄9の脱炭処理を行う(図1(g))。なお、脱燐処理前および脱炭処理前に装入する冷鉄源の量は、前記両処理前に装入する量の合計量を定めておき(全冷鉄源装入予定量)、第二の冷鉄源12の装入量は、全冷鉄源装入予定量と第一の冷鉄源3の量との差分に相当する量として決定しても良い。
本実施形態によれば、脱燐処理に際し装入される第一の冷鉄源3の装入量を、以下の(1)式を満たす量とすることで、脱燐処理初期の溶鉄温度の低下を抑え、冷鉄源溶解の停滞およびアイスバーグの生成を抑制することが可能である:
%Ws0≦0.1186T-134 (%Ws0≧0) …(1)
ここで、%Ws0:第一の冷鉄源装入量と脱燐前溶銑装入量との和に対する第一の冷鉄源装入量の割合(%)
T:脱燐前溶銑の温度(℃)。
なお、炉底に冷鉄源地金が付着することによる底吹羽口閉塞に起因する撹拌悪化および脱燐能低下を防止できるため、安定的に脱燐処理を実施できる効果もある。また、得られた前記脱燐後溶鉄9を、第二の転炉型容器11または第一の転炉型容器1に再装入して脱炭処理を行うにあたり、脱燐後溶鉄9の装入前に第二の冷鉄源12を一括装入して脱炭処理を行うことで、冷鉄源の溶け残りを防止しつつ脱燐処理ないし脱炭処理までの一連の処理における冷鉄源の使用量を増加させることができる。ここで、脱炭処理に際し装入される第二の冷鉄源12の装入量については、前記(1)式から得られる上限量を超えても構わない。脱炭処理は脱燐処理に比較して溶湯温度が高いため、第二の冷鉄源12の装入量が多くても溶け残りは発生しにくいからである。
<本発明の転炉製鋼方法の他の実施態様についての説明>
図2(a)~(g)は、それぞれ、本発明にかかる転炉製鋼方法の他の実施態様を説明するための図である。以下、図2(a)~(g)を参照して、本発明の転炉製鋼方法の他の実施態様を説明する。
まず、上底吹き機能を有する第一の転炉型容器1を用いて、スクラップシュート2より、第一の冷鉄源3としての鉄スクラップを第一の転炉型容器1内に装入する(図2(a))。その後、装入鍋4を用いて第一の転炉型容器1内に、脱燐前溶銑5を装入する(図2(b))。これらの図2(a)および図2(b)に示す工程は、第1の実施形態として説明した図1(a)および図1(b)として説明した工程と同じである。
続いて、上吹きランス6から酸素ガスを供給するとともに、炉底に設置された底吹き羽口7から攪拌ガスとしてN等の不活性ガスを供給し、昇熱剤、造滓剤等の副原料を添加しつつ、第一の転炉型容器1内の溶鉄8の脱燐処理を行い、脱燐後溶鉄9を得る(図2(c))。ここで、この他の実施形態では、脱燐処理時に使用する冷鉄源の全量を、図2(a)の段階で脱燐処理前に第一の冷鉄源3として第一の転炉型容器1内に一括装入する場合(C-2)と、脱燐処理時に使用する冷鉄源の一部を脱燐処理前に第一の冷鉄源3としてスクラップシュート2から第一の転炉型容器1内に装入する一方、残りの冷鉄源14を第三の冷鉄源14として、炉上ホッパー13を介して炉上から第一の転炉型容器1内に投入する場合(C-1、C-3)と、のいずれかの工程を行う。
その後、得られた脱燐後溶鉄9を受湯容器10に出湯して受湯容器10に保持する(図2(d))。そして、第一の転炉型容器1とは別の第二の転炉型容器11内に、第二の冷鉄源12を、一括装入する(図2(e))。その後、受湯容器10に保持された脱燐後溶鉄9を、第二の転炉型容器11に装入する(図2(f))。ここで、第二の転炉型容器11を用いずに、脱燐処理を行った第一の転炉型容器1を用いることもできる。これらの図2(d)、図2(e)および図2(f)に示す工程は、第1の実施形態として説明した図1(d)、図1(e)および図1(f)として説明した工程と同じである。なお、脱燐処理前ないし脱炭処理中に使用する冷鉄源の量は、前記両処理で使用する量の合計量を定めておき(全冷鉄源使用予定量)、第二の冷鉄源12の装入量は、全冷鉄源使用予定量と第一の冷鉄源3の量との差分に相当する量として決定しても良い。
