JP7188161B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明はプロジェクターに関するものである。
従来、蛍光体をレーザー光で励起することで生成した蛍光を用いた照明装置が知られている。下記特許文献1には、蛍光を用いて液晶ライトバルブを照明するプロジェクター用の照明装置が開示されている。
特開2012-137744号公報
上記照明装置は、偏光分離ダイクロイックミラーの周囲にレーザー光源と蛍光体層とを配置した構成を有している。そのため、装置構成を小型化することが難しく、照明装置を備えたプロジェクター自体も大型化しやすいという問題があった。
本発明の第一態様に従えば、第1光変調装置と、第2光変調装置と、第3光変調装置と、励起光を射出する第1光源と、前記励起光により励起されて前記励起光の入射側に向けて蛍光を射出する蛍光発光素子と、前記励起光を前記蛍光発光素子に導くとともに、前記蛍光発光素子から射出された前記蛍光を第1の色光と第2の色光とに分離する第1のダイクロイックミラーと、前記励起光を前記第1のダイクロイックミラーに導くとともに、前記第1のダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色光を反射する第2のダイクロイックミラーと、を備え、前記第1のダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色光が前記第1光変調装置に入射し、前記第2のダイクロイックミラーにより反射された前記第2の色光が前記第2光変調装置に入射するプロジェクターが提供される。
上記第一態様において、前記蛍光発光素子と前記第1のダイクロイックミラーとの間に設けられる反射型偏光板をさらに備えることが好ましい。
上記第一態様において、前記蛍光発光素子と前記第1のダイクロイックミラーとの間に設けられ、前記蛍光の偏光方向を変換する偏光変換素子をさらに備えることが好ましい。
上記第一態様において、前記第3の光変調装置に向けて前記第1の色光および前記第2の色光と異なる波長帯の第3の色光を射出する第2光源をさらに備えることが好ましい。
上記第一態様において、前記励起光源は、前記励起光として前記第1の色光および前記第2の色光と異なる波長帯の第3の色光を射出し、前記第3の色光の一部は前記第3の光変調装置に入射することが好ましい。
上記第一態様において、前記第3の色光に対して偏光分離機能を有する偏光分離ミラーをさらに備え、前記偏光分離ミラーは、前記波長変換素子に向かう前記第3の色光を透過させるとともに、前記蛍光発光素子で反射された前記第3の色光の一部を反射して前記第3の光変調装置に導くことが好ましい。
上記第一態様において、前記波長変換素子は、前記蛍光を生成する蛍光体と、前記蛍光体の表面に設けられ、前記第3の色光の一部を反射し、前記第3の色光の一部の残りを透過させる機能膜と、を有することが好ましい。
第一実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第二実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第三実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第四実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第五実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第六実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 偏光変換素子の構成及び機能を説明した図である。 偏光変換素子の構成及び機能を説明した図である。 第七実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 偏光変換素子の構成及び機能を説明した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第一実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、励起光源(第1光源)2と、第1のダイクロイックミラー11と、第2のダイクロイックミラー12と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、青色光源(第2光源)30と、光変調装置(第1光変調装置)4Rと、光変調装置(第2光変調装置)4Gと、光変調装置(第3光変調装置)4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
青色光源30は、光変調装置4Bに向けて、例えば、ピーク波長が440nm~470nmの青色光(第3の色光)LBを射出する。青色光源30は、光源部31と、集光レンズ32と、導光体33と、反射型偏光板34と、平行化レンズ35と、を有している。
光源部31は、例えばピーク波長帯が440nm~470nmの青色光LBを射出するレーザー素子で構成される。集光レンズ32は青色光LBを集光して導光体33に入射させる。導光体33は、光入射面33aから内部に入射した光を全反射により伝播させつつ、内部を伝播した光の一部を光射出面33bから射出する。導光体33は中心軸方向に延びるロッドで構成される。
本実施形態の導光体33は、中心軸に直交する断面積が光入射面33aから光射出面33bに向かうにつれて拡大するテーパー状となっている。本実施形態の導光体33は、側面が光入射面33a及び光射出面33bに対して傾斜した形状を有するテーパーロッドで構成されている。
