JP7228949B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
近年、太陽電池、燃料電池、二次電池などの直流電源から供給される直流電力を、交流電力に変換して系統に連系する系統連系用電力変換装置が用いられている。
上記の電力変換装置において、複数の直流電源を設ける場合には、直流電源ごとにDC/DCコンバータを設け、全てのDC/DCコンバータの出力を並列に接続して、後段のDC/ACインバータに接続する(例えば、特許文献1)。
国際公開2013/121618号
例えば、特許文献1の例において、電力変換装置は、分散電源としての太陽電池及び蓄電池と、商用系統及び負荷との間に配置される。電力変換装置は、蓄電池に接続される蓄電池側DC/DC変換回路と、太陽電池に接続される太陽電池側DC/DC変換回路と、上記の2つのDC/DC変換回路の出力側に配置されたDC/AC変換回路とを備えている。例えば、蓄電池側、太陽電池側のDC/DC変換回路が、直流母線を介してDC/AC変換回路に接続される。なお、蓄電池側DC/DC変換回路、太陽電池側DC/DC変換回路、及びDC/AC変換回路は、それぞれに対応する制御部によって制御される。
例えば、通常時は、蓄電池側DC/DC変換回路の制御部が蓄電池の電圧を制御する。このとき、他の変換回路(例えば、DC/AC変換回路)が直流母線の電圧を制御する。一方、商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じた場合、DC/AC変換回路によって直流母線の電圧が制御できなくなる。そのため、従来では、蓄電池側DC/DC変換回路の制御部の処理を切り換えて直流母線の電圧を制御していた。
図9は、蓄電池側のDC/DC変換回路用の制御部の従来の構成の一例である。まず、通常運転時の制御処理(以降、第1の制御処理と呼ぶ)について説明する。減算器901によって蓄電池電流値と蓄電池電流目標値の偏差が計算され、PI制御部(Proportional Integral Controller)902に入力される。上記の偏差は、PI制御部902によって比例積分される。PI制御部902からの出力は、切換回路903を介してPWM(Pulse Width Modulation)信号生成回路904に入力される。PWM信号生成回路904は、蓄電池側DC/DC変換回路のゲート信号を出力する。
次に、商用系統の瞬時電圧低下又は停電時の制御処理(以降、第2の制御処理と呼ぶ)について説明する。切換回路905によってハイ(high)側バス電圧目標値及びロー(low)側バス電圧目標値の出力を切替え、そして、切換回路905の出力と直流母線電圧との偏差が減算器906によって計算される。上記の偏差は、PI制御部907に入力され、PI制御部907によって比例積分される。PI制御部907からの出力は、切換回路903を介してPWM信号生成回路904に入力される。PWM信号生成回路904は、蓄電池側DC/DC変換回路のゲート信号を出力する。なお、第1の制御処理と第2の制御処理との間の切換処理は、切換回路903によって行われる。
図10は、図9の従来の構成において、商用系統の瞬時電圧低下又は停電時が生じたときの直流母線電圧の変化を示す図である。一例として、蓄電池から放電している場合において、商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じたときの動作について説明する。商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じると、DC/AC変換回路の出力電力が低下することになる。交流の出力電力が蓄電池の放電電力よりも小さくなると、電力変換装置は、蓄電池の放電電力から交流の出力電力を引いた電力で直流母線の電解コンデンサを充電し始める。商用系統の停電の場合、電力変換装置は、蓄電池の放電電力そのものによって直流母線の電解コンデンサを充電し始める。このようにして、直流母線の電圧が上昇する。直流母線の電圧が上昇すると、これに伴い、蓄電池側DC/DC変換回路の出力が、蓄電池の放電を維持するために、直流母線電圧に沿って上昇する。従来の図9の構成では、商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じたときに、第1の制御処理(通常運転時の制御処理)から第2の制御処理(商用系統の瞬時電圧低下又は停電時の制御処理)へ切換えるが、図10に示すように、切換後に直流母線電圧が安定するまでに時間がかかるという課題があった。なお、蓄電池を充電している場合において商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じたときについても、同様の事象が発生する。
