JP7173166B2 - シリンダヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドに関する。
一般的なエンジンのシリンダヘッドは、例えばアルミニウムやアルミニウム合金を用いた鋳造によって成型されており、熱伝導率が比較的高い。そのため、燃焼室へと繋がる吸気ポートは、燃焼室から伝わる熱によって加熱され、吸気ポートを流通する吸気の温度上昇を招く。吸気の温度が上昇すると吸入空気量が減少するとともにノッキングが発生しやすくなり、エンジン性能を低下させる可能性がある。このような課題に対し、例えば特許文献1には、吸気ポートの内面に樹脂製の断熱部材を配置して、吸気の温度上昇を抑制するようにしたエンジンの吸気通路構造が開示されている。
特開2018-3600号公報
ところで、上記の特許文献1のように、アルミニウム等の材料(素材)で成型されたシリンダヘッドの吸気ポート内に樹脂製の断熱部材(樹脂部材)を配置する場合には、断熱部材により吸気の流れを阻害しないことが重要である。これは、せっかく断熱部材によって吸気温度の上昇を抑制できても、吸気抵抗の増大を招くようでは断熱部材を配置するメリットが低減してしまうためである。
また、吸気ポートの内面に樹脂製の断熱部材を配置する方法としては、上記の特許文献1のように射出成型が挙げられる。すなわち、鋳造によって成型されたシリンダヘッドの吸気ポートとなる部分に型枠を挿入して固定し、この部分の内面と型枠の外面との間の空間に樹脂を充填する方法である。この方法を採用する場合には、上記の空間以外に樹脂がもれないようシール面を確保することが重要になる。しかしながら、シリンダヘッド自体は鋳物であることから寸法精度が粗く、シール面の確保が難しいという課題がある。これに対し、吸気ポートとなる部分の内面を機械加工してシール面を確保することも考えられるが、燃焼室側の狭い空間に工具を挿入して機械加工することは、加工時間,加工精度,加工コスト等を考慮すると困難である。
本件のシリンダヘッドは、このような課題に鑑み案出されたもので、吸気ポート内に配置する樹脂製の断熱部材の位置決め精度を向上し、吸気抵抗増大を回避することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するシリンダヘッドは、エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートと、前記吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁の取り付けられる側に広がって形成された拡張部と、前記拡張部に穿孔された前記ポート噴射弁の取付孔と、前記吸気ポートの上流端において吸気マニホールドに接続される本体部開口と、が形成されたシリンダヘッド本体と、前記吸気ポートの内側に配置される樹脂製かつ環状の断熱部材と、を備える。前記吸気ポートにおける前記断熱部材よりも吸気の流れ方向の下流側には、前記流れ方向に直交する断面の大きさが前記流れ方向の上流側よりも小さくなるように段差部が形成されており、前記断熱部材と前記段差部との間には、前記断熱部材と前記段差部との間をシールする環状のシール部材が配置されている。また、前記シリンダヘッド本体における前記吸気ポートの内壁のうち、前記本体部開口から前記段差部までの部分には、前記断熱部材によって被覆される被覆部が設けられている。前記被覆部には、前記拡張部及び前記取付孔が形成されている。前記吸気ポートは、二つの吸気バルブ孔を介して前記燃焼室と連通する二股形状に形成されている。前記段差部は、前記吸気ポートの二股に分かれる分岐点又は前記分岐点よりも前記流れ方向の下流側に位置している。前記シール部材は、二股形状の前記段差部に嵌まる二つの環状部と、前記二つの環状部を連結する連結部とを備える。
(2)前記シール部材は弾性体であることが好ましい。
(3)前記シール部材と前記断熱部材とが異なる材質であることが好ましい。
(4)前記シリンダヘッド本体には、バルブガイドが挿通される挿通孔が前記吸気ポートと連通するように形成されていることが好ましい。この場合、前記段差部は、前記挿通孔の開口よりも前記流れ方向の上流側に位置することが好ましい。
(5)前記シール部材には、前記シール部材が前記段差部に嵌まった状態で前記吸気ポートの内面に沿う壁部が設けられていることが好ましい
(6)また、前記連結部が、各々の前記環状部よりも薄肉であることが好ましい。