導光体33は、例えばBK7等のホウケイ酸ガラス、石英ガラス、合成石英ガラス等を含む光学ガラス、水晶、およびサファイア等の透光性部材で構成されている。
また、導光体33内に入射した青色光LBは、導光体33内を全反射しながら伝播することで照度分布の均一性が向上した状態で光射出面33bから射出される。導光体33によって照度分布の均一性が高められた青色光LBは反射型偏光板34に入射する。
また、導光体33内を進む青色光LBは、テーパー状の各側面で反射されるごとに角度変換されるため、光射出面33bから射出される際、略平行な光として射出される。本実施形態の導光体33によれば、テーパー形状を採用したので、光射出面33bから青色光LBを略平行化して射出することができる。
反射型偏光板34は、導光体33の光射出面33bから射出された青色光LBを偏光分離する機能を有する。具体的に、反射型偏光板34は、青色光LBのうちの反射型偏光板34の透過軸と異なる方向の偏光成分を反射し、青色光LBのうちの反射型偏光板34の透過軸と同じ方向の偏光成分を透過させる。本実施形態において、反射型偏光板34の透過軸方向は、光変調装置4Bの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致している。
反射型偏光板34は、例えば、ワイヤーグリッドで構成される。なお、反射型偏光板34は、上述の偏光分離特性を有していれば、有機や無機或いは結晶タイプの反射偏光板で構成してもよい。
青色光LBのP偏光は反射型偏光板34を透過する。一方、青色光LBのS偏光成分は反射型偏光板34で反射され、導光体33内に戻される。反射型偏光板34で反射されたS偏光成分は、導光体33内を全反射で伝播することで光射出面33bから射出されて反射型偏光板34に入射する。
ここで、反射型偏光板34で反射された青色光LBは反射時に異なる偏光状態(非偏光)に変化する。よって、反射型偏光板34は、導光体33内に反射された青色光LBのうちのP偏光成分を青色光LBとして再利用することができる。
このように本実施形態の青色光源30によれば、反射型偏光板34で反射した青色光LBの一部の偏光方向を揃えることで照明光として再利用するため、高い光利用効率を実現することができる。反射型偏光板34から射出された青色光LBは平行化レンズ35で平行化されて光変調装置4Bに導かれる。
上述のように反射型偏光板34の透過軸方向は、光変調装置4Bの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致しているため、反射型偏光板34から射出された青色光LBは光変調装置4Bに効率良く入射する。
励起光源2は、青色アレイ光源6と、コリメーター光学系7とを含む。青色アレイ光源6は、複数の青色レーザー発光素子6aを有する。複数の青色レーザー発光素子6aは光軸と直交する面内において、アレイ状に並んで配置されている。青色レーザー発光素子6aは、例えばピーク波長帯が440nm~470nmの青色の光線Bを射出する。
青色アレイ光源6から射出された複数の光線Bは、コリメーター光学系7に入射する。コリメーター光学系7は、青色アレイ光源6から射出された複数の光線Bを平行光に変換する。コリメーター光学系7は、例えばアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ7aから構成されている。複数のコリメーターレンズ7aは、複数の青色レーザー発光素子6aに対応して配置される。
このような構成に基づき、励起光源2は平行光からなる複数の光線Bからなる励起光BBを蛍光発光素子15に向けて射出するようになっている。
励起光源2から射出された励起光BBは第2のダイクロイックミラー12に入射する。第2のダイクロイックミラー12は、励起光BBを透過させることで第1のダイクロイックミラー11に導く。第1のダイクロイックミラー11は、励起光BBを透過させることで蛍光発光素子15に導く。
第1のダイクロイックミラー11を透過した励起光BBはピックアップ光学系14に入射する。ピックアップ光学系14は、例えば第1レンズ14aと第2レンズ14bとから構成される。ピックアップ光学系14から射出された励起光BBは、蛍光発光素子15に集光した状態で入射する。
蛍光発光素子15は、蛍光体16と、この蛍光体16を支持する基板17と、ヒートシンク18と、を有する。蛍光体16は、励起光BBを吸収して励起される蛍光体を含む。蛍光体16は、例えば、YAG:Ce蛍光体で構成される。この励起光BBにより励起された蛍光体は、例えば波長帯が500~700nmの蛍光(黄色蛍光)YLを射出する。
蛍光体16の励起光BBが入射する側とは反対側には不図示の反射部が設けられている。反射部は、蛍光体16で生成された蛍光YLのうち、基板17に向かって進む成分を反射する。
基板17の蛍光体16を支持する面とは反対側の面には、ヒートシンク18が配置されている。蛍光発光素子15では、このヒートシンク18を介して放熱できるため、蛍光体16の熱による劣化を抑制できる。
蛍光体16で生成された蛍光YLのうち、一部の蛍光YLは、反射部によって反射され、蛍光体16の外部へと射出される。また、蛍光体16で生成された蛍光YLのうち、他の一部の蛍光YLは、反射部を介さずに蛍光体16の外部に直接射出される。このようにして、蛍光YLが蛍光体16から射出される。本実施形態において、蛍光発光素子15は、励起光BBの入射側に向けて蛍光YLを発光する。すなわち、本実施形態の蛍光発光素子15は反射型の蛍光発光素子である。
