JP7172087B2 - 媒体搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿などの媒体を搬送する媒体搬送装置に関する。
従来、ADF(Auto Document Feeder)方式により原稿の画像を読み取る画像読取装置が提供されている。ADF方式では、たとえば、トレイ上に積み重ねられた原稿が分離ローラとピンチローラとに挟まれて、分離ローラおよびピンチローラの回転により、原稿が1枚ずつ筐体内に送り込まれ、その原稿が筐体内を搬送されつつ、CIS(Contact Image Sensor)ユニットにより原稿の画像が読み取られる。
原稿の搬送方向の端縁が搬送方向に対して傾いた状態で原稿が搬送される、いわゆる斜行(スキュー)を防止するため、トレイ上には、搬送方向に延びる左右一対の原稿ガイドが設けられている。これにより、原稿の後端がトレイ上に残っている間は、その原稿の左右両端が原稿ガイドにそれぞれガイドされて、原稿の斜行が防止される。ところが、原稿の搬送方向の長さが短い場合、分離ローラの下流の搬送ローラに原稿の先端が達する前に原稿の後端が原稿ガイドから外れてしまい、原稿が分離ローラとピンチローラだけで搬送されることがある。その状態では、分離ローラとピンチローラの左右のニップ圧の差等により、原稿が斜行することがある。
斜行を補正するため、たとえば、原稿を停止しているローラに突き当てて、原稿が斜行している場合にその斜行を補正する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。また、分離ローラを左右に分割して構成し、左右の分離ローラの回転量を変更することにより斜行を補正する技術が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005-187113号公報 特許第5814166号公報
しかしながら、前者の提案に係る技術では、ローラを停止状態で固定するための電磁クラッチなどの比較的高価な部品が必要となる。一方、後者の提案に係る技術では、左右の分離ローラの回転量を変更する構成が必要であり、しかも、原稿が斜行した場合にその原稿の次の原稿から斜行が補正される。
本発明の目的は、原稿などの媒体の斜行を安価な構成で補正できる、媒体搬送装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る媒体搬送装置は、媒体を1枚ずつに分離させて搬送する分離ローラと、前記分離ローラに対して媒体の搬送方向の下流側に配置され、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送ローラと、前記分離ローラと前記搬送ローラとの間に配置される補正機構と、を備え、前記補正機構は、前記搬送方向と直交する幅方向に延びる軸線まわりに揺動可能に設けられ、第1突部および第2突部を有する一方側揺動部材と、前記幅方向に延びる軸線まわりに揺動可能に設けられ、第3突部および第4突部を有する他方側揺動部材と、前記一方側揺動部材の揺動による前記第2突部の移動に伴い、前記第3突部の移動を阻止する第1阻止位置と前記第3突部の移動を許容する第1許容位置との間を移動可能に設けられた第1ストッパと、前記他方側揺動部材の揺動による前記第4突部の移動に伴い、前記第1突部の移動を阻止する第2阻止位置と前記第1突部の移動を許容する第2許容位置との間を移動可能に設けられた第2ストッパと、を含み、初期状態では、前記第1ストッパが前記第1阻止位置に位置し、前記第2ストッパが前記第2阻止位置に位置し、媒体の接触により前記一方側揺動部材が揺動することによる前記第2突部の移動に伴い、前記第1ストッパが前記第1阻止位置から前記第1許容位置に移動し、媒体の接触により前記他方側揺動部材が揺動することによる前記第4突部の移動に伴い、前記第2ストッパが前記第2阻止位置から前記第2許容位置に移動する。
この構成によれば、分離ローラにより搬送される媒体の幅方向の一方側が他方側よりも先行するように媒体が斜行した場合、媒体が他方側揺動部材に接触する前に一方側揺動部材に接触する。このとき、第2ストッパが第2阻止位置に位置しているので、媒体が一方側揺動部材に接触しても、一方側揺動部材の第1突部の移動が阻止され、一方側揺動部材が揺動しない。その後、分離ローラから媒体に搬送力が付与されると、その搬送力により、媒体が一方側揺動部材との接触点を支点に他方側が一方側に追いつくように揺動する。媒体が他方側揺動部材に接触すると、他方側揺動部材が揺動し、その揺動による他方側揺動部材の第4突部の移動に伴って第2ストッパが第2阻止位置から第2許容位置に向けて移動する。これにより、一方側揺動部材の第1突部の移動が許容されて、一方側揺動部材も揺動し、媒体の斜行が補正された状態で媒体が一方側揺動部材および他方側揺動部材を越えていく。
