JP3800055B2 - 大容量コンデンサの電流制御方法及び電力変換システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は大容量コンデンサの電流制御方法及び電力変換システムに関し、特に大容量コンデンサの内部抵抗を考慮した充放電電流の制御に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、AC/DC、DC/DC等の電力変換システムに使用する大容量コンデンサ1は、交流又は直流の電源2及び負荷3と電力変換器4を介して接続され、電力変換器4によって直流に変換された電流の充放電を行う。この種の大容量コンデンサ1には、▲1▼UPSのように予め充電を行い、停電時に放電を行うような一時的に主電源の代りとして運用されるもの、▲2▼電力系統で電力のピークカットを目的として夜間に充電を行い昼間に放電を行なう用途に供されるもの、▲3▼短時間に大電流を使用するような装置の主電源を補助する用途に供されるもの等がある。
【0003】
上記電力変換器4の具体例としては、図4に示すような双方向チョッパ装置がある。この双方向チョッパ装置は、双方向チョッパ4aとフィルタ4bとからなる。これらのうち、双方向チョッパ4aは、スイッチSW1 、SW2 及び電流I2 の平滑化リアクトルL2 で構成し、スイッチSW1 の変調率を操作することにより電流I2 ,I3 を制御する。具体的には、V1 >V2 となるように双方向チョッパ4aを制御し、電流I1 が正値のとき降圧、電流I1 が負値のときに昇圧動作とする。ここで、フィルタ4bは、リアクトルL1 及びコンデンサC1 で構成し、双方向チョッパ4aのスイッチングによるリプル電流の負荷3への流出を低減するローパスフィルタとして機能させている。また、この場合の大容量コンデンサ1としては、電気2重層キャパシタが挙げられる。
【0004】
大容量コンデンサを有する電力変換システムとしては図5に示すようなものもある。同図に示すように、当該システムは、大容量コンデンサ1を挟んで電源2及び負荷3が配設してあり、さらに大容量コンデンサ1と電源2との間及び大容量コンデンサ1と負荷3との間に充電用電力変換器5及び放電用電力変換器6が配設してある。
【0005】
また、当該システムにおいて、あらかじめ大容量コンデンサ1の充電を行い、その後大容量コンデンサ1から放電して負荷3に電力を供給するような運用方法を実施する場合、前記大容量コンデンサ1の充電方法は次のようなものがある。
【0006】
1) 図6に示すように、大容量コンデンサ1の内部抵抗が無視できる程度の低電流で充電し、大容量コンデンサ1の電圧上限値VC ULに達した場合、満充電とみなし(厳密には満充電には至っていない。)充電を終了する。なお、図中、VC は大容量コンデンサ1の端子電圧、VCCは大容量コンデンサ1の容量成分の電圧である(以下、同じ。)。
2) 図7に示すように、大容量コンデンサ1の内部抵抗が無視できない程度の大電流を使用することで高速に充電を行い、電圧上限値VC ULに達した時点で満充電とみなす。
3) 上記1)、2)の充電完了後、微小電流により満充電電圧まで充電を行う。
4) 上記1)、2)の充電完了後、電圧上限値VC ULを指令値とする大容量コンデンサ1の定電圧制御による充電を行う。
【0007】
また、大容量コンデンサ1のうち、電気2重層キャパシタを用いたものでは、図3に示すようなシステム構成において、電源2や負荷3側の状況に応じて充放電を行う、補償装置のような運用を行う場合がある。この場合の、充電時に大容量コンデンサ1の端子電圧VC が電圧上限値VC ULに達したときの制御方法としては、次のようなものがある。
【0008】
5) 充電電流を0とする。
6) 電圧上限値VC ULを指令値とする大容量コンデンサ1の定電圧制御に移行する。
【0009】
一方、大容量コンデンサ1の電圧が下がりすぎると電力変換器4の変換効率が悪くなるので、電圧下限値が設定される。放電時に電圧下限値に達した時の制御方法は以下のものがある。
【0010】
7) 放電電流を0とする。
8) 電圧下限値VC LLを指令値とする大容量コンデンサの定電圧制御に移行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