最後に、上吹きランス6から酸素ガスを供給するとともに、炉底に設置された底吹き羽口7から攪拌ガスとしてN等の不活性ガスを供給し、昇熱剤、造滓剤等の副原料を添加しつつ、第二の転炉型容器11内の脱燐後溶鉄9の脱炭処理を行う(図2(g))。ここでは第二の冷鉄源12の全量を図2(e)の段階で第二の転炉型容器11内に一括装入する場合(G-1)を説明したが、この他の実施形態では、脱炭処理時に使用する冷鉄源の一部を第二の冷鉄源12としてスクラップシュート2から第二転炉型容器12内に装入する一方、残りの冷鉄源14を、炉上ホッパー13を介して炉上から第二の転炉型容器12内に投入する場合(G-2、G-3)と、のいずれかの工程を行う。
なお、図2(c)に示す脱燐工程と、図2(g)に示す脱炭工程とにおいて、C-1の工程を実施した場合はG-1の工程を実施し、C-2の工程を実施した場合はG-2の工程を実施し、C-3の工程を実施した場合はG-3の工程をそれぞれ実施する。以上により、脱燐処理および脱炭処理のいずれかの処理、または両方の処理の処理中に、転炉型容器の炉上から転炉型容器内に、冷鉄源を投入している。
ここで、図2(c)に示す脱燐工程(C-1、C-3)と、図2(g)に示す脱炭工程(G-2、G-3)とにおいて、炉上ホッパー13から冷鉄源14を1回、または複数回に分割して添加する場合、炉上ホッパーから一回に添加する冷鉄源量は、溶鉄温度降下を最低限に抑えるため、以下の(2)式を満たす量とすることが好ましい:
sadd≦2.4tadd …(2)
ここで、Wsadd:冷鉄源投入量(t)
add:1回目炉上投入時は 吹錬開始から1回目投入開始までの時間(分)
2回目以降投入時は 前回投入完了から次回投入開始までの時間(分)。
また、炉上から複数回冷鉄源を添加する場合は、冷鉄源の追装タイミング(2回目以降の添加タイミング)を、既に炉内に添加した冷鉄源が溶解し溶鉄温度が上昇してきたタイミングとすることで、冷鉄源溶解の停滞およびアイスバーグの生成を抑制しつつ、効率よく冷鉄源を溶解可能である。
さらにまた、図2(c)に示す脱燐工程(C-1、C-3)と、図2(g)に示す脱炭工程(G-2、G-3)とにおいて、炉上から炉上ホッパー13内に投入する冷鉄源14は、炉上ホッパー13およびコンベア等の搬送設備でのハンドリングを考慮し、裁断等によって最長寸法が100mm以下のサイズ(内寸が100mm×100mm×100mmの箱に入るサイズ)とすることが望ましい。脱燐処理工程では、脱燐処理の進行に従ってスクラップシュートから装入した第一の冷鉄源3が溶解し、溶鉄温度が上昇してきたタイミングで、炉上から第三の冷鉄源14を投入する。このとき、炉上から投入される第三の冷鉄源14に含有されている炭素濃度が0.3質量%以上であること、および前記脱燐処理終了後の脱燐後溶銑鉄の温度が1380℃以上であること、のいずれかまたは両方を満たすことが好ましい。そうすることで、炉上投入した第三の冷鉄源14の溶け残りを抑制できる。脱炭工程では、脱炭処理の進行に従ってスクラップシュートから装入した第二の冷鉄源12が溶解し、溶鉄温度が上昇してきたタイミングで、炉上から第三の冷鉄源14を投入する。
また、溶銑は高炉から出銑された溶銑に限らない。本発明は、キューポラ、誘導溶解炉、アーク炉等で得られた溶銑、またはこれら溶銑と高炉から出銑された溶銑を混合して得た溶銑等であっても同様に適用可能である。