これとは逆に、分離ローラにより搬送される媒体の幅方向の他方側が一方側よりも先行するように媒体が斜行した場合、媒体が一方側揺動部材に接触する前に他方側揺動部材に接触する。このとき、第1ストッパが第1阻止位置に位置しているので、媒体が他方側揺動部材に接触しても、他方側揺動部材の第3突部の移動が阻止され、他方側揺動部材が揺動しない。その後、分離ローラから媒体に搬送力が付与されると、その搬送力により、媒体が他方側揺動部材との接触点を支点に一方側が他方側に追いつくように揺動する。媒体が一方側揺動部材に接触すると、一方側揺動部材が揺動し、その揺動による一方側揺動部材の第2突部の移動に伴って第1ストッパが第1阻止位置から第1許容位置に向けて移動する。これにより、他方側揺動部材の第3突部の移動が許容されて、他方側揺動部材も揺動し、媒体の斜行が補正された状態で媒体が一方側揺動部材および他方側揺動部材を越えていく。
よって、媒体の斜行を安価な構成で補正することができる。
本発明によれば、原稿などの媒体の斜行を安価な構成で補正することができる。
本発明の一実施形態に係る媒体搬送装置が適用された画像読取装置の断面図である。 斜行補正機構の斜視図である。 斜行補正機構を第1ストッパを省略して示す斜視図である。 第1ストッパの斜視図である。 第2ストッパの斜視図である。 斜行補正機構の側面図であり、原稿が第1揺動ゲートおよび第2揺動ゲートに接触する前の状態を示す。 斜行補正機構の断面図であり、原稿が第1揺動ゲートおよび第2揺動ゲートに接触する前の状態を示す。 斜行補正機構の側面図であり、第2揺動ゲートの第2ゲートバーが傾いた状態を示す。 斜行補正機構の断面図であり、第2揺動ゲートの第2ゲートバーが傾いた状態を示す。 斜行補正機構の側面図であり、第1揺動ゲートおよび第2揺動ゲートが傾いた状態を示す。 斜行補正機構の断面図であり、第1揺動ゲートおよび第2揺動ゲートが傾いた状態を示す。 本発明の他の実施形態に係る斜行補正機構の図解的な側面図であり、第1揺動ゲート側の構成を示す。 図12に示される斜行補正機構の図解的な側面図であり、第2揺動ゲート側の構成を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<画像読取装置の構成>
図1に示される画像読取装置1(媒体搬送装置の一例)は、ADF(Auto Document Feeder)方式により原稿の画像を読み取る電子機器である。画像読取装置1は、筐体2、供給トレイ3および排出トレイ4を備えている。供給トレイ3は、筐体2に対して一方側に設けられ、排出トレイ4は、筐体2に対して供給トレイ3と反対側に設けられている。画像読取装置1では、筐体2に対して供給トレイ3が設けられている一方側が後側であり、その反対側が前側である。供給トレイ3は、使用状態において、筐体2から後上方に延出している。排出トレイ4は、使用状態において、筐体2から前方に延出している。
なお、以下の説明で使用するため、画像読取装置1を前側から見た状態を基準に左右を規定する。
筐体2には、使用状態の供給トレイ3の前端付近から前下方に延びる支持面11が形成されている。支持面11の前端は、筐体2の内外を連通する差込口12の下端を形成している。また、筐体2には、排出トレイ4の後端部の上方の位置に、筐体2の内外を連通する排出口13が形成されている。
筐体2内には、差込口12から排出口13に向けて前下がりに傾斜して延びる搬送路14が設けられている。また、筐体2内には、搬送路14に沿って差込口12側から順に、分離ローラ15、分離片16、搬送ローラ17および排出ローラ18が設けられている。分離ローラ15は、その周面が支持面11に沿って前側に延びる仮想平面に下側から接するように配置されている。分離片16は、分離ローラ15の周面に前上側から当接するように配置されている。搬送ローラ17は、分離ローラ15に対して離間した位置に配置されている。搬送ローラ17は、上側搬送ローラ21および下側搬送ローラ22の対からなる。上側搬送ローラ21および下側搬送ローラ22は、搬送路14上で互いの周面が当接することによりニップを形成している。排出ローラ18は、上側排出ローラ23および下側排出ローラ24の対からなる。上側排出ローラ23および下側排出ローラ24は、搬送路14上で互いの周面が当接することによりニップを形成し、そのニップ部分が排出口13から筐体2の外部に露出している。
