JP7245603B2 - 教示装置、ロボットシステムおよび教示方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、教示装置、ロボットシステムおよび教示方法に関する。
従来、複数の関節をそれぞれ駆動して動作するロボットが知られている。かかるロボットの先端には、溶接や把持等の用途にあわせたエンドエフェクタが取り付けられ、ワークの加工や移動といった様々な作業が行われる。
また、加工後のワークに対して光を照射することで加工箇所を計測し、計測結果に基づいて加工箇所の検査を行う検査方法も提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平5-087539号公報
しかしながら、仮に、検査ロボットによって加工後のワークの検査を行う場合、検査ロボットに対して検査用の動作を教示するための作業工数がかさむことから、検査ロボットの導入が十分に進んでいるとはいえない。
実施形態の一態様は、検査ロボットの教示情報を自動的に生成することができる教示装置、ロボットシステムおよび教示方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る教示装置は、取得部と、生成部とを備える。取得部は、ワークに対して作業ツールを用いた作業を行う作業ロボットの動作を規定した作業用教示情報を取得する。生成部は、前記取得部によって取得された前記作業用教示情報によって示される前記作業ロボットの動作経路のうち、前記作業ツールが稼働している区間に対応する作業経路に基づき、前記作業後の前記ワークを検査する検査ロボットの動作を規定した検査用教示情報を生成する。前記作業ロボットおよび前記検査ロボットは、設置面にそれぞれ固定される垂直多関節ロボットである。
また、実施形態の一態様に係るロボットシステムは、検査ロボットと、ロボットコントローラとを備える。検査ロボットは、前記作業後の前記ワークを検査する。ロボットコントローラは、前記教示装置によって生成された前記検査用教示情報に基づいて前記検査ロボットの動作を制御する。
また、実施形態の一態様に係る教示方法は、取得工程と、生成工程とを含む。取得工程は、ワークに対して作業ツールを用いた作業を行う作業ロボットの動作を規定した作業用教示情報を取得する。生成工程は、前記取得工程において取得された前記作業用教示情報によって示される前記作業ロボットの動作経路のうち、前記作業ツールが稼働している区間に対応する作業経路に基づき、作業後の前記ワークを検査する検査ロボットの動作を規定した検査用教示情報を生成する。前記作業ロボットおよび前記検査ロボットは、設置面にそれぞれ固定される垂直多関節ロボットである。
実施形態の一態様によれば、検査ロボットの教示情報を自動的に生成することが可能となる教示装置、ロボットシステムおよび教示方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る教示方法の概要を示す説明図である。 図2Aは、実績情報の説明図その1である。 図2Bは、実績情報の説明図その2である。 図2Cは、検査用経路の説明図である。 図3は、ロボットの構成を示す側面図である。 図4は、教示装置の構成を示すブロック図である。 図5Aは、検査用経路の通過順序決定処理の説明図その1である。 図5Bは、検査用経路の通過順序決定処理の説明図その2である。 図5Cは、検査用経路の通過順序決定処理の説明図その3である。 図5Dは、検査用経路の通過順序決定処理の説明図その4である。 図6は、ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 図7は、教示装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図8は、変形例の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する教示装置、ロボットシステムおよび教示方法を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下に示す実施形態では、「直交」、「垂直」、「平行」あるいは「鉛直」といった表現を用いるが、厳密に「直交」、「垂直」、「平行」あるいは「鉛直」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