)ここで開示する別のシリンダヘッドは、エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートが形成されたシリンダヘッド本体と、前記吸気ポートの内側に配置される樹脂製かつ環状の断熱部材と、を備える。前記吸気ポートにおける前記断熱部材よりも吸気の流れ方向の下流側には、前記流れ方向に直交する断面の大きさが前記流れ方向の上流側よりも小さくなるように段差部が形成されており、前記断熱部材と前記段差部との間には、前記断熱部材と前記段差部との間をシールする環状のシール部材が配置されている。また、前記吸気ポートは、二つの吸気バルブ孔を介して前記燃焼室と連通する二股形状に形成されており、前記段差部は、前記吸気ポートの二股に分かれる分岐点又は前記分岐点よりも前記流れ方向の下流側に位置しており、前記シール部材は、二股形状の前記段差部に嵌まる二つの環状部と、前記二つの環状部を連結する連結部とを備える。
)また、上記()の場合、前記連結部が、各々の前記環状部よりも薄肉であることが好ましい。
開示のシリンダヘッドによれば、吸気ポート内に配置する断熱部材の位置決め精度を向上させることができる。このため、断熱部材から流出する樹脂による吸気抵抗の増大、及び、断熱部材の先端の一部が吸気ポート内に***することによる吸気抵抗の増大のいずれをも回避することができ、エンジン性能の向上に寄与することができる。また、断熱部材によって吸気の温度上昇を抑制することもできるため、吸入空気量の減少とノッキングの発生とを抑制でき、エンジン性能の向上を図ることができる。
実施形態に係るシリンダヘッドの吸気側部分をエンジンのフロント側から見た模式的な正面図である。 図1のシリンダヘッドを吸気側から見た模式的な側面図(図1のA方向矢視図)である。 図1のシリンダヘッドの吸気ポート周辺の構成を示す断面図(図2のB-B矢視断面図)である。 図3の断面図から断熱部材を除いてシリンダヘッド本体のみを示す断面図である。 (a)及び(b)はシール部材の平面図及び正面図であり、(c)はこのシール部材を吸気ポートに挿入するときの状態を示す平面図である。 図5(c)に示すシール部材を吸気ポートに挿入するときの状態を示す拡大側面図である。 図4に示す吸気ポートの段差部に、シール部材を嵌めた状態を示す断面図である。 図3に示す吸気ポートを成型するためのスライド型の一例を示す斜視図であり、(a)は完全に組み立てた状態であり、(b)は一方の側方型をずらした状態である。 図8(a)に示すスライド型を挿入した状態を示す断面図である。 図8(a)に示すスライド型を挿入した状態を示す断面図(図1のC-C矢視断面図に相当する断面図)である。
図面を参照して、実施形態としてのシリンダヘッドについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.シリンダヘッドの構造]
図1は、本実施形態に係るシリンダヘッド1の吸気側部分をエンジンのフロント側から見た模式的な正面図であり、図2はシリンダヘッド1の側面図(図1のA方向矢視図)である。シリンダヘッド1は、例えば車両に搭載されるエンジンを構成する部品である。本実施形態では、四つの気筒が一列に並設され、一つの気筒に二つの吸気弁と二つの排気弁とが設けられるエンジンのシリンダヘッド1を例示する。また、本実施形態のエンジンには、燃焼室2(図3参照)に燃料を噴射する筒内噴射弁(図示略)と、吸気ポート3に燃料を噴射するポート噴射弁(図示略)とが装備される。なお、図3は吸気ポート3の周辺の構成を示す断面図(図2のB-B矢視断面図)である。
図2及び図3に示すように、シリンダヘッド1は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金を用いた鋳造によって成型されたシリンダヘッド本体10と、後述する断熱部材20及びシール部材21(図3参照)とを有する。シリンダヘッド1には、吸気ポート3とポート噴射弁の取付孔5と筒内噴射弁の取付孔6とが気筒ごとに形成されている。吸気ポート3及び各取付孔5,6は、シリンダヘッド1の吸気側の壁部1aに開口している。また、この壁部1aには、筒内噴射弁に接続されるデリバリーパイプが固定される台座部8と、後述する樹脂部22(図3参照)となる溶融樹脂を供給するための注入口9が形成されている。