そこで、本発明の目的は、電力系統(商用系統)の瞬時電圧低下又は停電が生じた場合において、直流母線の電圧が安定して動作する電力変換装置を提供することである。
例えば、上記課題を解決するために、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例をあげるならば、第1の直流電源から出力される直流電力を、異なる電圧の直流電力に変換する第1のDC/DC変換回路と、前記第1のDC/DC変換回路を制御する第1のDC/DC変換回路制御部と、第2の直流電源から直流母線を介して供給される直流電力及び前記第1のDC/DC変換回路からの直流電力を交流電力に変換し、電力系統に前記交流電力を供給するDC/AC変換回路とを備える電力変換装置において、前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記直流母線の目標電圧が設定されているリミッタを備え、前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記電力系統の異常発生時において、前記リミッタを介して出力された前記目標電圧を用いて、前記直流母線の電圧を制御する、電力変換装置が提供される。
好適には、前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記第1の直流電源の電圧及び電流を制御する、又は、前記第1の直流電源の電圧及び電力を制御する第1の直流電源制御部と、前記第1の直流電源制御部の出力側に配置され、前記目標電圧として、前記第1の直流電源の放電時の前記直流母線の目標電圧である第1の目標値及び前記第1の直流電源の充電時の前記直流母線の目標電圧である第2の目標値が設定されている前記リミッタと、前記リミッタの出力側に配置され、前記直流母線の電圧を制御する直流母線電圧制御部とを備えてもよい。
好適には、通常運転時において、前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記第1の直流電源制御部の出力を、前記第1の目標値と前記第2の目標値との間の第3の目標値よりも高くなるように制御して、前記第1の直流電源から放電するようにし、前記第1の直流電源制御部の出力を、前記第3の目標値よりも低くなるように制御して、前記第1の直流電源を充電するように構成されていてもよい。
好適には、前記DC/AC変換回路を制御するDC/AC変換回路制御部をさらに備え、通常運転時において、前記DC/AC変換回路制御部が、前記直流母線の電圧を制御してもよい。
好適には、前記直流母線を介して前記DC/AC変換回路に接続され、前記第2の直流電源から出力される直流電力を、異なる電圧の直流電力に変換する第2のDC/DC変換回路と、前記第2のDC/DC変換回路を制御する第2のDC/DC変換回路制御部とをさらに備え、通常運転時において、前記第2のDC/DC変換回路制御部が、前記直流母線の電圧を制御してもよい。
本発明によれば、電力系統(商用系統)の瞬時電圧低下又は停電が生じた場合においても、直流母線の電圧を安定して動作させることが可能となる。本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1実施形態における電力変換装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態における第1のDC/DC変換回路制御部の第1の例である。 本発明の第1実施形態におけるリミッタの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態における蓄電池電圧及び電流制御部の構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態における第1のDC/DC変換回路制御部の第2の例である。 本発明の第1実施形態における蓄電池電圧及び電力制御部の構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態の電力変換装置において商用系統の瞬時電圧低下又は停電が生じたときの直流母線電圧の変化を示す図である。 本発明の第2実施形態における電力変換装置の概略構成図である。 蓄電池側のDC/DC変換回路用の制御部の従来の構成を示す図である。 図9の構成において、商用系統の瞬時電圧低下又は停電時が生じたときの直流母線電圧の変化を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施形態を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