また、搬送ローラ17と排出ローラ18との間には、第1CIS(Contact Image Sensor)25および第2CIS26が設けられている。第1CIS25は、搬送路14の下側に配置されている。第2CIS26は、搬送路14の上側であって第1CIS25に対して前側にずれた位置に配置されている。第1CIS25および第2CIS26は、複数の受光素子が搬送される原稿の幅方向に配列されたイメージセンサと、搬送路14に向けて光を照射する光源と、光源から出射されて被照射物により反射された光をイメージセンサの各受光素子に結像させるロッドレンズアレイとを備えている。イメージセンサは、各受光素子における受光に応じたアナログ信号を出力する。
原稿の画像を読み取るスキャンジョブの実行に際しては、たとえば、原稿がユーザの手指で把持されて、原稿の先端部が筐体2の支持面11上を滑らせながら差込口12から筐体2内に差し込まれる。原稿の先端部が分離ローラ15の周面に当接するまで筐体2内に差し込まれた後、原稿からユーザの手指が離されると、その原稿が供給トレイ3および支持面11に支持される。原稿の枚数が複数枚である場合には、その複数枚の原稿が積み重なった状態で供給トレイ3および支持面11に支持される。なお、原稿のサイズによっては、原稿が供給トレイ3上に差し掛からずに支持面11のみによって支持される。
ユーザによるスキャン開始の指示に応じて、分離ローラ15、搬送ローラ17および排出ローラ18の回転が開始される。分離ローラ15の回転により、分離ローラ15から分離ローラ15と接触している原稿に搬送力が付与され、その原稿の先端部が分離ローラ15と分離片16との間を通過する。複数枚の原稿が積み重なっている場合、最下の原稿が分離ローラ15と分離片16との間を通過することによって、その原稿が他の原稿から分離される。その後、原稿が搬送ローラ17に到達すると、搬送ローラ17から原稿に搬送力が付与されて、原稿が排出ローラ18に向けてさらに搬送される。そして、原稿が第1CIS25と第2CIS26との間を通過するときに、第1CIS25から原稿の下面に光が照射されて、原稿の下面の画像が第1CIS25に読み取られる。また、原稿の両面の画像が読み取られる場合には、第2CIS26から原稿の上面に光が照射されて、原稿の上面の画像が第2CIS26に読み取られる。原稿が排出ローラ18に到達すると、排出ローラ18から原稿に搬送力が付与されて、その搬送力により、原稿が排出トレイ4上に排出される。
<斜行補正機構>
画像読取装置1には、原稿の搬送方向の端縁が搬送方向に対して傾いた状態で原稿が搬送される、いわゆる斜行(スキュー)を防止するため、斜行補正機構31(補正機構の一例)が設けられている。斜行補正機構31には、図2に示されるように、第1揺動ゲート32(一方側揺動部材の一例)、第2揺動ゲート33(他方側揺動部材の一例)、第1ストッパ34および第2ストッパ35が含まれる。
第1揺動ゲート32は、第1ゲート軸41、第1ゲートバー42、第1突部43および第2突部44を一体的に有している。第1ゲート軸41は、左右方向に延び、筐体2(図1参照)に揺動可能に保持されている。第1ゲート軸41は、ねじりコイルばね45の弾性力により、右側から見て時計回りの方向に付勢されている。第1ゲートバー42は、角柱状をなし、第1ゲート軸41の右端部から第1ゲート軸41の径方向に延出している。第1ゲートバー42は、図1に示されるように、第1ゲートバー42に他部材(原稿)が接触していない状態で搬送路14の下側から搬送路14内に突出する。なお、図1では、第1ゲートバー42が搬送路14の下側から前上側に延びているが、以下では、説明の便宜上、第1ゲート軸41から第1ゲートバー42が延びている側を上側として前後上下を規定する。第1突部43および第2突部44は、図3に示されるように、第1ゲート軸41の左端部から二股に分かれて、それぞれ左側に突出している。第1突部43の先端には、前後方向に延びる薄板状の当接部46が形成されている。第2突部44は、略四角柱状に形成されている。
第1揺動ゲート32と第2揺動ゲート33とは、同一構成の部材であり、第1揺動ゲート32を第1ゲート軸41の軸線上で第1ゲート軸41の左端から所定距離だけ離れた点を通って上下に延びる直線まわりに180°回転させると、第2揺動ゲート33の構成となる。
第2揺動ゲート33は、第2ゲート軸51、第2ゲートバー52、第3突部53および第4突部54を一体的に有している。第2ゲート軸51は、第1ゲート軸41と同一軸線上に配置され、左右方向に延び、筐体2(図1参照)に揺動可能に保持されている。第2ゲート軸51は、ねじりコイルばね55の弾性力により、右側から見て時計回りの方向に付勢されている。第2ゲートバー52は、角柱状をなし、第2ゲート軸51の右端部から第2ゲート軸51の径方向に延出している。第2ゲートバー52は、図1に示されるように、第2ゲートバー52に他部材が接触していない状態で搬送路14の下側から搬送路14内に突出する。第3突部53および第4突部54は、図3に示されるように、第2ゲート軸51の右端部から二股に分かれて、それぞれ右側に突出している。第3突部53の先端には、前後方向に延びる薄板状の当接部56が形成されている。第4突部54は、略四角柱状に形成されている。
