JP7134792B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
電気機器を構成する導電性の筐体にコネクタハウジングを取り付けることにより、コネクタハウジングを収容したシールドシェルと電気機器の筐体とを電気的に接続して接地(アース)を行うシールドコネクタがある。このようなシールドコネクタにおいて、筐体とシールドシェルとの間の隙間やコネクタハウジングとシールドシェルとの間の隙間から筐体内に液体が浸入することを規制する防水構造が設けられることがある。
例えば、特許文献1には、導電性の金属端子を露出する前端部が取付孔に挿入されたハウジングと、ハウジングの前端部の外周面に環状に一体に形成され、且つ取付孔を取り囲むケースの金属板の面に対向する面にハウジングの前端部の外周面に沿って連続する環状の溝部が形成されたフランジ部と、該フランジの溝部に装着された環状の弾性シール部材と、弾性シール部材がフランジ部とケースの金属板との間で圧縮されるようにフランジ部をケースの金属板に向かって押圧した状態でケースの金属板に固定される導電性金属製のシールドシェルと、を含む機器用コネクタの防水構造についての技術が開示されている。特許文献1によれば、簡易な構造で防水性を確保することが可能となる、とされている。
特開2010-140873号公報
ところで、シールドコネクタにおいて、シールドコネクタが固定される固定対象が有する孔部と孔部に挿入されたコネクタハウジングの端部との間に外部から液体が浸入することを規制しつつ、体格を小型化できることが望まれている。
本発明の目的は、シールドコネクタが固定される固定対象が有する孔部と孔部に挿入されたコネクタハウジングの端部との間に外部から液体が浸入することを規制しつつ、体格を小型化できるシールドコネクタを提供することである。
本発明のシールドコネクタは、筒状部と、前記筒状部の一端に形成されたフランジ部とを有し、孔部を有する固定対象の壁部に対して前記フランジ部が固定されるシールドシェルと、前記筒状部によって覆われ、かつ端部が前記フランジ部よりも軸方向に向けて突出しており、前記端部が前記孔部に挿入されるコネクタハウジングと、前記フランジ部と前記壁部との間に挟み込まれる環状のシール部材と、を含み、前記シール部材は、壁部に向けて押圧されて前記壁部に対して密着し、かつ前記コネクタハウジングの外側面に向けて押圧されて前記外側面に対して密着することを特徴とする。
本発明に係るシールドコネクタは、フランジ部と壁部との間に挟み込まれる環状のシール部材を含む。シール部材は、壁部に向けて押圧されて壁部に対して密着し、かつコネクタハウジングの外側面に向けて押圧されて外側面に対して密着する。本発明に係るシールドコネクタによれば、シールドコネクタが固定される固定対象が有する孔部と孔部に挿入されたコネクタハウジングの端部との間に外部から液体が浸入することを規制しつつ、体格を小型化できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るシールドコネクタを示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るシールドコネクタを示す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るシールドコネクタを示す正面図である。 図4は、実施形態に係るシールドコネクタを示す断面図である。 図5は、実施形態のコネクタハウジングおよびシールドシェルを示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係るシールドコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図5を参照して、実施形態について説明する。実施形態に係るシールドコネクタを示す斜視図である。図2は、実施形態に係るシールドコネクタを示す分解斜視図である。図3は、実施形態に係るシールドコネクタを示す正面図である。図4は、実施形態に係るシールドコネクタを示す断面図である。図5は、実施形態のコネクタハウジングおよびシールドシェルを示す斜視図である。なお、図4は、図3に示すIV-IV断面である。