[第1実施形態]
以下では、複数の分散した直流電源からの直流電力を交流電力に変換し、系統及び負荷に供給する電力変換装置(系統連系インバータ装置)について説明する。図1は、本発明の第1実施形態における電力変換装置の概略構成図である。
電力変換装置1は、複数の直流電源としての太陽電池5及び蓄電池2に接続されている。電力変換装置1は、太陽電池5からの直流電力及び蓄電池2からの直流電力を交流電力に変換し、変換された交流電力を電力系統(商用系統)7及び負荷8に供給する。
電力変換装置1は、蓄電池2に接続される第1のDC/DC変換回路3と、太陽電池5に接続される第2のDC/DC変換回路6と、第1及び第2のDC/DC変換回路3、6の出力側に配置されたDC/AC変換回路4とを備えている。第1、第2のDC/DC変換回路3、6は、直流母線9を介してDC/AC変換回路4に接続されている。
第1のDC/DC変換回路3は、双方向のDC/DC変換回路である。第1のDC/DC変換回路3は、蓄電池2の直流電力を、電圧の異なる直流電力に変換し、DC/AC変換回路4に供給する。あるいは、第1のDC/DC変換回路3は、直流母線9の電力を、電圧の異なる直流電力に変換し、蓄電池2に供給する。
DC/AC変換回路4は、双方向の電力変換回路である。DC/AC変換回路4は、太陽電池5からの直流電力及び蓄電池2からの直流電力を交流電力に変換し、変換された交流電力を商用系統7及び負荷8に供給する。なお、DC/AC変換回路4は、入力された直流電力を、商用系統7の電圧に合った交流電力に変換して出力するように制御される。あるいは、DC/AC変換回路4は、商用系統7の交流電力を直流電力に変換し、直流母線9へ供給する。
第2のDC/DC変換回路6は、太陽電池5の電力を、電圧の異なる直流電力に変換し、直流母線9に供給する。
また、電力変換装置1は、第1のDC/DC変換回路3を制御する第1のDC/DC変換回路制御部100と、DC/AC変換回路4を制御するDC/AC変換回路制御部200と、第2のDC/DC変換回路6を制御する第2のDC/DC変換回路制御部300とを備えている。
蓄電池2と第1のDC/DC変換回路3との間には、電圧計及び電流計(図示省略)が設けられている。蓄電池2と第1のDC/DC変換回路3との間における電圧値及び電流値は、第1のDC/DC変換回路制御部100に入力される。なお、電圧計及び電流計は、電圧、電流のパラメータを検出できる形態(例えば、計測メータ、センサなど)であればよく、それらの構成は、特に限定されない。
また、第1及び第2のDC/DC変換回路3、6とDC/AC変換回路4との間には、電圧計(図示省略)が設けられている。直流母線9の電圧値は、第1のDC/DC変換回路制御部100及びDC/AC変換回路制御部200に入力される。
また、太陽電池5と第2のDC/DC変換回路6との間には、電圧計(図示省略)が設けられている。太陽電池5と第2のDC/DC変換回路6との間における電圧値は、第2のDC/DC変換回路制御部300に入力される。
DC/AC変換回路制御部200は、太陽電池5と第2のDC/DC変換回路6との間の電圧値を入力として受け取り、DC/AC変換回路4の交流出力の電流を制御(可変)し、太陽電池5の出力電圧を所望の電圧になるよう制御する。DC/AC変換回路制御部200は、直流母線9の電圧が所望の電圧になるように制御する。
第2のDC/DC変換回路制御部300は、太陽電池5の出力電圧が所望の電圧になるように第2のDC/DC変換回路6を制御する。なお、第2のDC/DC変換回路制御部300は、太陽電池5の最大電力を引き出すMPPT制御部(図示省略)からの指令に従って、太陽電池5の最大電力点で動作するように制御する。
以下において本発明の特徴である第1のDC/DC変換回路制御部100について説明する。図2は、第1のDC/DC変換回路制御部100の第1の例である。第1のDC/DC変換回路制御部100は、第1のDC/DC変換回路3を制御して蓄電池2の充放電を制御するとともに、直流母線9の電圧を制御するように構成されている。
