JP2015172415A - 接続構造 - Google Patents

接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015172415A
JP2015172415A JP2014048860A JP2014048860A JP2015172415A JP 2015172415 A JP2015172415 A JP 2015172415A JP 2014048860 A JP2014048860 A JP 2014048860A JP 2014048860 A JP2014048860 A JP 2014048860A JP 2015172415 A JP2015172415 A JP 2015172415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
connection structure
receiving portion
appropriate position
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014048860A
Other languages
English (en)
Inventor
木村 裕史
Yasushi Kimura
裕史 木村
永原 徹
Toru Nagahara
徹 永原
知久 笹川
Tomohisa Sasagawa
知久 笹川
大輔 服部
Daisuke Hattori
大輔 服部
将史 西田
Masashi Nishida
将史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruichi Corp
Original Assignee
Maruichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruichi Corp filed Critical Maruichi Corp
Priority to JP2014048860A priority Critical patent/JP2015172415A/ja
Publication of JP2015172415A publication Critical patent/JP2015172415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造について、管体が適切な位置まで挿入されていることが判別可能な接続構造を提供することを課題とする。【解決手段】挿入部2は目印構造であるリング体6を有するとともに、接続を維持する維持構造である止水部材5を有している。リング体6は挿入部2とは異なる色相を有しており、リング体6が目視不可能となるまで挿入を進めると、挿入部2が適切な位置まで挿入される。止水部材5はゴム等の摩擦係数の高い材質より形成されており、挿入部2が適切な位置まで挿入された時、受け部11の当接部14と当接して管体同士の接続を維持することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、管体の接続構造に関するものである。
管体としての排水配管や遠隔操作式排水栓装置の接続構造としては、接着剤を塗布して接続する構造の他、パッキンを介してナットを螺合させることで接続する構造等、種々の構造が知られている。
特許文献1に記載の接続構造においては、挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へと挿入することによって管体同士の接続を行う構造が記載されている。当該特許文献1においては、係止用の爪部によって管体同士が回動可能に接続されているとともに、一方の管体の外周面と他方の管体の内周面によってパッキンが挟持されることにより、管体同士が水密に接続されている。
上記接続構造は挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へと挿入するだけで接続が完了することから、パッキンを介してナットを螺合させる構造に対し、螺合のトルク管理が不要であることや、ナットの緩みによる滑落の危険性が無くなる等、多くの利点を有している。
特開2004−278001号公報
しかし、上記接続構造においては、管体の挿入を行う際、どこまで挿入すれば良いか分かり難く、適切な位置まで挿入されないまま施工を完了させてしまう事態が生じていた。当該場合においては、接続不良による管体の滑落や止水不良による漏水等の不具合が生じてしまっていた。
そこで、本発明においては、挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造について、管体が適切な位置まで挿入されていることが判別可能な接続構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されていることを目視によって判別可能とする目印構造を有することを特徴とする接続構造である。
尚、「挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造」とは、前掲した特許文献1のように、挿入部を有する管体を受け部を有する管体へと挿入するだけで接続を行う構造だけでなく、一方の管体を他方の管体へと挿入した後、パッキンを介してナットの螺合による接続を行う構造においても転用可能である。
請求項2に記載の本発明は、挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された時にのみ、管体同士の接続状態が維持可能な維持構造を有することを特徴とする接続構造である。
