JP7194750B2 - ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 - Google Patents
ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7194750B2 JP7194750B2 JP2020558281A JP2020558281A JP7194750B2 JP 7194750 B2 JP7194750 B2 JP 7194750B2 JP 2020558281 A JP2020558281 A JP 2020558281A JP 2020558281 A JP2020558281 A JP 2020558281A JP 7194750 B2 JP7194750 B2 JP 7194750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotor core
- core
- magnet
- load receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2786—Outer rotors
- H02K1/2787—Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/2789—Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2791—Surface mounted magnets; Inset magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/278—Surface mounted magnets; Inset magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/03—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/12—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
- H02K5/128—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas using air-gap sleeves or air-gap discs
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/28—Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
即ち、本発明に係るロータは、ステータの磁界を受けて回転する回転軸を有するロータであって、前記回転軸と一体に回転し、略円筒状のコア本体部と、前記コア本体部の外周面から放射方向に突出する複数の突極と、を有するロータコアと、前記ロータコアの外周部に配置され、隣接する複数の前記突極の間に配置される複数の永久磁石と、前記ロータコアと複数の前記永久磁石の外側とを覆い、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端部に径方向内側に屈曲したフランジ部を有する略筒状のマグネットカバーと、前記コア本体部の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される環状部と、前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される複数の脚部と、を有し、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端面と前記フランジ部との間に配置されて、前記フランジ部と前記ロータコアとに当接する荷重受けブロックと、を備え、前記永久磁石の回転軸線に沿う方向の少なくとも一方側の端部は、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の同側の端部よりも外側に突出し、前記荷重受けブロックの前記フランジ部との当接部は、回転軸線に沿う方向について、前記永久磁石の前記端部よりも外側位置に配置されていることを特徴とする。
この場合、永久磁石のうちの、脚部による支持領域(脚部の当接領域)の近傍にかしめ荷重が入力されにくくなり、かしめ荷重による永久磁石の損傷や劣化を有利に防止することが可能になる。
この場合、荷重受けブロックに対するロータコアの周方向変位をコア規制部によって規制できるため、荷重受けブロックとロータコアとの周方向の位置関係を正確に設定することができる。
この場合、コア規制部である係止爪がコア本体部の内周の係合部に係止されるため、かしめ荷重が、荷重受けブロックの外周側から径方向内側に向かって作用した場合に、係止爪が径方向内側に変位することにより、係止爪に過大な応力が集中しなくなる。したがって、本構成を採用した場合には、かしめ荷重の入力に伴う係止爪(コア規制部)の破損を防止することができる。
この場合、環状部の内周面の係止爪の近傍が膨出部によって補強されるため、ロータコアの内周面に回転軸を圧入するときの大きな荷重を、膨出部によって受け止めることができる。したがって、本構成を採用した場合には、ロータコアに対する回転軸の圧入時にロータコアが軸方向に位置ずれするのを防止することができる。
この場合、永久磁石の回転軸線に沿う方向の位置ずれを、環状部の外周の第1磁石規制部で規制することができる。
この場合、永久磁石の周方向の位置ずれを、脚部の第2磁石規制部で規制することができる。
この場合、マグネットカバー内にロータコアと永久磁石と荷重受けブロックが組付けられた後に、マグネットカバー内の永久磁石の位置を、磁石位置検知用突起を利用して正確に検知することができる。したがって、マグネットカバー内の永久磁石に対して正確に着磁を行うことができる。