第1のDC/DC変換回路制御部100は、蓄電池電圧及び電流制御部101と、リミッタ102と、直流母線電圧制御部103と、PWM信号生成回路104とを備えている。図2に示すように、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力側にリミッタ102が配置されている。蓄電池電圧及び電流制御部101の出力がリミッタ102に入力され、リミッタ102の出力が直流母線電圧制御部103に入力される。
直流母線電圧制御部103は、減算器105と、PI制御部106とを備えている。減算器105によってリミッタ102の出力と直流母線電圧との偏差が計算される。上記の偏差は、PI制御部106によって比例積分される。PI制御部106の出力は、PWM信号生成回路104に入力される。PWM信号生成回路104は、第1のDC/DC変換回路3のゲート信号を出力する。
上記の構成によれば、第1のDC/DC変換回路制御部100は、DC/AC変換回路制御部200が直流母線9の電圧を制御できなくなる場合(商用系統7の瞬時電圧低下又は停電時などの異常発生時)において、リミッタ102を介して出力された目標値を用いて、直流母線9の電圧を制御することができる。
図3は、リミッタ102の構成を示す図である。リミッタ102では、ハイ(high)側が直流母線電圧のハイ側目標値401に設定され、ロー(low)側が直流母線電圧のロー側目標値402に設定されている。ハイ側目標値401は、蓄電池2の放電時の直流母線9の目標電圧であり、ロー側目標値402は、蓄電池2の充電時の直流母線9の目標電圧である。なお、403は、第1のDC/DC変換回路制御部100以外の回路(以降、他の回路と呼ぶ。この例では、DC/AC変換回路制御部200)が直流母線9を制御する場合の目標値403であり、母線電圧のハイ側目標値401とロー側目標値402との間の値である。
図4は、蓄電池電圧及び電流制御部101の構成を示す図である。蓄電池電圧及び電流制御部101は、蓄電池2の電流を制御するものである。蓄電池電圧及び電流制御部101は、減算器111と、PI制御部112と、リミッタ113と、減算器114と、PI制御部115とを備えている。
減算器111によって蓄電池電圧と蓄電池電圧目標値との偏差が計算される。上記の偏差は、PI制御部112によって比例積分される。PI制御部112の出力は、リミッタ113に入力される。リミッタ113の出力が蓄電池電流目標値となる。
減算器114によって蓄電池電流と蓄電池電流目標値との偏差が計算される。上記の偏差は、PI制御部115によって比例積分される。PI制御部115の出力は、リミッタ102(図2参照)に入力される。
電力変換装置1は、上述の構成において、蓄電池電流目標値が正の場合、蓄電池2から放電するモードで制御し、交流電力を商用系統7へ供給する。一方、蓄電池電流目標値が負の場合、電力変換装置1は、蓄電池2を充電する。
例えば、電力変換装置1は、太陽電池5の電力が充電電力より大きい場合は、交流電力を商用系統7へ供給し、太陽電池5の電力が充電電力より小さい場合は、商用系統7から電力をもらうように構成されている。
第1のDC/DC変換回路制御部100は、通常運転時において(この例では、直流母線9の電圧がDC/AC変換回路制御部200により制御されている場合)、蓄電池2の電流を制御する。一方、商用系統7の異常発生時(商用系統7の瞬時電圧低下又は停電時など)において、第1のDC/DC変換回路制御部100は、直流母線電圧のハイ側目標値401又は直流母線電圧のロー側目標値402を用いて直流母線9の電圧を制御する。以下では、通常運転時の動作及び異常発生時の動作を説明する。
通常運転においては、直流母線電圧は、DC/AC変換回路制御部200によって制御されている。第1のDC/DC変換回路制御部100は、蓄電池電圧及び電流制御部101及びリミッタ102を介して、他の回路(この例では、DC/AC変換回路制御部200)が直流母線9を制御する場合の目標値403(図3参照)の近傍で動作するように蓄電池電流を制御する。
ここで、第1のDC/DC変換回路制御部100は、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力を、他の回路(この例では、DC/AC変換回路制御部200)が直流母線9を制御する場合の目標値403よりも高くなるように制御して直流母線9の電圧を上げるように動作し、直流母線9へ蓄電池2の電力を出力する。すなわち、電力変換装置1は、第1のDC/DC変換回路3から、直流母線9及びDC/AC変換回路4を介して商用系統7へ蓄電池2の電力を放電する。
