JP7121474B2 - 肘掛け装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、可動式の肘掛け装置に関するものである。
肘掛け装置には肘当てが固定されたタイプと可動式のタイプとがあり、可動式の肘掛け装置では、肘当てが前後スライドするするタイプ、肘当てが前後動に加えて水平旋回するタイプ、肘当てが前後スライドに加えて左右スライドするタイプ、肘当てが前後スライドに加えて水平旋回及び左右スライドするタイプがある。また、可動式の肘掛け装置では、一般に肘当ては高さ調節も可能になっている。
例えば、肘当てが水平旋回自在となるようにベースに取付けられている肘掛け装置の場合、肘当てを所望の平面視姿勢に保持する平面姿勢保持手段が必要である。また、肘当ての最大旋回角度を規制する手段も必要である。
そして、特許文献1には、肘当てが水平旋回のみするタイプにおいて、ベースのボス体(支軸)に支持筒を回転不能に取付けて、この支持筒に肘当て基板(肘当て本体)を回転自在に嵌め込み、支持筒と肘当て基板との間で、肘当ての水平姿勢保持と旋回角度規制とを行うことが開示されている。
肘当ての水平姿勢保持について更に述べると、この特許文献1では、支持筒の外周面に停止溝を周方向に沿って複数形成する一方、肘当て基板に、支持筒に向けて開口した切欠きを有する上向きの凹所を形成し、この切欠きには係止ピンを嵌め入れて、凹所には、係止ピンを支持筒に向けて付勢するゴムを収納している。
特許第4373184号公報
特許文献1では、細い支持筒に肘当ての平面視姿勢保持機能と旋回角度規制機能とを持たせているため、部材は複雑になる傾向を呈して、製造が面倒になったり、強度面で不安が出たりすることが懸念される。
また、特許文献1では、肘当て基板に形成した上向きの凹所にゴム及び係止ピンを上から収納して、これらを押さえ部材で上から覆って抜け止めしているが、ゴム及び係止ピンを肘当て基板に装着すると、肘当てが前後スライドするタイプには適用できない問題もある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明の肘掛け装置は、
「肘支柱の上端に設けたベースと、前記ベースに取り付けた肘当てと、を備え、
前記ベースは上向きに突出した円形のボス体を有している一方、
前記肘当ては、前記ボス体に水平旋回自在に嵌まった肘当て本体と、前記肘当て本体を上から覆う肘当て上部材とを有しており、
前記肘当て本体は、前記ボス体に水平旋回不能で抜け不能に保持された押さえ部材により、前記肘当て本体と一体に水平旋回する中間部材を介して、前記ボス体から抜け不能に保持されている」
という基本構成である。
そして、請求項1の発明は、上記基本構成において、
前記中間部材は、前記ボス体が下方から挿入される円形の貫通穴と、前記貫通穴の外側に位置して当該貫通穴と連通した真円形の段部と、を有し、
前記押さえ部材は、前記中間部材に嵌入する筒部と、前記筒部の上端に一体に設けたフランジ部とを有して、前記筒部の下端部に、前記中間部材の段部にガタ付きなく嵌まり合う真円形の小径部が形成されており、
前記押さえ部材の筒部と前記中間部材とに、前記肘当てが弾性に抗して水平旋回することを許容しつつ前記肘当てを所望の平面視姿勢に保持する平面視姿勢保持手段が設けられ、
前記押さえ部材のフランジ部と前記中間部材とに、前記肘当ての最大旋回角度を規制する旋回角度規制手段が設けられて、
前記押さえ部材の小径部と前記中間部材の段部とがガタ付きなく嵌まり合っていることにより、前記肘当ては、前記ボス体に対する前記押さえ部材における筒部と前記中間部材との嵌まり合いを介してガタ付きなく水平旋回するようになっている
という構成になっている。
請求項1の発明は、様々に具体化できる。その例として請求項2では、
「前記押さえ部材における筒部の外周に、前記平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部が周方向に広がるように形成されている一方、
記中間部材には、前記平面視姿勢保持手段として、前記凹凸部に当接する係合体が弾性的に付勢された状態で設けられている」