まず、実施形態に係る教示方法の概要について図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る教示方法の概要を示す説明図である。なお、以下では、ワークWに対する作業として溶接作業が行われ、溶接作業の溶接痕(ビード痕)を検査する場合について説明するが、ワークWに対する作業としては、ワークW表面の粗度を変更したり、ワークWに溝を掘ったり、ワークWに描画したりする加工作業であってもよい。
また、図1では、作業ツール200が取り付けられ、ワークWの作業領域WRに対して作業を行うロボット20を、作業ロボット20Wとしている。なお、溶接作業を行う場合には、作業ツール200として溶接トーチが取り付けられる。また、検査装置100が取り付けられ、作業済みのワークWにおける作業領域WRの検査を行うロボット20を検査ロボット20Cとしている。また、図1に示した2つのワークW間に示した破線矢印は、1つのワークWを、たとえば、手動で移動させる向きを指している。
なお、検査ロボット20Cの検査装置100は、たとえば、照射した光を撮像しつつ移動することで作業領域WRの立体的形状を取得し、取得した立体的形状が正常な作業結果を示すか否かを判定する。ここで、図1では、検査装置100が検査可能な範囲である検査可能範囲101を参考のため破線で示している。
なお、検査可能範囲101は、検査装置100の視野範囲に相当する。また、検査可能範囲101を、検査装置100の視野範囲および奥行範囲を含む範囲としてもよい。検査ロボット20Cは、かかる検査可能範囲101にワークWの作業領域WRが含まれるように動作する。
また、図1では、検査ロボット20Cおよび作業ロボット20Wとして同形式のロボット20を用い、各ロボットの動作を制御するコントローラとして同形式のロボットコントローラ30を用いる場合を示している。しかしながら、これに限らず、それぞれ異なる形式のロボットやコントローラを用いることとしてもよい。
図1に示すように、実施形態に係る教示方法では、教示装置10が、作業ロボット20Wの動作制御を行うロボットコントローラ30から、作業ロボット20Wの動作を規定した教示情報である「作業用教示情報」を取得する。
ここで、教示情報とは、ロボット20へ動作を教示するティーチング段階で作成され、ロボット20の動作経路を規定するプログラムである「ジョブ」を含んだ情報である。つまり、作業用教示情報は、作業ロボット20Wの動作経路を規定するプログラムであるジョブを含んだ情報である。
また、教示装置10は、取得した作業用教示情報に基づき、検査ロボット20Cの動作を規定した「検査用教示情報」を生成する。ここで、検査用教示情報は、検査ロボット20Cの動作経路を規定するプログラムであるジョブを含んだ情報である。検査ロボット20Cの動作制御を行うロボットコントローラ30は、教示装置10から受け取った検査用教示情報に基づき、検査ロボット20Cの動作制御を行うことになる。
このように、実施形態に係る教示方法によれば、「作業用教示情報」から「検査用教示情報」を自動的に生成するので、検査ロボット20Cの教示作業における作業負荷を低減することができる。
なお、図1では、作業用教示情報から検査用教示情報を自動的に生成する場合を例示したが、検査用教示情報の生成に用いられる情報は、作業用教示情報に限られない。つまり、検査用教示情報を生成するためには、ワークWにおける被作業領域(作業領域WR)の位置に対応する情報(以下、「実績情報」と記載する)があれば足りる。
具体的には、実績情報として作業用教示情報を用いる場合には、作業ロボット20Wの動作経路から間接的に作業領域WRを取得する。しかしながら、ワークWにおける作業領域WRを含んだワークWの3次元形状である形状情報を直接的に取得可能な場合には、かかる形状情報を実績情報として用いることができる。
そこで、以下では、実績情報として作業用教示情報を用いる場合について図2Aを、実績情報として形状情報を用いる場合について図2Bを、それぞれ用いて説明する。図2Aは、実績情報の説明図その1であり、図2Bは、実績情報の説明図その2である。
まず、実績情報として作業用教示情報を用いる場合について説明する。図2Aに示すように、教示装置10(図1参照)が取得する作業用教示情報は、作業ロボット20Wの動作経路TR1に対応する情報である。なお、動作経路TR1は、作業ロボット20Wに設定される代表点(たとえば、作業ロボット20Wの先端など)の経路である。