尚、「接続状態が維持可能」とは、「他から応力が加わらない状態において接続状態を一時的に維持可能であること」を指すものである。
請求項3に記載の本発明は、挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されていることを目視によって判別可能とする目印構造を有するとともに、
挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された際、管体同士の接続状態が維持可能な維持構造を有することを特徴とする接続構造である。
請求項4に記載の本発明は、前記維持構造が、
挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された時にのみ、挿入部を有する管体の外周面と受け部を有する管体の内周面によって挟持される止水部材により構成され、
当該止水部材の摩擦により管体同士の接続状態が維持可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の接続構造である。
請求項5に記載の本発明は、前記維持構造が、
挿入部又は受け部に設けられた係止部により構成され、
当該係止部による係止によって管体同士の接続状態が維持可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の接続構造である。
請求項6に記載の本発明は、前記接続構造は管体同士を接続部材によって抜脱不可能に接続し、
当該接続部材は、挿入部が受け部に対し、適切な位置まで挿入された際にのみ、管体同士を接続可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の接続構造である。
請求項1及び請求項3に記載の本発明によれば、作業者は挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されていることが目視可能となることから、挿入部の挿入不足による接続不良を防止することができる。
請求項2及び請求項3に記載の本発明によれば、作業者は管体同士の接続状態が維持され、管体同士が脱落しないことを確認することが可能となることから、挿入部の挿入不足による接続不良を防止することができる。
請求項4及び請求項5に記載の本発明によれば、維持構造の内容を明確化することができるとともに、作業者は触感によっても挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されたことを確認することができる。
請求項6に記載の本発明によれば、作業者は挿入部が受け部に対し、適切な位置まで挿入されていることを容易に確認することができる。
本発明の接続構造を示す分解斜視図である。 接続完了状態を示す正面図である。 図2のA−A’断面図である。 図3のB−B’断面図である。 接続構造の接続手順を示す正面図である。 図5の次の手順を示す正面図である。 挿入部が挿入されている際の動きを示す断面図である。 異なる手順による接続構造の手順を示す正面図である。 挿入部が挿入されている際の動きを示す断面図である。 図9の次の手順を示す正面図である。 第二実施形態に係る接続構造の断面図である。 第三実施形態に係る接続構造の正面図である。 本発明の接続構造の使用箇所を例示する正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の接続構造を説明する。尚、以下に記載すする説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発 明が制限して理解されるものではない。又、以下の実施形態においては図2に示す状態を基準として上下左右を説明する。
図1乃至図4に示すように、本発明の接続構造は大きく分けて、管体1、管体10、接続部材20より構成されている。
管体1は上流(上方)側の配管であり、内部に排水流路を有する円筒状であって、ポリプロピレン等の合成樹脂より形成されている。又、管体1はその下流側端部に挿入部2を有している。
挿入部2は上部において、全周に亘って鍔部3が外側に突出しているとともに、鍔部3の下方において、全周に亘って第二鍔部4が外側に突出している。又、挿入部2の下端には止水部材5が嵌着されているとともに、上記鍔部3と第二鍔部4の間にリング体6が取り付けられている。
止水部材5は環状のパッキンであり、ゴムやシリコン等の摩擦係数の高い弾性のある材質より形成されており、本実施形態における維持構造を形成する。
リング体6は管体1とは別部材によって形成された環状部材であって、管体1及び後述する管体10とは異なる色相を有する材質より形成されており、本実施形態における目印構造を形成する。
ここで、上記の通りリング体6は管体1及び管体10とは異なる色相を有しており、目印構造を形成することから、発明の理解を容易にするため断面図以外の図面であってもリング体6にはハッチングを設けている。
管体10は下流側の配管であり、内部に排水流路を有する円筒状であって、上記管体1と同様、ポリプロピレン等の合成樹脂より形成されている。又、管体10はその上流側端部において受け部11を有している。
受け部11は管体10の端部が拡径されることによって形成され、前記挿入部2が挿入可能な内径を有しており、スリット12、柱部13、当接部14、溝部15より構成されている。
スリット12は受け部11の上方において形成された平面視略弧状の切り欠きであって、受け部11の上端部分において2箇所、対向する位置に形成されており、図3に示すように、内部に接続部材20の爪部21が貫通可能な幅を有している。
柱部13は上記スリット12の間において2箇所形成され、受け部11上端よりやや突出して形成されている。尚、柱部13の水平方向(周方向)の幅は後述する接続部材20の撓み部23の水平方向における幅と略同一に形成されている。
