JP7143237B2 - フードポップアップ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フードポップアップ構造に関する。
従来、フードポップアップ構造として、車体の前部に設けられたフードの後端部を持ち上げるポップアップ機構部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ポップアップ機構部は、車体側に対してフードを開閉可能に支持するヒンジと、ヒンジ(詳しくは、ヒンジの車体側に取付けられる部品)及びフードのそれぞれに渡されたアクチュエータとを備え、アクチュエータを作動させることで、フードの後端部を上方へ移動させる。
特許第5799994号公報
特許文献1では、フードの後方に位置する剛性の高いウインドシールドの下部やワイパ等が上方に露出する構造であるため、ポップアップ機構部によりフードの後端部を上方に移動させても、ウインドシールドの下部やワイパ等が変わらずに上方に露出する。従って、フード上に乗り上げた保護対象者がウインドシールドの下部やワイパ等に衝突するおそれがあった。
また、車体前部は、車両の目立つ部分であり、且つフード下にはエンジン以外にも多くの車載部品が配置されるため、車体前部の部品レイアウトやデザインの自由度を向上させることが望まれる。
本発明の目的は、保護対象者の保護範囲をより大きくするとともに、車体前部の部品レイアウトやデザインの自由度を増大させることが可能なフードポップアップ構造を提供することにある。
車体前部に設けられたフードの後端部がヒンジで車体側に開閉可能に支持され、前記フードがアクチュエータによって持ち上げられるフードポップアップ構造において、前記フードの前部を持ち上げて移動させるフード前部移動機構と、前記フードの後部を持ち上げて前記フードを後方に移動させるフード後部移動機構と、を備え、前記フード後部移動機構の前記ヒンジは、車体側に支持された回転軸から前方に延びて前記回転軸を中心にして回転可能とされた可動側ヒンジを備え、前記可動側ヒンジに設けられた連結軸から前方に延びる回転リンクが前記連結軸に回転可能に連結され、前記回転リンクの前端部に前記フードが回転可能に連結され、前記アクチュエータは、シリンダーと、前記シリンダーの一端部から突出するロッドとを備え、前記シリンダーは前記可動側ヒンジに連結され、前記ロッドは前記フードに連結され、前記シリンダーと前記回転リンクとは、車両側面視で交差するように配置されていることを特徴とする。
また、フードポップアップ構造は、車体前部に設けられたフードの後端部がヒンジで車体側に開閉可能に支持され、前記フードがアクチュエータによって持ち上げられるフードポップアップ構造において、前記フードの前部を持ち上げて移動させるフード前部移動機構と、前記フードの後部を持ち上げて前記フードを後方に移動させるフード後部移動機構と、を備え、前記フード後部移動機構の前記ヒンジは、車体側に回転可能に支持されたリンク機構と、前記リンク機構に回転可能に連結されて前方に延びる可動側ヒンジとを備え、前記可動側ヒンジに設けられた連結軸から前方に延びる回転リンクが前記連結軸に回転可能に連結され、前記回転リンクの前端部に前記フードが回転可能に連結され、前記アクチュエータは、シリンダーと、前記シリンダーの一端部から突出するロッドとを備え、前記シリンダーは前記可動側ヒンジに連結され、前記ロッドは前記フードに連結され、前記シリンダーと前記回転リンクとは、車両側面視で交差するように配置されていることを特徴とする。
上記構成において、前記アクチュエータは、シリンダーと、前記シリンダーの一端部から突出するロッドとを備え、前記回転リンクと前記シリンダーとは、車両側面視で交差するように配置されていても良い。
また、上記構成において、前記可動側ヒンジと前記フードとは、脆弱部を有する固定部材で接続されていても良い。
また、上記構成において、前記固定部材は、一端が、前記可動側ヒンジと前記回転リンクとの連結部の近傍に固定され、他端が、前記フードと前記アクチュエータとの連結部の近傍に固定されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記フードは、下面に固定された固定リンクを備え、前記回転リンクの前端部と前記アクチュエータとは、前記固定リンクに回転可能に連結されていても良い。
