JP2003051915A - 画像読取装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び該装置を備えた画像形成装置

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JP2003051915A
JP2003051915A JP2001238503A JP2001238503A JP2003051915A JP 2003051915 A JP2003051915 A JP 2003051915A JP 2001238503 A JP2001238503 A JP 2001238503A JP 2001238503 A JP2001238503 A JP 2001238503A JP 2003051915 A JP2003051915 A JP 2003051915A
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JP2001238503A
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Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Daigo Nakagawa
大午 中川
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Yasushi Ishida
石田  靖
Takuma Suzuki
琢磨 鈴木
Toshiyuki Takano
敏行 高野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送方向の長さを短くして、画像読取精
度を向上させる。 【解決手段】 画像読取装置50は、搬送される原稿を
案内する原稿案内路12と、原稿案内路を通過する原稿
を読み取る固定読取部2と、原稿案内路12の原稿搬送
方向の上流側に位置して、固定読取部に原稿を送り込む
搬送ローラ対7と、固定読取部に送り込まれた原稿を固
定読取部に押圧する読取白地板8と、搬送ローラ対7と
可撓性部材31との間で、原稿を固定読取部に当接させ
る弾性を有する可撓性部材31と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取る画
像読取装置と、この画像読取装置を構成要素の1つとし
て装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置を図6に示す。この
画像読取装置101は、横向きU字状の原稿案内路10
2と、そのU字状の直線部102aに対向して配設した
原稿の画像を読み取る画像読取部130と、その画像読
取部130に原稿を送り込む原稿供給ローラ対107
と、画像読取部130から原稿を排出する原稿排出ロー
ラ対109、画像読取部130を通過する原稿を画像読
取部130に押圧する読取白地板108等を備えてい
る。
【0003】画像読取装置101は、原稿載置トレイ1
14に載置された複数枚の原稿を、1枚ずつ原稿案内路
102に送り込み、原稿供給ローラ対107によって画
像読取部130に送り込む。画像読取部130は、原稿
の画像を読み取る。原稿排出ローラ対109は、画像読
取部130で読み終えた原稿を原稿排出トレイ118に
排出して積載する。
【0004】画像読取装置101は、原稿を確実に読み
取るため、画像読取部130を通過する原稿を読取白地
板108で画像読取部130に押さえ付けて、原稿のバ
タツキを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像読
取装置101は、画像読取部130を、原稿供給ローラ
対107と原稿排出ローラ対109との間で、かつU字
を横にしたような形状の原稿案内路102のU字状の直
線部102aに対向して配設してあるので、シート搬送
方向(図6において左右方向)に大型になっていた。
【0006】このような画像読取装置は、例えば、画像
読取装置で読み取った画像をシートに複写する画像形成
装置の構成要素として画像形成装置の装置本体に設けら
れる場合がある。このような場合、装置本体の左右方向
のサイズを画像読取装置の左右方向のサイズに合わせな
ければならない。このため、画像形成装置の左右方向の
サイズが必要以上に大きくなるという問題があった。
【0007】そこで、画像読取装置の左右方向のサイズ
を小さくするため、原稿案内路102の形状を縦形のU
字状にし、そのU字状の底部に画像読取部を対向させる
ことが考えられる。