即ち、本発明に係るモータは、前記いずれかのロータと、当該ロータの外周側に配置されて、磁界を発生するステータと、を備えていることを特徴とする。
即ち、本発明に係るロータの製造方法は、ステータの磁界を受けて回転する回転軸を有するロータの製造方法であって、前記回転軸と一体に回転し、略円筒状のコア本体部と、前記コア本体部の外周面から放射方向に突出する複数の突極と、を有するロータコアと、前記ロータコアの外周部に配置され、隣接する複数の前記突極の間に配置される複数の永久磁石と、前記ロータコアと複数の前記永久磁石の外側とを覆い、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端部に径方向内側に屈曲したフランジ部を有する略筒状のマグネットカバーと、前記コア本体部の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される環状部と、前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される複数の脚部と、を有し、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端面と前記フランジ部との間に配置されて、前記フランジ部と前記ロータコアとに当接する荷重受けブロックと、を配置する工程と、前記ロータコア、複数の前記永久磁石、及び、前記荷重受けブロックの外側に略筒状のマグネットカバーを配置する工程と、前記マグネットカバーの回転軸線方向の端縁を径方向内側にかしめて、当該マグネットカバーのかしめ部を前記荷重受けブロックの端面に当接させる工程と、を有し、前記永久磁石の回転軸線に沿う方向の少なくとも一方側の端部は、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の同側の端部よりも外側に突出し、前記荷重受けブロックの前記フランジ部との当接部は、回転軸線に沿う方向について、前記永久磁石の前記端部よりも外側位置に配置されることを特徴とする。
図1は車両に用いられるモータユニット1の斜視図である。図2は、モータユニット1の図1のII-II線に沿う断面図である。
モータユニット1は、例えば、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる。図1,図2に示すように、モータユニット1は、モータ2と、モータ2の回転を減速して出力する減速部3と、モータ2の駆動制御を行うコントローラ4と、を備えている。
なお、以下の説明において、単に「軸方向」という場合は、モータ2の回転軸31の回転軸線方向に沿う方向を意味し、単に「周方向」という場合は、回転軸31の周方向を意味するものとする。また、単に「径方向」という場合は、回転軸31の径方向を意味するものとする。
モータ2は、モータケース5と、モータケース5内に収納された略円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に配置され、ステータ8に対して回転可能に設けられたロータ9と、を備えている。本実施形態のモータ2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
モータケース5は、アルミニウム合金等の放熱性に優れた材料によって形成されている。モータケース5は、軸方向で分割可能に構成された第1モータケース6と、第2モータケース7と、からなる。第1モータケース6と第2モータケース7は、それぞれ有底円筒状に形成されている。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギヤケース40と接続されるように、当該ギヤケース40と一体成形されている。底部10の径方向略中央には、モータ2の回転軸31を挿通可能な貫通孔が形成されている。
ステータ8は、積層した電磁鋼板等から成るステータコア20と、ステータコア20に巻回される複数のコイル24と、を備えている。ステータコア20は、円環状のコア本体部21と、コア本体部21の内周部から径方向内側に向かって突出する複数(例えば、6つ)のティース22と、を有している。コア本体部21の内周面と各ティース22は、樹脂製のインシュレータ23によって覆われている。コイル24は、インシュレータ23の上から対応する所定のティース22に巻回されている。各コイル24は、コントローラ4からの給電により、ロータ9を回転させるための磁界を生成する。
ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に配置されている。ロータ9は、内周部に回転軸31が圧入固定される略筒状のロータコア32と、ロータコア32の外周部に組付けられた4つの永久磁石33(図5~図7参照。)と、を備えている。本実施形態では、回転軸31は、減速部3を構成するウォーム軸44と一体に形成されている。回転軸31とウォーム軸44は、モータケース5とギヤケース40とに回転自在に支持されている。回転軸31とウォーム軸44は、回転軸線(軸心C)回りに回転する。なお、永久磁石33としては、例えば、フェライト磁石が用いられる。しかしながら、永久磁石33は、これに限るものではなく、ネオジムボンド磁石やネオジム焼結磁石等を適用することも可能である。
ロータ9の詳細構造については後に説明する。
減速部3は、モータケース5と一体化されたギヤケース40と、ギヤケース40内に収納されたウォーム減速機構41と、を備えている。ギヤケース40は、アルミニウム合金等の放熱性に優れた金属材料によって形成されている。ギヤケース40は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されている。ギヤケース40は、ウォーム減速機構41を内部に収容するギヤ収容部42を有する。また、ギヤケース40の側壁40bには、第1モータケース6が一体形成されている箇所に、第1モータケース6の貫通孔とギヤ収容部42を連通する開口部43が形成されている。