フードポップアップ構造は、ヒンジは、車体側に支持された回転軸から前方に延びて回転軸を中心にして回転可能とされた可動側ヒンジを備え、可動側ヒンジに設けられた連結軸から前方に延びる回転リンクが連結軸に回転可能に連結され、回転リンクの前端部にフードが回転可能に連結され、アクチュエータは、可動側ヒンジとフードとに渡されているので、フードを上方斜め後方に移動可能になり、従来のような上方移動のみのフードに比べ、フード移動後の保護対象者の保護範囲をより大きくすることができる。また、フードがポップアップする際に、ヒンジの動作を無くすことができ、ヒンジの移動スペースの確保が不要になり、車体前部の部品レイアウトやデザインの自由度を増大させることができる。
本発明の第1実施形態における自動車の車体前部を示す斜視図である。 車体前部を示す左側面図である。 フード後部移動機構を示す左側面図である。 フードの開閉状態を示す作用図である。 フード移動機構の作用を示す作用図である。 第2実施形態のフード後部移動機構を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ自動車10の車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態における自動車10の車体前部を示す斜視図、図2は、車体前部を示す左側面図、図3は、フード後部移動機構22を示す左側面図(一部断面図)である。
図1及び図2に示すように、自動車10は、車体11の前部であるフロントボディ12に、エンジン(不図示)が収納されたエンジンルーム13が設けられ、エンジンルーム13の上部開口13aが上方からフード14で覆われている。
フード14は、フロントボディ12における上部開口13aの後部縁部に左右一対のヒンジ(不図示)を介して開閉可能に取付けられている。
また、自動車10は、フード14に対して衝突物があったときに、フロントボディ12に対してフード14を相対的に上方斜め後方に移動させるフード移動機構20を備えている。フード移動機構20は、フード14をフロントボディ12に対して移動可能に支持することで、衝突物が受ける衝撃を吸収する。
車体11の一部を構成する車室15の前部には、フロントウインドウ16が設けられ、フロントウインドウ16の下部には左右一対のワイパ17が配置されている。フロントウインドウ16の下部は、車室15を形成する枠部(不図示)に取付けられているため、剛性が高くなっている。
車室15を構成するルーフ15aの前部の内面には、車体前部への衝突物を検知するセンサー(例えば、加速度センサー)や車体前部への衝突物の衝突の直前の状態をフロントウインドウ16越しに撮影するカメラ等の歩行者衝突検知装置18が設けられている。歩行者衝突検知装置18のデータは、車室15内の下部に設けられた制御ユニット19に入力され、制御ユニット19によって、フード移動機構20の制御が行われる。
フード移動機構20は、フード14の前部を持ち上げて移動させるフード前部移動機構21と、フード14の後部を持ち上げて移動させるフード後部移動機構22とを備える。
フード前部移動機構21は、フード14の前端部の中央及び左右に設けられた複数のアクチュエータ21Aを備え、複数のアクチュエータ21Aは、フード14の前部を持ち上げる駆動源となる。
図2及び図3に示すように、フード後部移動機構22は、ヒンジ23、リンク機構24、アクチュエータ25及び固定部材26をそれぞれ左右一対備える。
左右のヒンジ23は、エンジンルーム13の上部開口13aの後部縁部13bの左右に固定され、ヒンジ23は、ロアヒンジ27及びアッパーヒンジ29からなるシングルピボット式のものである。
ロアヒンジ27は、上部開口13aの後部縁部13bに取付けられた側面視台形状で板状の部材である。アッパーヒンジ29は、ロアヒンジ27にヒンジ軸28を介して回転可能に連結された前後方向に延びる板状の部材である。
左右のリンク機構24は、左右のヒンジ23とフード14とのそれぞれの間に設けられ、リンク機構24は、フードマウントリンク31、ポップアップリンク32及び連結ピン33を備える。
フードマウントリンク31は、前後方向に延びるようにフード14の下面14aに取付けられている。フードマウントリンク31を、フード14の一部を構成するものとしても良いし、フード14とは別の構成としても良い。
ポップアップリンク32は、前端部がフードマウントリンク31の前端部に連結ピン33を介して回転可能に連結されるとともに、後端部がアッパーヒンジ29の長手方向(前後方向)の中間部に連結ピン34を介して回転可能に連結されている。
左右のアクチュエータ25は、フード14を持ち上げる駆動源となり、アクチュエータ25は、シリンダー36、ピストン37、ロッド38、配管39、インフレータ40を備える。
シリンダー36の前端部は、アッパーヒンジ29の前端部に連結ピン42を介して回転可能に連結されている。ピストン37は、シリンダー36内に移動可能に挿入されている。ロッド38は、一端部がピストン37に固定され、長手方向の中間部がシリンダー36の後端部からシリンダー36と密封された状態で移動可能に突出し、他端部が連結ピン44を介してフードマウントリンク31の後端部に回転可能に連結されている。連結ピン44は、連結ピン33の後方に配置されている。