【0008】しかし、原稿案内路102のU字状の低部
を通過する原稿は、U状になるため、読取白地板で押さ
えられていても、画像読取部に確実に押し付けられるこ
とが無い。このため、画像読取装置の画像読取精度が低
下するという別の問題が生じる。
【0009】したがって、原稿搬送方向の長さが短く
て、画像読取精度の優れた画像読取装置の出現が待たれ
ていた。
【0010】本発明は、原稿搬送方向の長さが短くて、
かつ、画像読取精度の優れた画像読取装置と、この画像
読取装置を構成要素の1つとして装置本体に備えた画像
形成装置とを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、搬送される原稿を案内す
る原稿案内路と、前記原稿案内路を通過する原稿を読み
取る画像読取手段と、前記原稿案内路の原稿搬送方向の
上流側に位置して、前記画像読取手段に原稿を送り込む
原稿供給手段と、前記画像読取手段に送り込まれた原稿
を前記画像読取手段に押圧する押圧手段と、前記原稿供
給手段と前記押圧手段との間で、前記原稿を前記画像読
取手段に当接させる弾性を有する当接部材と、を備えて
いる。
【0012】本発明の画像読取装置の前記画像読取手段
は、原稿を支持するプラテンガラスを有し、前記押圧手
段は、弾性体によって前記プラテンガラスに圧接される
押圧部材を有し、前記押圧部材に前記プラテンガラスに
前記原稿を案内する原稿案内面と、前記原稿案内面の下
流側に位置して前記プラテンガラスに前記原稿を押圧す
る平面の原稿押圧面とを形成してある。
【0013】本発明の画像読取装置の前記当接部材の原
稿搬送方向の下流側端部が、前記画像読取手段の画像読
取位置より上流側に位置している。
【0014】本発明の画像読取装置の前記画像読取手段
は、原稿を支持するプラテンガラスを有し、前記押圧手
段は、弾性体によって前記プラテンガラスに圧接される
押圧部材を有し、前記押圧部材に前記プラテンガラスに
前記原稿を案内する原稿案内面と、前記原稿案内面の下
流側に位置して前記プラテンガラスに前記原稿を押圧す
る平面の原稿押圧面とを形成し、前記当接部材の前記原
稿の搬送方向の下流側端部は、前記原稿案内面と前記プ
ラテンガラスとの間に位置している。
【0015】本発明の画像読取装置の前記当接部材は、
前記原稿の搬送方向と交差する方向に複数配設してあ
る。
【0016】本発明の画像読取装置の前記当接部材は、
可撓性部材である。
【0017】本発明の画像読取装置の前記原稿案内路
は、U字状に形成されて、前記U字状の底部に対向して
前記画像読取手段を配設してある。
【0018】上記目的を達成するため、画像形成装置
は、上記いずれか1つの画像読取装置と、画像読取装置
によって読み取られた画像情報に基づいて、シートに画
像を形成する画像形成装置と、を備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の画像読
取装置を図に基づいて説明する。なお、画像読取装置
は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複
合機等の画像形成装置の装置本体に画像形成装置の構成
要素の一部として設けられて使用されることがある。こ
の場合、画像読取装置で読み取った読取情報は、画像形
成装置の画像形成部(画像形成手段)によってシートに
画像として形成されるようになっている。すなわち、画
像読取装置で読み取った画像は、画像形成部によって、
シートに複写されるようになっている。
【0020】本実施形態の画像読取装置は、例えば、プ
リンタ(画像形成装置)42の装置本体41に設けられ
て、画像読取装置で読み取った画像が、プリンタ部(画
像形成手段)によって、シートに複写されるようになっ
ている。
【0021】なお、本実施形態で取り上げる数値は、参
考数値であり、本発明は、これらの数値に限定されるも
のではない。
【0022】(画像読取装置の構成)図1は、本実施形
態の画像読取装置である自動画像読取装置の概略構成を
示す正面図である。図2は、自動画像読取装置の外観斜
視図である。
【0023】自動画像読取装置(以下、単に「読取装
置」という)50は、原稿読取搬送部1で原稿を固定読
取部(画像読取手段)2に1枚ずつ自動的に送り込み、
固定読取部2の密着型イメージセンサ30で原稿を読み
取るようになっている。
【0024】原稿読取搬送部1と固定読取部2は、図2
において、原稿読取搬送部1と固定読取部2との奥側後
端に設けた不図示の蝶番機構によって連結されている。
そして、原稿読取搬送部1は、操作者が原稿読取搬送部