コントローラ4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62を有している。コントローラ基板62は、磁気検出素子61がウォームホイール45のセンサマグネットに対向するように、ギヤケース40の開口部40a内に配置されている。ギヤケース40の開口部40aはカバー63によって閉塞されている。
図3は、第1実施形態のロータ9の斜視図であり、図4は、図1のIV-IV線に沿う断面図である。また、図5は、ロータ9の分解斜視図である。
これらの図に示すように、ロータ9は、回転軸31(図2参照。)とともに回転軸線(軸心C)回りに回転可能なロータコア32と、ロータコア32の外周部に配置された4つの永久磁石33と、ロータコア32の軸方向の一端側と他端側にそれぞれ配置される一対の荷重受けブロック70と、ロータコア32及び永久磁石33を一対の荷重受けブロック70とともに軸方向及び径方向外側から覆う金属製のマグネットカバー71と、を備えている。
ロータコア32は、略円筒状のコア本体部32Aと、コア本体部32Aの外周面から放射方向に突出する4つの突極32Bと、を有している。ロータコア32は、例えば、軟磁性粉を加圧成形したり、複数の電磁鋼板を軸方向に積層したりして形成されている。
荷重受けブロック70は、ロータコア32のコア本体部32Aの軸方向の端面に重ねて配置される環状部70Aと、環状部70Aの外周面から放射方向に突出して、ロータコア32の各突極32Bの軸方向の端面に重ねて配置される4つの脚部70Bと、を有している。4つの脚部70Bは、環状部70Aの外周上に等間隔に突出している。荷重受けブロック70は、例えば、硬質樹脂によって形成されている。荷重受けブロック70は、軸方向視でロータコア32とほぼ重なる形状に形成されている。
なお、脚部70Bは、必ずしも、ロータコア32の対応する突極32Bの径方向の端部と等しい径方向位置まで延びている必要はないが、少なくとも、突極32Bのうちの、永久磁石33との当接領域a1(当接面33aと接する領域)よりも径方向外側位置まで延びていることが望ましい。
外周部に永久磁石33が配置されたロータコア32に対し、荷重受けブロック70が組付けられると、荷重受けブロック70の隣接する脚部70B間に各永久磁石33の端部が挿入配置される。このとき、永久磁石33の当接面33aは圧入突起76に当接する。これにより、永久磁石33の周方向の変位が規制される。
本実施形態のロータ9は、マグネットカバー71内にロータコア32と永久磁石33と荷重受けブロック70が組付けられた後に、マグネットカバー71内の永久磁石33に対して着磁が行われる。磁石位置検知用突起77は、この着磁の際に、マグネットカバー71内の永久磁石33の位置を検出するために使用される。
ロータ9の組付けに際しては、最初に、ロータコア32の外周部に永久磁石33を配置し、その状態でロータコア32の軸方向の各端面に荷重受けブロック70を仮組みし、その状態でそのアッセンブリをマグネットカバー71内に挿入する。このとき、マグネットカバー71の一方のフランジ部71bは予め屈曲させて形成されている。
次に、この状態からマグネットカバー71の軸方向の他方の端縁にかしめを行い、塑性変形によってフランジ部71c(かしめフランジ)を形成するとともに、フランジ部71cを荷重受けブロック70の各脚部70Bの端面に圧接させる。この結果、ロータコア32と永久磁石33は、荷重受けブロック70とともにマグネットカバー71の内部に固定される。
ただし、荷重受けブロック70の脚部70Bは、ロータコア32の突極32Bのうちの、永久磁石33との当接領域よりも径方向外側位置まで延びていれば、永久磁石33のうちの、脚部70Bによる支持領域(脚部70Bの当接領域)の近傍にかしめ荷重が入力されるのを有利に防止することができる。
図10は、第1実施形態の変形例1の荷重受けブロック70の斜視図であり、図11は、マグネットカバーを取り去ったロータ9の平面図である。
本変形例のロータ9は、基本的な構成は上記のものとほぼ同様であるが、荷重受けブロック70の形状が上記のものと一部異なっている。荷重受けブロック70は、環状部70Aと4つの脚部70Bを有し、環状部70Aの内周縁部のうちの、各脚部70Bの延長上位置に係止爪74が突設されている。環状部70Aの内周面のうちの各脚部70Bの延長上位置には、径方向内側に膨出する膨出部78が形成されている。膨出部78は、係止爪74の径方向の幅よりも広い幅に形成されている。係止爪74は、膨出部78に一部が跨るように環状部70Aの内周縁部に突設されている。膨出部78は、ロータコア32のコア本体部32Aの端面のうちの、逃げ溝73の縁部に軸方向で当接可能とされている。
図12,図13,図14は、第1実施形態の変形例2~4の各ロータコア32を示す平面図である。
各変形例のロータコア32は、荷重受けブロック側の係止爪が係合される受容部の形状のみが異なり、他の部分の構成は上記のものと同様である。図12に示す変形例2では、ロータコア32のコア本体部32Aに形成される受容部が半円形状の孔69によって構成されている。図13に示す変形例3では、ロータコア32のコア本体部32Aに形成される受容部が逃げ溝73Aと、逃げ溝73Aの端部の三角形状の係合部73Aaによって構成されている。図14に示す変形例4では、ロータコア32のコア本体部32Aに形成される受容部が逃げ溝73Bと、逃げ溝73Bの端部の四角形状の係合部73Baによって構成されている。
図15は、第2実施形態のロータ109の斜視図であり、図16は、ロータ109の図15のXVI-XVI線に沿う断面図である。また、図17は、ロータ109の分解斜視図であり、図18は、マグネットカバー71を取り去ったロータ109の斜視図である。