インフレータ40は、ガス発生剤の燃焼によりガスを発生するパイロタイプであり、制御ユニット19(図1参照)から指令があったときに、シリンダー36内に配管39を通じてガスを噴出する。配管39は、シリンダー36の回転によって撓む可撓性を有する。なお、インフレータ40は、シリンダー36と別体でなくとも良い。例えば、シリンダー36内にガス発生装置を内蔵する内蔵式でも良い。
シリンダー36は、車両側面視では、ポップアップリンク32とX字状に交差している。このように、ポップアップリンク32とシリンダー36とを交差するように配置することで、フード後部移動機構22の小型化、コンパクト化を図ることができる。
固定部材26は、通常時には、アッパーヒンジ29とフードマウントリンク31とを一体的に接続して、リンク機構24の回転を規制する部材であり、両端部に設けられた固定部26a,26bと、固定部26a,26b間を接続する接続部26cとを一体に備える。固定部26a,26bは、それぞれアッパーヒンジ29及びフードマウントリンク31のそれぞれに固定される部分である。
アッパーヒンジ29側の固定部26aは、アッパーヒンジ29の長手方向の中間部であって連結ピン34よりも後方の近傍に設けられている。なお、固定部26aは、連結ピン34よりも前方の近傍に配置されていても良い。
フードマウントリンク31側の固定部26bは、フードマウントリンク31の後端部であって連結ピン44の近傍に設けられている。
接続部26cは、所定値を超える引張力が作用したときに破断する脆弱部26dを備える。脆弱部26dは、例えば、接続部26cの一部に形成された、断面積の小さい小断面部や切欠き部が好適である。
図4は、フード14の開閉状態を示す作用図である。
図中の実線は、フード14を開けた状態を示し、二点鎖線は、フード14を閉じた状態(図3の状態)を示している。
通常時に、フード14を閉じた状態から開けた状態にすると、アッパーヒンジ29は、ロアヒンジ27に対してヒンジ軸28を中心にして上方に回転する。
このとき、アッパーヒンジ29とフードマウントリンク31とが固定部材26によって一体的に接続されているため、アッパーヒンジ29に対するポップアップリンク32の回転及びポップアップリンク32に対するフードマウントリンク31の回転はしない。アッパーヒンジ29、リンク機構24及びフード14は、矢印で示すように、一体に回転する。
図5は、フード後部移動機構22の作用を示す作用図である。
図中の実線は、アクチュエータ25が作動したときの状態を示し、二点鎖線は、アクチュエータ25が作動する前の状態(図3の状態)を示す。
図1において、車両走行時には、歩行者衝突検知装置18は、車体前部への歩行者の衝突又は衝突前の状態の検知に備えている。
即ち、歩行者衝突検知装置18がカメラである場合には、カメラにより車両前方を撮影し、制御ユニット19は、カメラから入力された撮像データに基づいて、フード14の前端部14bに衝突する可能性のある歩行者が存在するか否かを予測している。この状態で、制御ユニット19が、フード14の前端部14bに衝突する可能性のある歩行者が存在すると予測したとき(衝突予測時)に、フード前部移動機構21においては、インフレータ(不図示)に点火信号を送信する。
また、歩行者衝突検知装置18が加速度センサーである場合に、歩行者の衝突により加速度センサーから制御ユニット19へ衝突時の信号が入力されて、制御ユニット19が衝突の判断をしたとき(衝突時)に、フード前部移動機構21においては、インフレータに点火信号を送信する。
上記したように、インフレータに点火信号を送信すると、フード前部移動機構21のインフレータが点火し、着火したガス発生剤からガスが発生する。このガスは、アクチュエータ21Aのシリンダー内に噴出されて、アクチュエータ21Aのシリンダーのピストンが移動することでロッドが突出し、ロッドの先端部が連結されたフード14の前部が持ち上げられる。
また、フード前部移動機構21の作動と同時に、図5において、フード後部移動機構22が作動する。詳しくは、制御ユニット19が、フード後部移動機構22においては、インフレータ40に点火信号を送信する。これにより、インフレータ40が点火し、着火したガス発生剤からガスが発生する。このガスは、配管39を通じてアクチュエータ25のシリンダー36内に噴出されて、ピストン37が移動し始め、ロッド38が突出し始める。