また、第1のDC/DC変換回路制御部100は、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力を、他の回路(この例では、DC/AC変換回路制御部200)が直流母線9を制御する場合の目標値403よりも低くなるように制御して直流母線9の電圧を下げるように動作し、直流母線9から電力を入力し、蓄電池2へ電力を供給する。すなわち、電力変換装置1は、直流母線9から第1のDC/DC変換回路3へ、さらに、商用系統7からDC/AC変換回路4を介して第1のDC/DC変換回路3へ電力を供給し、蓄電池2を充電する。
次に、蓄電池2から放電している場合において、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じたときの動作について説明する。商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じると、DC/AC変換回路4の出力電力が低下することになる。例えば、商用系統7の瞬時電圧低下の場合、交流の出力電力が蓄電池2の放電電力よりも小さくなると、電力変換装置1は、蓄電池2の放電電力から交流の出力電力を引いた電力で直流母線9の電解コンデンサ(図示省略)を充電し始める。商用系統7の停電の場合、電力変換装置1は、蓄電池2の放電電力そのものによって直流母線9の電解コンデンサを充電し始める。このようにして、DC/AC変換回路制御部200が直流母線9の電圧を制御できなくなり、直流母線9の電圧が上昇する。
直流母線9の電圧が上昇すると、これに伴い、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が、蓄電池2の放電を維持するために、直流母線電圧に沿って上昇する。ここで、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が上昇するが、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力側に配置されたリミッタ102によって、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が、リミッタのハイ側目標値401(図3参照)で固定される。直流母線電圧制御部103は、ハイ側目標値401によって直流母線電圧を制御する。第1のDC/DC変換回路制御部100は、ハイ側目標値401を目標値として、直流母線電圧を制御することができる。上記の異常発生(商用系統7の瞬時電圧低下又は停電)の直前まで、直流母線電圧制御部103は安定して動作しており、異常が発生した後も、従来の切換回路による切換動作が必要なく、直流母線電圧制御部103の動作は変わらない。したがって、上記の異常発生時においても直流母線電圧が安定する。
次に、蓄電池2を充電している場合において、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じたときの動作について説明する。商用系統7の瞬時電圧低下の場合、DC/AC変換回路4へ供給される交流電力が蓄電池2の充電電力よりも小さくなると、電力変換装置1は、蓄電池2の充電電力から上記の交流電力を引いた電力で直流母線9の電解コンデンサを充電し始める。商用系統7の停電の場合、電力変換装置1は、蓄電池2の充電電力そのものによって直流母線9の電解コンデンサを充電し始める。このようにして、DC/AC変換回路制御部200が直流母線9の電圧を制御できなくなる。
直流母線9の電圧が下降すると、これに伴い、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が、蓄電池2の充電を維持するために、直流母線電圧に沿って下降する。ここで、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が下降するが、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力側に配置されたリミッタ102によって、蓄電池電圧及び電流制御部101の出力が、リミッタのロー側目標値402(図3参照)で固定される。直流母線電圧制御部103は、ロー側目標値402によって直流母線電圧を制御する。第1のDC/DC変換回路制御部100は、ロー側目標値402を目標値として、直流母線電圧を制御することができる。上記の異常発生(商用系統7の瞬時電圧低下又は停電)の直前まで、直流母線電圧制御部103は安定して動作しており、異常が発生した後も、従来の切換回路による切換動作が必要なく、直流母線電圧制御部103の動作は変わらない。したがって、上記の異常発生時においても直流母線電圧が安定する。