蛍光発光素子15から発光された蛍光YLはピックアップ光学系14により平行化されて第1のダイクロイックミラー11に入射する。第1のダイクロイックミラー11は、蛍光YLを赤色光(第1の色光)LRと緑色光(第2の色光)LGとに分離する。具体的に、第1のダイクロイックミラー11は、赤色光LRを反射し、緑色光LGを透過させることで蛍光YLを2つの色光に分離する。
第1のダイクロイックミラー11で反射された赤色光LRはミラー13で反射されて光変調装置4Rに入射する。また、第1のダイクロイックミラー11を透過した緑色光LGは第2のダイクロイックミラー12に入射する。第2のダイクロイックミラー12は、緑色光LGを光変調装置4Gに向けて反射する。このように第2のダイクロイックミラー12は励起光BBを透過させるとともに蛍光YLを分離した緑色光LGを反射する特性を有している。
以上のように本実施形態のプロジェクター1によれば、第1のダイクロイックミラー11および第2のダイクロイックミラー12を備えることで、蛍光YLを光変調装置4R,4Gに導く照明光学系の一部が励起光BBを蛍光体16に導く励起光学系を兼ねることができる。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側及び射出側各々には、不図示の偏光板が配置されている。以下、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bを単に光変調装置4R,4G,4Bと称すことにする。
また、光変調装置4R,4G,4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、光変調装置4R,4G,4Bそれぞれに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBそれぞれをテレセントリックにする。
合成光学系5には、光変調装置4R,4G,4Bからの画像光が入射する。合成光学系5は、各々が赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学装置8に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学装置8は、投射レンズ群からなり、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像が表示される。
以上述べたように本実施形態のプロジェクター1によれば、蛍光YLを光変調装置4R,4Gに導く照明光学系の一部によって励起光BBを蛍光体16に導く励起光学系を兼ねた構成を採用することで、装置構成の小型化を図ることができる。
(第二実施形態)
続いて、第二実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図2は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図2に示すように、本実施形態のプロジェクター101は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー21と、第2のダイクロイックミラー22と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、青色光源30と、光変調装置(第2光変調装置)4Rと、光変調装置(第1光変調装置)4Gと、光変調装置(第3光変調装置)4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
本実施形態のプロジェクター101は、第一実施形態のプロジェクター1の構成に対して、励起光源2および蛍光発光素子15の位置が入れ替わっている。
本実施形態において、励起光源2から射出された励起光BBは第2のダイクロイックミラー22に入射する。第2のダイクロイックミラー22は、励起光BBを透過させることで第1のダイクロイックミラー21に導く。第1のダイクロイックミラー21は、励起光BBを透過させることで蛍光発光素子15に導く。
蛍光発光素子15から発光された蛍光YLはピックアップ光学系14により平行化されて第1のダイクロイックミラー21に入射する。第1のダイクロイックミラー21は、蛍光YLを緑色光(第1の色光)LGと赤色光(第2の色光)LRとに分離する。具体的に、第1のダイクロイックミラー21は、緑色光LGを反射し、赤色光LRを透過させることで蛍光YLを2つの色光に分離する。
第1のダイクロイックミラー21で反射された緑色光LGは光変調装置4Gに入射する。また、第1のダイクロイックミラー21を透過した赤色光LRは第2のダイクロイックミラー22に入射する。第2のダイクロイックミラー22は、赤色光LRをミラー13に向け反射し、ミラー13は赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。このように第2のダイクロイックミラー22は励起光BBを透過させるとともに蛍光YLから分離された赤色光LRを反射する特性を有している。
以上のように本実施形態のプロジェクター101においても、第1のダイクロイックミラー21および第2のダイクロイックミラー22を備えることで、蛍光YLを光変調装置4R,4Gに導く照明光学系の一部が励起光BBを蛍光体16に導く励起光学系を兼ねることで、装置構成の小型化を図ることができる。
(第三実施形態)