という構成になっている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、
「前記押さえ部材のフランジ部に、前記旋回角度規制手段として、平面視で前記中間部材に重なった状態で軸心から遠ざかる方向に突出したストッパー部を形成している一方、
記中間部材に、前記旋回角度規制手段として、前記ストッパー部が当たって前記押さえ部材の水平旋回を規制する一対のストッパー受け部が形成されている」という構成になっている。
請求項4の発明は、請求項2又は3において、
「前記中間部材には、前記押さえ部材のフランジ部が入り込んだ上向き開口のアッパー凹所が形成されており、前記アッパー凹所に、前記係合体とこれを付勢する弾性体とが配置されており、かつ、前記アッパー凹所のうち前記一対のストッパーの旋回方向と対向した一対の内側面が前記ストッパー受け部になっている」
という構成になっている。
請求項5の発明は請求項4を具体化したもので、この発明では、
前記肘当て本体には、前記中間部材として、前記肘当て本体と相対的にスライド自在なスライド補助体を重ね配置しており、前記スライド補助体に前記アッパー凹所が形成されていて、前記アッパー凹所に、下向きに開口しかつ前記押さえ部材の筒部が貫通した中心穴を有する姿勢保持体が配置されており、前記姿勢保持体の下向き開口凹所に、前記係合体と弾性体とが収納されている
という構成になっている。
本願発明では、押さえ部材が肘当て本体の水平旋回姿勢保持手段と旋回角度規制手段との部材を兼用しているが、押さえ部材は、特許文献の支持筒に比べて大きさについての制限は遥かに少なく、特許文献の支持筒よりも遥かに大きい寸法に設定できる。従って、設計の自由性は格段に高くなる。
また、押さえ部材の寸法を大きくできることから、ストッパー部などに作用するモーメントを抑制できるため、部材の耐久性向上にも貢献できる。更に、肘当て本体の抜け止めのために必要な押さえ部材を利用して肘当て本体の水平姿勢保持と旋回角度規制とを行うものであるため、部材点数を増加させる必要はなく、それだけコストを抑制できる。
また、平面視姿勢保持手段と旋回角度規制手段とは高さを変えて形成されているため、それら平面視姿勢保持手段と旋回角度規制手段とは、軸心を挟んだ両側に一対ずつ形成することができる。このため、平面視姿勢保持手段については、偶力を利用して肘当てをスムースに作動させることができる一方、旋回角度規制手段については、回転モーメントを分散して部材の強度を向上できる。
また、押さえ部材の小径部を中間部材の段部にきっちり嵌め合わせできるため、平面視姿勢保持機能や旋回角度軌跡機能を保持しつつ、肘当てをガタ付きなく水平旋回させることができる。
平面視姿勢保持手段は様々な態様を採用できるが、請求項2の構成を採用すると、係合体と弾性体とを広いスペースに配置できるため、設計の自由性を向上できる(筒部の強度低下を防止できる。)。
旋回角度規制手段も様々に具体化できるが、請求項3の構成を採用すると、軸心からストッパー部までの距離を大きくできるため、肘当ての旋回によるモーメントに対して強く抗することができて、堅牢性を向上できる利点がある。
請求項4の構成を採用すると、アッパー凹所を利用して平面視姿勢保持手段と旋回角度規制手段とを構成できるため、構造を簡単化して、全体をコンパクト化することができる。
請求項5のようにスライド補助体を採用すると、肘当てに、長手方向のスライドと水平旋回との両方の動きを付与できるため、使用者のニーズに応えて商品価値を向上できる。また、請求項4においては、中間部材のアッパー凹所に係合体と弾性体とを直接に配置することも可能であるが、請求項5のように、スライド補助体と一体になって中間部材を成す姿勢保持体を介して係合体及び弾性体を配置すると、肘掛け装置の組み立てに際して、スライド補助体と係合体と弾性体と姿勢保持体と押さえ部材とを1つにユニット化しておけるため、小さい部材の散逸を防止して、組み立て作業の手間を軽減することができる。
また、スライド補助体に加工誤差があっても、係合体と凹凸部との係合関係には影響しないため、品質の安定化にも貢献できる。