ロッド38が突出し始めると、アッパーヒンジ29に対してフードマウントリンク31が上方に移動し始めるため、固定部材26に作用する引張力が次第に大きくなる。そして、固定部材26の引張力が所定値を超えると、固定部材26の接続部26cの脆弱部26dが破断し、フードマウントリンク31がアッパーヒンジ29から離れる。
これにより、ポップアップリンク32は、矢印で示すように、連結ピン34を中心にして上方(図5では時計回り)に回転を開始し、次第に初期状態からの回転角度が大きくなり、ポップアップリンク32の前端部(及び連結ピン33)は、上方且つ後方に円弧を描くように移動するため、フード14の後部が上方斜め後方に持ち上げられる。
最終的には、図1及び図2に示すように、上記したフード前部移動機構21及びフード後部移動機構22の作動によって、白抜き矢印で示すように、フード14の全体が上方に持ち上げられるとともに後方に移動する。
本実施形態では、上記したように、フード後部移動機構22において、アッパーヒンジ29とフードマウントリンク31とをポップアップリンク32により連結した。これにより、アクチュエータ25が伸びたときに、ポップアップリンク32を上方、そして後方へ回転させることができる。即ち、フード14を上方斜め後方へ移動させることができる。
また、アクチュエータ25の前端部をアッパーヒンジ29に取付けることで、フード14が移動するときには、アクチュエータ25の作動時の反力によって、アッパーヒンジ29を後部縁部13b側に押し付けることができ、ヒンジ23を静止した状態にすることができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態のフード後部移動機構50を示す側面図(一部断面図)である。
なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付け、詳細説明は省略する。
フード後部移動機構50は、ベースヒンジ51、リンク機構52、アクチュエータ25及び固定部材26をそれぞれ左右一対備える。
リンク機構52は、ベースヒンジ51に連結された下部リンク機構53と、下部リンク機構53の前部上部に連結された上部リンク機構54とからなる。
左右のベースヒンジ51は、エンジンルーム13(図2参照)の上部開口13a(図2参照)の後部縁部13bの左右に固定されている。
下部リンク機構53は、ベースヒンジ51の上部の前後にそれぞれ下端部が連結ピン56で連結された前リンク57及び後リンク58と、前リンク57及び後リンク58のそれぞれの上端部に連結ピン61で連結されたアッパーヒンジ62とからなる。
前リンク57及び後リンク58は、それぞれ真直に形成されて後上がりに配置され、前リンク57は、後リンク58の前方に配置されるとともに後リンク58よりも全長が長く形成されている。
前リンク57及び後リンク58は、ベースリンク機構59を構成する。
アッパーヒンジ62は、前後方向に真直に延びて後上がりに配置され、アッパーヒンジ62の後端部に連結ピン61を介して後リンク58が連結され、後リンク58の上端部よりも前方のアッパーヒンジ62に前リンク57の上端部が連結されている。
上部リンク機構54は、第1実施形態のリンク機構24と同一であり、フードマウントリンク31、ポップアップリンク32及び連結ピン33を備える。ポップアップリンク32の後端部は、アッパーヒンジ62の長手方向(前後方向)の中間部に連結ピン63を介して連結されている。
アクチュエータ25のシリンダー36の前端部は、アッパーヒンジ62の前端部に連結ピン64を介して連結されている。
固定部材26の下端部の固定部26aは、アッパーヒンジ62の長手方向の中間部であって前リンク57の上端部の連結ピン61と、ポップアップリンク32の下端部の連結ピン63との間に固定されている。
上記のベースヒンジ51及び下部リンク機構53は、リンク式のヒンジ66を構成する。
このようなフード後部移動機構50によっても、第1実施形態のフード移動機構20と同様に、フード14を上方及び後方(即ち、上方斜め後方)に移動させることができる。
また、アクチュエータ25の前端部をアッパーヒンジ62に取付けることで、フード14が移動するときには、アクチュエータ25の作動時の反力によって、アッパーヒンジ62を後部縁部13b側に押し付けることができ、ヒンジ66を静止した状態にすることができる。
以上の図3に示したように、フードポップアップ構造を備えるフード後部移動機構22は、車体前部に設けられたフード14の後端部がヒンジ23で車体側に開閉可能に支持され、フード14がアクチュエータ25によって持ち上げられる。
ヒンジ23は、車体側に支持された回転軸としてのヒンジ軸28から前方に延びてヒンジ軸28を中心にして回転可能とされた可動側ヒンジとしてのアッパーヒンジ29を備える。