続いて、第三実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図3は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図3に示すように、本実施形態のプロジェクター201は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー24と、第2のダイクロイックミラー25と、ミラー26と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、青色光源30と、光変調装置(第2光変調装置)4Rと、光変調装置(第1光変調装置)4Gと、光変調装置(第3光変調装置)4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
本実施形態のプロジェクター201は、第一実施形態のプロジェクター1の構成に対して、励起光源2の位置を変更している。
本実施形態において、励起光源2から射出された励起光BBは第2のダイクロイックミラー25に入射する。第2のダイクロイックミラー25は、励起光BBを透過させることで第1のダイクロイックミラー24に導く。第1のダイクロイックミラー24は、励起光BBを反射させることで蛍光発光素子15に導く。
蛍光発光素子15から発光された蛍光YLはピックアップ光学系14により平行化されて第1のダイクロイックミラー24に入射する。第1のダイクロイックミラー24は、蛍光YLを緑色光(第1の色光)LGと赤色光(第2の色光)LRとに分離する。具体的に、第1のダイクロイックミラー21は、緑色光LGを透過し、赤色光LRを反射することで蛍光YLを2つの色光に分離する。
第1のダイクロイックミラー24を透過した緑色光LGはミラー26で反射されて光変調装置4Gに入射する。また、第1のダイクロイックミラー24で反射された赤色光LRは第2のダイクロイックミラー25に入射する。第2のダイクロイックミラー25は、赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。このように第2のダイクロイックミラー25は励起光BBを透過させるとともに蛍光YLから分離された赤色光LRを反射する特性を有している。
以上のように本実施形態のプロジェクター201においても、第1のダイクロイックミラー24および第2のダイクロイックミラー25を備えることで、蛍光YLを光変調装置4R,4Gに導く照明光学系の一部が励起光BBを蛍光体16に導く励起光学系を兼ねることで、装置構成の小型化を図ることができる。
(第四実施形態)
続いて、第四実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図4は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図4に示すように、本実施形態のプロジェクター301は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー11と、第2のダイクロイックミラー12と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、ハーフミラー19と、導光光学系20と、光変調装置(第1光変調装置)4Rと、光変調装置(第2光変調装置)4Gと、光変調装置(第3光変調装置)4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
励起光源2から射出される励起光BBはピーク波長帯が440nm~470nmの青色光である。すなわち、励起光源2は、励起光BBとして赤色光LRおよび緑色光LGと異なる波長帯の青色光(第3の色光)を射出する。そのため、励起光BBは光変調装置4Bにおける画像光の生成に好適に利用可能である。本実施形態のプロジェクター301は、励起光源2から射出した励起光BBの一部を光変調装置4Bに直接入射させることで青色光源30を省略している。
本実施形態において、励起光源2から射出された励起光BBはハーフミラー19に入射し、2つに分離される。具体的に、ハーフミラー19を透過した励起光BBの一部は蛍光発光素子15に導かれることで第一実施形態と同様、蛍光YLを生成する。
一方、ハーフミラー19で反射された励起光BBの一部は導光光学系20によって青色光LB1として光変調装置4Bに導かれる。導光光学系20は、集光レンズ41と、拡散板42と、ピックアップレンズ43と、インテグレーター光学系46と、重畳レンズ47と、ミラー48とを有する。
本実施形態において、直線偏光である励起光BBの偏光方向は、光変調装置4Bの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致している。そのため、ハーフミラー19で反射された励起光BBの一部である青色光LB1は入射側偏光板を透過して光変調装置4Bに効率良く入射する。
集光レンズ41は青色光LB1を集光させて拡散板42に入射させる。拡散板42は青色光LB1を拡散させることでレーザー光からなる青色光LB1の照度分布を均一化させる。ピックアップレンズ43は拡散板42で拡散した青色光LB1をピックアップして平行化する。インテグレーター光学系46は、第1マルチレンズアレイ44と第2マルチレンズアレイ45とを含む。ミラー48はインテグレーター光学系46を経由した青色光LB1を反射して光変調装置4Bに導く。
第1マルチレンズアレイ44は、例えば、複数の第1小レンズ44aを平面的に配列して構成される。第1マルチレンズアレイ44は、青色光LB1を各第1小レンズ44aによって複数の小光束に分割してそれぞれを集光させる。
