JP7185584B2 - コネクタ取付構造 - Google Patents

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本発明は、コネクタ取付構造に関する。
従来、コネクタ取付構造として、コネクタを内部と外部とを区画する隔壁に形成された貫通孔に取り付けて、ボルト締結により固定するものがある。例えば、特許文献1では、シールドシェルの機器側の開口縁から径方向外側に張り出して設けられ、機器側のケースにボルト締めを行うことにより機器側コネクタと正規嵌合した状態に至らしめる取付部を有するシールドコネクタが開示されている。
特開2012-238465号公報
ところで、コネクタを隔壁の貫通孔に取り付ける場合、隔壁にコネクタをボルト締結しながら行われることから、締結時のボルトの回転によりコネクタが固定位置からずれて、コネクタと隔壁との間に介在するシール部材が均一に圧縮されないおそれがある。また、コネクタを隔壁に組み付ける際に、シール部材が、隔壁に形成された貫通孔の開口端にひっかかってめくれが生じるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、コネクタを隔壁に取り付ける際のシール部材のめくれを抑制することができるコネクタ取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタ取付構造は、機器の内外を連通する貫通孔が設けられた隔壁と、前記貫通孔と対向し前記隔壁に固定された固定状態において、相手側コネクタと嵌合するコネクタと、前記隔壁と前記コネクタとの間をシールするシール部材と、を備え、前記コネクタは、前記隔壁の外面に固定されるハウジングと、前記ハウジングにおける前記隔壁の外面と対向する対向面から突出し環状に形成され、前記固定状態で前記貫通孔に挿入される環状挿入部と、前記対向面から突出し前記環状挿入部の外周に沿った形状を有し、かつ前記環状挿入部の外周に少なくとも1以上配置された挿入ガイド部と、を有し、前記シール部材は、前記環状挿入部の外周に接触して配置され、前記対向面からの前記貫通孔への挿入方向の長さが、前記環状挿入部の前記挿入方向の長さより短く形成され、前記隔壁は、外面に前記挿入ガイド部が挿入されるガイド溝を有し、前記挿入ガイド部は、前記対向面から前記挿入方向の長さが、前記シール部材の挿入方向の長さより長く形成され、前記環状挿入部が前記貫通孔に挿入される前に前記ガイド溝に挿入されることを特徴とする。
上記コネクタ取付構造において、前記挿入ガイド部は、前記環状挿入部の全周を囲んで形成され、前記ガイド溝は、前記挿入ガイド部に合わせて前記貫通孔の全周を囲んで形成されるものである。
本発明に係るコネクタ取付構造によれば、コネクタを隔壁に取り付ける際のシール部材のめくれを抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタ取付構造が適用されたワイヤハーネスを搭載する車両の概略構成を示す模式図である。 図2は、実施形態に係るコネクタ取付構造の斜視図である。 図3は、実施形態におけるオスコネクタのアウターハウジングの分解斜視図である。 図4は、実施形態に係るコネクタ取付構造の分解斜視図である。 図5は、実施形態に係るコネクタ取付構造の分解斜視図である。 図6は、実施形態に係るコネクタ取付構造の部分断面図である。 図7は、実施形態に係るコネクタ取付構造の部分断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るコネクタ取付構造が適用されたワイヤハーネスを搭載する車両の概略構成を示す模式図である。図2は、実施形態に係るコネクタ取付構造の斜視図である。図3は、実施形態におけるオスコネクタのアウターハウジングの分解斜視図である。図4は、実施形態に係るコネクタ取付構造の分解斜視図である。図5は、実施形態に係るコネクタ取付構造の分解斜視図である。図6は、実施形態に係るコネクタ取付構造の部分断面図である。図7は、実施形態に係るコネクタ取付構造の部分断面図である。なお、各図においては、ワイヤハーネスWH1,WH2を省略あるいは簡略化して図示する。図2及び図4~図7においては、隔壁は全部ではなく一部を図示する。図6は、隔壁に対してコネクタが挿入された状態を示す。図7は、隔壁に対してコネクタが挿入される前の状態を示す。
ここで、図2~図7における各図のX方向は、本実施形態におけるコネクタ取付構造1における挿抜方向である。特に、X1方向は抜去方向であり、外部側である。X2方向は挿入方向であり、内部側である。Y方向は、本実施形態におけるコネクタ取付構造1における幅方向であり、挿抜方向と直交する方向である。Z方向は、本実施形態におけるコネクタ取付構造1における上下方向であり、挿抜方向及び幅方向と直交する方向である。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、上下方向は鉛直方向に限られない。
図1、図2に示す本実施形態におけるコネクタ取付構造1は、例えば、電気自動車等の車両Vに搭載されるワイヤハーネス等に適用される。コネクタ取付構造1は、例えば、筐体Hの一部を構成する隔壁2を介して2つのワイヤハーネスWH1,WH2を電気的に接続するものである。筐体Hは、例えば、車両Vの底面に配置され、内部にバッテリBAT(電池パック)を収容するものである。ワイヤハーネスWH1は、一方の端部にオスコネクタ3が設けられており、他方の端部にバッテリBATが接続されている。オスコネクタ3は、筐体Hの一部を構成する隔壁2に取り付けられている。ワイヤハーネスWH1は、筐体Hの内部に配置されたバッテリBATに電気的に接続されている。ワイヤハーネスWH2は、一方の端部にメスコネクタ5が設けられており、他方の端部にコネクタ6が設けられている。コネクタ6は、車両Vに搭載されたインバータINVに嵌合される。ワイヤハーネスWH2は、コネクタ6を介してインバータINVに電気的に接続される。本実施形態では、コネクタ6がインバータINVに嵌合された状態において、オスコネクタ3とメスコネクタ5とが相互に嵌合することでワイヤハーネスWH1とワイヤハーネスWH2とが接続し、インバータINVとバッテリBATとが電気的に接続される。
ここでメスコネクタ5は、相手側コネクタであり、複数のメス端子(不図示)を収容するものである。メスコネクタ5は、後述するオスコネクタ3と嵌合することにより、隔壁2に形成された貫通孔2aを介して、メス端子とオスコネクタ3に収容されたオス端子(不図示)とを電気的に接続するものである。各メス端子は、ワイヤハーネスWH2の一部を構成する電線(不図示)の導体と電気的に接続されている。
本実施形態におけるコネクタ取付構造1では、オスコネクタ3とメスコネクタ5とが相互に嵌合し、コネクタ接合されることで、それぞれに収容されたオス端子と、メス端子とが電気的に接続され、相互間に電気的な接続部位が形成される。コネクタ取付構造1は、隔壁2と、オスコネクタ3と、シール部材4とを含んで構成される。
隔壁2は、筐体Hの内部と外部とを区画するものである。隔壁2は、図4に示すように、貫通孔2aと、固定孔2bと、外面2cと、内面2dと、ガイド溝2eとが形成されている。
貫通孔2aは、隔壁2の外面2cと内面2dとを貫通するものであり、後述するオスコネクタ3におけるインナーハウジング31が挿入されるものである。本実施形態における貫通孔2aは、筐体Hの内外を連通するものである。本実施形態における貫通孔2aは、挿抜方向から見た場合に、長孔に形成されている。
固定孔2bは、固定部材が固定される孔であり、外面2cに形成されるものである。本実施形態における固定孔2bは、幅方向において、貫通孔2aを挟んで2つ形成されており、内面2dまで貫通していないねじ孔であり、固定部材としてボルト100が螺合するものである。
ガイド溝2eは、後述するオスコネクタ3の挿入ガイド部324が挿入される孔であり、外面2cに形成されるものである。本実施形態におけるガイド溝2eは、挿入ガイド部324に合わせて貫通孔2aの全周を囲んで形成される。ガイド溝2eは、貫通孔2aの内壁面に沿って、かつ貫通孔2aの近傍に形成される。本実施形態のガイド溝2eは、挿入方向から見た場合に、楕円状に形成されている。ガイド溝2eは、隔壁2の幅方向と直交する2箇所が、それぞれ貫通孔2aと固定孔2bとの間に形成される。
オスコネクタ3は、複数のオス端子(不図示)を収容するものである。オスコネクタ3は、貫通孔2aと対向し隔壁2に固定された固定状態において、メスコネクタ5と嵌合するものである。本実施形態におけるオスコネクタ3は、インナーハウジング31と、アウターハウジング32とを有する。
インナーハウジング31は、オス端子が収容されるキャビティを形成するものである。本実施形態におけるインナーハウジング31は、インナーハウジング本体部34と、端子カバー部35とを有する。インナーハウジング本体部34は、絶縁性の樹脂材料で筐体状に成形され、オス端子を内方側で保持するものである。インナーハウジング本体部34は、挿抜方向の両端を開口させた筒状を有する。端子カバー部35は、オス端子を保護するものである。本実施形態における端子カバー部35は、インナーハウジング本体部34とは別部材であり、収容状態においてインナーハウジング本体部34から外部に露出している各オス端子の先端部を囲うものである。
アウターハウジング32は、図2、図4に示すように、隔壁2の外面2cに固定されるものである。また、アウターハウジング32は、インナーハウジング31を内部に収容した収容状態において、メスコネクタ5と係合するものである。アウターハウジング32は、基部321と、つば部322と、環状挿入部323(図3参照)と、挿入ガイド部324とを有する。
基部321は、挿抜方向から見た場合に、長方形状に形成されており、挿抜方向において外部と連通するハウジング収容空間部32aが形成されている。ハウジング収容空間部32aは、インナーハウジング31をアウターハウジング32の内部に収容するものである。
つば部322は、アウターハウジング32が隔壁2に対して固定された固定状態において、隔壁2の外面2cよりも外部側に位置するものである。つば部322は、基部321の挿入方向側端部から突出して形成されており、シール用溝部32b及び挿入孔32cが形成されている(図6、図7参照)。シール用溝部32bは、シール部材4を挿入することで、アウターハウジング32に対してシール部材4を保持するものである。本実施形態におけるシール用溝部32bは、挿抜方向から見た場合において、ハウジング収容空間部32aを囲うリング状に形成されている。挿入孔32cは、各固定孔2bにそれぞれ対応するものであり、つば部322に対して幅方向において一対形成されている。一対の挿入孔32cは、挿抜方向においてつば部322を貫通して形成されている。ここで、アウターハウジング32は、各挿入孔32cにそれぞれ挿入されたボルト100が各固定孔2bに対して固定されることで、隔壁2の外部側において隔壁2に固定される。アウターハウジング32が隔壁2に固定された固定状態においては、貫通孔2aとハウジング収容空間部32aとが連通するので、貫通孔2aを介して、隔壁2の内部側からインナーハウジング31をアウターハウジング32の内部に収容することができる。
環状挿入部323は、アウターハウジング32における隔壁2の外面2cと対向する対向面32dから突出し環状に形成されている。つまり、環状挿入部323は、アウターハウジング32の挿入方向の端部から挿入方向に向けて突出して形成される。環状挿入部323は、上記固定状態で貫通孔2aに挿入されるものである。環状挿入部323は、シール用溝部32bの内周側に形成される。つまり、環状挿入部323は、シール用溝部32bにシール部材4が挿入された状態で、貫通孔2aに挿入される。環状挿入部323は、上記固定状態において、外周面がシール部材4を挟んで貫通孔2aの内壁面と対向する。環状挿入部323の内方側には、オス端子付き電線等が挿通される。
挿入ガイド部324は、対向面32dから突出し環状挿入部323の外周に沿った形状を有する。本実施形態における挿入ガイド部324は、環状挿入部323の外周に配置されている。本実施形態における挿入ガイド部324は、対向面32dから挿入方向(X2方向)の長さが、シール部材4の挿入方向の長さより長い。挿入ガイド部324は、対向面32dから挿入方向(X2方向)の長さが、シール部材4の挿入方向の長さと同じであってもよい。挿入ガイド部324は、環状挿入部323の全周を囲んで形成されている。挿入ガイド部324は、環状挿入部323が貫通孔2aに挿入される前にガイド溝2eに挿入される。つまり、挿入ガイド部324は、対向面32dから挿入方向の長さが、環状挿入部323の挿入方向の長さより長く形成されることが好ましい。
シール部材4は、図3、図6、図7に示すように、隔壁2とオスコネクタ3との間をシールするものである。具体的には、シール部材4は、隔壁2とアウターハウジング32との間をシールするものである。シール部材4は、例えば、弾性を有する部材、例えばゴム部材等により形成される。シール部材4は、挿抜方向から見た場合において、開口部4aを有する環状に形成されている。シール部材4は、アウターハウジング32のシール用溝部32bに挿入された挿入状態において、シール用溝部32bよりも外部側に突出して形成されている。つまり、シール部材4は、挿入状態において、つば部322の外部側の面よりも外部側に突出する。従って、シール部材4は、アウターハウジング32が隔壁2の外面側において隔壁2に固定されると、アウターハウジング32と、隔壁2との間をシールすることで、貫通孔2aとハウジング収容空間部32aとの間から液体が浸入することを規制することができる。本実施形態におけるシール部材4は、環状挿入部323の外周に接触して配置され、対向面32dからの貫通孔2aへの挿入方向の長さが、環状挿入部323の挿入方向の長さより短い。
次に、コネクタ取付構造1における隔壁2へのオスコネクタ3の取付け方法について説明する。まず、作業者は、予めオスコネクタ3のアウターハウジング32のシール用溝部32bに対してシール部材4を挿入しておく。また、作業者は、インナーハウジング31の各キャビティに対してワイヤハーネスWH1の一部として構成された各オス端子を挿入し、インナーハウジング本体部34に対して端子カバー部35を組み付けておく。つまり、オスコネクタ3は、予めアウターハウジング32を除き、ワイヤハーネスWH1の一部を構成する状態としておく。
次に、作業者は、図4に示すように、アウターハウジング32を隔壁2の外部側にて、挿抜方向において、貫通孔2aとハウジング収容空間部32aとが対向するように配置する。次に、作業者は、隔壁2に対して、アウターハウジング32を挿入方向(同図矢印A)に向かって移動させる。作業者は、隔壁2に対して、アウターハウジング32を相対移動させながら、ガイド溝2eに挿入ガイド部324を挿入する(図7参照)。このとき、アウターハウジング32の挿入孔32cが隔壁2の固定孔2bに対して挿抜方向において対向する。次に、作業者は、ボルト100を挿入孔32cに挿入し、ボルト100を固定孔2bに螺合することで、環状挿入部323が完全に貫通孔2aに挿入され、環状挿入部323の外周面がシール部材4を介して貫通孔2aの内壁面と対向する状態となり、アウターハウジング32が隔壁2に固定される(図6参照)。これにより、アウターハウジング32は、隔壁2に対してシール部材4を介在させて固定される。ハウジング収容空間部32aは、シール部材4によりシールされた状態で、貫通孔2aと連通する。
次に、作業者は、図5に示すように、インナーハウジング31を隔壁2の内部側にて、挿抜方向において、貫通孔2aと対向するように配置する。次に、作業者は、隔壁2に対して、インナーハウジング31を挿入方向(同図矢印B)に向かって移動させ、貫通孔2aを通過させることで、ハウジング収容空間部32aに挿入する。このとき、係止爪36(図5参照)が係止受け(不図示)に対して係止され、アウターハウジング32に対してインナーハウジング31が係止される。これにより、オス端子がキャビティに収容された状態で、インナーハウジング31を隔壁2の内部側からアウターハウジング32の内部に収容する。
以上のように、本実施形態におけるコネクタ取付構造1は、アウターハウジング32の環状挿入部323の外周に配されたシール部材4が隔壁2の貫通孔2aに挿入される前に、挿入ガイド部324がガイド溝2eに挿入されることで、隔壁2に対するオスコネクタ3の挿抜方向と直交する方向における位置決めを行うことができる。したがって、貫通孔2aに対して環状挿入部323が正しい位置で対向し挿入されるので、オスコネクタ3を隔壁2に取り付ける際に、シール部材4の挿入方向の先端が貫通孔2aの開口端に引っ掛かることで生じるシール部材4のめくれを抑制することができる。
また、本実施形態におけるコネクタ取付構造1は、挿入ガイド部324が、環状挿入部323の外周に沿った形状を有し、環状挿入部323の外周に配置されており、対向面3dから挿入方向の長さが、シール部材4の挿入方向の長さより長く形成される。シール部材4は、環状挿入部323の外周に接触して配置され、対向面32dからの貫通孔2aへの挿入方向の長さが、環状挿入部323の挿入方向の長さより短く形成される。したがって、シール部材4が挿入ガイド部324により覆われているので、アウターハウジング32の搬送時に、例えば他の部品等に接触してシール部材4が傷つくことが低減され、シール部材4のシール性(防水性)の低下を抑制することができる。
また、本実施形態におけるコネクタ取付構造1は、挿入ガイド部324が、環状挿入部323の全周を囲んで形成され、ガイド溝2eは、挿入ガイド部324に合わせて貫通孔2aの全周を囲んで形成される。これにより、シール部材4をより効果的に保護することが可能となる。
なお、上記実施形態では、挿入ガイド部324は、環状挿入部323の外周に沿って、当該環状挿入部323の全周を囲んで形成されているが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、端子カバー部35をインナーハウジング本体部34と別部材としてが、これに限定されるものではない。端子カバー部35は、インナーハウジング本体部34と一体であってもよい。
また、上記実施形態では、ワイヤハーネスWH1にはバッテリBATが接続され、ワイヤハーネスWH2にはインバータINVが接続されているがこれに限定されるものではない。例えば、バッテリBATが車両Vにおけるドアの内部に配置されるモータやセンサであってもよいし、インバータINVが車両Vの内部に配置され、これらを制御するECU(電子制御装置)であってもよい。
1 コネクタ取付構造
2 隔壁
2a 貫通孔
2b 固定孔
2c 外面
2d 内面
2e ガイド溝
3 オスコネクタ
321 基部
322 つば部
323 環状挿入部
324 挿入ガイド部
4 シール部材
4a 開口部
31 インナーハウジング
32 アウターハウジング
32a ハウジング収容空間部
32b シール用溝部
32c 挿入孔
32d 対向面
34 インナーハウジング本体部
35 端子カバー部
V 車両
WH1,WH2 ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. 機器の内外を連通する貫通孔が設けられた隔壁と、
    前記貫通孔と対向し前記隔壁に固定された固定状態において、相手側コネクタと嵌合するコネクタと、
    前記隔壁と前記コネクタとの間をシールするシール部材と、
    を備え、
    前記コネクタは、
    前記隔壁の外面に固定されるハウジングと、
    前記ハウジングにおける前記隔壁の外面と対向する対向面から突出し環状に形成され、前記固定状態で前記貫通孔に挿入される環状挿入部と、
    前記対向面から突出し前記環状挿入部の外周に沿った形状を有し、かつ前記環状挿入部の外周に少なくとも1以上配置された挿入ガイド部と、
    を有し、
    前記シール部材は、
    前記環状挿入部の外周に接触して配置され、前記対向面からの前記貫通孔への挿入方向の長さが、前記環状挿入部の前記挿入方向の長さより短く形成され、
    前記隔壁は、
    外面に前記挿入ガイド部が挿入されるガイド溝を有し、
    前記挿入ガイド部は、
    前記対向面から前記挿入方向の長さが、前記シール部材の前記挿入方向の長さより長く形成され、
    前記環状挿入部が前記貫通孔に挿入される前に前記ガイド溝に挿入される
    ことを特徴とするコネクタ取付構造。
  2. 前記挿入ガイド部は、
    前記環状挿入部の全周を囲んで形成され、
    前記ガイド溝は、
    前記挿入ガイド部に合わせて前記貫通孔の全周を囲んで形成される
    請求項1に記載のコネクタ取付構造。
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