シリンダヘッド本体10は、シリンダヘッド1の本体部を構成するものであり、図3及び図4に示すように、燃焼室2や取付孔5,6等を有するとともに、吸気ポート3を構成する本体部11(吸気ポート3となる部分)を有する。なお、図4は図3の断面図から断熱部材20及びシール部材21を除いてシリンダヘッド本体10のみを示す断面図である。本実施形態の本体部11(吸気ポート3)は、二つの吸気バルブ孔4(図6参照)を介して燃焼室2と連通する二股形状に形成されている。なお、図3及び図4では、本体部11を二股に区分する壁部については図示を省略している。
本実施形態のシリンダヘッド本体10には、図示しないバルブガイドが挿通される挿通孔7及びポート噴射弁の取付孔5がいずれも本体部11と連通するように形成されている。また、本体部11には、ポート噴射弁が取り付けられる側(図4中の上側)に広がって形成された拡張部16と取付孔5の開口5aと挿通孔7の開口7aとが形成されている。
図3に示すように、断熱部材20は、吸気ポート3の内側に(本体部11の内面に沿って)配置され、シリンダヘッド本体10の熱が吸気へ伝わるのを抑制する環状の部材である。断熱部材20は、シリンダヘッド本体10の材質よりも熱伝導率の低い樹脂で形成されており、より好ましくは耐熱性の高い樹脂で形成される。なお、図3ではわかりやすいように、断熱部材20にドットを付して示す。
断熱部材20は、吸気の流れ方向の上流側(以下、単に「上流側」という)に設けられて本体部11の内面を広範囲に被覆する部分である。一方、シール部材21は、断熱部材20よりも吸気流れの下流側(以下、単に「下流側」という)において断熱部材20と連続して設けられる環状の部材である。なお、ここでいう「連続」とは、完全に一体化された状態(切れ目なく続いている状態)だけでなく、シール部材21と断熱部材20とが固着されて(あたかも)一体化されたように見受けられる状態(固着面に気泡が付くなどしている状態)も含まれる。
断熱部材20及びシール部材21の材質は互いに同一であってもよいし異なっていてもよい。本実施形態では、断熱部材20とシール部材21とが異なる材質である場合を例示する。この場合、シール部材21の材質が断熱部材20よりも柔軟性が高い材質であることが好ましい。本実施形態では、シール部材21が非金属の弾性体(例えば樹脂やゴム)である場合を例示する。
図3に示すように、断熱部材20は、本体部11の全長のうち、燃焼室2側の部分(下流部)を除いて配置されている。言い換えると、本体部11には、断熱部材20が配置されない部分と配置される部分とが存在する。以下、前者の部分を露出部12といい、後者の部分を被覆部13という。すなわち、露出部12は、シリンダヘッド本体10の素材面が吸気に直接的に接触する(露出した)部分であり、被覆部13は、断熱部材20で覆われておりシリンダヘッド本体10の素材面が吸気に直接的に接触しない部分である。断熱部材20は、露出部12とともに吸気ポート3の内面を構成する。
図3及び図4に示すように、露出部12は本体部11のうち燃焼側2側に位置し、被覆部13は露出部12よりも上流側に位置する。被覆部13は、吸気流れ方向に直交する断面(以下、単に「断面」という)が露出部12よりも大きく形成されている。このため、露出部12と被覆部13との境界には、断面の大きさが変化する段差部14が設けられる。言い換えると、吸気ポート3における断熱部材20よりも下流側には、断面の大きさが上流側よりも小さくなるように段差部14が形成される。なお、本実施形態の本体部11は、シリンダヘッド本体10の壁部1aに形成された開口11aから段差部14までの部分が直線状に形成されている。本体部11の開口11aには、図示しない吸気マニホールドが接続される。
本実施形態の段差部14は、本体部11(吸気ポート3)の二股に分かれる分岐点15(図4,図6参照)又は分岐点15よりも下流側に位置する。また、段差部14は、バルブガイド挿通用の挿通孔7の開口7aよりも上流側に位置する。すなわち、一つの本体部11に二つの段差部14が設けられ、各段差部14は燃焼室2から離隔して設けられる。なお、本実施形態のシリンダヘッド本体10は、本体部11の壁部1a側の端部(吸気流れ方向の上流端)が絞られており、この部分には断熱部材20が配置されない第二の露出部12′が設けられる。
ここで、本実施形態のシール部材21の構成について詳述する。シール部材21は、断熱部材20と段差部14との間に位置し、これらの間をシールする(すなわち断熱部材20と段差部14との双方に密着して封止する)機能を持つ。本実施形態のシール部材21は、二股形状の段差部14に嵌まる二つの環状部21aと、二つの環状部21aを連結する連結部21bとを有する。