第2マルチレンズアレイ45は、例えば、第1マルチレンズアレイ44の各第1小レンズ44aに対応して平面的に配列された複数の第2小レンズ45aを有している。本実施形態において、第2マルチレンズアレイ45は、後述する重畳レンズ47とともに、第1マルチレンズアレイ44の各第1小レンズ44aの像を光変調装置4Bの画素形成領域に重畳して入射させる。
以上のように本実施形態のプロジェクター301においても、蛍光YLを光変調装置4R,4Gに導く照明光学系の一部が励起光BBを蛍光体16に導く励起光学系を兼ねることで、装置構成の小型化を図ることができる。また、本実施形態のプロジェクター301では、励起光BBの一部である青色光LB1を光変調装置4Bに入射させることで青色の画像光を生成することができる。これにより、光変調装置4Bに光を入射させるための青色光源30を別途設ける必要がなくなり、コスト低減を図ることができる。
(第五実施形態)
続いて、第五実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図5は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図5に示すように、本実施形態のプロジェクター401は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー11と、第2のダイクロイックミラー12と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、反射型偏光板49と、ハーフミラー19と、導光光学系20と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
本実施形態のプロジェクター401は、第四実施形態のプロジェクター301の構成に反射型偏光板49を付加した点で異なる。
本実施形態において、ピックアップ光学系14で平行化された蛍光YLは蛍光発光素子15と第1のダイクロイックミラー11との間に設けられた反射型偏光板49に入射する。反射型偏光板49は蛍光YLを偏光分離する機能を有する。反射型偏光板49は、例えば、ワイヤーグリッドで構成される。
蛍光YLは非偏光の光である。具体的に、反射型偏光板49は、蛍光YLのうちの反射型偏光板49の透過軸と異なる方向の偏光成分を反射し、蛍光YLのうちの反射型偏光板49の透過軸と同じ方向の偏光成分のみを透過させる。本実施形態において、反射型偏光板49の透過軸方向は、光変調装置4R,4Gの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致している。なお、励起光BBの偏光方向は反射型偏光板49の透過軸方向に一致している。そのため、励起光BBは反射型偏光板49を透過して蛍光発光素子15に効率良く入射する。
反射型偏光板49で反射された蛍光YLの成分は蛍光体16に戻り、蛍光体16内で反射されることで乱れた偏光状態で再び反射型偏光板49に入射する。このようにして反射型偏光板49は蛍光YLの偏光方向を所定方向に揃えて射出させることができる。
このようにして反射型偏光板49から射出された蛍光YLは所定の偏光方向の直線偏光に変換される。第1のダイクロイックミラー11で分離された赤色光LRの偏光方向は、光変調装置4Rの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致しているため、赤色光LRは光変調装置4Rに効率良く入射する。また、第1のダイクロイックミラー11で分離された緑色光LGの偏光方向は、光変調装置4Gの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致しているため、緑色光LGは光変調装置4Gに効率良く入射する。
以上のように本実施形態のプロジェクター401によれば、第四実施形態のプロジェクター301と同様、装置構成の小型化を図ることができる。また、本実施形態のプロジェクター401では、反射型偏光板49によって蛍光YLを直線偏光に変換することで、蛍光YLを分離した赤色光LRおよび緑色光LGを光変調装置4R,4Gに効率良く入射させることができる。
(第六実施形態)
続いて、第六実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図6は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図6に示すように、本実施形態のプロジェクター501は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー11と、第2のダイクロイックミラー12と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15と、均一化照明光学系55と、ハーフミラー19と、拡散板56と、導光光学系20と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
本実施形態のプロジェクター501は、第四実施形態のプロジェクター301の構成に均一化照明光学系55と拡散板56とを付加した点で異なる。
均一化照明光学系55は、蛍光YLを分離した赤色光LRおよび緑色光LGの光変調装置4R,4G上の照度分布を均一化する。均一化照明光学系55は、インテグレーター光学系50と、偏光変換素子53と、重畳レンズ54とを備える。インテグレーター光学系50は、第1マルチレンズアレイ51と第2マルチレンズアレイ52とを含む。
第1マルチレンズアレイ51は、例えば、複数の第1小レンズ51aを平面的に配列して構成される。第1マルチレンズアレイ51は、蛍光YLを各第1小レンズ51aによって複数の小光束に分割してそれぞれを集光させる。