アッパーヒンジ29に設けられた連結軸としての連結ピン34から前方に延びる回転リンクとしてのポップアップリンク32が連結ピン34に回転可能に連結され、ポップアップリンク32の前端部にフード14が回転可能に連結される。
アクチュエータ25は、アッパーヒンジ29とフード14とに渡されている。
あるいは、ポップアップリンク32の前端部に、フード14の下面14aに取付けられたフードマウントリンク31が回転可能に連結される。
アクチュエータ25は、アッパーヒンジ29とフードマウントリンク31とに渡されている。
また、図6に示したように、フードポップアップ構造を備えるフード後部移動機構50は、車体前部に設けられたフード14の後端部がヒンジ66で車体側に開閉可能に支持され、フード14がアクチュエータ25によって持ち上げられる。
ヒンジ66は、車体側に回転可能に支持されたリンク機構としてのベースリンク機構59と、ベースリンク機構59に回転可能に連結されて前方に延びる可動側ヒンジとしてのアッパーヒンジ62とを備える。
アッパーヒンジ62に設けられた連結軸としての連結ピン63から前方に延びるポップアップリンク32が連結ピン63に回転可能に連結され、ポップアップリンク32の前端部にフード14が回転可能に連結される。
アクチュエータ25は、アッパーヒンジ62とフード14とに渡されている。
あるいは、ポップアップリンク32の前端部に、フード14の下面14aに取付けられたフードマウントリンク31が回転可能に連結される。
アクチュエータ25は、アッパーヒンジ62とフードマウントリンク31とに渡されている。
図3及び図6に示したフード後部移動機構22,50の構成によれば、フード14を上方斜め後方に移動可能になる。これによって、従来のような上方移動のみのフードに比べ、フード14の移動後の保護対象者の保護範囲を、フロントウインドウ16の下部及びワイパ17の上方までより大きくすることができる。
また、フード14がポップアップする際に、ヒンジ23の動作を無くすことができ、ヒンジ23の移動スペースの確保が不要になり、車体前部の部品レイアウトやデザインの自由度を増大させることができる。
更に、図3に示したシングルピボット式のヒンジ23や図6に示したリンク式のヒンジ66を問わず、ヒンジ23,66にリンク機構24を付加できるので、汎用性を向上できる。
図3及び図6に示したように、アクチュエータ25は、シリンダー36と、シリンダー36の一端部から突出するロッド38とを備え、ポップアップリンク32とシリンダー36とは、車両側面視で交差するように配置されている。
この構成によれば、フードポップアップ構造、即ち、フード後部移動機構22,50の小型化、コンパクト化を図ることができる。
また、アッパーヒンジ29,62とフード14(詳しくは、フード14に備えるフードマウントリンク31)とは、脆弱部26dを有する固定部材26で接続されている。
この構成によれば、固定部材26を備えることで、通常時は、フード14の開閉を良好に行うことができ、また、衝突予測時又は衝突時は、アクチュエータ25が作動したときには、固定部材26を脆弱部26dから破断させて、ポップアップリンク32を回転させることができる。また、固定部材を簡素にすることができ、コストを抑えることができる。
また、固定部材26は、一端が、アッパーヒンジ29,62とポップアップリンク32との連結部である連結ピン34,63の近傍に固定され、他端が、フード14(詳しくは、フード14に備えるフードマウントリンク31)とアクチュエータ25との連結部である連結ピン44の近傍に固定される。
この構成によれば、ポップアップリンク32とフードマウントリンク31との連結部としての連結ピン33から遠い部分に固定部材26を固定して、フード14の開閉時に固定部材26に作用する荷重をより小さくできる。これにより、固定部材26の強度を下げることができる。これにより、固定部材26の小型化、軽量化を図ることができる。
また、フード14は、下面14aに固定された固定リンクとしてのフードマウントリンク31を備え、ポップアップリンク32の前端部とアクチュエータ25とは、フードマウントリンク31に回転可能に連結されている。
この構成によれば、ポップアップリンク32及びアクチュエータ25を連結するために、フード14の形状を複雑にしなくて済み、コストを抑えることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図3及び図6に示したように、ポップアップリンク32及びアクチュエータ25をフードマウントリンク31に連結したが、これに限らない。フードマウントリンク31を使用せず、フード14に直接にポップアップリンク32及びアクチュエータ25を連結しても良い。