ここで、作業経路TR1は、開始位置Sから終了位置Eまでの連続した経路である。また、作業経路TR1は、作業ツール200(図1参照)がONとなる区間である区間ONと、OFFとなる区間である区間OFFとを含んでいる。なお、溶接作業を行う場合には、区間ONに対応する期間においてワークWに対して溶接作業が行われる。
なお、図2Aでは、作業順に、ワークWにおける作業領域WRの符号の末尾に1~4を付している。また、作業領域WR1~作業領域WR4にそれぞれ対応する区間ONをそれぞれ区間ON1~区間ON4とし、区間OFFについても通過順に区間OFF1~区間OFF3としている。また、各作業領域WRは、ビード痕のような立体形状を含んだ領域である。
教示装置10(図1参照)は、図2Aに示した動作経路TR1から、区間ON1~区間ON4を抽出し、抽出結果に基づいて検査ロボット20Cの動作経路を生成するが、この点の詳細については、図2Cを用いて後述する。なお、区間ON1~区間ON4を抽出する代わりに、動作経路TR1とワークWとの距離から推定される作業領域WR1~作業領域WR4を抽出し、抽出結果に基づいて検査ロボット20Cの動作経路を生成することとしてもよい。
次に、実績情報としてワークWの形状情報を用いる場合について図2Bを用いて説明する。図2Bに示すように、教示装置10(図1参照)が取得する形状情報は、ワークWの3次元形状と、ワークWにおける作業領域WRの形状および位置とを含んだ情報である。具体的な例としては、作業領域WRの形状や位置の情報を含んだワークWの3次元CAD(Computer Aided Design)データなどがあげられる。ここで、図2Bには、図2Aと同様の立体形状を含んだ作業領域WRを示したが、かかる作業領域WRをたとえば円形状や矩形状等の平坦な作業領域WRとしてもよい。なお、この点については、図8を用いて後述する。
教示装置10(図1参照)は、作業領域WRを含んだワークWの形状情報に基づき、検査ロボット20Cの動作経路を生成する。具体的には、教示装置10は、検査装置100(図1参照)の形状に基づき、作業領域WR1~作業領域WR4が、検査ロボット20Cの検査装置100における検査可能範囲101(図1参照)に含まれるように検査ロボット20Cの動作経路を生成する。
次に、実績情報として作業用教示情報を用いた場合(図2A参照)に、教示装置10(図1参照)が生成する検査ロボット20Cの動作経路TR2の例について図2Cを用いて説明する。図2Cに示すように、教示装置10は、図2Aに示した区間ON1~区間ON4にそれぞれ対応する検査用経路(動作経路TR2の実線参照)を算出する。
ここで、各検索区間が区間ON1~区間ON4とはそれぞれ重なっていないのは、図1に示した検査装置100と、作業ツール200との形状が異なるためである。教示装置10は、両者の形状の違いに基づき、作業領域WR1~作業領域WR4がそれぞれ検査可能範囲101(図1参照)に含まれるように検査用経路を生成する。
そして、教示装置10(図1参照)は、各検査用経路(動作経路TR2の実線参照)を繋ぐエアカット経路(動作経路TR2の破線参照)を付加することで、動作経路TR2を完成させる。ここで、エアカット経路とは、検査装置100による検査を停止しつつ、ワークWとの干渉を回避する経路のことを指す。
なお、エアカット経路は、図2Cに示したように、図2Aに示した区間OFF1~区間OFF3とはそれぞれ異なる経路とすることができる。また、動作経路TR2における作業領域WR1~作業領域WR4の通過順序についても、図2Aに示した通過順序とは異なる順序とすることができる。
これは、ワークWに対して作業を行う際に好ましい順序と、ワークWの検査を行う際に好ましい順序とは必ずしも一致しないためである。なお、検査ロボット20Cにおける動作経路TR2の生成処理の詳細については、図5A~図5Dを用いて後述することとする。
次に、図1に示した作業ロボット20Wおよび検査ロボット20Cとして用いられるロボット20の構成について図3を用いて説明する。なお、図3には、ロボット20を検査ロボット20Cとして使用する際に用いられる検査装置100と、検査装置100の検査可能範囲101とを参考のため示している。
図3に示すように、ロボット20は、鉛直軸A0~第5軸A5の6軸を有するいわゆる垂直多関節ロボットである。また、ロボット20は、基端側から先端側へ向けて、ベース部20Bと、旋回部20Sと、第1アーム21と、第2アーム22と、第3アーム23と、手首部24とを備える。