第2マルチレンズアレイ52は、例えば、第1マルチレンズアレイ51の各第1小レンズ51aに対応して平面的に配列された複数の第2小レンズ52aを有している。本実施形態において、第2マルチレンズアレイ52は重畳レンズ54とともに、第1マルチレンズアレイ51の各第1小レンズ51aの像を光変調装置4R,4Gの画素形成領域に重畳して入射させる。
偏光変換素子53は蛍光YLの偏光方向を一方向に揃える。
図7Aおよび図7Bは偏光変換素子53の構成及び機能を説明した図である。
具体的に、偏光変換素子53は、図7Aおよび図7Bに示すように、蛍光YLが進行する方向と交差する方向に、第1領域61と第2領域62とが交互に隣接して設けられる。第1領域61は、第2マルチレンズアレイ52の第2小レンズ52aの配列ピッチに対応するように配置されている。そのため、第2マルチレンズアレイ52から射出された蛍光YLは、第1領域61から偏光変換素子53内に効率良く入射する。第2領域62は迷光を遮光する領域であって遮光マスク67を有している。第1領域61は蛍光YLを偏光変換素子53内に取り込む光入射領域である。
偏光変換素子53は、偏光分離層63と、位相差層64とを備える。偏光変換素子53は、蛍光YLが入射する光入射面65と、蛍光YLを射出させる光射出面66とを有する。偏光分離層63は、光入射面65および光射出面66に対して傾斜した状態に設けられる。偏光分離層63は、蛍光YLに含まれるP偏光成分を透過させ、蛍光YLに含まれるS偏光成分を反射させる。偏光分離層63には、例えば、誘電体多層膜が用いられる。
位相差層64は、光射出面66のうち第1領域61に対向する領域に設けられている。位相差層64は、偏光分離層63を透過した蛍光YLに含まれるP偏光成分YLpに対して1/2波長分の位相差を付与する。これにより、位相差層64は、偏光分離層63を透過した蛍光YLのP偏光成分YLpをS偏光成分YLsに変換する。
第1領域61から偏光変換素子53内に入射した蛍光YLに含まれるS偏光成分YLsは、一対の偏光分離層63で2回反射されることで光射出面66から外部に射出される。このとき、S偏光成分YLsは位相差層64を経由しないため、位相差が付与されない。そのため、蛍光YLに含まれるS偏光成分YLsは、そのままS偏光成分YLsとして偏光変換素子53から射出される。
無偏光の蛍光YLは偏光変換素子53を経由することでS偏光成分YLsの光に変換される。本実施形態において、蛍光YLのS偏光成分YLsの偏光方向は光変調装置4R,4Gの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致する。
S偏光に変換された蛍光YLは、第1のダイクロイックミラー11で赤色光LRと緑色光LGとに分離される。第1のダイクロイックミラー11で分離された赤色光LRの偏光方向は、光変調装置4Rの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致しているため、赤色光LRは光変調装置4Rに効率良く入射する。また、第1のダイクロイックミラー11で分離された緑色光LGの偏光方向は、光変調装置4Gの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致しているため、緑色光LGは光変調装置4Gに効率良く入射する。
続いて、励起光BBの光路について説明する。ハーフミラー19を透過した励起光BBの一部は拡散板56で均一化照明光学系55の光路全体に拡がるように拡散される。重畳レンズ54は拡散板56により拡散された励起光BBを平行化して偏光変換素子53に導く。本実施形態において、励起光BBは、偏光変換素子53における偏光分離層63に対するS偏光成分BBsに相当し、かつ、光変調装置4R,4Gの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致する直線偏光である。
図7Bに示すように、励起光BBはS偏光成分BBsとして偏光変換素子53の光射出面66に入射する。光射出面66のうち位相差層64に入射した励起光BBは1/2波長分の位相差を付与されることでP偏光成分BBpに変換される。また、光射出面66のうち位相差層64が設けられていない領域に入射した励起光BBは一対の偏光分離層63で2回反射されることで第1領域61からS偏光成分BBsのままで射出される。
励起光BBは偏光変換素子53を透過することでP偏光およびS偏光が混在した偏光状態に変換され、インテグレーター光学系50を蛍光YLの進行方向と反対方向に透過することでピックアップ光学系14を経由して蛍光発光素子15の蛍光体16上に重畳される。本実施形態の均一化照明光学系55によれば、励起光BBにおける蛍光体16の照度分布を均一化して励起光BBの光密度を低下させることで、蛍光発光効率を向上させることができる。
以上のように本実施形態のプロジェクター501によれば、第四実施形態のプロジェクター301と同様、装置構成の小型化を図ることができる。また、本実施形態のプロジェクター501では、偏光変換素子53を含む均一化照明光学系55によって蛍光YLを直線偏光に変換することで、蛍光YLを分離した赤色光LRおよび緑色光LGを光変調装置4R,4Gに効率良く入射させることができる。また、均一化照明光学系55によって蛍光体16に入射する励起光BBの光密度を低下させることで明るい蛍光YLを生成することができる。
(第七実施形態)