第1ストッパ34は、図2に示されるように、第1揺動ゲート32の第2突部44と第2揺動ゲート33の第3突部53との間に配置されている。第1ストッパ34は、図4に示されるように、概形で四角柱状をなしている。第1ストッパ34の上端部には、第1揺動軸61が形成されている。第1揺動軸61は、その左側面および右側面からそれぞれ左側および右側に突出している。また、第1ストッパ34の右側面には、その後下端と前端の略中央との間を略扇形状に切り欠くことにより、上側に凸湾曲した第1カム面62が形成されている。さらに、第1ストッパ34の前面には、第1フック63が形成されている。第1フック63には、図2に示されるように、引張ばねからなる第1弾性体64の一端部が係止されて、第1ストッパ34は、第1弾性体64の引張力により右側から見て時計回りの方向に付勢されている。
第2ストッパ35は、第1揺動ゲート32の第1突部43と第2揺動ゲート33の第4突部54との間に配置されている。第2ストッパ35は、図5に示されるように、概形で四角柱状をなしている。第2ストッパ35の下端部には、第2揺動軸71が形成されている。第2揺動軸71は、その左側面および右側面からそれぞれ左側および右側に突出している。また、第2ストッパ35の左側面には、その前上端と後端の略中央との間を略扇形状に切り欠くことにより、下側に凸湾曲した第2カム面72が形成されている。さらに、第2ストッパ35の後面には、第2フック73が形成されている。第2フック73には、図2に示されるように、引張ばねからなる第2弾性体74の一端部が係止されて、第2ストッパ35は、第2弾性体74の引張力により右側から見て反時計回りの方向に付勢されている。
<斜行補正動作>
第1揺動ゲート32の第1ゲートバー42および第2揺動ゲート33の第2ゲートバー52に他部材が接触していない状態では、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52が搬送路14に突出している。そのため、搬送路14を搬送される原稿は、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52が配置されている位置を通過する際に、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52に接触する。
第1ゲートバー42および第2ゲートバー52に原稿が接触する前は、図6および図7に示されるように、第1ストッパ34が第1阻止位置に位置し、第2ストッパ35が第2阻止位置に位置している。この状態では、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52は、原稿の搬送方向と直交した幅方向、つまり左右方向に沿って並んでいる。また、この状態では、第2揺動ゲート33の第3突部53の当接部56は、第1ストッパ34の下面に対して隙間を空けて対向している。また、第4突部54は、第2ストッパ35の第2カム面72の上端付近に位置し、第2カム面72に力を加えていない。第1揺動ゲート32については、図示されていないが、第1突部43の当接部46は、第2ストッパ35の上面に対して隙間を空けて対向し、第2突部44は、第1ストッパ34の第1カム面62の下端付近に位置し、第1カム面62に力を加えていない。
まず、原稿の左端が右端に先行して原稿が斜行する場合を取り上げる。原稿が斜行して進むと、原稿の先端縁が第1ゲートバー42に当接する前に第2ゲートバー52に当接する。原稿の搬送に伴って、原稿が第2ゲートバー52を押圧し、図8および図9に示されるように、第2ゲートバー52が前側に傾動するよう、第2揺動ゲート33の全体が第2ゲート軸51を支点に揺動する。この揺動により、第2揺動ゲート33の第3突部53の当接部56が第1ストッパ34の下面に当接し、それ以上の第2揺動ゲート33の揺動が阻止される。第1ストッパ34は、当接部56の当接部分で第1ストッパ34の下面と直交する直線が第1揺動軸61の中心よりも少し前側を通るように配置されている。そのため、当接部56が第1ストッパ34の下面に当接しても、第1ストッパ34は、当接部56から上方に押し上げる力を受けるだけとなり、第1揺動軸61回りには揺動しない。また、第2揺動ゲート33の第4突部54が第2ストッパ35の第2カム面72に当接して押圧し、その押圧力により、第2ストッパ35が第2揺動軸71を支点に前側に傾動して第2許容位置に移動する。