図5(a)及び(b)は、環状部21aを持つシール部材21をシリンダヘッド本体10から取り出して示した平面図及び正面図である。本実施形態のシール部材21は、図5(a)及び(b)に示すように、二つの環状部21aが一つの連結部21bによって連結されており、眼鏡形状に準えることができる。
各環状部21aは、段差部14にそれぞれ嵌まる環状の部分であり、眼鏡に例えるとレンズの縁(いわゆるリム)に相当する。環状部21aは、段差部14の断面と一致した外形を持ち、周方向において略一様な厚みを持つ。二つの環状部21aは、鏡面対象となるような形状に形成されており、互いに隙間をあけて隣接する。連結部21bは、二つの環状部21aの最も近接する部位を連結した部分であり、眼鏡に例えるとブリッジに相当する。連結部21bは、各環状部21aよりも薄肉であり、図5(c)に示すように、二つの環状部21aが互いに近付く方向に折り曲がりやすくなっている。なお、連結部21bに折り曲げを補助するノッチを設け、より折り曲がりやすい構成としてもよい。
本実施形態のシール部材21には、各環状部21aの二箇所からそれぞれ同一方向に延びる壁部21cが設けられている。壁部21cは、図3に示すように、シール部材21が段差部14に嵌まった状態で吸気ポート3の被覆部13の内面に沿う部分であり、図5(c)に示すように、シール部材21が折り曲げられた状態のときに内側となる方向に向かって延びている。壁部21cはシール部材21が本体部11に設置されたときの姿勢を保持する機能と、断熱部材20となる溶融樹脂が注入されたときに溶融樹脂との一体化を促進する機能とを併せ持つ。ここでは、各環状部21aに二つの壁部21cが互いに90度ずれて設けられたシール部材21を例示しているが、壁部21cの個数や配置はこれに限られない。
断熱部材20の厚み及びシール部材21の厚みは、露出部12に対する被覆部13の断面の大きさの差(段差部14の高低差)に応じて設定される。これは、露出部12の内面と断熱部材20及びシール部材21の各内面とが滑らかに接続されていれば、吸気抵抗の増大を回避できるためである。すなわち、段差部14の高低差と断熱部材20の厚み及びシール部材21の厚みとを略同一に設定すれば、段差部14にシール部材21が嵌まり、かつ、被覆部13に断熱部材20が配置されている状態で、断熱部材20及びシール部材21と露出部12とが面一な内面を形成することができるからである。
[2.シリンダヘッドの製造方法]
次に、上述したシリンダヘッド本体10の本体部11に断熱部材20及びシール部材21を配置することでシリンダヘッド1を製造する方法について、図6~図10を用いて説明する。なお、図5(a)~(c)に示す形状を持つシール部材21は予め用意される。一方、断熱部材20は、シール部材21を本体部11内に配置したのち、射出成型によって形成される。
まず、図6に示すように、壁部1aに形成されている本体部11の開口11aから、シール部材21を挿入する。本体部11の開口11aは、本体部11の中途における断面よりも小さいことから、図5(c)に示すように、シール部材21を折り曲げた状態で挿入する。そして、図7に示すように、シール部材21を段差部14に嵌め込む。
次に、開口11aから型30を挿入して、型30の先端部分をシール部材21に密着させる。ここで、型30の一例を図8(a)及び(b)に示す。本実施形態の型30は、本体部11の内形状よりも小さい外形状を有し、本体部11に対して挿入する方向(吸気の流通方向)に沿って分割された複数の部品が組み合わされて構成されているスライド型である。具体的には、型30は、本体部11の拡張部16を含む上部に配置される上方型31と、上方型31よりも下方に配置される下方型32と、上方型31及び下方型32の間に配置される中央型33と、少なくとも中央型33の両側方に配置される側方型34と、取付孔5に挿通される弁型35とを有する。
なお、図8(a)及び(b)に示す側方型34は、上方型31及び下方型32の両側方の全体に接触する形状に形成されている。図8(b)に示すように、側方型34は各型31~33に対してスライド自在に形成されている。また、中央型33は、上方型31及び下方型32の両方に対してスライド自在に形成されている。また、弁型35は、上方型31に嵌合する形状に形成されており、上方型31を保持する機能を持つ。