ベース部20Bは、床などの設置面に固定される。旋回部20Sは、ベース部20Bに支持され、設置面と垂直な鉛直軸A0まわりに旋回する。第1アーム21は、基端側が旋回部20Sに支持され、鉛直軸A0と垂直な第1軸A1まわりに旋回する。第2アーム22は、基端側が第1アーム21の先端側に支持され、第1軸A1と平行な第2軸A2まわりに旋回する。
第3アーム23は、基端側が第2アーム22の先端側に支持され、第2軸A2と垂直な第3軸A3まわりに回転する。手首部24は、基端部24aと、先端部24bとを含む。基端部24aは、基端側が第3アーム23の先端側に支持され、第3軸A3と垂直な第4軸A4まわりに旋回する。なお、第2アーム22、第3アーム23および手首部24は、中空部を有しており、かかる中空部にケーブル等を挿通することが可能である。
先端部24bは、基端側が基端部24aの先端側に支持され、第4軸A4と直交する第5軸A5まわりに回転する。また、先端部24bの先端側には、検査装置100や、溶接トーチなどの作業ツール200が着脱可能に取り付けられる。
なお、ロボット20を7軸以上としてもよいし、5軸以下としてもよい。また、作業ロボット20Wと検査ロボット20Cとで、サイズや構成が異なるロボット20を用いることとしてもよい。また、ロボット20は、床置式に限らず、壁掛け式や、天吊式としてもよい。
次に、図1に示した教示装置10の構成について図4を用いて説明する。図4は、教示装置10の構成を示すブロック図である。なお、教示装置10は、有線または無線の通信ネットワークNWに接続されており、各種情報の送受信を行うことができる。なお、教示装置10を通信ネットワークNWに接続せず、可搬型記録媒体を介して情報のやりとりを行うこととしてもよい。
図4に示すように、教示装置10は、制御部11と、記憶部12とを備える。制御部11は、取得部11aと、算出部11bと、決定部11cと、生成部11dと、出力部11eとを備える。記憶部12は、決定条件12aと、検査用教示情報12bとを記憶する。
ここで、教示装置10は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部11の取得部11a、算出部11b、決定部11c、生成部11dおよび出力部11eとして機能する。
また、取得部11a、算出部11b、決定部11c、生成部11dおよび出力部11eの少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
記憶部12は、たとえば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、決定条件12aおよび検査用教示情報12bを記憶することができる。なお、教示装置10は、有線や無線の通信ネットワークNWで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
また、教示装置10は、通信ネットワークNW経由で、図1に示した検査ロボット20Cに接続されたロボットコントローラ30へ検査用教示情報12bを送信することができる。
制御部11は、図2Aや図2Bを用いて説明した実績情報を取得し、取得した実績情報に基づいて検査用教示情報12bを生成する。また、制御部11は、教示装置10の全体制御を行う。
取得部11aは、ワークW(図1参照)における被作業領域である作業領域WRの位置に対応する実績情報を、通信ネットワークNWを介して取得する。そして、取得した実績情報を算出部11bへ出力する。
算出部11bは、取得部11aから受け取った実績情報に基づき、図2Cを用いて説明した複数の検査用経路を算出する。具体的には、算出部11bは、実績情報が作業ロボット20W(図1参照)の動作を規定した作業用教示情報である場合には、作業用教示情報に含まれる動作経路TR1(図2A参照)に基づいて検査用経路を算出する。
また、算出部11bは、実績情報がワークWにおける作業領域WRを示す領域情報を含んだ形状情報である場合には、形状情報に含まれる作業領域WRの3次元情報に基づいて検査用経路を算出する。
決定部11cは、記憶部12の決定条件12aに基づき、算出部11bによって算出された複数の検査用経路を繋いだ動作経路TR2(図2C参照)を決定する。ここで、決定条件12aには、検査装置100の形状に関する情報が含まれ、検査装置100と、ワークWまたは障害物との干渉を回避した動作経路TR2が決定されることになる。
