JP7216792B2 - 蓋付き容器 - Google Patents
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Description
〔1〕 上部に開口部が設けられた容器本体と、
前記開口部を開閉する蓋体とを備え、
前記蓋体は、前記開口部を覆う外蓋と、
前記開口部から前記容器本体の内側に嵌め込まれる内蓋と、
前記内蓋の外周部に取り付けられた状態で、前記容器本体と前記内蓋との間を密閉するシール部材と、
前記外蓋の内側中央部に位置して、前記内蓋の内側に嵌め込まれる中栓と、
前記中栓の底面中央部に位置して、前記内蓋の中央部に設けられた通気孔を閉塞する栓体とを有し、
前記容器本体の内周部に設けられた第1の雌ネジ部と、前記内蓋の外周部に設けられた第1の雄ネジ部との螺合によって、前記容器本体に対して前記内蓋が着脱自在に取り付けられると共に、
前記内蓋の内周部に設けられた第2の雌ネジ部と、前記中栓の外周部に設けられた第2の雄ネジ部との螺合によって、前記中栓に対して前記内蓋が着脱自在に取り付けられており、
前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始される仮止め位置にて前記中栓に対して前記内蓋を仮止めする仮止め機構を備え、
前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始される前に、前記仮止め機構により前記中栓に対して前記内蓋が仮止めされた状態から、前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始されることによって、前記中栓に対して前記内蓋が取り付けられる一方、
前記容器本体に前記蓋体が取り付けられた状態から、前記外蓋を開方向に回すことによって、前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除されると共に、前記仮止め位置にて前記中栓に対して前記内蓋が仮止めされた状態となり、
前記仮止め機構により前記内蓋が前記中栓に仮止めされた状態のまま、前記容器本体から前記蓋体が取り外し可能な状態となることを特徴とする蓋付き容器。
〔2〕 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除された後に、前記中栓の外周部に設けられた外周側当接部に、前記内蓋の内周部に設けられた内周側当接部が当接した状態から、前記内蓋が前記外蓋と一体に開方向に回ることによって、前記第1の雌ネジ部と前記第1の雄ネジ部との螺合が解除されることを特徴とする前記〔1〕に記載の蓋付き容器。
〔3〕 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除される位置において、前記通気孔の周囲に対する前記栓体の当接が解除されることによって、前記通気孔が開放された状態となることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の蓋付き容器。
〔4〕 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が完了する間にクリック感を付与するクリック機構を備えることを特徴とする前記〔1〕~〔3〕の何れか一項に記載の蓋付き容器。
〔5〕 前記クリック機構は、前記外蓋に設けられた外側係合凸部と、前記内蓋に設けられた内側係合凸部とを有して、前記外側係合凸部と前記内側係合凸部との何れか一方が何れか他方を乗り越えたときにクリック感を付与することを特徴とする前記〔4〕に記載の蓋付き容器。
〔6〕 前記クリック機構は、前記内蓋に設けられて、前記内蓋の縮径方向に弾性変形可能な第2の弾性片を有し、
前記内側係合凸部は、前記第2の弾性片に設けられていることを特徴とする前記〔5〕に記載の蓋付き容器。
〔7〕 前記外側係合凸部と前記内側係合凸部との何れか一方が何れか他方を乗り越えるときの抵抗が、前記外蓋を閉方向に回したときよりも前記外蓋を開方向に回したときの方が大きいことを特徴とする前記〔5〕又は〔6〕に記載の蓋付き容器。
〔8〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載の蓋付き容器。
本発明の一実施形態として、例えば図1~図13に示す蓋付き容器1について説明する。
なお、図1は、蓋付き容器1を上方側から見た分解斜視図である。図2は、蓋付き容器1を下方側から見た分解斜視図である。図3は、蓋付き容器1が備える外蓋9及び中栓11を下方側から見た斜視図である。図4は、蓋付き容器1が備える内蓋10を上方側から見た斜視図である。図5は、蓋付き容器1が備える内蓋10を下方側から見た斜視図である。図6は、蓋付き容器1において、中栓11に対して内蓋10が仮止めされた状態を示す断面図である。図7は、蓋付き容器1において、止水パッキン13が張出部8に当接した状態を示す断面図である。図8は、蓋付き容器1において、中栓11に対して内蓋10が取り付けられた状態を示す断面図である。図9は、蓋付き容器1において、容器本体2に対して外蓋9が取り付けられた状態を示す断面図である。図10は、蓋付き容器1において、第2の雌ネジ部15と第2の雄ネジ部16との螺合が解除された状態を示す断面図である。図11は、蓋付き容器1において、第1の雌ネジ部7と第1の雄ネジ部12との螺合が解除された状態を示す断面図である。図12は、蓋付き容器1が備えるクリック機構27において、外蓋9を閉方向に回したときの内側係合凸部29が外側係合凸部28を乗り越えた後の状態を一部を切り欠いて示す斜視図である。図13は、蓋付き容器1が備えるクリック機構27において、外蓋9を開方向に回したときの内側係合凸部29が外側係合凸部28を乗り越えた後の状態を一部を切り欠いて示す斜視図である。