なお、上記の例では、第1のDC/DC変換回路制御部100がPI制御部を備える構成を示したが、PI制御部に限定されず、それに類する制御部を備えていればよい。
図5は、本発明における第1のDC/DC変換回路制御部100の第2の例である。本例の第1のDC/DC変換回路制御部100は、蓄電池電圧及び電流制御部101の代わりに、乗算器107と、蓄電池電圧及び電力制御部108とを備えている。第1のDC/DC変換回路制御部100のその他の構成要素については、図2と同じである。
図5に示すように、蓄電池2の電力を制御する蓄電池電圧及び電力制御部108の出力側にリミッタ102が配置されている。蓄電池電圧及び電力制御部108の出力が、リミッタ102に入力される。また、リミッタ102の出力が直流母線電圧制御部103に入力される。直流母線電圧制御部103からの出力は、PWM信号生成回路104に入力される。PWM信号生成回路104は、第1のDC/DC変換回路3のゲート信号を出力する。
図6は、蓄電池電圧及び電力制御部108の構成を示す図である。蓄電池電圧及び電力制御部108は、減算器111と、PI制御部112と、リミッタ113と、減算器114と、PI制御部115とを備えている。
図6の例において、蓄電池電圧及び電力制御部108は、減算器111、PI制御部112、及びリミッタ113を介して、蓄電池電力目標値を出力する。そして、乗算器107によって、蓄電池電流及び蓄電池電圧から蓄電池電力が計算され、減算器114によって、蓄電池電力と蓄電池電力目標値との偏差が計算される。上記の偏差は、PI制御部115によって比例積分される。PI制御部115からの出力は、リミッタ102に入力される。
なお、通常運転時の第1のDC/DC変換回路制御部100の動作、及び、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電時の第1のDC/DC変換回路制御部100の動作については、上記の内容と同じであるため、説明を省略する。
図7は、本実施形態の電力変換装置1において商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じたときの直流母線電圧の変化を示す。図7に示すように、電力変換装置1によれば、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じた場合でも、直流母線9の電圧が安定して動作する。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態における電力変換装置の概略構成図である。電力変換装置1の構成要素は図1と同じであるため、詳細な説明を省略する。以下では、第1実施形態と異なる点について説明する。
DC/AC変換回路制御部200は、太陽電池5と第2のDC/DC変換回路6との間の電圧値を入力として受け取り、交流出力の電流を制御(可変)し、太陽電池5の出力電圧を所望の電圧になるよう制御する。なお、DC/AC変換回路制御部200は、MPPT制御部(図示省略)からの指令に従って、太陽電池5の最大電力点で動作するように制御する。
通常運転において、第2のDC/DC変換回路制御部300は、直流母線9の電圧値を入力として受け取り、直流母線9の電圧を所望の電圧になるよう制御する。このように、本実施形態の電力変換装置1は、直流母線電圧を第2のDC/DC変換回路制御部300を用いて制御している点において、第1実施形態と異なる。
通常運転時において、直流母線9の電圧は、第2のDC/DC変換回路制御部300によって制御されている。第1のDC/DC変換回路制御部100は、通常運転時において(この例では、直流母線9の電圧が第2のDC/DC変換回路制御部300により制御されている場合)、蓄電池2の電流を制御する。
一方、商用系統7の異常発生時(商用系統7の瞬時電圧低下又は停電時など)において、第2のDC/DC変換回路制御部300が、直流母線9の電圧を制御できなくなる。本例では、異常発生時において、第1のDC/DC変換回路制御部100は、直流母線電圧のハイ側目標値401又は直流母線電圧のロー側目標値402(図3参照)を用いて直流母線9の電圧を制御する。なお、通常運転時、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電時の第1のDC/DC変換回路制御部100の動作については、上記の内容と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態に関しても、図7に示したように、商用系統7の瞬時電圧低下又は停電が生じた場合でも、直流母線9の電圧が安定して動作する。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。