電気2重層キャパシタのような大容量コンデンサ1の等価回路は、図8に示すように、当該大容量コンデンサ1を静電容量CC 、内部抵抗rC を直列接続したものとなる。。ここで、大容量コンデンサ1の端子電圧VC には電圧上限値VC ULが定められており、大容量コンデンサ1の定格電圧が電圧上限値VC ULとなる。一般に、大容量コンデンサ1の端子電圧VC は電圧上限値VC ULを超えることは許されず、何らかの方法により端子電圧VC を、電圧上限値VC ULが超えないように制御して使用する。また、大容量コンデンサ1に貯えられている電力は、大容量コンデンサ1の容量成分の電圧VCCの大きさによる。
【0012】
大容量コンデンサ1に電流Iが流れ込んだ場合、次式の関係が成り立つ。
【数1】
【0013】
電流I又は大容量コンデンサ1の内部抵抗rC が大きい場合、大容量コンデンサ1の端子電圧VC とその容量成分に印加される電圧VCCの差が大きくなり、次のような問題を生起する。
【0014】
先ず、予め大容量コンデンサ1の充電を行い、その後、大容量コンデンサ1から放電して負荷3に電力を供給するような運用方法の場合、この場合の定電流での充電において次のような問題を生起する。
【0015】
▲1▼ 図6に示すような充電方法の場合には、低電流の為、満充電まで時間がかかる。
▲2▼ 図7に示すような充電方法の場合には、満充電時の電圧は、充電電流が内部抵抗rC に流れることによって生じる電圧上昇分、電圧上限値VC ULより下がることになる。このため、大容量コンデンサ1の電力貯蔵能力を十分に発揮させることができない。
【0016】
また、大容量コンデンサ1で電源2や負荷3側の状況に応じて、短時間で大電流の充放電を繰り返すような運用方法をとる場合には、次のような問題を生起する。
▲3▼ 上記5)、7)で説明した方法の場合、充電(放電)電流が0となることで、充電(放電)時の内部抵抗rC による電圧上昇分又は電圧降下分が無くなり、大容量コンデンサ1の電圧が下降又は上昇することになり、電圧上限値VC UL又は電圧下限値VC LLまで有効に大容量コンデンサ1を利用できない。例えば、図7に示す場合の充電時がこの例である。
▲4▼ 上記6)、8)で説明したように定電圧制御に切り替える方法の場合、充放電電流を制御できなくなるので当該電力システムの運用には適さない場合がある。
【0017】
本発明は、上記従来技術に鑑み、大容量コンデンサの電圧上限値から電圧下限値までの範囲を十分有効に利用した充放電を行うことができる大容量コンデンサの電流制御方法及び電力変換システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の構成は、次の点を特徴とする。
【0019】
1) DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧下限値をVC LL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
Ic VLL ={(VC LL−VC )/rC }+IC
を下限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御すること。
【0020】
2) DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧上限値をVC UL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
IC VUL ={(VC UL−VC )/rC }+IC
を上限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御すること。
【0021】
3) DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧下限値をVC LL、同大容量コンデンサの電圧上限値をVC UL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
Ic VLL ={(VC LL−VC )/rC }+IC
を下限とするとともに、
IC VUL ={(VC UL−VC )/rC }+IC
を上限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御すること。
【0022】
4) 電源からの電力をDC/DC変換又はAC/DC変換する電力変換器とともに、この電力変換器に接続される大容量コンデンサを有して電源・負荷側が直流系統、単相交流系統、又は3相交流系統となるように構成した電力変換システムにおいて、
上記大容量コンデンサの充放電電流を制御するため、上記1)乃至3)の何れか一つに記載する電流リミッタを有すること。
【0023】