例えば、上記蓋付き容器1では、上述した仮止め機構19を介して中栓11に仮止めされた内蓋10を容器本体2の内側に嵌め込む構成となっているが、内蓋10を開口部2aから容器本体2の内側に嵌め込んだ後に、中栓11を内蓋10の内側に嵌め込んだ状態から、外蓋9を閉方向に回すことも可能である。
Claims (8)
- 上部に開口部が設けられた容器本体と、
前記開口部を開閉する蓋体とを備え、
前記蓋体は、前記開口部を覆う外蓋と、
前記開口部から前記容器本体の内側に嵌め込まれる内蓋と、
前記内蓋の外周部に取り付けられた状態で、前記容器本体と前記内蓋との間を密閉するシール部材と、
前記外蓋の内側中央部に位置して、前記内蓋の内側に嵌め込まれる中栓と、
前記中栓の底面中央部に位置して、前記内蓋の中央部に設けられた通気孔を閉塞する栓体とを有し、
前記容器本体の内周部に設けられた第1の雌ネジ部と、前記内蓋の外周部に設けられた第1の雄ネジ部との螺合によって、前記容器本体に対して前記内蓋が着脱自在に取り付けられると共に、
前記内蓋の内周部に設けられた第2の雌ネジ部と、前記中栓の外周部に設けられた第2の雄ネジ部との螺合によって、前記中栓に対して前記内蓋が着脱自在に取り付けられており、
前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始される仮止め位置にて前記中栓に対して前記内蓋を仮止めする仮止め機構を備え、
前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始される前に、前記仮止め機構により前記中栓に対して前記内蓋が仮止めされた状態から、前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が開始されることによって、前記中栓に対して前記内蓋が取り付けられる一方、
前記容器本体に前記蓋体が取り付けられた状態から、前記外蓋を開方向に回すことによって、前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除されると共に、前記仮止め位置にて前記中栓に対して前記内蓋が仮止めされた状態となり、
前記仮止め機構により前記内蓋が前記中栓に仮止めされた状態のまま、前記容器本体から前記蓋体が取り外し可能な状態となることを特徴とする蓋付き容器。 - 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除された後に、前記中栓の外周部に設けられた外周側当接部に、前記内蓋の内周部に設けられた内周側当接部が当接した状態から、前記内蓋が前記外蓋と一体に開方向に回ることによって、前記第1の雌ネジ部と前記第1の雄ネジ部との螺合が解除されることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
- 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が解除される位置において、前記通気孔の周囲に対する前記栓体の当接が解除されることによって、前記通気孔が開放された状態となることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋付き容器。
- 前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部との螺合が完了する間にクリック感を付与するクリック機構を備えることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の蓋付き容器。
- 前記クリック機構は、前記外蓋に設けられた外側係合凸部と、前記内蓋に設けられた内側係合凸部とを有して、前記外側係合凸部と前記内側係合凸部との何れか一方が何れか他方を乗り越えたときにクリック感を付与することを特徴とする請求項4に記載の蓋付き容器。
- 前記クリック機構は、前記内蓋に設けられて、前記内蓋の縮径方向に弾性変形可能な第2の弾性片を有し、
前記内側係合凸部は、前記第2の弾性片に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の蓋付き容器。 - 前記外側係合凸部と前記内側係合凸部との何れか一方が何れか他方を乗り越えるときの抵抗が、前記外蓋を閉方向に回したときよりも前記外蓋を開方向に回したときの方が大きいことを特徴とする請求項5又は6に記載の蓋付き容器。
- 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の蓋付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021194606A JP7216792B2 (ja) | 2019-05-10 | 2021-11-30 | 蓋付き容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019090153A JP7005554B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 蓋付き容器 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019090153A Division JP7005554B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 蓋付き容器 |
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JP2018183436A (ja) | 2017-04-26 | 2018-11-22 | サーモス株式会社 | 調理器 |
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JP2022036093A (ja) | 2022-03-04 |
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