スライド型30の挿入順を説明すると、まず、上方型31を開口11aから挿入して拡張部16に収容し、この状態で弁型35を取付孔5から挿入して上方型31に嵌合する。次いで、下方型32を開口11aから挿入し、さらに中央型33を上方型31及び下方型32に対してスライドさせながら挿入することで、本体部11の内部において三つの型31~33を組み立てる。最後に二つの側方型34をそれぞれ三つの型31~33に対してスライドさせながら挿入することで、スライド型30を図10に示す状態とする。なお、上記のとおり、スライド型30の先端部分は環状部21となる部材21′に密着させる。
そして、スライド型30が配置された本体部11の内部に、断熱部材20となる溶融樹脂を供給する。本実施形態のシリンダヘッド本体10には、溶融樹脂を供給するための注入口9が気筒ごとに形成されているため、各注入口9に図示しないインジェクションを接続して溶融樹脂を流し込む。溶融樹脂は、本体部11の内面とスライド型30の外面との間に形成される空間に広がっていく。
ここで、溶融樹脂が広がる空間における燃焼室2側の縁部は、段差部14に嵌め込まれたシール部材21によってシールされている。このため、燃焼室2側への樹脂漏れが回避される。一方、本体部11にスライド型30を挿入した状態では、本体部11の上流側における絞り部分とスライド型30との間に僅かな隙間が形成される。この隙間は、スライド型30の位置ずれを吸収する機能を持つ一方で、溶融樹脂の漏れを発生させる可能性がある。このため、本実施形態のスライド型30には、本体部11の開口11aのフランジ面11b(図6,図9参照)に密着するバリ切り用の部品36が装着される。これにより、溶融樹脂が広がる空間における開口11a側の縁部もシールされ、樹脂漏れが回避される。
溶融樹脂が固化することでシール部材21と溶融樹脂とが一体化し、断熱部材20とシール部材21とが一体化される。その後は、スライド型30を挿入したときの順番と逆の順番で抜き取る。すなわち、二つの側方型34をスライドさせて抜き取り、次いで中央型33を抜き取る。次に、下方型32を、中央型33を抜くことで生まれた空間に上昇させてから抜き取る。さらに、弁型35を抜き取るとともに、上方型31を、中央型33及び下方型32を抜くことで生まれた空間に下降させてから抜き取る。このように、先に側方型34及び中央型33を抜き取ることで、断熱部材20の内面との接触を極力回避して、下方型32及び上方型31を抜き取ることができる。
[3.作用,効果]
(1)上述したシリンダヘッド1では、吸気ポート3に断面の大きさが変化する段差部14が設けられ、この段差部14と断熱部材20との間をシールするシール部材21が配置されていることから、吸気ポート3内に配置する断熱部材20の位置決め精度をシール部材21によって向上させることができ、成型の際に発生するバリを抑制できる。したがって、断熱部材20及びシール部材21を配置することによる吸気抵抗の増大を回避できる。
また、シール部材21は吸気ポート3内に突出しないため、断熱部材20と吸気ポート3の露出部12とを、段差を極力減らした状態で滑らかに接続できる。つまり、面一な内面を形成できるため、吸気ポート3内の断面積の一部縮小による吸気抵抗の増大、及び、断熱部材20の先端の一部が吸気ポート3内に***することによる吸気抵抗の増大のいずれをも回避できるため、空気量を確保でき、エンジン性能向上に寄与することができる。
また、断熱部材20によって吸気の温度上昇を抑制することもできるため、吸入空気量の減少とノッキングの発生とを抑制でき、この点からもエンジン性能の向上を図ることができる。さらに、上述したシリンダヘッド1では、吸気ポート3における燃焼室2に近い部分に断熱部材20が配置されず、露出部12として設けられるため、排ガスの逆流により吸気ポート3内に高温のガスが入り込んだとしても断熱部材20の劣化を抑制できる。なお、露出部12を平滑にすることで、長期間使用しても、燃料や潤滑油の性状に起因したデポジットの堆積を抑制でき、燃焼性能の変化を抑制できる。
(2)上述したシール部材21は弾性体であることから、本体部11に挿入しやすく、さらに、型30を挿入して密着させた際に潰れやすいため、型30と密着して隙間をなくすことができる。これにより、溶融樹脂の漏れを防止できるため、断熱部材20による吸気抵抗の増加を抑制できる。なお、シール部材21が樹脂である場合には、溶融樹脂と一体化されることから、吸気抵抗の低減を図ることができる。