5) 大容量コンデンサを挟んで電源及び負荷が配設してあり、さらに大容量コンデンサと電源との間に、大容量コンデンサに対する充電電流を供給するようA/D変換を行う充電用電力変換器を配設し、さらに大容量コンデンサと負荷との間に大容量コンデンサからの放電電流をD/A変換して負荷に供給するための放電用電力変換器を配設した電力変換システムにおいて、
上記大容量コンデンサの充放電電流を制御するため、上記1)乃至3)の何れか一つに記載する電流リミッタを有すること。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0025】
本発明は、大容量コンデンサ1(図3乃至図5参照。以下同じ。)と接続された、大容量コンデンサ1の充放電電流IC の制御を行う電力変換システムでの、その充放電電流IC の電流リミッタの設定に関するものである。本発明では、電力変換システムの大容量コンデンサ1の充放電電流IC を、大容量コンデンサ1の内部抵抗rC を考慮して制限することにより、大容量コンデンサ1の端子電圧VC を定められた範囲で運用するものである。ここで、図1は、大容量コンデンサ1の電圧・電流の可変範囲を示す説明図である。以下の説明は、同図及び関連する数式を用いて行う。
【0026】
また、本形態における運用例としては、図3に示す電力変換システムの大容量コンデンサ1を電力変換器4を介して電源2及び負荷3に接続し、大容量コンデンサ1から直流電流である充放電電流IC を充放電することで、負荷3へ電力を供給したり、余分な電力を吸収するものを想定する。
【0027】
ここで、大容量コンデンサ1の電流指令値IC * は、式(1)のような端子電圧VC を、電圧下限値VC LLから電圧上限値VC ULの範囲内で運用する際の電流リミッタのリミッタ電流下限値IC VLL 、リミッタ電流上限値IC VUL とする(式(2))。
【数2】
【0028】
充放電電流IC が流れている時、端子電圧VC は式(3)のようになり、容量成分の電圧VCCと比較した場合、内部抵抗rC の電圧降下又は上昇分離れた値をとる。図1中、IC LL、IC ULは、大容量コンデンサ1の定格等により定まる充放電電流IC の下限値及び上限値である。すなわち、電流下限値IC LL及び電流上限値IC ULを表す。
【数3】
【0029】
大容量コンデンサ1を最大限有効に使用するには、容量成分の電圧VCCを式(1)の電圧リミッタで運用する必要がある。そこで、内部抵抗rC を考慮して電流指令値IC * のリミッタ(式(2))を定める。式(1)の端子電圧VC に式(3)における充放電電流IC を電流指令値IC * としたものを代入し、変形させていくと式(4)のようになる。
【0030】
【数4】
【0031】
式(2)と式(4)とを対応させると大容量コンデンサ1の端子電圧VC を式(1)の範囲で最大限に使用する電流指令値IC * のリミッタの値は、その時点での端子電圧VC 及び充放電電流IC を用いて式(5)のようになる。
【0032】
【数5】
【0033】
パラメータとしては、端子電圧VC の電圧下限値VC LL、電圧上限値VC ULの他に大容量コンデンサ1の内部抵抗rC が必要となる。大容量コンデンサ1の内部抵抗rC が既知の場合は、その値を用いれば良い。一方、大容量コンデンサ1の内部抵抗rC が未知の場合は、明らかに内部抵抗rC の真値よりも大きい値を用いれば良い。電流リミッタで使用する内部抵抗rC を真値より大きく採る分には、電流指令値IC * がより制限される方向になるので問題はない。
【0034】
本実施の形態において、式(4)の電流指令リミッタは、端子電圧VC が式(1)の範囲にある間は電流指令値IC * を制限しないので常に動作させていても問題ない。また、式(4)の電流指令リミッタを用いた場合の定電流充電時の端子電圧VC 、充放電電流IC の様子を図2(但し、図2は充電動作の例である。)に示す。
【0035】
なお、式(4)の電流指令リミッタは、図3に示す電力変換システムにおける電源2及び負荷3側が、▲1▼直流系統となるような構成、▲2▼単相交流系統となるような構成、▲3▼3相交流系統となるような構成で、それぞれDC/DC電力変換器又はAC/DC電力変換器として機能する電力変換器4における大容量コンデンサ1の電流制御に適用することができる。さらに、図5に示すような電力変換システムにも同様に適用し、充電・放電用電力変換器5、6における大容量コンデンサ1の電流制御にも上記式(4)に基づく電流指令リミッタを適用することができる。
【0036】
また、大容量コンデンサ1の充放電電流IC の制御を行う電力変換器で、式(6)のような電流指令値IC * を与えることにより、端子電圧VC を電圧指令値VC * とした、大容量コンデンサ1の電圧制御を行うことができる。