その後、分離ローラ15から原稿に付与される搬送力により、原稿の右側が左側に追いつくように、原稿が第2ゲートバー52との接触点を支点に揺動する。そして、原稿の先端縁が第1ゲートバー42に当接して第1ゲートバー42を押圧すると、第1ゲートバー42が前側に傾動するよう、第1揺動ゲート32の全体が第1ゲート軸41を支点に揺動する。第1ゲートバー42および第2ゲートバー52に原稿が接触する前の状態では、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52が左右方向に沿って並んでいるので、原稿が第2ゲートバー52との接触点を支点に揺動して第1ゲートバー42に当接した時点で、原稿の先端縁が幅方向に沿って斜行が解消された状態となる。また、第2ストッパ35が第2揺動軸71を支点に前側に傾動したことにより、第2ストッパ35の上面が第1揺動ゲート32の第1突部43の当接部46の前側に位置している。そのため、第1揺動ゲート32が揺動しても、当接部46が第2ストッパ35の上面に当接しない。そして、第1揺動ゲート32が揺動することにより、第2突部44が第1ストッパ34の第1カム面62に当接して押圧し、その押圧力により、図10および図11に示されるように、第1ストッパ34が第1揺動軸61を支点に後側に傾動して第1許容位置に移動する。これにより、第1ストッパ34の下面が第3突部53の当接部56の後側にずれて、第1ストッパ34の下面と第3突部53の当接部56との当接が解除される。その結果、第2揺動ゲート33の揺動の規制が解除されて、第2揺動ゲート33の第2ゲートバー52が傾動し、原稿の先端縁の位置が左右で揃った状態で原稿が第1ゲートバー42および第2ゲートバー52を越えていく。
次に、原稿の右端が左端に先行して原稿が斜行する場合を取り上げる。この斜行が進むと、原稿の先端縁が第2ゲートバー52に当接する前に第1ゲートバー42に当接する。原稿の搬送に伴って、原稿が第1ゲートバー42を押圧し、第1ゲートバー42が前側に傾動するよう、第1揺動ゲート32の全体が第1ゲート軸41を支点に揺動する。この揺動により、第1揺動ゲート32の第1突部43の当接部46が第2ストッパ35の上面に当接し、それ以上の第1揺動ゲート32の揺動が阻止される。第2ストッパ35は、当接部46の当接部分で第2ストッパ35の上面と直交する直線が第2揺動軸71の中心よりも少し後側を通るように配置されている。そのため、当接部56が第1ストッパ34の下面に当接しても、第1ストッパ34は、当接部56から上方に押し上げる力を受けるだけとなり、第2揺動軸71回りには揺動しない。また、第1揺動ゲート32の第2突部44が第1ストッパ34の第1カム面62に当接して押圧し、その押圧力により、第1ストッパ34が第1揺動軸61を支点に後側に傾動して第1許容位置に移動する。
その後、分離ローラ15から原稿に付与される搬送力により、原稿の左側が右側に追いつくように、原稿が第1ゲートバー42との接触点を支点に揺動する。そして、原稿の先端縁が第2ゲートバー52に当接して第2ゲートバー52を押圧すると、第2ゲートバー52が前側に傾動するよう、第2揺動ゲート33の全体が第2ゲート軸51を支点に揺動する。第1ゲートバー42および第2ゲートバー52に原稿が接触する前の状態では、第1ゲートバー42および第2ゲートバー52が左右方向に沿って並んでいるので、原稿が第1ゲートバー42との接触点を支点に揺動して第2ゲートバー52に当接した時点で、原稿の先端縁が幅方向に斜行が解消された状態となる。このとき、第1ストッパ34が第1揺動軸61を支点に後側に傾動したことにより、第1ストッパ34の下面が第2揺動ゲート33の第3突部53の当接部56の後側に位置している。そのため、第2揺動ゲート33が揺動しても、当接部56が第1ストッパ34の下面に当接しない。そして、第2揺動ゲート33が揺動することにより、第4突部54が第2ストッパ35の第2カム面72に当接して押圧し、その押圧力により、第2ストッパ35が第2揺動軸71を支点に前側に傾動して第2許容位置に移動する。これにより、第2ストッパ35の上面が第1突部43の当接部46の前側にずれて、第2ストッパ35の上面と当接部46との当接が解除される。その結果、第1揺動ゲート32の揺動の規制が解除されて、第1揺動ゲート32の第1ゲートバー42が傾動し、原稿の先端縁の位置が左右で揃った状態で原稿が第1ゲートバー42および第2ゲートバー52を越えていく。
<作用効果>
以上のように、第1揺動ゲート32、第2揺動ゲート33、第1ストッパ34および第2ストッパ35を設けた安価な構成により、原稿の斜行を補正することができる。