実施形態の肘掛け装置を適用した椅子の外観を示す図で、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は平面図である。 (A)は第1実施形態の肘掛け装置を下方から見た斜視図、(B)は固定部と可動部との分離斜視図、(C)は主として高さ調節機構を示すための分離斜視図、(D)はレバーを装着した状態での昇降肘支柱の斜視図、(E)は昇降肘支柱の上端部の斜視図、(F)はレバーと高さ調節用ロッドとの分離斜視図である。 (A)は肘当てとベースと高さ調節用ロッドとの関係を示す下方からの斜視図、(B)は肘支柱の分離斜視図である。 (A)は全体を上から見た分離斜視図、(B)はベースと昇降肘支柱との分離斜視図、(C)は一部の構成部材の分離斜視図である。 (A)全体を下方から見た分離斜視図、(B)は一部の部材を下方から見た分離斜視図、(C)は肘当ての外観を構成する部材の分離斜視図である。 縦断側面図である。 (A)は要部の分離斜視図、(B)はカバー板の斜視図である。 要部の分離斜視図、(B)は前後位置保持手段を示す平面図である。 (A)は肘当ての前後位置保持手段と水平姿勢保持手段とを示すための下方からの斜視図、(B)は前後位置保持手段を示す斜視図である。 (A)は水平姿勢保持手段を示す分離斜視図、(B)は水平姿勢保持手段を示す平面図である。 水平旋回角度規制手段を示す平面図である。
(1).実施形態の概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の肘掛け装置は、オフィスで多用されている回転椅子に装着している。すなわち、椅子は、座1と脚装置2と背もたれ3と後傾自在な背フレーム4とを備えており、背フレーム4に背もたれ3が取付けられている。そして、本実施形態では、肘掛け装置は、背フレーム4の前部に取り付けている。なお、脚装置は複数のキャスタを備えているが、キャスタは1つしか表示していない。
図2(A)(B)に示すとおり、肘掛け装置は、背フレーム4に固定された下固定アーム5と、下固定アーム5の外端に一体に設けた中空の固定肘支柱6と、固定肘支柱6に高さ調節可能に嵌め入れられた可動肘支柱7とを有しており、可動肘支柱7の上端に平面視円形のベース8を固定し、ベース8に、前後長手で可動式の肘当て9が、その長手方向に移動自在でかつ水平旋回自在に取付けられている。
図3に明示するように、可動肘支柱7の外面には、半割り状のスリーブ10が前後から上下動不能で装着されている。また、可動肘支柱7の内部には、シーソー式の高さ調節用ロッド11が配置されている。ロッド11は、中間高さ位置よりもやや下方部位に設けた左右外向きの枢支ピン12を中心にして前後に回動するようになって、下端に係合爪13を後ろ向きに突設しており、係合爪13は、ばね片14によって後ろ向きに付勢されている。
可動肘支柱7の内部には、ロッド11の枢支ピン12が下から嵌まる軸受け部(図示せず)が形成されている。係合爪13は、可動肘支柱7の後ろ壁に形成した長穴を介して、後部のスリーブ10に形成した係合穴15(図3(B)参照)に係脱する。なお、スリーブ10は前後とも同じ形態になっていて方向性を無くしている。
ロッド11の上端には、レバー16が取付けられている。図2(C)(F)のとおり、レバー16の後端部には左右の支軸17を突設しており、左右の支軸17は、可動肘支柱7の上端部内に形成した軸受け部18(図3(D)(E)参照)に、上から嵌め込まれている。従って、レバー16は、支軸17を中心にして上下回動し得る。図2(F)に示すように、ロッド11の上端には左右に突出した支軸17が形成されており、支軸17は、レバー16の下面部に形成したポケット式抱持部20に後ろから嵌め入れられている。
椅子に着座した人がレバー16に指先を当てて上に引くと、ロッド11が枢支ピン12を中心にして回動することにより、ロッド11の下端の係合爪13がスリーブ10の係合穴15から離脱する。これにより、肘当て9を高さ調節することができる。可動肘支柱7の上端部はラッパ状に広がった拡径部7aになっており、この拡径部7aに、レバー16を露出させる切欠き21が上向きに切り開き形成されている。