実施形態に係るシールドコネクタは、自動車などの車両に搭載され、各種電気機器同士を電気的に接続するために使用されるコネクタである。図1に示すように、実施形態に係るシールドコネクタ1は、固定対象としての筐体10の壁部10aに固定される。ここで、壁部10aは、インバータや電気接続箱などの電気機器の筐体の壁部である。筐体10は、導電性を有する筐体である。筐体10は、例えば、金属筐体である。なお、本願の各図において、筐体10は、筐体10のうち壁部10aのみを抜粋して図示している。
図2に示すように、実施形態に係るシールドコネクタ1は、シールドシェル20、コネクタハウジング30、リアホルダ40、シール部材50、アウタハウジング60、を含む。
シールドシェル20は、筒形状を有する筒状部21と、筒状部21の一端に形成されたフランジ部22とを有している。実施形態の筒状部21は、楕円筒状に形成されており、軸方向に延在している。フランジ部22は、筒状部21の軸方向と直交する方向(半径方向)に突出している。フランジ部22は、外形が略矩形の板状の構成部である。図3に示すように、実施形態のフランジ部22は、筒状部21の軸方向から見た四隅のそれぞれに、挿通孔22aを有している。挿通孔22aは、シールドコネクタ1を壁部10aに固定する際に、ボルトなどの締結部材(図示せず)が挿通される孔である。シールドシェル20は、導電性の金属材料によって形成されている。
コネクタハウジング30は、筒形状を有する絶縁性の部材である。コネクタハウジング30は、電線EWおよび電線EWの末端に接続された端子金具TMを内部に収容する。実施形態のコネクタハウジング30は楕円筒状に形成されている。コネクタハウジング30には、二つの端子金具TMが接続された電線EWが収容される。楕円筒状のコネクタハウジング30を電線EWが挿入された側の開口側から見たときに、端子金具TMが接続された電線EWは、コネクタハウジング30の長辺方向に並ぶように配置されている。実施形態のコネクタハウジング30の内部には、コネクタハウジング30内の空間を二つに仕切る仕切り部分30dが設けられている。仕切り部分30dは、楕円筒状のコネクタハウジング30を開口側から見たときに、コネクタハウジング30の内部の空間を長辺方向において二つに分割している。分割された空間の一方には、二つの電線EWのうちの一方が挿通されており、分割された空間の他方には、二つの電線EWの内の他方が挿通されている。
図4に示すように、コネクタハウジング30は、筒状部21によって覆われている。また、コネクタハウジング30の端部30aは、フランジ部22よりも軸方向に向けて突出している。筐体10は、壁部10aに孔部10bを有しており、端部30aは、孔部10bに挿入されている。コネクタハウジング30は、絶縁性の合成樹脂によって形成されている。
リアホルダ40は、電線EWを保持する部材である。リアホルダ40は、コネクタハウジング30の外形に対応した形状に形成されており、コネクタハウジング30をコネクタハウジング30の外側から覆うように接続される。実施形態においては、壁部10aの孔部10bに挿入される端部30aの部分30aaは、壁部10aから突出しているコネクタハウジング30の部分30ab(壁部10aよりもシールドシェル20側の部分)よりも外形が小さく形成されている。端部30aは、壁部10aから突出している部分30aaと孔部10bに挿入される部分30abとの間に段差部STを有する。リアホルダ40は、孔部10bに挿入される部分30aaに取り付けられ、段差部STまでを覆うように形成されている。
図5に示すように、実施形態のリアホルダ40は、筒状壁部41および壁部42を有する。筒状壁部41は、楕円筒状に形成されており、筒状壁部41の二つの開口のうちの一方は、壁部42によって閉塞されている。壁部42は、電線EWが挿通される挿通孔42aを有する。挿通孔42aは、二つ形成されており、一つの挿通孔42aに一つの電線EWが挿通される。リアホルダ40は、孔部10bに挿入される端部30aの部分を筒状壁部41で覆うように取り付けられる。リアホルダ40は、合成樹脂によって形成されている。
コネクタハウジング30における端部30aの外側面30bには、凹状の係合部30cが形成されている。図4に示すように、リアホルダ40の内壁部には、係止爪43が形成されている。係止爪43は、係止面43aと傾斜面43bとを有する。係止面43aは、壁部42に対向している。傾斜面43bは、係止面43aに対して壁部42側とは反対側に形成されている。傾斜面43bは、リアホルダ40の内壁部から係止面43aの先端にかけて傾斜した面である。リアホルダ40が端部30aに取り付けられる際、係止爪43は、傾斜面43bが端部30aを乗り越えて係合部30cまで到達する。そして、係止爪43は、係合部30cに入り込む。係止面43aは、係合部30cと当接することで、リアホルダ40が端部30aから外れることを規制する。リアホルダ40の壁部42側とは反対側の端部は、壁部10aと端部30aとの間に配置されている。