<他の実施形態>
図12および図13に示される斜行補正機構81(補正機構の一例)では、第1揺動ゲート82、第2揺動ゲート83、第1ストッパ84および第2ストッパ85が含まれる。第1揺動ゲート82は、図2における第1揺動ゲート32に相当し、第2揺動ゲート83は、図2における第2揺動ゲート33に相当する。
第1揺動ゲート82は、図12に示されるように、第1ゲート軸91、第1ゲートバー92、第1突部93および第2突部94を一体的に有し、それぞれ図2における第1ゲート軸41、第1ゲートバー42、第1突部43および第2突部44に対応した構成になっている。第1ゲート軸91は、左右方向に延び、筐体2(図1参照)に揺動可能に保持されている。第1ゲート軸91は、ねじりコイルばね(図示せず)の弾性力により、図12において反時計回りの方向に付勢されている。第1ゲートバー92は、第1ゲート軸91の右端部から第1ゲート軸91の径方向に延出している。第1ゲートバー92は、第1ゲートバー92に他部材(原稿)が接触していない状態で搬送路14の下側から搬送路14内に突出する。以下では、説明の便宜上、第1ゲート軸91から第1ゲートバー92が延びている側を上側として前後上下を規定する。第1突部93は、第1ゲート軸91の周面から径方向に突出する板状をなしている。第2突部94は、第1ゲート軸91の周面における第1突部93に対して第1ゲート軸91の中心を挟んだ反対側の位置から径方向に突出している。第2突部94の突出量は、第1突部93の突出量よりも大きい。第2突部94における左側から見て時計回りの方向の下流端は、角が丸められている。
第2揺動ゲート83は、図2における第2揺動ゲート33と同様に、第1揺動ゲート82の左側に配置されている。第2揺動ゲート83は、図13に示されるように、第2ゲート軸101、第2ゲートバー102、第3突部103および第4突部104を一体的に有し、それぞれ図2における第2ゲート軸51、第2ゲートバー52、第3突部53および第4突部54に対応した構成になっている。第2ゲート軸101は、第1ゲート軸91と同一軸線上に配置されて、筐体2(図1参照)に揺動可能に保持されている。第2ゲート軸101は、ねじりコイルばね(図示せず)の弾性力により、図13において時計回りの方向に付勢されている。第2ゲートバー102は、第2ゲート軸101の左端部から第2ゲート軸101の径方向に延出している。第2ゲートバー102は、第2ゲートバー102に他部材(原稿)が接触していない状態で搬送路14の下側から搬送路14内に突出する。第3突部103は、第2ゲート軸101の周面から径方向に突出する板状をなしている。第4突部104は、第2ゲート軸101の周面における第3突部103に対して第2ゲート軸101の中心を挟んだ反対側の位置から径方向に突出している。第4突部104の突出量は、第3突部103の突出量よりも大きい。第4突部104における右側から見て反時計回りの方向の下流端は、角が丸められている。
第1ストッパ84は、第1ゲート軸91および第2ゲート軸101の後側に配置されている。第1ストッパ84は、第2突部94および第4突部104に跨がって対向する幅を有する板状に形成されている。第1ストッパ84の先端面は、前上がりに傾斜した第1カム面111をなしている。第1ストッパ84は、圧縮ばねからなる第1弾性体112の弾性力により前側に付勢されている。
第2ストッパ85は、第1ゲート軸91および第2ゲート軸101の前側に配置されている。第2ストッパ85は、第1突部93および第3突部103に跨がって対向する幅を有する板状に形成されている。第2ストッパ85の先端面は、後下がりに傾斜した第2カム面113をなしている。第2ストッパ85は、圧縮ばねからなる第1弾性体114の弾性力により前側に付勢されている。
<斜行補正動作>
第1ゲートバー92および第2ゲートバー102に原稿が接触する前は、図12および図13に実線で示されるように、第1ストッパ84が図12に実線で示される第1阻止位置に位置し、第2ストッパ85が図12に実線で示される第2阻止位置に位置している。この状態では、第2揺動ゲート83の第3突部103は、第1ストッパ84の下面に対して間隔を空けた位置に位置している。また、第4突部104は、第2ストッパ85の第2カム面113に対して上側に離間した位置に位置している。第1揺動ゲート82の第1突部93は、第2ストッパ85の上面に対して隙間を空けて対向し、第2突部94は、第1ストッパ84の第1カム面111に対して下側に離間した位置に位置している。