(2).肘当ての概要
次に、第1実施形態に係る肘当て9の構造を説明する。図4,5に示すように、肘当て9は、外観を構成する前後長手の部材として、肘当て本体24と肘当て上部材25とを有しており、肘当て上部材25にはエラストマー等の軟質材からなるパッド材26を装着している。肘当て本体24は上向きに開口した形態である一方、肘当て上部材25は外周部に下向き壁を設けた浅いトレー状の形態であり、図6に一部を示すように、両者は、係合爪27と係合穴28との係合によって一体に連結されている。
図4,5に示すように、可動肘支柱7の上端には、既述のベース8がビス30で固定されている。この場合、ベース8の下面には、左右側部と後部とに位置した下向きの足部31を一体に設けている一方、可動肘支柱7には、足部31が水平方向から当接可能な受け部32を形成している。足部31は、一対の側片31aを有して底面視コ字形になっており、側片31aの下端部は傾斜部31bになっている。なお、足部31は、角棒状の形態などでもよい。ベース8は、例えば亜鉛ダイキャスト品であり、高い強度を有している。可動肘支柱7は、例えばアルミのダキャスト品である。
ベース8の中央部に円形のボス体33を一体に設けている一方、肘当て本体24の底板には、ボス体33に嵌まる長穴34が肘当て本体24の長手方向に長く形成されており、肘当て本体24は、上カバー板35と下カバー板36とを介してリング板29に上から重なっている。従って、肘当て本体24は、長穴34の全長からボス体33の外径を減じた寸法だけ長手方向に移動自在であり、かつ、ボス体33の軸心回りに水平旋回可能である。
リング板29は、肘当て本体24のスライド及び水平旋回をスムースにするためのものであり、POM樹脂等の樹脂製である。リング板29はベース8に上から重なっており、その一部に、可動肘支柱7に形成した切欠き21に嵌まる下向き縁部29aを下向きに突設している。また、図6に示すように、リング板29に設けた位置決めピン29bが、ベース8に形成された位置決め穴8aに嵌まっている。
肘当て本体24は樹脂製で上向きに開口しており、その内部に、平面視略小判形で上向きに開口したアッパー凹所38を有するスライド補助体37と、スライド補助体37のアッパー凹所38に上から嵌め入れられた姿勢保持体39と、姿勢保持体39の中心穴40に嵌め込まれた筒部42aを有する押さえ部材41とを配置している。スライド補助体37と姿勢保持体39は、請求項に記載した中間部材の一例である。押さえ部材41における筒部42aの上端には、姿勢保持体39を上から覆うフランジ部42bを一体に設けており、ビス43によってボス体33に固定されている。なお、押さえ部材41は樹脂製でもよいが、アルミダイキャスト品やスチール品、焼結合金製品のような金属製とするのが好ましい。
この場合、図4(A)のように、ボス体33の上端に4葉形の(非円形の)の係合突起44を一体に設けている一方、図5(A)に示すように、押さえ部材41には、係合突起44に対して回転不能に嵌まる係合穴45が形成されており、従って、押さえ部材41はボス体33に対して(或いはベース8に対して)回転不能に保持されている。
肘当て本体24はスライド補助体37が上から重なっており、スライド補助体37には姿勢保持体39が上から重なっており、かつ、姿勢保持体39は押さえ部材41のフランジ部42bによって上向き動不能に保持されている。このため、肘当て9は、上向き移動不能に保持されていると共に、既述のとおり、水平旋回自在及び長手方向にスライド自在になっている。
スライド補助体37は、肘当て9の(正確には肘当て本体24の)前後移動をガイドする機能と、肘当て9を任意の前後位置に保持する機能とを有しており、また、姿勢保持体39は、肘当て9を任意の旋回姿勢に保持する機能を有しており、更に、押さえ部材41は、肘当て9の旋回角度を規制する機能を有している。これらは後述する。
(3).指挟み防止構造