また、アクチュエータ25を、シリンダー36、ピストン37、ロッド38、インフレータ40を備える構造としたが、これに限らず、インフレータから噴出するガスにより膨らむエアバッグを利用したものでも良い。
この場合、フード14とポップアップリンク32とを連結する連結ピン33よりも後方に、フード14とアクチュエータ25とを連結する連結ピン44が設けられる。
また、固定部材26として、特に脆弱部を設けず、所定の強度を有する部材を固定部材としても良い。更には、固定部材26の代わりに、アッパーヒンジ29,62とフードマウントリンク31とを、機械的な係合機構や、ソレノイドや永久磁石等を用いた電気的・磁気的機構により離脱可能に接続しても良い。
また、図3に示したように、シリンダー36の連結ピン42側の端部をアッパーヒンジ29の前端部に連結し、ロッド38の先端部をフードマウントリンク31の後端部に連結したが、これに限らない。シリンダー36の連結ピン42側の端部をフードマウントリンク31の後端部に連結し、ロッド38の先端部をアッパーヒンジ29の前端部に連結しても良い。
11 車体
14 フード
14a 下面
23,66 ヒンジ
25 アクチュエータ
26 固定部材
26d 脆弱部
28 ヒンジ軸(回転軸)
29,62 アッパーヒンジ(可動側ヒンジ)
31 フードマウントリンク(固定リンク)
32 ポップアップリンク(回転リンク)
34 連結ピン(連結軸、可動側ヒンジと回転リンクとの連結部)
36 シリンダー
38 ロッド
44 連結ピン(フードとアクチュエータとの連結部)
59 ベースリンク機構
63 連結ピン(連結軸)

Claims (5)

  1. 車体前部に設けられたフードの後端部がヒンジで車体側に開閉可能に支持され、前記フードがアクチュエータによって持ち上げられるフードポップアップ構造において、
    前記フードの前部を持ち上げて移動させるフード前部移動機構と、前記フードの後部を持ち上げて前記フードを後方に移動させるフード後部移動機構と、を備え、
    前記フード後部移動機構の前記ヒンジは、車体側に支持された回転軸から前方に延びて前記回転軸を中心にして回転可能とされた可動側ヒンジを備え、
    前記可動側ヒンジに設けられた連結軸から前方に延びる回転リンクが前記連結軸に回転可能に連結され、前記回転リンクの前端部に前記フードが回転可能に連結され、
    前記アクチュエータは、シリンダーと、前記シリンダーの一端部から突出するロッドとを備え、前記シリンダーは前記可動側ヒンジに連結され、前記ロッドは前記フードに連結され、前記シリンダーと前記回転リンクとは、車両側面視で交差するように配置されていることを特徴とするフードポップアップ構造。
  2. 車体前部に設けられたフードの後端部がヒンジで車体側に開閉可能に支持され、前記フードがアクチュエータによって持ち上げられるフードポップアップ構造において、
    前記フードの前部を持ち上げて移動させるフード前部移動機構と、前記フードの後部を持ち上げて前記フードを後方に移動させるフード後部移動機構と、を備え、
    前記フード後部移動機構の前記ヒンジは、車体側に回転可能に支持されたリンク機構と、前記リンク機構に回転可能に連結されて前方に延びる可動側ヒンジとを備え、
    前記可動側ヒンジに設けられた連結軸から前方に延びる回転リンクが前記連結軸に回転可能に連結され、前記回転リンクの前端部に前記フードが回転可能に連結され、
    前記アクチュエータは、シリンダーと、前記シリンダーの一端部から突出するロッドとを備え、前記シリンダーは前記可動側ヒンジに連結され、前記ロッドは前記フードに連結され、前記シリンダーと前記回転リンクとは、車両側面視で交差するように配置されていることを特徴とするフードポップアップ構造。
  3. 前記可動側ヒンジと前記フードとは、脆弱部を有する固定部材で接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフードポップアップ構造。
  4. 前記固定部材は、一端が、前記可動側ヒンジと前記回転リンクとの連結部の近傍に固定され、他端が、前記フードと前記アクチュエータとの連結部の近傍に固定されることを特徴とする請求項に記載のフードポップアップ構造。
  5. 前記フードは、下面に固定された固定リンクを備え、前記回転リンクの前端部と前記アクチュエータとは、前記固定リンクに回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のフードポップアップ構造。
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