まず、原稿の右端が左端に先行して原稿が斜行する場合を取り上げる。この斜行が進むと、原稿の先端縁が第2ゲートバー102に当接する前に第1ゲートバー92に当接する。原稿の搬送に伴って、原稿が第1ゲートバー92を押圧し、第1ゲートバー92が前側に傾動するよう、第1揺動ゲート82の全体が第1ゲート軸91を支点に揺動する。この揺動により、図12に二点鎖線で示されるように、第1揺動ゲート82の第1突部93が第2ストッパ85の上面に当接し、それ以上の第1揺動ゲート82の揺動が阻止される。また、第1揺動ゲート82の第2突部94が第1ストッパ84の第1カム面111に当接して押圧し、その押圧力により、第1ストッパ84が後側にスライドして図12に二点鎖線で示される第1許容位置に移動する。
その後、分離ローラ15から原稿に付与される搬送力により、原稿の左側が右側に追いつくように、原稿が第1ゲートバー92との接触点を支点に揺動する。そして、原稿の先端縁が第2ゲートバー102に当接して第2ゲートバー102を押圧すると、第2ゲートバー102が前側に傾動するよう、第2揺動ゲート83の全体が第2ゲート軸101を支点に揺動する。このとき、第1ストッパ84が後側にスライドしたことにより、第1ストッパ84の下面が第2揺動ゲート83の第3突部103に対して後側に位置している。そのため、第2揺動ゲート83が揺動しても、第3突部103が第1ストッパ84の下面に当接しない。そして、第2揺動ゲート83が揺動することにより、第4突部104が第2ストッパ85の第2カム面113に当接して押圧し、その押圧力により、第2ストッパ85が前側にスライドする。これにより、第2ストッパ85の上面が第1突部93の前側にずれて、第2ストッパ85の上面と第1突部93との当接が解除される。その結果、第1揺動ゲート82の揺動の規制が解除されて、第1揺動ゲート82の第1ゲートバー92が傾動し、原稿の先端縁の位置が左右で揃った状態で原稿が第1ゲートバー92および第2ゲートバー102を越えていく。
次に、原稿の左端が右端に先行して原稿が斜行する場合を取り上げる。原稿が斜行して進むと、原稿の先端縁が第1ゲートバー92に当接する前に第2ゲートバー102に当接する。原稿の搬送に伴って、原稿が第2ゲートバー102を押圧し、第2ゲートバー102が前側に傾動するよう、第2揺動ゲート83の全体が第2ゲート軸101を支点に揺動する。この揺動により、第2揺動ゲート83の第3突部103が第1ストッパ84の下面に当接し、それ以上の第2揺動ゲート83の揺動が阻止される。また、第2揺動ゲート83の第4突部104が第2ストッパ85の第2カム面113に当接して押圧し、その押圧力により、第2ストッパ85が前側にスライドして図13に二点鎖線で示される第2許容位置に移動する。
その後、分離ローラ15から原稿に付与される搬送力により、原稿の右側が左側に追いつくように、原稿が第2ゲートバー102との接触点を支点に揺動する。そして、原稿の先端縁が第1ゲートバー92に当接して第1ゲートバー92を押圧すると、第1ゲートバー92が前側に傾動するよう、第1揺動ゲート82の全体が第1ゲート軸91を支点に揺動する。このとき、第2ストッパ85が前側にスライドしたことにより、第2ストッパ85の上面が第1揺動ゲート82の第1突部93に対して前側に位置している。そのため、第1揺動ゲート82が揺動しても、第1突部93が第2ストッパ85の上面に当接しない。そして、第1揺動ゲート82が揺動することにより、第2突部94が第1ストッパ84の第1カム面111に当接して押圧し、その押圧力により、第1ストッパ84が後側にスライドして図12に二点鎖線で示される第1許容位置に移動する。これにより、第1ストッパ84の下面が第3突部103の後側にずれて、第1ストッパ84の下面と第3突部103との当接が解除される。その結果、第2揺動ゲート83の揺動の規制が解除されて、第2揺動ゲート83の第2ゲートバー102が傾動し、原稿の先端縁の位置が左右で揃った状態で原稿が第1ゲートバー92および第2ゲートバー102を越えていく。
<作用効果>
この斜行補正機構81の構成によっても、図2に示される斜行補正機構31の構成と同様の作用効果を奏することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、本発明に係る媒体搬送装置は、画像読取装置1に限らず、プリンタなど、用紙などの媒体を搬送する構成を必要とする装置に広く適用することが可能である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:画像読取装置
15:分離ローラ
17:搬送ローラ
31,81:斜行補正機構
32,82:第1揺動ゲート
33,83:第2揺動ゲート
34,84:第1ストッパ
35,85:第2ストッパ
43,93:第1突部
44,94:第2突部
53,103:第3突部