既述のとおり、肘当て本体24には、前後スライド(長手方向のスライド)を許容するための長穴34が空いているが、例えば、図7(B)に示すように、肘当て本体24の下面に、下向きリブ47で囲われた下向き凹所48を形成して、この下向き凹所48に、既述の上カバー板35と下カバー板36とが、それぞれ長手方向に相対動し得るように配置されている。従って、上下カバー板35,36の長さは凹所48の長さよりも短くなっており、かつ、上カバー板35は下カバー板36よりも短くなっている。
図7(A)に明示するように、下カバー板36の左右長手側縁には上向きのサイドリブ49aを突設しており、上カバー板35は、左右ガイドリブ49の間に横ずれしない状態で、かつ、長手方向に相対動し得るように配置されている。また、下カバー板36には、上カバー板35が載る縦長リブ49bと、上カバー板35の前後相対動位置を規制するストッパーリブ49cとを形成している。他方、上カバー板35の上面には、肘当て本体24とのスライドをスムースにするための縦長リブ35aを形成している。
上下のカバー板35,36には、肘当て本体24に対して相対動し得るように、長穴50,51が空いている。肘当て本体24の下向きリブ47は、カバー板35,36の左右外側においてリング板29に上から当接している。肘当て本体24の前後スライドに連動して、上下のカバー板35,36がタイミングを変えて移動することにより、肘当て本体24の長穴34を常に塞いでおくことができる。
(4).前後位置保持手段及び前後スライド抵抗付与手段
既述のとおり、肘当て本体24は上向きに開口しており、例えば図8,9に示すように、肘当て本体24の内部に平面視小判形のスライド補助体37が配置されている。スライド補助体37はボス体33に嵌まっているので、肘当て本体24は、スライド補助体37にガイドされてその長手方向にスライドする。また、スライド補助体37と肘当て本体24とは、一緒に水平旋回する。従って、スライド補助体37と肘当て本体24とは、相対回動は不能で相対スライドは自在な関係になっている。
図7~9に示すように(図11も参照)、スライド補助体37の左右長手側面部には、その前後中途部に切欠き53が形成されており、切欠き53に、平面視L形の係合爪54を設けている。係合爪54の先端(自由端)には、肘当て本体24における凹所の内面に向けて突出した係合突起55を形成している。他方、肘当て本体24における凹所の左右内側面には、係合突起55が当接する平面視凹凸形の係合受け部56が、肘当て本体24の長手方向に沿って長く形成されている。
係合突起55は、係合爪54の弾性変形により、係合受け部56の凹所に係脱するが、係合受け部56のピッチは細かいため、肘当て9の前後位置(正確には長手方向の位置)を、殆ど無段階的に調節できる。なお、係合突起55が係合受け部56の凹所に嵌まった状態で、係合突起55は弾性変形していてもよいし、弾性変形していなくてもよい(係合受け部56の突起を乗り越えるときに弾性変形したら足りる。)。
肘当て9の前後位置を所望の位置に保持するためだけなら、係合爪54と係合受け部56とからなる係合手段だけで足りるが、本実施形態では、肘当て9の前後スライドに軽い抵抗を付与するダンパ手段として、図9に明示するように、スライド補助体37と肘当て本体24との間に複数個(4個)の弾性体57を配置している。
弾性体57は、ゴム系又はエラストマー系の弾性素材からなっており、実施形態では円柱状に形成されていて、その軸心を左右水平にした姿勢で、スライド補助体37の下面に形成された保持穴58に嵌め入れられている。従って、肘当て本体24の前後スライドに伴って転動可能である(但し、転動しなくてもよい。)。また、肘当て本体24における凹所の底面には、弾性体57を横ずれ不能に案内する左右一対ずつのガイドリブ59が形成されている。
既述のとおり、スライド補助体37は押さえ部材41によって下向きに押されており、弾性体57は軽く変形した状態になっている。従って、肘当て9を(肘当て本体24を)前後スライドさせると、弾性体57の弾性復元力が、肘当て9の前後動に対して軽い抵抗となって現れる。また、肘当て9のガタ付きも生じない。このため、肘当て9のスライドにしっとりとした動きが付与されて、高級感を醸し出すことができる。