また、決定条件12aとしては、複数の検査用経路を、最短時間で通過すること、ロボット20に含まれる機構の動作負荷を最小とすること、ロボット20におけるモータ等の駆動源のトルク負荷を最小とすること、等の条件を用いることができる。
生成部11dは、決定部11cによって決定された動作経路TR2(図2C参照)に基づいて検査ロボット20Cの動作を規定した検査用教示情報12bを生成する。そして、生成した検査用教示情報12bを記憶部12に記憶させる。出力部11eは、記憶部12に記憶された検査用教示情報12bを、たとえば、作業者の入力操作に応じ、検査ロボット20Cに接続されたロボットコントローラ30へ出力する。
次に、教示装置10が実行する検査用経路の通過順序決定処理の詳細について図5A~図5Dを用いて説明する。図5A~図5Dは、検査用経路の通過順序決定処理の説明図その1~その4である。なお、以下の説明では、図4に示した教示装置10における各構成要素を符号付きで適宜用いることとする。また、図5A~図5Dでは、説明を簡略化する観点からベクトル等を2次元で表現しているが、実際には、3次元であってもよい。
図5Aに示すように、算出部11bは、実績情報に基づき、ワークWにおける作業領域WRにそれぞれ対応する検査用経路P1~検査用経路P4を算出する。ここで、検査用経路P1~検査用経路P4は、図2A等に示した作業領域WR1~作業領域WR4にそれぞれ対応する検査用の経路である。
なお、図5Aに示した検査用経路P1~検査用経路P4の長さや配置は、模式的に示したものであり、実際の長さや経路間の距離の大小をあらわすものではない。また、以下では、検査用経路P1~検査用経路P4を区別しない場合には検査用経路Pと記載することとする。
また、以下では、図5Aに示したように、検査用経路Pが、向きを有するいわゆるベクトルである場合について説明するが、向きを省略した検査用経路Pを用いることとしてもよい。
図5Bに示すように、決定部11cは、検査用経路P1の終点と、検査用経路P2、検査用経路P3および検査用経路P4の始点とをそれぞれ繋ぐ候補経路AC12、候補経路AC13および候補経路AC14をそれぞれ生成する。そして、同様の処理を、検査用経路P2、検査用経路P3および検査用経路P4についても繰り返す(図5Bの破線参照)。
図5Cに示すように、決定部11cは、図5Bで説明した各候補経路について、候補経路の移動に要する時間を算出する。ここで、図5Cでは、始点となる検査用経路Pを各列に、終点となる検査用経路Pを各行に示している。
たとえば、図5Cに示したように、検査用経路P1の終点から、検査用経路P2の始点までの移動時間が「0.3」、検査用経路P3の始点までの移動時間が「1.0」、検査用経路P4の始点までの移動時間が「0.1」であったとする。この場合、検査用経路P1から検査用経路P4への移動時間が最小となる。
また、検査用経路P2の終点から、検査用経路P1の始点までの移動時間が「0.4」、検査用経路P3の始点までの移動時間が「0.3」、検査用経路P4の始点までの移動時間が「1.4」であったとする。この場合、検査用経路P2から検査用経路P3への移動時間が最小となる。
また、検査用経路P3の終点から、検査用経路P1の始点までの移動時間が「1.0」、検査用経路P2の始点までの移動時間が「0.1」、検査用経路P4の始点までの移動時間が「1.2」であったとする。この場合、検査用経路P3から検査用経路P2への移動時間が最小となる。
また、検査用経路P4の終点から、検査用経路P1の始点までの移動時間が「0.4」、検査用経路P2の始点までの移動時間が「0.8」、検査用経路P3の始点までの移動時間が「0.2」であったとする。この場合、検査用経路P4から検査用経路P3への移動時間が最小となる。
これらのことから、検査用経路P1を最初の経路とする場合には、検査用経路P1からの移動時間が最短である検査用経路P4を2番目の経路とし、検査用経路P4からの移動時間が最短である検査用経路P3を3番目の経路とし、検査用経路P3からの移動時間が最短である検査用経路P2を最後の経路とすれば、すべての検査用経路Pを最短時間で繋ぐことができる。
なお、検査用経路P2~検査用経路P4のいずれかを最初の経路とすると、検査用経路P1を最初の経路とする場合よりも、移動時間の総計が大きくなる。したがって、図5Cに示した場合には、決定部11cは、検査用経路Pを「P1→P4→P3→P2」の順序で通過することを決定する。