54,104:第4突部
61:第1揺動軸
62,111:第1カム面
64:第1弾性体
71:第2揺動軸
72,113:第2カム面
74:第2弾性体

Claims (7)

  1. 媒体を1枚ずつに分離させて搬送する分離ローラと、
    前記分離ローラに対して媒体の搬送方向の下流側に配置され、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送ローラと、
    前記分離ローラと前記搬送ローラとの間に配置され、媒体の斜行を補正する補正機構と、を備え、
    前記補正機構は、
    前記搬送方向と直交する幅方向に延びる軸線まわりに揺動可能に設けられ、第1ゲートバー、第1突部および第2突部を有する一方側揺動部材と、
    前記幅方向に延びる軸線まわりに揺動可能に設けられ、第2ゲートバー、第3突部および第4突部を有する他方側揺動部材と、
    前記一方側揺動部材の揺動による前記第2突部の移動に伴い、前記第3突部の移動を阻止する第1阻止位置と前記第3突部の移動を許容する第1許容位置との間を移動可能に設けられた第1ストッパと、
    前記他方側揺動部材の揺動による前記第4突部の移動に伴い、前記第1突部の移動を阻止する第2阻止位置と前記第1突部の移動を許容する第2許容位置との間を移動可能に設けられた第2ストッパと、
    を含み、
    初期状態では、前記第1ストッパが前記第1阻止位置に位置し、前記第2ストッパが前記第2阻止位置に位置し、媒体の前記第1ゲートバーへの接触により前記一方側揺動部材が揺動することによる前記第2突部の移動に伴い、前記第1ストッパが前記第1阻止位置から前記第1許容位置に移動し、媒体の前記第2ゲートバーへの接触により前記他方側揺動部材が揺動することによる前記第4突部の移動に伴い、前記第2ストッパが前記第2阻止位置から前記第2許容位置に移動する、媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ゲートバーと前記第2ゲートバーとは、初期状態では前記搬送方向と直交した方向に沿って並んでいる、媒体搬送装置。
  3. 請求項1または2に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ストッパを前記第1許容位置から前記第1阻止位置に向けて付勢する第1弾性体と、
    前記第2ストッパを前記第2許容位置から前記第2阻止位置に向けて付勢する第2弾性体と、をさらに含む、媒体搬送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ストッパおよび前記第2ストッパは、それぞれ前記幅方向に延びる第1揺動軸および第2揺動軸まわりに独立に揺動可能に設けられ、
    前記第1ストッパの前記第1揺動軸は、前記第3突部の当接によって前記第1揺動軸まわりの分力が発生しない位置に配置され、
    前記第2ストッパの前記第2揺動軸は、前記第1突部の当接によって前記第2揺動軸まわりの分力が発生しない位置に配置されている、媒体搬送装置。
  5. 請求項に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ストッパは、前記第2突部と当接して、前記第2突部の移動に伴い、前記第1揺動軸まわりに前記第1ストッパを揺動させる第1カム面を有し、
    前記第2ストッパは、前記第4突部と当接して、前記第4突部の移動に伴い、前記第2揺動軸まわりに前記第2ストッパを揺動させる第2カム面を有している、媒体搬送装置。
  6. 請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ストッパおよび前記第2ストッパは、前記幅方向と直交する第1方向にそれぞれ独立にスライド可能に設けられ、
    前記第1ストッパは、前記第3突部が前記幅方向および前記第1方向の両方と直交する第2方向から当接する形状に形成され、
    前記第2ストッパは、前記第1突部が前記第2方向から当接する形状に形成されている、媒体搬送装置。
  7. 請求項6に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第1ストッパは、前記第2突部が前記第2方向から当接したときに前記第2突部から受ける力を前記第1方向の力に変換する第1カム面を有し、
    前記第2ストッパは、前記第4突部が前記第2方向から当接したときに前記第4突部から受ける力を前記第1方向の力に変換する第2カム面を有している、媒体搬送装置。
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