【0037】
【数6】
【0038】
【発明の効果】
以上実施の形態ともに詳細に説明した通り、本願発明によれば、大容量コンデンサの電圧下限値から電圧上限値まで有効に充放電することが可能になる。また、大容量コンデンサの電流制御を継続したまま、大容量コンデンサの端子電圧のリミッタをかけることができる。さらに、大容量コンデンサの電流制御系で電圧制御を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る大容量コンデンサの電圧・電流の可変範囲を示す説明図である。
【図2】本発明の十時の形態に係る電流指令リミッタを用いた場合の定電流充電時の端子電圧VC 、充電電流IC の様子を示す特性図である。
【図3】大容量コンデンサを有する電力システムの一例を示すブロック線図である。
【図4】図2の電力変換器を更に具体的な構成で、その一例を示すブロック線図である。
【図5】大容量コンデンサを有する電力システムの他の例を示すブロック線図である。
【図6】大容量コンデンサの内部抵抗が無視できる程度の低電流で、この大容量コンデンサを充電した場合の端子電圧VC 及び充電電流IC の特性を示すグラフである。
【図7】大容量コンデンサの内部抵抗が無視できない程度の大電流で、この大容量コンデンサを充電した場合の端子電圧VC 及び充電電流IC の特性を示すグラフである。
【図8】大容量コンデンサの等価回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 大容量コンデンサ
2 電源
3 負荷
4 電力変換器
5 充電用電力変換器
6 放電用電力変換器
Claims (5)
- DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧下限値をVC LL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
Ic VLL ={(VC LL−VC )/rC }+IC
を下限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御することを特徴とする大容量コンデンサの電流制御方法。 - DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧上限値をVC UL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
IC VUL ={(VC UL−VC )/rC }+IC
を上限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御することを特徴とする大容量コンデンサの電流制御方法。 - DC/DC変換又はAC/DC変換を行う電力変換器に接続される大容量コンデンサに対する充放電電流の電流制御方法において、
大容量コンデンサの端子電圧をVC 、同大容量コンデンサの電圧下限値をVC LL、同大容量コンデンサの電圧上限値をVC UL、同大容量コンデンサの内部抵抗をrC 及び同大容量コンデンサに対する充放電電流をIC とするとき、
Ic VLL ={(VC LL−VC )/rC }+IC
を下限とするとともに、
IC VUL ={(VC UL−VC )/rC }+IC
を上限とするような電流指令値IC * の電流リミッタを使用して充放電電流IC を制御することを特徴とする大容量コンデンサの電流制御方法。 - 電源からの電力をDC/DC変換又はAC/DC変換する電力変換器とともに、この電力変換器に接続される大容量コンデンサを有して電源・負荷側が直流系統、単相交流系統、又は3相交流系統となるように構成した電力変換システムにおいて、
上記大容量コンデンサの充放電電流を制御するため、上記〔請求項1〕乃至〔請求項3〕の何れか一つに記載する電流リミッタを有することを特徴とする電力変換システム。 - 大容量コンデンサを挟んで電源及び負荷が配設してあり、さらに大容量コンデンサと電源との間に、大容量コンデンサに対する充電電流を供給するようA/D変換を行う充電用電力変換器を配設し、さらに大容量コンデンサと負荷との間に大容量コンデンサからの放電電流をD/A変換して負荷に供給するための放電用電力変換器を配設した電力変換システムにおいて、
上記大容量コンデンサの充放電電流を制御するため、上記〔請求項1〕乃至〔請求項3〕の何れか一つに記載する電流リミッタを有することを特徴とする電力変換システム。
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