1 …電力変換装置
2 …蓄電池(第1の直流電源)
3 …第1のDC/DC変換回路
4 …DC/AC変換回路
5 …太陽電池(第2の直流電源)
6 …第2のDC/DC変換回路
7 …商用系統
8 …負荷
9 …直流母線
100 …第1のDC/DC変換回路制御部
101 …蓄電池電圧及び電流制御部(第1の直流電源制御部)
102 …リミッタ
103 …直流母線電圧制御部
104 …PWM信号生成回路
105 …減算器
106 …PI制御部
107 …乗算器
108 …蓄電池電圧及び電力制御部(第1の直流電源制御部)
111 …減算器
112 …PI制御部
113 …リミッタ
114 …減算器
115 …PI制御部
200 …DC/AC変換回路制御部
300 …第2のDC/DC変換回路制御部
401 …直流母線電圧のハイ側目標値(第1の目標値)
402 …直流母線電圧のロー側目標値(第2の目標値)
403 …第1のDC/DC変換回路制御部以外の回路が直流母線を制御している場合の目標値(第3の目標値)

Claims (4)

  1. 蓄電池である第1の直流電源に接続され、前記第1の直流電源から出力される直流電力を、異なる電圧の直流電力に変換する第1のDC/DC変換回路と、
    前記第1のDC/DC変換回路を制御する第1のDC/DC変換回路制御部と、
    第2の直流電源から直流母線を介して供給される直流電力及び前記第1のDC/DC変換回路からの直流電力を交流電力に変換し、電力系統に前記交流電力を供給するDC/AC変換回路と
    を備える電力変換装置において、
    前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記直流母線の目標電圧が設定されているリミッタを備え、
    前記第1のDC/DC変換回路制御部は、前記電力系統の異常発生時において、前記リミッタから出力された前記目標電圧を用いて、前記直流母線の電圧を制御するものであって、
    前記第1のDC/DC変換回路制御部は、
    前記第1の直流電源の電圧及び電流を制御する、又は、前記第1の直流電源の電圧及び電力を制御する第1の直流電源制御部と、
    前記第1の直流電源制御部の出力側に配置され、前記目標電圧として、前記第1の直流電源の放電時の前記直流母線の目標電圧である第1の目標値及び前記第1の直流電源の充電時の前記直流母線の目標電圧である第2の目標値が設定されている前記リミッタと、
    前記リミッタの出力側に配置され、前記直流母線の電圧を制御する直流母線電圧制御部と
    を備え、
    前記蓄電池の電圧及び電流を制御する前記第1の直流電源制御部と前記リミッタと前記直流母線電圧制御部とで構成されるカスケード構成において、通常時は、前記蓄電池の電圧・電流を制御し、直流母線の電圧が前記リミッタで設定される電圧を超える異常時には、前記リミッタが働いて前記直流母線の電圧を制御することを特徴とする電力変換装置。
  2. 通常運転時において、前記第1のDC/DC変換回路制御部は、
    前記第1の直流電源制御部の出力を、前記第1の目標値と前記第2の目標値との間の第3の目標値よりも高くなるように制御して、前記第1の直流電源から放電するようにし、 前記第1の直流電源制御部の出力を、前記第3の目標値よりも低くなるように制御して、前記第1の直流電源を充電するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記DC/AC変換回路を制御するDC/AC変換回路制御部をさらに備え、
    通常運転時において、前記DC/AC変換回路制御部が、前記直流母線の電圧を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記直流母線を介して前記DC/AC変換回路に接続され、前記第2の直流電源から出力される直流電力を、異なる電圧の直流電力に変換する第2のDC/DC変換回路と、
    前記第2のDC/DC変換回路を制御する第2のDC/DC変換回路制御部と
    をさらに備え、
    通常運転時において、前記第2のDC/DC変換回路制御部が、前記直流母線の電圧を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
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