実施形態では弾性体57をスライド補助体37の下面に配置したが、弾性体(ダンパ部材)57は、スライド補助体37の側面に配置してもよい。また、肘当て本体24のうち弾性体57が当接(転動)する部位に、細かいピッチの凹凸(鋸歯状の凹凸や波形の凹凸、ローレット状の粗雑面など)を形成することも可能である。この場合は、弾性体57の滑りが無くなるため、しっとりとした感じの動きをより確実化することができる。
(5).平面視姿勢保持手段
次に、当て9の平面視姿勢保持手段を、主として図9,10を参照して説明する。既述のとおり、スライド補助体37のアッパー凹所38に姿勢保持体39が上から嵌め入れられていて、姿勢保持体39には、押さえ部材41の筒部42aが上から嵌まる中心穴40が空いている。
そして、姿勢保持体39には、中心穴40に向けて幅狭となるように三角形状(或いは台形状)に形成された前後の弾性体収容凹所62と、弾性体収容凹所62と中心穴40とに連通した前後のくびれ状連通部63とが上向きに開口するように形成されており、弾性体収容凹所62にゴム等の弾性体64を嵌め入れ、くびれ状連通部63に、樹脂又は金属からなる平面視小判形の係合体65を嵌め入れている。
他方、押さえ部材41における筒部42aの外周面には、係合体65が弾性的に当接する一対のラック状の凹凸部66を形成しており、係合体65が凹凸部66の1つの溝に嵌まることにより、肘当て9の水平姿勢が一体に保持される。肘当て9に対してある程度の水平旋回力を付与すると、係合体65を弾性体64の弾性力に抗して凹凸部66の溝から離脱させて、肘当て9を任意の姿勢に旋回させることができる。
図10(B)に示すように、姿勢保持体39は、凹凸部66を設けている範囲で水平旋回するが、最大旋回角度θは90度程度になっている。このため、図1(C)に示すように、肘当て9を椅子の内側に大きく寄せることができる。また、任意の水平姿勢で、肘当て9はその長手方向に大きくスライドさせることができる。このため、椅子の使用者が肘を当てる位置の範囲を非常に広くすることができて、使用者の幅広いニーズに応えることができる。
弾性体64と係合体65とは、スライド補助体37と姿勢保持体39とで上下から挟まれている。従って、外れ出ることはない。また、肘当て9の組み立てに当たっては、弾性体64と係合体65とが組み込まれた姿勢保持体39をスライド補助体37に嵌め入れて1つのユニットと成し、このユニットをボス体33に嵌め込んだらよいため、弾性体64と係合体65とが離脱することはなくて、組み立てを能率良く行うことができる。
姿勢保持体39に押さえ部材41を嵌め込んで、姿勢保持体39を上向きに開口した姿勢にして弾性体64と係合体65を嵌め入れ、次いで、スライド補助体37を上から被せてユニット化し、このユニットをひっくり返してからボス体33に嵌め込む、という手順も採用可能である。この場合は、係合体65は離脱不能の状態にユニット化できるため、組み立ての能率向上の点で特に有益であるといえる。
本実施形態では姿勢保持体39を使用したが、姿勢保持体39を使用せずに、弾性体64及び係合体65をスライド補助体37に配置することも可能である。この場合、弾性体64及び係合体65は、アッパー凹所38に配置してもよいし、下向き開口の凹所に配置してもよい。弾性体64及び係合体65を下向き凹所に配置した場合は、アッパー凹所38は、フランジ部42bが収納されるだけの深さでよい。
また、スライド補助体37の側の平面視姿勢保持手段としては、ゴム状の弾性体64に代えてコイルばねを採用したり、弾性手段として板ばねを採用してこれに係合部を一体に形成したり、或いは、凹凸部66に係合する樹脂ばね状の係合部を一体に形成するなど様々な構造を採用できる。
(6).肘当ての旋回角度規制手段
既述のとおり、肘当て9は90度程度の角度範囲で水平旋回させることができるが、本実施形態では、肘当て9の旋回角度規制機能は、押さえ部材41とスライド補助体37とが担っている。この点を、図6及び図11を参照して説明する。