当接部14は受け部11の内側下端において、受け部11の内面が下方に進むにつれて漸次縮径することによって形成されている。当接部14の内径は前記挿入部2の下端外周と略同一であって、挿入部2が受け部11の奥まで雄入された際、前記止水部材5が当接する径を成している。
溝部15は図2に示すように、受け部11の傾斜に沿って軸方向に延びる溝部分であって、上記スリット12の下方において、柱部13の両隣に2箇所、合計8箇所形成されている。(図2においては片方の側面しか図示していないが、反対側にも同様に溝部15が形成されている。)
接続部材20は一部が切り欠かれた平面視略C字形状のリング状部材である。接続部材20は上下対称形状であって、爪部21、ガイド部22、撓み部23より構成されている。
爪部21は撓み部23の両側において形成された弧状の係止部分であって、接続部材20の上端及び下端より、内側に向けて突出している。又、爪部21は図3に示すように、断面視略三角形状であって、中心に向かうにつれて徐々に内側に突出する形状となっている。即ち、上方の爪部21の上面及び下方の爪部21の下面は、接続部材20の中心へ向かうテーパ状となっている。尚、接続部材20は上下対称形状であることから、上下を反転させても使用可能である。この場合においては上方の爪部21が下方の爪部21として作用する。
ガイド部22は、接続部材20の上下端及び中程の側端部が切り欠き部分に向けて周方向に突出することにより形成されている。
撓み部23は平面視コ字状であって爪部21の間に形成され、爪部21が形成されている部分よりも剛性が低くなっている。
尚、接続部材20の切り欠き部分は、その幅が撓み部23と略同一となっており、図面より明らかであるように、切り欠き部分の幅は挿入部2の直径よりも狭く形成されている。
上記構造より成る接続構造においては、以下の手順によって管体同士の接続が行われる。
まず、図5に示すように、受け部11の側方より接続部材20を押しつける。この時、下方のガイド部22がスリット12の内部に配置されるとともに、上方のガイド部22が受け部11の上端と当接することにより、接続部材20の挿入がガイドされる。
接続部材20の挿入を進めると、接続部材20は撓み部23が撓むことによって、切り欠き部分より爪部21が外側に押し広げられる。そして、受け部11に挿通可能な程度に接続部材20が拡径した後、接続部材20が受け部11の上方に配置される。この時、「カチッ」という音とともに拡径されていた接続部材20は自身の弾性によって復元(縮径)し、接続部材20の取り付けが完了する。
次に、図6に示すように、挿入部2を受け部11へと挿入する。この時、図7(a)に示すように、第二鍔部4の下端が上方の爪部21のテーパ部分と当接し、爪部21を押し広げることで撓み部23を撓ませ、接続部材20を拡径させる。尚、この時挿入部2は未だ適切な位置まで挿入されていないことから、止水部材5は受け部11の内周とは一切当接していない。又、図7(a)に示す状態においては未だ挿入部2が適切な位置まで挿入されておらず、リング体6は目視可能となっている。
そして、挿入部2が挿入可能な程に接続部材20が拡径した後、挿入部2は接続部材20を越えて挿入される。
ここで、図7(b)に示すように、リング体6が目視不可能となる位置まで挿入を進めると、「カチッ」という音とともに拡径されていた接続部材20は自身の弾性によって復元(縮径)する。この時、鍔部3と第二鍔部4の間に上方の爪部21が配置され、且つ下方の爪部21がスリット12を貫通する。即ち、上下の爪部21によって第二鍔部4の上端とスリット12の上面が挟持され、図2乃至図4に示す接続完了状態となる。又、この時、止水部材5が当接部14と側面方向において当接し、挿入部2の外側面と受け部11の内側面(当接部14)によって挟持される。
図2に示すように、接続が完了した状態においては、接続部材20がリング体6を覆うように取り付けられるため、リング体6を側方から目視することは不可能となる。
即ち、目印構造であるリング体6によって挿入部2が適切な位置まで挿入され、且つ接続部材20が適切に取り付けられたことが容易に視認可能となる。
又、本発明の接続構造は以下の手順によっても管体同士の接続を行うことができる。
まず、図8に示すように、管体1の挿入部2を管体10の受け部11に対して挿入する。この時、図9(a)に示す挿入の途中段階においては、止水部材5は受け部11の内周とは一切当接していない。従って、この状態で手を離す等して挿入を中断すると、管体10は管体1より脱落する。一方、図9(b)に示すように、挿入部2が適切な位置にまで挿入された際には、止水部材5が当接部14と側面方向において当接する。この時、止水部材5は挿入部2の外側面と受け部11の内側面(当接部14)によって挟持されるとともに、第二鍔部4下端と受け部11の上端が当接する。ここで、止水部材5は高い摩擦係数を有する部材より成るため、図9(b)の状態において手を離す等しても、管体1と管体10の接続状態は当該摩擦力によって維持され、管体10は管体1より脱落しない。
即ち、挿入部2が受け部11に対し、適切な位置にまで挿入された時のみ止水部材5が挟持され、当該止水部材5の摩擦力によって管体10は管体1より脱落しない。従って、作業者は管体同士の接続状態が維持され、管体10が管体1より脱落しないことを確認することによって、挿入部2が適切な位置まで挿入されているか否かを確認することができる。
又、挿入部2が受け部11に対して適切な位置にまで挿入された時に止水部材5が挟持されることから、作業者は止水部材5が挟持される感覚を感じとることで、触感によっても、挿入部2が適切な位置まで挿入されているか否かを確認することができる。