(実施例1)
脱燐処理における冷鉄源の量について調べた。高炉から出銑された溶銑および、冷鉄源(スクラップ)を用い、上底吹き転炉(第一の転炉型容器)において溶銑脱燐処理を行った。脱燐処理前の溶銑温度および溶銑燐濃度はそれぞれ、1230~1263℃、0.130~0.134%であった。脱燐前溶銑の装入量およびスクラップシュートから装入するスクラップ量を種々変化させて処理を行い、脱燐処理後の溶鉄の温度は1350℃に制御した。なお、この溶銑脱燐処理においては、炉上からの冷鉄源投入は行わなかった。結果を表1に示す。
Figure 0007248195000001
表1の結果から、試験No.1~6に示す通り、スクラップシュートから装入するスクラップの量を、前記(1)式から得られる上限量を超える量とした水準、すなわち全装入量(脱燐前溶鉄量+スクラップシュートから装入されたスクラップ量)に対するスクラップ量の割合が0.1186T-134(T:脱燐前溶銑温度、℃)を超える水準(試験Nо.4~6)では、スクラップの溶け残りが生じた他、スクラップ地金の付着による底吹羽口閉塞に伴う攪拌悪化に起因するとみられる脱燐能低下が確認された。
(実施例2)
実施例1の脱燐処理後の溶鉄に対し、脱炭処理における冷鉄源(スクラップ)の分割投入について調べた。実施例1の第一の転炉型容器を用いた脱燐処理において全装入量(脱燐前溶銑量+スクラップシュートから装入されたスクラップ量)に対するスクラップ量の割合を前記(1)式から得られる上限値以下とした上で、脱炭処理を行う上底吹き転炉(第二の転炉型容器)でもスクラップを使用した。スクラップの使用による溶鉄温度の低下を最小限に抑え、効率的にスクラップを溶解するため、第二の転炉型容器(脱炭炉)ではスクラップの分割投入を行った。具体的には、溶鉄装入前にスクラップシュートからスクラップを装入した上で、脱炭処理中に炉上からのスクラップ添加を行った。なお、脱燐炉における溶け残りはなく、脱炭炉における脱炭処理前の溶鉄温度は1360~1380℃、脱炭処理後の溶鋼温度は1640~1650℃であった。結果を表2に示す。
Figure 0007248195000002
表2の結果から、脱炭炉において炉上ホッパーから一回に添加するスクラップ量を前記(2)式から得られる上限値以下として分割投入を行うことで、安定的にスクラップ使用量を増加させることが可能であることが確認された。なお、炉上からのスクラップ添加は、脱炭処理だけでなく脱燐処理においても同様の効果が認められた。
(実施例3)
実施例2で炉上から投入するスクラップ寸法について調べた。実施例2において、炉上から投入するスクラップ寸法を変化させたところ、以下の表3の試験No.21~23に示す通り、スクラップ寸法を、最長寸法が100mm以下のサイズ(内寸が100mm×100mm×100mmの箱に入るサイズ)とすることで、コンベア等の搬送系トラブルを起こさず、安定して炉上投入することが可能であることがわかった。
Figure 0007248195000003
(実施例4)
脱燐処理後半におけるスクラップの炉上投入について調べた。スクラップシュートから装入されるスクラップ量(前装入スクラップ量)を前記(1)式から得られる上限値以下とした上で、処理開始後に1回のみスクラップの炉上投入を行った。脱燐処理前の溶銑温度は1250~1260℃であり、前記(1)式から得られる前装入スクラップ量の上限値は14.5~15.6%となる。スクラップ炉上投入タイミングは吹錬進行度65~75%とした。結果を表4に示す。
Figure 0007248195000004