1の図の手前側を持ち上げることによって、固定読取部
2に対して開閉できるようになっている。
【0025】読取装置50の原稿読み取りには、流し読
みと、固定読みとがある。流し読みとは、原稿読取搬送
部1の原稿載置トレイ14に載置した原稿を、自動的に
1枚ずつ固定読取部2を通過させて、固定読取部2の停
止した密着型イメージセンサ30によって原稿を読み取
る方式である。固定読みとは、操作者が原稿読取搬送部
1を持ち上げて開いた固定読取部2に原稿を載置した
後、原稿読取搬送部1で固定読取部2を閉じて、密着型
イメージセンサ30を図1の左右方向に移動して原稿を
読み取る方式である。
【0026】原稿読取搬送部1は、図1に示すように、
略縦形したU字状の原稿案内路(以下、「Uターンパ
ス」という。)12を自動原稿供給圧板部40(図2参
照)内に有している。この自動原稿供給圧板部40は、
固定読みのとき、原稿を固定読取部2に押圧する部分で
ある。
【0027】Uターンパス12の上流側には、Uターン
パス12に接続するようにして配設した原稿載置トレイ
14と、この原稿載置トレイ14に積載された原稿Sの
有無を検出する原稿有無センサ16、原稿載置トレイ1
4に積載された原稿Sの先端位置を規制する原稿ストッ
パ20と、原稿積載トレイ14に積載された束状の原稿
Sの内、最上位の原稿に当接して、その最上位の原稿を
ピックアップするピックアップローラ3と、ピックアッ
プローラ3によりピックアップされた原稿Sを1枚に分
離するのに互いに圧接した分離ローラ5及び分離パット
4とを設けてある。
【0028】Uターンパス12の途中には、原稿Sを搬
送する第1搬送ローラ対6及び第2搬送ローラ対(原稿
供給手段)7、原稿Sの先端部及び後端部を検出する原
稿エッジセンサ17等を取り付けてある。原稿エッジセ
ンサ17の原稿搬送方向の下流側には、密着型イメージ
センサ30上に原稿を案内する可撓性部材(当接部材)
31と、原稿をイメージセンサ側に押圧する読取白地板
(押圧手段、押圧部材)8とを配設してある。可撓性部
材31と読取白地板8については、後述する。
【0029】Uターンパス12の下流側には、原稿Sを
排出する原稿排出ローラ対9と、この原稿排出ローラ対
9によって排出された原稿が積載される圧板と共用の原
稿排出トレイ18とを設けてある。ここで、原稿排出ト
レイ18の基端側には、排出される原稿Sの後端部を保
持する原稿保持面18aを形成してある。
【0030】固定読取部2は、プラテンガラス22と、
プラテンガラス22上に位置する原稿をプラテンガラス
22に密着して読み取る密着型のイメージセンサ30を
有している。
【0031】密着型イメージセンサ30は、プラテンガ
ラス22を間にして原稿読取搬送部1の反対側に配置し
てある。すなわち、密着型イメージセンサ30は、プラ
テンガラス22の下側に配設してある。密着型イメージ
センサ30は、光源としてのLEDアレイから原稿Sの
画像情報面に光を照射して、画像情報面で反射した反射
光をセルフォックレンズ(商標)でセンサ素子に結像し
て画像情報を読み取るようになっている。
【0032】また、密着型イメージセンサ30は、前述
した流し読みモードのとき、図1で示す位置に停止して
いて、搬送されてくる原稿を読み取るようになってい
る。また、密着型イメージセンサ30は、前述した固定
読みモードのとき、操作者がプラテンガラス22に載置
した原稿を、図1中左右方向に移動して、その原稿を読
み取るようになっている。
【0033】(画像読取装置の動作)流し読み動作を説
明する。固定読み動作は、本発明に係わりがないため、
説明を省略する。
【0034】原稿読取搬送部1の原稿載置トレイ14
に、操作者が原稿束Sを上向き(画像を上向き)にして
載置する。原稿Sの先端は、原稿ストッパ20の原稿規
制面20eによって規制されて、原稿有無センサ16に
よって検知される。
【0035】操作者が不図示の操作部から読取開始を指
示すると、不図示の駆動部が始動して、原稿ストッパ2
0がピックアップアーム10により押し下げられる。す
ると、原稿は、先端の規制が解除されて、ピックアップ
ローラ3によって原稿ストッパ20の傾斜面20aを通
り、Uターンパス12の内部へ送り込まれる。
【0036】原稿は、Uターンパス12の内部へ送り込
まれるとき、分離ローラ5および分離パット4によって
1枚ずつに分離されて、最上位の原稿Sが下位の原稿か
ら分離されて搬送される。分離された原稿Sは、第1搬
送ローラ対6によってUターンパス12に沿って搬送さ
れ、さらに、第2搬送ローラ対7によって密着型イメー