図2に示すように、シール部材50は、環状の部材である。図4に示すように、シール部材50は、コネクタハウジング30の端部30aが挿通された状態で、フランジ部22と壁部10aとの間に挟み込まれている。シール部材50は、例えば、樹脂によって弾性を有するように形成される。実施形態のシール部材50は、環状のパッキンである。図5に示すように、実施形態のフランジ部22は、壁部10aから離間する方向に向けて凹んだ環状の凹部22bを有している。凹部22bは、コネクタハウジング30の外側面30bを囲むように形成されている。図4に示すように、シール部材50は、凹部22bに配置されている。
実施形態の凹部22bは、第一対向壁面22baおよび第二対向壁面22bbを有する。第一対向壁面22baは、凹部22bにおける壁部10aと対向する面である。実施形態の第一対向壁面22baは、壁部10aに平行な平坦面として形成されている。図5に示すように、端部30a側から見て、第一対向壁面22baは、外側面30bを囲むように環状に形成されている。第二対向壁面22bbは、凹部22bにおけるコネクタハウジング30の外側面30bと対向する面である。第二対向壁面22bbは、環状の第一対向壁面22baの外周側の端部から壁部10aに向けて垂設されている。
壁部10aに取り付けられたシールドコネクタ1において、シール部材50は、コネクタハウジング30の端部30a、第一対向壁面22ba、第二対向壁面22bb、および壁部10aに囲まれた環状の空間に配置される。シールドコネクタ1が壁部10aに取り付けられる際に、シール部材50は、第一対向壁面22baによって壁部10aに向けて押圧されることで、壁部10aに対して密着する。シール部材50が壁部10aに対して密着することで、例えば、フランジ部22と壁部10aとの間から筐体10内に液体が浸入することが規制される。
シール部材50がフランジ部22と壁部10aとの間に挟み込まれていない状態におけるシール部材50の軸方向における厚さは、フランジ部22が壁部10aに固定された状態における第一対向壁面22baと壁部10aとの間の距離よりもやや厚く設定される。また、シール部材50がフランジ部22と壁部10aとの間に挟み込まれていない状態におけるシール部材50の軸方向と直交する方向における厚さは、第二対向壁面22bbと外側面30bとの間の距離と同程度かやや小さく設定される。シール部材50は、フランジ部22が壁部10aに固定される際に、第一対向壁面22baによって壁部10aに向けて押圧されることで押しつぶされ、第一対向壁面22baと壁部10aとの間に収容される。このとき、シール部材50は、第二対向壁面22bbからコネクタハウジング30の外側面30bに向かう方向に膨出し、外側面30bに対して密着する。このとき、シール部材50は、第二対向壁面22bbによって径方向の外側から支持される。つまり、第二対向壁面22bbは、シール部材50が凹部22bの外側に向けて膨出することを規制する。この規制により、径方向の内側(外側面30b側)に向けたシール部材50の膨出度合いを大きくすることができる。
実施形態において、シールドシェル20、コネクタハウジング30、およびアウタハウジング60は、インサート成形によって一体的に形成されている。インサート成形においては、シールドシェル20が挿入された金型内に樹脂が注入されることで、コネクタハウジング30、およびアウタハウジング60が形成される。このとき、注入された樹脂が金型内で固まる際に生じる成形収縮により、シールドシェル20(筒状部21)とコネクタハウジング30との間に隙間が生じることがある。シール部材50が外側面30bに対して密着することで、液体が、筒状部21とコネクタハウジング30との間に生じた隙間から端部30aと孔部10bとの間に浸入することを規制できる。
したがって、実施形態のシールドコネクタ1においては、一つのシール部材50で、二か所の液体の浸入経路RE1,RE2から端部30aと孔部10bとの間に液体が浸入することを規制できる。