続いて、第七実施形態に係るプロジェクターについて説明する。なお、第一実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細については説明を省略する。
図8は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
図8に示すように、本実施形態のプロジェクター601は、励起光源2と、第1のダイクロイックミラー11と、第2のダイクロイックミラー12と、ミラー13と、ピックアップ光学系14と、蛍光発光素子15Aと、均一化照明光学系55Aと、拡散板56と、偏光分離ミラー57と、第1レンズ58と、第2レンズ59と、ミラー60と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学装置8とを備えている。
本実施形態のプロジェクター601は、蛍光発光素子15Aにおいて、青色光からなる励起光BBの一部と黄色光からなる蛍光YLとを合成した白色光を生成する点で他の実施形態と異なっている。
本実施形態において、励起光源2から射出された励起光BBは偏光分離ミラー57に入射する。偏光分離ミラー57は励起光BBに対して偏光分離機能を有する。具体的に、偏光分離ミラー57は、該偏光分離ミラー57に対するP偏光を透過するとともに、該偏光分離ミラー57に対するS偏光を反射する。本実施形態において、励起光源2は、偏光分離ミラー57に対するP偏光を励起光BBとして射出する。
偏光分離ミラー57を透過した励起光BBは拡散板56で均一化照明光学系55Aの光路全体に拡がるように拡散される。均一化照明光学系55Aは、インテグレーター光学系50と、偏光変換素子53Aと、重畳レンズ54とを備える。
重畳レンズ54は拡散板56により拡散された励起光BBを平行化して偏光変換素子53Aに導く。
図9は偏光変換素子の構成及び機能を説明した図である。図9に示すように、本実施形態の偏光変換素子53Aは、第六実施形態のプロジェクター501における偏光変換素子53から遮光マスク67を取り除いた構成を有し、それ以外の構成は偏光変換素子53と同じである。
本実施形態において、励起光BBは、偏光変換素子53Aにおける偏光分離層63に対するP偏光成分に相当する。すなわち、図8に示すように、励起光BBはP偏光成分BBpとして偏光変換素子53Aの光射出面66に入射する。光射出面66のうち位相差層64に入射した励起光BBは1/2波長分の位相差を付与されることでS偏光成分BBsに変換され、2ヶ所の偏光分離層63で反射され第2領域62からS偏光成分BBsとして射出される。また、光射出面66のうち位相差層64が設けられていない領域に入射した励起光BBは偏光分離層63を透過し第2領域62からP偏光成分BBpのままで射出される。
励起光BBは偏光変換素子53Aを透過することでP偏光およびS偏光が混在した偏光状態の光に変換されて第2領域62に導かれる。本実施形態の偏光変換素子53Aは、第2領域62の遮光マスク67を省略しているため、励起光BBは第2領域62から射出される。
励起光BBはインテグレーター光学系50を透過し、ピックアップ光学系14により蛍光発光素子15Aに集光された状態で入射する。本実施形態の蛍光発光素子15Aは、蛍光体16と、基板17と、ヒートシンク18と、反射型NDフィルター(機能膜)70と、を有する。反射型NDフィルター70は、蛍光体16の表面16aに設けられている。
反射型NDフィルター70は、励起光BBの一部を反射するとともに、励起光BBの一部の残りを透過し、蛍光YLを透過する。反射型NDフィルター70で反射された励起光BBの一部は、青色光LB2としてピックアップ光学系14に入射する。また、反射型NDフィルター70を透過した励起光BBの一部の残りは蛍光体16において蛍光YLの生成に利用される。蛍光体16で生成された蛍光YLは反射型NDフィルター70を透過してピックアップ光学系14に入射する。なお、反射型NDフィルター70における励起光BBの透過率は、必要とされる青色光LB2の光量に応じて適宜設定される。
本実施形態の蛍光発光素子15Aによれば、反射型NDフィルター70を備えることで、黄色の蛍光YLと青色光LB2とを合成した白色の照明光WLを生成することができる。照明光WLはピックアップ光学系14で平行化されて、均一化照明光学系55Aに入射する。均一化照明光学系55Aは、照明光WLにおける光変調装置4R,4G,4B上の照度分布を均一化させる。
ここで、均一化照明光学系55Aの偏光変換素子53を透過する際、照明光WLに含まれる蛍光YLは図7Aに示したようにS偏光成分に変換される。照明光WLに含まれる青色光LB2はP偏光成分とS偏光成分が混在した状態の光であるため、蛍光YLと同様、偏光変換素子53を透過する際、S偏光成分に変換される。
均一化照明光学系55Aを経由した照明光WLは、第1のダイクロイックミラー11に入射する。第1のダイクロイックミラー11は、照明光WLに含まれる蛍光YLのうちの赤色光LRを反射して光変調装置4Rに導き、緑色光LGと青色光LB2とを透過させる。第1のダイクロイックミラー11を透過した緑色光LGおよび青色光LB2は第2のダイクロイックミラー12に入射する。第2のダイクロイックミラー12は、緑色光LGを反射して光変調装置4Gに導き、青色光LB2を透過させる。
第2のダイクロイックミラー12を透過した青色光LB2は第1レンズ58を経由して偏光分離ミラー57に入射する。本実施形態において、青色光LB2は均一化照明光学系55Aを経由することでS偏光に変換される。そのため、蛍光発光素子15Aから偏光分離ミラー57に入射した青色光LB2は、該偏光分離ミラー57で反射され、第2レンズ59およびミラー60を経由して光変調装置4Bに導かれる。本実施形態において、偏光分離ミラー57に対するS偏光の偏光方向は、光変調装置4Bの光入射側に配置された偏光板の透過軸方向に一致するため、青色光LB2は光変調装置4Bに効率良く入射することができる。