表4の結果から、炉上投入分のスクラップに含有されている炭素濃度が0.3質量%以上であること、脱燐処理終了後の脱燐後溶鉄の温度が1380℃以上であること、のいずれかまたは両方を満たすことで、脱燐処理後半にスクラップを炉上投入した場合においてもスクラップの溶け残りを抑制できることがわかった。
上記の実施例では、高炉から出銑された溶銑および、冷鉄源(スクラップ)を用いて処理を行なう例を示したが、溶銑は高炉から出銑された溶銑に限らない。本発明は、キューポラ、誘導溶解炉、アーク炉等で得られた溶銑、またはこれら溶銑と高炉から出銑された溶銑を混合して得た溶銑等であっても同様に適用可能である。
本発明の転炉製鋼方法は、冷鉄源を使用し溶銑を転炉で精錬して溶鋼を得る方法であれば、いずれの方法にもこの技術を応用可能であるので、産業上有用である。
1 第一の転炉型容器
2 スクラップシュート
3 第一の冷鉄源
4 装入鍋
5 (脱燐前)溶銑
6 上吹きランス
7 底吹き羽口
8 溶鉄
9 (脱燐後)溶鉄
10 受湯容器
11 第二の転炉型容器
12 第二の冷鉄源
13 炉上ホッパー
14 炉上添加冷鉄源

Claims (3)

  1. 転炉製鋼方法であって、
    転炉型容器内に収容された冷鉄源および脱燐前溶銑に対して、副原料を添加するとともに酸化性ガスを供給して該脱燐前溶銑の脱燐処理を行ない脱燐後溶鉄を得、得られた脱燐後溶鉄を受湯容器に出湯して受湯容器に保持するステップと、
    前記受湯容器に保持された前記脱燐後溶鉄を、前記脱燐処理を行なった第一の転炉型容器、または前記第一の転炉型容器とは別の第二の転炉型容器に再装入し、酸化性ガスを供給して脱炭処理を行ない、溶鋼を得るステップと、を有し、
    前記脱燐処理は、前記第一の転炉型容器に、第一の冷鉄源を、以下の(1)式を満たす量だけ一括装入した後、前記脱燐前溶銑を装入して該脱燐処理を行ない、
    前記脱炭処理は、前記脱燐処理を行なった前記第一の転炉型容器、または前記第一の転炉型容器とは別の第二の転炉型容器に、第二の冷鉄源を一括装入した後、前記受湯容器に保持された前記脱燐後溶鉄を装入して該脱炭処理を行なう、転炉製鋼方法であって:
    %Ws0≦0.1186T-134 (%Ws0≧0) …(1)
    ここで、%Ws0:第一の冷鉄源装入量と脱燐前溶銑装入量との和に対する第一の冷鉄源装入量の割合(%)
    T:脱燐前溶銑の温度(℃)、
    前記脱燐処理中に前記転炉型容器の炉上から該転炉型容器内に第三の冷鉄源を装入する場合、第三冷鉄源の追装タイミングを既に炉内に添加した冷鉄源が溶解し溶鉄温度が上昇してきたタイミングとするとともに、該第三の冷鉄源に含有されている炭素濃度が0.3質量%以上であること、および前記脱燐処理終了後の脱燐後溶鉄の温度が1380℃以上であること、のいずれかまたは両方を満たすことを特徴とする、転炉製鋼方法。
  2. 前記脱燐処理および前記脱炭処理のいずれかの処理、または両方の処理の処理中に、前記転炉型容器の炉上から該転炉型容器内に投入する前記第三の冷鉄源を以下の(2)式を満たす量ずつ投入する、請求項1に記載の転炉製鋼方法:
    sadd≦2.4tadd …(2)
    ここで、Wsadd:冷鉄源投入量(t)
    add:1回目炉上投入時は、吹錬開始から1回目投入開始までの時間(分)
    2回目以降投入時は、前回投入完了から次回投入開始までの時間(分)。
  3. 前記転炉型容器の炉上から投入される前記第三の冷鉄源の最長寸法が100mmである、請求項1または2に記載の転炉製鋼方法。

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