JP7244732B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、ダクト内部の通気を阻害することを抑制することを目的とする。
また、ダクトの強度の低下を抑制することを目的とする。
また、ダクトの接続を確認しやすくすることを目的とする。
目印は、第1環状係合部よりも第1ダクトの先端から離れて配置され、第1ダクトと第2ダクトが嵌合したときに第2ダクトに覆われる構成としてもよい。
図1に示すように、本実施形態の乗物用シートSは、自動車に搭載されるシートとして構成されており、シートクッションS1およびシートバックS2を備えている。
本体部132の上部は、前方に向けて屈曲している。本体部132と、第1筒状部133の間には、第1フランジ134が設けられている。
第1筒状部133は、一定の断面形状を有している。第1筒状部133は、シートバックパッドP2に形成された穴B2に接続され、先端に保持部材150が接続されることで、シートバックパッドP2から外れないように保持される。
第1筒状部143は、一定の断面形状を有している。第1筒状部143は、シートクッションパッドP1に形成された穴B1に接続される。そして、第3ダクト130の第1筒状部133と同様に、先端に保持部材150が接続されることで、シートクッションパッドP1から外れないように保持される。
第1ダクト110と第2ダクト120が全周嵌合したときに、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが係合したことを目視で確認できるので、第1ダクト110と第2ダクト120を正しく接続しやすく、ダクトの気密性を確保することができる。
例えば、図8(a),(b)に示す第1変形例では、開口221Bを設けることで、第1環状係合部112Aと第2環状係合部221Aの係合状態を直接目視で確認できるように構成されている。具体的に、第1ダクト210は、突起のような目印となる構成を有していない。一方、第2ダクト220には、第2環状係合部221Aの一部に係合確認部J2としての開口221Bが形成されている。より具体的には、開口221Bは、第2環状係合部221Aの周方向における一部に形成されている。また、開口221Bは、第2ダクト220の長手方向の一部に形成されている。これにより、第1ダクト210と第2ダクト220を接続すると、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが係合したときに、第1環状係合部112Aの一部が開口221Bから露出する。このため、開口221Bから第1環状係合部112Aを目視して、第1環状係合部112Aと第2環状係合部221Aが係合したことを確認することができる。この形態では、第1ダクト210に係合を確認するための突起等を設ける必要はないので、第1ダクト210の構成をシンプルにすることができる。
例えば、図9に示す第2変形例の係合確認部J3は、第1ダクト310に目印として形成されたライン350である。図9(a)に示すように、第1ダクト310は、第1接続部312の基端部312Cが、本体部111よりも一回り太く形成されている。これにより、本体部111と基端部312Cとの段差により、ライン350が表示されている。
図9(b)に示すように、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが係合したときに、ライン350は、第2ダクト320の先端部321Bに覆われる。そして、ライン350から第2ダクト320の先端までの距離L3は、ライン350から第1環状係合部312Aまでの距離L4より小さい。すなわち、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが係合して、第1ダクト310と第2ダクト320の接続が完了するとすぐにライン350が第2ダクト320に覆われるようになっている。このため、ライン350が第2ダクト320に覆われていれば第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが正しく係合している可能性が高く、ダクト100の気密性をより確実に確保することができる。
この第2変形例によっても、第1ダクト310と第2ダクト320を全周嵌合により連結させたときに、ライン350が第2ダクト320に覆われていることを目視することにより、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが係合したことを確認できる。
例えば、図10(a),(b)に示すように、第3変形例の係合確認部J4は、第2ダクト420に形成された窓460と、第1ダクト410に設けられた目印の一例としての印刷された記号450を含んでなる。窓460は、開口(貫通孔)、透明な樹脂、薄いフィルムなどを適用することができる。記号450は、窓460から視認可能であれば、表示の方法や形などは特に限定されるものではない。この形態では、記号450は、第1接続部412のうち、基端部412Cに設けられている。また、窓460は、第2接続部421のうち、先端部421Bに設けられている。図10(b)に示すように、第1環状係合部412Aと第2環状係合部421Aが係合したときに、記号450は、窓460から目視可能に位置する。この形態においては、記号450の全体が窓460内に入っていれば、第1環状係合部112Aと第2環状係合部121Aが正しく係合したと判定できるように設定されているものとする。しかし、目印と開口の形状によっては、開口内に目印が一部でも見えれば、第1環状係合部と第2環状係合部が正しく係合したと判定できるように設定することもできる。
110 第1ダクト
112A 第1環状係合部
112B 先端部
112C 基端部
112D 突起
120 第2ダクト
121A 第2環状係合部
121B 先端部
121C 基端部
121D 開口
122 蛇腹部
C1 傾斜部
C2 拡径部
C3 抜止部
D1 傾斜部
D2 拡径部
D3 抜止部
J1 係合確認部
S 乗物用シート
Claims (11)
- 送風装置と、
内部に通気路を有するパッドと、
前記送風装置と前記通気路を接続するダクトと、
一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームを連結する連結部材と、を有するシートフレームと、を備え、
前記ダクトは、第1ダクトと、前記第1ダクトと嵌合した第2ダクトと、を有し、
前記第1ダクトは、外周面の全周に亘って延びる畝または溝形状の第1環状係合部を有し、
前記第2ダクトは、
前記第1環状係合部と係合し、内周面の全周に亘って延びる溝または畝形状の第2環状係合部と、
前記第1環状係合部と前記第2環状係合部が係合したことを確認するための係合確認部であって、目視で確認可能な係合確認部と、を有し、
前記第1ダクトと前記第2ダクトの嵌合部は、前記連結部材の前側に位置し、かつ、前記連結部材と対面し、
前記係合確認部は、前記嵌合部の前記連結部材と対面しない面に形成されていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記第1環状係合部は、前記外周面が突出する畝形状を有し、
前記第2環状係合部は、前記内周面が凹む溝形状を有することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記係合確認部は、前記第2ダクトに形成された開口を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記第1ダクトは、前記第1環状係合部と前記第2環状係合部が係合したときに前記開口に入り込む突起を有し、
前記係合確認部は、前記突起を含むことを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。 - 前記第2ダクトは、断面が第1方向よりも前記第1方向に直交する第2方向に大きい形状を有し、
前記開口は、前記第2方向に沿った側面に形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の乗物用シート。 - 前記開口は、前記第2環状係合部よりも前記第2ダクトの先端の近くに位置することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 前記開口は、前記第2環状係合部の一部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
- 前記第2ダクトは、伸縮可能な蛇腹部を有していることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 前記係合確認部は、前記第1ダクトに形成された目印であり、
前記目印は、
前記第1環状係合部よりも前記第1ダクトの先端から離れて配置され、
前記第1ダクトと前記第2ダクトが嵌合したときに、前記第2ダクトに覆われることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記第1環状係合部と前記第2環状係合部が係合したときに、前記目印から前記第2ダクトの先端までの距離は、前記目印から前記第1環状係合部までの距離より小さいことを特徴とする請求項9に記載の乗物用シート。
- 前記係合確認部は、第2ダクトに形成された窓と、前記第1ダクトに設けられた目印とを含んでなり、
前記第1環状係合部と前記第2環状係合部が係合したときに、前記目印は、前記窓から目視可能に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
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