図6に示すように、押さえ部材41のフランジ部42bはスライド補助体37のアッパー凹所38の内部に入り込んでいる。そして、図11に明示するように、スライド補助体37のアッパー凹所38は平行な左右の長手側面38aを有しているが、押さえ部材41のフランジ部42bに、アッパー凹所38の長手側面38aが当接する一対のストッパー部67を形成している。従って、本実施形態では、アッパー凹所38の長手側面38aがストッパー受け部になっている。
ストッパー部67は直交した2つの当接面67a,67bを持っているので、図12のとおり、スライド補助体37を左に旋回させきった状態でも、右に旋回させきった状態でも、アッパー凹所38の左右の長手側面38aがストッパー部67に当接する。このため、押さえ部材41に作用する負担を軽減して、高い耐久性を確保できる。
肘当て本体24とスライド補助体37と姿勢保持体39とは押さえ部材41で上向き抜け不能に保持されているが、図6に示すように、押さえ部材41における筒部42aの下端に真円形の小径部42cを形成する一方、スライド補助体47の内周部には、押さえ部材41の小径部42cときっちり嵌まり合う真円形の段部37aを形成しており、小径部42cと段部37aとの嵌まり合いにより、肘当て9がガタ付きなく水平旋回されるように設定している。
また、押さえ部材41をビス43でボス体33に固定した状態で、肘当て本体24が軽い力でスライドし得るように、スライド補助体37は、筒部42aによって軽く押された状態か又は摩擦がない状態に保持されている(弾性体57が肘当て本体24とスライド補助体37との間に介在しているため、筒部42aとスライド補助体37との間に上下方向のクリアランスが僅かにあっても、肘当て本体24がガタ付くことはない。)。
押さえ部材41のフランジ部42bと姿勢保持体39との関係については、両者の間に僅かのクリアランスを設けるのが好ましいと云える。弾性体64によって姿勢保持体39がフランジ部42bに対して軽く押されるように設定しておくと、姿勢保持体39のガタ付きを生じることなく、肘当て9を軽快に旋回させることができる。
本実施形態では、肘当て9の前後位置保持機能はスライド補助体37と肘当て本体24とが担い、肘当て9の姿勢保持機能は姿勢保持体39と押さえ部材41とが担い、旋回角度規制機能は押さえ部材41とスライド補助体36とが担っている。また、肘当て本体24をガタ付きなく旋回させる機能は、押さえ部材41とスライド補助体37とが担っている。このように、各機能が、高さを変えて異なる組み合わせによって確保されているため、各機能を確実化できると共に、部材の設計の自由性が高まって高い強度を確保できる。
また、本実施形態の特徴として、スライド補助体37に姿勢保持体39を上から嵌め入れている点があるが、この構成により、既述のとおり各部材を1つにユニットして、肘掛け装置の組み立てを容易化できる。
実施形態のように、係合体65を小判形に形成すると、特許文献1のような円柱式の係止ピンを採用した場合に比べて、係合体65はくびれ状連通部63に外れにくい状態にセットできる。このため、組み立ての手間を軽減できる。また、係合体65はその長手方向にスライドするため、係合受け部56の溝に対する嵌合状態を確実化して、姿勢保持機能も向上できる。
実施形態では、押さえ部材41のストッパー部67をスライド補助体37のアッパー凹所38に当てて旋回角度規制を行ったが、姿勢保持体39に、ストッパー部67が当たる突起等を設けて、押さえ部材41と姿勢保持体39とによって旋回角度規制を行うことも可能である。或いは、スライド補助体37に上向きのストッパー受け部を一対設けて、これにストッパー部を当てることも可能である。
本願発明は、他にも様々に具体化できる。例えば、実施形態の肘掛け装置は肘当てを高さ調節できるようになっているが、肘当ては水平動のみして高さは固定されていてもよい。肘当ては、水平旋回のみするタイプであってもよい。水平旋回のみするタイプでは、肘当て本体にアッパー凹所を形成したらよい。実施形態では、肘当ては前後に長い平面視長方形状になっているが、肘当ては、円形や楕円形、涙滴形など、様々な形状を採用できる。