そして、決定部11cは、決定した順序に従い、検査用経路P1の終点と、検査用経路P4の始点とを繋ぐ候補経路AC14を選択し、検査用経路P4の終点と、検査用経路P3の始点とを繋ぐ候補経路AC43を選択する。また、決定部11cは、検査用経路P3の終点と、検査用経路P2の始点とを繋ぐ候補経路AC32を選択する。
このようにすることで、最短時間ですべての検査用経路Pを検査することが可能な「結合経路」をみつけることができる。そして、最短時間の結合経路を採用することで、ワークWにおける作業領域WRに対する検査を迅速に完了させることができる。
なお、図5A~図5Dでは、各検査用経路Pの始点と終点とが予め固定された場合につて説明したが、始点と終点とを固定せずに、つまり、各検査用経路Pの始点と終点との入れ替えも考慮しつつ、いわゆる総当りで時間を算出し、最短時間となる結合経路をみつけることとしてもよい。
次に、ロボットシステム1の構成例について図6を用いて説明する。図6は、ロボットシステム1の構成を示すブロック図である。なお、図6では、図4に示した教示装置10によって生成された検査用教示情報12bを記憶するロボットコントローラ30と、かかるロボットコントローラ30によって動作制御される検査ロボット20Cとを含むロボットシステム1を示している。
ここで、検査ロボット20Cには検査装置100が取り付けられており、ロボットシステム1は、検査ロボット20Cを動作させて検査装置100を移動させることで、ワークWの作業領域WRを検査させる。
ここで、検査ロボット20Cの構成については図3を、ワークWについては、図1等を用いて既に説明したので、以下では、ロボットコントローラ30の構成について主に説明することとする。図6に示すように、ロボットコントローラ30は、制御部31と、記憶部32とを備える。
なお、ロボットコントローラ30のハードウェア構成、ソフトウェア構成については、図4に示した教示装置10で既に説明した内容と同様とすることができるので、ここでの説明を省略する。
制御部31は、動作制御部31aを備える。動作制御部31aは、検査用教示情報12bに基づいて検査ロボット20Cを動作させる。また、動作制御部31aは、検査ロボット20Cの動力源であるモータ等のアクチュエータにおけるエンコーダ値を用いつつフィードバック制御を行うなどしてロボット20の動作精度を向上させる。
記憶部32は、検査用教示情報12bを記憶する。検査用教示情報12bは、図4に示した教示装置10によって生成された情報である。なお、検査用教示情報12bの内容については既に説明したので、ここでの説明を省略する。
このように、ロボットシステム1は、教示装置10によって生成された検査用教示情報12bに基づいてロボットコントローラ30に検査ロボット20Cを動作制御させる。つまり、ロボットシステム1によれば、検査ロボット20Cに対する教示作業を省略することが可能となるので、効率的にワークWの検査を行うことができる。
次に、図4に示した教示装置10が実行する処理手順について図7を用いて説明する。図7は、教示装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図7では、実績情報として作業用教示情報を取得する場合について説明する。
図7に示すように、教示装置10の取得部11aは、作業用教示情報を取得する(ステップS101)。つづいて、算出部11bは、取得した作業用教示情報から、実作業部分を抽出する(ステップS102)。なお、実作業部分の抽出は、たとえば、作業用教示情報に含まれる作業ツール200の稼働指示や停止指示から、作業ツール200が稼働している区間に対応する経路を抽出することで行われる。
そして、算出部11bは、作業用教示情報から抽出した実作業部分に対応する検査用経路を算出する(ステップS103)。なお、検査用経路の算出において、算出部11bは、作業ロボット20Wの作業ツール200と、検査ロボット20Cの検査装置100とのサイズの違いを反映させる。
つづいて、決定部11cは、検査用経路にエアカット経路を付加し(ステップS104)、決定条件12aに基づいて最短所要時間の結合経路を探索する(ステップS105)。そして、決定部11cは、決定した結合経路、すなわち、最短所要時間の結合経路に基づいて検査用教示情報12bを生成し(ステップS106)、処理を終了する。