尚、「接続状態が維持される」とは、「他から応力が加わらない状態において接続状態を一時的に維持すること」を指すものであって、図9(b)の状態で何らかの応力が加われば、管体10は管体1より容易に脱落する。
尚、図9(b)の状態において、リング体6は側方より目視可能となっている。
次に、図10に示すように、挿入が完了した挿入部2と受け部11の側方より接続部材20を押しつける。この時、下方のガイド部22がスリット12の内部に配置されるとともに、中程のガイド部22が受け部11の上部と当接することにより、接続部材20の挿入がガイドされる。
接続部材20の挿入を進めると、接続部材20は撓み部23が撓むことによって切り欠き部分より爪部21が外側に押し広げられる。そして、受け部11の上端に挿通可能な程度に接続部材20が拡径した後、接続部材20が受け部11の上方に配置される。この時、「カチッ」という音とともに拡径されていた接続部材20は自身の弾性によって復元(縮径)し、鍔部3と第二鍔部4の間に上方の爪部21が配置され、且つ下方の爪部21がスリット12を貫通する。即ち、接続部材20の取り付けが完了した際には上下の爪部21によって第二鍔部4の上端とスリット12の上面が挟持され、図2乃至図4に示す接続完了状態となる。
尚、図2に示すように、接続部材20の取り付け完了時は、接続部材20がリング体6を覆うように取り付けられるため、リング体6を側方から目視することは不可能となる。即ち、目印構造であるリング体6によって、接続部材20を取り付けた際に、挿入部2が適切な位置まで挿入されていることが改めて判別可能となるとともに、接続部材20が適切に取り付けられたことが容易に視認可能となる。
即ち、本発明において、目印構造は挿入部2が挿入された時にのみその作用効果を奏するものではなく、挿入後に何らの部材が取り付けられた後にその作用効果を奏するものであっても良い。
尚、上記接続完了状態において、挿入部2と受け部11は抜脱不可能に保持されているが、軸回転可能となっている。従って、図2乃至図4に示す接続完了状態より管体同士を相対的に回転させ、配管の向き等を調整することができる。
本発明の接続手順は以上であるが、上記第一実施形態に係る接続構造においては、スリット12内に上方の爪部21が貫通する位置関係において接続部材20を取り付けようとしても、接続部材20の下方側のガイド部22が受け部11の溝部15に引っ掛かることにより、接続部材20を取り付けることができないように形成されている。又、鍔部3と第二鍔部4との間に上方の爪部21が配置される位置関係において接続部材20を取り付けようとしても、鍔部3の下面がテーパ状に形成されているため、鍔部3と第二鍔部4との間には下方の爪部21を取り付けることはできないように形成されており、接続部材20の取り付け不良が生じないように構成している。
一方、接続部材20は上下対称形状であることから、接続部材20の上下を反転しても接続を行うことが可能である。
又、本発明の接続構造においては、接続完了状態に接続部材20の切り欠き部分と柱部13が略面一に連続し、且つ接続部材20の上面を鍔部3が覆っている。従って、本発明の接続構造においては接続部材20に直接応力が加わり、接続部材20が滑落することを防ぐことができる。
尚、本発明の接続構造の分解を行う際には、接続部材20を取り外すだけで良い。
本発明の第一実施形態に係る接続構造は以上であるが、本発明は上記実施形態の構造に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能である。
例えば、第一実施形態においては止水部材5によって管体同士の接続状態を維持する維持構造を形成していたが、図11に示す第二実施形態のように、挿入部2に係止部7を形成し、維持構造としても良い。
第二実施形態に係る接続構造においては、挿入部2が受け部11に対して適切な位置まで挿入された時に係止部7がスリット12に係止し、管体同士の接続状態を維持することができる。そして、接続が維持された状態において、接続部材20を取り付けることで管体同士の接続が完了する。
尚、当該維持構造においては別部材によって維持構造を構成しても良く、受け部11側に維持構造を設けても良い。
又、上記第一実施形態においては、接続が完了した際にリング体6が接続部材20によって覆われることによって目印構造を構成しているが、図12に示す第三実施形態にように、接続が完了した際にリング体6が目視可能となるように構成しても良い。
第三実施形態に係る接続構造においては、リング体6の一部に表示窓16が形成されており、挿入部2が受け部11に対して適切な位置まで挿入された際、表示窓16よりリング体6が目視可能となるよう形成されている。
又、第一実施形態において、目印構造は管体1に別部材で取り付けられたリング体6によって形成されているが、管体1と一体成形によって形成されていても良く、又、管体1に対して直接着色や印字を施す構造であっても良いものであって、目印構造の種類・内容については適宜変更可能である。
又、目印構造が設けられている箇所についても適宜変更可能であって、例えば、第二鍔部4の下方に目印構造が設けられており、挿入部2が適切な位置まで挿入された際、受け部11のスリット12より目印構造が目視可能となるような構造であっても良い。
又、第一実施形態において、接続部材20は平面視略C字形状のリング状部材であったが、螺合による接続が可能なナット部材を接続部材としても良く、挿入部2と受け部11自体が嵌合する構造であっても良い。
又、本発明の接続構造は図13に示すように、排水トラップTの接続や、その他使用可能な種々の配管の接続を行う際に使用しても良い。又、下流側の管体が挿入部2を配置し、上流側の管体が受け部11を備えても良い。