本願発明は、実際に肘掛け装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。
4 椅子の背フレーム
8 ベース
24 肘当て本体
25 肘当て上部材
33 ボス体
34 肘当て本体の長穴
37 中間部材としてのスライド補助体
37a 段部
38 アッパー凹所
38a ストッパー受け部とする長手内側面
39 中間部材としての姿勢保持体
41 押さえ部材
42a 筒部
42b フランジ部
42c 小径部
64 平面視姿勢保持手段を構成する弾性体
65 平面視姿勢保持手段を構成する係合体
66 平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部
67 旋回角度規制手段を構成するストッパー部

Claims (5)

  1. 肘支柱の上端に設けたベースと、前記ベースに取り付けた肘当てと、を備え、
    前記ベースは上向きに突出した円形のボス体を有している一方、
    前記肘当ては、前記ボス体に水平旋回自在に嵌まった肘当て本体と、前記肘当て本体を上から覆う肘当て上部材とを有しており、
    前記肘当て本体は、前記ボス体に水平旋回不能で抜け不能に保持された押さえ部材により、前記肘当て本体と一体に水平旋回する中間部材を介して、前記ボス体から抜け不能に保持されている、という構成であって、
    前記中間部材は、前記ボス体が下方から挿入される円形の貫通穴と、前記貫通穴の外側に位置して当該貫通穴と連通した真円形の段部と、を有し、
    前記押さえ部材は、前記中間部材に嵌入する筒部と、前記筒部の上端に一体に設けたフランジ部とを有して、前記筒部の下端部に、前記中間部材の段部にガタ付きなく嵌まり合う真円形の小径部が形成されており、
    前記押さえ部材の筒部と前記中間部材とに、前記肘当てが弾性に抗して水平旋回することを許容しつつ前記肘当てを所望の平面視姿勢に保持する平面視姿勢保持手段が設けられ、
    前記押さえ部材のフランジ部と前記中間部材とに、前記肘当ての最大旋回角度を規制する旋回角度規制手段が設けられて、
    前記押さえ部材の小径部と前記中間部材の段部とがガタ付きなく嵌まり合っていることにより、前記肘当ては、前記ボス体に対する前記押さえ部材における筒部と前記中間部材との嵌まり合いを介してガタ付きなく水平旋回するようになっている、
    肘掛け装置。
  2. 前記押さえ部材における筒部の外周に、前記平面視姿勢保持手段を構成する凹凸部が周方向に広がるように形成されている一方、
    記中間部材には、前記平面視姿勢保持手段として、前記凹凸部に当接する係合体が弾性的に付勢された状態で設けられている、
    請求項1に記載した肘掛け装置
  3. 前記押さえ部材のフランジ部に、前記旋回角度規制手段として、平面視で前記中間部材に重なった状態で軸心から遠ざかる方向に突出したストッパー部を形成している一方、
    記中間部材に、前記旋回角度規制手段として、前記ストッパー部が当たって前記押さえ部材の水平旋回を規制する一対のストッパー受け部が形成されている、請求項1又は2に記載した肘掛け装置。
  4. 記中間部材には、前記押さえ部材のフランジ部が入り込んだ上向き開口のアッパー凹所が形成されており、前記アッパー凹所に、前記係合体とこれを付勢する弾性体とが配置されており、かつ、前記アッパー凹所のうち前記一対のストッパーの旋回方向と対向した一対の内側面が前記ストッパー受け部になっている、
    請求項2又は3に記載した肘掛け装置。
  5. 前記肘当て本体には、前記中間部材として、前記肘当て本体と相対的にスライド自在なスライド補助体を重ね配置しており、
    前記スライド補助体に前記アッパー凹所が形成されていて、前記アッパー凹所に、下向きに開口しかつ前記押さえ部材の筒部が貫通した中心穴を有する姿勢保持体が配置されており、前記姿勢保持体の下向き開口凹所に、前記係合体と弾性体とが収納されている、
    請求項4に記載した肘掛け装置。
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