ジセンサ30の読取位置(原稿読取位置)30aへ搬送
される。
【0037】原稿は、原稿エッジセンサ17により先端
部を検知されると、後述する可撓性部材31の案内によ
って、原稿エッジセンサ17の位置から所定量搬送され
たところで、密着型イメージセンサ30によって画像の
読み取りが開始される。そのとき、原稿は、後述する読
取白地押圧ばね(弾性体、押圧手段)23の押圧力を受
けた読取白地板8によってプラテンガラス22に押圧さ
れる。
【0038】原稿は、第2搬送ローラ対7によって搬送
され続けて、画像を読み取られた後、透明なすくいシー
ト19によってすくい上げられ、原稿排出ローラ対9に
よって搬送される。そして、原稿Sの後端部が原稿エッ
ジセンサ17によって検知されると、その原稿エッジセ
ンサ17の位置から所定量、原稿が搬送されたところ
で、密着型イメージセンサ30による画像情報の読み取
りが終了する。
【0039】その後、原稿Sは、原稿排出ローラ対9に
よって圧板共用の原稿排出トレイ18に排出される。排
出された原稿Sは、原稿排出ローラ対9を通過すると自
由落下し、傾斜している原稿排出トレイ18の主面を移
動して、後端部が原稿保持面18aに保持されて、原稿
排出トレイ18に収容される。
【0040】後続の原稿も同様にして画像を読み取られ
る。読み取る原稿が無くなると、原稿有無センサ16が
原稿が無くなったことを検知して、読取装置50は、一
連の流し読み動作を終了する。
【0041】次に、本発明の可撓性部材31の構成と作
用を図3乃至図5に基づいて説明する。まず、図4に示
すように、可撓性部材31が無いと仮定する。
【0042】可撓性部材31が無いと、原稿Sは、読取
白地板8のみで押圧された状態で搬送されて、密着型イ
メージセンサ30によって画像情報が読み取られる。こ
こで、原稿Sに厚みがある場合、あるいは原稿Sが搬送
途中で撓んだ場合、図5に示すように、原稿が、読取白
地押圧ばね23の押圧力に抗して読取白地板8を押し上
げて、浮き上がることがある。このように原稿Sが浮き
上がると、密着型イメージセンサ30による画像読み取
りが不正確になり、読み取った画像情報が乱れることが
ある。
【0043】このような現象に対処する方法として、読
取白地押圧ばね23の押圧力を強くすることが考えられ
る。しかし、読取白地押圧ばね23の押圧力を強くする
と、薄紙原稿の場合、薄紙原稿の先端が読取白地板8と
プラテンガラス22との間に突入するとき、詰まること
があり、ジャムの発生原因になる。このため、読取白地
押圧ばね23の押圧力をあまり大きくすることができな
い。ちなみに、読取白地押圧ばね23の押圧力は、約3
0gであることが好ましい。
【0044】そこで、本実施形態の読取装置50は、図
3に示すように、可撓性部材31を、読取白地板8より
原稿の搬送方向の上流側に、Uターンパス12を遮蔽し
て配設してある。可撓性部材31は、マイラー製、ポリ
エステル製等の弾性を備えた厚みの薄い部材であり、厚
紙原稿Sや、搬送途中で撓んだ原稿がプラテンガラス2
2から浮き上がらないように規制して、読取白地板8と
プラテンガラス22との間に案内するようになってい
る。
【0045】なお、可撓性部材31は、1つでもよい
が、原稿の搬送方向と交差する方向に個々の幅を狭くし
て複数配設してあると、原稿が均一に浮き上がっていな
いような場合、確実に浮き上がりを防止することができ
る。
【0046】これによって、読取装置50は、読取白地
押圧ばね23の押圧力を高めることなく、厚紙原稿S
や、搬送途中で撓む原稿を密着型イメージセンサ30の
読取位置30aに確実に送り込むことができて、画像読
取精度を高めることができる。また、読取白地押圧ばね
23の押圧力を高める必要が無くなると、薄紙原稿であ
っても、ジャムを起こさせること無く、密着型イメージ
センサ30の読み取り位置に確実に送り込むことができ
る。
【0047】なお、可撓性部材31のUターンパス12
内の自由端31aの位置を、密着型イメージセンサ30
の読取位置30aから上流側への距離Lを15mm以内
に設定することで、原稿Sは、密着型イメージセンサ3
0の読取位置30aに確実に押圧されて、密着型イメー
ジセンサ30によって確実に読み取られる。
【0048】また、読取白地板8の上流側には、原稿を
読取位置30aへ案内するテーパ面(原稿案内面)8a
を形成してある。また、読取白地板8が読取位置30a
に対向する部分には、読取位置30aでの原稿の押さえ
を安定させるため、平らな平面部(原稿押圧面)8bを
形成してある。可撓性部材31は、Uターンパス12内