実施形態とは別の比較例として、コネクタハウジングにフランジ状の部分を形成し、コネクタハウジングのフランジ状の部分をシールドシェルのフランジ部とシール部材との間に配置する構成が考えられる。この構造では、シールドシェルとコネクタハウジングとの間から浸入してきた液体をシール部材の外側に誘導することができる。シール部材は、コネクタハウジングのフランジ状の部分と固定対象の壁部との間に密着することで、二か所の液体の浸入経路RE1,RE2から筐体内への液体の浸入を規制する。しかし、この場合、コネクタハウジングにフランジ状の部分を形成するため、コネクタハウジングが大きくなる。また、フランジ状の部分を形成する分だけ材料および重量が増加する。本実施形態においては、コネクタハウジング30に上述のフランジ状の部分を形成することなく、シール部材50によって、液体が、二か所の浸入経路RE1,RE2から端部30aと孔部10bとの間に浸入することを規制できる。つまり、コネクタハウジング30を大型化することなく、一つのシール部材50で二か所の浸入経路RE1,RE2からの液体の浸入を規制することができる。
図4に示すように、シール部材50は、第一突起部P1と第二突起部P2を有する。シール部材50において、第一突起部P1は、壁部10aに向けて突起状に突出している部分である。第一突起部P1は、壁部10aの孔部10bを囲むように形成されている。実施形態において、第一突起部P1は、二つ形成されている。二つの第一突起部P1のうち一方の第一突起部P1が孔部10bを囲むように形成されており、他方の第一突起部P1は、一方の第一突起部P1を囲むように形成されている。シール部材50に第一突起部P1を設けることにより、シール部材50の壁部10aに対する密着性を向上させることができる。
シール部材50において、第二突起部P2は、外側面30bに向けて突起状に突出している部分である。実施形態において、第二突起部P2は一つ形成されている。第二突起部P2は、外側面30bを囲むように形成されている。シール部材50に第二突起部P2を設けることにより、シール部材50の外側面30bに対する密着性を向上させることができる。
アウタハウジング60は、筒状部21を囲んで形成されている。アウタハウジング60は、相手方コネクタと嵌合する部分である。アウタハウジング60は、保持構造61を有している。保持構造61は、シールドコネクタ1と相手方コネクタとの間の嵌合状態を完全嵌合状態のまま保持する構造である。ここでは、保持構造61として突起部(いわゆるビーク)が設けられている。保持構造61としての突起部は、係止面61aと傾斜面61bとを有している。傾斜面61bは、壁部10aに向かう方向に沿ってアウタハウジング60の外側面から係止面の先端にかけて傾斜している。相手方コネクタには、保持構造61と対向する保持構造が設けられている。相手方コネクタの保持構造が傾斜面61bを乗り越えることで、シールドコネクタ1と相手方コネクタとが嵌合し、係止面61aによって相手方コネクタの保持構造が係止されることで、相手方コネクタがシールドコネクタ1から外れることが規制される。
以上説明したように、実施形態に係るシールドコネクタ1は、筒状部21と、筒状部21の一端に形成されたフランジ部22とを有し、孔部10bを有する固定対象(筐体10)の壁部10aに対してフランジ部22が固定されるシールドシェル20と、筒状部21によって覆われ、かつ端部30aがフランジ部22よりも軸方向に向けて突出しており、端部30aが孔部10bに挿入されるコネクタハウジング30と、フランジ部22と壁部10aとの間に挟み込まれる環状のシール部材50と、を含み、シール部材50は、壁部10aに向けて押圧されて壁部10aに対して密着し、かつコネクタハウジング30の外側面30bに向けて押圧されて外側面30bに対して密着する。
実施形態に係るシールドコネクタ1においては、シール部材50は、壁部10aに向けて押圧されて壁部10aに対して密着し、かつコネクタハウジング30の外側面30bに向けて押圧されて外側面30bに対して密着する。シール部材50によって、液体が二か所の浸入経路RE1,RE2(フランジ部22と壁部10aとの間、および筒状部21とコネクタハウジング30との間、)から孔部10bに到達することを規制できる。つまり、一つのシール部材50で、液体が二か所の浸入経路RE1,RE2からコネクタハウジング30と孔部10bとの間に到達することを規制できる。この構成により、シールドコネクタ1が固定される筐体10が有する孔部10bと、孔部10bに挿入されたコネクタハウジング30の端部30aとの間に外部から液体が浸入することを規制しつつ、シールドコネクタ1の体格を小型化することができる。
また、液体の浸入経路RE1,RE2ごとにシール部材を設ける構成と比較して、部品点数を削減することができる。また、部品点数を削減することで、シールドコネクタ1の体格を小型化できる。また、部品点数を削減することで、シールドコネクタ1の重量を低減することができる。
実施形態に係るシールドコネクタ1において、フランジ部22は、コネクタハウジング30の外側面30bを囲むように形成され、壁部10aから離間する方向に向けて凹んだ環状の凹部22bを有し、シール部材50は、凹部22bに配置されている。
シール部材50を凹部22bに配置することができるため、筐体10の壁部10aを加工することなく、シール部材50の収容空間を設けることができる。
実施形態に係るシールドコネクタ1において、凹部22bは、コネクタハウジング30の外側面30bと対向する対向壁面(第二対向壁面22bb)を有し、シール部材50は、対向壁面(第二対向壁面22bb)によって径方向の外側から支持される。
第二対向壁面22bbによって、シール部材50が径方向の外側に向けて膨出することが規制される。この規制により、径方向の内側(外側面30b側)に向けたシール部材50の膨出度合いを大きくすることができる。したがって、外側面30bに対するシール部材50の密着性を向上させることができる。
なお、上述の実施形態において、シールドシェル20、コネクタハウジング30、およびアウタハウジング60がインサート成形によって一体的に形成される例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、それぞれ別体として成形されたシールドシェル20、コネクタハウジング30、およびアウタハウジング60を組み付けてもよい。
1 シールドコネクタ
10 筐体
10a 壁部
20 シールドシェル
21 筒状部
22 フランジ部
30 コネクタハウジング
30a 端部
30b 外側面
30c 係合部
30d 仕切り部分
40 リアホルダ
41 筒状壁部
42 壁部
42a 挿通孔
43 係止爪
50 シール部材
60 アウタハウジング
61 保持構造
61a 係止面
61b 傾斜面
P1 第一突起部
P2 第二突起部

Claims (1)

  1. 筒状部と、前記筒状部の一端に形成されたフランジ部とを有し、孔部を有する固定対象の壁部に対して前記フランジ部が固定されるシールドシェルと、
    前記筒状部によって覆われ、かつ端部が前記フランジ部よりも軸方向に向けて突出しており、前記端部が前記孔部に挿入されるコネクタハウジングと、
    前記フランジ部と前記壁部との間に挟み込まれる環状のシール部材と、
    を備え、
    前記シールドシェルと前記コネクタハウジングは一体的に形成されており、
    前記フランジ部は、前記コネクタハウジングの外側面を囲むように形成され、前記壁部から離間する方向に向けて凹んだ環状の凹部を有しており、
    前記凹部は、前記フランジ部が前記壁部に固定された際に前記壁部と対向する第一対向壁面と、前記コネクタハウジングの前記外側面と対向する第二対向壁面とを有しており、
    前記シール部材は、前記壁部に向けて突出している第一突起部、および前記コネクタハウジングの前記外側面に向けて突出している第二突起部を有し、
    前記シール部材は、前記コネクタハウジングと一体的に形成された前記シールドシェルの前記凹部に対して取り付けられ、前記壁部に向けて押圧されて前記壁部に対して密着して前記フランジ部が前記壁部に固定される際に、前記フランジ部の前記第一対向壁面によって前記壁部に向けて押圧されることで前記第一突起部を前記壁部に密着させ、前記第一対向壁面と前記壁部との間に収容されて、前記シール部材は、前記フランジ部の前記第二対向壁面から前記コネクタハウジングの前記外側面に向かう方向に膨出することにより前記コネクタハウジングの前記外側面に向けて押圧されて前記第二突起部を前記外側面に対して密着させ
    前記端部が前記孔部に挿入される方向から見て、前記外側面は、前記孔部の内側に位置する
    ことを特徴とするシールドコネクタ。
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