第2実施形態のロータ109は、ロータコア132の外周部に4つの永久磁石33が配置される点、ロータコア132の軸方向の両端部に一対の荷重受けブロック170が重ねて配置される点、荷重受けブロック170がロータコア132や永久磁石33とともに略円筒状のマグネットカバー71の内側に収容される点、マグネットカバー71の軸方向の両端部にフランジ部71b,71cが設けられ、一方のフランジ部71cが、かしめフランジを構成する点等の基本構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態のロータ109は、ロータコア132に対する荷重受けブロック170の係合部の構造が第1の実施形態のロータ9と大きく異なっている。
荷重受けブロック170は、各脚部170Bの径方向外側の端部に係止爪54が一体に形成されている。係止爪54は、脚部170Bの径方向外側の端部から軸方向に屈曲し、ロータコア132の対応する突極132Bの凹溝53に径方向外側から嵌合可能とされている。係止爪54は、突極132Bの凹溝53に嵌合されることにより、ロータコア32の周方向の変位を規制する。
図21は、第2実施形態の変形例1のロータ109Aの図16と同様の断面図である。
変形例1のロータ109Aでは、ロータコア132の外周に配置される永久磁石33は、軸方向の一端側だけがロータコア132の同側の端面に対して軸方向外側まで延びている。このため、荷重受けブロック170は、ロータコア132の軸方向の一端側にのみ配置されている。この場合も、マグネットカバー71のフランジ部71cをかしめる際には、その荷重を荷重受けブロック170によって受け止めることができる。したがって、この変形例1の場合も、永久磁石33の損傷や劣化を抑制することができる。
図22は、第2実施形態の変形例2のマグネットカバー71Bの平面図であり、図23は、第2変形例のロータ109Bの斜視図である。
本変形例は、マグネットカバー71Bに予め形成しておく側のフランジ部71bに、荷重受けブロック170の磁石位置検知用突起77に対応した貫通孔56が形成されている。貫通孔56には、マグネットカバー71B内に配置された荷重受けブロック170の磁石位置検知用突起77が嵌入されている。磁石位置検知用突起77は、貫通孔56を通してマグネットカバー71Bの外部に突出している。
図24は、第3実施形態のロータ209の斜視図であり、図25は、ロータ209の図24のXXV-XXV線に沿う断面図である。また、図26は、ロータ209の分解斜視図であり、図27,図28は、マグネットカバー71を取り去ったロータ209の斜視図と平面図である。
第3実施形態のロータ209は、ロータコア32の外周部に4つの永久磁石33が配置される点、ロータコア32の軸方向の両端部に一対の荷重受けブロック270が重ねて配置される点、荷重受けブロック270がロータコア32や永久磁石33とともに略円筒状のマグネットカバー71の内側に収容される点、マグネットカバー71の軸方向の両端部にフランジ部71b,71cが設けられている点等の基本構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態のロータ209は、ロータコア32の軸方向の両端部に重ねて配置される荷重受けブロック270の構造が第1の実施形態のロータ9と大きく異なっている。
荷重受けブロック270は、環状部270Aと、環状部270Aの外周面から放射方向に突出する4つの脚部270Bと、環状部270A及び脚部270Bの軸方向外側に一体に連結されて、環状部270Aから径方向外側に張り出す孔開き円板状の端部壁270Cと、を有している。環状部270Aは、ロータコア32のコア本体部32Aの軸方向の端面に重ねて配置される。4つの脚部270Bは、ロータコア32の各突極32Bの軸方向の端面に重ねて配置される。端部壁270Cは、ロータコア32の軸心Cから脚部270Bの先端部までの長さとほぼ同寸法の半径の円板形状(孔開き円板形状)に形成されている。端部壁270Cは、円周方向で隣接する脚部270Bの間の空間を脚部270Bの軸方向外側位置で閉塞している。
なお、補強リブ58は、永久磁石33の端面に常時当接するようにしても良い。この場合、補強リブ58は、永久磁石33の軸方向変位を規制する第1磁石規制部を構成する。
同図に示すように、荷重受けブロック270の端部壁270Cのうちの軸方向外側の端部には、外径が他の部位(以下、「一般部270Ca」と呼ぶ)よりも若干小さい小径部270Cbが形成されている。一般部270Caと小径部270Cbの間は、一般部270Caから小径部270Cbに向かって先細り状に傾斜した傾斜面270Ccによって接続されている。一般部270Caと傾斜面270Ccの間は、鈍角をなす角部64aによって構成されている。なお、一般部270Caと傾斜面270Ccの間は、円弧状の曲面部によって構成しても良い。また、小径部270Cbの軸方向外側の端部(端部壁270Cの軸方向外側の端部)は、円弧状の曲面部64bによって構成されている。
図31は、変形例1のロータの図25のXXXI部に対応する拡大断面図である。
上記の実施形態では、荷重受けブロック270の端部壁270Cのうちの軸方向外側の端部に小径部270Cbを形成し、一般部270Caと小径部270Cbの間に傾斜面270Ccを設けるとともに、一般部270Caと傾斜面270Ccの間に鈍角状の角部64aを設けている。これにより、端部壁270Cに第1のかしめ起点と第2のかしめ起点を設けている。これに対し、本変形例の荷重受けブロック270は、端部壁270Cの外周に、一般部270Caと端部壁270Cの軸方向の外側の端面を接続する傾斜面270Cdが形成されている。傾斜面270Cdの一般部270Caの側には緩やかな鈍角をなす角部64cが形成され、傾斜面270Cdの軸方向外側の端部には曲面部64dが形成されている。
