JP5138489B2 - レゾルバロータの固定構造及びブラシレスモータ - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、複数枚のコアシートを積層して一体化され、径方向外側に外側検出面を備えるとともに、中央部に位置決め部により非円形状とされた軸固定孔を備えてなるバリアブルリラクタンス型レゾルバロータが用いられ、前記軸固定孔にて回転軸に圧入固定されるレゾルバロータの固定構造であって、前記回転軸と前記レゾルバロータとの固定部分には、軸方向において圧入部分と非圧入部分とが並んで構成され、その非圧入部分が軸方向一部に含まれるように圧入部分にて前記レゾルバロータが前記回転軸に圧入固定され、前記レゾルバロータは、前記非圧入部分により形成されるそのロータと前記回転軸との間の隙間に樹脂が充填されて固定されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、複数枚のコアシートを積層して一体化され、径方向外側に外側検出面を備えるとともに、中央部に位置決め部により非円形状とされた軸固定孔を備えてなるバリアブルリラクタンス型レゾルバロータが用いられ、前記軸固定孔にて回転軸に圧入固定されるレゾルバロータの固定構造であって、前記回転軸と前記レゾルバロータとの固定部分には、軸方向において圧入部分と非圧入部分とが並んで構成され、その非圧入部分が軸方向一部に含まれるように圧入部分にて前記レゾルバロータが前記回転軸に圧入固定され、前記位置決め部を前記軸固定孔に開口する位置決め凹部としたその凹部内に挿入されて周方向に密着係合する係合部を有し、前記レゾルバロータの軸固定孔に非圧入で前記非圧入部分の前記回転軸に圧入固定されるカラー部材を備えたことをその要旨とする。
図1は、本実施形態におけるバリアブルリラクタンス型(VR型)レゾルバ搭載のブラシレスモータ1を示す断面図である。このブラシレスモータ1は、例えば運転者のステアリング操作をアシストすることを主たる目的とした車両用電動パワーステアリング装置に組み付けられる。
(1)本実施形態では、回転軸5のレゾルバロータ21との固定部分において圧入部分5aと非圧入部分5bとが軸方向に並んで構成され、レゾルバロータ21は、その非圧入部分5bが軸方向一部に含まれるように回転軸5の圧入部分5aに対して圧入固定されている。つまり、回転軸5のレゾルバロータ21との固定部分の軸方向一部に設けた非圧入部分5bでは、レゾルバロータ21の圧入による回転軸5からの圧接力の反力を受けないため、レゾルバロータ21の外側検出面31aに変形が生じず、またこれにより圧入部分5aにおける外側検出面31aの変形の周方向の不均一さを平均化することができる。そのため、モータ1のロータ6の回転角度検出に係るレゾルバ7で生成される出力信号(回転角度信号)において、その波形歪みの原因となるレゾルバステータ22のスロット数(10個)と一致した高調波成分(10次高調波成分)を抑制することができ、レゾルバ7の検出性能の向上を図ることができる。これにより、回転角度検出に優れたレゾルバ7搭載のブラシレスモータ1を構成でき、ひいては低振動・低騒音のブラシレスモータ1を構成することができる。
・上記実施形態において、回転軸5の非圧入部分5bとレゾルバロータ21の軸固定孔32の内周縁部との間に隙間が形成されるが、例えば図4(b)に示すように、その隙間Sに樹脂40を充填させてもよい。つまり、非圧入部分5bの隙間Sに充填された樹脂40により、レゾルバロータ21の回転軸5に対する固定力が向上するとともに、レゾルバロータ21で生じる振動が吸収される。尚、この場合、図4(a)に示すように、位置決め凹部33や、圧入部分5aにおいてもレゾルバロータ21を圧入部34,35にて固定を図る態様では隙間Sが生じるため、この隙間Sに樹脂40を充填させてもよい。
Claims (5)
- 複数枚のコアシートを積層して一体化され、径方向外側に外側検出面を備えるとともに、中央部に位置決め部により非円形状とされた軸固定孔を備えてなるバリアブルリラクタンス型レゾルバロータが用いられ、前記軸固定孔にて回転軸に圧入固定されるレゾルバロータの固定構造であって、
前記回転軸と前記レゾルバロータとの固定部分には、軸方向において圧入部分と非圧入部分とが並んで構成され、その非圧入部分が軸方向一部に含まれるように圧入部分にて前記レゾルバロータが前記回転軸に圧入固定され、
前記レゾルバロータは、前記非圧入部分を挟んだ軸方向両側の前記圧入部分にて圧入固定されていることを特徴とするレゾルバロータの固定構造。 - 複数枚のコアシートを積層して一体化され、径方向外側に外側検出面を備えるとともに、中央部に位置決め部により非円形状とされた軸固定孔を備えてなるバリアブルリラクタンス型レゾルバロータが用いられ、前記軸固定孔にて回転軸に圧入固定されるレゾルバロータの固定構造であって、
前記回転軸と前記レゾルバロータとの固定部分には、軸方向において圧入部分と非圧入部分とが並んで構成され、その非圧入部分が軸方向一部に含まれるように圧入部分にて前記レゾルバロータが前記回転軸に圧入固定され、
前記レゾルバロータは、前記非圧入部分により形成されるそのロータと前記回転軸との間の隙間に樹脂が充填されて固定されていることを特徴とするレゾルバロータの固定構造。 - 複数枚のコアシートを積層して一体化され、径方向外側に外側検出面を備えるとともに、中央部に位置決め部により非円形状とされた軸固定孔を備えてなるバリアブルリラクタンス型レゾルバロータが用いられ、前記軸固定孔にて回転軸に圧入固定されるレゾルバロータの固定構造であって、
前記回転軸と前記レゾルバロータとの固定部分には、軸方向において圧入部分と非圧入部分とが並んで構成され、その非圧入部分が軸方向一部に含まれるように圧入部分にて前記レゾルバロータが前記回転軸に圧入固定され、
前記位置決め部を前記軸固定孔に開口する位置決め凹部としたその凹部内に挿入されて周方向に密着係合する係合部を有し、前記レゾルバロータの軸固定孔に非圧入で前記非圧入部分の前記回転軸に圧入固定されるカラー部材を備えたことを特徴とするレゾルバロータの固定構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレゾルバロータの固定構造において、
前記回転軸には、前記圧入部分と縮径による前記非圧入部分とが構成されていることを特徴とするレゾルバロータの固定構造。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の固定構造を用いてモータの回転軸に圧入固定されるレゾルバロータと、その径方向外側に配置されるレゾルバステータとを備えたバリアブルリラクタンス型レゾルバが搭載されてなることを特徴とするブラシレスモータ。
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