の自由端31aを、テーパ面8aとプラテンガラス22
との間に進入させて、原稿Sの搬送及びプラテンガラス
22への押圧をより安定させている。
【0049】以上のように、本実施形態の読取装置50
は、原稿が、厚みの厚い原稿や、プラテンガラスから浮
き上がりやすい原稿であっても、プラテンガラス22か
ら浮き上がるのを阻止する可撓性部材31を備えたの
で、原稿を読取白地板8とプラテンガラス22との間に
確実に案内することができて、読取装置50自体の画像
読取精度を高めることができる。
【0050】また、本実施形態の読取装置50は、原稿
を読取白地板8とプラテンガラス22との間に確実に案
内する可撓性部材31を備えていることによって、厚み
の薄い原稿のように腰の弱い原稿であっても、その原稿
を読取白地板8とプラテンガラス22との間にジャムを
発生させることなく、確実に案内することができて、読
取装置50自体の画像読取精度を高めることができる。
そして、ジャムの発生を少なくすることもできる。
【0051】さらに、本実施形態の読取装置50は、原
稿を読取白地板8とプラテンガラス22との間に確実に
案内する可撓性部材31を備えていることによって、読
取白地板8の読取白地押圧ばね23の押圧力を高めるこ
となく、原稿をプラテンガラス22に確実に押し付けこ
とができて、読取装置50自身の画像読取精度を高める
ことができる。しかも、読取白地板8が、原稿をプラテ
ンガラス22に強く押し付けることがないので、読取装
置50は、原稿に傷を付けることがなくなる。
【0052】また、本実施形態の読取装置50は、原稿
を読取白地板8とプラテンガラス22との間に確実に案
内する可撓性部材31を備えていることによって、原稿
案内路12をU字状の形状を縦型にして、U字の底部に
可撓性部材31を配設しても原稿を確実に読み取ること
ができる。これによって、原稿案内路12の原稿搬送方
向の長さを従来の原稿案内路よりも短くすることができ
て、読取装置50をプリンタの装置本体に組み込んだと
き、原稿の搬送方向のプリンタのサイズを不必要に大き
くする必要がなくなる。
【0053】さらに、本実施形態の読取装置50は、読
取白地板8の上流側に、原稿を読取位置30aへ案内す
るテーパ面8aを形成し、読取位置30aに対向する部
分に、読取位置30aでの原稿の押さえを安定させる平
らな平面部8bを形成してあるので、読取白地板8が原
稿を読取位置に確実に案内することができて、読取装置
50自身の読取精度を高めることができる。
【0054】また、本実施形態の読取装置50は、可撓
性部材31の下流端を読取白地板8のテーパ面8aとプ
ラテンガラス22との間に位置させたので、原稿を読取
位置に確実に案内することができて、読取装置50自身
の読取精度を高めることができる。
【0055】さらに、以上のように、読取精度の優れた
読取装置を備えたプリンタは、シートに原稿の画像を正
確に複写することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、当接部材によ
って原稿が原稿読取手段から浮き上がらないようにして
いるので、画像の読み取れ乱れを防止して読取精度を高
めることができる。
【0057】本発明の画像読取装置は、当接部材を設け
たことによって、押圧手段の押圧力を高くすることな
く、原稿の浮き上がりを防止することができるので、厚
みの薄い原稿のように、腰の弱い原稿であっても、押圧
手段と原稿読取手段との間でのジャムの発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像読取装置である自動画像読取
装置の概略構成を示す正面図である。
【図2】図1の自動画像読取装置の外観斜視図である。
【図3】図1の画像読取装置の可撓性部材周辺の拡大図
である。
【図4】図3の可撓性部材を設けないときの問題点を説
明するための図である。
【図5】図3の可撓性部材を設けないときの問題点を説
明するための図である。
【図6】従来例の画像読取装置の概略構成を示す正面図
である。
【符号の説明】