図32は、変形例2の荷重受けブロック270aの斜視図であり、図33は、変形例3の荷重受けブロック270bの斜視図である。
上記の実施形態では、荷重受けブロック270の端部壁270Cのうちの周方向で隣接する各脚部270Bの間に、放射方向に延びる二つの補強リブ58が突設されているが、端部壁270Cのうちの周方向で隣接する各脚部270Bの間には、図32に示すように、補強リブ58を一つのみ放射状に突設しても良い。また、補強リブ58は、図43に示すように、端部壁270Cのうちの周方向で隣接する各脚部270Bの間に、三つ以上のものを放射状に突設しても良い。
図34は、変形例4の荷重受けブロック270cの斜視図である。
変形例4の荷重受けブロック270cは、端部壁270Cのうちの周方向で隣接する各脚部270Bの間に、放射方向に延びる補強リブ58の他に端部壁270Cの円周方向に沿って延びる周方向リブ65が突設されている。補強リブ58や周方向リブ65の数は任意に設定することができる。
8…ステータ
9,109,109A,109B,209…ロータ
31…回転軸
32,132…ロータコア
32A,132A…コア本体部
32B,132B…突極
33…永久磁石
70,170,270,270a,270b,270c…荷重受けブロック
70A,170A…環状部
70B,170B…脚部
71,71B…マグネットカバー
71c…フランジ部
73a,73Aa,73Ba…係合部
74…係止爪(コア規制部)
75…磁石規制片(第1磁石規制部)
76…圧入突起(第2磁石規制部)
77…磁石位置検知用突起
78…膨出部
Claims (10)
- ステータの磁界を受けて回転する回転軸を有するロータであって、
前記回転軸と一体に回転し、略円筒状のコア本体部と、前記コア本体部の外周面から放射方向に突出する複数の突極と、を有するロータコアと、
前記ロータコアの外周部に配置され、隣接する複数の前記突極の間に配置される複数の永久磁石と、
前記ロータコアと複数の前記永久磁石の外側とを覆い、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端部に径方向内側に屈曲したフランジ部を有する略筒状のマグネットカバーと、
前記コア本体部の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される環状部と、前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される複数の脚部と、を有し、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端面と前記フランジ部との間に配置されて、前記フランジ部と前記ロータコアとに当接する荷重受けブロックと、を備え、
前記永久磁石の回転軸線に沿う方向の少なくとも一方側の端部は、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の同側の端部よりも外側に突出し、
前記荷重受けブロックの前記フランジ部との当接部は、回転軸線に沿う方向について、前記永久磁石の前記端部よりも外側位置に配置されていることを特徴とすることを特徴とするロータ。 - 前記荷重受けブロックの前記脚部は、前記ロータコアの前記突極のうちの、前記永久磁石との当接領域よりも回転軸線を中心とした径方向外側位置まで延びていることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記荷重受けブロックは、前記ロータコアと係合して、前記ロータコアの回転軸線を中心とした周方向の変位を規制するコア規制部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のロータ。
- 前記コア規制部は、前記環状部から回転軸線に沿う方向に突設されて、前記コア本体部の内周の係合部に係止される係止爪によって構成されていることを特徴とする請求項3に記載のロータ。
- 前記環状部の内周面のうちの、前記係止爪の突設される領域の近傍には、前記コア本体部と回転軸線に沿う方向で当接する膨出部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のロータ。
- 前記環状部の外周縁部には、前記永久磁石と回転軸線に沿う方向で当接して、前記永久磁石の回転軸線に沿う方向の変位を規制する第1磁石規制部が設けられていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のロータ。
- 前記脚部には、前記永久磁石と回転軸線を中心した周方向で当接して、前記永久磁石の前記周方向の変位を規制する第2磁石規制部が設けられていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のロータ。
- 前記荷重受けブロックは、前記マグネットカバーの外側に突出する磁石位置検知用突起を有することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のロータ。
- 請求項1~8のいずれか1項に記載のロータと、
前記ロータの外周側に配置されて、磁界を発生するステータと、を備えていることを特徴とするモータ。 - ステータの磁界を受けて回転する回転軸を有するロータの製造方法であって、
前記回転軸と一体に回転し、略円筒状のコア本体部と、前記コア本体部の外周面から放射方向に突出する複数の突極と、を有するロータコアと、
前記ロータコアの外周部に配置され、隣接する複数の前記突極の間に配置される複数の永久磁石と、
前記ロータコアと複数の前記永久磁石の外側とを覆い、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端部に径方向内側に屈曲したフランジ部を有する略筒状のマグネットカバーと、