以上のように本実施形態のプロジェクター601によれば、装置構成の小型化を図ることができる。また、本実施形態のプロジェクター601は、均一化照明光学系55によって照明光WLの偏光方向を揃えることで、照明光WLを分離した赤色光LR、緑色光LGおよび青色光LB2を光変調装置4R,4G,4Bに効率良く入射させることができる。また、励起光BBの一部を蛍光発光素子15Aで反射させた青色光LB2を光変調装置4Bに入射させることで青色の画像光を生成することができる。これにより、光変調装置4Bに光を入射させるための青色光源30を別途設ける必要がなくなり、コスト低減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上記実施形態において、蛍光発光素子15として、蛍光体16が固定配置された場合を例に挙げたが、リング状の蛍光体を回転させる回転ホイール式の蛍光発光素子を用いてもよい。
1,101,201,301,401,501,601…プロジェクター、2…励起光源(第1光源)、4B,4G,4R…光変調装置(第1光変調装置、第2光変調装置、第3光変調装置)、11,21,24…第1のダイクロイックミラー、12,22,25…第2のダイクロイックミラー、15,15A…蛍光発光素子、16…蛍光体、16a…表面、30…青色光源(第2光源)、49…反射型偏光板、53,53A…偏光変換素子、57…偏光分離ミラー、70…反射型NDフィルター(機能膜)、BB…励起光、LB,LB1,LB2…青色光、LG…緑色光(第1の色光)、LG…緑色光(第2の色光)、LR…赤色光(第2の色光)、LRL…赤色光(第1の色光)、YL…蛍光。

Claims (7)

  1. 第1光変調装置と、
    第2光変調装置と、
    第3光変調装置と、
    励起光を射出する第1光源と、
    前記励起光により励起されて前記励起光の入射側に向けて蛍光を射出する蛍光発光素子
    と、
    前記励起光を前記蛍光発光素子に導くとともに、前記蛍光発光素子から射出された前記
    蛍光を第1の色光と第2の色光とに分離する第1のダイクロイックミラーと、
    前記励起光を前記第1のダイクロイックミラーに導くとともに、前記第1のダイクロイ
    ックミラーにより分離された前記第2の色光を反射する第2のダイクロイックミラーと、
    を備え、
    前記第1のダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色光が前記第1光変調装
    置に入射し、前記第2のダイクロイックミラーにより反射された前記第2の色光が前記第
    2光変調装置に入射し、
    前記第1のダイクロイックミラーから前記第1光変調装置への光路には、前記第1
    イクロイックミラーにより分離された前記第1の色光のみが通過し、
    前記第2のダイクロイックミラーから前記第2光変調装置への光路には、前記第2
    イクロイックミラーにより反射された前記第2の色光のみが通過する
    プロジェクター。
  2. 前記蛍光発光素子と前記第1のダイクロイックミラーとの間に設けられる反射型偏光板
    をさらに備える
    請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記蛍光発光素子と前記第1のダイクロイックミラーとの間に設けられ、前記蛍光の偏
    光方向を変換する偏光変換素子をさらに備える
    請求項1又は2に記載のプロジェクター。
  4. 前記第3光変調装置に向けて前記第1の色光および前記第2の色光と異なる波長帯の第
    3の色光を射出する第2光源をさらに備える
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  5. 前記第1光源は、前記励起光として前記第1の色光および前記第2の色光と異なる波長
    帯の第3の色光を射出し、
    前記第3の色光の一部は前記第3光変調装置に入射する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  6. 前記第3の色光に対して偏光分離機能を有する偏光分離ミラーと、
    前記蛍光発光素子と前記第1のダイクロイックミラーとの間に設けられ、前記蛍光の偏
    光方向を変換する偏光変換素子と、をさらに備え、
    前記第1光源の射出する前記第3の色光は第1偏光方向の光であり、
    前記偏光変換素子は、前記蛍光発光素子で反射された前記第1偏光方向の前記第3の色
    光を前記第1偏光方向とは異なる第2偏光方向の前記第3の色光に変換し、
    前記偏光分離ミラーは、前記蛍光発光素子に向かう前記第1偏光方向の前記第3の色光
    を透過させるとともに、前記蛍光発光素子で反射された前記第2偏光方向の前記第3の色
    光を反射して前記第3光変調装置に導く
    請求項5に記載のプロジェクター。
  7. 前記蛍光発光素子は、前記蛍光を生成する蛍光体と、前記蛍光体の表面に設けられ、前
    記第3の色光の一部を反射し、前記第3の色光の一部の残りを透過させる機能膜と、を有
    する
    請求項5又は6に記載のプロジェクター。
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