なお、生成された検査用教示情報12bは、出力部11eによって図6に示したロボットコントローラ30へ出力され、ロボットコントローラ30によって検査ロボット20Cの動作制御が行われることになる。
ところで、これまでは、溶接痕のような延伸向きを有する作業領域WRを検査する場合について説明してきたが、作業領域WRは、シールや、ネジ孔などの平坦な領域であってもよい。そこで、以下では、平坦な領域を検査する場合について、図8を用いて説明する。図8は、変形例の説明図である。
図8に示すように、ワークW上には、シールや、ネジ孔などに対応する平坦な作業領域WRに対応する作業領域WR11~作業領域WR14があるものとする。なお、図8では、作業領域WR11~作業領域WR14として面積を有する領域を例示したが、作業領域WR11~作業領域WR14をシールや、ネジ孔の中心点などの面積を有しない点としてもよい。また、検査装置100としては、2次元の領域を撮像するカメラを含んだ検査装置100aが用いられるものとする。
このように、作業領域WR11~作業領域WR14の検査に、カメラを含んだ検査装置100aを用いるのは、溶接痕のように、延伸向きに沿って検査装置100を移動させながら検査を行う必要がないからである。つまり、作業領域WR11~作業領域WR14の検査を行う場合、検査装置100aを静止させた状態で、各作業領域WRを検査すれば足りるからである。なお、具体的な検査内容としては、シールが所定の位置や向きで正しく貼られているか、ネジ孔にネジが正しく締められているか、といった例をあげることができる。
ここで、取得部11aは、実績情報として作業領域WR11~作業領域WR14を含んだワークWの3次元形状に対応する形状情報を取得する。また、決定部11cは、作業領域WRにそれぞれ対応する作業点s1、作業点s2、作業点s3および作業点s4を通過する動作経路TR3を決定する。そして、生成部11dは、動作経路TR3に基づいて検査ロボット20Cの動作を規定した検査用教示情報12bを生成する。
なお、動作経路TR3に沿って検査ロボット20Cを移動させる場合には、作業点s1、作業点s2、作業点s3および作業点s4においてそれぞれ検査ロボット20Cを静止させることとしてもよいし、静止させずに検査装置100aによる撮像を行うこととしてもよい。なお、撮像を行う際に検査ロボット20Cを移動させる速度を通常よりも遅くすることとしてもよい。
上述してきたように、実施形態に係る教示装置10は、取得部11aと、生成部11dとを備える。取得部11aは、ワークWにおける被作業領域の位置に対応する実績情報を取得する。生成部11dは、取得部11aによって取得された実績情報に基づき、作業後のワークWを検査する検査ロボット20Cの動作を規定した検査用教示情報12bを生成する。
このように、教示装置10は、ワークWにおける被作業領域の位置に対応する実績情報に基づいて検査用教示情報12bを生成するので、検査ロボット20Cの教示情報を自動的に生成することができる。
また、実施形態に係るロボットシステム1は、作業後のワークWを検査する検査ロボット20Cと、教示装置10によって生成された検査用教示情報12bに基づいて検査ロボット20Cの動作を制御するロボットコントローラ30とを備える。
このように、ロボットシステム1は、教示装置10によって生成された検査用教示情報12bに基づいて検査ロボット20Cの動作を制御するので、検査ロボット20Cの教示情報を自動的に生成することができる。
また、実施形態に係る教示方法は、取得工程と、生成工程とを含む。取得工程では、ワークWにおける被作業領域の位置に対応する実績情報を取得する。生成工程では、取得工程において取得された実績情報に基づき、作業後のワークWを検査する検査ロボット20Cの動作を規定した検査用教示情報12bを生成する。
このように、教示方法は、取得工程において取得された実績情報に基づき、作業後のワークWを検査する検査ロボット20Cの動作を規定した検査用教示情報12bを生成するので、検査ロボット20Cの教示情報を自動的に生成することができる。
なお、上述した実施形態では、ワークWの外周面に作業領域WRがある場合について説明したが、ワークWの内周面に作業領域WRがある場合についても、実施形態に係る教示装置10やロボットシステム1、教示方法を適用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施例に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボットシステム
10 教示装置
11 制御部
11a 取得部
11b 算出部
11c 決定部
11d 生成部
11e 出力部
12 記憶部
12a 決定条件
12b 検査用教示情報
20 ロボット
20B ベース部
20S 旋回部
21 第1アーム
22 第2アーム
23 第3アーム
24 手首部
24a 基端部
24b 先端部
30 ロボットコントローラ
31 制御部
31a 動作制御部
32 記憶部
100、100a 検査装置
101 検査可能範囲
200 作業ツール
A0 鉛直軸
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
A4 第4軸
A5 第5軸
W ワーク
WR 作業領域
TR1、TR2、TR3 動作経路

Claims (8)

  1. ワークに対して作業ツールを用いた作業を行う作業ロボットの動作を規定した作業用教示情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記作業用教示情報によって示される前記作業ロボットの動作経路のうち、前記作業ツールが稼働している区間に対応する作業経路に基づき、作業後の前記ワークを検査する検査ロボットの動作を規定した検査用教示情報を生成する生成部と
    を備え、
    記作業ロボットおよび前記検査ロボットは、
    設置面にそれぞれ固定される垂直多関節ロボットであること
    を特徴とする教示装置。
  2. 前記動作経路に含まれる複数の前記作業経路に対応する複数の検査用経路を算出する算出部と、
    前記検査用経路の通過順序を決定する決定部と
    を備え、
    前記生成部は、
    前記検査用経路を前記通過順序で繋げた前記検査用教示情報を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の教示装置。
  3. 前記算出部は、
    前記検査用経路を向きを有するベクトルとして算出し、
    前記決定部は、
    一の前記検査用経路の終点と次に通過する前記検査用経路の始点とを前記通過順序に従って繋ぐことにより、前記複数の検査用経路を通過する結合経路を決定し、
    前記生成部は、
    前記決定部によって決定された前記結合経路に基づいて前記検査用教示情報を生成すること
    を特徴とする請求項2に記載の教示装置。
  4. 前記決定部は、
    すべての前記検査用経路の通過に要する時間が最小となるように、前記通過順序を決定すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の教示装置。
  5. 前記生成部は、
    前記検査ロボットに取り付けられる検査装置の形状に基づき、当該検査装置と前記ワークまたは障害物との干渉を回避した前記検査用教示情報を生成すること
    を特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の教示装置。
  6. 前記生成部は、
    前記検査装置の検査可能範囲に基づいて前記検査用教示情報を生成すること
    を特徴とする請求項5に記載の教示装置。
  7. 前記作業後の前記ワークを検査する前記検査ロボットと、
    請求項1~6のいずれか一つに記載の教示装置によって生成された前記検査用教示情報に基づいて前記検査ロボットの動作を制御するロボットコントローラと
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  8. ワークに対して作業ツールを用いた作業を行う作業ロボットの動作を規定した作業用教示情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記作業用教示情報によって示される前記作業ロボットの動作経路のうち、前記作業ツールが稼働している区間に対応する作業経路に基づき、作業後の前記ワークを検査する検査ロボットの動作を規定した検査用教示情報を生成する生成工程と
    を含み、
    記作業ロボットおよび前記検査ロボットは、
    設置面にそれぞれ固定される垂直多関節ロボットであること
    を特徴とする教示方法。
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