1 管体
2 挿入部
3 鍔部
4 第二鍔部
5 止水部材
6 リング体
7 係止部
10 管体
11 受け部
12 スリット
13 柱部
14 当接部
15 溝部
16 表示窓
20 接続部材
21 爪部
22 ガイド部
23 撓み部
T 排水トラップ

Claims (6)

  1. 挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
    挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されていることを目視によって判別可能とする目印構造を有することを特徴とする接続構造。
  2. 挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
    挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された時にのみ、管体同士の接続状態が維持可能な維持構造を有することを特徴とする接続構造。
  3. 挿入部を有する管体を、受け部を有する管体へ挿入することによって管体同士の接続を行う接続構造であって、
    挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入されていることを目視によって判別可能とする目印構造を有するとともに、
    挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された際、管体同士の接続状態が維持可能な維持構造を有することを特徴とする接続構造。
  4. 前記維持構造が、
    挿入部が受け部に対して適切な位置まで挿入された時にのみ、挿入部を有する管体の外周面と受け部を有する管体の内周面によって挟持される止水部材により構成され、
    当該止水部材の摩擦により管体同士の接続状態が維持可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の接続構造。
  5. 前記維持構造が、
    挿入部又は受け部に設けられた係止部により構成され、
    当該係止部による係止によって管体同士の接続状態が維持可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の接続構造。
  6. 前記接続構造は管体同士を接続部材によって抜脱不可能に接続し、
    当該接続部材は、挿入部が受け部に対し、適切な位置まで挿入された際にのみ、管体同士を接続可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の接続構造。
JP2014048860A 2014-03-12 2014-03-12 接続構造 Pending JP2015172415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048860A JP2015172415A (ja) 2014-03-12 2014-03-12 接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048860A JP2015172415A (ja) 2014-03-12 2014-03-12 接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015172415A true JP2015172415A (ja) 2015-10-01

Family

ID=54259853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014048860A Pending JP2015172415A (ja) 2014-03-12 2014-03-12 接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015172415A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060124A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 未来工業株式会社 連結機構、水封トラップ、及び、着脱装置
JP2019094621A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 丸一株式会社 接続機構を備えた管体
JP2019143786A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社ハーマン ソケット、及びソケットを備える管継手
JP2020011557A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2020059982A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社日本アルファ 操作装置及びオート化ユニット
US11738671B2 (en) 2018-07-17 2023-08-29 Ts Tech Co., Ltd. Padded and ventilated vehicle seat

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182391U (ja) * 1987-05-15 1988-11-24
JP2000055268A (ja) * 1998-07-31 2000-02-22 Usui Internatl Ind Co Ltd 細径配管接続用コネクターに用いられる配管構造