(3)上述した実施形態のように、シール部材21と断熱部材20とを異なる材質とすることで、それぞれの役割に適した材料を選択することができる。例えば、シール部材21を弾性体とすることで高いシール効果を発揮できるとともにシール部材21の位置決め精度をより向上させることができる。また、断熱部材20には断熱効果の高い材料を選択することで、シール部材21により溶融樹脂の漏れを防止しつつ断熱効果の高い断熱部材20を配置することができる。
(4)上述した本体部11の段差部14は、バルブガイドが挿通される挿通孔7の開口7aよりも上流側に位置することから、断熱部材20が燃焼室2から逆流した高温ガスの影響を受けて劣化することをより抑制できる。
(5)さらに、上述したシール部材21には壁部21cが設けられていることから、段差部14に嵌め込んだ状態のシール部材21の姿勢を保持でき、シール部材21の位置精度をさらに向上させることができる。また、壁部21cは被覆部13の内面に沿うため、シール部材21と断熱部材20とが壁部21cを介して一体化されやすくなる。
(6)上述した本体部11は二股形状に形成されており、段差部14は本体部11の分岐点15又は分岐点15よりも下流側に位置している。分岐点15の断面は円形状に近いことから、型30を挿入してシール部材21を潰す際に略均等に荷重をかけることができ、シール部材21の潰し量を均一化できる。これにより、溶融樹脂の漏れ防止効果を高められるため、断熱部材20による吸気抵抗の増加を抑制できる。
(7)また、上述した実施形態では、二つの環状部21aが連結された形状となっている。すなわち、二つの段差部14に一つのシール部材21を嵌めるだけで二つの環状部21aを設けることができるため、その位置精度をより向上させることができる。また、環状部21aが連結形状であることから、シール部材21の挿入時に、そのシール部材21の向きを間違えにくくすることができる。
(8)上述した連結部21bは各環状部21aよりも薄肉であるため、シール部材21を簡単に折り曲げ状態にできる。これにより、シール部材21を本体部11に容易に挿入でき、簡単かつ精度よく段差部14に嵌め込むことができるため、環状部21aの位置精度をより向上させることができる。
[4.変形例]
上述したシリンダヘッド1の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、直列四気筒エンジンのシリンダヘッドでなくてもよいし、筒内噴射弁及びポート噴射弁の両方を備えたエンジンのシリンダヘッドでなくてもよい。また、1気筒に吸気弁が一つ設けられるエンジンのシリンダヘッドや、1気筒に吸気弁が二つ以上設けられるシリンダヘッドであって吸気ポート内で二股に分かれていないもの(吸気ポートの入口部からそれぞれ独立したポートで形成されたもの)であってもよい。この場合、吸気ポートの形状が二股形状とはならず、一つの吸気ポートに設けられるシール部材は、一つの環状部から構成される。
また、上述した実施形態では、シール部材21が弾性体(樹脂やゴム)である場合を例示したが、シール部材21の材質は弾性体に限られない。また、シール部材21と断熱部材20とが同じ材質で形成されていてもよい。
上述した吸気ポート3の構成は一例であり、段差部14の位置が上述した位置以外であってもよい。例えば、吸気ポート3に分岐点15がある場合に、段差部が分岐点15よりも上流側に設けられていてもよい。また、ポート噴射弁が設けられないエンジンであれば、拡張部16も不要となる。少なくとも、吸気ポート3には、燃焼室2側に位置する露出部12と、露出部12よりも上流側に位置して断熱部材20に覆われる被覆部13と、露出部12及び被覆部13の境界に位置する段差部14とが形成されていればよい。
上述した断熱部材20の構成は一例であって、上述したものに限られない。少なくとも断熱部材20は、吸気ポート3の内側に配置されるものであって、環状に形成された樹脂部品であればよい。
上述した型30の構成は一例であって、上述したものに限られない。上述した実施形態では、側方型34が上方型31及び下方型32の両側方にも位置する形状のスライド型30を例示したが、中央型の幅を小さくし、側方型が上方型と下方型との間(中央型の側方のみ)に位置するスライド型であってもよい。また、シリンダヘッド1を製造する方法(例えば、スライド型を挿入する順序及び抜き取る順序)も一例であり、上述した方法に限られない。なお、吸気ポートの形状がアンダーカットになっていない場合には、単一の型を用いることもできる。