前記コア本体部の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される環状部と、前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の回転軸線に沿う方向の端面に重ねて配置される複数の脚部と、を有し、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端面と前記フランジ部との間に配置されて、前記フランジ部と前記ロータコアとに当接する荷重受けブロックと、を配置する工程と、
前記ロータコア、複数の前記永久磁石、及び、前記荷重受けブロックの外側に略筒状のマグネットカバーを配置する工程と、
前記マグネットカバーの回転軸線方向の端縁を径方向内側にかしめて、当該マグネットカバーのかしめ部を前記荷重受けブロックの端面に当接させる工程と、
を有し、
前記永久磁石の回転軸線に沿う方向の少なくとも一方側の端部は、前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の同側の端部よりも外側に突出し、
前記荷重受けブロックの前記フランジ部との当接部は、回転軸線に沿う方向について、前記永久磁石の前記端部よりも外側位置に配置されることを特徴とするロータの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018218067 | 2018-11-21 | ||
JP2018218067 | 2018-11-21 | ||
PCT/JP2019/044056 WO2020105479A1 (ja) | 2018-11-21 | 2019-11-11 | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020105479A1 JPWO2020105479A1 (ja) | 2021-09-27 |
JP7194750B2 true JP7194750B2 (ja) | 2022-12-22 |
Family
ID=70774491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020558281A Active JP7194750B2 (ja) | 2018-11-21 | 2019-11-11 | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11955844B2 (ja) |
JP (1) | JP7194750B2 (ja) |
CN (1) | CN113016125A (ja) |
WO (1) | WO2020105479A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7381304B2 (ja) * | 2019-11-25 | 2023-11-15 | ファナック株式会社 | ロータコアの端面に配置される端板を備える回転子および回転子を備える電動機 |
JP7396776B2 (ja) * | 2020-10-13 | 2023-12-12 | 株式会社ミツバ | ロータ、及びモータ |
JP7464505B2 (ja) | 2020-11-19 | 2024-04-09 | 株式会社ミツバ | ロータ、モータ、及びロータの組立方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014050244A (ja) | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Denso Corp | 回転電機の回転子 |
JP2015511110A (ja) | 2012-03-16 | 2015-04-13 | グローブ モーターズ, インコーポレイテッド | 多極構造体用の回転防止機構を含む回転子 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0340849A (ja) | 1989-07-06 | 1991-02-21 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 袋編み構造体およびその製造方法 |
JP2526141Y2 (ja) * | 1989-08-25 | 1997-02-19 | 松下電工株式会社 | 永久磁石回転子 |
JPH06315245A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-08 | Japan Servo Co Ltd | キャンドモータポンプの永久磁石回転子 |
US7183683B2 (en) | 2005-06-23 | 2007-02-27 | Peopleflo Manufacturing Inc. | Inner magnet of a magnetic coupling |
JP2008295140A (ja) | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置用モータ |
JP5493675B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2014-05-14 | 株式会社ジェイテクト | 電動モータおよびロータ |
EP2659571B1 (en) | 2010-12-29 | 2014-09-10 | Arçelik Anonim Sirketi | A rotor for a permanent magnet synchronous motor |
DE102013002181B4 (de) * | 2012-02-15 | 2021-03-25 | Denso Corporation | Rotor und Motor |