JP2003004186A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Toyox Co Ltd 継 手
JP2009019645A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 差込式管継手

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182391U (ja) * 1987-05-15 1988-11-24
JP2000055268A (ja) * 1998-07-31 2000-02-22 Usui Internatl Ind Co Ltd 細径配管接続用コネクターに用いられる配管構造
JP2003004186A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Toyox Co Ltd 継 手
JP2009019645A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 差込式管継手

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060124A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 未来工業株式会社 連結機構、水封トラップ、及び、着脱装置
JP7049089B2 (ja) 2017-09-26 2022-04-06 未来工業株式会社 連結機構、水封トラップ、及び、着脱装置
JP2019094621A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 丸一株式会社 接続機構を備えた管体
JP7016492B2 (ja) 2017-11-17 2022-02-07 丸一株式会社 接続機構を備えた管体
JP2019143786A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社ハーマン ソケット、及びソケットを備える管継手
JP2020011557A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP7244732B2 (ja) 2018-07-17 2023-03-23 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
US11738671B2 (en) 2018-07-17 2023-08-29 Ts Tech Co., Ltd. Padded and ventilated vehicle seat
JP2020059982A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社日本アルファ 操作装置及びオート化ユニット
JP7286130B2 (ja) 2018-10-05 2023-06-05 株式会社日本アルファ 操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015172415A (ja) 接続構造
CA3029317C (en) Self-locking push-to-connect insert
EP3415194B1 (en) Connecting structure for medical use
CN104819352B (zh) 周向均匀紧固的联接件
USD783115S1 (en) Optical device reticle
USD783114S1 (en) Optical device reticle
US11982387B2 (en) Pipe coupling for receiving, holding and releasing a pipe and a method of assembling a pipe coupling
GB2452038A (en) A push-fit pipe fitting comprising audible and/or tactile cooperation
KR20190003135U (ko) 감소된 힘으로 수형 노즐의 삽입을 가능하게 하는 연결부의 암형 노즐
JP5166173B2 (ja) 接続部受口構造及びそれを備えた管継手、ます、パイプ
JP4719176B2 (ja) 管継手
KR20160004978A (ko) 파이프 결속장치 및 방법
JP2015025525A (ja) 管体の接続構造
JP2009281051A (ja) 管体の継手構造、これを備えた管継手及びます
US10428980B2 (en) Sanitary line attachment
US20160069489A1 (en) Hose Connection Device
JP6630925B2 (ja) 配管用継手
JP2013167326A (ja) 継手用キャップ及びキャップ付き継手
JP2017214992A (ja) ホース継手
JP2018031196A (ja) 排水配管及び排水配管の施工方法
JP2015124510A (ja) 自在継手
JP6662099B2 (ja) パイプ継手
JP2016003702A (ja) 管体の接続構造
JP2018040239A (ja) 埋設ボックス用土砂流入防止板、埋設ボックスセット、埋設ボックスの土砂流入防止構造、及び埋設ボックス用土砂流入防止板の取り付け方法
JP6490910B2 (ja) 取外し冶具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180731