S 原稿 1 原稿読取搬送部 2 固定読取部(画像読取手段) 7 第2搬送ローラ対(原稿供給手段) 8 読取白地板(押圧手段、押圧部材) 8a テーパ面(原稿案内面) 8b 平面部(原稿押圧面) 12 原稿案内路 14 原稿載置トレイ 22 プラテンガラス 23 読取白地押圧ばね(弾性体、押圧手段) 30 密着型イメージセンサ 30a 読取位置(原稿読取位置) 31 可撓性部材(当接部材) 31a 自由端 40 自動原稿供給圧板部 41 プリンタ(画像形成装置)の装置本体 42 プリンタ(画像形成装置) 50 自動画像読取装置(画像読取装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 昌克 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石田 靖 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 琢磨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高野 敏行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H076 BA20 BA24 BA45 BA48 3F101 FB17 LA01 LB02 3F102 AA03 AB01 BA11 BB13 EA03 5C062 AA02 AA05 AB02 AB17 AB30 AB32 AD06 BA00 5C072 AA01 BA04 BA15 BA20 NA01 NA10 XA01 XA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される原稿を案内する原稿案内路
    と、 前記原稿案内路を通過する原稿を読み取る画像読取手段
    と、 前記原稿案内路の原稿搬送方向の上流側に位置して、前
    記画像読取手段に原稿を送り込む原稿供給手段と、 前記画像読取手段に送り込まれた原稿を前記画像読取手
    段に押圧する押圧手段と、 前記原稿供給手段と前記押圧手段との間で、前記原稿を
    前記画像読取手段に当接させる弾性を有する当接部材
    と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読取手段は、原稿を支持するプ
    ラテンガラスを有し、前記押圧手段は、弾性体によって
    前記プラテンガラスに圧接される押圧部材を有し、前記
    押圧部材に前記プラテンガラスに前記原稿を案内する原
    稿案内面と、前記原稿案内面の下流側に位置して前記プ
    ラテンガラスに前記原稿を押圧する平面の原稿押圧面と
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記当接部材の原稿搬送方向の下流側端
    部が、前記画像読取手段の画像読取位置より上流側に位
    置していることを特徴とする請求項1に記載の画像読取
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取手段は、原稿を支持するプ
    ラテンガラスを有し、前記押圧手段は、弾性体によって
    前記プラテンガラスに圧接される押圧部材を有し、前記
    押圧部材に前記プラテンガラスに前記原稿を案内する原
    稿案内面と、前記原稿案内面の下流側に位置して前記プ
    ラテンガラスに前記原稿を押圧する平面の原稿押圧面と
    を形成し、前記当接部材の前記原稿の搬送方向の下流側
    端部は、前記原稿案内面と前記プラテンガラスとの間に
    位置していることを特徴とする請求項1乃至3の内、い
    ずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記当接部材は、前記原稿の搬送方向と
    交差する方向に複数配設してあることを特徴とする請求
    項1,3,4の内、いずれか1項に記載の画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 前記当接部材は、可撓性部材であること
    を特徴とする請求項1,3,4,5の内、いずれか1項
    に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿案内路は、U字状に形成され
    て、前記U字状の底部に対向して前記画像読取手段を配
    設したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の内、いずれか1項に記
    載の画像読取装置と、 画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づい
    て、シートに画像を形成する画像形成装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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