DE112013002622T5 (de) * | 2012-05-24 | 2015-03-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor für eine elektrische Rotationsmaschine, elektrische Rotationsmaschine, und Verfahren zum Herstellen eines Rotors für eine elektrische Rotationsmaschine |
JP5641446B2 (ja) * | 2012-08-08 | 2014-12-17 | 株式会社デンソー | 車両用回転電機の回転子 |
US9859761B2 (en) * | 2013-02-12 | 2018-01-02 | Asmo Co., Ltd. | Rotor and motor |
WO2014188766A1 (ja) | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機 |
-
2019
- 2019-11-11 JP JP2020558281A patent/JP7194750B2/ja active Active
- 2019-11-11 CN CN201980074913.9A patent/CN113016125A/zh active Pending
- 2019-11-11 WO PCT/JP2019/044056 patent/WO2020105479A1/ja unknown
- 2019-11-11 US US17/295,447 patent/US11955844B2/en active Active
-
2024
- 2024-02-22 US US18/584,964 patent/US20240195244A1/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015511110A (ja) | 2012-03-16 | 2015-04-13 | グローブ モーターズ, インコーポレイテッド | 多極構造体用の回転防止機構を含む回転子 |
JP2014050244A (ja) | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Denso Corp | 回転電機の回転子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2020105479A1 (ja) | 2021-09-27 |
US11955844B2 (en) | 2024-04-09 |
EP3886301A1 (en) | 2021-09-29 |
US20220006342A1 (en) | 2022-01-06 |
WO2020105479A1 (ja) | 2020-05-28 |
US20240195244A1 (en) | 2024-06-13 |
CN113016125A (zh) | 2021-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7194750B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
JP6389362B2 (ja) | 電動工具 | |
CN105322675B (zh) | 马达 | |
JP2006333657A (ja) | モータ | |
JP2001238377A (ja) | 回転電機 | |
JP5920637B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP5138489B2 (ja) | レゾルバロータの固定構造及びブラシレスモータ | |
JP7080805B2 (ja) | ロータ、及び、モータ | |
JP2006340509A (ja) | 電動機の固定子及び電動機 | |
JP5938892B2 (ja) | ブラシレスモータ及び回転電機の固定子 | |
KR100629869B1 (ko) | 유니버설 모터의 로터 슬롯구조 | |
JP7383561B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
JP7383560B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
EP2456046A2 (en) | Stator, and motor comprising same | |
JP7464505B2 (ja) | ロータ、モータ、及びロータの組立方法 | |
JP7436273B2 (ja) | モータ装置 | |
WO2018235184A1 (ja) | 電動機及び電動機の組立方法 | |
JP7330011B2 (ja) | ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ | |
JP7396776B2 (ja) | ロータ、及びモータ | |
JP7056220B2 (ja) | ステータ及び回転電機 | |
JP7437565B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP2023060533A (ja) | ロータ、及び、モータ | |
JP2023046761A (ja) | ロータ、電動モータ、及びロータの組み立て方法 | |
JP2023049370A (ja) | 電動モータ | |
JP2023060598A (ja) | ロータ、及び、モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7194750 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |