JP7121474B2 - 肘掛け装置 - Google Patents
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- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/03—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
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Description
「肘支柱の上端に設けたベースと、前記ベースに取り付けた肘当てと、を備え、
前記ベースは上向きに突出した円形のボス体を有している一方、
前記肘当ては、前記ボス体に水平旋回自在に嵌まった肘当て本体と、前記肘当て本体を上から覆う肘当て上部材とを有しており、
前記肘当て本体は、前記ボス体に水平旋回不能で抜け不能に保持された押さえ部材により、前記肘当て本体と一体に水平旋回する中間部材を介して、前記ボス体から抜け不能に保持されている」
という基本構成である。
「前記中間部材は、前記ボス体が下方から挿入される円形の貫通穴と、前記貫通穴の外側に位置して当該貫通穴と連通した真円形の段部と、を有し、
前記押さえ部材は、前記中間部材に嵌入する筒部と、前記筒部の上端に一体に設けたフランジ部とを有して、前記筒部の下端部に、前記中間部材の段部にガタ付きなく嵌まり合う真円形の小径部が形成されており、
前記押さえ部材の筒部と前記中間部材とに、前記肘当てが弾性に抗して水平旋回することを許容しつつ前記肘当てを所望の平面視姿勢に保持する平面視姿勢保持手段が設けられ、
前記押さえ部材のフランジ部と前記中間部材とに、前記肘当ての最大旋回角度を規制する旋回角度規制手段が設けられて、
前記押さえ部材の小径部と前記中間部材の段部とがガタ付きなく嵌まり合っていることにより、前記肘当ては、前記ボス体に対する前記押さえ部材における筒部と前記中間部材との嵌まり合いを介してガタ付きなく水平旋回するようになっている」
という構成になっている。
「前記押さえ部材における筒部の外周に、前記平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部が周方向に広がるように形成されている一方、
前記中間部材には、前記平面視姿勢保持手段として、前記凹凸部に当接する係合体が弾性的に付勢された状態で設けられている」
という構成になっている。
「前記押さえ部材のフランジ部に、前記旋回角度規制手段として、平面視で前記中間部材に重なった状態で軸心から遠ざかる方向に突出したストッパー部を形成している一方、
前記中間部材に、前記旋回角度規制手段として、前記ストッパー部が当たって前記押さえ部材の水平旋回を規制する一対のストッパー受け部が形成されている」という構成になっている。
「前記中間部材には、前記押さえ部材のフランジ部が入り込んだ上向き開口のアッパー凹所が形成されており、前記アッパー凹所に、前記係合体とこれを付勢する弾性体とが配置されており、かつ、前記アッパー凹所のうち前記一対のストッパーの旋回方向と対向した一対の内側面が前記ストッパー受け部になっている」
という構成になっている。
「前記肘当て本体には、前記中間部材として、前記肘当て本体と相対的にスライド自在なスライド補助体を重ね配置しており、前記スライド補助体に前記アッパー凹所が形成されていて、前記アッパー凹所に、下向きに開口しかつ前記押さえ部材の筒部が貫通した中心穴を有する姿勢保持体が配置されており、前記姿勢保持体の下向き開口凹所に、前記係合体と弾性体とが収納されている」
という構成になっている。
また、押さえ部材の小径部を中間部材の段部にきっちり嵌め合わせできるため、平面視姿勢保持機能や旋回角度軌跡機能を保持しつつ、肘当てをガタ付きなく水平旋回させることができる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の肘掛け装置は、オフィスで多用されている回転椅子に装着している。すなわち、椅子は、座1と脚装置2と背もたれ3と後傾自在な背フレーム4とを備えており、背フレーム4に背もたれ3が取付けられている。そして、本実施形態では、肘掛け装置は、背フレーム4の前部に取り付けている。なお、脚装置は複数のキャスタを備えているが、キャスタは1つしか表示していない。
次に、第1実施形態に係る肘当て9の構造を説明する。図4,5に示すように、肘当て9は、外観を構成する前後長手の部材として、肘当て本体24と肘当て上部材25とを有しており、肘当て上部材25にはエラストマー等の軟質材からなるパッド材26を装着している。肘当て本体24は上向きに開口した形態である一方、肘当て上部材25は外周部に下向き壁を設けた浅いトレー状の形態であり、図6に一部を示すように、両者は、係合爪27と係合穴28との係合によって一体に連結されている。
既述のとおり、肘当て本体24には、前後スライド(長手方向のスライド)を許容するための長穴34が空いているが、例えば、図7(B)に示すように、肘当て本体24の下面に、下向きリブ47で囲われた下向き凹所48を形成して、この下向き凹所48に、既述の上カバー板35と下カバー板36とが、それぞれ長手方向に相対動し得るように配置されている。従って、上下カバー板35,36の長さは凹所48の長さよりも短くなっており、かつ、上カバー板35は下カバー板36よりも短くなっている。
既述のとおり、肘当て本体24は上向きに開口しており、例えば図8,9に示すように、肘当て本体24の内部に平面視小判形のスライド補助体37が配置されている。スライド補助体37はボス体33に嵌まっているので、肘当て本体24は、スライド補助体37にガイドされてその長手方向にスライドする。また、スライド補助体37と肘当て本体24とは、一緒に水平旋回する。従って、スライド補助体37と肘当て本体24とは、相対回動は不能で相対スライドは自在な関係になっている。
次に、当て9の平面視姿勢保持手段を、主として図9,10を参照して説明する。既述のとおり、スライド補助体37のアッパー凹所38に姿勢保持体39が上から嵌め入れられていて、姿勢保持体39には、押さえ部材41の筒部42aが上から嵌まる中心穴40が空いている。
また、スライド補助体37の側の平面視姿勢保持手段としては、ゴム状の弾性体64に代えてコイルばねを採用したり、弾性手段として板ばねを採用してこれに係合部を一体に形成したり、或いは、凹凸部66に係合する樹脂ばね状の係合部を一体に形成するなど、様々な構造を採用できる。
既述のとおり、肘当て9は90度程度の角度範囲で水平旋回させることができるが、本実施形態では、肘当て9の旋回角度規制機能は、押さえ部材41とスライド補助体37とが担っている。この点を、図6及び図11を参照して説明する。
8 ベース
24 肘当て本体
25 肘当て上部材
33 ボス体
34 肘当て本体の長穴
37 中間部材としてのスライド補助体
37a 段部
38 アッパー凹所
38a ストッパー受け部とする長手内側面
39 中間部材としての姿勢保持体
41 押さえ部材
42a 筒部
42b フランジ部
42c 小径部
64 平面視姿勢保持手段を構成する弾性体
65 平面視姿勢保持手段を構成する係合体
66 平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部
67 旋回角度規制手段を構成するストッパー部
Claims (5)
- 肘支柱の上端に設けたベースと、前記ベースに取り付けた肘当てと、を備え、
前記ベースは上向きに突出した円形のボス体を有している一方、
前記肘当ては、前記ボス体に水平旋回自在に嵌まった肘当て本体と、前記肘当て本体を上から覆う肘当て上部材とを有しており、
前記肘当て本体は、前記ボス体に水平旋回不能で抜け不能に保持された押さえ部材により、前記肘当て本体と一体に水平旋回する中間部材を介して、前記ボス体から抜け不能に保持されている、という構成であって、
前記中間部材は、前記ボス体が下方から挿入される円形の貫通穴と、前記貫通穴の外側に位置して当該貫通穴と連通した真円形の段部と、を有し、
前記押さえ部材は、前記中間部材に嵌入する筒部と、前記筒部の上端に一体に設けたフランジ部とを有して、前記筒部の下端部に、前記中間部材の段部にガタ付きなく嵌まり合う真円形の小径部が形成されており、
前記押さえ部材の筒部と前記中間部材とに、前記肘当てが弾性に抗して水平旋回することを許容しつつ前記肘当てを所望の平面視姿勢に保持する平面視姿勢保持手段が設けられ、
前記押さえ部材のフランジ部と前記中間部材とに、前記肘当ての最大旋回角度を規制する旋回角度規制手段が設けられて、
前記押さえ部材の小径部と前記中間部材の段部とがガタ付きなく嵌まり合っていることにより、前記肘当ては、前記ボス体に対する前記押さえ部材における筒部と前記中間部材との嵌まり合いを介してガタ付きなく水平旋回するようになっている、
肘掛け装置。 - 前記押さえ部材における筒部の外周に、前記平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部が周方向に広がるように形成されている一方、
前記中間部材には、前記平面視姿勢保持手段として、前記凹凸部に当接する係合体が弾性的に付勢された状態で設けられている、
請求項1に記載した肘掛け装置 - 前記押さえ部材のフランジ部に、前記旋回角度規制手段として、平面視で前記中間部材に重なった状態で軸心から遠ざかる方向に突出したストッパー部を形成している一方、
前記中間部材に、前記旋回角度規制手段として、前記ストッパー部が当たって前記押さえ部材の水平旋回を規制する一対のストッパー受け部が形成されている、請求項1又は2に記載した肘掛け装置。 - 前記中間部材には、前記押さえ部材のフランジ部が入り込んだ上向き開口のアッパー凹所が形成されており、前記アッパー凹所に、前記係合体とこれを付勢する弾性体とが配置されており、かつ、前記アッパー凹所のうち前記一対のストッパーの旋回方向と対向した一対の内側面が前記ストッパー受け部になっている、
請求項2又は3に記載した肘掛け装置。 - 前記肘当て本体には、前記中間部材として、前記肘当て本体と相対的にスライド自在なスライド補助体を重ね配置しており、
前記スライド補助体に前記アッパー凹所が形成されていて、前記アッパー凹所に、下向きに開口しかつ前記押さえ部材の筒部が貫通した中心穴を有する姿勢保持体が配置されており、前記姿勢保持体の下向き開口凹所に、前記係合体と弾性体とが収納されている、
請求項4に記載した肘掛け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017169671A JP7121474B2 (ja) | 2017-09-04 | 2017-09-04 | 肘掛け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017169671A JP7121474B2 (ja) | 2017-09-04 | 2017-09-04 | 肘掛け装置 |
Publications (2)
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JP2019042222A JP2019042222A (ja) | 2019-03-22 |
JP7121474B2 true JP7121474B2 (ja) | 2022-08-18 |
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ID=65813279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017169671A Active JP7121474B2 (ja) | 2017-09-04 | 2017-09-04 | 肘掛け装置 |
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Citations (3)
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JP2008194126A (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Okamura Corp | 椅子の肘掛装置 |
JP2008535595A (ja) | 2005-04-13 | 2008-09-04 | ボック 1 ゲーエムベーハー アンド コー コマンデイトゲイトゼルシャフト | 特にオフィス椅子用の肘掛け |
US20110248543A1 (en) | 2010-04-13 | 2011-10-13 | William Hitchcock | Adjustable armrest |
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2017
- 2017-09-04 JP JP2017169671A patent/JP7121474B2/ja active Active
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JP2008194126A (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Okamura Corp | 椅子の肘掛装置 |
US20110248543A1 (en) | 2010-04-13 | 2011-10-13 | William Hitchcock | Adjustable armrest |
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