1 シリンダヘッド
2 燃焼室
3 吸気ポート
4 吸気バルブ孔
7 挿通孔
7a 開口
10 シリンダヘッド本体
11 本体部
12 露出部
13 被覆部
14 段差部
15 分岐点
20 断熱部材
21 シール部材
21a 環状部
21b 連結部
21c 壁部
Yav 平均値

Claims (8)

  1. エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートと、前記吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁の取り付けられる側に広がって形成された拡張部と、前記拡張部に穿孔された前記ポート噴射弁の取付孔と、前記吸気ポートの上流端において吸気マニホールドに接続される本体部開口と、が形成されたシリンダヘッド本体と、
    前記吸気ポートの内側に配置される樹脂製かつ環状の断熱部材と、を備え、
    前記吸気ポートにおける前記断熱部材よりも吸気の流れ方向の下流側には、前記流れ方向に直交する断面の大きさが前記流れ方向の上流側よりも小さくなるように段差部が形成されており、
    前記断熱部材と前記段差部との間には、前記断熱部材と前記段差部との間をシールする環状のシール部材が配置されており、
    前記シリンダヘッド本体における前記吸気ポートの内壁のうち、前記本体部開口から前記段差部までの部分には、前記断熱部材によって被覆される被覆部が設けられており、
    前記被覆部には、前記拡張部及び前記取付孔が形成されており、
    前記吸気ポートは、二つの吸気バルブ孔を介して前記燃焼室と連通する二股形状に形成されており、
    前記段差部は、前記吸気ポートの二股に分かれる分岐点又は前記分岐点よりも前記流れ方向の下流側に位置しており、
    前記シール部材は、二股形状の前記段差部に嵌まる二つの環状部と、前記二つの環状部を連結する連結部とを備える
    ことを特徴とする、シリンダヘッド。
  2. 前記シール部材は弾性体である
    ことを特徴とする、請求項1記載のシリンダヘッド。
  3. 前記シール部材と前記断熱部材とが異なる材質である
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のシリンダヘッド。
  4. 前記シリンダヘッド本体には、バルブガイドが挿通される挿通孔が前記吸気ポートと連通するように形成されており、
    前記段差部は、前記挿通孔の開口よりも前記流れ方向の上流側に位置する
    ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
  5. 前記シール部材には、前記シール部材が前記段差部に嵌まった状態で前記吸気ポートの内面に沿う壁部が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
  6. 前記連結部が、各々の前記環状部よりも薄肉である
    ことを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
  7. エンジンの燃焼室に連通する吸気ポートが形成されたシリンダヘッド本体と、
    前記吸気ポートの内側に配置される樹脂製かつ環状の断熱部材と、を備え、
    前記吸気ポートにおける前記断熱部材よりも吸気の流れ方向の下流側には、前記流れ方向に直交する断面の大きさが前記流れ方向の上流側よりも小さくなるように段差部が形成されており、
    前記断熱部材と前記段差部との間には、前記断熱部材と前記段差部との間をシールする環状のシール部材が配置されており、
    前記吸気ポートは、二つの吸気バルブ孔を介して前記燃焼室と連通する二股形状に形成されており、
    前記段差部は、前記吸気ポートの二股に分かれる分岐点又は前記分岐点よりも前記流れ方向の下流側に位置しており、
    前記シール部材は、二股形状の前記段差部に嵌まる二つの環状部と、前記二つの環状部を連結する連結部とを備える
    ことを特徴とする、シリンダヘッド。
  8. 前記連結部が、各々の前記環状部よりも薄肉である
    ことを特徴とする、請求項記載のシリンダヘッド。
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